画は 拙作にて
「最強の 夜櫻連」です。
油彩F10号
☆曇り、夜半は雪の予報、寒い。
昨日は、ご観覧(PV=3,029)少なからず、ご来場も(IP=622)、
有難うございました。
下痢壺の提灯持ち=醜悪な秋豚 の没落、連動する動き、
◆https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201903310000/
櫻井ジャーナル 2019.03.31
◎NGT48の事件は 米国が支配する世界の 縮図
秋元康の率いる「アイドルグループ」のひとつとして誕生したNGT48。
そのグループのメンバーが住むマンション内で
昨年(2018年)12月8日に ひとりのメンバーは襲われた。
この事件を調べるとして グループを運営するAKSは
第三者委員会を設置したのだが、その委員会の窓口はAKSであり、
報告書を作成した後に開かれた記者会見に現れたのは
AKSの松村匠取締役とNGT48劇場支配人の早川麻依子を含む3名。
松村はテレビ業界の出身だという。
第三者委員会のメンバーやAKSの最高権力者である秋元康は現れなかった。
厚生労働省の統計不正や神戸製鋼のデータ改竄などでも
原因究明や再発防止のためだとして 同じような委員会が設置されたが、
「名ばかり」だと 少なからぬ人が指摘している。
実態を隠すため、形式を整えて幕引きというパターンだ。
NGT48を巡る出来事は 日本の現状を見せてくれているように思えるが、
このパターンが NGT48のケースでは崩れかかっている。
安倍晋三政権にも食い込んでいる 秋元康が
広く知られるようになったのは 1985年4月から87年8月まで続いた
フジテレビの番組「夕やけニャンニャン」。
この番組を企画したのが秋元。
NGT48でメンバーが襲われた当時の劇場支配人、今村悦朗が
秋元と知り合ったのはその当時だという。
フジテレビの紹介によると、今村は1980年から約30年にわたって
テレビのディレクターやプロデューサーを経験、
2014年からSKE48の劇場支配人を務め、15年にNGT48の支配人となった。
「夕やけニャンニャン」で売り出され、人気になったのが
女子高校生をメンバーとする「おニャン子クラブ」。
1985年7月に発売されたこのグループが歌う「セーラー服を脱がさないで」
が大ヒットする。
秋元が作詞したのだが、内容は初めてのセックスを連想させるものだった。
「セーラー服を脱がさないで」からはじまり、
「友達より早くエッチをしたいけど、キスから先に進めない」
「胸のリボンほどかないでね。男の子はその時どうなるの?
興味津々しちゃうのよ」、
そして「デートに誘われてバージンじゃつまらない。
パパやママは知らないの、明日の外泊。ちょっぴり怖いけど
バージンじゃつまらない」というような歌詞が続く。
個人の行動をとやかく言う気はないが、秋元はテレビという
強力な媒体を利用して 高校生を煽っている。
女子高校生に「つながる」ことを勧めている。
これが秋元の原点だ。
その延長線上に「AKB48グループ」や「坂道シリーズ」はある。
秋元がAKB48をスタートさせたのは2005年12月。
グループ創設に関わったのは秋元を含む3人だが、
そのひとりが広域暴力団と関係していると報道されている。
国外でも有名な団体で、人身売買や幼児ポルノを手がけていた
ともされていた。
そうした背景を持つ人物を マスコミが盛んに使い、政権が重用している。
「同じ穴の 狢」という表現が頭に浮かぶ。
そして2015年10月、AKB48グループのひとつとしてNGT48は
新潟市で作られる。
なぜ札幌市でも仙台市でもなく 新潟市なのかと話題になるほど
自然とは言いがたい決定だった。
そのNGT48のメンバーである山口真帆が
自室へ入ろうとした時に顔をつかまれ、押し倒されそうになったのが
昨年12月8日のこと。
この事件を 芸能プロダクションAKS はもみ消そうとする。
そうした会社側の対応に不審を抱いた山口が
SHOWROOMで告発の動画を配信したのが今年1月8日。
それが途中で途切れると、ツイッターで事件を明らかにした。
おそらく発端の事件は システムの末端で活動しているゴロツキが
しでかしたのだろうが、その事件のもみ消しに失敗した結果、
システム全体へ 疑惑の目は向けられつつある。
水面下で噂されていた話が 浮上してきたとも言える。
今回の事件について新潟県の花角英世知事は1月16日、
