写真は手前の撮影にて、
「エゾヤマザクラ2013の1」です。
☆曇り、気温上がらず。
昨日午後、遠出して櫻の名所に行って来ました。
花曇というか、風強く薄着で行ったもので寒いこと々。
まだ八分咲きといったところで、この遅い櫻、かってないそうですな。
年一回ですので、今日、明日と投稿させていただきます。
まずは、
◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-c3c6.html
植草一秀の『知られざる真実』
2013年5月13日 (月)
◎私達は『略奪者のロジック』を知っておく必要がある
より抜粋、
響堂雪乃氏の著書『略奪者のロジック』(三五館)には、
現代の日本政治、世界経済を読み解く、意味の深い言葉がちりばめられている。
http://goo.gl/wD9Ww
本の帯には、
「“脅威”の正体を暴く「暗黒の箴言集」」とある。
「箴言」は「しんげん」と読む。
「箴言」とは、「戒めの言葉。教訓の意味をもつ短い言葉。格言。」のこと。
メルマガ記事第548号
「安倍晋三政権の即時退場が求められる理由」
http://foomii.com/00050
に記述した通り、この事前協議結果は、安倍政権の外交交渉能力の欠落を鮮明に示している。
事前協議では、
?米国の自動車輸入関税の引下げを最大限先延ばしすること、
?日本が米国車の輸入認証方法を改めて輸入台数を2倍にすること、
?日本政府がかんぽ生命などの新規事業を許可しないこと、
などが決められた。
日本だけが一方的に米国に全面譲歩したことは明白だ。
しかも、この重大事項は日本政府発表資料には記載されていない。
米国発表資料には、これらが「日本政府より一方的に通告されたもの」と表記された。
表記の上では、日本の全面譲歩は「協議」を通じて決まったものではなく、
日本側が勝手に決めたこととされている。
冒頭の響堂氏の著書『略奪者のロジック』に戻るが、この書の112ページに、
連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーの言葉が紹介されている。
「最高司令官は日本政府に対して命令する。しかし交渉するのではない。
交渉は対等の者の間に行われるのである。」
この言葉は、現在の日米関係を示す言葉として正鵠を射たものになっている。
日米協議というのは表向きの名称であって、実体は、
米国が日本に、より正確に言えば、安倍政権に命令しているのである。
交渉は対等の者の間に行われるものであって、現在の日米関係はこの関係にはない。
米国が日本政府に命令しているだけである。
安倍氏が率いる自民党は、昨年12月の総選挙に際して、TPP断固反対のポスターを貼り、
6つの公約をクリアできない限り、TPPに参加しない方針を示した。
?コメ、麦、乳製品、牛肉、砂糖原料の五品目の聖域化、
?自動車等の数値目標排除、
?国民皆保険制度堅持、
?食の安全・安心確保、
?ISDS条項の排除、
?政府調達・金融での日本の特性維持、
が公約として示された。
ところが、日米事前協議で、すでに?、?が破られている。
?も、米国は国内発表資料には「センシティビティ」の言葉さえ記されなかった。
米国の自動車輸入関税の撤廃を先送りすることが決められたのに、
日本の農産品5品目については、まだ何も決まっていないのだ。
『略奪者のロジック』には、
日本の教育改革を推進した三浦朱門氏の、
「エリート以外は実直な精神だけ持っていてくれればいい。」
ヘンリー・キッシンジャー米国元国務長官の、
「エネルギーを支配することで国家を支配できるが、
食物を支配することで個人を支配できる。」
など、重大な言葉がちりばめられている。
非常にためになる書である。
↑
SLAUGHTERHOUSE <グローバル資本は国家と人間を解体する> 響堂雪乃 (2013/4/17)
¥ 700 ☆http://p.booklog.jp/book/69838/read
(購入はこちらからとなります。)
Kindle版もあるとか。
「エゾヤマザクラ2013の2」
さすが読書家らしいね、勘所を押さえておる、
◆http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-711.html
陽光堂主人の読書日記 2012-08-06
◎『独りファシズム』響堂雪乃著、ヒカルランド(その1)
本書は、ブログ「独りファシズム」(2011/06/14〜2012/01/03)を単行本化したものです。
☆http://alisonn003.blog56.fc2.com/
