画は 拙作にて、
「能 船弁慶 平知盛の怨霊」です。
水彩 32cm x 40cm 紙
船弁慶 ふなべんけい
華々しい活躍を見せていた往時の面影は既になく、
心細い流浪の旅を続ける義経主従。
最愛の女性・静御前と別れ、安息の地を目指して落ち延びる一行の
前に現れたのは、かつて自らが滅ぼした平家一門の亡魂であった …。
作者 観世小次郎信光
場所 前場:摂津国 大物浦(現在の兵庫県尼崎市大物町)
後場:大物浦の沖
季節 仲冬
分類 五番目物 猛将物
あらすじ
平家追討に功績をあげた源義経でしたが、頼朝に疑惑を持たれ、
鎌倉方から追われる身となります。
義経は、弁慶や忠実な従者とともに西国へ逃れようと、
摂津の国大物の浦へ到着します。
義経の愛妾、静(しずか)も一行に伴って同道していましたが、
女の身で困難な道のりをこれ以上進むことは難しく、
弁慶の進言もあって、都に戻ることになりました。
別れの宴の席で、静は舞を舞い、義経の未来を祈り、
再会を願いながら、涙にくれて義経を見送ります。
静との別れを惜しみ、出発をためらう義経に、弁慶は強引に船出を命じます。
すると、船が海上に出るや否や、突然暴風に見舞われ、波の上に、
壇ノ浦で滅亡した平家一門の亡霊が姿を現しました。
なかでも総大将であった平知盛(とももり)の怨霊は、
是が非でも義経を海底に沈めようと、薙刀を振りかざして襲いかかります。
弁慶は、数珠をもみ、必死に五大尊明王に祈祷します。
その祈りの力によって、明け方に怨霊は調伏されて彼方の沖に消え、
白波ばかりが残りました。
♪
子方「そのとき義経すこしもさわがず。
地謡「そのとき義経すこしもさわがず、うちものぬき持ちうつつの人に。
向うが如く。ことばをかわし戦い給えば。弁慶おしへだて、
うち物わざに叶うまじと。数珠さらさらとおしもんで。
東方降三世南方軍陀利夜叉西方大威徳北方金剛夜叉明王中央大聖不動明王
のさっくにかけて。祈りいのられ悪霊次第に遠ざかれば。
弁慶舟子に力をあわせ。お舟を漕ぎのけみぎわによすれば、なお怨霊は。
したい来たるを。追っぱらい祈りのけ、また引く汐にゆられ流れ。
またひく汐にゆられ流れて。あと白波とぞなりにける。
☆晴れ。
当ブログ既報ですが、
◆https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/36909164.html
新ベンチャー革命 2017年9月2日 No.1779
◎米軍がいよいよ、北朝鮮の軍事施設を先制攻撃する可能性がある
ことをわれら日本国民は覚悟すべき:
その場合、B61核爆弾改良型が使用される可能性あり
1.米国が北朝鮮の核・ミサイル施設を先制攻撃するシナリオが存在している
本ブログ前号にて、米国戦争屋の対・北朝鮮戦略を取り上げ、
その戦略は二つ存在すると指摘しました。
なぜなら、米国戦争屋は好戦派のCIAネオコンと、
非・好戦派のペンタゴン主流派に分裂している
と本ブログでは観ているからです。
上記、ペンタゴン主流派の対・北朝鮮戦略について解説した記事が
産経新聞に紹介されています。
☆http://www.sankei.com/premium/news/170306/prm1703060005-n1.html
この記事の根拠になっているのは、
知日派のラッセル・元米国務省次官補の発言のようです。
上記の記事からわかることは、米戦争屋内で、
ペンタゴン主流派の覇権が優勢になれば、
米軍は北朝鮮の核・ミサイル施設をB61核爆弾等にて、
先制攻撃する可能性が大となると言うことです。
そうなれば、日韓国民を脅かしてきた北朝鮮脅威が除去され、いよいよ、
念願の在日米軍の撤退が実現するかもしれません。
2.ラッセル元国務次官補を含む米国戦争屋内の非・好戦派は、
CIAネオコンが北朝鮮を敵役傀儡化していることを知らないのか、
それとも知らないフリをしているのか
上記の記事を読む限り、少なくともラッセル元次官補は、
CIAネオコンが北を傀儡化していることを知らないようです。
それとも、これは秘密なので知らないフリをしているのでしょうか。
もし、日韓を乗っ取る米戦争屋が一枚岩で、
すべてペンタゴン主流派主導であれば、その対・北朝鮮戦略は、まさしく、
上記の記事どおりでしょう。
そして、北の軍事施設はとっくの昔に、極東米軍による先制攻撃で
徹底的に破壊されているはずなのです。
しかも、北朝鮮はイランやシリアと違って、堂々と米国を敵国視しているので、
米国にとって、対北先制攻撃は十分に正当化されます。
にもかかわらず、北朝鮮があれだけ、米国を挑発しても、これまで、
極東米軍からの先制攻撃を受けてこなかったのです。
本ブログの見方では、CIAネオコンの暗躍があって、北がいくらオモテムキ、
米国を挑発しても、北は先制攻撃を受けなかったのでしょう。
3.CIAネオコンの優先順位は当面、シリア戦争を含む中東戦争なので、
それが実現される見通しがつけば、
極東米軍による北朝鮮脅威の除去作戦が容認されるかもしれない
好戦派のCIAネオコンの優先順位は、シリア戦争を含む中東戦争であり、
次が極東戦争ですから、彼らにとって、中東で戦争を起こせれば、
北朝鮮を敵役傀儡化してきた戦略を放棄する可能性があります。
そうなれば、ペンタゴン主流派の主導したい北朝鮮脅威の除去作戦が
実行に移される可能性は大です。
このような状況が現実化するかどうかは、現段階では依然として不透明ですが、
近未来、極東米軍による北朝鮮の軍事施設への先制攻撃が
実行される可能性は決して低くはありません。
米軍はすでに、北朝鮮の軍事施設(地下施設含む)に関する情報を持っている
はずですから、もし米軍が対北先制攻撃を実行したら、
それは同時多発的に実行されて瞬時に終わらせ、
北からの反撃を最小限に抑えるでしょう。
とりわけ、北の地下核施設破壊にはB61核爆弾改良型が使用されそうです。
われら日本国民は、米軍による北朝鮮軍事施設への先制攻撃作戦が
実行される可能性のあることを常に念頭に置いておく必要があります。
そして、在日米軍の動きを注意深く見守る必要もあります。
◆http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52013828.html
日本や世界や宇宙の動向 9月2日
◎トランプが窮地に!
