画は拙作にて、
「日蓮 辻説法」です。
水彩 32cm x 40cm 紙
☆雨模様が続きましたが、昨日辺りから気温上昇、
本州同様、蝦夷梅雨明けのようです。
まずは、今日の画題は日蓮です。
「国難が近いぞよ、自界叛逆難(じかいほんぎゃくなん)、
他国侵逼難(たこくしんぴつなん)が目前じゃ。
邪宗を捨てて、末法唯一の正法、法華経に帰依せよ!
さもなくば亡国必定じゃ。
真言亡国 禅天魔 念佛無間 律国賊 に紛れもなし。
法論は受けて立つぞ!」 こんな感じで辻説法。
参院選も近いので一般の創価学会の皆さんに言いたいね、
幹部は鮮人なりすましだらけだ、そうだから論外で、
買弁自民党とつるんで隷米売国でいいのか?
消費税増税に賛成でいいのか? 地震の巣日本列島で原発再稼働は如何?
TPP参加で中小企業倒産続出になるぞ、それでもいいのか?
日蓮の一派を標榜しておるが、やっておることは、
自界叛逆難、他国侵逼難を自ら招来しておるに他ならぬのではないのか?
偽ユダヤと仲良しなのだが奴らこそが悪魔ではないのか?
自公民みんな維新への投票はまさに亡国の行為ではないのか?
創価学会の一般信者の皆さん、共産党には入れたくなかろうw
さすれば、今回は、棄権しなされ。
画は國芳、
「庄司 坂東三津五郎」 「日蓮上人 市川九蔵」 「清姫 岩井紫若」です。
なかなか秀逸な記事だと思う、
とりわけ「立正安国論」解説は面白いねぇ、
◆http://park5.wakwak.com/~soka/risshou.htm
◎立正安国論に見る日蓮のカルト性
より抜粋、
なぜ、創価学会員は「組織に問題があるが、日蓮仏法に問題はない。」と考えてしまうのか?
大きく、2つの理由が考えられる。
一つは、全てを「良い方に」「良い方に」解釈しようとする、恣意的な解釈方法をとっているという事。
もう一つは、そもそも日蓮の書物(創価学会では「御書」という)を、読んでいないという事。
特に、後者の理由が、現在では大きい。
創価学会員は、「日蓮仏法は素晴らしい」と口にしながら、
日蓮の書物を、まともに読んだ経験の無い者が多い。
それは、かなり年季の入った創価学会員でさえ、そうである。
そこで、わしがお勧めしたいのは、「立正安国論」である。
立正安国論は、日蓮が満38歳の時、
日本の最高権力者であった北条時頼(この時は得度して最明寺入道)に対し、
法華経を帰依せず、邪宗を信仰すれば、国難が生じて国が滅ぶと主張した書物である。
この立正安国論に、日蓮の仏教理解の基本があり、
日蓮が死去の直前まで、弟子に講義をしていたのも、この立正安国論である。
立正安国論を読む時に、注意していただきたい事が3つある。
一つ目のポントは、「名僧」「高僧」の書いた書物
という先入観を払って欲しい、という事である。
二つ目のポイントは、
提出された、北条時頼の立場で読む、という事である。
三つ目のポイントは、現代に置き換えて考える事だ。
もし、日蓮のような坊さんが、現代社会で、同じような事をやったらどうか?
