画は 歌川廣重 (安藤廣重)
寛政9年(1797年)〜安政5年(1858年)
号は一立齋(いちりゅうさい) 作
「六合渡し場 (川崎六郷渡) の景」 です。
☆雪、積りました。
さて、論旨すべてに同意ではないが、
◆http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/hutatabisensoudouinnerauyasukunisanpai.html
長周新聞 2014年1月6日付
再び戦争動員狙う靖国参拝
米国の先兵になりアジアと対立
戦没者冒涜する売国政治
安倍首相は内外のごうごうたる批判世論のなかを、昨年末の26日、
靖国神社参拝を強行した。昨年1年、安倍政府が戦時国家づくりに暴走するなかで
「再び戦争をさせてはならない」という国民の憤激がかつてなく高まり、
先月6日の特定秘密保護法強行採決を前に
知識人の集会やデモなど全国的大衆行動に発展したが、
靖国参拝で世論はもう一段沸き立っている。
「安倍内閣をたたきつぶせ」 「これほど内外の支持のない内閣が長くもつはずがない」
と語られるなど、強い行動意欲となってあらわれている。
☆戦争の反省覆す「不戦の誓い」
安倍内閣では昨年4月に麻生副総理らが靖国に参拝し、1月に入ってからは
新藤総務相が参拝している。先月26日の参拝後に安倍首相は、
「過去への痛切な反省の上に立って、二度と戦争を起こしてはならない」
との「不戦の誓い」を口にした。
しかし、かつての戦争の反省を覆して次次と戦争準備を進めてきたのは安倍政府にほかならない。
当初、憲法96条の改定で憲法を改悪しようとし、世論の批判が強まると、
今度は日本版NSC(国家安全保障会議)と秘密保護法を強行し、
今年の通常国会では「国家安全保障基本法」の成立を狙っている。
それはアメリカの指揮下で集団的自衛権の行使を認め、
国民総動員の戦時国家づくりを狙うもので、憲法の戦争放棄の否定である。
そのうえ自衛隊の海兵隊化を進め
尖閣諸島問題で中国を挑発して武力衝突寸前の危機をつくり出している。
また、靖国神社には、無理矢理戦場に駆り出されて殺された多くの兵士とともに、
先の戦争で人民を戦争に駆り立てた東条英機らA級戦犯14人も合祀されており、
これについては戦争体験者や遺族からも、またアジアの国国からも強い批判がある。
戦争をひき起こした者を免罪して「不戦の誓い」をいうことはできない。
そして、靖国参拝によって、いまだ首脳会談のメドもない中国や韓国をはじめとして、
日本とアジア諸国との緊張をますます高めることになった。
日本と中国、韓国との経済の結びつきは非常に強く、とくに中国は最大の貿易相手国である。
こうした貿易の発展を犠牲にしてまで近隣諸国との緊張を激化させることは、
日本経済を今以上に疲弊させる馬鹿げたことである。
かつての戦争で、2世帯に1人以上の約1000万人が1銭5厘の赤紙で
無理矢理戦場に駆り出され、郷里から遠く離れた中国や東南アジアや太平洋の戦場で殺され、
また沖縄戦や全国各地の空襲、そして広島・長崎への原爆で非戦斗の老若男女が焼き殺され、
あわせて約320万人が犠牲になった。
日本人民は焦土のなかから立ち上がり、復興に尽くしたが、それは戦争で殺された
自分の親、兄弟や息子、娘に対する心からの哀悼の気持ちから、
二度と戦争を起こさない平和で豊かな国にすることを誓いとしたものであった。
ここで問題は、かつての戦争をひき起こした最大の責任者である天皇をはじめとして、
財閥や官僚、政治家、マスメディアなど天皇制軍国主義の支配者たちは、
日本とアジアの人民に筆舌に尽くしがたい犠牲を強いたにもかかわらず、
それに対してなんの償いもしてこなかったことである。
そればかりか日本を侵略・支配するアメリカに命乞いをして、
国民の多大な犠牲と引き換えに生き延び、敗戦後はアメリカの目下の同盟者となって
引き続き支配階級の地位を与えられた。
こうしてつくられた対米従属構造が、戦後70年近くたって日本を
政治、経済、教育、文化など全面にわたる崩壊状況に至らしめた根源である。
そして今度は、アメリカの下僕となって戦争までやろうというのが安倍政府である。
☆「愛国」装う売国的な姿 米国の意向くみ行動
靖国を参拝した安倍首相らは「愛国派」の装いをとっている。
