画は 歌川 國貞 (三代豊國)
天明6年(1786年) ~ 元治元年(1865年)
号は、香蝶楼・一雄齋・五渡亭など 作
「雛女夫 桃の細眉 ひなめをと もものほそまゆ」です。
☆曇り、雪一服、桃の節供・雛祭り。
軍事的には、ユダ米よりロシアのほうが強い、
◆https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201803020000/
櫻井ジャーナル 2018.03.02
◎米軍がシリアで 軍事的な緊張を高める中、
ロシアは 最新兵器を投入して警告
ロシアの安全保障会議によると、シリアの北部に
アメリカ軍は 20カ所に軍事基地を建設したという。
これまで14カ所、そのうち12カ所は北部、2カ所は南部だとされていた。
新たに基地を建設したのか、前からあったのかは不明だが、
いずれにしろ シリア政府が承認したわけでない。
シリアを含め、中東で アメリカは侵略、破壊、殺戮、略奪。
ヨーロッパで ロシアとの国境沿いにミサイルを配備、
日本や韓国でも 同じことをしている。
本ブログでは何度も書いているように、
アメリカの好戦派に属す ネオコンは 1991年の段階で
イラク、シリア、イランを殲滅するつもりだった。
2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターと
バージニア州アーリントンの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が
攻撃されてから10日ほどのち、
ウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官は
ペンタゴンで 攻撃予定を知らされたという。
まずイラク、ついでシリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、
そして最後にイランだ。
アメリカ軍はすでにシリア政府軍だけでなくロシア軍も攻撃している。
例えば昨年(2017年)9月17日にデリゾールでアメリカ主導の連合軍が
F-16戦闘機2機とA-10対地攻撃機2機で シリア政府軍を攻撃、
80名以上の政府軍兵士を殺した。
9月20日にはイドリブの州都に入ってパトロールしていた
ロシア軍憲兵29名の部隊を アル・カイダ系のアル・ヌスラが
戦車なども使って攻撃、包囲するという出来事があった。
その作戦はアメリカの情報機関/特殊部隊が指揮していたと言われている。
戦闘は数時間続き、その間にロシア軍の特殊部隊スペツナズが
救援に駆けつけ、Su-25も空爆、
反政府軍の部隊は全滅、その戦闘員約850名が死亡したと伝えられている。
9月24日にはロシア軍事顧問団を率いるバレリー・アサポフ中将と
ふたりの大佐がダーイッシュの砲撃で死亡しているが、
中将らがいる正確な場所がアメリカ側から伝えられていた可能性が高い。
それに対し、10月31日には地中海にいるロシア軍の潜水艦から発射された
ミサイルがデリゾールにあったダーイッシュの拠点を攻撃、破壊したという。
今年1月6日には地中海に面した場所にあるロシア軍のフメイミム空軍基地と
タルトゥースにある海軍施設へ
13機の無人機(ドローン)が攻撃のために接近、そのうち7機は
ロシア軍の短距離防空システムのパーンツィリ-S1で撃墜され、
残りの6機は電子戦兵器で無力化されている。
13機のドローンは100キロメートルほど離れた場所から飛び立ち、
GPSと気圧計を利用して事前にプログラムされた攻撃目標までのコースを
自力で飛行、しかもジャミングされないような仕組みになっていた。
背後に高度の技術を持つ国が存在していることを強く示唆している。
攻撃の際、目標になったフメイミム空軍基地とタルトゥースの海軍施設の
中間地点をアメリカの哨戒機P-8A ポセイドンが飛行していたこともあり、
この攻撃はアメリカ軍、あるいはCIAによるものだと見られている。
そして2月3日にロシア軍機Su-25が撃墜された。
2月7日にはアメリカ中央軍が主導する部隊がデリゾール近くの油田地帯で
シリア政府側の戦闘集団を空爆して死者数十名、
