画は 拙作にて、
「親鸞聖人御影 秋」です。
油彩F15号
☆晴れたり曇ったり。
今年も残り三ヶ月、大激動の予兆あり、
まずは、有言実行ですな、
◆http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-151001X838.html
時事通信 2015/10/01
◎ロシア、シリア空爆を開始=対「イスラム国」で軍事介入
【モスクワ時事】
ロシアは30日、シリアで過激派組織「イスラム国」と戦うアサド政権の要請に基づき、
同組織に対する空爆を開始した。
プーチン大統領は外国における軍事行動を提案し、上院が承認した。
大統領は「地上部隊を投入せず、航空戦力でシリア軍を支援する」と説明した。
シリアとイラクでの同組織の勢力拡大に伴い、今年春からアサド政権は弱体化。
米国は反体制派を支援しているが、シリアの混乱は続いている。
ロシアの本格的な軍事介入により、
欧州の難民問題につながるシリア情勢は大きな転機を迎えた。
ロイター通信によると、シリア国営テレビはロシア軍が中部のホムス、ハマ両県などの
「イスラム国」拠点を空爆したと報じた。
ロシア国防省は標的は同組織の通信設備や武器庫などだったと発表。
これに対して、有志連合側は「反体制派が標的だったとみられる」との見方を示した。
ロシアはアサド政権と、欧米は反体制派と協力して「イスラム国」と戦う構図。
アサド政権と反体制派は4年に及ぶ内戦の敵同士で、シリアの軍事情勢は複雑化しそうだ。
米ロが偶発的に衝突する恐れも懸念されている。
ロシアは、同盟関係にあるアサド政権の牙城であるシリア西部ラタキアの空港を改修し、
爆撃機など28機を実戦配備。
イラクの首都バグダッドには、シリア、イランなどとの「情報センター」を設置した。
米国防当局者などによると、ロシアはバグダッドの米大使館に空爆を事前通知し、
米軍機のシリア領空飛行の自粛を要請した。
ただ、カービー国務省報道官は
「米国主導の有志連合は、イラクやシリアでの飛行を継続する」と拒否した。
プーチン大統領は28日、国連総会の一般討論演説で、
欧米が退陣を求めるアサド政権を含む対「イスラム国」共同戦線の構築を国際社会に提案。
米国が拒否すれば空爆に踏み切ると伝えられていた。
プーチン大統領は30日、アサド大統領の「柔軟な態度を期待する」と踏み込み、
シリアの政治危機の根本的な解決を促した。
◆http://richardkoshimizu.at.webry.info/201509/article_199.html
richardkoshimizu's blog 2015/09/30
◎国連総会におけるプーチン大統領の演説
プーチン大統領が国連で歴史的名演説。
「民主主義」の名を借りたユダヤ米国による他国侵略を断罪。
他国侵略とは、金融ユダヤ人とシオニスト狂信者が、
大イスラエル帝国、ハザール汗国を作り出そうとする目論見。
ISISはシオニスト別働隊だ。
プーチンさん、そんなことはとっくにわかって行動している。
だから、国連をないがしろにして、米仏あたりが
勝手な他国攻撃をすることに警鐘を鳴らした。
国連が主体となって紛争を解決すべきとしたのだ。
国連が主役となれば、ユダヤ侵略軍は出る幕がなくなる。
もっとも、事務総長は、ユダヤ侵略軍の雇われだが。
◆国連総会におけるプーチン大統領の演説
http://jp.sputniknews.com/politics/20150929/971642.html
国連総会におけるロシアのプーチン大統領の演説では、
テロとの戦いが主要テーマとなった。
プーチン大統領は、テロ組織「イスラム国(IS)」と戦うために具体的な提案を行い、
国際的な連合の結成を呼びかけた。
またプーチン大統領は、ウクライナについても取り上げ、
ドンバスの住民の関心を考慮する必要性があると述べた。
プーチン大統領はまず国連について、次のように語った。
「国連は合法性、代表性そして普遍性において比類するもののないストラクチャーだ。
たしかにここ最近は国連を指した批判は少なくない。
あたかも国連は効果が不十分なところを見せ付けており、
原則的な解決の採択が何よりもまず、国連安保理メンバー間の
克服不可能な矛盾に立脚しているというものだ。
だが指摘しておきたいが、国連での意見の相違は、
組織が存在しつづけているこの70年の間、常にあったし、
拒否権の発動もいつも行なわれていた。
これを使ってきたのは米国であり、英国であり、フランスであり、中国であり、
ソ連、後のロシアだった。
これは、これだけ様々な顔を代表する組織にとってはしごく当然のことだ。
国連創設の際に、ここで意見の一致が支配するとは予測されなかった」。
プーチン大統領は、ロシアは全てのパートナーと共に、
幅広いコンセンサスを基盤にして国連を発展させる用意があり、
他の国々と協力して、国連の中心的役割を強化するために一貫して活動すると指摘した。
またプーチン大統領は演説で、ロシアを含めた一連の国々で活動が禁止されているテロ組織
「イスラム国(IS)」を含む中東情勢に多くの時間を割いた。
プーチン大統領は、極めて危険な組織であるISについて、
「何もないところから発生したのではない。これも初めは、
不要な体制に抗する武器として大切に育てられたのだ」と述べ、次のように語った-
「テロリストらに媚を売って取り入ろうとするあらゆる試みや、
ましてや彼らを武装させることなど、ただ先見の明がないだけでなく、
『火災の危険性』がある。
結果、世界的にテロの脅威が危機的に高まり、新たな地域が占領される恐れがある。
しかもISの施設では、欧州を含む多くの国の戦闘員たちの下準備が行われている。
残念ながら、率直に述べなければならないが、
敬愛なる皆さん、ロシアもこの件において例外ではない。
すでに血のにおいを感じてしまったこの悪党たちが祖国に戻り、
そこで自分たちの悪事を続けることを許してはならない。
私たちはそのようなことが起こるのを望んではいない。
なぜならそんなことを望んでいる人は誰もいないからだ。そうではないか」(以下、略)
◆http://richardkoshimizu.at.webry.info/201509/article_200.html
richardkoshimizu's blog 2015/09/30
◎プーチン大統領、昨年2月のキエフ騒擾は米国の陰謀と主張
「全て知っている」
ウクライナの正当な政権であったヤヌコビッチ政権を、ネオナチを送り込んで、
軍事クーデターで倒し、新ハザール汗国を捏造した。
今のウクライナの政権は、見事なまでの「シオニスト傀儡」政権。
だから、プーチン氏の国連演説の前に抗議退席し、破れた国旗を振り回す。
ウクライナ国民は、ユダヤ謀略で国家を乗っ取られたことを、どこまで知っているのか?