事件によって「NGTの存在が より世に知られるようになったのは事実」
と語り、批判された。
秋元グループへの親近感が言わせたのだろう。
その時、花角は「正常な状態に戻ってほしい」とも口にしていたが、
ここにきて「今のままでは 事態が収束しているとは思えない。」と語り、
NGT48との広告契約を保留する意向を表明した。
もみ消しに失敗したAKSへ 引導を渡したように聞こえる。
現在、アメリカをはじめとする西側の支配層も
秋元と似たような状況に陥っている。
新聞、放送、映画といった宣伝装置を支配し、情報をコントロールしてきた
のだが、インターネットで秘密が漏れている。
そうした秘密を「偽情報」だと宣伝する一方、
インターネット上の検閲を強化しているが、思惑通りには進んでいないようだ。
そうした意味でもNGT48の事件は
日本、そしてアメリカを中心とする世界の 縮図だと言えるだろう。
◆https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201904010000/
櫻井ジャーナル 2019.04.01
◎米国の恫喝政策が 中東で米国の孤立化 を招いている
昨年(2018年)12月20日にドナルド・トランプ米大統領は
シリアを占領している2000名のアメリカ軍部隊を撤退させるように
命令したが、実現しそうにない。
この命令には民主党や有力メディアだけでなく、
マイク・ペンス副大統領、ジョン・ボルトン国家安全保障補佐官、
マイク・ポンペオ国務長官が 公然と反対、
国防長官だったジェームズ・マティスは 撤退の命令書に署名したものの、
今年2月に抗議の意思表示として 辞任した。
その後、相当数の部隊を残留させる方向で 動いている。
それに対し、アメリカの占領継続に反対する動きも強まっている。
シリアとイランは以前から連携していたが、
アメリカに支配されているイラクも両国との関係を強化している。
トルコとカタールは 2011年3月にシリアに対する侵略戦争が
始められた段階では侵略勢力に加わっている。
その他の侵略国とは アメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟、
イギリスとフランスの サイクス・ピコ協定コンビ。
戦闘員の主力は サラフ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)や
ムスリム同胞団だが、
中国の新疆ウイグル自治区や ロシアのチェチェンからも 参加していた。
シリア、イラン、イラク、トルコ、カタールに加え、
レバノンやヨルダンも同盟に加わったという。
レバノンでは2017年11月にサード・ハリリ首相が
サウジアラビアで辞任を表明するということがあった。
ハリリがサウジアラビアで拘束され、辞任を強要されたのだが、
彼は直前の10月中旬に ヒズボラとの連合政府へ参加する意向だと
イタリアのラ・レプブリカ紙に語っていた。
ウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官によると、
ネオコンのポール・ウォルフォウィッツは
国防次官だった1991年にイラク、シリア、イランを殲滅すると口にし、
2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターと
バージニア州アーリントンの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が
攻撃された10日ほどのちに ドナルド・ラムズフェルド国防長官の周辺では
新たな攻撃予定国リストが作成されていた。
イラク、シリア、イランのほか、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン
が加えられていたのだ。
レバノンをリストに載せた理由のひとつは ヒズボラの存在にある。
ハリリは そのヒズボラを連合政府へ参加させようとしていた。
今年3月にロシアのセルゲイ・ラブロフ外相がペルシャ湾岸諸国、
つまりカタール、サウジアラビア、クウェート、そしてアラブ首長国連邦
を訪問したが、ロシアとアラブ首長国連邦の関係が強まっている
ことが注目されている。
サウジアラビアも ロシアの防空システムを購入したい
という意向を示したこともある。
2016年のアメリカ大統領選挙でヒラリー・クリントンを担いでいた
ネオコンの主要な目標は ロシアの再属国化と