しかし彼らがやっていることは、かつて侵略戦争の犯罪を犯したアジア諸国への横柄な態度であり、
他方で原爆を投げつけたアメリカに対する屈服である。
それは強い者には媚びを売り、弱い者には居丈高に振る舞うというもので、
民族の誇りなどといえるものではなく、まさに売国的な態度にほかならない。
そして安倍の靖国参拝に、オバマ政府が「失望した」と声明を出し、
メディアが「アメリカの制止も聞かず突っ走った」と騒いでいる。
しかしアメリカが日本に「独立」の見せかけをとらせるのは、
「日米安保」体制の基調となってきた。
とくに最近では、経済的な衰退が明らかなアメリカは、
日本をみずからの代理人として前面に立ててアジアで戦争をやろうとしている。
安倍はそのようなアメリカの意向をくんで行動していると見るほかはない。
昨年の中国による防空識別圏設定問題で、安倍政府は真っ先に中国に抗議し、
国内航空各社に対して中国が提出を求める飛行計画を提出するなと要請した。
しかしアメリカをはじめ韓国その他のアジア諸国は、乗客の安全を守るため、
敵対的なフライトではないことを知らせようと飛行計画を中国に提出している。
そのなかで安倍政府だけが乗客の生命や安全もかえりみずアメリカのいいなりになって
乗客を前面に立てて中国を挑発するという、
きわめて向こう見ずな突っ走りとなっていることが浮き彫りになった。
さらにアメリカの日本支配の重要な手口は、
戦争をひき起こした天皇を頭とする日本の支配階級と、
戦争に駆り出され犠牲を受けた幾千万の人民との区別をなくし、
日本人民にアジアへの「加害責任」を説教することであり、
これに対してアメリカが「平和と民主主義」勢力であると描き、
アメリカの原爆投下と対日占領を正当化することであった。
戦後の日本のいわゆる「革新」勢力のなかでは、この影響を強く受け、
アメリカを「進歩」とみなす潮流がはびこった。
戦地体験者を戦争協力者だとみなして平和運動から排除し、遺族を含めて自民党側に追いやった。
「じいちゃん、ばあちゃんが悪いことをしたから原爆が落とされた」という加害者論がはびこり、
被爆者は体験を語ることを抑えられてきた。
現在、被爆者や戦争体験者が「今こそわれわれの出番」
「戦争体験を語り継ぎ、戦争を阻止しなければならない」と
使命感を持って行動に立ち上がっている。
そのなかで、「自由と民主主義のため」といって
史上もっとも残虐な戦争をおこなってきたのはアメリカであり、
「自由・民主・人権」は残忍な人殺しを生み出すイデオロギーであることが暴露されている。
そのアメリカのいいなりになって、日本をアメリカの対中国戦争の盾にし、
再び原水爆の火の海に投げ込もうとする安倍政府の、
度はずれた売国性を問題にしないわけにはいかない。
それは日本の発展を願いつつ死んでいったすべての戦没者を冒涜するものである。
戦没者の死を無にしないためにも、だれが再び戦争をひき起こそうとしているかを鮮明にし、
根源である「日米安保」体制打破のために各階級各階層が団結して、
戦争を押しとどめ、独立した平和で豊かな日本を建設する運動を発展させなければならない。
廣重、二枚目、
「小倉擬百人一首 光孝天皇 巴御前」です。
君がため春の野にいでて若菜つむ
わが衣手に雪はふりつつ
タモガミはダメだろうよw 頭が軽すぎる、
確かに、細川幽斎は「世渡りの名人」ではあるねぇ、
◆http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-993.html
闇株新聞 2014年01月10日
◎東京都知事選を巡る魑魅魍魎(ちみもうりょう)
猪瀬都知事の辞任に伴う東京都知事選は、1月23日の公示・2月9日の投票に向けて、
各方面の思惑が満載された候補者選びが佳境に入っています。
都知事選は2011年4月と2012年12月に続き、ここ3年弱で3度目となり、
1回あたり50億円の血税が使われるため、通常よりも100億円も無駄遣いすることになります。
そうはいっても1300万人をこえる人口を抱え、90兆円以上のGDP
(現在の為替でも世界16位に相当し、韓国より少し小さい)を稼ぎ出し、
オリンピック利権もカジノ利権もある「大国」東京の首長を選ぶわけで、
それなりに重要なイベントです。