プーチン氏の正鵠な指摘を世界中の民が耳にする。
ユダヤ米国の「言い訳」に耳を貸すものはいない。
日本では、金融ユダヤに隷属するメディアが、声を揃えて、
プーチン批判をするが、すればするほど、読者が減る。
「陰謀論」だと惨軽は言うが、頭の悪い馬鹿右翼の言いぐさと何も変わらない。
2015/9/30
こちらはユダヤ米国傀儡メディア、安倍統一教会朝鮮新聞、産経新聞の記事です。
"陰謀論説"などと必死です。
◆プーチン大統領、昨年2月のキエフ騒擾は米国の陰謀と主張 「全て知っている」
http://www.sankei.com/world/news/150928/wor1509280026-n1.html
ロシアのプーチン大統領は27日放送の米CBSテレビのインタビューで、
ロシア寄りだったウクライナのヤヌコビッチ政権が昨年2月に崩壊したことへの
米国の関与について「全て知っている」と語り、
“米国陰謀説”を展開した。
プーチン氏はヤヌコビッチ政権に対する支援の内容や支援額、
ウクライナ人を誰が訓練したかについてロシアは把握していると述べ
「米国も隠していない」と主張した。
さらに「『ソ連崩壊が20世紀最大の悲劇だと考えている』と確かに私は言った」
と過去の自分の発言を繰り返し、
「2500万人ものロシア人が突如国外に取り残されることになった」
と理由を説明した。(共同)
コメント
*芭蕉 2015/09/30
プーチンに
正体暴かれ
ユダメリカ
再掲ですが、拙作二枚目、
「蓮如上人像 錦繍」です。 油彩F10号
良い兆しと悪い兆し、
◆http://sun.ap.teacup.com/souun/18454.html#readmore
晴耕雨読 2015/10/1
◎小林節 ✖️ 志位和夫 はじまた
☆https://twitter.com/reservologic
共産党本部に初めて来たという小林節氏、表情固い。
まあ、あたりまえだよね。
☆https://www.youtube.com/watch?v=7OgmA7OcAwY
戦争法廃止へ日本共産党の提案――国民連合政府の実現を
小林節氏:「平和主義が殺された、国民主権が殺され、独裁政治が始まったた。
政策課題の基盤である立憲主義がないと、論争もできない。
立憲主義を取り戻すことがすべてに優先する。」
志位:「非常事態だと思った。立憲主義を取り戻すために、協力して、政府を作る。
全国的な規模での選挙協力はやったことがないが、やろうと思った。」
小林:「重大な決意に感動している。」
志位:「沖縄で全区自民に勝った。全国ではただ選挙協力やるだけではなく、
大義の旗を立てて、連合政府を作るということを目指すことにした。」
小林:「考えが変わったことを変節という人もいるが、私も勉強を重ね、論争を重ねて、
意見が変わった。今は専守防衛。
自衛隊を米軍の2軍にするような集団的自衛権はまずいとわかった。
日本みたいなまぎれもない大国が70年間戦争しなかったのは宝のようなもの。
9条のおかげだと気付いた。」
小林節:「9条の下で軍隊は持てない。
自衛隊という第二警察で専守防衛をすることはいいことと思う。」
「憲法審査会の参考人に呼ばれて違憲だと言ったら、
お前らが決めるんじゃないと言われた。」
小林:「自民が失礼なのは、議論の場で議論に負けると、
あんたは知らないとか、素人だとか、個人攻撃する」
志位:「専門家の意見をちゃんと聞かなくてどうする?」
小林:「自民の世襲貴族みたいな人たちは殿様みたい、苦労しないで地位についている。
周りにはyesマンしかいない」
小林:「施行されてない法律については被害もないのだから裁判に訴えることはできない
という人がいるが、国民はあの法案で日々戦争の恐怖に脅かされる。
それは訴訟の要因になる。われわれは訴える。」
志位:「連合政権編への出発としてはいいスタートが切れたという感触を持っている。
岡田氏とは信頼感をもって話し合えると感じている。」
小池晃:「野党同士の信頼関係がかつてないほどできている」
志位:「党首会談も毎週のようにやっていたし、気持ちが共有できている」
小林節:「地方に呼ばれていくと、超党派でよばれることもあるけど、
共産党とどうやってつきあったらいいかわからないというこえがある。」
志位:「岡田氏が地方に遊説にいったら共産党の幹部に握手を求められたと言っていた。」
志位:「社民党とは大筋で賛同を得られた。生活の党の小沢氏は全面的に賛同してくれた。
政権への筋道をはっきり認識している小沢氏だから全面一致できた。」
小池:「小沢氏の記者会見をみたけど、記者が政策の不一致はどうするんだと聞くと
小沢氏は君は何言ってんだと一喝してた。」
