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冬の底Ⅱ

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 画は ピエール=オーギュスト ルノワール

 Pierre - Augustê   Renoir

 1841~1919 / フランス / 印象派          作


  「Skaters_in_the_bois_de_boulogne」 です。


☆曇り。

クラシック好きの 酔いどれです、

◆https://www.chosyu-journal.jp/review/20046
長周新聞  2021年1月26日 
◎『ベートーヴェン 音楽の革命は いかに 成し遂げられたか』 著・中野雄 



2020年はルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンの 生誕250年

にあたる年だった。ベートーヴェンは、交響曲、ピアノ協奏曲、弦楽四重奏曲、

ピアノ三重奏曲、ピアノ・ソナタ、ヴァイオリン・ソナタ、チェロ・ソナタという、

手掛けたほぼすべてのジャンルで傑作を生み出し、近代音楽に革命を

もたらした作曲家といわれる。

本書は音楽プロデューサーの著者が、その生涯を、創作した作品とともに

年代を追って紹介している。


ベートーヴェンは1770年12月17日頃、現在のドイツのボンで生まれた。

祖父はボンの宮廷楽団の楽長、父は同じく楽団のテノール歌手。

彼は12歳で宮廷オルガニストの助手となり作曲も始めるが、

卓越したピアノ演奏技術と 即興演奏の巧みさで一躍時代の寵児となった。

その演奏は、モーツァルトが楽器の能力の範囲内で 優雅な演奏をしていた

のと対照的に、しばしばピアノの弦を強度の打鍵で切断したり、

フレームを壊したりと、当時の楽器の持つ性能を はるかにこえていたという。


当時のヨーロッパは、王権を絶対視する 絶対王制時代の末期 だった。

そしてボンは、神聖ローマ皇帝の選挙に 独占的な関与権を持つ7人の諸侯

のうちの1人、ケルン大司教 が支配していた。

社会は封建的な身分制社会であり、広大な所領・財産と政治的特権を持つ貴族が、

生産活動には参加せず、観劇や音楽鑑賞にふける毎日を送っており、

音楽家は宮廷劇場などのお抱えで、身分は召使い並だった。

音楽は雇い主の注文でその都度作曲され、その多くが使い捨てで、

芸術作品として後世に残すものとは 考えられていなかった。


そのなかで著者は、音楽を、王侯・貴族や富裕層のなぐさみものや

キリスト教布教のための道具 から解放し、万人のための芸術作品にまで高めた

ことこそ、ベートーヴェンの最大の功績だとのべている。

その方向へベートーヴェンを駆り立てた起爆剤として、

著者は三点を指摘する。

第一は、イギリスで生まれた 産業革命であり、

第二に、イギリスに生まれフランスやドイツに普及した啓蒙思想

(教会の権威などあらゆる旧習を批判し、人間的合理的自然主義的な理性

にもとづく新しい文化の形成をめざす)であり、

第三に、絶対王制と貴族社会にとどめを刺した フランス革命である。


そのことにまつわる有名なエピソードとして、交響曲第三番「英雄」に

まつわる物語を紹介している。

フランス革命は、王制を廃止し、貴族などの封建的特権も撤廃して

共和制を打ち立てた。そしてナポレオン・ボナパルトが第一統領に就任した。

ベートーヴェンはそれを聞いておおいに喜び、新しい交響曲の表題を

「ボナパルト」とした。だがその後、ナポレオンが皇帝に即位し

イギリスに宣戦布告したとき、ベートーヴェンは

「今や彼は人間のあらゆる権利を踏みにじり、自分の野心だけを満たそう

とするだろう。彼は他の人たちの上に立つことで得意になり、暴君となるだろう」

といって、その表題を 破り捨てた。


そしてこのような立場は、ベートーヴェンの作曲の姿勢の中に貫かれていく

ことが本書を読むとわかる。

バッハやヘンデルの作品には声楽をともなう宗教音楽が多いし、

ハイドンやモーツァルトの作品にも声楽が多いが、

音楽の主体を 声楽から器楽に転換した 最初の作曲家が ベートーヴェンだった。

著者は「ベートーヴェンの音楽の最大の特徴=器楽 という音楽で

人間の “理想と意志” を表現する という人類史上最初の試み」とのべている。

また、貴族や宗教関係者の興味の中心は 独唱や独奏にあり、

交響曲は添え物に過ぎなかったが、彼は交響曲をコンサートの中心に据え、

音楽を貴族階級の娯楽から 万人が鑑賞するものに変えた。

今まで少数の貴族に独占されていたコンサートやオペラが、

市民階級が聞いて楽しむ 公開された演奏会にかわっていった

という事情が背景にある。

そのほか、「『ヴァイオリン協奏曲 ニ長調』では、管弦楽はいわゆる

“伴奏” ではなく、独自の楽想を持って、独奏ヴァイオリンと対話する

ように作曲され、独奏ヴァイオリンはオーケストラの奏でる楽想をよく聴き、

理解したうえで演奏することが求められるという新機軸を打ち出した」とか、

「交響曲第五番『運命』や 交響曲第九番には、苦悩との闘争を経て勝利に至る

という彼の根本的創作理念が表明されている」などの著者の指摘は興味深い。

ベートーヴェンは、「月光」「田園」「英雄」を作曲した30歳前後から、

音楽家にとって致命傷ともいえる難聴に苦しみ、晩年には聴力を完全に失った。

それでも自分が書いた楽譜をヴァイオリン奏者が演奏する前で、

部屋の隅にうずくまり、ただ緊張した注意力でその弓使いを目で追い、

テンポやリズムのいささかの乱れにも 注意して書き直していったという。


モーツァルトは孤独死し、亡骸は見送る人もなく共同墓地に埋められた。

ウィーンには晩年の彼の作品を受け入れるべき市民階級が育っていなかった。

しかし、わずか数十年後のベートーヴェンの葬儀には 2万人もの人々が参加した。

そこに、これまでベートーヴェンと関わりのあった貴族の名は一人もなかったという。


その音楽が 250年たってもまったく古くならないのは、

こうした時代の大きな転換期にあって、人間にとって よりよい社会を

芸術家でしかできないやり方で 追求し続ける、その燃えるような魂が

結晶しているからではないか。 それは今の時代のわれわれに、

どのように生きるか を問うていると思う。     


▼https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2021/01/
 ac33733bac9654cf03d8b177c8e9b816-306x400.jpg

 (文春新書、223ページ、定価820円+税)


Renoir、二枚目、



「 Woman under a Tree, 1882」です。


脳筋・オリンピック どころでは ないわなぁ、

◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-be69b7.html
植草一秀の『知られざる真実』
2021年1月26日 (火)
◎東京五輪中止決定権は 主権者国民にある


