画は拙作にて、
「雪の公会堂 (ヴラマンク風)」です。
油彩F8号 (新規撮影しました)
☆晴れたり曇ったり。
さて、本日の投稿で、拙ブログ、投稿2,000回とあいなります。
およそ5年半が経ちました、早いものです。
こうして続けてこられましたのも、ご常連の皆様、御来場いただいた皆々様のおかげ。
厚く御礼を申し上げたいと存じますし、
引き続いての相変わらぬご贔屓を、何卒宜しくお願い申しあげます。
で、本日は手前の油彩、風景画の第一作を再掲いたしました。
まずは、
なかなか容易ならざる事態になりつつあるやに思えるのだが、
◆http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012110402000111.html
東京新聞 2012年11月4日
◎ガソリン10倍に急騰 NYハリケーンの爪痕
【ニューヨーク】巨大ハリケーン(上陸時は温帯低気圧)「サンディ」によって、
空前の被害に遭った米ニューヨーク市などでガソリン不足が深刻になっている。
地下鉄の復旧に手間取る中、郊外から市内への移動を乗用車に頼る人が多いが、
輸送ルートは寸断されたままで供給が追いつかない。「ガソリン争奪戦」は市民に重くのし掛かり、
通常の十倍ほどの価格で売買されるケースもあるという。
「信じられる? ガソリン一ガロン(約三・八リットル)で二日分の食事代だなんて」
市内の物流市場に勤める女性(36)がため息をついた。職場はサンディ上陸から三日後の今月一日に再開。
通勤に使う乗用車のガソリンは残り少ないが、スタンドは長蛇の列。
同僚から「一ガロン(4リットル弱)が四十ドル(約三千百円)で手に入るらしいよ」と聞かされた。
通常価格は約三・九ドルだ。
事態悪化を受け、オバマ大統領は二日、ニューヨーク、ニュージャージーの両州に
「エネルギー供給障害」を宣言し、約二百万ガロンの燃料を海軍輸送艦で被災地に送るよう指示。
停電のため暖房が使えないエリアもあり、市民のストレスは高まるばかりだ。
都市機能が集中するマンハッタンとイースト川を挟んだブルックリン地区。
地下鉄の運休で身動きが取れない日本人留学生(25)は
「ブルックリンのスタンドにはポリタンクを持った人たちが並び、大変な状況」と教えてくれた。
有料駐車場を利用するマイカー所有者は「ガソリンを抜き取られる」と心配し、
乗用車を自宅前に移動させているという。
高潮などで水没したスタンドも少なくない。
米CNNテレビは、被災後の新たな問題としてパニック寸前の「ガス不足」を繰り返し報道。
ウォールストリート・ジャーナル紙はニューヨーク市などではガソリン以外の略奪が起きていると伝えている。
◆http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121105/dst12110510160007-n1.htm
MSN産経ニュース 2012.11.5
◎NYで寒気強まり数万人が命の危険 市長、避難所利用訴え
ニューヨークのブルームバーグ市長は4日、寒気が強まっている影響で、
ハリケーン「サンディ」被害で電気や燃料のない被災者は命の危険があるとして、
市が用意した暖房付きの避難所に移動するよう求めた。
ニューヨーク市だけで3万〜4万人が避難所を必要とする状態との認識を示した。
ニューヨークの気温は5日未明には1度に、6日未明は氷点下1度に冷え込む見通し。
AP通信によるとニューヨーク、ニュージャージー両州を中心になお
計約180の住宅と事業所が停電し、燃料不足が続いている。
ブルームバーグ市長は4日の記者会見で
「援助を受けることに気が進まない人もいるのは分かる。だがこの寒気は本当に危険だ」と警告した。
特に暖房がない高齢者に避難所への移動を求めた。(共同)
◆http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2910600/9783259
AFP 2012年11月05日
◎「サンディ」被災者の住宅確保が課題、冬近付く米ニューヨーク
【11月5日 AFP】
大型ハリケーンから温帯低気圧となって米東海岸に上陸した「サンディ(Sandy)」の被害で
多数の人が住む家を失った米ニューヨーク(New York)州では4日、気温が大幅に冷え込み、
被災者が凍死する懸念さえ膨らんでいる。
現在も約200万世帯で停電が続くが、7日にはさらに大型の暴風雨の到来が予測されている。
ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)市長によると、
同市内だけでも推計3万〜4万戸が居住不可能な状態だ。
一方、アンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)ニューヨーク州知事は記者会見で
「寒くなり始めたが、人々はとても住めないような家にとどまり続けている」と指摘。
家を失った被災者は数万人に及び、
既に解決に取り組んでいるが「非常に大きな、大きな住宅問題だ」と述べた。
サンディによる暴風と高波の被害は米15州に及び、
米国とカナダでこれまでに少なくとも109人の死亡が確認されている。
↑
確か「ニューオーリンズ」の復興、はかばかしくない、とか記事があったかと。
ニューヨークは日本で言えば東京だからねぇ、威信にかけても、なのだが?