今、現代社会には、さまざまな問題がある。
これらの全てが、日本中にある邪宗教が原因だと書いてあったら・・・
ハッキリ言って、相手にされないだろう。
個人で南無妙法蓮華経と唱えるのは良いが、集団で日蓮を宗祖としてあがめると、
手がつけられなくなる可能性がある。
日蓮は、オームの麻原教祖に思考の似た、カルト人物なのだ。
カルト人物を敬えば、どういう結果を生むか考えて欲しい。
日蓮仏法が好きならば、組織に属さず、一人で実践すべきだ。
霊友会や立正佼成会も、南無妙法蓮華経と唱え、
一往は日蓮の系列にあるとされているが、さほどカルト性を感じさせないのは、
そもそも、霊友会や立正佼成会が、実際において、日蓮をさほど重んじていないからだ。
霊友会は日蓮を飛び越えて法華経主義であり、
立正佼成会は釈迦に回帰している。
日蓮が素晴らしいと言い聞かされて来た人々は、
日蓮がカルトであるとは信じ難いだろう。
だから、どうぞ、立正安国論を読んで、自分の感性で確認していただきたい。
あなたがまだ、通常の感性を失っていない限り、
何かを感じるはずだ。
立正安国論
文応元年 (1260) 著
真筆:千葉県市川市・中山法華経寺蔵
定本:遺文
原:漢文
「立正安国論」は、主人(法華坊主)のところに、旅人(念仏信者)が客人としてやって来て、
問答を繰り返すというフィクションだ。
主人の草庵に、旅人がやって来て、互いに縁側に腰掛けてやりとりをする。
金光明経や仁王経は、護国祈祷の経なんだけど、
仏教の目的は本来、自分を高め、解脱するというものだ。
「護国祈祷」というのは、仏教から言って、特殊な発想だと思う。
しかし、日蓮は、その「護国祈祷」に最も興味があったんだなと、
立正安国論を読んでいて思う。
法然は、確かに比叡山で修行したけど、
自分の信念を確立した時は、
善導大師に心酔していて、天台大師なんて、どうでも良かったわけだ。
五時八教の教判をもって「法華経が最高」ってするのは、天台宗内だけの話。
他宗派では、五時八教の教判は、
天台大師が勝手に作った論理だから、関係ないと言っているわけである。
法然は、比叡山を降りちゃったから、五時八教の教判なんて、関係ない。
だから、「法華経最高!」なんて、思っちゃいない。
勝手に日蓮が、天台宗の常識で、法然を計っているわけだ。
・・・
以下、ご参照あれ!
◆http://hangeshow.exblog.jp/9879257
「日の丸」の万華鏡 2008-10-07
◎(23)日蓮上人と「日の丸」
より抜粋、
『立正安国論』で
「日蓮は日本国の棟梁なり。余を失うは、日本国の柱を倒すなり。」と宣言し、
「自界反逆難で、北条一門同士討ちになり、他国侵逼難(たこくしんぴつなん)で他国の侵略にあう。
建長寺・極楽寺等一切の念仏者・禅僧の寺は焼き払い、その首を切らなければ、日本国は亡びるのだ」
と予言しました。
予言通り、北条一門の同士討ちは起こり、蒙古が襲来してきました。
しかし日本国は滅びませんでした。
日蓮を困惑させたのは、諸悪の根源である他宗派は健在であり、
鎌倉幕府が日蓮宗に帰依しないままで蒙古軍が滅びたことでした。
大映映画では、博多の海岸で日蓮が必死に敵国調伏の祈りをささげ大嵐を呼んでいる時期、
実際の日蓮は山梨県・身延山におりました。
日蓮の「日の丸」を掲げて惟康親王が進軍した事実もありません。親王はずっと鎌倉にいました。
二度目の元寇の際、日蓮は『小蒙古御書』なるものを書き、
「蒙古襲来については軽々しく口にするな」と門人に回覧させています。
二度目の元寇も日蓮の予期に反し、蒙古が壊滅したという弟子からの知らせを受け取った時、
日蓮は「そんなはずがない。この日蓮を陥れるためのデマだ」と言いました。『富城入道殿御返事』
中世が専門の歴史学者・網野善彦氏は「日蓮は実は元寇が日本を征服することを望んでいた」
(講談社『日本の歴史10』)とまで言い切ります。
日蓮が蒙古調伏の祈祷を行ったということは歴史的事実に反します。
そうあって欲しかったという後の信者が作り出した絵空事です。
絵空事も時間がたち、事情を知らない人が多くなると、
偽物の証拠が作られ、真実らしく立ち現れてくることに注意が必要です。
あの巨大な銅像が絵空事であるとは…。 信じた人には無惨なことです。
国粋主義者は往々にしてこのような勇み足をいたします。
絵空事だと自由に言えるようになるのは戦後もだいぶたってからのことでした。
補足1:軍国主義者
日蓮の信者には著名な軍国主義者が多い。
「八紘一宇」(世界を一つの家にするの意)という戦前の対外侵略のスローガンを
明治36年に考案した田中智学。翌年には日露戦争が始まる。
バルチィック艦隊を撃破した東郷平八郎。
満州事変・満州国建国の立役者にして「(世界)最終戦争」をたくらむ軍人石原莞爾(かんじ)。
2.26事件の理論的支柱で『日本改造法案大綱』の著者・北一輝。
テロ組織「血盟団」を主催し、井上準之助と団琢磨を暗殺させた井上日召(にっしょう)
☆http://pds.exblog.jp/pds/1/200810/10/70/c0164670_1342058.jpg
1932年(昭和7年)2月16日、奉天(現・瀋陽)で開かれた「満州建国会議」の記念写真。
満州各地の4人のリーダーと本庄繁関東軍司令官、板垣征四郎大佐、石原莞爾中佐など。
わざわざ日蓮の誕生日に開かれた会議の会場には南無妙法蓮華経の曼荼羅が飾られています。
補足2:平和主義者
「宇宙全体が幸福にならない限り個人の幸福はありえない」と言った宮沢賢治も
上述の田中智学の薫陶を受けています。
◆http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1424598379
Yahoo!知恵袋
Q:日蓮は立正安国論で元寇を予言したが、
彼は海外に対する情報網を持っていたのでしょうか?