そのうちロシア国籍の傭兵が5名程度だと見られている。
アメリが側は「反撃」だとしているが、状況から見て
親シリア政府勢力からの攻撃はなかったようだ。
アメリカ側はロシア軍に属さないロシア人傭兵を、おそらく意図的に殺した。
そうした中、2月25日にロシア軍の地上部隊が
東ゴータへ シリア政府軍と一緒に入ったとも伝えられている。
東ゴータからダマスカスのロシア大使館へ向かって砲撃が毎日ある。
攻撃しているのはアメリカを後ろ盾とする武装勢力のようだ。
ロシアのウラジミル・プーチン大統領はその攻撃について、
いつまでも許すことはないと語っている。
東ゴータへ入ったロシア軍が何らかの軍事作戦を展開するかもしれない。
ロシアの正規軍が入ったとなると、アメリカ軍は手を出しにくい。
もし攻撃すれば米露の軍事衝突に発展する可能性があるからだ。
軍事衝突した場合、アメリカは勝てそうもない。
シリアに建設されたアメリカ軍の基地はロシアのミサイルにとって
格好のターゲットだろう。
すでにシリアでは少なくとも4機のステルス戦闘機Su-57が目撃されている。
アメリカ側が実戦配備はまだ先だと考えていた戦闘機だ。
また防空システムの強化が進み、中長距離用のS-300やS-400だけでなく、
短距離用のパーンツィリ-S1を配備している。
それ以外にも相当量の武器/兵器をロシアはシリアへ運んでいるようだ。
プーチン大統領は ロシアやその友好国が存亡の機を招くような攻撃
を受けた場合、マッハ20で飛行する 大陸間ミサイルRS-26ルビエシュ
等で反撃すると警告している。
このミサイルもアメリカは実戦配備をかなり先だと推測していた。
理由はわからないが、プーチン大統領はかなり怒っている。
以前にもロシアは 海底1万メートルを時速185キロメートルで航行、
射程距離は1万キロに達する遠隔操作が可能な魚雷の存在をリークして警告した
ことがある。
2015年10月5日にはカスピ海の艦船から26基のカリブル巡航ミサイルを発射、
全てのミサイルを約1500キロメートル離れた場所にあるターゲットに
2.5メートル以内の誤差で命中させ、アメリカを驚かせたりもした。
ロシアでは今年3月18日に大統領選挙があり、
6月14日から7月15日にかけては サッカーのワールドカップが開催される。
追い詰められているアメリカはこのタイミングで
何かを仕掛けてくる可能性があると 懸念されている。
中東は風雲急を告げる動きがある。
そうした中、サウジアラビアのモハメド・ビン・サルマン皇太子が
3月19日から22日までアメリカを訪問する。
☆https://www.thenational.ae/world/mena/exclusive-saudi-crown-prince-
to-visit-washington-on-march-19-1.708644
予想外の展開があり、それについて協議するつもりなのかもしれない。
サウジアラビアがイランを攻撃した場合、
ロシアはサウジアラビアを壊滅させる可能性がある。
シリアやイランに対する攻撃はロシア侵略の一環だとみているのだろう。
本ブログもそう考えている。
◆https://jp.sputniknews.com/video/201803024633664/
Sputnik 2018年03月02日
◎プーチン大統領 最新兵器の実験成功を明らかに
プーチン大統領は議会への教書の中で
新兵器の実験が成功した ことを明らかにした。
プーチン大統領は1日、連邦議会への教書で
世界に類のない最新兵器について明らかにした。
最新兵器とは、ミサイル複合体「サルマト」、潜水ドローン、
原子力推進型巡航ミサイル、航空ミサイル複合体「キンジャール」、
レーザー超音速兵器 を指している。
兵器については映像とコンピューターグラフィックによる
機能説明のビデオが公開された。
▼https://jp.sputniknews.com/images/463/13/4631320.jpg
クレムリンで開かれた平昌(ピョンチャン)五輪メダリストへの
勲章授与式のあと、記念撮影に臨むロシアのプーチン大統領と
フィギュアスケート女子のアリーナ・ザギトワ、