より抜粋、
☆http://investmentwatchblog.com/breaking-mike-cernovichs-sources-
president-trump-cut-off-from-outside-contacts-john-bolton-turned-away/
(概要)
9月1日付け
トランプは、ホワイトハウスで隔離状態となり
外部との接触を絶たれています。
トランプはジョン・ケリー大将とマックマスター大将に支配されていますから、
このような状況になっていることも想定内です。
マックマスター大将はトランプが任命したトランプ寄りのスタッフを解任し、
オバマ政権時代のスタッフを再登用しました。
メディアは反トランプの関係者らと共謀していますから、
このようなことがホワイトハウスで起きていることを
我々に分ってほしくないのです。
スティーブ・バノン氏とセバスチャン・ゴーカ氏は
トランプの「アメリカを再び偉大にする」ためのアジェンダを推進してきましたが、
彼等も解任されてしまったのです。
トランプがホワイトハウスの中でどれほど困難な状況に置かれているのか。。。
度々考えてしまいます。
トランプ夫妻がテキサス州コーパスクリスティに行き、州知事に会い、
ハリケーンの被害に遭ったヒューストン及び周辺地域の被害状況を視察しました。
・・・
トランプは被害者救済に100万ドルを寄付することを約束しました。
大統領が被害者に多額の寄付を行うことは歴史的な行為です。
・・・・・
イバンカ・トランプと夫のジェレッド・クシュナーは我々の予想に反して
ホワイトハウスでトランプ大統領を擁護しませんでした。。
ホワイトハウスから、トランプに忠実なスタッフが一人ずつ追い出されてしまいました。
トランプに近いスティーブ・バノン氏を解任したのはトランプではないことは確かです。
セバスチャン・ゴーカはホワイトハウスの外でトランプのアジェンダを推進したいと
述べ自ら辞任しました。
トランプに近いスタッフが一人ずつ消えていくホワイトハウスでは、
国家安全保障担当補佐官のジョン・ボルトン氏でさえ
トランプと接触できない状態が続いています。
トランプは現在ホワイトハウスに監禁された状態なのです。
大統領がこのような状態になるのは異常事態です。
ジョン・ボルトン氏は、彼がトランプと接触しコミュニケーションをとる
唯一の方法はツイッターだとして、
彼のツイートにリツイートするよう人々に呼び掛けました。
ボルトン氏によれば、トランプは自分が会いたい人物やスタッフに
一切会えない状態が続いています。
ホワイトハウスは非常事態です。
・・・・ただ、スティーブ・バノン氏がブレイトバートに復帰しましたから、
彼は今後もトランプとコミュニケーションを取り続けるでしょう。
彼はホワイトハウスの外で内部情報を米国民に知らせるでしょう。
私は、ジョン・ケリー氏がプリーバス前首席補佐官の後任となった時、
彼に対する疑念を持ちました。
なぜなら、ジョン・ケリー氏はトランプと外部の人間とのやり取りを監視するために
マックマスター大将から首席補佐官に任命されたことを知っているからです。
ホワイトハウスの反トランプ派はトランプが外国のリーダーらと
どのような話をしたかを外部にリークしました。
アンソニー・スカラムッチ氏が広報部長に就任時に、
彼は問題に取り組むことを約束したのですが結局それも果たせず、
ジョン・ケリー氏が首席補佐官に就任すると同時に
ホワイトハウスを追い出されました。
この時点からトランプ大統領の平安が揺るがされています。
彼はどうやってアメリカを再び偉大な国にできるのでしょうか。
トランプはきっと今でも暗闇の中に灯りをともしており、これからも一層強靭となり、
左翼との戦いに勝利すると信じています。
我々愛国者は真実と共にトランプを守らなければなりません。
トランプはアメリカのために闘っています。
以下省略
再掲ですが、拙作二枚目、
「能 菊慈童きくじどう」です。 水彩 32cm x 40cm 紙
当ブログ既報ですが、「種子法廃止」は売国の企て、
◆https://twitter.com/hatoyamayukio
鳩山由紀夫 より抜粋、
#鳩山由紀夫 @hatoyamayukio 18時間前
前原誠司議員が民進党の新代表に決まったことを、先ずは祝福したい。
ただ、前原代表のスタンスは従米保守で、
民進党を離脱した議員たちも、生まれ来る小池新党も従米保守であろう。
安倍自民党は言うまでもなく、日本政界はどこを向いても従米保守ばかり。
では誰が日本の真の自立を謳うのか。
#鳩山由紀夫 @hatoyamayukio 8月31日
日本農業に必要な種子の8割は輸入という。
さらに米・麦・大豆の優良な種子の生産・普及は国の役割と定めていた種子法が、
民間参入を阻害するとして廃止された。
今後はモンサントなどの多国籍企業に我々の主食までも委ねるのだ。
F1なので毎年遺伝子組み替えの高い種を買わされる。対米従属極まれり。
#大地を守る会 藤田和芳 @DWMK_fujita 2017年8月21日
種子法が廃止されると、コメ農家はどうなるだろう。
安定して安く入手していた優良品種の籾殻を、
民間企業から5〜10倍の価格で購入しなければならなくなる。
現在、三井化学「みつひかり」、住友化学「つくばSD」、
日本モンサント「とねのめぐみ」は、
公共品種の4〜10倍の価格で販売されている。
#take4 @sumerokiiyasaka 2017年8月27日
三橋貴明氏「農協改革とか、全農潰しとか、今回の種子法廃止も
全部奥原(正明事務次官)が支持してやっていて、
逆らうことを言えば左遷させられてしまう。
奥原を引っ張り上げたのは官邸(菅官房長官)。
その裏には規制改革推進会議の連中やアメリカの連中がいる。」
#鳩山由紀夫 @hatoyamayukio 8月29日
矢部宏治さんはUIチャンネルの番組で、これからは
間違いなく自衛隊と米軍の共同訓練が活発化していく。
そして米軍の起こした戦争に、自衛隊は米軍の指揮下に入って戦うことになる。
なぜなら、吉田首相が駐日大使との間に、
そのような指揮権密約を結んでいるからと話された。日本は米国の属国なのだ。
◆https://hbol.jp/150175
HARBOR BUSINESS Online 2017年09月01日
◎「夏休み明け、死にたいくらい辛いなら、学校に行くな!」
前川喜平・前文科省事務次官が 子供たちに呼びかけ
☆“学校に行かない”キャンペーンをしたいくらい
「日本中の、学校に行きたくない子供に言いたい。
死にたくなるぐらいの気持ちがあるのなら絶対に学校に行くな!」
前川喜平・前文科省事務次官が8月20日、
東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町で行われた講演会でこう呼びかけた。
その講演会とは、東北6県の高校生約50人が参加した
「U-18東北次世代リーダーカンファレンス」(NPO法人「キッズドア」主催)。
前川氏はこう続けた。
「『学校はどうしても行かないといけない所』という強迫観念が
日本中を未だに覆っている。これをいかになくすのかが大事です。
“学校に行かない”キャンペーンをしたいぐらいです。
これから2学期が始まります。(夏休み明けが)本当に危ないのです」
※講演のときはまだ夏休み中
☆学校に行くのは、子供の「義務」ではなく「権利」
男子高校生が前川氏に質問をした。
男子高校生:僕の学校に『学校に行かないといけない“義務”がある』
という先生がいるのですが、それで学校を休めなかったりして
心を痛めている人が友達にいます。どういうふうにお考えですか?
