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寒中御見舞Ⅱ

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 画は  フィンセント ファン ゴッホ  Vincent  van  Gogh 
 
 1853 ~ 1890 / オランダ  / 後期印象派             作


  「The Parsonage Garden at Nuenen in the Snow」です。


☆晴れ。

昨日は ご観覧(PV) 6,480 絵を ご覧に来られたか?

腐臭の極み 断末魔政権、完全に 居直っておる、

◆https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/15542
長周新聞  2020年1月25日
◎腐敗、堕落、劣化の極み 体為さぬ 疑惑まみれの国会 記者座談会


国会が開会し、さっそく安倍「一強」体制のもとで起きた

「桜」 「IR」 「二閣僚辞任」 などの 腐敗・私物化問題に焦点が当たり、

例の如く安倍政府は 誤魔化しと隠蔽、はぐらかし に終始している。

モリカケしかり、権力の私物化を根源にした 薄汚れた疑惑が

次から次へと浮上するが、その度に

「人の噂も 75日(季節の変わる周期で忘れられる)」でやり過ごし、

結局のところモリカケに至るも 疑惑は何ら解明されていないばかりか、

記録を改ざんし、桜にいたっては 名簿をシュレッダーにかける等等、

統治機構の在り方もぶっ壊れたか のような事態が続いている。

カネに小汚い議員たちも 甘利明を筆頭に 辞職することなく野放しである。

安倍政府はなぜ これほどまでに腐敗堕落し、弛緩しきっているのか

を考えたとき、それは 地位を脅かす脅威がなく、安住できると確信している

からであり、官僚機構もメディアも 相互浸透の作用をともなって

右へ倣えで 腐敗と劣化を極め、さらに対抗する本気の野党が

実質的に皆無だから にほかならない。

国会及び支配機構の上層では アメリカに見初められるという大前提

を基礎に「一強」が担保されている のである。

こうした政治状況を打開する展望 はどこにあるのか、

記者座談会で掘り下げてみた。


A 桜を見る会を巡る疑惑も、IR誘致で自民党議員たちが

中国企業から賄賂をもらっていた話も、二閣僚の辞任も、既視感すら覚える。

慣らされるわけにはいかないが、「歴代最長の政権」はこんなことの連続で、

とことん日本の政治は 低俗なものになったという印象だ。

昔からそうだったのだろうが、本性を欺瞞すらしなくなった ことを痛感する。

どいつもこいつも「今だけ、カネだけ、自分だけ」が丸出し ではないか。

IRでカネを受けとっていた議員たちも 引き続き議員職にしがみついている。

昔ならいったん議員辞職して、禊をして選挙に挑む のが当たり前だったが、

けじめもなく議員をやっている。

広島選出の河井克行にしても法務大臣が 違法行為に手を染めて辞任するなど

前代未聞だ。 行為そのものは小物感を漂わせてもいるが…。

みんな安倍晋三にならって、誤魔化してほとぼりが冷めるのを待つ ようなのだ。


B 公の場に出てきたと思ったら「捜査中なのでコメントは控える」とか、

逃げる際の決まり文句も出来上がっている。とにかく、次から次に

自民党を中心とした腐敗案件が飛び出てきて、しかもヌルっと開けて通されている。

上が桜で公私混同なら 大臣たちは公職選挙法違反、

その下っ端も海外企業から小遣いをもらっている。

みんなして腐っているし、それが当たり前みたいになっている ところに特徴がある。

“腐ったみかん” 状態のようにも見える。

これでよく法治国家を名乗るものだと思う。

小沢一郎の時はあれだけ大騒ぎした捜査機関も まるで動こうとしない。

だから、安心しきっている。


C きりがないというか、あまりにもオンパレードで 「どうしようもない状態だな…」

「腐りきっているじゃないか」と取材先でもよく話題になる。

国会なり政府の腐敗堕落、そして劣化が著しく進行してきたのが

この8年の到達ではないか――と。

諸々の私物化疑惑にしても歴代政権ではあり得なかったことだ。

総理夫人が口出しして 国有地が実質無償で払い下げられた森友事件など、

通常なら一発退場モノのはずだ。

ところが隠蔽に隠蔽を重ねて今日に至っている。

そして、籠池夫妻の口封じをしただけで 真相は何ら明らかになっていない。

臭い物に蓋だ。

むしろ憲政史上においてこのような政府が最長であるという現実こそが

問題だろう。 だからこそ、なぜ最長でいられるのかを