中国が進める一帯一路の破壊、そして 世界制覇。
それに対し、ドナルド・トランプを支援する
ベンヤミン・ネタニヤフ首相につながる勢力は、
ナイル川からユーフラテス川までの地域を イスラエルの領土にしよう
という大イスラエル構想 の実現を目論んでいる。
現在、トランプはその構想に奉仕しているが、
それが中東諸国を刺激し、アメリカへの反発を強めているように見える。
再掲ですが、拙作二枚目、
「櫻幻想Ⅱ」です。 油彩F10号
朝鮮同和=維新、八尾の893もんw
◆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/250853
日刊ゲンダイ 2019/03/30
◎松井前知事 “迷走”に拍車 … 橋下氏加勢も困難で 維新崖っぷち
大阪府議選(定数88)と 大阪市議選(同83)が29日、告示された。
先に火ぶたを切った「大阪入れ替えダブル選」と並んで、
大阪維新の会が 政策の“一丁目一番地”に掲げる「大阪都構想」を
実現できるかどうかを占う選挙だ。
大阪維新にとって、ダブル選勝利と 府・市議選での議席過半数獲得が、
住民投票を実施する必須条件だが、情勢は厳しい。
進退窮まったのか、大阪市長選に出馬した松井一郎前知事(55)
の迷走に拍車がかかっている。
◇ ◇ ◇
「選挙でいくら良いことを言っても、口先だけじゃダメ」
29日の大阪市内の街頭演説で、こう熱弁を振るった松井前知事。
ところが、肝心の都構想の中身は、お寒いくらいにスッカスカ。
もっぱら「府と市の 二重行政の解消」という従来の主張を繰り返すだけで、
住民投票の実施時期を巡って“密約”を交わしていた公明党への
恨み節をこう炸裂させた。
「(公明党に)約束を反故にされました。
だまされたフリをしながら、(都構想について)議論、議論と言って
時間を引き延ばしていれば、こんな厳しい戦いはしなくて
よかったでしょうね」
「ダブル選に突っ込んだんは アンタやないんか」
とツッコまれそうなものだが、迷演説はエスカレート。
唐突に「知事になりたいんじゃない、市長になりたいんじゃない」
と言い出したと思ったら、その直後に
「知事になり、市長になり、大阪を 東京に負けない大都市にしたい!」
と息巻いた。
支離滅裂にもホドがある。
「今月25日に放送された 大阪の府知事候補と 市長候補が
顔をそろえた討論番組もメチャクチャだった。
ダブル選で最も訴えたい公約を聞かれた松井さんが
フリップに書き込んだのは『重大虐待ゼロ』。
『重大虐待』が何を指すのかもチンプンカンプンですし、
そもそも都構想の是非を問いたくてダブル選に打って出た
のではないのかと。
都構想で票積みが苦しい とみて争点隠しに走ったようですが、
かえって失笑を買っています」(在阪マスコミ関係者)
松井前知事がここまで迷走しているのは、
本人が自覚している通りで、
大阪維新が「厳しい戦い」を強いられている からだろう。
そもそも、ダブル選には 「党利党略」 「大阪の私物化」
といった批判がついて回っていることに加え、
松井前知事は八尾市出身。
「八尾のオッサンが、大阪を潰しにやってくる」
と煙たがるムードが広がる一方、
松井前知事への支持は ちっとも広がらない。
自民党が実施したとされる 直近の世論調査では、
自民候補の柳本顕元大阪市議(45) とほぼ横一直線。
<松井45、柳本43>と大接戦だ。
形勢逆転のカギを握るとみられるのが維新最強の“人寄せパンダ”
橋下徹 元大阪市長だが、
街頭演説などの表立った支援は期待できそうにない。
「松井さんは かなり焦りを強め、
市議や府議をギリギリ締め付けている。
橋下さんとは電話で選挙対策を相談しているようですが、
橋下さんが表に出てくることはなさそう。
ヘタに関わるとテレビ出演がすべて飛んでしまう。
新刊の売れ行きも左右しかねない。
橋下さんは、ソロバンをはじくのが得意な人やからね」(府政関係者)
松井前知事がバッジを失い、維新は“沈没”となるか。
再掲ですが、拙作三枚目、
「櫻の森の満開の下(坂口安吾 作より)」です。 油彩F10号
「役立たずの居座り強盗」=「在日米軍すべて」、
◆http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/161.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2019 年 3 月 31 日 kNSCqYLU