志位:「共産党は長い間独自路線で戦ってきただ、国民の声があるから方針を変えた。
小沢氏はその決断は高く評価すると」
小林節:「それで批判は来るだろうけど、大原則はどこにあるんだと。
立憲主義を取り戻してこそそこからまた自由と平和がはじまる。
これ以上の大義はない」
小林節:「自民は党内に右から左まで全部あるが
党としてこれでいくとなったら一致する大人の側面があった。野党にはなかった。
政策の不一致をよこに置いておくという共産党の提案は現実的。
役人との再構築、労働法制もとりもどさなきゃ。時間はかかるだろう。」
小林節:「人事権ももとにもどさなきゃ。」
志位:「内閣法制局は仕事をなんにもやってない。」
小林:「浜田弁護士は いまは亡き内閣法制局 と言った。」
小池:「民主党SEALDs東海で、名古屋では集まりにくい場所にもかかわらず
みるみる人が集まってきた。野党は共闘というコールを受けた」
小林節:「ひまになるだろうから憲法訴訟の準備に入ろうと思っていたが、
講演依頼が殺到してなかなか手につかない。」
志位:「立法事実もなくなったのに法律を作った」
小池:「つきつめていけば何もない。あんたの頭の中は何もないのかと……」
志位:「安倍氏と何度も党首討論なんどもやって、何度も戦争法案と言ったのに、
安倍氏は自分に向かっていちどもレッテル貼りと言ったことはない」
小林節:「強い人には言えないんでしょ」
小池:「レッテル貼りと言うんら平和安全法制というほうがよっぽどレッテル貼り」
小林節:「盗人猛々しい。変なもの出してきて文句言うと対案を出せという。
対案じゃなくて廃案とはよく言ったと思う」
志位:「廃案が対案」
小林:「立法事実がない法律を作ろうというんだから危険がいっぱいなんだから」
小林節:「他党が共産党に対する恐怖心を取り除くことが重要」
小池晃:「さわってみよう見てみよう共産党 とおっしゃってた」
小林節:「自分の感性と判断力を信じて生きてきて、共産党には一種の被害妄想もあるけど、
結論として共産党は正しいと思う。さわってみたら噛みつかれなかった」
志位:「野党の協力呼びかけも共産党へのアレルギーはあるかもしれない、
私たちもアレルギーがあるかもしれないけど乗り越えていかなきゃ」
小林節:「ぼくはいつの間にか赤旗に出てるけど、
ご登場いただくというアプローチはやめてほしい。
論点によって出たり出なかったりするわけだから」
小林節:「過去に向かってものを言うな。安倍独裁をどうするかを議論しよう
という議論の立て方がいいと思う。
今回共産党のほうから歩みあったのは歴史的なこと。」
志位:「相手の信頼を得ようと思えばまず信頼しようと」
小林:「本気度がわかる」
志位:「お盆のころから考えてたが、国会前で固まった」
志位:「国民の強い気持ちを感じた。立憲主義の破壊に対する不安感をみんな持ってる。
戦争法案の中身も怖いが、やり方も怖いというこの感覚。
この気持ちに応えなければダメだと。絶対に実らせたい。
あんな安倍政権のような出鱈目な政権を一刻も早く治したい。
提案したからには実らせたい」
志位:「こんなに燃えたことはないというくらい今回は燃えている。」
小林節:「参院選挙は確実に来る。
32の1人区で徹底的に調整して、衆院選の練習にすればいい」
志位:「1人区で野党が総取りすれば、自公は過半数割れする。
これほど大義のある選挙はない。 大義でみんなががんばればみんな動き出す」
志位:「大義がはっきりすれば勝てる。沖縄ではそうやって勝った。
立憲主義をとりもどす政府をつくるという大義。」
小林節:「講演の依頼も増えているが、講演にいくと立ち見になってる。
それくらい国民の意識が高まってる。」
志位:「国民が主権者として自分で考えて立ち上がろうという動きはもう止められない。
その歩みに野党がこたえなきゃ」
視聴者:「私に何ができる?」
志位:「怒りを持続して発展させていくこと。」
小林節:「戦争法について学習し直し、学びなおさないと熱意はさがってしまう。
理論武装すること。」
志位:「法律を廃止する論戦をやらなきゃいけない。これまでそういう論戦はやったことがない。
くふうしてやらなきゃ。戦争法案をわかりやすくまとめて表にして出すこともやる。」
小林節:「そんなに難しくない。元に戻すだけのことだから」
小池:「小林さんがSELDsの集会で雨の中、小林氏のスピーチが大きかった。」
小林節:「行かないと雨の中機動隊の存在に萎縮してしまうと思ったから行った。
樋口さんにもよく行ったと褒められた」
志位:「国民と野党がまとまることを一対のように考えない。
安倍支持率が下がらないのは野党に形が見えないから」
小林節:「これから受け皿ができたら変わる。」