たまたまですが、昨年末から新年にかけて有料メルマガ「闇株新聞 プレミアム」で
2014年の10大ニュースを予想したのですが、そのトップが
「脱原発を掲げて小泉純一郎が政界に一大勢力をつくる」でした。
これは「痛みを伴う改革」や「郵政民営化」など数々の失政・悪政を繰り返しながら、
政治的嗅覚だけは優れた小泉氏が「脱原発は票になる」と考えただけですが、
生き残りを図る有象無象の野党議員などが安直に馳せ参じ、数だけは一大勢力となり、
それなりの影響力を持つことに「大いなる懸念」を感じているからです。
その「大いなる懸念」が、早くも「大国」東京の首長選で実現してしまう恐れが出てきました。
元首相で1998年に政界を引退して陶芸家になっていたはずの細川護熙氏が、
唐突に脱原発を前面に小泉氏との連携を視野に知事選出馬を「検討」している
と報じられています。確かに政界を引退して15年も経過しているので、
1994年に政権を放棄した「複雑な事情」も時効になっており、
小泉氏の「表の顔」としては適任かもしれません。
ちなみに細川家とは、もともと鎌倉幕府の御家人でしたが裏切って
足利尊氏につき室町幕府の管領となり勢力を伸ばします。
その後も織田信長、明智光秀、豊臣秀吉と次々と主人を乗換えて
江戸幕府でも肥後54万石の領主となり、
さらに明治維新後にも侯爵になるなど「大変に世渡りがうまい家系」です。
小泉氏も細川氏も「大国」東京を制覇するために脱原発を掲げているだけですが、
東京の脱原発票は200万票以上といわれ「最有力候補」となります。
大変に情けないことに、民主党が相乗りしそうな雰囲気です。
しかし本誌が「もっと懸念すること」は、
細川氏も単なる「表の顔」だけでは満足しないはずで、直前に小泉氏が
もっと単純で御しやすい候補(例えば東国原氏)と入れ替えてしまうことです。
だとすると逆に当選の可能性が上がることも考えられ、
「大国」東京がオリンピック利権やカジノ利権とともに完全に「小泉王国」となってしまいます。
東京都民の皆様には、真剣に考えていただきたいと切に願います。
自民党も、よほど候補に困ったのか元厚生労働大臣の舛添要一氏を
無所属で立候補させて推薦するようです。
舛添氏とは、平成22年に野党に転落した自民党を散々批判したうえで飛び出して
新党改革を立ち上げるなど、大変に独断専行でスタンドプレーが目立つ政治家(タレント?)です。
最近のテレビ報道では「まだ検討中」ともったいぶっていますが、満面の笑みを隠せず
「やっぱり時代は私を必要としている!」とご満悦のようです。
自民党が推薦すれば、母体の宗教法人の許認可を司る都知事を敵に回せない公明党も
協力せざるを得ず、細川氏が出馬しても「いい勝負」となります。
それにしても国政で安定政権の自民・公明にしては
「もう少しマシな候補がいなかったのかなあ?」と思われ、
そこを政治的嗅覚に優れた小泉氏に突かれたことになります。
維新の会は自主投票としたようですが、
石原共同代表は航空自衛隊の元航空幕僚長・田母神俊雄氏を個人的に応援するそうです。
田母神氏は2008年に発表した民間の懸賞論文が政府見解に反していると問題視されて解任
となったのですが、その政府見解とは
「日本は国策を誤り侵略戦争で多くの国とりわけアジアの国々に多大な迷惑をかけた」
という村山談話のことで、国民として当然の主張でした。
ただ残念ながら田母神氏には頼れるブレーンがいなかったようで、
その後の活動は非常に限定的です。もちろん当選の可能性はありませんが、
本誌は個人的に応援します。
かくして東京都知事選を巡る魑魅魍魎の思惑は、佳境に入っていくのです。
廣重、三枚目、
「富士三十六景 東都数奇屋河岸」です。
昨日も書きましたが、チョン一郎の思惑など、どーでもよく、
首都東京で「脱原発・知事」誕生! のインパクトはでかい、
キ印とハサミはつかいようではないのかw
面白いねぇ、
◆https://www.tokyo-jimin.jp/bbs/forum.php?proc=ThreadList&pointer=0&log=present
◎TOKYO自民党BBS
▼http://img.news-us.jp/japan/politics/tokyo-jiminbbs.jpg
*舛添要一の公認反対
*撤回!!!