エフゲニア・メドベージェワ両選手
天明6年(1786年) ~ 元治元年(1865年)
号は、香蝶楼・一雄齋・五渡亭など 作
「雛女夫 桃の細眉 ひなめをと もものほそまゆ」です。
☆曇り、雪一服、桃の節供・雛祭り。
軍事的には、ユダ米よりロシアのほうが強い、
◆https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201803020000/
櫻井ジャーナル 2018.03.02
◎米軍がシリアで 軍事的な緊張を高める中、
ロシアは 最新兵器を投入して警告
ロシアの安全保障会議によると、シリアの北部に
アメリカ軍は 20カ所に軍事基地を建設したという。
これまで14カ所、そのうち12カ所は北部、2カ所は南部だとされていた。
新たに基地を建設したのか、前からあったのかは不明だが、
いずれにしろ シリア政府が承認したわけでない。
シリアを含め、中東で アメリカは侵略、破壊、殺戮、略奪。
ヨーロッパで ロシアとの国境沿いにミサイルを配備、
日本や韓国でも 同じことをしている。
本ブログでは何度も書いているように、
アメリカの好戦派に属す ネオコンは 1991年の段階で
イラク、シリア、イランを殲滅するつもりだった。
2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターと
バージニア州アーリントンの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が
攻撃されてから10日ほどのち、
ウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官は
ペンタゴンで 攻撃予定を知らされたという。
まずイラク、ついでシリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、
そして最後にイランだ。
アメリカ軍はすでにシリア政府軍だけでなくロシア軍も攻撃している。
例えば昨年(2017年)9月17日にデリゾールでアメリカ主導の連合軍が
F-16戦闘機2機とA-10対地攻撃機2機で シリア政府軍を攻撃、
80名以上の政府軍兵士を殺した。
9月20日にはイドリブの州都に入ってパトロールしていた
ロシア軍憲兵29名の部隊を アル・カイダ系のアル・ヌスラが
戦車なども使って攻撃、包囲するという出来事があった。
その作戦はアメリカの情報機関/特殊部隊が指揮していたと言われている。
戦闘は数時間続き、その間にロシア軍の特殊部隊スペツナズが
救援に駆けつけ、Su-25も空爆、
反政府軍の部隊は全滅、その戦闘員約850名が死亡したと伝えられている。
9月24日にはロシア軍事顧問団を率いるバレリー・アサポフ中将と
ふたりの大佐がダーイッシュの砲撃で死亡しているが、
中将らがいる正確な場所がアメリカ側から伝えられていた可能性が高い。
それに対し、10月31日には地中海にいるロシア軍の潜水艦から発射された
ミサイルがデリゾールにあったダーイッシュの拠点を攻撃、破壊したという。
今年1月6日には地中海に面した場所にあるロシア軍のフメイミム空軍基地と
タルトゥースにある海軍施設へ
13機の無人機(ドローン)が攻撃のために接近、そのうち7機は
ロシア軍の短距離防空システムのパーンツィリ-S1で撃墜され、
残りの6機は電子戦兵器で無力化されている。
13機のドローンは100キロメートルほど離れた場所から飛び立ち、
GPSと気圧計を利用して事前にプログラムされた攻撃目標までのコースを
自力で飛行、しかもジャミングされないような仕組みになっていた。
背後に高度の技術を持つ国が存在していることを強く示唆している。
攻撃の際、目標になったフメイミム空軍基地とタルトゥースの海軍施設の
中間地点をアメリカの哨戒機P-8A ポセイドンが飛行していたこともあり、
この攻撃はアメリカ軍、あるいはCIAによるものだと見られている。
そして2月3日にロシア軍機Su-25が撃墜された。
2月7日にはアメリカ中央軍が主導する部隊がデリゾール近くの油田地帯で
シリア政府側の戦闘集団を空爆して死者数十名、