画は Maurice de Vlaminck モーリス(モリス)・ド・ヴラマンク、
「風景 1915−1916年」です。 (SCAN しました)
厳しいねぇ、
◆http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-836.html
豆長者 2012-11-03
◎盲目的な希望あるのみ
▼2012年10月15日、ロン・ポール、週刊コラム「統計上の体裁を保つ」 ※
先週、現政権の支持者たちが、労働統計局(BLS)が発表した雇用数に喜んだ。
この政権が、政権に就いて以来初めて、公式の失業数が、8%を下回ったのだ。
ケインズ主義のチアリーダーたちは、皆、この数字は、
確かに、我々が、経済回復への道にあることを意味しているのだと主張した。
クリスマスに、そして、選挙にも間に合ったと。
この策略を見通している他の者たちもいる。
現場の状態は、回復のようには何も見えない。
2300万人が、いまなお失業しているか、慢性的な不完全雇用である。
この数字が、来年、劇的に上昇すると予想されている。
ワシントンの状態は、楽観主義の根拠を誰にも与えるはずがない。
政治家たちは、我々の経済沈滞の原因を正直に知的に見ることを拒んでいる。
そして、本当の解決策は、真剣に受けとめられることも、それに従って行動されることもない。
よりバラ色の絵が描かれるまで、ただ数字を再計算し、用語を再定義するほうが、
ずっと容易く、痛みが少ないのだ。
ある時点で、何らかの理由で、状況が変わるかもしれないという、盲目的な希望あるのみである。
しかし、我々が、この針路に留まるのみなら、何も良い方には変わらない。
我々の経済苦境の長期的な解決策は、いくらか短期的痛みを伴うというのが、真実である。
連邦準備制度のような狡猾で巨大な組織の経済的役割を再評価することは、
ある人たちには不都合であるし、それらの人たちが、大きな権力を持ってしまっている。
同様に、政府の施策を終わらせ、余計な省庁を閉鎖するという考えは、常に、誰かを怒らせる。
それは、誰かが、政府の小切手を受け取り停止になることを意味するからである。
誰も、リンゴの手押し車をひっくり返したがらない。
たとえ、そのリンゴすべてが、腐っていても。
BLS(労働統計局)の失業数では、すべての失業者たちが、数えられているわけではない。
このことは、秘密ではない。
1994年に、政府の統計学者たちが、失業の統計値から、そっくり人々を取り除くために、
「就業意欲喪失者」という用語を考え付いたのだ。
今や、政府が、失業数を改善するために行わなければならないことは、
仕事を探す意欲を人々から喪失させることだけである。
ワシントンでは、雇用よりも、さらにもっと意図せぬ結果が創り出されている。
理想的には、商業部門が、BLS(労働統計局)からの、しっかりした数字に頼ることが出来るべきだが、
賢い企業指導者たちは、それらの数字を信頼することは、悪い決定と失敗につながると知っている。
最近の雇用数については、投資家のジム・ロジャーズが、最近、述べた。
「私は、政府の助言を受け入れないことを学んだ。
特に、合衆国政府の。しばしば、その国民を誤り導いている。」
彼は、統計をデッチアゲ続ける格別の動機として、タイミングを示唆して、
選挙が、もう間近であることも指摘した。
生産的な経済を動かす本当の運転者たちは、偽りの数字に基づいてリスクを取る余裕はない。
だから、経済学者のジョン・ウイリアムズは、「影の政府統計」を創設したのである。
より伝統的な方法論と定義を利用して、企業の意思決定者たちに、
ありのまま、本当の経済情勢を示している。
彼は、本当の失業率が、唖然とさせる22.8%であることを示している。
☆http://blog-imgs-55-origin.fc2.com/m/a/m/mamechoja/sgs-johnwilliams.jpg