*枡添を押す自民党には失望した。
*No.386 : 新宿の支持者連は舛添公認反対を決めました
投稿者 : 新宿の支持者連 投稿日 : 2014/01/09
30代40代でいつも選挙応援をしている新宿の支持者連会合では舛添公認反対
を決めました、公認、推薦の場合は一切自民党東京支部の応援は
今後いたしません、吉住議員にも伝える予定ですが
広く支持者に宣言するためにこちらに書かせていただきます。
*Re.5 : 舛添公認反対に賛成
投稿者 : しんじゅくく 投稿日 : 2014/01/09
都政に及ぼす悪影響を鑑み、舛添要一氏公認に反対を表明します。
>実姉の生活保護問題
他にも、
・スタンドプレー好きな元タレント
・党要職にありながら自民党下野のタイミングで離党した無責任な輩やから
都知事という重責を担う器ではないと考えます。
小賢しい頭の良さより誠実さを持った人物こそふさわしいポジションです。
それとも、舛添要一氏を公認することに何かメリットがあるのでしょうか?
◆http://toshiaki.exblog.jp/
古川利明の同時代ウォッチング
◎2014年 01月 05日
#で、今朝(=1・9)の朝日に、熊本藩のお殿サマこと、
元総理ダイジンの細川護煕が、猪瀬の後釜を選ぶ都知事センキョに出馬を検討しておって、
「数日中に最終ハンダンするとみられる」かあ。
んー、「脱原発!」を掲げて、コイズミとの連携を目指しておるのか。
曰く、「立候補は5分5分だ。勝ち負けではない」かあ。いやあ、コイツは、出たら、
超オモロくなるよなあ。だって、アベんところの自民トウは、
除名したマスゾエを担ぎ出そうとしとるんだからな。
それに信濃町の丸ハムも乗っかるのみならず、民主トウっていうか、
松原仁をカシラとする都連だよなあ。そのマスゾエを応援しようってんだから、
世も末っていうか、有権者を愚弄しマクっておるよなあ。
っていうかさ、そもそものハナシ、この「自公民」ってのは、節操ってのが、ねえのかよ?
アベにしてみりゃ、自分んところを飛び出してだな、さんざん、浮気し倒して、
他のオトコに股をピャーッと開いて、ヤリマクっておったオンナを、
ようまあ、こういけしゃあしゃあと、「出戻り、チョーOK!」って受け入れるよなあ。
ワシは非常に理解に苦しむ(笑)
#ほうー、今晩(=1・9)、テレ東のWBSがOAしたんかよ、
「細川護煕、都知事センキョへ出馬意向固める」って打っておるなあ。
来週ってのは、成人の日の「1・13」から始まる週だが、
コイズミと会うて、それで最終ケツダンするっていう運びのようだな。
いよいよ、動き出してきたっていうカンジだな。
マスゾエとは、どっちが先にジャンケンを出すんだろうなあ。
確かに、「脱原発!」もさることながら、ワシはむしろ、
「政怪再編=野党結集」の接着剤っていうか、起爆剤になりうると思う。
だって、向こう4年の間に、必ず、「衆」と「参」のセンキョがあるんだからな。
コイツは「細川=コイズミ新党」ってのが、出てくるなあ。
綱領の第一が「原発即時ゼロ」かあ(笑)
↑
フクイチ収束もいまだ覚束ぬ体たらくの今、
「脱原発知事」誕生は大きな意味がある、と思いますが。
宇都宮健児さんは適任だが、地味すぎてなかなか当選は ? なのでねぇ。
寛政9年(1797年)〜安政5年(1858年)
号は一立齋(いちりゅうさい) 作
「六合渡し場 (川崎六郷渡) の景」 です。
☆雪、積りました。
さて、論旨すべてに同意ではないが、
◆http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/hutatabisensoudouinnerauyasukunisanpai.html
長周新聞 2014年1月6日付
再び戦争動員狙う靖国参拝
米国の先兵になりアジアと対立
戦没者冒涜する売国政治
安倍首相は内外のごうごうたる批判世論のなかを、昨年末の26日、
靖国神社参拝を強行した。昨年1年、安倍政府が戦時国家づくりに暴走するなかで