「民主党政権ができたときでさえ民主と共産は別々だった。
それがまとまるというんだから、怖がらずに国民も参加してほしい」
終了。
◆http://news.infoseek.co.jp/article/30fujizak20150930004/
夕刊フジ / 2015年9月30日
◎不正に中国大失速まで…
VW経営危機 メルケル首相の露骨な親中路線も裏目
ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)による
ディーゼルエンジン車の排ガス規制逃れで、同社が違法ソフトウエア使用を決めたのは
約10年前の2005~06年だったとドイツメディアが報じた。
組織ぐるみの不正が長期化していた疑いが強まり、検察当局の捜査対象も拡大しそうだ。
販売台数ありきの拡大路線は過度な中国依存を招き、
中国経済の失速で大打撃となるのは確実で、メルケル首相の親中路線も裏目に出た。
DPA通信が報じたVWの内部調査結果によると、規制逃れの決定は2005~06年で、
ベルント・ピシェツリーダー氏が会長を務めていた。
ドイツ北部ブラウンシュワイクの検察当局は07年に就任した
マルティン・ウィンターコルン前会長に対し、詐欺容疑で捜査を開始したが、
さらに捜査対象が拡大する可能性が出てきた。
15年上半期(1~6月)の世界販売台数はトヨタ自動車を抑えてトップとなり、
初の年間首位も目前だったVWにとって、最大の課題は米国市場の開拓だった。
14年の米国での新車販売台数は主要メーカーで唯一の2桁減という「独り負け」。
「VWは米国では『安い車』というイメージがつきまとい、販売が低迷していた。
価格を抑えたディーゼル車で巻き返そうとしたのではないか」
と米自動車販売会社幹部は指摘する。
自動車産業に詳しい経済ジャーナリストの片山修氏は、
「2007年当時の販売台数は約570万台だったVWが、
14年に1000万台を前倒しで達成したことで無理に無理を重ねていた。
環境対応でもハイブリッドや電気自動車を投入した日本メーカーに対抗しようと
クリーンディーゼルを打ち出し、ドイツ政府も補助金を出したが、
規制逃れの指摘は数年前から出ていた」と語る。
一方で依存度を高めたのが中国市場だった。
VWは1981年に中国市場に進出し、シェアを拡大。
VW全体の売上高のうち約36%、利益の半分超を中国市場から稼ぎ出している。
ところが、中国経済の減速を受けて、同国の新車販売台数は5月に前年同月比0・4%減、
6月に2・3%減、7月に7・1%減、8月に3・0%減と前年割れが続く。
VWの主力合弁会社、一汽VWの8月の販売は13%の大幅減だった。
「中国市場に大きな拠点を築いたVWは、さらに約3兆円を中国市場に投資して
生産能力を年300万台から500万台に増やそうとしている。
メルケル首相が何度も中国を訪れるなどドイツ政府もバックアップしてきたが、
一つの国にのめり込み過ぎで、バランスを欠いているという懸念はあった」(片山氏)
VWはドイツ政府との密接な関係でも知られる。
もともと国営企業として誕生し、現在もニーダーザクセン州が議決権の20%を握る。
これについて欧州連合(EU)の欧州委員会が問題視したが、
ドイツ政府によって不問に付された。
VWとドイツ政府の近すぎる関係について米ウォールストリート・ジャーナル紙は
「自動車業界の利権を守るためなら道を踏み外してもかまわないという政府の姿勢を
これ以上ないほどはっきりした形で示したのは、メルケル首相自身だった。
2013年、メルケル氏はEUによる二酸化炭素(CO2)排出規制の厳格化を阻止するため
個人的に介入した。規制が強化されていれば、馬力のあるドイツ車は
排出量の少ない他の欧州車以上に大きな打撃を受けていただろう」と報じた。
13年には欧州連合(EU)の欧州委員会共同研究センターが作成した報告書で、
自動車メーカーが違法ソフトを使う手法で規制逃れが起きる危険性が指摘されていたが、
十分に実態を調査していなかった。
メルケル首相は中国主導のアジアインフラ投資銀行への参加を表明するなど、
親中路線を鮮明にしてきたが、肝心の中国経済が失速し、VWの経営にも打撃を与える。
前出の片山氏はこう指摘する。
「VWが抱える問題の根は深く、1~2年で回復するとは思えない。
中国経済の減速もVWの業績に打撃となり、
ドイツ経済、さらに欧州経済にとって大きなマイナス要因となりそうだ」
↑
ユダ米はわかっておって泳がせてきたわけですw 常套手段です。
しかし、思わぬ発信源(支那&ドイツ)から世界不況拡大となるのか?
シリアでのユダ米対ロシアの角逐、何が起こるやら?