これは、実際の真実として受け入れるのが難しい数字である。
おそらく、もしも、政治家たちが、受け入れたら、
人々は、ついに、真の変化と真の解決策を要求するだろう。
おそらく、刺激支出やら、量的緩和、ワシントンからの山のような規制、
そのすべては、経済を損なうのみであったと、考えるであろう。
おそらく、人々は、公共部門から手渡される小切手が少ないほど、
民間部門で利用できる小切手が増えること、そして、ただの見せかけではない、
真の繁栄への復帰を意味すると理解するようになるだろう。
▼2012年11月2日、ジェフ・ベリック、「思い出せ、思い出せ、11月6日」 ※
誰が、合衆国大統領選挙で勝つのか、そして、投資への影響が、どうなるのか、
私は、予言するよう、幾人かの人たちに頼まれた。
じゃあ、するよ。
それは、重要なことではないのだ。
この二人の間の唯一考え得る違いは、どの国が、次に爆撃されるのかだ。
シリア、イラン、他のアフリカや中東の多くの国々のほうが、
この競馬で、我々よりも、ずっと大きな賭けなのだ。
それを除けば、これは、本当に、重要なことではない。
合衆国は、終わってるのだ。
資産の点で言えば、我々が、長年言ってきたように、
あなたは、ベン・バーナンキが何も無い空中から創り出せず破壊できない実物資産に移るべきだ。
民主制とファシズム・社会主義・共産主義が、サウロンのような目を合衆国に向けた。
そして、オバマフォン女みたいな人たちが、今や、多数派なのだ。 ※
合衆国の人々は、今で数十年間、ましな悪に投票してきた。
悪に投票することが、どうして、何とかなるのか?
今回は違うと、思わせるものは、何だ?
こんにちの合衆国の人々の大大多数は、
合衆国が繁栄しているのは、自分たちが、「特別」だからだと信じている。
彼らは、状況が悪くなり始めたら、もっと連邦準備券を刷らなきゃと信じている。
そして、彼らの多くが、自分たちは、世界中で爆撃して人々を殺すことによって、
アメリカの夢を救い出せると信じている。
ここで、悪いニュースだ。
このシステムは、死んでいる。
1913年12月23日に、共産主義型の中央計画に向けて、
合衆国が進んだ時に、死んだのだ。
1971年8月15日、実物資産との最後の繋がりが、
ドルから、そして、既定で、あらゆる通貨から、取り去られた時、
それは、その棺桶に、最後の釘を打ち付けたのだ。
人類史で最も破壊的な実験、その後、
今や、このシステムは、最終段階に達しつつある。
実際、これが発する悪臭から判断して、
西洋世界は、すでに死体だと、思うだろう。
ここしばらく、そうだったのかもしれないと。
誰が、最初に倒れるのか?
欧州?
日本?
合衆国?
それは、実際、そんなに重要なことではない。
彼らは、すべて没するのだ。
そして、それは、いったん終われば、すばらしいことだ。
最も大きな問題は、移行であろう。
準備していない多くの者たちにとって、混乱的で破壊的になる。
我々は、11月6日、サディストが、じっと自動車事故を見るように、合衆国の選挙を見る。
しかし、その日に起こることが、我々にとって、本当に重要なことなのか?
絶対に、そうではない。
このゲームは、終わっている。
彼らは、ゾンビ映画のように、お互いに食い合うのだ。
悲しいことだが、賽(さい)は、振られている。
私は、ドミニカ共和国のサントドミンゴのバーのバルコニーに座っているが、
誰一人として、合衆国の選挙の結果に、何ら興味を持っていないことは、保証する。
ここでの暮らしは、結構なものだ。
債務に基づいたファシスト共産主義の民主国家システムに巻き込まれていない、
多くの場所での暮らしは、途方もなく、進み続けているよ。
しかしながら、USSA(アメリカ社会主義共和国連邦)にいる者たちにとっては、
事態は、誰が勝とうが、ただ一つの方向に進んでいく。
あなたは、もしも、準備を始めていないなら、何を待っているんだい?