◎<在沖海兵隊、海外に 年100日超!>
日米安保のウソ を証明した
平成最後の 朝日の大スクープ 天木直人
より抜粋、
▼http://asyura.x0.to/imgup/d9/13431.jpg
▼http://asyura.x0.to/imgup/d9/13432.jpg
▼http://asyura.x0.to/imgup/d9/13442.jpg
▼http://asyura.x0.to/imgup/d9/13433.jpg
☆https://www.asahi.com/articles/DA3S13958679.html
朝日 2019年3月31日
◎在沖海兵隊、海外に 年100日超
中核部隊「31MEU」 開示の 米公文書で裏付け
沖縄を離れて海外で訓練を繰り返し、
行動範囲は東アジアから中東まで、近年は 災害救援も重視――。
沖縄に駐留する米海兵隊の中核を担う
「第31海兵遠征部隊」(31MEU)の実態が
米公文書で裏付けられた。
部隊が訪問、展開した国は少なくとも15カ国に及び、
沖縄を拠点に世界へ出ている姿が浮き彫りになった。
▼2面=平時も 有事も
有事に初動対応 行動の実態明らかに
31MEUはキャンプ・ハンセン(沖縄県金武町(きんちょう)など)
に司令部を置き、普天間飛行場(同県宜野湾市)で
輸送機オスプレイなどを運用。
米軍再編をめぐる2012年の日米両政府の合意で、
主力の地上戦闘部隊として 唯一沖縄に残ることが決まっている。
普天間飛行場の移転先として名護市辺野古に基地施設が建設されれば、
31MEUを構成する航空部隊が使用する予定。
部隊の動向を記録したコマンドクロノロジー(部隊年報)の公開を
朝日新聞記者が米海兵隊に求め、1992年の配備から2017年までの
年報や関連資料など約3600ページが開示された
(04~05、08、12~15年の一部は「不存在」または不開示)。
文書の記述の範囲では、ほとんどの年で百数十日、沖縄を離れて
日本国外に出ていた。 最多は09年の約160日だった。
ただ航行中の場所がはっきりしない例もあり、
不在はさらに長い可能性もある。
目的のほとんどは、米領グアムや 韓国、タイ、豪州などでの訓練。
01年以降は 東南アジアの災害救援に たびたび出動している。
有事に伴って部隊として出動したのは98、04年の2回。
98年は米英軍のイラク空爆に伴ってクウェートに派遣され、
04年はイラク戦争の激戦地ファルージャに展開した。
日米安全保障条約では、米国が 日本防衛の義務を負う一方、
日本は基地を提供する。
沖縄の海兵隊について日本政府は
「日米同盟の抑止力 および その中核」(安倍晋三首相)と強調。
31MEUを「高い即応性がある」(防衛省)と評価する。
一方、31MEUが頻繁に沖縄を離れることなどについて
沖縄県は「米海兵隊基地が沖縄になければならない 地理的必然性はない」
と主張する根拠の一つにしている。
第31海兵遠征部隊(31MEU)
在日海兵隊約2万人(18年12月現在)のうち、
約2千人と小規模の即応部隊だが、有事の初動対応などを担い、
米軍再編後は唯一の地上戦闘部隊となる。
司令部と歩兵、航空、兵站(へいたん)の各部隊で構成。
歩兵を中心に6カ月周期で米本土の部隊と入れ替わる。
米海軍佐世保基地の強襲揚陸艦など3~4隻に乗り、
水陸両用即応グループとして活動。
12年の日米政府合意では、当時の在沖海兵隊の定員1万9千人のうち、
31MEUなど1万人規模を沖縄に残す一方、
9千人は米領グアムやハワイなどに分散移転することになった。
米海兵隊はMEUを七つ運用し、国外にあるのは31MEUのみ。
☆https://digital.asahi.com/articles/DA3S13958660.html
朝日新聞 2019年3月31日 文字起こし
◎沖縄の外へ、平時も有事も 海兵隊部隊
沖縄を拠点にしている米海兵隊の第31海兵遠征部隊(31MEU)。
朝日新聞記者に開示された コマンドクロノロジー(部隊年報)から、
訓練と有事、災害救援の局面で 動向を探った。
◎訓練 隊員 半年交代 来るたび 各地へ
沖縄(1月)→タイ(2月)→沖縄→フィリピン(4~5月)→
沖縄→豪州(7月)→沖縄→フィリピン・インドネシア(10月)→
沖縄(11月)。
2009年の年報によると、少なくとも約160日、
海外で訓練などをしていた。
1992年の設置以降、部隊はこうした動きを毎年のように続ける。
訓練場所は、米領グアムをはじめ、韓国、フィリピンなど