考えないといけないのだ。


D 安倍政府になってから、一連の私物化疑惑が騒動になる一方で、

安保法制や 特定秘密保護法、TPPや 日米FTAの国会承認、水道法や種子法、

入管法の改定、消費税増税と 法人税の減税、

さらに最近では 自衛隊の中東派遣をはじめ、アメリカの対日要求は

みな丸呑みしてきた。何なら、私物化騒動にメディアをフル動員して

目先をそらしつつ、国会審議もろくにやらずに重要法案を通過させる

のも手口の特徴だ。

国会内で自民党が圧倒的多数の議席を占める「安定」した状態のもとで、

多国籍企業や独占大企業が望む政策 が実現できるのなら、

これらの背後勢力にとっては 使い勝手の良い政府ということになる。

「私物化に目がないが、行けるところまで 安倍晋三に突っ走らせよう」

という力が明確に働いている。

アベノミクスや日銀による異次元緩和の恩恵を被り、

戦後最長の好景気なるもので 潤ってきた側からすれば、

小汚い少々の利権には目をつむりつつ、この状態が少しでも長く続く

ことを願っていることは容易に想像がつく。

その利益を侵さない従順な政府であるなら、

アメリカであれ従属する独占企業であれ、利害は一致する関係だ。

確かに低俗極まりないが、なにも考えない 反知性主義者が突っ走る

という側面をフルに活用している。 都合が良いのだ。


A 国益を心配して日米FTAを拒否したり、韓国のように軍隊の中東派遣を拒否

したり、水道法や種子法など、国民の食料や水に関わる部門への 外資の介入を

許さない判断を加えるような 障害になる政治家は邪魔なので、

何でも丸呑みしながらせっせと私物化に勤しんでいる ような者を登用する。

霞ヶ関の官僚もそうした力関係や判断がわかるからこそ 内閣人事局を忖度し、

出世のために面従腹背している。

とはいえ、中央省庁では20~30代の若き官僚たちの離職率がすごい

ことになっているともっぱらだ。

「3割くらい いっているのでは?」という指摘もあるほどだ。

賢い人材が 実現したい政策などの志を 持って入省するものの、

安倍政府のもとで 官僚世界の在り方に幻滅して去っているという。


D 政治が国民の暮らしについて何ら心配せず、もっぱらアメリカや多国籍企業、

独占大企業に奉仕するために機能している。

そのために尽くす駒として安倍晋三なり、その界隈で固めた首相官邸が力を握り、

内閣人事局なりが官僚世界をも締め上げているなら、

その独裁的な力が彼らにとっての「安定」になる関係だ。

とにもかくにも安倍晋三だけは引きずりおろしたいという「反安倍」

の向きもあるが、誰が首相になろうがこの関係は変わらない。

下品な私物化政治は多少収まるかも知れないが、

次なる安倍晋三が出てくるのだ。

歴史的にずっとそうなわけで、対米従属のもとでアメリカの要求を従順に聞き入れ、

なおかつ日本の独占大企業の利害のために貢献する。

それこそが自民党だ。

岸信介や吉田茂から数えて3代目の代まできて、

政治家の劣化が顕著にあらわれているし、これらがムキ出しの私物化をやった結果、

統治への信頼をぶっ壊している という側面は捉えておく必要がある。

曲がりなりにも国民を欺瞞しつつやってきたのが、欺瞞力を失い、

権威を失っているのが 今日の政治の特徴だ。



☆自公の 25%支配 選挙行かぬ5割 がカギ握る

A では、自民党は本当に強いのかだ。

2017年10月の前回衆院選の結果を見たら分かるが、

投票率が50%そこらの選挙において、自民党は選挙区での得票率は25%。

その内実は 比例の得票率である17%に 公明の7%プラスアルファ

を上乗せした数字であることがわかる。

選挙区では 公明党なしには選挙をたたかえないまでに足腰が衰えている。

一方の野党が これもまた有権者から相手にされていないものだから、

すべての得票を足してようやく自民党と互角くらいなのが実態だ。

といっても、解体した希望や維新といった自民党補完勢力も「野党」なわけで、

これらは 対抗勢力でも何でもない。

もっとも重要なのは、5割が棄権している という点だ。

▼https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2020/01/
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▼https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2020/01/
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現在、野党共闘が盛んに叫ばれているが、泡沫政党の得票を足したら