↑
「夢も希望もない」ようですなぁ、
日本は「抱き付き無理心中」♪ を断固峻拒すること、 恩も義理もないのだから。
ヴラマンク、二枚目、
「風景 1930年」です。 (SCAN しました)
白アリだそうでw
◆http://melma.com/backnumber_45206_5692119/
宮崎正弘の国際ニュース・早読み(明日から党大会の土壇場)発行日:11/7
◎ BOOKREVIEW ◆書評
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そうだったのか。中国人の行動様式は白アリなのか
土台を食い尽くし他人の家を壊して知らん顔の自己愛主義
♪
西尾幹二、青木直人『第二次尖閣戦争』(祥伝社新書)
_______________________________________
或る会合の帰り、西尾さんからいただいた本書を、翌朝、羽田発熊本行きの全日空機機内で拡げた。
飛行時間一時間30分ほど。睡魔が吹き飛んで一気に読み終えると機体は熊本空港に着陸した。
まさに時宜を得た内容に溢れ、面白く、且つ有益だった。
議論は多岐にわたり、もちろん尖閣問題のことが俎上にのっているが、
西尾氏が大きく取り上げているのは満州問題である。
つまり日中の対立は満州事変の延長にあるという歴史認識を前提にして論議が展開されている。
石原莞爾と同期生だった長野朗は、戦前に多くのシナ研究の書物を著し、いずれもベストセラーになった。
長野朗は或る著作のなかで「満州事変前の漢民族の満州侵略」をいうチャプターを設け、
現在の東北三省(旧満州)は、もとより漢族の土地ではなく、
「漢民族が侵略した土地」という歴史の真実を問うた。
日本がでていく以前「清朝の時代に大勢は決していた」のであり、
「蒙古人、朝鮮人、ロシア人、日本人が入ってくる前に、漢民族は白アリが建物の土台を食い尽くす
ように満州の台地に入り込んで、住み着いて、支配階級であった満州人を圧迫し、事実上そこを左右していた」
シナ人は「生存するためには何でもする生命力を持っていて、利己的で、
愛国心のかけらもないのだけれども、漢人として不思議な集合意思を持っていた。
いまの中国人と同じです」(西尾)。
すなわち「不思議な集合意思」とは「白アリ軍団のようなわけのわからぬ集合意思」だ、
と西尾氏は本質を抉る。
「膨張し拡大する白アリ軍団の進出には、理屈も何もないので、
いわば盲目の意思があるのみである。満州事変は終わっていない」
と続けるのである。
評者(宮?)もかねてから主張してきたように、中国には「戦略がない」。
あるのは、個人の、あるいは企業連合の、あるいは陸軍の、海軍の、総参謀本部の、
それぞれの戦略らしきものがあるが、国家としての整合された国家意思がない。
だから軍人タカ派は「尖閣を上陸して乗っ取れ」と獅子吼し、
或る政治グループは「小日本など問題にするか」と唱え、
太子党の大半は「日本から絞るだけ絞って儲ければ良い」と嘯く。
レアアースが金になると言えば群がり、風力発電に補助金がつくといえば群がり、
皆が反日だと言えば便乗して強盗、略奪をはたらく。
まさに白アリ軍団であり、いやイナゴの大群であり、
その瞬発的破壊力
を前にしてはなす術もないのが、現実である。
共産党ですら群衆の蜂起、暴動には対応しきれず、
自らが白アリであるにもかかわらず、他の白アリ軍団の通過を待つという具合なのだ。
尖閣戦争の論議はシナ人の本質を抉るところへ発展し、西尾氏の対談相手の青木氏は、
その具体的データをずらりと本書でも開陳している。
↑
支那共産党大会の決着や如何? それから動きが出てくるのでしょうな。
内部が厳正に統一されておらぬところが恐ろしいw
なにかのキッカケで暴発もありうるわけで、厳重警戒が肝要です。
尖閣ばかりではなく、国内に入り込んでおる支那人のゲリラ活動、各種破壊工作に厳戒ですよ。
総選挙後の政権では邦人&資本の安全なる撤退を妨害するな! と強硬に談判するべきです。
国際法違反そのものだ、卑劣そのものの「人質作戦」を糾弾せよ!