著者の響堂雪乃氏は、システムインテグレーター(情報システム)の仕事をしていた人で、
全国紙の子会社で編集長を行なっていたこともあるそうです。
こうした経歴の持ち主ですから、ネット事情やマスコミの裏側に通じていて、
本書にもその知見が活かされています。
ネットは今や、真実拡散のツールとして必須のものとなっていますが、
元々米軍が開発・使用していたテクノロジーですから、
権力サイドのコントロール下に置かれていると見なければなりません。
本書においても、この点が強調されています。
ネットの力を過信して、体制変革の起爆剤となると期待している人が多いですが、
マイクロソフトやグーグルなどが体制側に属していることを考えれば、
そんなに甘くないことはすぐに判ります。
ネットでのやり取りは匿名の場合が殆どで、この点、権力サイドに不利なように見えますが、
逆に情報を歪めることも容易に出来ますし、土俵自体は彼らが作っていますから、
向こうの方が圧倒的に有利です。
ネットを使えば無料で情報発信できますが、タダほど怖いものはありません。
その利便性と引き換えに、権力側に情報を提供することになります。つまり、
体制変革を企てようとしているのに、その手の内を相手側に教える
というマンガチックな構図になっているわけです。
匿名といっても、IPアドレスが判れば人物が特定できるわけですから、
権力側がその気になれば、誰がどういう情報を発信したか調べることができます。
しかも、こうした情報は日々蓄積されてゆきますから、権力側は有利になるばかりです。
取り締まりが緩やかなのはこの故で、言論の自由があると言って喜んでいてはいけないのです。
現実はこうした有様で、自由を求める人々にとって状況は非常に厳しいですが、
それでも我々は生きてゆかねばなりません。
権力側が発信する歪められた情報から真実を見つけ出す努力をしないと、
自分のアイデンティティーさえ喪失しかねません。その苦闘の跡が綴られているのが、本書です。
ブログもそうですが、本書の記述も一見すると難解で、戸惑う人もいることでしょう。
しかし、専門的な用語が使われていても、著者は厳密に定義した上で使っているわけではないので、
細部や論理に拘ると却って理解できなくなります。
ある程度のスピードで、感覚的に読んでいった方がよく判ります。
著者も述べているように、情報は意図的に歪められていて、人間の認知には器質的な限界が存在します。
「真実」がはっきりすれば、理解も解決も容易なのですが、
真実はいつも人間の手から零れ落ちてしまいます。それ故、混乱や軋轢が絶えることはありません。
この点は、権力サイドも同様ですが、彼らはシステムを構築した強みがありますから有利な立場にあり、
仮想現実を操作することができます。
迷妄の世界の中で、他人を支配し搾取するという不毛な行為をひたすら続けているのです。
本当は、この迷妄の世界から抜け出せば支配を受けることもなくなるのですが、
それを成し遂げたとしても物理的な世界での不自由は避けられません。ここが厄介なところです。
昔であれば、山野に隠遁するところですが、情報化社会ですから隠れる場所すらありません。
結局、不自由さを忍びながら、市井の人間として生きることになります。
人間も社会も、情報で成り立っていますから、どういう情報を得るかが大事です。
有益な情報に接すれば人間性の向上や社会の改善に繋がりますが、
有害な情報が圧倒的に多い状況なので、世の中は加速度的に悪化しています。
有害な情報を流しているのはもちろん、権力側ですが、それも情報ですから、
それらを集めて分析すれば、彼らの意図が推測できます。
その一つの見方を示したのが本書であり、著者の仮説です。
仮説ですが、本書を読めば解る通り、非常に説得力があります。
本書には、過去のブログの内容が収められていますが、それでは単行本化した意味がありません。
そこで、各セクションごとに詳細な注が付けられています。
手間暇かけて情報が集積されていますから、ここだけでも一読する価値があります。
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-712.html
陽光堂主人の読書日記 2012-08-07
◎『独りファシズム』響堂雪乃著、ヒカルランド(その2)
より抜粋、
本書の本文はブログと同じで、テーマも内容もほぼ一貫していますが、
各セクションに付された注は詳細で、かなりの情報量です。
残念ながら、図表以外は出典が明記されていませんが、
恐らくネット上のものが大半を占めていると思われます。
企業献金を認めれば民主主義など機能しませんが、法律では政党への企業献金が認められています。