「再び戦争をさせてはならない」という国民の憤激がかつてなく高まり、
先月6日の特定秘密保護法強行採決を前に
知識人の集会やデモなど全国的大衆行動に発展したが、
靖国参拝で世論はもう一段沸き立っている。
「安倍内閣をたたきつぶせ」 「これほど内外の支持のない内閣が長くもつはずがない」
と語られるなど、強い行動意欲となってあらわれている。
☆戦争の反省覆す「不戦の誓い」
安倍内閣では昨年4月に麻生副総理らが靖国に参拝し、1月に入ってからは
新藤総務相が参拝している。先月26日の参拝後に安倍首相は、
「過去への痛切な反省の上に立って、二度と戦争を起こしてはならない」
との「不戦の誓い」を口にした。
しかし、かつての戦争の反省を覆して次次と戦争準備を進めてきたのは安倍政府にほかならない。
当初、憲法96条の改定で憲法を改悪しようとし、世論の批判が強まると、
今度は日本版NSC(国家安全保障会議)と秘密保護法を強行し、
今年の通常国会では「国家安全保障基本法」の成立を狙っている。
それはアメリカの指揮下で集団的自衛権の行使を認め、
国民総動員の戦時国家づくりを狙うもので、憲法の戦争放棄の否定である。
そのうえ自衛隊の海兵隊化を進め
尖閣諸島問題で中国を挑発して武力衝突寸前の危機をつくり出している。
また、靖国神社には、無理矢理戦場に駆り出されて殺された多くの兵士とともに、
先の戦争で人民を戦争に駆り立てた東条英機らA級戦犯14人も合祀されており、
これについては戦争体験者や遺族からも、またアジアの国国からも強い批判がある。
戦争をひき起こした者を免罪して「不戦の誓い」をいうことはできない。
そして、靖国参拝によって、いまだ首脳会談のメドもない中国や韓国をはじめとして、
日本とアジア諸国との緊張をますます高めることになった。
日本と中国、韓国との経済の結びつきは非常に強く、とくに中国は最大の貿易相手国である。
こうした貿易の発展を犠牲にしてまで近隣諸国との緊張を激化させることは、
日本経済を今以上に疲弊させる馬鹿げたことである。
かつての戦争で、2世帯に1人以上の約1000万人が1銭5厘の赤紙で
無理矢理戦場に駆り出され、郷里から遠く離れた中国や東南アジアや太平洋の戦場で殺され、
また沖縄戦や全国各地の空襲、そして広島・長崎への原爆で非戦斗の老若男女が焼き殺され、
あわせて約320万人が犠牲になった。
日本人民は焦土のなかから立ち上がり、復興に尽くしたが、それは戦争で殺された
自分の親、兄弟や息子、娘に対する心からの哀悼の気持ちから、
二度と戦争を起こさない平和で豊かな国にすることを誓いとしたものであった。
ここで問題は、かつての戦争をひき起こした最大の責任者である天皇をはじめとして、
財閥や官僚、政治家、マスメディアなど天皇制軍国主義の支配者たちは、
日本とアジアの人民に筆舌に尽くしがたい犠牲を強いたにもかかわらず、
それに対してなんの償いもしてこなかったことである。
そればかりか日本を侵略・支配するアメリカに命乞いをして、
国民の多大な犠牲と引き換えに生き延び、敗戦後はアメリカの目下の同盟者となって
引き続き支配階級の地位を与えられた。
こうしてつくられた対米従属構造が、戦後70年近くたって日本を
政治、経済、教育、文化など全面にわたる崩壊状況に至らしめた根源である。
そして今度は、アメリカの下僕となって戦争までやろうというのが安倍政府である。
☆「愛国」装う売国的な姿 米国の意向くみ行動
靖国を参拝した安倍首相らは「愛国派」の装いをとっている。
しかし彼らがやっていることは、かつて侵略戦争の犯罪を犯したアジア諸国への横柄な態度であり、
他方で原爆を投げつけたアメリカに対する屈服である。
それは強い者には媚びを売り、弱い者には居丈高に振る舞うというもので、
民族の誇りなどといえるものではなく、まさに売国的な態度にほかならない。
そして安倍の靖国参拝に、オバマ政府が「失望した」と声明を出し、
メディアが「アメリカの制止も聞かず突っ走った」と騒いでいる。
しかしアメリカが日本に「独立」の見せかけをとらせるのは、