「雪の公会堂 (ヴラマンク風)」です。
油彩F8号 (新規撮影しました)
☆晴れたり曇ったり。
さて、本日の投稿で、拙ブログ、投稿2,000回とあいなります。
およそ5年半が経ちました、早いものです。
こうして続けてこられましたのも、ご常連の皆様、御来場いただいた皆々様のおかげ。
厚く御礼を申し上げたいと存じますし、
引き続いての相変わらぬご贔屓を、何卒宜しくお願い申しあげます。
で、本日は手前の油彩、風景画の第一作を再掲いたしました。
まずは、
なかなか容易ならざる事態になりつつあるやに思えるのだが、
◆http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012110402000111.html
東京新聞 2012年11月4日
◎ガソリン10倍に急騰 NYハリケーンの爪痕
【ニューヨーク】巨大ハリケーン(上陸時は温帯低気圧)「サンディ」によって、
空前の被害に遭った米ニューヨーク市などでガソリン不足が深刻になっている。
地下鉄の復旧に手間取る中、郊外から市内への移動を乗用車に頼る人が多いが、
輸送ルートは寸断されたままで供給が追いつかない。「ガソリン争奪戦」は市民に重くのし掛かり、
通常の十倍ほどの価格で売買されるケースもあるという。
「信じられる? ガソリン一ガロン(約三・八リットル)で二日分の食事代だなんて」
市内の物流市場に勤める女性(36)がため息をついた。職場はサンディ上陸から三日後の今月一日に再開。
通勤に使う乗用車のガソリンは残り少ないが、スタンドは長蛇の列。
同僚から「一ガロン(4リットル弱)が四十ドル(約三千百円)で手に入るらしいよ」と聞かされた。
通常価格は約三・九ドルだ。
事態悪化を受け、オバマ大統領は二日、ニューヨーク、ニュージャージーの両州に
「エネルギー供給障害」を宣言し、約二百万ガロンの燃料を海軍輸送艦で被災地に送るよう指示。
停電のため暖房が使えないエリアもあり、市民のストレスは高まるばかりだ。
都市機能が集中するマンハッタンとイースト川を挟んだブルックリン地区。
地下鉄の運休で身動きが取れない日本人留学生(25)は
「ブルックリンのスタンドにはポリタンクを持った人たちが並び、大変な状況」と教えてくれた。
有料駐車場を利用するマイカー所有者は「ガソリンを抜き取られる」と心配し、
乗用車を自宅前に移動させているという。
高潮などで水没したスタンドも少なくない。
米CNNテレビは、被災後の新たな問題としてパニック寸前の「ガス不足」を繰り返し報道。
ウォールストリート・ジャーナル紙はニューヨーク市などではガソリン以外の略奪が起きていると伝えている。
◆http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121105/dst12110510160007-n1.htm
MSN産経ニュース 2012.11.5
◎NYで寒気強まり数万人が命の危険 市長、避難所利用訴え
ニューヨークのブルームバーグ市長は4日、寒気が強まっている影響で、
ハリケーン「サンディ」被害で電気や燃料のない被災者は命の危険があるとして、
市が用意した暖房付きの避難所に移動するよう求めた。
ニューヨーク市だけで3万〜4万人が避難所を必要とする状態との認識を示した。
ニューヨークの気温は5日未明には1度に、6日未明は氷点下1度に冷え込む見通し。
AP通信によるとニューヨーク、ニュージャージー両州を中心になお
計約180の住宅と事業所が停電し、燃料不足が続いている。
ブルームバーグ市長は4日の記者会見で
「援助を受けることに気が進まない人もいるのは分かる。だがこの寒気は本当に危険だ」と警告した。
特に暖房がない高齢者に避難所への移動を求めた。(共同)
◆http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2910600/9783259
AFP 2012年11月05日
◎「サンディ」被災者の住宅確保が課題、冬近付く米ニューヨーク
【11月5日 AFP】
大型ハリケーンから温帯低気圧となって米東海岸に上陸した「サンディ(Sandy)」の被害で
多数の人が住む家を失った米ニューヨーク(New York)州では4日、気温が大幅に冷え込み、
被災者が凍死する懸念さえ膨らんでいる。
現在も約200万世帯で停電が続くが、7日にはさらに大型の暴風雨の到来が予測されている。
ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)市長によると、
同市内だけでも推計3万〜4万戸が居住不可能な状態だ。
一方、アンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)ニューヨーク州知事は記者会見で
「寒くなり始めたが、人々はとても住めないような家にとどまり続けている」と指摘。
家を失った被災者は数万人に及び、
既に解決に取り組んでいるが「非常に大きな、大きな住宅問題だ」と述べた。
サンディによる暴風と高波の被害は米15州に及び、
米国とカナダでこれまでに少なくとも109人の死亡が確認されている。
↑
確か「ニューオーリンズ」の復興、はかばかしくない、とか記事があったかと。
ニューヨークは日本で言えば東京だからねぇ、威信にかけても、なのだが?