同盟・友好国も目立つ。
海外での訓練が多い理由について31MEUの
ロバート・ブローディー司令官(大佐)は取材に
「あらゆる事態に 対応できるように」と語る。
有事の初動対応を担う部隊には 10以上の特殊任務がある。
訓練内容は、ボートなどを使っての襲撃や、有事での民間人退避、
敵方の飛行場の制圧などだ。
歩兵を中心に6カ月ごとに交代するため、主に米本土から
隊員が来るたびに訓練。
沖縄本島で基礎訓練をした後、米海軍佐世保基地(長崎県佐世保市)
から来る強襲揚陸艦で 海上へ出るのが通常のパターンだ。
沖縄県での訓練には、キャンプ・ハンセン(金武町〈きんちょう〉など)
の施設や金武ブルービーチ(金武町)、伊江島(伊江村)、
北部訓練場(国頭村〈くにがみそん〉、東村〈ひがしそん〉)
などが使われる。
◎有事 イラク派遣 「日本防衛か」論議
▼http://asyura.x0.to/imgup/d9/13440.jpg
31MEUの行動
「緊急出動に備えよ」――。
98年11月7日、沖縄にいた31MEUにアラートが出た。
国連安保理は5日、大量破壊兵器の査察を拒否したイラクに
非難決議を可決。 米国は武力行使に進む可能性を示していた。
31MEUの隊員は、強襲揚陸艦ベローウッドなど3隻に
大量の弾薬や車両などを積み込んだ。
グアムで訓練中だった部隊の一部も急きょ沖縄に戻った。
11日、隊員ら約2千人はホワイトビーチ(沖縄県うるま市)を出港。
クウェートに着いたのは 翌12月の初めだった。
同月16日、米英軍は「砂漠のキツネ作戦」を始め、
巡航ミサイルなどでイラクを攻撃した。
同月18日、31MEUは 非戦闘員退避作戦(NEO)を実行。
米国民約90人を 大使館から空港に退避させた。
当時、日本の小渕恵三政権は 米英の空爆を支持。
99年1月の国会で 31MEUが作戦に参加したことは認めたが、
外務省幹部は「具体的な作戦について 事前に説明等があったことはない」
と答弁した。
31MEUは年明けも ミサイルを空母に運ぶなどした後、
99年3月に沖縄に帰還。 年報で「歴史的な出動」と振り返った。
日米安保条約では、日本が基地を提供する代わりに
米国が日本を防衛する義務がある。
在沖海兵隊の中東派遣は 日本防衛にあたるのか、
条約の「極東における 国際の平和および安全の維持」にあたるのか、
といった議論は今までも 繰り返されてきた。
31MEUがイラク戦争の激戦地ファルージャに派遣された04年、
国会で野党が「日本の基地から イラク戦争に出撃している」と指摘。
これに対し、小泉純一郎首相(当時)は
「沖縄の米軍は 日本の安全のために駐留している」。
川口順子外相(同)は「沖縄の在日米軍がどこかに移ることは
米軍の運用の問題」とした。
しかし、31MEUの部隊年報からは、米国の意図に沿って
世界規模で派遣されてきた実像が見て取れる。
結果的に出動は無かったが、99年には国境紛争が起きていた
アフリカのエチオピア、エリトリアでもNEOを実施する準備をしていた。
◎災害 震災時支援、「米の 国益」見方も
01年以降に目立つ人道支援や災害救援。
年報で確認できる範囲では、フィリピン、インドネシア、東ティモール、
カンボジア、バングラデシュ、日本の6カ国で計11回、実施している。
日本では16年の熊本地震で支援物資を届け、
11年の東日本大震災では在日米軍による被災地支援
「トモダチ作戦」に参加した。
東日本大震災の発生時、31MEUの強襲揚陸艦がいたのはマレーシア。
司令官だったアンドリュー・マクマニス氏(57)によると、
海軍第7艦隊(神奈川県横須賀市)司令部から 日本行きを指示され、
下船していた約2千人を呼び戻した。
マクマニス氏は「原発事故がどれぐらい深刻なのか、
現場で分からなかった」と振り返る。
被災地では、物資輸送や被災状況の調査、がれきの撤去などをした。
核攻撃に備えた部隊のチームは隊員らを除染。
こうした活動は4月上旬まで続いた。
31MEUの任務には、災害救援を含めた人道支援が明記されている。
なぜ人道支援を重視するのか。
マクマニス氏は「軍の現場ではなく、政治レベルの話だ」と述べる。
日本の防衛省幹部は「米軍はボランティアで 人助けをしているのではない。
米国の国益に直結するからだ」と指摘する。
「最大の理由は 災害に起因する政変を防ぐためだが、
理由の一つは 米軍への感情をよくするためだ」とみる。
◎「太平洋の玄関口、重要」 在沖海兵隊トップ