当然、時の政権は財界寄りの政策を導入することになり、この結果、
54基もの原発が建設されたわけです。
従って、福島第一原発事故の責任の一端は、経団連にもあります。
献金で誘導しているだけにより悪質で、政治家より罪が重いと言えます。
問題は、2006年に東電の勝俣が原発推進を求めたことに対し、
当時民主党政調会長代理だった直嶋正行が、
「2030年までに14基以上の原発を増設すると回答した」と記されていることです。
2006年の民主党代表は、前原誠司と小沢一郎ですが、回答する際には党の了承を得ているはずですから、
自民党同様、原発推進方針だったことが判ります。
小沢氏の「国民の生活が第一」であれ、どこであれ、
「脱原発」を掲げていても、看板だけではないかという疑念は拭い切れません。
「脱原発」というのは便利な言葉で、原発依存を批判しながら、原発を使い続けることができます。
単なる目眩ましの可能性が高いのです。
原発問題は、安全保障問題とも密接に繋がっていますから、一筋縄では行きません。
ついでに言えば、「国民の生活が第一」は、TPP問題を避けています。
「当面の課題ではない」というのが理由だそうですが、大阪維新の会がTPP推進なので、
こちらに配慮したと見られても仕方ありません。要は、擦り寄っているわけです。
解散・総選挙が近づいていますが、小沢氏の「国民の生活が第一」がそれ程伸びるとは思われません。
みんなの党や大阪維新の会と連携すると見られていますが、そうなったら小沢氏も見限られることでしょう。
それはそれで、国民の覚醒には繋がると思いますが…。
著者の響堂雪乃氏も、小沢氏の手腕に期待していますが、
それも行動次第で、全面的には信用していないようです。
響堂氏のように透徹した眼で眺めれば、政界に期待などできませんから、無理もありません。
真実は残酷ですから、誰にでも堪えられるわけではありません。
そんなことは知りたくないという人も、大勢存在します。それ故に、
支配層は少数にも拘らず、大衆をコントロールできるのです。
真実と向き合うのは辛い一面もありますが、そうした勇気がなければ
奴隷として生きるしかありません。脱奴隷の参考書として、本書は役に立つと思われます。
「エゾヤマザクラ2013の3」
大阪の皆さんよ、この馬鹿何とかせい、リコール!々、
◆http://jp.wsj.com/article/JJ10727286322102653728217332175240537994858.html
ウオール・ストリート・ジャーナル 2013年 5月 13日
◎橋下氏の発言要旨 = 従軍慰安婦問題
日本維新の会の橋下徹共同代表が13日に行った従軍慰安婦問題に関する発言の要旨は次の通り。
▽13日午前(大阪市役所で記者団に)
敗戦の結果として、侵略だということはしっかりと受け止めなければいけない。
実際に多大な苦痛と損害を周辺諸国に与えたことも間違いない。反省とおわびはしなければいけない。
慰安婦制度というのは世界各国の軍は持っていた。
なぜ日本の従軍慰安婦制度だけが世界的に取り上げられるかと言うと、
日本は軍を使って国家としてレイプをやっていたという、ものすごい批判を受けている。
その点については、違うところは違うと言っていかなければいけない。
あれだけ銃弾が雨・嵐のごとく飛び交う中で、命を懸けて走っていく時に、
猛者集団、精神的に高ぶっている集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、
慰安婦制度というものが必要なのは誰だって分かる。
今のところは、軍自体が、日本政府自体が暴行、脅迫をして女性を拉致した
という事実は証拠に裏付けられていない。そこはしっかり言っていかなければいけない。
ただ、意に反して慰安婦になった方に対しては、配慮はしなければいけない。
▽13日夕(同所で記者団に)
慰安婦制度は必要だった。軍の規律を維持するためには、当時は必要だった。
歴史をひも解いたら、いろいろな戦争で、
勝った側が負けた側の方をレイプするという事実は山ほどある。
そういうのを抑えていくためには、
一定の慰安婦みたいな制度が必要だったということも厳然たる事実だと思う。
(沖縄県宜野湾市の)米軍普天間飛行場に行った時、
司令官にもっと風俗業を活用してほしいと言った。
司令官は凍り付いたように苦笑いになってしまって。
性的なエネルギーを合法的に解消できる場所は日本にはあるわけだから。
[時事通信社]
◆http://blogs.dion.ne.jp/tanpopo0817/archives/11186595.html
たんぽぽ日記 2013年05月13日
◎橋下徹従軍慰安担当大臣登場!