五輪は 誰のもの。

五輪は 政治権力の私有物でない。

スポンサー企業の 私有物でもない。

アスリートの 私有物でもない。

五輪は 国民のもの。

なぜなら五輪開催費用を負担するのが 主権者である国民だからだ。

東京五輪は「コンパクトな五輪」として 招致活動が行われた。

1990年以降、日本経済は 長期停滞を続けてきた。

しかし、これもウソ。

ウソで塗り固められた 「悪魔の 五輪」。

2012年12月に第2次安倍内閣が発足して自称「アベノミクス」が

展開されたが結果は無残なものになった。

2013年1~3月期以降の日本の実質GDP成長率

(季節調整済、前期比年率、%)の単純平均値は +0.4%。

東日本大震災、フクシマ原発事故が発生して日本経済が暗闇に包まれた

民主党政権時代でも 実質GDP成長率単純平均値は +1.6%だった。

アベノミクス下の日本経済がいかに悲惨な状況であったのかを

示す客観的データだ。

人々の暮らしに直結する最重要の経済指標は 一人当たり実質賃金。

一人当たり実質賃金は2013年7月から2020年7月までの7年間で

8%も減少した。

日本は主要国で最悪の 賃金減少国になった。

多くの中間層が 下流に押し流された。


国税庁の民間給与実態調査によると、1年を通じて働いた給与所得者の

21%が年収200万円以下、55%が年収400万円以下である。

格差は拡大し、市民は 日本経済の長期停滞にあえいできた。

安倍内閣、菅内閣が推進する労働市場の規制改変は、

大資本の 労働コスト削減要請 に応えるもの。

「働き方改革」ではなく 「働かせ方 改悪」 が推進された。

  長時間残業の 合法化

  定額残業させ放題プラン労働 の拡張

  低賃金外国人労働力の 輸入拡大

  正規・非正規格差の 温存

  解雇の 自由化

などの措置が推進されてきた。

働く市民にとって何よりも重要なことは、

時間当たり賃金の増大と 雇用の安定だ。

しかし、最低賃金の引き上げは ほとんど行われていない。

最低賃金を全国一律で1500円に定めれば、年間2000時間労働なら

年収300万円が保障される。

現在の最低賃金は 792円(/1時間)。

2000時間働いても 年収は158万4000円にしかならない。


さらに庶民の生活を圧迫しているのが 消費税大増税。

所得税は所得の少ない個人の課税額がゼロになるが 消費税は違う。

所得の少ない人は 収入の全額を消費に充てざるを得ない。

そこから根こそぎ10%のお金が 巻き上げられる。

10億の収入がある人が1年に1億円消費するとき、

収入に対する税負担率は1%になる。

庶民を苦しめ、富裕者に極めて優しいのが 消費税の特徴だ。

1989年の消費税導入以降、消費税で400兆円のお金が

巻き上げられた。

その一方で法人税が300兆円、所得税が275兆円減免された。

消費税収のすべてが 富裕層と大企業の減税に回された事実

を多くの国民が知らない。


菅内閣の感染拡大推進策によって コロナ感染が爆発した。

多くの庶民が、コロナに感染しても入院も宿泊療養施設での保護もされず、

放置され、死に至らしめられている。

7月までに コロナが収束する可能性はゼロ。

主権者である国民の 8割以上が2021年の五輪開催に反対している。

日本が国民主権の国であるなら、五輪についての結論は 確定している。

米国もバイデン政権が誕生して コロナ感染抑止を最優先課題に位置付けた。

米国は 五輪に参加しないと思われる。

速やかに五輪開催中止の決定 を行うべきだ。


Renoir、三枚目、



「Landscape with female bathers」 です。


支那の過大評価は 連中を 利するのみ、

◆http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52061310.html
日本や世界や宇宙の動向  2021年01月26日
◎1/26-その3 メイカさんからの 続報