前川氏:
「死にたいぐらい学校に行くのが嫌だ」とか、
「またいじめられてしまう」とか、ものすごく辛い思いをしながら
学校に行っている子供は多いわけですよね。
いじめによる自殺は後を絶たない。学校に行って、
死にたくなるくらいの思いをするのなら、絶対に学校に行くべきではない。
自分の命が絶対に大事なのであって、
命よりも学校に行くことを優先する考え方はまったく馬鹿げています。
義務教育の「義務」というのは、親のほうの義務なのです。
憲法第26条第二項、「すべての国民は法律の定めるところにより、
その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う」とあります。
つまり「保護する子女に受けさせる」というのは、
「親が子に対して教育を受けさせる」ということ。
義務教育の義務が課されているのは親、保護者のほうなのです。
子供は権利者なのです。
「(憲法第26条にある)すべて国民は、法律の定めるところにより、
その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」とある。
子供は権利者なので、これを「学習権」と呼んでいるわけです。
その学習権は、学校に行かなければ満たされないのかというと、そんなことはない。
学校以外にも方法がある。だからフリースクールが存在しているし、
フリースクールで学んで立派な社会人になった人もたくさんいる。
学校がすべてではない。
むしろ、学校に行ったら死にたくなるぐらいなら、絶対に行ってはいけない。
そんな危険なところはないでしょう。
命をかけてまで学校に行くべきではないんです。
だから、学校外で学ぶ場を正面から認める法律ができたんです。
学校に行けないこと、行かないことに負い目を感じる必要はない。
「何か悪いことをしているのではないか」とかという気持ちを抱く必要はまったくない。
もっと明るく不登校をするといいと思います。
私のこの考えは、文科省の中でもかなり異端なのですが、
この新しい法律ができたことでだいぶ変わってきています。
☆不登校の生徒や、学齢期に学べなかった人たちのために、全国に公立夜間中学を
前川氏は「福島駅前自主夜間中学」という公立夜間中学で、
手弁当での講師もしている。
「公立夜間中学」とは、不登校や貧困などを理由に
中学で十分に学ぶことができなかった、15歳以上の人たちが夜間に通う学校だ。
各地方自治体が経費を負担して運営している。
すでに全国に31校あるが、東京や関西に集中しており、
東北や北海道には一校もなかった。
そこで「東北にも作ろう」と思い立った民間団体が、
まず「自主夜間中学」を福島駅前で週1回始めていたのだ。
私塾としてスタートして住民や自治体関係者らに必要性を認めてもらい、
税金で運営する公立夜間中学の設立につなげようという”二段階作戦”だが、
この活動を知った前川氏は自らボランティア講師を買って出ていたのである。
東京と福島を往復する交通費も自腹だという。
前川氏は「人にはいくつになっても学ぶ権利がある。
夜間中学は義務教育の最後のよりどころだ」と語る。
「埼玉県川口市や千葉県松戸市、札幌市で公立夜間中学をつくる動きがでています。
ぜひ福島市でも動き出してほしい。(全国で12万人いる)不登校の生徒にとって、
公立中学のほかに別の中学があることはとても大事です。
学校が辛くなったら、行かなくていい。
そして、学齢期に学べなかった子どもたちに教育の機会を与えるために、
特別な時間帯に開かれる学校が必要です。
私は学びたい人たちが十分に学べる場を作る仕事をしていきたい。
前文科事務次官の肩書きがどこまで通じるかわからないが、
もしそれがなくなったら『福島駅前自主夜間中学』の
前川喜平という肩書きで頑張りたい」(前川氏)
前川氏の発言といえば加計学園問題ばかりに注目が集まっているが、
こうした教育に対する真摯な姿勢にも注目していきたい。
再掲ですが、拙作三枚目、
「能 砧きぬた」です。 水彩 32cm x 40cm 紙
有名な話で、手前も以前に書いたかと思う、
◆http://lite-ra.com/2017/09/post-3429.html
リテラ 2017.09.02
◎ドラマ『植木等とのぼせもん』今夜スタート…
差別と戦争に反対し、治安維持法で逮捕された
父・植木徹誠のことは描かれるのか?
本日、新ドラマ『植木等とのぼせもん』(NHK)の放送がスタートする。
このドラマは、植木の付き人を務めていた小松政夫の
自伝的小説『のぼせもんやけん』(竹書房)を原案とした作品で、
映画『無責任』シリーズや「スーダラ節」で一世を風靡した時期の植木等と
そのまわりの人々の人間模様を描くドラマだ。
本サイトが最も注目したいのが、伊東四朗演じる植木等の父・植木徹誠である。
徹誠は浄土真宗の僧侶で、被差別部落に対する差別反対や戦争反対を叫び、
治安維持法で投獄されるなど波乱万丈な人生を送った人物として知られている。
彼は1978年に83歳で亡くなるが、その人生に興味をもつ者は多く、等は
1987年に父の人生をまとめた本
『夢を食いつづけた男 おやじ徹誠一代記』(朝日新聞出版)を出版している。
そのなかで等は、若い頃キリスト教の洗礼を受けながら、その後に僧侶となり、
しかもその間、社会主義者として労働運動や部落解放運動に取り組んでいった父に対し、
彼流の言い方で「支離滅裂」と表しているが、
その筆致からは、一貫して弱者に寄り添ったことへの確かな尊敬が読み取れる。
〈おやじはまた、日常生活においてもたぶんに「支離滅裂」だった。
人間平等、部落解放、戦争反対を主張して、幾度となく検束され拷問を受けても、
おやじは血を流しつつ節を曲げなかった。
いつでも、どこでも、おやじは信じるところを叫んだ。
その生き方は無垢な求道者そのものである〉
〈しかし人間とか人生とかいうものは、もともと逆説に満ち満ちているものなのだろう。
一見、豪放な人間が実は非常に繊細であったり、粗野とみえた人間が心底やさしかったり
する例は、身辺、枚挙にいとまがない。
おやじ、徹誠の場合にしても、一見「支離滅裂」な言動に、
貧しい、弱い、生身の人間に対する共感、という強靭な一筋の糸が通っていたことを、
私は近頃、しみじみ感じているのである〉(『夢を食いつづけた男』より)
☆植木等の父は「戦争で死ぬな、なるべく相手も殺すな」と語った
後に得度して徹誠となる植木徹之助は、1895年に三重県で材木商を営む家に生まれる。
14歳のときに上京して真珠店の工場で働くようになるが、
大正デモクラシーの空気が色濃いその時代、勤めていたその工場の寮で出会った
キリスト教と社会主義思想は彼に大きな影響を与え、
労働運動などに参画するようになっていく。
しかし、関東大震災で仕事を失い、また、その後の貧困で身体を壊した彼は、
妻の実家である三重県の西光寺に身を寄せる。
この地で部落差別の現実を目の当たりにして怒りを燃やした。
またそれと同時に、親鸞の思想に出会い傾倒していく。
その結果、彼は名古屋の本願寺別院で修行をし、徹誠と名を改めて
三重県の朝熊に住み、その地にある三宝寺で住職としての仕事をこなしつつ、
激しい部落差別反対闘争に身を寄せていく。
なぜ、僧侶の徹誠が部落差別反対闘争に参加したのか?