自民党に勝てるなどと考えているのなら愚かなことだ。

なぜなら、自民党も含めて全ての政党に信頼が乏しく、

そのために5割もの有権者が選挙から離れているからだ。

れいわ新選組の山本太郎が「選挙に行かない5割の有権者 に訴えを届ける」

と行動を始めているが、自公の25%支配を 本気で覆すなら、

まさに政治不信で外野席に追いやられている 5割とつながり、

その生活の困難や実態に心を寄せ、新しい政治勢力として

ともに街頭から立ち上がっていくというやり方がもっとも現実的だ。

そうでないと、支持率数%の泡沫政党にも有権者の大半は嫌気をさしており、

だからこそ泡沫なわけで、これらから「反安倍で野合するから支持せよ」

といわれても何の展望にもならない関係だ。

自民党と同じように「オマエたちも ふざけるなよ!」と思われているのだ。

その政治不信に風穴をあけようと動きはじめているのがれいわ新選組で、

次期衆院選では台風の目になり得るのではないか。

手練手管ではなく、全国津々浦々で街宣をとりくみ、

足を使って正攻法で挑んでいる。

いわゆる労働組合や団体のまとまった組織票など持ち合わせていないため、

組織力でいえば劣るかも知れないが、旧政治勢力との違いが鮮明になって

支持を広げている。 戦後75年続いた対米従属構造のなれの果て

ともいえる旧政治に対して、真っ向勝負を挑んでいく存在になり得る。


C 国会のなかも、自民vs民主だったころからは 随分と様相が変化している。

野党が分解しているのが一つの特徴だ。

その端緒になった前回の衆院選は 相当に陰謀じみていた。

民主党が 民進党に名前を変え、その代表である前原誠司が

みずからの党を解体して 希望の小池百合子と合流し、野党殲滅 に加担した。

選挙で負けることがわかりきっていたのに大政奉還した 野田と同じく、

自民党と通じた鵺(ぬえ)みたいな動きをした。

あれは明らかに 野党殲滅が動いていた選挙で、

対抗する者がいないなら自民党が大勝することはわかりきっていた。

旧民主党の解体で アシストしたようなものなのだ。

しかし、小池百合子が民主党内の左派を切り捨てたところで、

行き場を失った枝野をはじめとした面々が追い込まれた末に

立憲民主を立ち上げ、街頭から押し上げられる形で

思いのほか議席を獲得した。

立憲からすると野党殲滅に激怒した有権者の力によって

かつがつ首の皮をつないだ関係でもある。

しかし、その後がどうだったかというと、

とくにパッとした印象もなく埋もれ、最近では希望から枝分かれした

国民民主すなわち元々の旧民主党右派との合流協議なるものを

延々とやっている状態だ。

希望の党に移った際、仲間を切り捨てる役割をした 細野豪志は

与党願望を丸出しにして 自民党二階派に籍を置いているような始末だ。


A 立憲民主にせよ、国民民主にせよ、民主党政府になって

国民を裏切った連中にほかならない。

米軍再編問題や 辺野古基地建設、岩国基地建設しかり。

原発政策や 消費税増税、TPP参加など、政権をとったら自民党と同じ

ことをやり始めて、総スカンをくらって解党まで追い込まれた。

鳩山退陣、検察による小沢つぶしなど さまざまな経過を経て、

菅直人、野田佳彦まで行き着いた。

枝野といっても、あの東日本大震災の福島事故で、

「直ちに 影響はありません」を連呼していた男であって、

「ふざけるなよ!」という感情は今もって払拭されていない。

彼らの性根は 暴露されているのだ。


D いわゆる野党共闘なるものが 安倍自民党を引きずりおろす

シンボルのようにいわれているが、旧政治の残存物のような政治勢力