画は Maurice de Vlaminck モーリス(モリス)・ド・ヴラマンク、
「風景 1915−1916年」です。 (SCAN しました)
厳しいねぇ、
◆http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-836.html
豆長者 2012-11-03
◎盲目的な希望あるのみ
▼2012年10月15日、ロン・ポール、週刊コラム「統計上の体裁を保つ」 ※
先週、現政権の支持者たちが、労働統計局(BLS)が発表した雇用数に喜んだ。
この政権が、政権に就いて以来初めて、公式の失業数が、8%を下回ったのだ。
ケインズ主義のチアリーダーたちは、皆、この数字は、
確かに、我々が、経済回復への道にあることを意味しているのだと主張した。
クリスマスに、そして、選挙にも間に合ったと。
この策略を見通している他の者たちもいる。
現場の状態は、回復のようには何も見えない。
2300万人が、いまなお失業しているか、慢性的な不完全雇用である。
この数字が、来年、劇的に上昇すると予想されている。
ワシントンの状態は、楽観主義の根拠を誰にも与えるはずがない。
政治家たちは、我々の経済沈滞の原因を正直に知的に見ることを拒んでいる。
そして、本当の解決策は、真剣に受けとめられることも、それに従って行動されることもない。
よりバラ色の絵が描かれるまで、ただ数字を再計算し、用語を再定義するほうが、
ずっと容易く、痛みが少ないのだ。
ある時点で、何らかの理由で、状況が変わるかもしれないという、盲目的な希望あるのみである。
しかし、我々が、この針路に留まるのみなら、何も良い方には変わらない。
我々の経済苦境の長期的な解決策は、いくらか短期的痛みを伴うというのが、真実である。
連邦準備制度のような狡猾で巨大な組織の経済的役割を再評価することは、
ある人たちには不都合であるし、それらの人たちが、大きな権力を持ってしまっている。
同様に、政府の施策を終わらせ、余計な省庁を閉鎖するという考えは、常に、誰かを怒らせる。
それは、誰かが、政府の小切手を受け取り停止になることを意味するからである。
誰も、リンゴの手押し車をひっくり返したがらない。
たとえ、そのリンゴすべてが、腐っていても。
BLS(労働統計局)の失業数では、すべての失業者たちが、数えられているわけではない。
このことは、秘密ではない。
1994年に、政府の統計学者たちが、失業の統計値から、そっくり人々を取り除くために、
「就業意欲喪失者」という用語を考え付いたのだ。
今や、政府が、失業数を改善するために行わなければならないことは、
仕事を探す意欲を人々から喪失させることだけである。
ワシントンでは、雇用よりも、さらにもっと意図せぬ結果が創り出されている。
理想的には、商業部門が、BLS(労働統計局)からの、しっかりした数字に頼ることが出来るべきだが、
賢い企業指導者たちは、それらの数字を信頼することは、悪い決定と失敗につながると知っている。
最近の雇用数については、投資家のジム・ロジャーズが、最近、述べた。
「私は、政府の助言を受け入れないことを学んだ。
特に、合衆国政府の。しばしば、その国民を誤り導いている。」
彼は、統計をデッチアゲ続ける格別の動機として、タイミングを示唆して、
選挙が、もう間近であることも指摘した。
生産的な経済を動かす本当の運転者たちは、偽りの数字に基づいてリスクを取る余裕はない。
だから、経済学者のジョン・ウイリアムズは、「影の政府統計」を創設したのである。
より伝統的な方法論と定義を利用して、企業の意思決定者たちに、
ありのまま、本当の経済情勢を示している。
彼は、本当の失業率が、唖然とさせる22.8%であることを示している。
☆http://blog-imgs-55-origin.fc2.com/m/a/m/mamechoja/sgs-johnwilliams.jpg