それは、いま生きている庶民たちを救済することこそが親鸞の思想だ
という立場をとっていたからだった。
『夢を食いつづけた男』では、徹誠が三宝寺に着いた日、
檀家の人たちに向かってこのように語ったと綴られている。
「私は死人の供養に来ましたが、同時に、生きている人びとの良き相談相手になる
つもりでもいます。おたがいに友達同士として、
苦しいこと、なんでも相談にきて下さい」
時代はだんだんと戦争に向かっていく。
そんななか、召集令状を受けた檀家の人がその旨を伝える挨拶に来ることも
しばしばだったというが、そんなとき徹誠は、
当時の人が絶対に言ってはいけないこんな言葉をかけていたという。
「戦争というものは集団殺人だ。それに加担させられることになったわけだから、
なるべく戦地では弾のこないような所を選ぶように。
周りから、あの野郎は卑怯だとかなんだとかいわれたって、
絶対、死んじゃ駄目だぞ。必ず生きて帰ってこい。
死んじゃっちゃあ、年とったおやじやおふくろはどうなる。
それから、なるべく相手も殺すな」(『夢を食いつづけた男』より)
僧侶としては至極当たり前の言葉なのだが、
部落差別に反対したり戦争に反対したりと権力に楯突くことをしていた彼は、
ついに治安維持法で逮捕されることになってしまう。
☆父の逮捕で“キョーサントー”“アカの子”といじめられた植木等は…
徹誠は晩年になるまで、息子である等には逮捕された当時のことを
話したがらなかったという。
それは、その取り調べがあまりに苛烈で屈辱的なものだったからだ。
皮チョッキを着たまま水風呂に沈められたり
(皮は水を含むと縮むので胸が締め付けられて最悪の場合失神する)、
「柔道の稽古」と称して何人もの警官から気絶するまで投げられ続ける
ということもあったそうだ。
こういった人権無視の暴力的な取り調べを受けた徹誠も大変だったが、
父が逮捕されてしまった等もまた大変であった。
学校が終わったあと、父に代わって自分が檀家をまわったりといったこともあったし、
また、父が思想犯であることをあげつらったイジメも受けた。
「週刊ポスト」(小学館)2007年3月2日号には、
当時受けたイジメについて語る等のこのような発言が掲載されていた。
「鬼ごっこをしていて、僕が鬼になるでしょ。
すると“鬼さん、こっちこっち”って呼ぶところを“オイ共産党、共産党”って
みんなが呼ぶわけ。なんか自分のこと呼んでるなってことは分かるんだけど、
“キョーサントー”なんて子供だから何のことか分からないでしょ。
だから家に帰って“キョーサントーって何のこと?”ってお袋に訊いたのね。
そしたら、“お前、どうしてそんなこと知ってるんだい?”って。
“鬼ごっこしていて僕が鬼になったら、みんながキョーサントー、キョーサントーって
呼ぶんだよ。キョーサントーって何のこと?”ってもう一度訊くと、
“お金持ちはお金持ち、貧乏人は貧乏人って世の中は良くない。
お金持ちも貧乏人もなく、日本全国みんなが同じくらいの収入で
同じくらいの暮らしができるようになった方がいい
というのが共産党っていうんだよ”と。
それを聞いた僕は、“それはいいことじゃない”って子供心に思ったわけ。
それからは、“キョーサントー”とか“アカの子”とか呼ばれても
何とも思わなくなったよ」
☆父によるアドバイスがなければ「スーダラ節」は生まれなかった
自らの思想に殉じて生きる父の活動は、植木家にとっては必ずしも良いこと
ばかりもたらしたわけではなかったが、
しかし、等はそれでも父に敬意の念を抱いていた。
それは、芸能活動をするにあたって芸名を用いずに本名である「植木等」を
用いたことにもよくあらわれている。
彼は、父が確固たる思想のもとに名付けたその名を誇りに思っていたのだ。
〈三十の峠を超してから生まれた三男、私には すんなり「等」と名づけた。
絶対的平等が人間社会の根本だ、という理想を、いわば宣言したのである。
私は、この名前を誇らしいと思っている。
本名も芸名も、この名前一本でやっている〉(『夢を食いつづけた男』より)
徹誠がもつこういった背景がどれほどドラマで描かれるかは未知数だが、ただ、
このシーンだけは確実に入ると思われる逸話がある。
それは、名曲「スーダラ節」にまつわるもの。
もしも徹誠のアドバイスがなかったら、
「スーダラ節」はこの世に存在していなかったかもしれないのだ。
等が「スーダラ節」を歌うことになった際、「飲む、打つ、買う」に耽溺する男の
自堕落な生活を明るく歌う歌詞があまりにも不真面目であることから、
等は躊躇し、父に相談してみることにした。
そこでこんな言葉をかけられ、歌うことを決意したという。
「週刊プレイボーイ」(集英社)1990年12月18日のインタビューで
このように語っている。
「あのおやじならなんと言うか、と思って詞を見せたんですよ。
『どうだい、おやじ、この歌、やろうかどうか俺は迷っているんだけど』
と言ったら、『うーん、これは親鸞の生き様に通じる精神だ。
地球上に人類が存在する限り永遠不滅の真理』だって。
それで、どこがそうなんだって聞いたら、
『わかっちゃいるけどやめられない、っていうのがそうだ』
って言う。腹を決めてやってこいって」
徹誠は「スーダラ節」の歌詞から、
人間の欲望も含めた「生きること」の肯定を読みとったのだ。
今夜スタートのドラマでも、是非ともこの父について多く描いてもらいたい。
↑
そうなんですよね~
「わかっちゃいるけどやめられない」 それが人間、それが人生。
「能 船弁慶 平知盛の怨霊」です。
水彩 32cm x 40cm 紙
船弁慶 ふなべんけい
華々しい活躍を見せていた往時の面影は既になく、
心細い流浪の旅を続ける義経主従。
最愛の女性・静御前と別れ、安息の地を目指して落ち延びる一行の
前に現れたのは、かつて自らが滅ぼした平家一門の亡魂であった …。
作者 観世小次郎信光
場所 前場:摂津国 大物浦(現在の兵庫県尼崎市大物町)