刮目ですな。
「親鸞聖人御影 秋」です。
油彩F15号
☆晴れたり曇ったり。
今年も残り三ヶ月、大激動の予兆あり、
まずは、有言実行ですな、
◆http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-151001X838.html
時事通信 2015/10/01
◎ロシア、シリア空爆を開始=対「イスラム国」で軍事介入
【モスクワ時事】
ロシアは30日、シリアで過激派組織「イスラム国」と戦うアサド政権の要請に基づき、
同組織に対する空爆を開始した。
プーチン大統領は外国における軍事行動を提案し、上院が承認した。
大統領は「地上部隊を投入せず、航空戦力でシリア軍を支援する」と説明した。
シリアとイラクでの同組織の勢力拡大に伴い、今年春からアサド政権は弱体化。
米国は反体制派を支援しているが、シリアの混乱は続いている。
ロシアの本格的な軍事介入により、
欧州の難民問題につながるシリア情勢は大きな転機を迎えた。
ロイター通信によると、シリア国営テレビはロシア軍が中部のホムス、ハマ両県などの
「イスラム国」拠点を空爆したと報じた。
ロシア国防省は標的は同組織の通信設備や武器庫などだったと発表。
これに対して、有志連合側は「反体制派が標的だったとみられる」との見方を示した。
ロシアはアサド政権と、欧米は反体制派と協力して「イスラム国」と戦う構図。
アサド政権と反体制派は4年に及ぶ内戦の敵同士で、シリアの軍事情勢は複雑化しそうだ。
米ロが偶発的に衝突する恐れも懸念されている。
ロシアは、同盟関係にあるアサド政権の牙城であるシリア西部ラタキアの空港を改修し、
爆撃機など28機を実戦配備。
イラクの首都バグダッドには、シリア、イランなどとの「情報センター」を設置した。
米国防当局者などによると、ロシアはバグダッドの米大使館に空爆を事前通知し、
米軍機のシリア領空飛行の自粛を要請した。
ただ、カービー国務省報道官は
「米国主導の有志連合は、イラクやシリアでの飛行を継続する」と拒否した。
プーチン大統領は28日、国連総会の一般討論演説で、
欧米が退陣を求めるアサド政権を含む対「イスラム国」共同戦線の構築を国際社会に提案。
米国が拒否すれば空爆に踏み切ると伝えられていた。
プーチン大統領は30日、アサド大統領の「柔軟な態度を期待する」と踏み込み、
シリアの政治危機の根本的な解決を促した。
◆http://richardkoshimizu.at.webry.info/201509/article_199.html
richardkoshimizu's blog 2015/09/30
◎国連総会におけるプーチン大統領の演説
プーチン大統領が国連で歴史的名演説。
「民主主義」の名を借りたユダヤ米国による他国侵略を断罪。
他国侵略とは、金融ユダヤ人とシオニスト狂信者が、
大イスラエル帝国、ハザール汗国を作り出そうとする目論見。
ISISはシオニスト別働隊だ。
プーチンさん、そんなことはとっくにわかって行動している。
だから、国連をないがしろにして、米仏あたりが
勝手な他国攻撃をすることに警鐘を鳴らした。
国連が主体となって紛争を解決すべきとしたのだ。
国連が主役となれば、ユダヤ侵略軍は出る幕がなくなる。
もっとも、事務総長は、ユダヤ侵略軍の雇われだが。
◆国連総会におけるプーチン大統領の演説
http://jp.sputniknews.com/politics/20150929/971642.html
国連総会におけるロシアのプーチン大統領の演説では、
テロとの戦いが主要テーマとなった。
プーチン大統領は、テロ組織「イスラム国(IS)」と戦うために具体的な提案を行い、
国際的な連合の結成を呼びかけた。
またプーチン大統領は、ウクライナについても取り上げ、
ドンバスの住民の関心を考慮する必要性があると述べた。
プーチン大統領はまず国連について、次のように語った。
「国連は合法性、代表性そして普遍性において比類するもののないストラクチャーだ。
たしかにここ最近は国連を指した批判は少なくない。
あたかも国連は効果が不十分なところを見せ付けており、
原則的な解決の採択が何よりもまず、国連安保理メンバー間の
克服不可能な矛盾に立脚しているというものだ。
だが指摘しておきたいが、国連での意見の相違は、
組織が存在しつづけているこの70年の間、常にあったし、
拒否権の発動もいつも行なわれていた。
これを使ってきたのは米国であり、英国であり、フランスであり、中国であり、
ソ連、後のロシアだった。
これは、これだけ様々な顔を代表する組織にとってはしごく当然のことだ。
国連創設の際に、ここで意見の一致が支配するとは予測されなかった」。
プーチン大統領は、ロシアは全てのパートナーと共に、
幅広いコンセンサスを基盤にして国連を発展させる用意があり、
他の国々と協力して、国連の中心的役割を強化するために一貫して活動すると指摘した。
またプーチン大統領は演説で、ロシアを含めた一連の国々で活動が禁止されているテロ組織
「イスラム国(IS)」を含む中東情勢に多くの時間を割いた。
プーチン大統領は、極めて危険な組織であるISについて、
「何もないところから発生したのではない。これも初めは、
不要な体制に抗する武器として大切に育てられたのだ」と述べ、次のように語った-
「テロリストらに媚を売って取り入ろうとするあらゆる試みや、
ましてや彼らを武装させることなど、ただ先見の明がないだけでなく、
『火災の危険性』がある。
結果、世界的にテロの脅威が危機的に高まり、新たな地域が占領される恐れがある。
しかもISの施設では、欧州を含む多くの国の戦闘員たちの下準備が行われている。
残念ながら、率直に述べなければならないが、
敬愛なる皆さん、ロシアもこの件において例外ではない。
すでに血のにおいを感じてしまったこの悪党たちが祖国に戻り、
そこで自分たちの悪事を続けることを許してはならない。
私たちはそのようなことが起こるのを望んではいない。
なぜならそんなことを望んでいる人は誰もいないからだ。そうではないか」(以下、略)
◆http://richardkoshimizu.at.webry.info/201509/article_200.html
richardkoshimizu's blog 2015/09/30
◎プーチン大統領、昨年2月のキエフ騒擾は米国の陰謀と主張
「全て知っている」
ウクライナの正当な政権であったヤヌコビッチ政権を、ネオナチを送り込んで、
軍事クーデターで倒し、新ハザール汗国を捏造した。
今のウクライナの政権は、見事なまでの「シオニスト傀儡」政権。
だから、プーチン氏の国連演説の前に抗議退席し、破れた国旗を振り回す。
ウクライナ国民は、ユダヤ謀略で国家を乗っ取られたことを、どこまで知っているのか?