習近平のやり方は 毛沢東と全く同じですねえ。

自分の政敵の部隊を送り込み 戦わせるつもりです。

南シナ海、台湾、尖閣諸島、チベット、ウイグルなどに

派遣された部隊はみな 習近平の政敵だそうです。

やり方が本当に汚いですね。 これで想像できるのは、

これらの地域に派遣された人民解放軍は 

本気で戦うことなどできませんね。

彼らは習近平のために命を落としたくないでしょう。



メイカさんによると:

  ・アフリカのタンザニア政府が
   中国製ワクチンを購入し国民に接種したところ、
   約50人が死亡した。 
   タンザニア政府はこのことを世界に向かって
   発表したかったが、中国大使からの圧力で
   報道ができない。タンザニアの中国人労働者100人が
   無料で中国製ワクチンを接種したが、
   3人が大きな声で叫び苦しみながら死亡した。
   中国政府は無料で中国製ワクチンを接種させているが、
   中国では死刑囚を銃殺する前に
   銃弾の費用を家族に支払わせているくらいなのに、
   無料で中国製ワクチンを接種させるのは怪しい。

  ・昨日、日本のマスコミは、習近平が国際会議で
   演説したとして習近平の映像を流したが、
   これは昨年の習近平の映像だった。
   中国国内では習近平の最近の映像は
   流されていない。中国共産党の内紛が激化しており、
   昨年末から現在まで習近平は表に出ていない。

  ・チベット、ウイグル、南シナ海、尖閣諸島の
   人民解放軍部隊(国境線 部隊)の給料を40%上げた。
   今、中国共産党、人民解放軍内部が
   非常に不安定になっている。
   中国の15機の戦闘機が台湾の領空侵犯した。
   軍隊内部に、習近平派、江沢民派と曽慶紅派、
   大岐山派、胡錦涛派がいるが、
   曽慶紅派は「台湾と戦う気はない。台湾と戦うと
   中国と共産党は 崩壊する。」と言っている。
   胡錦涛派も同じ。
   習近平は歴史に名を遺すためと
   内部の問題から外に目を向けさせるために
   台湾を攻撃したい。
   習近平は、毛沢東のやり方と同じで、
   政敵の部隊を最前線に配置させ
   戦わせて死亡させるつもり。
   退役軍人が不満を感じている。
   彼らを最前線に配置させる。
   最前線に置かれる部隊は 習近平の政敵ばかり。
   私服の米軍部隊が台湾にいる。
   レーダーを守るために1万人の米軍部隊が
   台湾に駐留している。それなのに習近平はわざわざ
   人民解放軍部隊を台湾に派遣し戦わせようとしている。
   しかしこの部隊は習近平の政敵ばかり。
   中国は一人っ子が多いため
   多くの兵士は最前線に行きたくないと思っている。
   彼らは給料が増えても 最前線には行きたくない。
   以前、チベットの国境沿いに派遣された
   人民解放軍部隊は行きたくないと大泣きしていた。
   人民解放軍は習近平に爆発寸前。

  ・2021年1月18日、人工衛星の映像でわかった
   こととして、インドと中国の(ヒマラヤの)国境線で
   中国が占領した一部地区に住宅がたくさん建っていた。
   1980年から中国政府はここに人民解放軍の住宅を
   たくさん建設した。しかしそこには誰も住んでいない。
   中国がインドの領土に住宅を建てて領土を略奪した。

  ・吉林省では30万人が食糧、水、薬もない状態。
   武漢肺炎で封鎖されている。
   封鎖された後、食料が運ばれなくなった。
   昨年は1日2、3回食料が運び込まれたが
   今年はそれがない。彼らは死ぬのを 待っているだけ。



(4) 中国ワクチン・アフリカで死者  /

中国軍・兵士の給料 4割アップの背景  /

中印国境に中国が住宅建設

#中国ワクチン#人民解放軍#中印紛争 - YouTube



支那には 「督戦隊」という部隊があるw  

前線部隊の 後に控える、攻撃命令に 躊躇したら 後から 仲間に打たれるw


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