そのうちロシア国籍の傭兵が5名程度だと見られている。
アメリが側は「反撃」だとしているが、状況から見て
親シリア政府勢力からの攻撃はなかったようだ。
アメリカ側はロシア軍に属さないロシア人傭兵を、おそらく意図的に殺した。
そうした中、2月25日にロシア軍の地上部隊が
東ゴータへ シリア政府軍と一緒に入ったとも伝えられている。
東ゴータからダマスカスのロシア大使館へ向かって砲撃が毎日ある。
攻撃しているのはアメリカを後ろ盾とする武装勢力のようだ。
ロシアのウラジミル・プーチン大統領はその攻撃について、
いつまでも許すことはないと語っている。
東ゴータへ入ったロシア軍が何らかの軍事作戦を展開するかもしれない。
ロシアの正規軍が入ったとなると、アメリカ軍は手を出しにくい。
もし攻撃すれば米露の軍事衝突に発展する可能性があるからだ。
軍事衝突した場合、アメリカは勝てそうもない。
シリアに建設されたアメリカ軍の基地はロシアのミサイルにとって
格好のターゲットだろう。
すでにシリアでは少なくとも4機のステルス戦闘機Su-57が目撃されている。
アメリカ側が実戦配備はまだ先だと考えていた戦闘機だ。
また防空システムの強化が進み、中長距離用のS-300やS-400だけでなく、
短距離用のパーンツィリ-S1を配備している。
それ以外にも相当量の武器/兵器をロシアはシリアへ運んでいるようだ。
プーチン大統領は ロシアやその友好国が存亡の機を招くような攻撃
を受けた場合、マッハ20で飛行する 大陸間ミサイルRS-26ルビエシュ
等で反撃すると警告している。
このミサイルもアメリカは実戦配備をかなり先だと推測していた。
理由はわからないが、プーチン大統領はかなり怒っている。
以前にもロシアは 海底1万メートルを時速185キロメートルで航行、
射程距離は1万キロに達する遠隔操作が可能な魚雷の存在をリークして警告した
ことがある。
2015年10月5日にはカスピ海の艦船から26基のカリブル巡航ミサイルを発射、
全てのミサイルを約1500キロメートル離れた場所にあるターゲットに
2.5メートル以内の誤差で命中させ、アメリカを驚かせたりもした。
ロシアでは今年3月18日に大統領選挙があり、
6月14日から7月15日にかけては サッカーのワールドカップが開催される。
追い詰められているアメリカはこのタイミングで
何かを仕掛けてくる可能性があると 懸念されている。
中東は風雲急を告げる動きがある。
そうした中、サウジアラビアのモハメド・ビン・サルマン皇太子が
3月19日から22日までアメリカを訪問する。
☆https://www.thenational.ae/world/mena/exclusive-saudi-crown-prince-
to-visit-washington-on-march-19-1.708644
予想外の展開があり、それについて協議するつもりなのかもしれない。
サウジアラビアがイランを攻撃した場合、
ロシアはサウジアラビアを壊滅させる可能性がある。
シリアやイランに対する攻撃はロシア侵略の一環だとみているのだろう。
本ブログもそう考えている。
◆https://jp.sputniknews.com/video/201803024633664/
Sputnik 2018年03月02日
◎プーチン大統領 最新兵器の実験成功を明らかに
プーチン大統領は議会への教書の中で
新兵器の実験が成功した ことを明らかにした。
プーチン大統領は1日、連邦議会への教書で
世界に類のない最新兵器について明らかにした。
最新兵器とは、ミサイル複合体「サルマト」、潜水ドローン、
原子力推進型巡航ミサイル、航空ミサイル複合体「キンジャール」、
レーザー超音速兵器 を指している。
兵器については映像とコンピューターグラフィックによる
機能説明のビデオが公開された。
▼https://jp.sputniknews.com/images/463/13/4631320.jpg
クレムリンで開かれた平昌(ピョンチャン)五輪メダリストへの
勲章授与式のあと、記念撮影に臨むロシアのプーチン大統領と
フィギュアスケート女子のアリーナ・ザギトワ、
エフゲニア・メドベージェワ両選手