プーチン氏の正鵠な指摘を世界中の民が耳にする。
ユダヤ米国の「言い訳」に耳を貸すものはいない。
日本では、金融ユダヤに隷属するメディアが、声を揃えて、
プーチン批判をするが、すればするほど、読者が減る。
「陰謀論」だと惨軽は言うが、頭の悪い馬鹿右翼の言いぐさと何も変わらない。
2015/9/30
こちらはユダヤ米国傀儡メディア、安倍統一教会朝鮮新聞、産経新聞の記事です。
"陰謀論説"などと必死です。
◆プーチン大統領、昨年2月のキエフ騒擾は米国の陰謀と主張 「全て知っている」
http://www.sankei.com/world/news/150928/wor1509280026-n1.html
ロシアのプーチン大統領は27日放送の米CBSテレビのインタビューで、
ロシア寄りだったウクライナのヤヌコビッチ政権が昨年2月に崩壊したことへの
米国の関与について「全て知っている」と語り、
“米国陰謀説”を展開した。
プーチン氏はヤヌコビッチ政権に対する支援の内容や支援額、
ウクライナ人を誰が訓練したかについてロシアは把握していると述べ
「米国も隠していない」と主張した。
さらに「『ソ連崩壊が20世紀最大の悲劇だと考えている』と確かに私は言った」
と過去の自分の発言を繰り返し、
「2500万人ものロシア人が突如国外に取り残されることになった」
と理由を説明した。(共同)
コメント
*芭蕉 2015/09/30
プーチンに
正体暴かれ
ユダメリカ
再掲ですが、拙作二枚目、
「蓮如上人像 錦繍」です。 油彩F10号
良い兆しと悪い兆し、
◆http://sun.ap.teacup.com/souun/18454.html#readmore
晴耕雨読 2015/10/1
◎小林節 ✖️ 志位和夫 はじまた
☆https://twitter.com/reservologic
共産党本部に初めて来たという小林節氏、表情固い。
まあ、あたりまえだよね。
☆https://www.youtube.com/watch?v=7OgmA7OcAwY
戦争法廃止へ日本共産党の提案――国民連合政府の実現を
小林節氏:「平和主義が殺された、国民主権が殺され、独裁政治が始まったた。
政策課題の基盤である立憲主義がないと、論争もできない。
立憲主義を取り戻すことがすべてに優先する。」
志位:「非常事態だと思った。立憲主義を取り戻すために、協力して、政府を作る。
全国的な規模での選挙協力はやったことがないが、やろうと思った。」
小林:「重大な決意に感動している。」
志位:「沖縄で全区自民に勝った。全国ではただ選挙協力やるだけではなく、
大義の旗を立てて、連合政府を作るということを目指すことにした。」
小林:「考えが変わったことを変節という人もいるが、私も勉強を重ね、論争を重ねて、
意見が変わった。今は専守防衛。
自衛隊を米軍の2軍にするような集団的自衛権はまずいとわかった。
日本みたいなまぎれもない大国が70年間戦争しなかったのは宝のようなもの。
9条のおかげだと気付いた。」
小林節:「9条の下で軍隊は持てない。
自衛隊という第二警察で専守防衛をすることはいいことと思う。」
「憲法審査会の参考人に呼ばれて違憲だと言ったら、
お前らが決めるんじゃないと言われた。」
小林:「自民が失礼なのは、議論の場で議論に負けると、
あんたは知らないとか、素人だとか、個人攻撃する」
志位:「専門家の意見をちゃんと聞かなくてどうする?」
小林:「自民の世襲貴族みたいな人たちは殿様みたい、苦労しないで地位についている。
周りにはyesマンしかいない」
小林:「施行されてない法律については被害もないのだから裁判に訴えることはできない
という人がいるが、国民はあの法案で日々戦争の恐怖に脅かされる。
それは訴訟の要因になる。われわれは訴える。」
志位:「連合政権編への出発としてはいいスタートが切れたという感触を持っている。
岡田氏とは信頼感をもって話し合えると感じている。」
小池晃:「野党同士の信頼関係がかつてないほどできている」
志位:「党首会談も毎週のようにやっていたし、気持ちが共有できている」
小林節:「地方に呼ばれていくと、超党派でよばれることもあるけど、
共産党とどうやってつきあったらいいかわからないというこえがある。」
志位:「岡田氏が地方に遊説にいったら共産党の幹部に握手を求められたと言っていた。」
志位:「社民党とは大筋で賛同を得られた。生活の党の小沢氏は全面的に賛同してくれた。
政権への筋道をはっきり認識している小沢氏だから全面一致できた。」
小池:「小沢氏の記者会見をみたけど、記者が政策の不一致はどうするんだと聞くと
小沢氏は君は何言ってんだと一喝してた。」