A:ベストアンサーに選ばれた回答
「他国侵逼難」は、日蓮が唯一の経と考えた法華経にはなく
薬師如来の功徳を説いた薬師経にある言葉です。
他の災害についても、大集経や仁王経などから引用した言葉
で予言しています。
『日本国が法華経に帰依しなければ外国から侵略を受け滅びるぞ』
といいながら、法華経以外の経典に、その根拠を見出したわけです。
で、この「他国侵逼難」の結末は?─
すなわち、今度蒙古が来たら
必ずや日本は敗れこの国全体が壱岐・対馬のようになる─
の予言は最後の段階で外れてしまったのです。
次の遺文は、予言が外れたことに対する日蓮の負け惜しみです。
「富城入道殿御返事」(弘安4年10月)真蹟
http://www.j-pn.com/soka/Netgosho/G147.html
元軍が全滅した時、それを伝えてきた弟子の手紙に対し、
日蓮は「そんなはずが ない。この日蓮を陥れるためのデマだ」
と返書しています。
これ以後、日蓮は蒙古に関していっさい口を噤んでしまいました。
そのころ世間では、西大寺流の叡尊(良観の師匠)が奈良・京都の
僧侶五百六十余人とともに石清水八幡宮において、
“東風をもって兵船を本国に吹き送り、来人をそこなわずして乗るところの
船をが焼き失わせ給え”
と、祈願したので蒙古軍は敗退したと、もっぱらの評判を取り、また、
鎌倉では忍性(良観)が稲村ヶ先において攘夷の祈祷を行い、
その功により、極楽寺は幕府の御祈祷所に加えられたとか。
余談ですが、忍性について、一言付記しておきたいことがあります。
http://www.weblio.jp/content/%E5%BF%8D%E6%80%A7
>だが、後に日蓮が幕府によって捕縛された際は、その赦免運動を行うなどした。
↑
日蓮という人はお騒がせマンw 後世に騒動の種を残した人。
強烈な自我とナショナリズム。 さすがに嫌われその人生は不遇。
街場での商人階級の勃興に比例して「現世利益」の宗旨から弟子どもが信者を増やした。
作られた怪力乱神話が多いのが特徴、蒙古襲来は漁師のネットワークから聞いていたとか。
画は國貞、
「当南身延妙利益 ときにみんな みのぶのごりやく」より、
「東条景連」 「四条金吾」 「日蓮上人」 「平ノ左衛門」です。
話変わり、いい目付けだと思う、
◆http://richardkoshimizu.at.webry.info/201307/article_53.html
richardkoshimizu's blog 2013/07/07
◎「ドルを基軸通貨として維持する」のがTPPの目的 とロシア人専門家。
中国がにわかにTPP参加の意思を漏らしだしたのは、
ドル支配構造を脱却するための牽制?