日本女性を従軍慰安婦と風俗嬢に変える大阪市の悪代官
皆さん、私は数年前から橋下徹日本維新の会代表は危険人物であると言い続けてきました。
さて、今回、
橋下徹はまたしてもこの国の平和を乱す不埒な発言を行いました。
もうご存知かと思いますが、
「従軍慰安婦は必要。誰でもわかる」というものです。
私は従軍慰安婦が必要だとは思わないし、
他国の女性を強姦し続けることが当然のことだはまったく思えません。
橋下は性欲が強く、毎日新しい従軍慰安婦と性行為をするために戦争を起こして、
自らの欲望を発散しようとしているのではないでしょうか。
私は常々言って参りましたが、
今度の戦争が始まれば、
男子だけではなく女子も橋下らによって徴兵され、
そして前の戦争の朝鮮の女性たちのように、
従軍慰安婦として連れてゆかれる可能性が高いと言い続けてきました。
まさに、橋下発言が私の予言の正しさを証明しています。
橋下は北新地のホステスと不倫関係にあったとき、
最初のうちは食事に誘ってからホテルに連れ込んでいましたが、
だんだんと会うなりホテルに直行するようになりました。
(それでこの女性に嫌われたことが記事になりました)
そしてホテルではその女性に様々なコスプレをせがみ、
性交渉に及んでいたことが週刊誌で暴露され、
夫人を大いに怒らせたものでした。
ですが橋下は懲りていないようです。
橋下の人気は最近陰りがありますが、
首相の安倍晋三とは「戦友」であり、
ちょくちょく会っています。
彼等によって憲法9条が廃止され、
「安倍戦争内閣」が組織されたとき、
橋下徹は「従軍慰安担当大臣」に収まるかもしれません。
☆橋下代表「慰安婦制度は必要だった」と改めて強調
TBS系(JNN) 5月13日(月)21時13分配信
日本維新の会の橋下共同代表は、旧日本軍の従軍慰安婦制度について、
当時は「軍の規律を維持するためにも制度は必要だった」と自らの考えを改めて強調しました。
日本維新の会の橋下徹共同代表は13日朝、太平洋戦争中の従軍慰安婦制度について、
「命を懸けている兵士の休息の場所として慰安婦制度が必要なのは、誰だってわかる」
と発言していました。
橋下代表は夕方にも記者団から質問を受け、
「他の国でも慰安婦制度を活用していた」として、このように応えました。
「意に反して、意に即しているかは別で、慰安婦制度は必要だったということです。
軍を維持するとか、軍の規律を維持するためにはそういうことはその当時は必要だったんでしょうね」
(日本維新の会・橋下徹共同代表)
橋下は沖縄の米軍司令官を相手に「風俗施設」を活用するべきだとも言いました。
この未来の総理大臣候補の頭の中の半分は、
きっとセックスのことばかりなのでしょう。
橋下が従軍慰安担当大臣に収まったとき、
自分の気に入った女性を見つけては、
「ちょっと君、なかなか可愛いいね。今晩私のところにくれば日本に返してあげてもいいんだけどなぁ」
などと言い出しかねないでしょうね。
この戦争と女狂いのろくでなし悪代官なら。
(橋下は大阪の悪代官)
(タイで避妊せずに売春婦に肝炎を移されて入院した石原慎太郎といい勝負だな。類は友を呼ぶ)
それにしても朝鮮の人々はまた怒り狂っているだろうな、
日本の政治家たちが喧嘩ばかり吹っかけるか
これも戦争の下地作りというわけだ。
韓国政府 「反人道的な犯罪を擁護し、歴史認識と人権尊重意識の深刻な欠如をさらけ出している」
市民団体 「戦争遂行のために女性の性を利用するのは当たり前という発言で、
女性を人間と見なしていない。こんな発言が通用すると考える感覚が恐ろしい」
「立命館大学教授」
「軍隊の女性に対する人権侵害や性暴力を容認するものだ。
弁護士であり、首長である人間の発言とは思えない」
アメリカ国防省報道官
「我々の方針や価値観、法律に反する。
いかなる問題であれ、売春によって解決しようとは考えていない。ばかげている」
橋下に風俗利用を勧められた沖縄司令官。
「これ以上この話はやめよう」
↑
手前の言いたいことは「たんぽぽ日記」が書いておったw
育ちが悪すぎ、教養が無さ過ぎ。
「エゾヤマザクラ2013の1」です。
☆曇り、気温上がらず。
昨日午後、遠出して櫻の名所に行って来ました。
花曇というか、風強く薄着で行ったもので寒いこと々。
まだ八分咲きといったところで、この遅い櫻、かってないそうですな。
年一回ですので、今日、明日と投稿させていただきます。
まずは、
◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-c3c6.html