「日米安保」体制の基調となってきた。
とくに最近では、経済的な衰退が明らかなアメリカは、
日本をみずからの代理人として前面に立ててアジアで戦争をやろうとしている。
安倍はそのようなアメリカの意向をくんで行動していると見るほかはない。
昨年の中国による防空識別圏設定問題で、安倍政府は真っ先に中国に抗議し、
国内航空各社に対して中国が提出を求める飛行計画を提出するなと要請した。
しかしアメリカをはじめ韓国その他のアジア諸国は、乗客の安全を守るため、
敵対的なフライトではないことを知らせようと飛行計画を中国に提出している。
そのなかで安倍政府だけが乗客の生命や安全もかえりみずアメリカのいいなりになって
乗客を前面に立てて中国を挑発するという、
きわめて向こう見ずな突っ走りとなっていることが浮き彫りになった。
さらにアメリカの日本支配の重要な手口は、
戦争をひき起こした天皇を頭とする日本の支配階級と、
戦争に駆り出され犠牲を受けた幾千万の人民との区別をなくし、
日本人民にアジアへの「加害責任」を説教することであり、
これに対してアメリカが「平和と民主主義」勢力であると描き、
アメリカの原爆投下と対日占領を正当化することであった。
戦後の日本のいわゆる「革新」勢力のなかでは、この影響を強く受け、
アメリカを「進歩」とみなす潮流がはびこった。
戦地体験者を戦争協力者だとみなして平和運動から排除し、遺族を含めて自民党側に追いやった。
「じいちゃん、ばあちゃんが悪いことをしたから原爆が落とされた」という加害者論がはびこり、
被爆者は体験を語ることを抑えられてきた。
現在、被爆者や戦争体験者が「今こそわれわれの出番」
「戦争体験を語り継ぎ、戦争を阻止しなければならない」と
使命感を持って行動に立ち上がっている。
そのなかで、「自由と民主主義のため」といって
史上もっとも残虐な戦争をおこなってきたのはアメリカであり、
「自由・民主・人権」は残忍な人殺しを生み出すイデオロギーであることが暴露されている。
そのアメリカのいいなりになって、日本をアメリカの対中国戦争の盾にし、
再び原水爆の火の海に投げ込もうとする安倍政府の、
度はずれた売国性を問題にしないわけにはいかない。
それは日本の発展を願いつつ死んでいったすべての戦没者を冒涜するものである。
戦没者の死を無にしないためにも、だれが再び戦争をひき起こそうとしているかを鮮明にし、
根源である「日米安保」体制打破のために各階級各階層が団結して、
戦争を押しとどめ、独立した平和で豊かな日本を建設する運動を発展させなければならない。
廣重、二枚目、
「小倉擬百人一首 光孝天皇 巴御前」です。
君がため春の野にいでて若菜つむ
わが衣手に雪はふりつつ
タモガミはダメだろうよw 頭が軽すぎる、
確かに、細川幽斎は「世渡りの名人」ではあるねぇ、
◆http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-993.html
闇株新聞 2014年01月10日
◎東京都知事選を巡る魑魅魍魎(ちみもうりょう)
猪瀬都知事の辞任に伴う東京都知事選は、1月23日の公示・2月9日の投票に向けて、
各方面の思惑が満載された候補者選びが佳境に入っています。
都知事選は2011年4月と2012年12月に続き、ここ3年弱で3度目となり、
1回あたり50億円の血税が使われるため、通常よりも100億円も無駄遣いすることになります。
そうはいっても1300万人をこえる人口を抱え、90兆円以上のGDP
(現在の為替でも世界16位に相当し、韓国より少し小さい)を稼ぎ出し、
オリンピック利権もカジノ利権もある「大国」東京の首長を選ぶわけで、
それなりに重要なイベントです。
たまたまですが、昨年末から新年にかけて有料メルマガ「闇株新聞 プレミアム」で
2014年の10大ニュースを予想したのですが、そのトップが
「脱原発を掲げて小泉純一郎が政界に一大勢力をつくる」でした。