<日本のTPP加盟をめぐる通貨ゲーム 〜
ロシア人専門家、コンスタンチン・ヴィノグラードフ氏>
〜何よりも重要なのは、TPPの金融面であるのだが、それについて日本の各新聞は沈黙を守っている。
米国ではTPPについて、ドルを世界の基軸通貨として維持するためのメカニズムだと考えられている。〜
_______________________________________________
☆http://japanese.ruvr.ru/2013_03_22/108706464/
ラジオ局「ロシアの声」22.03.2013
◎日本のTPP加盟をめぐる通貨ゲーム
ロシア人専門家、コンスタンチン・ヴィノグラードフ氏によれば、
米国が推進するTPP(環太平洋パートナーシップ)に日本が参加することは、
何も農業市場の開放という脅威だけではなく、他にも深刻な問題があるという。
日本の農業界は東南アジアからの安価な製品の流入を懸念し、TPPへの参加には強く反対している。
しかし、問題の「コスト」としては、日本にとってそれは最重要の問題ではない、
とヴィノグラードフ氏は指摘している。
何よりも重要なのは、TPPの金融面であるのだが、それについて日本の各新聞は沈黙を守っている。
米国ではTPPについて、ドルを世界の基軸通貨として維持するためのメカニズムだと考えられている。
最近ではますます多くの国が、国際決済においてドルを使用しない方向に動いている。
ドルの立場は以前同様に強力ではあるものの、
米国はそのような傾向がますます強まるという認識を持っている。
TPP構想が米国によって推進されていることを見ても、米国が懸念をもっていることが伺える。
すでに、全世界を金融・経済的に支配する力も資源もないことを理解しているのだ。
それゆえ、自分のために最も強い「取り分」を切り取ろうとしているわけだが、
その「取り分」のなかにおいて自らは絶対的なリーダーとして振舞うのだ。
巨額の予算赤字と国家債務を抱える米国を支えてきたのは、米国債を購入する諸外国だ。
しかし金融危機により、米国債への関心は低下し、日本の財務省を含む専門家らも、
ドルの基軸通貨としての将来に疑問を持っている。
日本は東アジアにおいて二国間貿易および多国間貿易において積極的に交渉に参加しているが、
これに歯止めをかけるというのが、TPPの主要課題のひとつでもあるのだ。
TPPに参加するほかの11カ国は米国にとっては「自治領または植民地」に過ぎないともいえるが、
日本は軍事政治的同盟国であり、経済分野においては一度ならず、危険な競争相手であった。
米国は1980年代末に円高を押し付けることによって、この競争相手を始末した。
円高は日本の輸出産業を不利な立場に追いやったのだ。
安倍晋三首相は、インフレと円安を促進し、この過ちを正そうとしている。
この戦術がどれほど効果的であるのかを予測することはできない。
しかし日本自身がこれを必要としていることは明らかだ。
TPP交渉において、日本は、ドルの立場を守ろうとする米国からの圧力に直面することだろう。
米国はあくまで自国の利益を追求する。
TPP参加による日本にとっての利益、安倍首相の経済政策にとっての利益を米国は喧伝するだろう。
しかしTPPへの参加が
果たしてどれほど現政権の経済政策を後押しすることになるのかは決して明瞭ではない。
_______________________________________________
↓*こちらもあります。
<米欧、通商ルール主導狙う=環大西洋FTA交渉、8日開始>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130706-00000073-jij-n_ame
時事通信 7月6日(土)
【ワシントン時事】
米国と欧州連合(EU)は大西洋をまたぐ自由貿易協定(FTA)の締結を目指す第1回交渉を、
8〜12日にワシントンで開催する。
世界全体の国内総生産(GDP)の約半分を占める巨大な自由貿易圏で、2014年末の交渉妥結が目標。
米欧は貿易障壁の撤廃による経済活性化だけでなく、
「世界標準」の通商ルールづくりでの主導権を手にしたい考えだ。
米欧FTAである環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)は、
日本が交渉に参加する環太平洋連携協定(TPP)と同様、全ての関税の原則撤廃を目指す。ただ、
米欧の関税率は平均4%程度と低く、欧州製のトラックや衣類、米国製の乗用車や電化製品など、
米欧それぞれが高関税を課す品目にどこまで踏み込めるかが焦点となる。
↑
犬コロ・壺三&阿呆太郎は「田布施システム」のゾンビ。
こいつらではどーしょうもないw
「日蓮 辻説法」です。
水彩 32cm x 40cm 紙
☆雨模様が続きましたが、昨日辺りから気温上昇、
本州同様、蝦夷梅雨明けのようです。
まずは、今日の画題は日蓮です。
「国難が近いぞよ、自界叛逆難(じかいほんぎゃくなん)、
他国侵逼難(たこくしんぴつなん)が目前じゃ。
邪宗を捨てて、末法唯一の正法、法華経に帰依せよ!