植草一秀の『知られざる真実』
2013年5月13日 (月)
◎私達は『略奪者のロジック』を知っておく必要がある
より抜粋、
響堂雪乃氏の著書『略奪者のロジック』(三五館)には、
現代の日本政治、世界経済を読み解く、意味の深い言葉がちりばめられている。
http://goo.gl/wD9Ww
本の帯には、
「“脅威”の正体を暴く「暗黒の箴言集」」とある。
「箴言」は「しんげん」と読む。
「箴言」とは、「戒めの言葉。教訓の意味をもつ短い言葉。格言。」のこと。
メルマガ記事第548号
「安倍晋三政権の即時退場が求められる理由」
http://foomii.com/00050
に記述した通り、この事前協議結果は、安倍政権の外交交渉能力の欠落を鮮明に示している。
事前協議では、
?米国の自動車輸入関税の引下げを最大限先延ばしすること、
?日本が米国車の輸入認証方法を改めて輸入台数を2倍にすること、
?日本政府がかんぽ生命などの新規事業を許可しないこと、
などが決められた。
日本だけが一方的に米国に全面譲歩したことは明白だ。
しかも、この重大事項は日本政府発表資料には記載されていない。
米国発表資料には、これらが「日本政府より一方的に通告されたもの」と表記された。
表記の上では、日本の全面譲歩は「協議」を通じて決まったものではなく、
日本側が勝手に決めたこととされている。
冒頭の響堂氏の著書『略奪者のロジック』に戻るが、この書の112ページに、
連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーの言葉が紹介されている。
「最高司令官は日本政府に対して命令する。しかし交渉するのではない。
交渉は対等の者の間に行われるのである。」
この言葉は、現在の日米関係を示す言葉として正鵠を射たものになっている。
日米協議というのは表向きの名称であって、実体は、
米国が日本に、より正確に言えば、安倍政権に命令しているのである。
交渉は対等の者の間に行われるものであって、現在の日米関係はこの関係にはない。
米国が日本政府に命令しているだけである。
安倍氏が率いる自民党は、昨年12月の総選挙に際して、TPP断固反対のポスターを貼り、
6つの公約をクリアできない限り、TPPに参加しない方針を示した。
?コメ、麦、乳製品、牛肉、砂糖原料の五品目の聖域化、
?自動車等の数値目標排除、
?国民皆保険制度堅持、
?食の安全・安心確保、
?ISDS条項の排除、
?政府調達・金融での日本の特性維持、
が公約として示された。
ところが、日米事前協議で、すでに?、?が破られている。
?も、米国は国内発表資料には「センシティビティ」の言葉さえ記されなかった。
米国の自動車輸入関税の撤廃を先送りすることが決められたのに、
日本の農産品5品目については、まだ何も決まっていないのだ。
『略奪者のロジック』には、
日本の教育改革を推進した三浦朱門氏の、
「エリート以外は実直な精神だけ持っていてくれればいい。」
ヘンリー・キッシンジャー米国元国務長官の、
「エネルギーを支配することで国家を支配できるが、
食物を支配することで個人を支配できる。」
など、重大な言葉がちりばめられている。
非常にためになる書である。
↑
SLAUGHTERHOUSE <グローバル資本は国家と人間を解体する> 響堂雪乃 (2013/4/17)
¥ 700 ☆http://p.booklog.jp/book/69838/read
(購入はこちらからとなります。)
Kindle版もあるとか。
「エゾヤマザクラ2013の2」
さすが読書家らしいね、勘所を押さえておる、
◆http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-711.html
陽光堂主人の読書日記 2012-08-06
◎『独りファシズム』響堂雪乃著、ヒカルランド(その1)
本書は、ブログ「独りファシズム」(2011/06/14〜2012/01/03)を単行本化したものです。
☆http://alisonn003.blog56.fc2.com/
著者の響堂雪乃氏は、システムインテグレーター(情報システム)の仕事をしていた人で、
全国紙の子会社で編集長を行なっていたこともあるそうです。
こうした経歴の持ち主ですから、ネット事情やマスコミの裏側に通じていて、
本書にもその知見が活かされています。
ネットは今や、真実拡散のツールとして必須のものとなっていますが、