後場:大物浦の沖
季節 仲冬
分類 五番目物 猛将物
あらすじ
平家追討に功績をあげた源義経でしたが、頼朝に疑惑を持たれ、
鎌倉方から追われる身となります。
義経は、弁慶や忠実な従者とともに西国へ逃れようと、
摂津の国大物の浦へ到着します。
義経の愛妾、静(しずか)も一行に伴って同道していましたが、
女の身で困難な道のりをこれ以上進むことは難しく、
弁慶の進言もあって、都に戻ることになりました。
別れの宴の席で、静は舞を舞い、義経の未来を祈り、
再会を願いながら、涙にくれて義経を見送ります。
静との別れを惜しみ、出発をためらう義経に、弁慶は強引に船出を命じます。
すると、船が海上に出るや否や、突然暴風に見舞われ、波の上に、
壇ノ浦で滅亡した平家一門の亡霊が姿を現しました。
なかでも総大将であった平知盛(とももり)の怨霊は、
是が非でも義経を海底に沈めようと、薙刀を振りかざして襲いかかります。
弁慶は、数珠をもみ、必死に五大尊明王に祈祷します。
その祈りの力によって、明け方に怨霊は調伏されて彼方の沖に消え、
白波ばかりが残りました。
♪
子方「そのとき義経すこしもさわがず。
地謡「そのとき義経すこしもさわがず、うちものぬき持ちうつつの人に。
向うが如く。ことばをかわし戦い給えば。弁慶おしへだて、
うち物わざに叶うまじと。数珠さらさらとおしもんで。
東方降三世南方軍陀利夜叉西方大威徳北方金剛夜叉明王中央大聖不動明王
のさっくにかけて。祈りいのられ悪霊次第に遠ざかれば。
弁慶舟子に力をあわせ。お舟を漕ぎのけみぎわによすれば、なお怨霊は。
したい来たるを。追っぱらい祈りのけ、また引く汐にゆられ流れ。
またひく汐にゆられ流れて。あと白波とぞなりにける。
☆晴れ。
当ブログ既報ですが、
◆https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/36909164.html
新ベンチャー革命 2017年9月2日 No.1779
◎米軍がいよいよ、北朝鮮の軍事施設を先制攻撃する可能性がある
ことをわれら日本国民は覚悟すべき:
その場合、B61核爆弾改良型が使用される可能性あり
1.米国が北朝鮮の核・ミサイル施設を先制攻撃するシナリオが存在している
本ブログ前号にて、米国戦争屋の対・北朝鮮戦略を取り上げ、
その戦略は二つ存在すると指摘しました。
なぜなら、米国戦争屋は好戦派のCIAネオコンと、
非・好戦派のペンタゴン主流派に分裂している
と本ブログでは観ているからです。
上記、ペンタゴン主流派の対・北朝鮮戦略について解説した記事が
産経新聞に紹介されています。
☆http://www.sankei.com/premium/news/170306/prm1703060005-n1.html
この記事の根拠になっているのは、
知日派のラッセル・元米国務省次官補の発言のようです。
上記の記事からわかることは、米戦争屋内で、
ペンタゴン主流派の覇権が優勢になれば、
米軍は北朝鮮の核・ミサイル施設をB61核爆弾等にて、
先制攻撃する可能性が大となると言うことです。
そうなれば、日韓国民を脅かしてきた北朝鮮脅威が除去され、いよいよ、
念願の在日米軍の撤退が実現するかもしれません。
2.ラッセル元国務次官補を含む米国戦争屋内の非・好戦派は、
CIAネオコンが北朝鮮を敵役傀儡化していることを知らないのか、
それとも知らないフリをしているのか
上記の記事を読む限り、少なくともラッセル元次官補は、
CIAネオコンが北を傀儡化していることを知らないようです。
それとも、これは秘密なので知らないフリをしているのでしょうか。
もし、日韓を乗っ取る米戦争屋が一枚岩で、
すべてペンタゴン主流派主導であれば、その対・北朝鮮戦略は、まさしく、
上記の記事どおりでしょう。
そして、北の軍事施設はとっくの昔に、極東米軍による先制攻撃で
徹底的に破壊されているはずなのです。
しかも、北朝鮮はイランやシリアと違って、堂々と米国を敵国視しているので、
米国にとって、対北先制攻撃は十分に正当化されます。
にもかかわらず、北朝鮮があれだけ、米国を挑発しても、これまで、
極東米軍からの先制攻撃を受けてこなかったのです。
本ブログの見方では、CIAネオコンの暗躍があって、北がいくらオモテムキ、
米国を挑発しても、北は先制攻撃を受けなかったのでしょう。
3.CIAネオコンの優先順位は当面、シリア戦争を含む中東戦争なので、
それが実現される見通しがつけば、
極東米軍による北朝鮮脅威の除去作戦が容認されるかもしれない
好戦派のCIAネオコンの優先順位は、シリア戦争を含む中東戦争であり、
次が極東戦争ですから、彼らにとって、中東で戦争を起こせれば、
北朝鮮を敵役傀儡化してきた戦略を放棄する可能性があります。
そうなれば、ペンタゴン主流派の主導したい北朝鮮脅威の除去作戦が
実行に移される可能性は大です。
このような状況が現実化するかどうかは、現段階では依然として不透明ですが、
近未来、極東米軍による北朝鮮の軍事施設への先制攻撃が
実行される可能性は決して低くはありません。
米軍はすでに、北朝鮮の軍事施設(地下施設含む)に関する情報を持っている
はずですから、もし米軍が対北先制攻撃を実行したら、
それは同時多発的に実行されて瞬時に終わらせ、
北からの反撃を最小限に抑えるでしょう。
とりわけ、北の地下核施設破壊にはB61核爆弾改良型が使用されそうです。
われら日本国民は、米軍による北朝鮮軍事施設への先制攻撃作戦が
実行される可能性のあることを常に念頭に置いておく必要があります。
そして、在日米軍の動きを注意深く見守る必要もあります。
◆http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52013828.html
日本や世界や宇宙の動向 9月2日
◎トランプが窮地に!