さもなくば亡国必定じゃ。
真言亡国 禅天魔 念佛無間 律国賊 に紛れもなし。
法論は受けて立つぞ!」 こんな感じで辻説法。
参院選も近いので一般の創価学会の皆さんに言いたいね、
幹部は鮮人なりすましだらけだ、そうだから論外で、
買弁自民党とつるんで隷米売国でいいのか?
消費税増税に賛成でいいのか? 地震の巣日本列島で原発再稼働は如何?
TPP参加で中小企業倒産続出になるぞ、それでもいいのか?
日蓮の一派を標榜しておるが、やっておることは、
自界叛逆難、他国侵逼難を自ら招来しておるに他ならぬのではないのか?
偽ユダヤと仲良しなのだが奴らこそが悪魔ではないのか?
自公民みんな維新への投票はまさに亡国の行為ではないのか?
創価学会の一般信者の皆さん、共産党には入れたくなかろうw
さすれば、今回は、棄権しなされ。
画は國芳、
「庄司 坂東三津五郎」 「日蓮上人 市川九蔵」 「清姫 岩井紫若」です。
なかなか秀逸な記事だと思う、
とりわけ「立正安国論」解説は面白いねぇ、
◆http://park5.wakwak.com/~soka/risshou.htm
◎立正安国論に見る日蓮のカルト性
より抜粋、
なぜ、創価学会員は「組織に問題があるが、日蓮仏法に問題はない。」と考えてしまうのか?
大きく、2つの理由が考えられる。
一つは、全てを「良い方に」「良い方に」解釈しようとする、恣意的な解釈方法をとっているという事。
もう一つは、そもそも日蓮の書物(創価学会では「御書」という)を、読んでいないという事。
特に、後者の理由が、現在では大きい。
創価学会員は、「日蓮仏法は素晴らしい」と口にしながら、
日蓮の書物を、まともに読んだ経験の無い者が多い。
それは、かなり年季の入った創価学会員でさえ、そうである。
そこで、わしがお勧めしたいのは、「立正安国論」である。
立正安国論は、日蓮が満38歳の時、
日本の最高権力者であった北条時頼(この時は得度して最明寺入道)に対し、
法華経を帰依せず、邪宗を信仰すれば、国難が生じて国が滅ぶと主張した書物である。
この立正安国論に、日蓮の仏教理解の基本があり、
日蓮が死去の直前まで、弟子に講義をしていたのも、この立正安国論である。
立正安国論を読む時に、注意していただきたい事が3つある。
一つ目のポントは、「名僧」「高僧」の書いた書物
という先入観を払って欲しい、という事である。
二つ目のポイントは、
提出された、北条時頼の立場で読む、という事である。
三つ目のポイントは、現代に置き換えて考える事だ。
もし、日蓮のような坊さんが、現代社会で、同じような事をやったらどうか?