志位:「共産党は長い間独自路線で戦ってきただ、国民の声があるから方針を変えた。
小沢氏はその決断は高く評価すると」
小林節:「それで批判は来るだろうけど、大原則はどこにあるんだと。
立憲主義を取り戻してこそそこからまた自由と平和がはじまる。
これ以上の大義はない」
小林節:「自民は党内に右から左まで全部あるが
党としてこれでいくとなったら一致する大人の側面があった。野党にはなかった。
政策の不一致をよこに置いておくという共産党の提案は現実的。
役人との再構築、労働法制もとりもどさなきゃ。時間はかかるだろう。」
小林節:「人事権ももとにもどさなきゃ。」
志位:「内閣法制局は仕事をなんにもやってない。」
小林:「浜田弁護士は いまは亡き内閣法制局 と言った。」
小池:「民主党SEALDs東海で、名古屋では集まりにくい場所にもかかわらず
みるみる人が集まってきた。野党は共闘というコールを受けた」
小林節:「ひまになるだろうから憲法訴訟の準備に入ろうと思っていたが、
講演依頼が殺到してなかなか手につかない。」
志位:「立法事実もなくなったのに法律を作った」
小池:「つきつめていけば何もない。あんたの頭の中は何もないのかと……」
志位:「安倍氏と何度も党首討論なんどもやって、何度も戦争法案と言ったのに、
安倍氏は自分に向かっていちどもレッテル貼りと言ったことはない」
小林節:「強い人には言えないんでしょ」
小池:「レッテル貼りと言うんら平和安全法制というほうがよっぽどレッテル貼り」
小林節:「盗人猛々しい。変なもの出してきて文句言うと対案を出せという。
対案じゃなくて廃案とはよく言ったと思う」
志位:「廃案が対案」
小林:「立法事実がない法律を作ろうというんだから危険がいっぱいなんだから」
小林節:「他党が共産党に対する恐怖心を取り除くことが重要」
小池晃:「さわってみよう見てみよう共産党 とおっしゃってた」
小林節:「自分の感性と判断力を信じて生きてきて、共産党には一種の被害妄想もあるけど、
結論として共産党は正しいと思う。さわってみたら噛みつかれなかった」
志位:「野党の協力呼びかけも共産党へのアレルギーはあるかもしれない、
私たちもアレルギーがあるかもしれないけど乗り越えていかなきゃ」
小林節:「ぼくはいつの間にか赤旗に出てるけど、
ご登場いただくというアプローチはやめてほしい。
論点によって出たり出なかったりするわけだから」
小林節:「過去に向かってものを言うな。安倍独裁をどうするかを議論しよう
という議論の立て方がいいと思う。
今回共産党のほうから歩みあったのは歴史的なこと。」
志位:「相手の信頼を得ようと思えばまず信頼しようと」
小林:「本気度がわかる」
志位:「お盆のころから考えてたが、国会前で固まった」
志位:「国民の強い気持ちを感じた。立憲主義の破壊に対する不安感をみんな持ってる。
戦争法案の中身も怖いが、やり方も怖いというこの感覚。
この気持ちに応えなければダメだと。絶対に実らせたい。
あんな安倍政権のような出鱈目な政権を一刻も早く治したい。
提案したからには実らせたい」
志位:「こんなに燃えたことはないというくらい今回は燃えている。」
小林節:「参院選挙は確実に来る。
32の1人区で徹底的に調整して、衆院選の練習にすればいい」
志位:「1人区で野党が総取りすれば、自公は過半数割れする。
これほど大義のある選挙はない。 大義でみんなががんばればみんな動き出す」
志位:「大義がはっきりすれば勝てる。沖縄ではそうやって勝った。
立憲主義をとりもどす政府をつくるという大義。」
小林節:「講演の依頼も増えているが、講演にいくと立ち見になってる。
それくらい国民の意識が高まってる。」
志位:「国民が主権者として自分で考えて立ち上がろうという動きはもう止められない。
その歩みに野党がこたえなきゃ」
視聴者:「私に何ができる?」
志位:「怒りを持続して発展させていくこと。」
小林節:「戦争法について学習し直し、学びなおさないと熱意はさがってしまう。
理論武装すること。」
志位:「法律を廃止する論戦をやらなきゃいけない。これまでそういう論戦はやったことがない。
くふうしてやらなきゃ。戦争法案をわかりやすくまとめて表にして出すこともやる。」
小林節:「そんなに難しくない。元に戻すだけのことだから」
小池:「小林さんがSELDsの集会で雨の中、小林氏のスピーチが大きかった。」
小林節:「行かないと雨の中機動隊の存在に萎縮してしまうと思ったから行った。
樋口さんにもよく行ったと褒められた」
志位:「国民と野党がまとまることを一対のように考えない。
安倍支持率が下がらないのは野党に形が見えないから」
小林節:「これから受け皿ができたら変わる。」
「民主党政権ができたときでさえ民主と共産は別々だった。