より抜粋、
☆http://investmentwatchblog.com/breaking-mike-cernovichs-sources-
president-trump-cut-off-from-outside-contacts-john-bolton-turned-away/
(概要)
9月1日付け
トランプは、ホワイトハウスで隔離状態となり
外部との接触を絶たれています。
トランプはジョン・ケリー大将とマックマスター大将に支配されていますから、
このような状況になっていることも想定内です。
マックマスター大将はトランプが任命したトランプ寄りのスタッフを解任し、
オバマ政権時代のスタッフを再登用しました。
メディアは反トランプの関係者らと共謀していますから、
このようなことがホワイトハウスで起きていることを
我々に分ってほしくないのです。
スティーブ・バノン氏とセバスチャン・ゴーカ氏は
トランプの「アメリカを再び偉大にする」ためのアジェンダを推進してきましたが、
彼等も解任されてしまったのです。
トランプがホワイトハウスの中でどれほど困難な状況に置かれているのか。。。
度々考えてしまいます。
トランプ夫妻がテキサス州コーパスクリスティに行き、州知事に会い、
ハリケーンの被害に遭ったヒューストン及び周辺地域の被害状況を視察しました。
・・・
トランプは被害者救済に100万ドルを寄付することを約束しました。
大統領が被害者に多額の寄付を行うことは歴史的な行為です。
・・・・・
イバンカ・トランプと夫のジェレッド・クシュナーは我々の予想に反して
ホワイトハウスでトランプ大統領を擁護しませんでした。。
ホワイトハウスから、トランプに忠実なスタッフが一人ずつ追い出されてしまいました。
トランプに近いスティーブ・バノン氏を解任したのはトランプではないことは確かです。
セバスチャン・ゴーカはホワイトハウスの外でトランプのアジェンダを推進したいと
述べ自ら辞任しました。
トランプに近いスタッフが一人ずつ消えていくホワイトハウスでは、
国家安全保障担当補佐官のジョン・ボルトン氏でさえ
トランプと接触できない状態が続いています。
トランプは現在ホワイトハウスに監禁された状態なのです。
大統領がこのような状態になるのは異常事態です。
ジョン・ボルトン氏は、彼がトランプと接触しコミュニケーションをとる
唯一の方法はツイッターだとして、
彼のツイートにリツイートするよう人々に呼び掛けました。
ボルトン氏によれば、トランプは自分が会いたい人物やスタッフに
一切会えない状態が続いています。
ホワイトハウスは非常事態です。
・・・・ただ、スティーブ・バノン氏がブレイトバートに復帰しましたから、
彼は今後もトランプとコミュニケーションを取り続けるでしょう。
彼はホワイトハウスの外で内部情報を米国民に知らせるでしょう。
私は、ジョン・ケリー氏がプリーバス前首席補佐官の後任となった時、
彼に対する疑念を持ちました。
なぜなら、ジョン・ケリー氏はトランプと外部の人間とのやり取りを監視するために
マックマスター大将から首席補佐官に任命されたことを知っているからです。
ホワイトハウスの反トランプ派はトランプが外国のリーダーらと
どのような話をしたかを外部にリークしました。
アンソニー・スカラムッチ氏が広報部長に就任時に、
彼は問題に取り組むことを約束したのですが結局それも果たせず、
ジョン・ケリー氏が首席補佐官に就任すると同時に
ホワイトハウスを追い出されました。
この時点からトランプ大統領の平安が揺るがされています。
彼はどうやってアメリカを再び偉大な国にできるのでしょうか。
トランプはきっと今でも暗闇の中に灯りをともしており、これからも一層強靭となり、
左翼との戦いに勝利すると信じています。
我々愛国者は真実と共にトランプを守らなければなりません。
トランプはアメリカのために闘っています。
以下省略
再掲ですが、拙作二枚目、
「能 菊慈童きくじどう」です。 水彩 32cm x 40cm 紙
当ブログ既報ですが、「種子法廃止」は売国の企て、
◆https://twitter.com/hatoyamayukio
鳩山由紀夫 より抜粋、
#鳩山由紀夫 @hatoyamayukio 18時間前
前原誠司議員が民進党の新代表に決まったことを、先ずは祝福したい。
ただ、前原代表のスタンスは従米保守で、
民進党を離脱した議員たちも、生まれ来る小池新党も従米保守であろう。
安倍自民党は言うまでもなく、日本政界はどこを向いても従米保守ばかり。
では誰が日本の真の自立を謳うのか。
#鳩山由紀夫 @hatoyamayukio 8月31日
日本農業に必要な種子の8割は輸入という。
さらに米・麦・大豆の優良な種子の生産・普及は国の役割と定めていた種子法が、
民間参入を阻害するとして廃止された。
今後はモンサントなどの多国籍企業に我々の主食までも委ねるのだ。
F1なので毎年遺伝子組み替えの高い種を買わされる。対米従属極まれり。
#大地を守る会 藤田和芳 @DWMK_fujita 2017年8月21日
種子法が廃止されると、コメ農家はどうなるだろう。
安定して安く入手していた優良品種の籾殻を、
民間企業から5〜10倍の価格で購入しなければならなくなる。
現在、三井化学「みつひかり」、住友化学「つくばSD」、
日本モンサント「とねのめぐみ」は、
公共品種の4〜10倍の価格で販売されている。
#take4 @sumerokiiyasaka 2017年8月27日
三橋貴明氏「農協改革とか、全農潰しとか、今回の種子法廃止も
全部奥原(正明事務次官)が支持してやっていて、
逆らうことを言えば左遷させられてしまう。
奥原を引っ張り上げたのは官邸(菅官房長官)。
その裏には規制改革推進会議の連中やアメリカの連中がいる。」
#鳩山由紀夫 @hatoyamayukio 8月29日
矢部宏治さんはUIチャンネルの番組で、これからは
間違いなく自衛隊と米軍の共同訓練が活発化していく。
そして米軍の起こした戦争に、自衛隊は米軍の指揮下に入って戦うことになる。
なぜなら、吉田首相が駐日大使との間に、
そのような指揮権密約を結んでいるからと話された。日本は米国の属国なのだ。
◆https://hbol.jp/150175
HARBOR BUSINESS Online 2017年09月01日
◎「夏休み明け、死にたいくらい辛いなら、学校に行くな!」
前川喜平・前文科省事務次官が 子供たちに呼びかけ
☆“学校に行かない”キャンペーンをしたいくらい
「日本中の、学校に行きたくない子供に言いたい。
死にたくなるぐらいの気持ちがあるのなら絶対に学校に行くな!」
前川喜平・前文科省事務次官が8月20日、
東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町で行われた講演会でこう呼びかけた。
その講演会とは、東北6県の高校生約50人が参加した
「U-18東北次世代リーダーカンファレンス」(NPO法人「キッズドア」主催)。
前川氏はこう続けた。
「『学校はどうしても行かないといけない所』という強迫観念が
日本中を未だに覆っている。これをいかになくすのかが大事です。
“学校に行かない”キャンペーンをしたいぐらいです。
これから2学期が始まります。(夏休み明けが)本当に危ないのです」
※講演のときはまだ夏休み中
☆学校に行くのは、子供の「義務」ではなく「権利」
男子高校生が前川氏に質問をした。
男子高校生:僕の学校に『学校に行かないといけない“義務”がある』
という先生がいるのですが、それで学校を休めなかったりして
心を痛めている人が友達にいます。どういうふうにお考えですか?