元々米軍が開発・使用していたテクノロジーですから、
権力サイドのコントロール下に置かれていると見なければなりません。
本書においても、この点が強調されています。
ネットの力を過信して、体制変革の起爆剤となると期待している人が多いですが、
マイクロソフトやグーグルなどが体制側に属していることを考えれば、
そんなに甘くないことはすぐに判ります。
ネットでのやり取りは匿名の場合が殆どで、この点、権力サイドに不利なように見えますが、
逆に情報を歪めることも容易に出来ますし、土俵自体は彼らが作っていますから、
向こうの方が圧倒的に有利です。
ネットを使えば無料で情報発信できますが、タダほど怖いものはありません。
その利便性と引き換えに、権力側に情報を提供することになります。つまり、
体制変革を企てようとしているのに、その手の内を相手側に教える
というマンガチックな構図になっているわけです。
匿名といっても、IPアドレスが判れば人物が特定できるわけですから、
権力側がその気になれば、誰がどういう情報を発信したか調べることができます。
しかも、こうした情報は日々蓄積されてゆきますから、権力側は有利になるばかりです。
取り締まりが緩やかなのはこの故で、言論の自由があると言って喜んでいてはいけないのです。
現実はこうした有様で、自由を求める人々にとって状況は非常に厳しいですが、
それでも我々は生きてゆかねばなりません。
権力側が発信する歪められた情報から真実を見つけ出す努力をしないと、
自分のアイデンティティーさえ喪失しかねません。その苦闘の跡が綴られているのが、本書です。
ブログもそうですが、本書の記述も一見すると難解で、戸惑う人もいることでしょう。
しかし、専門的な用語が使われていても、著者は厳密に定義した上で使っているわけではないので、
細部や論理に拘ると却って理解できなくなります。
ある程度のスピードで、感覚的に読んでいった方がよく判ります。
著者も述べているように、情報は意図的に歪められていて、人間の認知には器質的な限界が存在します。
「真実」がはっきりすれば、理解も解決も容易なのですが、
真実はいつも人間の手から零れ落ちてしまいます。それ故、混乱や軋轢が絶えることはありません。
この点は、権力サイドも同様ですが、彼らはシステムを構築した強みがありますから有利な立場にあり、
仮想現実を操作することができます。
迷妄の世界の中で、他人を支配し搾取するという不毛な行為をひたすら続けているのです。
本当は、この迷妄の世界から抜け出せば支配を受けることもなくなるのですが、
それを成し遂げたとしても物理的な世界での不自由は避けられません。ここが厄介なところです。
昔であれば、山野に隠遁するところですが、情報化社会ですから隠れる場所すらありません。
結局、不自由さを忍びながら、市井の人間として生きることになります。
人間も社会も、情報で成り立っていますから、どういう情報を得るかが大事です。
有益な情報に接すれば人間性の向上や社会の改善に繋がりますが、
有害な情報が圧倒的に多い状況なので、世の中は加速度的に悪化しています。
有害な情報を流しているのはもちろん、権力側ですが、それも情報ですから、
それらを集めて分析すれば、彼らの意図が推測できます。
その一つの見方を示したのが本書であり、著者の仮説です。
仮説ですが、本書を読めば解る通り、非常に説得力があります。
本書には、過去のブログの内容が収められていますが、それでは単行本化した意味がありません。
そこで、各セクションごとに詳細な注が付けられています。
手間暇かけて情報が集積されていますから、ここだけでも一読する価値があります。
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-712.html
陽光堂主人の読書日記 2012-08-07
◎『独りファシズム』響堂雪乃著、ヒカルランド(その2)
より抜粋、
本書の本文はブログと同じで、テーマも内容もほぼ一貫していますが、
各セクションに付された注は詳細で、かなりの情報量です。
残念ながら、図表以外は出典が明記されていませんが、
恐らくネット上のものが大半を占めていると思われます。
企業献金を認めれば民主主義など機能しませんが、法律では政党への企業献金が認められています。
当然、時の政権は財界寄りの政策を導入することになり、この結果、
54基もの原発が建設されたわけです。
従って、福島第一原発事故の責任の一端は、経団連にもあります。