の寄せ集めに、果たして期待を示す有権者がどれだけいるというのだろうか。

確かに目前の手の問題としてはわかるが、最終的にはもっと乗りこえた動き

をつくり出すこと、それこそ選挙から離れている5割とともに

政治を下からひっくり返すような力を結集していくことにしか

展望はないのではないか。 その志が必要だ。

誰のために政治を為すのか、国民のためである--

という確固とした理念を掲げて、具体的政策をうち出すことが求められている。

政権をとったら知ったことか というような前科がある者は信用されないし、

裏切った者は 旧社会党のように泡沫でも何にでも なるほかないのだ。

それは必然だ。


B 選挙に5割の有権者が行かない。この政治不信のおかげで

自民党の25%支配が続き、今や腐敗堕落しきっている。

野党も野党で、批判しているポーズをしながら机の下で手を握り

アシストするのがいる。

そのもとで脅威がないものだから安倍政府が好き放題をしている。

ほかに泡沫政党しかいないのだからあたりまえだ。

緊張感など生まれない。

戦後は55年体制が続き、自民党vs社会党の時代もあったが、

社会党は村山富市が自民党と野合して 首相になって総崩れとなり、

その後は民主党が登場したが、先ほど話したような経過をたどって

今日に至っている。 労働組合がまだ 資本とたたかっていた時代には、

社会党の強力な基盤になっていたが、

今や総評つぶしで出来上がった連合といっても

完全なる御用組合で、消費税増税を主張したり、

働き方改革で政府とタッグを組んだりしている始末だ。

それこそ 労働組合の腐敗もひどい。


A 米ソ二極構造の崩壊や社会主義国の変質も影響しているが、

労働運動が退潮していくなかで、国民全体は個々バラバラな状態に置かれ、

組織されない個々の労働者なり国民はやられっぱなしになってきた。

そこに新自由主義政策がもちこまれ、今や多国籍企業や独占企業にとって

天国のような国に変貌している。

企業がもうけやすい国、つまり搾取し放題が法的にも許され横行しているから、

みんなが貧困にあえぎ、子どもの7人に1人が貧困で、

20~30代は貯蓄ゼロ が大半を占め、

シングルマザーの貧困なども増大している。

しかし、一方で本気でたたかう政治勢力が壊滅状態となり、

政治の世界ではせいぜい泡沫野党が与党批判をしている程度。

これでは幻滅するのも無理はない。

このなかで、あきらめや幻滅ではなく、みんなでまっとうな日本社会

をつくっていく力を束ねていくこと、新しい政治勢力として無視できない力

を登場させていくことが切実に求められている。

れいわ新選組が急速に支持を広げているのは、そうした旧政治に失望してきた

みんなの思いが全国に渦巻いているからにほかならない。

本紙も全国ツアーを取材して感じたことだが、聴衆であれボランティアであれ

みんなが本気なのが特徴で、見ず知らずの仲間たちが縦に横に

つながりを強めている。次期衆院選ではとくに選挙区で 力を示すのは

相当な困難性があるかもしれないが、旧政治vs新政治 の過渡期にあって、

どこまで押し上げていけるか が注目点になる。

かさぶたとなっている過去の遺物をぶち破っていくことで、

新しい変化 を生み出していけるのではないか。


gogh、二枚目、



「Montmartre」です。


感染 急拡大中、

◆https://indeep.jp/2019-ncov-r-0-could-be-destructive/
In Deep 2020年1月25日
◎英米の科学者たちが 緊急論文で発表した 新型コロナウイルスの
 「壊滅的な 感染力」と 「極度に悲観的な 先行き予測」。
 そして 日本は