今、現代社会には、さまざまな問題がある。
これらの全てが、日本中にある邪宗教が原因だと書いてあったら・・・
ハッキリ言って、相手にされないだろう。
個人で南無妙法蓮華経と唱えるのは良いが、集団で日蓮を宗祖としてあがめると、
手がつけられなくなる可能性がある。
日蓮は、オームの麻原教祖に思考の似た、カルト人物なのだ。
カルト人物を敬えば、どういう結果を生むか考えて欲しい。
日蓮仏法が好きならば、組織に属さず、一人で実践すべきだ。
霊友会や立正佼成会も、南無妙法蓮華経と唱え、
一往は日蓮の系列にあるとされているが、さほどカルト性を感じさせないのは、
そもそも、霊友会や立正佼成会が、実際において、日蓮をさほど重んじていないからだ。
霊友会は日蓮を飛び越えて法華経主義であり、
立正佼成会は釈迦に回帰している。
日蓮が素晴らしいと言い聞かされて来た人々は、
日蓮がカルトであるとは信じ難いだろう。
だから、どうぞ、立正安国論を読んで、自分の感性で確認していただきたい。
あなたがまだ、通常の感性を失っていない限り、
何かを感じるはずだ。
立正安国論
文応元年 (1260) 著
真筆:千葉県市川市・中山法華経寺蔵
定本:遺文
原:漢文
「立正安国論」は、主人(法華坊主)のところに、旅人(念仏信者)が客人としてやって来て、
問答を繰り返すというフィクションだ。
主人の草庵に、旅人がやって来て、互いに縁側に腰掛けてやりとりをする。
金光明経や仁王経は、護国祈祷の経なんだけど、
仏教の目的は本来、自分を高め、解脱するというものだ。
「護国祈祷」というのは、仏教から言って、特殊な発想だと思う。
しかし、日蓮は、その「護国祈祷」に最も興味があったんだなと、
立正安国論を読んでいて思う。
法然は、確かに比叡山で修行したけど、
自分の信念を確立した時は、
善導大師に心酔していて、天台大師なんて、どうでも良かったわけだ。
五時八教の教判をもって「法華経が最高」ってするのは、天台宗内だけの話。
他宗派では、五時八教の教判は、
天台大師が勝手に作った論理だから、関係ないと言っているわけである。
法然は、比叡山を降りちゃったから、五時八教の教判なんて、関係ない。
だから、「法華経最高!」なんて、思っちゃいない。
勝手に日蓮が、天台宗の常識で、法然を計っているわけだ。
・・・
以下、ご参照あれ!
◆http://hangeshow.exblog.jp/9879257
「日の丸」の万華鏡 2008-10-07
◎(23)日蓮上人と「日の丸」
より抜粋、
『立正安国論』で
「日蓮は日本国の棟梁なり。余を失うは、日本国の柱を倒すなり。」と宣言し、
「自界反逆難で、北条一門同士討ちになり、他国侵逼難(たこくしんぴつなん)で他国の侵略にあう。
建長寺・極楽寺等一切の念仏者・禅僧の寺は焼き払い、その首を切らなければ、日本国は亡びるのだ」
と予言しました。
予言通り、北条一門の同士討ちは起こり、蒙古が襲来してきました。
しかし日本国は滅びませんでした。
日蓮を困惑させたのは、諸悪の根源である他宗派は健在であり、
鎌倉幕府が日蓮宗に帰依しないままで蒙古軍が滅びたことでした。
大映映画では、博多の海岸で日蓮が必死に敵国調伏の祈りをささげ大嵐を呼んでいる時期、
実際の日蓮は山梨県・身延山におりました。
日蓮の「日の丸」を掲げて惟康親王が進軍した事実もありません。親王はずっと鎌倉にいました。
二度目の元寇の際、日蓮は『小蒙古御書』なるものを書き、
「蒙古襲来については軽々しく口にするな」と門人に回覧させています。
二度目の元寇も日蓮の予期に反し、蒙古が壊滅したという弟子からの知らせを受け取った時、
日蓮は「そんなはずがない。この日蓮を陥れるためのデマだ」と言いました。『富城入道殿御返事』
中世が専門の歴史学者・網野善彦氏は「日蓮は実は元寇が日本を征服することを望んでいた」
(講談社『日本の歴史10』)とまで言い切ります。
日蓮が蒙古調伏の祈祷を行ったということは歴史的事実に反します。
そうあって欲しかったという後の信者が作り出した絵空事です。
絵空事も時間がたち、事情を知らない人が多くなると、
偽物の証拠が作られ、真実らしく立ち現れてくることに注意が必要です。
あの巨大な銅像が絵空事であるとは…。 信じた人には無惨なことです。
国粋主義者は往々にしてこのような勇み足をいたします。
絵空事だと自由に言えるようになるのは戦後もだいぶたってからのことでした。
補足1:軍国主義者
日蓮の信者には著名な軍国主義者が多い。
「八紘一宇」(世界を一つの家にするの意)という戦前の対外侵略のスローガンを
明治36年に考案した田中智学。翌年には日露戦争が始まる。
バルチィック艦隊を撃破した東郷平八郎。
満州事変・満州国建国の立役者にして「(世界)最終戦争」をたくらむ軍人石原莞爾(かんじ)。
2.26事件の理論的支柱で『日本改造法案大綱』の著者・北一輝。
テロ組織「血盟団」を主催し、井上準之助と団琢磨を暗殺させた井上日召(にっしょう)
☆http://pds.exblog.jp/pds/1/200810/10/70/c0164670_1342058.jpg
1932年(昭和7年)2月16日、奉天(現・瀋陽)で開かれた「満州建国会議」の記念写真。
満州各地の4人のリーダーと本庄繁関東軍司令官、板垣征四郎大佐、石原莞爾中佐など。
わざわざ日蓮の誕生日に開かれた会議の会場には南無妙法蓮華経の曼荼羅が飾られています。
補足2:平和主義者
「宇宙全体が幸福にならない限り個人の幸福はありえない」と言った宮沢賢治も
上述の田中智学の薫陶を受けています。
◆http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1424598379
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Q:日蓮は立正安国論で元寇を予言したが、
彼は海外に対する情報網を持っていたのでしょうか?