これは「痛みを伴う改革」や「郵政民営化」など数々の失政・悪政を繰り返しながら、
政治的嗅覚だけは優れた小泉氏が「脱原発は票になる」と考えただけですが、
生き残りを図る有象無象の野党議員などが安直に馳せ参じ、数だけは一大勢力となり、
それなりの影響力を持つことに「大いなる懸念」を感じているからです。
その「大いなる懸念」が、早くも「大国」東京の首長選で実現してしまう恐れが出てきました。
元首相で1998年に政界を引退して陶芸家になっていたはずの細川護熙氏が、
唐突に脱原発を前面に小泉氏との連携を視野に知事選出馬を「検討」している
と報じられています。確かに政界を引退して15年も経過しているので、
1994年に政権を放棄した「複雑な事情」も時効になっており、
小泉氏の「表の顔」としては適任かもしれません。
ちなみに細川家とは、もともと鎌倉幕府の御家人でしたが裏切って
足利尊氏につき室町幕府の管領となり勢力を伸ばします。
その後も織田信長、明智光秀、豊臣秀吉と次々と主人を乗換えて
江戸幕府でも肥後54万石の領主となり、
さらに明治維新後にも侯爵になるなど「大変に世渡りがうまい家系」です。
小泉氏も細川氏も「大国」東京を制覇するために脱原発を掲げているだけですが、
東京の脱原発票は200万票以上といわれ「最有力候補」となります。
大変に情けないことに、民主党が相乗りしそうな雰囲気です。
しかし本誌が「もっと懸念すること」は、
細川氏も単なる「表の顔」だけでは満足しないはずで、直前に小泉氏が
もっと単純で御しやすい候補(例えば東国原氏)と入れ替えてしまうことです。
だとすると逆に当選の可能性が上がることも考えられ、
「大国」東京がオリンピック利権やカジノ利権とともに完全に「小泉王国」となってしまいます。
東京都民の皆様には、真剣に考えていただきたいと切に願います。
自民党も、よほど候補に困ったのか元厚生労働大臣の舛添要一氏を
無所属で立候補させて推薦するようです。
舛添氏とは、平成22年に野党に転落した自民党を散々批判したうえで飛び出して
新党改革を立ち上げるなど、大変に独断専行でスタンドプレーが目立つ政治家(タレント?)です。
最近のテレビ報道では「まだ検討中」ともったいぶっていますが、満面の笑みを隠せず
「やっぱり時代は私を必要としている!」とご満悦のようです。
自民党が推薦すれば、母体の宗教法人の許認可を司る都知事を敵に回せない公明党も
協力せざるを得ず、細川氏が出馬しても「いい勝負」となります。
それにしても国政で安定政権の自民・公明にしては
「もう少しマシな候補がいなかったのかなあ?」と思われ、
そこを政治的嗅覚に優れた小泉氏に突かれたことになります。
維新の会は自主投票としたようですが、
石原共同代表は航空自衛隊の元航空幕僚長・田母神俊雄氏を個人的に応援するそうです。
田母神氏は2008年に発表した民間の懸賞論文が政府見解に反していると問題視されて解任
となったのですが、その政府見解とは
「日本は国策を誤り侵略戦争で多くの国とりわけアジアの国々に多大な迷惑をかけた」
という村山談話のことで、国民として当然の主張でした。
ただ残念ながら田母神氏には頼れるブレーンがいなかったようで、
その後の活動は非常に限定的です。もちろん当選の可能性はありませんが、
本誌は個人的に応援します。
かくして東京都知事選を巡る魑魅魍魎の思惑は、佳境に入っていくのです。
廣重、三枚目、
「富士三十六景 東都数奇屋河岸」です。
昨日も書きましたが、チョン一郎の思惑など、どーでもよく、
首都東京で「脱原発・知事」誕生! のインパクトはでかい、
キ印とハサミはつかいようではないのかw
面白いねぇ、
◆https://www.tokyo-jimin.jp/bbs/forum.php?proc=ThreadList&pointer=0&log=present
◎TOKYO自民党BBS
▼http://img.news-us.jp/japan/politics/tokyo-jiminbbs.jpg
*舛添要一の公認反対
*撤回!!!