これは、実際の真実として受け入れるのが難しい数字である。
おそらく、もしも、政治家たちが、受け入れたら、
人々は、ついに、真の変化と真の解決策を要求するだろう。
おそらく、刺激支出やら、量的緩和、ワシントンからの山のような規制、
そのすべては、経済を損なうのみであったと、考えるであろう。
おそらく、人々は、公共部門から手渡される小切手が少ないほど、
民間部門で利用できる小切手が増えること、そして、ただの見せかけではない、
真の繁栄への復帰を意味すると理解するようになるだろう。
▼2012年11月2日、ジェフ・ベリック、「思い出せ、思い出せ、11月6日」 ※
誰が、合衆国大統領選挙で勝つのか、そして、投資への影響が、どうなるのか、
私は、予言するよう、幾人かの人たちに頼まれた。
じゃあ、するよ。
それは、重要なことではないのだ。
この二人の間の唯一考え得る違いは、どの国が、次に爆撃されるのかだ。
シリア、イラン、他のアフリカや中東の多くの国々のほうが、
この競馬で、我々よりも、ずっと大きな賭けなのだ。
それを除けば、これは、本当に、重要なことではない。
合衆国は、終わってるのだ。
資産の点で言えば、我々が、長年言ってきたように、
あなたは、ベン・バーナンキが何も無い空中から創り出せず破壊できない実物資産に移るべきだ。
民主制とファシズム・社会主義・共産主義が、サウロンのような目を合衆国に向けた。
そして、オバマフォン女みたいな人たちが、今や、多数派なのだ。 ※
合衆国の人々は、今で数十年間、ましな悪に投票してきた。
悪に投票することが、どうして、何とかなるのか?
今回は違うと、思わせるものは、何だ?
こんにちの合衆国の人々の大大多数は、
合衆国が繁栄しているのは、自分たちが、「特別」だからだと信じている。
彼らは、状況が悪くなり始めたら、もっと連邦準備券を刷らなきゃと信じている。
そして、彼らの多くが、自分たちは、世界中で爆撃して人々を殺すことによって、
アメリカの夢を救い出せると信じている。
ここで、悪いニュースだ。
このシステムは、死んでいる。
1913年12月23日に、共産主義型の中央計画に向けて、
合衆国が進んだ時に、死んだのだ。
1971年8月15日、実物資産との最後の繋がりが、
ドルから、そして、既定で、あらゆる通貨から、取り去られた時、
それは、その棺桶に、最後の釘を打ち付けたのだ。
人類史で最も破壊的な実験、その後、
今や、このシステムは、最終段階に達しつつある。
実際、これが発する悪臭から判断して、
西洋世界は、すでに死体だと、思うだろう。
ここしばらく、そうだったのかもしれないと。
誰が、最初に倒れるのか?
欧州?
日本?
合衆国?
それは、実際、そんなに重要なことではない。
彼らは、すべて没するのだ。
そして、それは、いったん終われば、すばらしいことだ。
最も大きな問題は、移行であろう。
準備していない多くの者たちにとって、混乱的で破壊的になる。
我々は、11月6日、サディストが、じっと自動車事故を見るように、合衆国の選挙を見る。
しかし、その日に起こることが、我々にとって、本当に重要なことなのか?
絶対に、そうではない。
このゲームは、終わっている。
彼らは、ゾンビ映画のように、お互いに食い合うのだ。
悲しいことだが、賽(さい)は、振られている。
私は、ドミニカ共和国のサントドミンゴのバーのバルコニーに座っているが、
誰一人として、合衆国の選挙の結果に、何ら興味を持っていないことは、保証する。
ここでの暮らしは、結構なものだ。
債務に基づいたファシスト共産主義の民主国家システムに巻き込まれていない、
多くの場所での暮らしは、途方もなく、進み続けているよ。
しかしながら、USSA(アメリカ社会主義共和国連邦)にいる者たちにとっては、
事態は、誰が勝とうが、ただ一つの方向に進んでいく。
あなたは、もしも、準備を始めていないなら、何を待っているんだい?