より抜粋、


▼https://indeep.jp/wp-content/uploads/2020/01/wuhan-epidemic-0204.jpg
英米三大学の科学者たちが発表した論文にある 
2月4日までの 新型ウイルスの予想感染者数


☆数時間で 数百人ずつ増加する 感染者

ちょっと新型ウイルス関係の記事が多くなっていまして、

今回は別のことを記事にしようかと思ったのですけれど、

いろいろ目につく数値や予測が、なかなか深刻な雰囲気にもなっていますので、

今一度、記事にさせていただきます。

何しろ、ここに来て 感染者の増え方がすごい のです。

今朝、以下の記事で「感染者数が 1000人を超えた」として、

ご紹介したのですけれど、この時は 1月25日午前7時頃で、

感染者数は 1136人でした。


  新型ウイルスの感染者数が1000人を超える。
  中国本土では4600万人が隔離。
  英国の科学者たちは2月までの感染者数が
  「25万人に達する」と分析
  https://earthreview.net/wuhan-coronavirus-could-be-like-spanish-flu/


それから 5時間ほど経って見てみましたら、

「感染者が 1300人を超えている」のです。

数時間で 200人以上増えている。

2020年1月25日午後1時の 感染者数と死亡者数
▼https://indeep.jp/wp-content/uploads/2020/01/cases-deaths-0125a.jpg


まあ、報告態勢とか検査態勢とかの変化など、いろいろと多様な理由が

あるのかもしれないですが、いろいろな理由があるにしても、

急激に増えています。

本日は、中国で治療にあたっていた医師が 新型ウイルスで死亡という報道

もありまして、治療をされる側の方々も 大変な状況のようです。

とはいえ、これから書こうとしている話は、

「中国がどうこう」という話ではなく、

時間の経過と共に 「日本も危うくなる可能性」がある ことと関係するものです。

冒頭に示しました、「 2月4日までに 武漢での感染者は 25万人になる」

という予測が記されています表は、 2月24日にイギリスとアメリカの 5人の

医学者グループにより、緊急に発表された論文です。

これは、英ランカスター医科大学、米フロリダ大学の新興病原体研究所、

英グラスゴー大学の医学研究評議会の科学者たち による合同論文で、

現状までの推移から判断した、

この新型コロナウイルスの状況と「予測」が記されています。

予測は相当悲観的な内容となっています。

・Novel coronavirus 2019-nCoV: early estimation of epidemiological parameters
 and epidemic predictions

(新型コロナウイルス 2019-nCoV : 疫学的パラメーターおよび流行予測の早期推定)

ここから、いくつか重要な部分を ご紹介したいと思います。


☆驚異的な 基本再生産数 (R 0 / 感染力)


つまり、季節性インフルエンザでは、感染力の強い時には

「 1人が周囲の 2.1人に感染させる力を持つ」ということになりますが、

このような感染力ですと、普通に計算しましても、どんどんと

「倍になっていく」ということで、結局は大流行ということになっていく

のだと思われます。

さて、この基本再生産数に関して、23日に、新型コロナウイルスに対しての

「緊急事態の宣言」を見送った WHO ですが、その際に WHO は、

「基本再生産数は 1.4 - 2.5 」

という暫定的な推定値を発表していました。

これも高い数値ですが、この際には、まだ「人から人へと感染する」

という明確な証拠がない としておりまして、緊急宣言を見送ったのは、

そのためもあるようです。

しかし、その同じ日に発表された先ほどの英米の科学者たちによる論文では、

主筆のジョナサン・M・リード博士は以下のように記しています。


  計算される基本再生産数は  3.6 から 4.0 の間であり、
  つまり、感染のうちの およそ 72%から 75%が
  感染の制御手段によって 防止される必要がある。