献金で誘導しているだけにより悪質で、政治家より罪が重いと言えます。
問題は、2006年に東電の勝俣が原発推進を求めたことに対し、
当時民主党政調会長代理だった直嶋正行が、
「2030年までに14基以上の原発を増設すると回答した」と記されていることです。
2006年の民主党代表は、前原誠司と小沢一郎ですが、回答する際には党の了承を得ているはずですから、
自民党同様、原発推進方針だったことが判ります。
小沢氏の「国民の生活が第一」であれ、どこであれ、
「脱原発」を掲げていても、看板だけではないかという疑念は拭い切れません。
「脱原発」というのは便利な言葉で、原発依存を批判しながら、原発を使い続けることができます。
単なる目眩ましの可能性が高いのです。
原発問題は、安全保障問題とも密接に繋がっていますから、一筋縄では行きません。
ついでに言えば、「国民の生活が第一」は、TPP問題を避けています。
「当面の課題ではない」というのが理由だそうですが、大阪維新の会がTPP推進なので、
こちらに配慮したと見られても仕方ありません。要は、擦り寄っているわけです。
解散・総選挙が近づいていますが、小沢氏の「国民の生活が第一」がそれ程伸びるとは思われません。
みんなの党や大阪維新の会と連携すると見られていますが、そうなったら小沢氏も見限られることでしょう。
それはそれで、国民の覚醒には繋がると思いますが…。
著者の響堂雪乃氏も、小沢氏の手腕に期待していますが、
それも行動次第で、全面的には信用していないようです。
響堂氏のように透徹した眼で眺めれば、政界に期待などできませんから、無理もありません。
真実は残酷ですから、誰にでも堪えられるわけではありません。
そんなことは知りたくないという人も、大勢存在します。それ故に、
支配層は少数にも拘らず、大衆をコントロールできるのです。
真実と向き合うのは辛い一面もありますが、そうした勇気がなければ
奴隷として生きるしかありません。脱奴隷の参考書として、本書は役に立つと思われます。
「エゾヤマザクラ2013の3」
大阪の皆さんよ、この馬鹿何とかせい、リコール!々、
◆http://jp.wsj.com/article/JJ10727286322102653728217332175240537994858.html
ウオール・ストリート・ジャーナル 2013年 5月 13日
◎橋下氏の発言要旨 = 従軍慰安婦問題
日本維新の会の橋下徹共同代表が13日に行った従軍慰安婦問題に関する発言の要旨は次の通り。
▽13日午前(大阪市役所で記者団に)
敗戦の結果として、侵略だということはしっかりと受け止めなければいけない。
実際に多大な苦痛と損害を周辺諸国に与えたことも間違いない。反省とおわびはしなければいけない。
慰安婦制度というのは世界各国の軍は持っていた。
なぜ日本の従軍慰安婦制度だけが世界的に取り上げられるかと言うと、
日本は軍を使って国家としてレイプをやっていたという、ものすごい批判を受けている。
その点については、違うところは違うと言っていかなければいけない。
あれだけ銃弾が雨・嵐のごとく飛び交う中で、命を懸けて走っていく時に、
猛者集団、精神的に高ぶっている集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、
慰安婦制度というものが必要なのは誰だって分かる。
今のところは、軍自体が、日本政府自体が暴行、脅迫をして女性を拉致した
という事実は証拠に裏付けられていない。そこはしっかり言っていかなければいけない。
ただ、意に反して慰安婦になった方に対しては、配慮はしなければいけない。
▽13日夕(同所で記者団に)
慰安婦制度は必要だった。軍の規律を維持するためには、当時は必要だった。
歴史をひも解いたら、いろいろな戦争で、
勝った側が負けた側の方をレイプするという事実は山ほどある。
そういうのを抑えていくためには、
一定の慰安婦みたいな制度が必要だったということも厳然たる事実だと思う。
(沖縄県宜野湾市の)米軍普天間飛行場に行った時、
司令官にもっと風俗業を活用してほしいと言った。
司令官は凍り付いたように苦笑いになってしまって。
性的なエネルギーを合法的に解消できる場所は日本にはあるわけだから。
[時事通信社]
◆http://blogs.dion.ne.jp/tanpopo0817/archives/11186595.html
たんぽぽ日記 2013年05月13日
◎橋下徹従軍慰安担当大臣登場!