*枡添を押す自民党には失望した。
*No.386 : 新宿の支持者連は舛添公認反対を決めました
投稿者 : 新宿の支持者連 投稿日 : 2014/01/09
30代40代でいつも選挙応援をしている新宿の支持者連会合では舛添公認反対
を決めました、公認、推薦の場合は一切自民党東京支部の応援は
今後いたしません、吉住議員にも伝える予定ですが
広く支持者に宣言するためにこちらに書かせていただきます。
*Re.5 : 舛添公認反対に賛成
投稿者 : しんじゅくく 投稿日 : 2014/01/09
都政に及ぼす悪影響を鑑み、舛添要一氏公認に反対を表明します。
>実姉の生活保護問題
他にも、
・スタンドプレー好きな元タレント
・党要職にありながら自民党下野のタイミングで離党した無責任な輩やから
都知事という重責を担う器ではないと考えます。
小賢しい頭の良さより誠実さを持った人物こそふさわしいポジションです。
それとも、舛添要一氏を公認することに何かメリットがあるのでしょうか?
◆http://toshiaki.exblog.jp/
古川利明の同時代ウォッチング
◎2014年 01月 05日
#で、今朝(=1・9)の朝日に、熊本藩のお殿サマこと、
元総理ダイジンの細川護煕が、猪瀬の後釜を選ぶ都知事センキョに出馬を検討しておって、
「数日中に最終ハンダンするとみられる」かあ。
んー、「脱原発!」を掲げて、コイズミとの連携を目指しておるのか。
曰く、「立候補は5分5分だ。勝ち負けではない」かあ。いやあ、コイツは、出たら、
超オモロくなるよなあ。だって、アベんところの自民トウは、
除名したマスゾエを担ぎ出そうとしとるんだからな。
それに信濃町の丸ハムも乗っかるのみならず、民主トウっていうか、
松原仁をカシラとする都連だよなあ。そのマスゾエを応援しようってんだから、
世も末っていうか、有権者を愚弄しマクっておるよなあ。
っていうかさ、そもそものハナシ、この「自公民」ってのは、節操ってのが、ねえのかよ?
アベにしてみりゃ、自分んところを飛び出してだな、さんざん、浮気し倒して、
他のオトコに股をピャーッと開いて、ヤリマクっておったオンナを、
ようまあ、こういけしゃあしゃあと、「出戻り、チョーOK!」って受け入れるよなあ。
ワシは非常に理解に苦しむ(笑)
#ほうー、今晩(=1・9)、テレ東のWBSがOAしたんかよ、
「細川護煕、都知事センキョへ出馬意向固める」って打っておるなあ。
来週ってのは、成人の日の「1・13」から始まる週だが、
コイズミと会うて、それで最終ケツダンするっていう運びのようだな。
いよいよ、動き出してきたっていうカンジだな。
マスゾエとは、どっちが先にジャンケンを出すんだろうなあ。
確かに、「脱原発!」もさることながら、ワシはむしろ、
「政怪再編=野党結集」の接着剤っていうか、起爆剤になりうると思う。
だって、向こう4年の間に、必ず、「衆」と「参」のセンキョがあるんだからな。
コイツは「細川=コイズミ新党」ってのが、出てくるなあ。
綱領の第一が「原発即時ゼロ」かあ(笑)
↑
フクイチ収束もいまだ覚束ぬ体たらくの今、
「脱原発知事」誕生は大きな意味がある、と思いますが。
宇都宮健児さんは適任だが、地味すぎてなかなか当選は ? なのでねぇ。