このように、リード博士の研究チームは、基本再生産数を「 3.6 から 4.0 」

と計算しているのです。

これは相当な感染力を意味しますが、それと共に、リード博士は、

1月23日までの時点ですが、

  「中国武漢で 感染が特定された人の数は 全体の 5.1%」

だ という計算も示しています。


リード博士たちの予測では、それらの各都市の今後二週間( 2月4日まで)

の感染者数は以下のようになっています。

   2020年2月4日までの 感染者数の推移の予測

・武漢 25万370人(予想最低値 16万4602人 / 予想最高値 35万1396人)

・上海 915人(予想最低値 590人 / 予想最高値 1308人)

・北京 786人(予想最低値 507人 / 予想最高値 1124人)

もちろん、このような数値が公に示されるということではなく、

これは「潜在的な 感染者数」のことです。



また、そのような街に拡大した場合、

「そのような大都市の 都市機能や経済活動が 麻痺する」

というのも、ただでさえ経済的に良い状態ではない中国には

致命的になる可能性もあるのかもしれません。

本来なら今の春節は、小売業や旅行業者の 大稼ぎ時ですしね

(中国は 経済活動全体の 50%ほどが 小売業なのだとか)。

それが今、止まりつつあります。

以下の記事でもふれましたけれど、中国はいろいろと大変なときでもあります。


☆中国の出生率が 建国以来最低の数値に。
 一人っ子政策 廃止後、中国人女性たちは
 「さらに 子どもを 生まなくなっていった」
 https://indeep.jp/china-s-birth-rate-hits-record-low-in-2019/


なお、中国以外の国や地域については、

リード博士は 以下のように書いています。


  2020年2月4日までに、空の旅を通じて感染が運び込まれる
  リスクが最も高い国または区域は、

  タイ、日本、台湾、香港、および韓国になる と予測している。

とのことで、少なくとも、今後 2週間の中で、

日本でも感染が始まる可能性が それなりに高いかもしれないのです。

また、厄介なのが、どんな感染症にもあることですが、

「感染しても症状の出ない場合がある ことが判明した」ことです。


☆新型肺炎で 無症状 感染者も、中国


この感じですと、武漢にも、あるいは、他の多くの地域にも

「感染したまま 発症していない人たち」

はずいぶんといる ことが確定的で、

発症していないのなら、発見や隔離ができる わけもないです。


関係ないですけれど、 8年ほど前、

16世紀の英国の予言者である マザー・シプトンと

呼ばれていた女性の四行詩を

ブログ記事でご紹介したことがありました。

マザー・シプトンの四行詩に書かれてある内容は、

どれも具体的であることが印象的なのですが、

その中に以下のような部分があります。


マザー・シプトンの16世紀の四行詩より

黄色い人々が 強大な力を得るでしょう。
それは横になった熊の形の場所 から現れるでしょう。

この強力な専制君主たちは、
世界を割くことはできません。

しかし、彼らが産み落とした 危険な行為から、
大きな病が発生し、多くの人々が死んでしまいます。

医学はその治療法を 見つけられません。
これまでで 最もタチの悪い病です


これを読んだときに「黄色い人々って、やっぱりアジア人なんだろうな」

とは思いましたが、それがどのアジア人なのか は想像つかなかったですが、

何だか 今の状況と似ているなと、

何となく、この詩を思い出した次第です。


gogh、三枚目、



「Winter Garden.1884」です。



承前、

◆https://twitter.com/yoimajyo?lang=ja
まつふじ@Yoimajyo より抜粋、


#るなぴよ@marunale 1月25日

  恐怖を扇動するつもりはありませんが、
  母が北京の病院に勤めていた時の
  同僚医師の話によると、武漢の医療施設は 既に崩壊、
  数百人の死者は 検死もできず
  新型肺炎の死者には数えられてません。
  上海や杭州も 来週中にコントロール出来なくなる
  と言っていました。