A:ベストアンサーに選ばれた回答
「他国侵逼難」は、日蓮が唯一の経と考えた法華経にはなく
薬師如来の功徳を説いた薬師経にある言葉です。
他の災害についても、大集経や仁王経などから引用した言葉
で予言しています。
『日本国が法華経に帰依しなければ外国から侵略を受け滅びるぞ』
といいながら、法華経以外の経典に、その根拠を見出したわけです。
で、この「他国侵逼難」の結末は?─
すなわち、今度蒙古が来たら
必ずや日本は敗れこの国全体が壱岐・対馬のようになる─
の予言は最後の段階で外れてしまったのです。
次の遺文は、予言が外れたことに対する日蓮の負け惜しみです。
「富城入道殿御返事」(弘安4年10月)真蹟
http://www.j-pn.com/soka/Netgosho/G147.html
元軍が全滅した時、それを伝えてきた弟子の手紙に対し、
日蓮は「そんなはずが ない。この日蓮を陥れるためのデマだ」
と返書しています。
これ以後、日蓮は蒙古に関していっさい口を噤んでしまいました。
そのころ世間では、西大寺流の叡尊(良観の師匠)が奈良・京都の
僧侶五百六十余人とともに石清水八幡宮において、
“東風をもって兵船を本国に吹き送り、来人をそこなわずして乗るところの
船をが焼き失わせ給え”
と、祈願したので蒙古軍は敗退したと、もっぱらの評判を取り、また、
鎌倉では忍性(良観)が稲村ヶ先において攘夷の祈祷を行い、
その功により、極楽寺は幕府の御祈祷所に加えられたとか。
余談ですが、忍性について、一言付記しておきたいことがあります。
http://www.weblio.jp/content/%E5%BF%8D%E6%80%A7
>だが、後に日蓮が幕府によって捕縛された際は、その赦免運動を行うなどした。
↑
日蓮という人はお騒がせマンw 後世に騒動の種を残した人。
強烈な自我とナショナリズム。 さすがに嫌われその人生は不遇。
街場での商人階級の勃興に比例して「現世利益」の宗旨から弟子どもが信者を増やした。
作られた怪力乱神話が多いのが特徴、蒙古襲来は漁師のネットワークから聞いていたとか。
画は國貞、
「当南身延妙利益 ときにみんな みのぶのごりやく」より、
「東条景連」 「四条金吾」 「日蓮上人」 「平ノ左衛門」です。
話変わり、いい目付けだと思う、
◆http://richardkoshimizu.at.webry.info/201307/article_53.html
richardkoshimizu's blog 2013/07/07
◎「ドルを基軸通貨として維持する」のがTPPの目的 とロシア人専門家。
中国がにわかにTPP参加の意思を漏らしだしたのは、
ドル支配構造を脱却するための牽制?