前川氏:
「死にたいぐらい学校に行くのが嫌だ」とか、
「またいじめられてしまう」とか、ものすごく辛い思いをしながら
学校に行っている子供は多いわけですよね。
いじめによる自殺は後を絶たない。学校に行って、
死にたくなるくらいの思いをするのなら、絶対に学校に行くべきではない。
自分の命が絶対に大事なのであって、
命よりも学校に行くことを優先する考え方はまったく馬鹿げています。
義務教育の「義務」というのは、親のほうの義務なのです。
憲法第26条第二項、「すべての国民は法律の定めるところにより、
その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う」とあります。
つまり「保護する子女に受けさせる」というのは、
「親が子に対して教育を受けさせる」ということ。
義務教育の義務が課されているのは親、保護者のほうなのです。
子供は権利者なのです。
「(憲法第26条にある)すべて国民は、法律の定めるところにより、
その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」とある。
子供は権利者なので、これを「学習権」と呼んでいるわけです。
その学習権は、学校に行かなければ満たされないのかというと、そんなことはない。
学校以外にも方法がある。だからフリースクールが存在しているし、
フリースクールで学んで立派な社会人になった人もたくさんいる。
学校がすべてではない。
むしろ、学校に行ったら死にたくなるぐらいなら、絶対に行ってはいけない。
そんな危険なところはないでしょう。
命をかけてまで学校に行くべきではないんです。
だから、学校外で学ぶ場を正面から認める法律ができたんです。
学校に行けないこと、行かないことに負い目を感じる必要はない。
「何か悪いことをしているのではないか」とかという気持ちを抱く必要はまったくない。
もっと明るく不登校をするといいと思います。
私のこの考えは、文科省の中でもかなり異端なのですが、
この新しい法律ができたことでだいぶ変わってきています。
☆不登校の生徒や、学齢期に学べなかった人たちのために、全国に公立夜間中学を
前川氏は「福島駅前自主夜間中学」という公立夜間中学で、
手弁当での講師もしている。
「公立夜間中学」とは、不登校や貧困などを理由に
中学で十分に学ぶことができなかった、15歳以上の人たちが夜間に通う学校だ。
各地方自治体が経費を負担して運営している。
すでに全国に31校あるが、東京や関西に集中しており、
東北や北海道には一校もなかった。
そこで「東北にも作ろう」と思い立った民間団体が、
まず「自主夜間中学」を福島駅前で週1回始めていたのだ。
私塾としてスタートして住民や自治体関係者らに必要性を認めてもらい、
税金で運営する公立夜間中学の設立につなげようという”二段階作戦”だが、
この活動を知った前川氏は自らボランティア講師を買って出ていたのである。
東京と福島を往復する交通費も自腹だという。
前川氏は「人にはいくつになっても学ぶ権利がある。
夜間中学は義務教育の最後のよりどころだ」と語る。
「埼玉県川口市や千葉県松戸市、札幌市で公立夜間中学をつくる動きがでています。
ぜひ福島市でも動き出してほしい。(全国で12万人いる)不登校の生徒にとって、
公立中学のほかに別の中学があることはとても大事です。
学校が辛くなったら、行かなくていい。
そして、学齢期に学べなかった子どもたちに教育の機会を与えるために、
特別な時間帯に開かれる学校が必要です。
私は学びたい人たちが十分に学べる場を作る仕事をしていきたい。
前文科事務次官の肩書きがどこまで通じるかわからないが、
もしそれがなくなったら『福島駅前自主夜間中学』の
前川喜平という肩書きで頑張りたい」(前川氏)
前川氏の発言といえば加計学園問題ばかりに注目が集まっているが、
こうした教育に対する真摯な姿勢にも注目していきたい。
再掲ですが、拙作三枚目、
「能 砧きぬた」です。 水彩 32cm x 40cm 紙
有名な話で、手前も以前に書いたかと思う、
◆http://lite-ra.com/2017/09/post-3429.html
リテラ 2017.09.02
◎ドラマ『植木等とのぼせもん』今夜スタート…
差別と戦争に反対し、治安維持法で逮捕された
父・植木徹誠のことは描かれるのか?
本日、新ドラマ『植木等とのぼせもん』(NHK)の放送がスタートする。
このドラマは、植木の付き人を務めていた小松政夫の
自伝的小説『のぼせもんやけん』(竹書房)を原案とした作品で、
映画『無責任』シリーズや「スーダラ節」で一世を風靡した時期の植木等と
そのまわりの人々の人間模様を描くドラマだ。
本サイトが最も注目したいのが、伊東四朗演じる植木等の父・植木徹誠である。
徹誠は浄土真宗の僧侶で、被差別部落に対する差別反対や戦争反対を叫び、
治安維持法で投獄されるなど波乱万丈な人生を送った人物として知られている。
彼は1978年に83歳で亡くなるが、その人生に興味をもつ者は多く、等は
1987年に父の人生をまとめた本
『夢を食いつづけた男 おやじ徹誠一代記』(朝日新聞出版)を出版している。
そのなかで等は、若い頃キリスト教の洗礼を受けながら、その後に僧侶となり、
しかもその間、社会主義者として労働運動や部落解放運動に取り組んでいった父に対し、
彼流の言い方で「支離滅裂」と表しているが、
その筆致からは、一貫して弱者に寄り添ったことへの確かな尊敬が読み取れる。
〈おやじはまた、日常生活においてもたぶんに「支離滅裂」だった。
人間平等、部落解放、戦争反対を主張して、幾度となく検束され拷問を受けても、
おやじは血を流しつつ節を曲げなかった。
いつでも、どこでも、おやじは信じるところを叫んだ。
その生き方は無垢な求道者そのものである〉
〈しかし人間とか人生とかいうものは、もともと逆説に満ち満ちているものなのだろう。
一見、豪放な人間が実は非常に繊細であったり、粗野とみえた人間が心底やさしかったり
する例は、身辺、枚挙にいとまがない。
おやじ、徹誠の場合にしても、一見「支離滅裂」な言動に、
貧しい、弱い、生身の人間に対する共感、という強靭な一筋の糸が通っていたことを、
私は近頃、しみじみ感じているのである〉(『夢を食いつづけた男』より)
☆植木等の父は「戦争で死ぬな、なるべく相手も殺すな」と語った
後に得度して徹誠となる植木徹之助は、1895年に三重県で材木商を営む家に生まれる。
14歳のときに上京して真珠店の工場で働くようになるが、
大正デモクラシーの空気が色濃いその時代、勤めていたその工場の寮で出会った
キリスト教と社会主義思想は彼に大きな影響を与え、
労働運動などに参画するようになっていく。
しかし、関東大震災で仕事を失い、また、その後の貧困で身体を壊した彼は、
妻の実家である三重県の西光寺に身を寄せる。
この地で部落差別の現実を目の当たりにして怒りを燃やした。
またそれと同時に、親鸞の思想に出会い傾倒していく。
その結果、彼は名古屋の本願寺別院で修行をし、徹誠と名を改めて
三重県の朝熊に住み、その地にある三宝寺で住職としての仕事をこなしつつ、
激しい部落差別反対闘争に身を寄せていく。
なぜ、僧侶の徹誠が部落差別反対闘争に参加したのか?