#藤田康介@mdfujita 1月26日

  #新型コロナウイルス肺炎 TLをみていると、
  春節後に上海に戻るか、戻らないかと
  迷っておられる方を見かけますが、医師として言います。

  上海へ戻らないで下さい。

  現在、上海では最高クラスの「重大突发 公共卫生事件 Ⅰ級」
  が出ています。これは感染症に対して最大限の警戒
  を要するという意味です。


#高須克弥@katsuyatakasu 1月24日

  コロナウイルス肺炎は 発熱しないで死ぬ ケースも多い。
  重症の患者も 検疫システムをクリアーし 世界中に蔓延する。
  コロナウイルスが終息するまでは
  中国を封鎖するしかないと思われるが・・
  日本に蔓延したら 日本も世界中から封鎖を要請される
  かもしれん。 悪夢。


#ゆきのちゃん@t2PrW6hArJWQR5S 23時間

  リストラすると会社は弱くなるんだよ。
  早期退職に応じるのは優秀な人だし、
  指名解雇されるのは 派閥に属していないか
  上司の覚えが悪い人だけど、
  そんな人ほど仕事ができたりするからね。
  だから使えない連中ばかり残って
  組織は弱くなるんだよ。
  日本の大手家電メーカーなんて皆 こうして没落したんだよ。


  引用ツイート クッキー@cooo55  1月25日

  「黒字リストラ」

  好業績でも将来のリスクを見越して
  人員削減。 株主配当は 増額。

  45歳以上をリストラ予定

  MUFG 1万人
  みずほ 1万9千
  三井住友 5千
  損保J 4千
  7&i 4千
  そごう・西武 1300
  その他 多数


#まつふじ@Yoimajyo 17時間

  打撲・手術・感電・便秘・高い発熱・酷い冷え・
  ステロイド剤・砒素・ホetc…。

  これらは皆 『瘀血』を造る。
  漢方における『瘀血』は、非生理的血液 のこと。

  中医学における『血瘀』は、広い意味での血行不良のこと。
  意味が異なるし、解決方法も異なる。


#孫向文@sonkoubun 16時間 

  【速報】中国と香港の最新発表、

  コロナウイルスの致死率は 15%
  感染率 83%

  に更新した。このデータでは
  人類史上最凶のウイルス です。

  多分一週間後に WHOと厚生労働省が
  中国政府を追いかける更新 します。


#ズッキーニ@香港@Zuki_Zucchini 18時間

   医療機関従事者から 新型肺炎の予防策

  ・SARSより殺傷力は低いが 感染力が非常に強い

  ・外出時はマスク着用、コンタクトは止めて眼鏡に

  ・アルコール消毒 が有効

  ・食事前には 手を洗うかアルコール消毒を

  ・外出時は 目や鼻、口に触らない

  ・帰宅後のシャワーは顔面を避け
   前から後ろに向けて水を浴びせる


#TSUKASA・T@TSUKASAT5  13時間

  初期には熱が高くない場合があり、

  感染力が強まっている と指摘

  新型肺炎「初期には熱が高くない場合が…」 中国当局


#文鳥さん ぶんちょうさん ( ⁰⊖⁰)@komatsunotsuma 10時間

  潜伏期間は「だいたい10日前後で
  最も短いと1日で発症し 最長で14日。
  潜伏期間中にも 感染する性質があり
  この点がSARSと大きく異なる。
  感染拡大のスピードは 一層速くなっており、
  患者数は今後も一定程度は増えるだろう」
  と述べて危機感を示しました


#Cyako(=^・^=)@cyako831 13時間

  アメリカで「パンデミックじみた」インフルエンザ
  の過去最悪級の流行が進行中。
  今シーズンすでに最大2万人が死亡しており、
  患者数は最大2100万人に


#ノロミカ@shinohaiiranu 9時間

  【新型コロナウイルス】

  「日本の方が安全」 感染拡大の中、中国人 70万人が来日



よろづ、後手後手 ですわなぁ。




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