日本女性を従軍慰安婦と風俗嬢に変える大阪市の悪代官
皆さん、私は数年前から橋下徹日本維新の会代表は危険人物であると言い続けてきました。
さて、今回、
橋下徹はまたしてもこの国の平和を乱す不埒な発言を行いました。
もうご存知かと思いますが、
「従軍慰安婦は必要。誰でもわかる」というものです。
私は従軍慰安婦が必要だとは思わないし、
他国の女性を強姦し続けることが当然のことだはまったく思えません。
橋下は性欲が強く、毎日新しい従軍慰安婦と性行為をするために戦争を起こして、
自らの欲望を発散しようとしているのではないでしょうか。
私は常々言って参りましたが、
今度の戦争が始まれば、
男子だけではなく女子も橋下らによって徴兵され、
そして前の戦争の朝鮮の女性たちのように、
従軍慰安婦として連れてゆかれる可能性が高いと言い続けてきました。
まさに、橋下発言が私の予言の正しさを証明しています。
橋下は北新地のホステスと不倫関係にあったとき、
最初のうちは食事に誘ってからホテルに連れ込んでいましたが、
だんだんと会うなりホテルに直行するようになりました。
(それでこの女性に嫌われたことが記事になりました)
そしてホテルではその女性に様々なコスプレをせがみ、
性交渉に及んでいたことが週刊誌で暴露され、
夫人を大いに怒らせたものでした。
ですが橋下は懲りていないようです。
橋下の人気は最近陰りがありますが、
首相の安倍晋三とは「戦友」であり、
ちょくちょく会っています。
彼等によって憲法9条が廃止され、
「安倍戦争内閣」が組織されたとき、
橋下徹は「従軍慰安担当大臣」に収まるかもしれません。
☆橋下代表「慰安婦制度は必要だった」と改めて強調
TBS系(JNN) 5月13日(月)21時13分配信
日本維新の会の橋下共同代表は、旧日本軍の従軍慰安婦制度について、
当時は「軍の規律を維持するためにも制度は必要だった」と自らの考えを改めて強調しました。
日本維新の会の橋下徹共同代表は13日朝、太平洋戦争中の従軍慰安婦制度について、
「命を懸けている兵士の休息の場所として慰安婦制度が必要なのは、誰だってわかる」
と発言していました。
橋下代表は夕方にも記者団から質問を受け、
「他の国でも慰安婦制度を活用していた」として、このように応えました。
「意に反して、意に即しているかは別で、慰安婦制度は必要だったということです。
軍を維持するとか、軍の規律を維持するためにはそういうことはその当時は必要だったんでしょうね」
(日本維新の会・橋下徹共同代表)
橋下は沖縄の米軍司令官を相手に「風俗施設」を活用するべきだとも言いました。
この未来の総理大臣候補の頭の中の半分は、
きっとセックスのことばかりなのでしょう。
橋下が従軍慰安担当大臣に収まったとき、
自分の気に入った女性を見つけては、
「ちょっと君、なかなか可愛いいね。今晩私のところにくれば日本に返してあげてもいいんだけどなぁ」
などと言い出しかねないでしょうね。
この戦争と女狂いのろくでなし悪代官なら。
(橋下は大阪の悪代官)
(タイで避妊せずに売春婦に肝炎を移されて入院した石原慎太郎といい勝負だな。類は友を呼ぶ)
それにしても朝鮮の人々はまた怒り狂っているだろうな、
日本の政治家たちが喧嘩ばかり吹っかけるか
これも戦争の下地作りというわけだ。
韓国政府 「反人道的な犯罪を擁護し、歴史認識と人権尊重意識の深刻な欠如をさらけ出している」
市民団体 「戦争遂行のために女性の性を利用するのは当たり前という発言で、
女性を人間と見なしていない。こんな発言が通用すると考える感覚が恐ろしい」
「立命館大学教授」
「軍隊の女性に対する人権侵害や性暴力を容認するものだ。
弁護士であり、首長である人間の発言とは思えない」
アメリカ国防省報道官
「我々の方針や価値観、法律に反する。
いかなる問題であれ、売春によって解決しようとは考えていない。ばかげている」
橋下に風俗利用を勧められた沖縄司令官。
「これ以上この話はやめよう」
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手前の言いたいことは「たんぽぽ日記」が書いておったw
育ちが悪すぎ、教養が無さ過ぎ。