<日本のTPP加盟をめぐる通貨ゲーム 〜
ロシア人専門家、コンスタンチン・ヴィノグラードフ氏>
〜何よりも重要なのは、TPPの金融面であるのだが、それについて日本の各新聞は沈黙を守っている。
米国ではTPPについて、ドルを世界の基軸通貨として維持するためのメカニズムだと考えられている。〜
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☆http://japanese.ruvr.ru/2013_03_22/108706464/
ラジオ局「ロシアの声」22.03.2013
◎日本のTPP加盟をめぐる通貨ゲーム
ロシア人専門家、コンスタンチン・ヴィノグラードフ氏によれば、
米国が推進するTPP(環太平洋パートナーシップ)に日本が参加することは、
何も農業市場の開放という脅威だけではなく、他にも深刻な問題があるという。
日本の農業界は東南アジアからの安価な製品の流入を懸念し、TPPへの参加には強く反対している。
しかし、問題の「コスト」としては、日本にとってそれは最重要の問題ではない、
とヴィノグラードフ氏は指摘している。
何よりも重要なのは、TPPの金融面であるのだが、それについて日本の各新聞は沈黙を守っている。
米国ではTPPについて、ドルを世界の基軸通貨として維持するためのメカニズムだと考えられている。
最近ではますます多くの国が、国際決済においてドルを使用しない方向に動いている。
ドルの立場は以前同様に強力ではあるものの、
米国はそのような傾向がますます強まるという認識を持っている。
TPP構想が米国によって推進されていることを見ても、米国が懸念をもっていることが伺える。
すでに、全世界を金融・経済的に支配する力も資源もないことを理解しているのだ。
それゆえ、自分のために最も強い「取り分」を切り取ろうとしているわけだが、
その「取り分」のなかにおいて自らは絶対的なリーダーとして振舞うのだ。
巨額の予算赤字と国家債務を抱える米国を支えてきたのは、米国債を購入する諸外国だ。
しかし金融危機により、米国債への関心は低下し、日本の財務省を含む専門家らも、
ドルの基軸通貨としての将来に疑問を持っている。
日本は東アジアにおいて二国間貿易および多国間貿易において積極的に交渉に参加しているが、
これに歯止めをかけるというのが、TPPの主要課題のひとつでもあるのだ。
TPPに参加するほかの11カ国は米国にとっては「自治領または植民地」に過ぎないともいえるが、
日本は軍事政治的同盟国であり、経済分野においては一度ならず、危険な競争相手であった。
米国は1980年代末に円高を押し付けることによって、この競争相手を始末した。
円高は日本の輸出産業を不利な立場に追いやったのだ。
安倍晋三首相は、インフレと円安を促進し、この過ちを正そうとしている。
この戦術がどれほど効果的であるのかを予測することはできない。
しかし日本自身がこれを必要としていることは明らかだ。
TPP交渉において、日本は、ドルの立場を守ろうとする米国からの圧力に直面することだろう。
米国はあくまで自国の利益を追求する。
TPP参加による日本にとっての利益、安倍首相の経済政策にとっての利益を米国は喧伝するだろう。
しかしTPPへの参加が
果たしてどれほど現政権の経済政策を後押しすることになるのかは決して明瞭ではない。
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↓*こちらもあります。
<米欧、通商ルール主導狙う=環大西洋FTA交渉、8日開始>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130706-00000073-jij-n_ame
時事通信 7月6日(土)
【ワシントン時事】
米国と欧州連合(EU)は大西洋をまたぐ自由貿易協定(FTA)の締結を目指す第1回交渉を、
8〜12日にワシントンで開催する。
世界全体の国内総生産(GDP)の約半分を占める巨大な自由貿易圏で、2014年末の交渉妥結が目標。
米欧は貿易障壁の撤廃による経済活性化だけでなく、
「世界標準」の通商ルールづくりでの主導権を手にしたい考えだ。
米欧FTAである環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)は、
日本が交渉に参加する環太平洋連携協定(TPP)と同様、全ての関税の原則撤廃を目指す。ただ、
米欧の関税率は平均4%程度と低く、欧州製のトラックや衣類、米国製の乗用車や電化製品など、
米欧それぞれが高関税を課す品目にどこまで踏み込めるかが焦点となる。
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犬コロ・壺三&阿呆太郎は「田布施システム」のゾンビ。
こいつらではどーしょうもないw