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「夢も希望もない」ようですなぁ、
日本は「抱き付き無理心中」♪ を断固峻拒すること、 恩も義理もないのだから。
ヴラマンク、二枚目、
「風景 1930年」です。 (SCAN しました)
白アリだそうでw
◆http://melma.com/backnumber_45206_5692119/
宮崎正弘の国際ニュース・早読み(明日から党大会の土壇場)発行日:11/7
◎ BOOKREVIEW ◆書評
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そうだったのか。中国人の行動様式は白アリなのか
土台を食い尽くし他人の家を壊して知らん顔の自己愛主義
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西尾幹二、青木直人『第二次尖閣戦争』(祥伝社新書)
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或る会合の帰り、西尾さんからいただいた本書を、翌朝、羽田発熊本行きの全日空機機内で拡げた。
飛行時間一時間30分ほど。睡魔が吹き飛んで一気に読み終えると機体は熊本空港に着陸した。
まさに時宜を得た内容に溢れ、面白く、且つ有益だった。
議論は多岐にわたり、もちろん尖閣問題のことが俎上にのっているが、
西尾氏が大きく取り上げているのは満州問題である。
つまり日中の対立は満州事変の延長にあるという歴史認識を前提にして論議が展開されている。
石原莞爾と同期生だった長野朗は、戦前に多くのシナ研究の書物を著し、いずれもベストセラーになった。
長野朗は或る著作のなかで「満州事変前の漢民族の満州侵略」をいうチャプターを設け、
現在の東北三省(旧満州)は、もとより漢族の土地ではなく、
「漢民族が侵略した土地」という歴史の真実を問うた。
日本がでていく以前「清朝の時代に大勢は決していた」のであり、
「蒙古人、朝鮮人、ロシア人、日本人が入ってくる前に、漢民族は白アリが建物の土台を食い尽くす
ように満州の台地に入り込んで、住み着いて、支配階級であった満州人を圧迫し、事実上そこを左右していた」
シナ人は「生存するためには何でもする生命力を持っていて、利己的で、
愛国心のかけらもないのだけれども、漢人として不思議な集合意思を持っていた。
いまの中国人と同じです」(西尾)。
すなわち「不思議な集合意思」とは「白アリ軍団のようなわけのわからぬ集合意思」だ、
と西尾氏は本質を抉る。
「膨張し拡大する白アリ軍団の進出には、理屈も何もないので、
いわば盲目の意思があるのみである。満州事変は終わっていない」
と続けるのである。
評者(宮?)もかねてから主張してきたように、中国には「戦略がない」。
あるのは、個人の、あるいは企業連合の、あるいは陸軍の、海軍の、総参謀本部の、
それぞれの戦略らしきものがあるが、国家としての整合された国家意思がない。
だから軍人タカ派は「尖閣を上陸して乗っ取れ」と獅子吼し、
或る政治グループは「小日本など問題にするか」と唱え、
太子党の大半は「日本から絞るだけ絞って儲ければ良い」と嘯く。
レアアースが金になると言えば群がり、風力発電に補助金がつくといえば群がり、
皆が反日だと言えば便乗して強盗、略奪をはたらく。
まさに白アリ軍団であり、いやイナゴの大群であり、
その瞬発的破壊力
を前にしてはなす術もないのが、現実である。
共産党ですら群衆の蜂起、暴動には対応しきれず、
自らが白アリであるにもかかわらず、他の白アリ軍団の通過を待つという具合なのだ。
尖閣戦争の論議はシナ人の本質を抉るところへ発展し、西尾氏の対談相手の青木氏は、
その具体的データをずらりと本書でも開陳している。
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支那共産党大会の決着や如何? それから動きが出てくるのでしょうな。
内部が厳正に統一されておらぬところが恐ろしいw
なにかのキッカケで暴発もありうるわけで、厳重警戒が肝要です。
尖閣ばかりではなく、国内に入り込んでおる支那人のゲリラ活動、各種破壊工作に厳戒ですよ。
総選挙後の政権では邦人&資本の安全なる撤退を妨害するな! と強硬に談判するべきです。
国際法違反そのものだ、卑劣そのものの「人質作戦」を糾弾せよ!