それがまとまるというんだから、怖がらずに国民も参加してほしい」
終了。
◆http://news.infoseek.co.jp/article/30fujizak20150930004/
夕刊フジ / 2015年9月30日
◎不正に中国大失速まで…
VW経営危機 メルケル首相の露骨な親中路線も裏目
ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)による
ディーゼルエンジン車の排ガス規制逃れで、同社が違法ソフトウエア使用を決めたのは
約10年前の2005~06年だったとドイツメディアが報じた。
組織ぐるみの不正が長期化していた疑いが強まり、検察当局の捜査対象も拡大しそうだ。
販売台数ありきの拡大路線は過度な中国依存を招き、
中国経済の失速で大打撃となるのは確実で、メルケル首相の親中路線も裏目に出た。
DPA通信が報じたVWの内部調査結果によると、規制逃れの決定は2005~06年で、
ベルント・ピシェツリーダー氏が会長を務めていた。
ドイツ北部ブラウンシュワイクの検察当局は07年に就任した
マルティン・ウィンターコルン前会長に対し、詐欺容疑で捜査を開始したが、
さらに捜査対象が拡大する可能性が出てきた。
15年上半期(1~6月)の世界販売台数はトヨタ自動車を抑えてトップとなり、
初の年間首位も目前だったVWにとって、最大の課題は米国市場の開拓だった。
14年の米国での新車販売台数は主要メーカーで唯一の2桁減という「独り負け」。
「VWは米国では『安い車』というイメージがつきまとい、販売が低迷していた。
価格を抑えたディーゼル車で巻き返そうとしたのではないか」
と米自動車販売会社幹部は指摘する。
自動車産業に詳しい経済ジャーナリストの片山修氏は、
「2007年当時の販売台数は約570万台だったVWが、
14年に1000万台を前倒しで達成したことで無理に無理を重ねていた。
環境対応でもハイブリッドや電気自動車を投入した日本メーカーに対抗しようと
クリーンディーゼルを打ち出し、ドイツ政府も補助金を出したが、
規制逃れの指摘は数年前から出ていた」と語る。
一方で依存度を高めたのが中国市場だった。
VWは1981年に中国市場に進出し、シェアを拡大。
VW全体の売上高のうち約36%、利益の半分超を中国市場から稼ぎ出している。
ところが、中国経済の減速を受けて、同国の新車販売台数は5月に前年同月比0・4%減、
6月に2・3%減、7月に7・1%減、8月に3・0%減と前年割れが続く。
VWの主力合弁会社、一汽VWの8月の販売は13%の大幅減だった。
「中国市場に大きな拠点を築いたVWは、さらに約3兆円を中国市場に投資して
生産能力を年300万台から500万台に増やそうとしている。
メルケル首相が何度も中国を訪れるなどドイツ政府もバックアップしてきたが、
一つの国にのめり込み過ぎで、バランスを欠いているという懸念はあった」(片山氏)
VWはドイツ政府との密接な関係でも知られる。
もともと国営企業として誕生し、現在もニーダーザクセン州が議決権の20%を握る。
これについて欧州連合(EU)の欧州委員会が問題視したが、
ドイツ政府によって不問に付された。
VWとドイツ政府の近すぎる関係について米ウォールストリート・ジャーナル紙は
「自動車業界の利権を守るためなら道を踏み外してもかまわないという政府の姿勢を
これ以上ないほどはっきりした形で示したのは、メルケル首相自身だった。
2013年、メルケル氏はEUによる二酸化炭素(CO2)排出規制の厳格化を阻止するため
個人的に介入した。規制が強化されていれば、馬力のあるドイツ車は
排出量の少ない他の欧州車以上に大きな打撃を受けていただろう」と報じた。
13年には欧州連合(EU)の欧州委員会共同研究センターが作成した報告書で、
自動車メーカーが違法ソフトを使う手法で規制逃れが起きる危険性が指摘されていたが、
十分に実態を調査していなかった。
メルケル首相は中国主導のアジアインフラ投資銀行への参加を表明するなど、
親中路線を鮮明にしてきたが、肝心の中国経済が失速し、VWの経営にも打撃を与える。
前出の片山氏はこう指摘する。
「VWが抱える問題の根は深く、1~2年で回復するとは思えない。
中国経済の減速もVWの業績に打撃となり、
ドイツ経済、さらに欧州経済にとって大きなマイナス要因となりそうだ」
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ユダ米はわかっておって泳がせてきたわけですw 常套手段です。
しかし、思わぬ発信源(支那&ドイツ)から世界不況拡大となるのか?
シリアでのユダ米対ロシアの角逐、何が起こるやら?
刮目ですな。