それは、いま生きている庶民たちを救済することこそが親鸞の思想だ
という立場をとっていたからだった。
『夢を食いつづけた男』では、徹誠が三宝寺に着いた日、
檀家の人たちに向かってこのように語ったと綴られている。
「私は死人の供養に来ましたが、同時に、生きている人びとの良き相談相手になる
つもりでもいます。おたがいに友達同士として、
苦しいこと、なんでも相談にきて下さい」
時代はだんだんと戦争に向かっていく。
そんななか、召集令状を受けた檀家の人がその旨を伝える挨拶に来ることも
しばしばだったというが、そんなとき徹誠は、
当時の人が絶対に言ってはいけないこんな言葉をかけていたという。
「戦争というものは集団殺人だ。それに加担させられることになったわけだから、
なるべく戦地では弾のこないような所を選ぶように。
周りから、あの野郎は卑怯だとかなんだとかいわれたって、
絶対、死んじゃ駄目だぞ。必ず生きて帰ってこい。
死んじゃっちゃあ、年とったおやじやおふくろはどうなる。
それから、なるべく相手も殺すな」(『夢を食いつづけた男』より)
僧侶としては至極当たり前の言葉なのだが、
部落差別に反対したり戦争に反対したりと権力に楯突くことをしていた彼は、
ついに治安維持法で逮捕されることになってしまう。
☆父の逮捕で“キョーサントー”“アカの子”といじめられた植木等は…
徹誠は晩年になるまで、息子である等には逮捕された当時のことを
話したがらなかったという。
それは、その取り調べがあまりに苛烈で屈辱的なものだったからだ。
皮チョッキを着たまま水風呂に沈められたり
(皮は水を含むと縮むので胸が締め付けられて最悪の場合失神する)、
「柔道の稽古」と称して何人もの警官から気絶するまで投げられ続ける
ということもあったそうだ。
こういった人権無視の暴力的な取り調べを受けた徹誠も大変だったが、
父が逮捕されてしまった等もまた大変であった。
学校が終わったあと、父に代わって自分が檀家をまわったりといったこともあったし、
また、父が思想犯であることをあげつらったイジメも受けた。
「週刊ポスト」(小学館)2007年3月2日号には、
当時受けたイジメについて語る等のこのような発言が掲載されていた。
「鬼ごっこをしていて、僕が鬼になるでしょ。
すると“鬼さん、こっちこっち”って呼ぶところを“オイ共産党、共産党”って
みんなが呼ぶわけ。なんか自分のこと呼んでるなってことは分かるんだけど、
“キョーサントー”なんて子供だから何のことか分からないでしょ。
だから家に帰って“キョーサントーって何のこと?”ってお袋に訊いたのね。
そしたら、“お前、どうしてそんなこと知ってるんだい?”って。
“鬼ごっこしていて僕が鬼になったら、みんながキョーサントー、キョーサントーって
呼ぶんだよ。キョーサントーって何のこと?”ってもう一度訊くと、
“お金持ちはお金持ち、貧乏人は貧乏人って世の中は良くない。
お金持ちも貧乏人もなく、日本全国みんなが同じくらいの収入で
同じくらいの暮らしができるようになった方がいい
というのが共産党っていうんだよ”と。
それを聞いた僕は、“それはいいことじゃない”って子供心に思ったわけ。
それからは、“キョーサントー”とか“アカの子”とか呼ばれても
何とも思わなくなったよ」
☆父によるアドバイスがなければ「スーダラ節」は生まれなかった
自らの思想に殉じて生きる父の活動は、植木家にとっては必ずしも良いこと
ばかりもたらしたわけではなかったが、
しかし、等はそれでも父に敬意の念を抱いていた。
それは、芸能活動をするにあたって芸名を用いずに本名である「植木等」を
用いたことにもよくあらわれている。
彼は、父が確固たる思想のもとに名付けたその名を誇りに思っていたのだ。
〈三十の峠を超してから生まれた三男、私には すんなり「等」と名づけた。
絶対的平等が人間社会の根本だ、という理想を、いわば宣言したのである。
私は、この名前を誇らしいと思っている。
本名も芸名も、この名前一本でやっている〉(『夢を食いつづけた男』より)
徹誠がもつこういった背景がどれほどドラマで描かれるかは未知数だが、ただ、
このシーンだけは確実に入ると思われる逸話がある。
それは、名曲「スーダラ節」にまつわるもの。
もしも徹誠のアドバイスがなかったら、
「スーダラ節」はこの世に存在していなかったかもしれないのだ。
等が「スーダラ節」を歌うことになった際、「飲む、打つ、買う」に耽溺する男の
自堕落な生活を明るく歌う歌詞があまりにも不真面目であることから、
等は躊躇し、父に相談してみることにした。
そこでこんな言葉をかけられ、歌うことを決意したという。
「週刊プレイボーイ」(集英社)1990年12月18日のインタビューで
このように語っている。
「あのおやじならなんと言うか、と思って詞を見せたんですよ。
『どうだい、おやじ、この歌、やろうかどうか俺は迷っているんだけど』
と言ったら、『うーん、これは親鸞の生き様に通じる精神だ。
地球上に人類が存在する限り永遠不滅の真理』だって。
それで、どこがそうなんだって聞いたら、
『わかっちゃいるけどやめられない、っていうのがそうだ』
って言う。腹を決めてやってこいって」
徹誠は「スーダラ節」の歌詞から、
人間の欲望も含めた「生きること」の肯定を読みとったのだ。
今夜スタートのドラマでも、是非ともこの父について多く描いてもらいたい。
↑
そうなんですよね~
「わかっちゃいるけどやめられない」 それが人間、それが人生。