▼http://asyura.x0.to/imgup/d9/13441.jpg
在沖海兵隊トップのエリック・スミス第3海兵遠征軍司令官(中将)
が朝日新聞のインタビューに応じた。
(事態発生からの)即応時間を考えると、前方展開はとても重要だ。
北朝鮮は我々が直面している課題の一つだが、それだけではない。
太平洋の玄関口にある日本には、
地理的に とても重要だという財産がある。
ここ(沖縄)は、地域で起こる人道危機に対応でき、
日本を支援したり守ったりするには完璧な場所だ。
米軍再編では、私(第3海兵遠征軍司令部)は沖縄に残るので、
31MEUも残ってもらう必要がある。
31MEUは即応性に優れ、いつでも出動可能。
頻繁に洋上に出ていて、あらゆる危機に対応できる。
◎駐留意義、割れる評価
「抑止力」 はレトリック / 沖縄、戦略的役割増す
日米安全保障や米軍基地問題に詳しい我部政明・琉球大教授の話
米本土から ローテーションで部隊が加わり、
強襲揚陸艦に乗って 長期間、沖縄を離れて 日本国外で訓練する――。
このパターンが公文書で裏付けられた。
ただ、日本近海での有事の際は、31MEUだけでは対処が不可能で、
ハワイやグアムなどから海軍や空軍が来ることになる。
日本政府が「在沖海兵隊は 抑止力だ」
「日本のために 駐留している」と言うのは、
日本人を安心させるための レトリックだ。
これだけ長期に沖縄を離れているのに
抑止力が低下しているといった議論になっていない。
拠点は 豪州北部のダーウィンや 米領グアムであってもいいわけだ。
なぜ、在沖海兵隊をめぐる議論が深まらないのか。
多くの人には「日本にとって 米軍は必要だ」という抽象的な考えしかなく、
具体的にどんな部隊が、どう動いているのか、見えにくいからではないか。
防衛相だった2012年の会見で沖縄の海兵隊について
「軍事的には 沖縄でなくてもいいが、
政治的に考えると 沖縄が最適だ」と述べた森本敏氏の話
あれから7年で 中国が海洋に進出してくる状況が多くなり、
在沖海兵隊の抑止力の意義が増している。
沖縄の戦略的な役割は大きくなっており、
海兵隊が沖縄に駐留する意義は むしろ大きくなっている。
米軍が米国以外で 海兵隊を常時展開しているのは日本だけ。
それは将来、最も紛争が起こりうるのが、
中東からインド太平洋に及ぶ地域だからだ。
在日米海兵隊の役割は、この広大な地域での紛争の防止と、
紛争発生時の打撃のほか、自衛隊とともに日本を防衛すること。
(31MEUが 沖縄を長期間離れているが)
司令部のある沖縄に常時置いているなら、MEUの意味が無い。
緊迫した任務が続く場合は、
沖縄を離れた任務の時間が長くなるのは当然だ。
↑
共産支那とキ印半島・連合軍による 21世紀の元寇 があるかも。
気合を入れて対処すれば 日本単独で 撃退できる 元寇の再来ですよ。
在日米軍・役立たずどもへ 莫大な経費を 溝に捨てておる 辞めましょう。
「遠交 近攻」と言いますよ。
共産支那とキ印半島には 力を貸さぬこと、自然衰亡を図っていく、
これが国益です。
北の強欲ロシア 南のカースト・インド と誼を通じておく、
これも国益です。
ユダ米は 日本の主敵、悪しき洗脳から 目を醒ましましょう!
「最強の 夜櫻連」です。
油彩F10号
☆曇り、夜半は雪の予報、寒い。
昨日は、ご観覧(PV=3,029)少なからず、ご来場も(IP=622)、
有難うございました。
下痢壺の提灯持ち=醜悪な秋豚 の没落、連動する動き、
◆https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201903310000/
櫻井ジャーナル 2019.03.31
◎NGT48の事件は 米国が支配する世界の 縮図
秋元康の率いる「アイドルグループ」のひとつとして誕生したNGT48。
そのグループのメンバーが住むマンション内で
昨年(2018年)12月8日に ひとりのメンバーは襲われた。
この事件を調べるとして グループを運営するAKSは
第三者委員会を設置したのだが、その委員会の窓口はAKSであり、
報告書を作成した後に開かれた記者会見に現れたのは
AKSの松村匠取締役とNGT48劇場支配人の早川麻依子を含む3名。
松村はテレビ業界の出身だという。
第三者委員会のメンバーやAKSの最高権力者である秋元康は現れなかった。
厚生労働省の統計不正や神戸製鋼のデータ改竄などでも
原因究明や再発防止のためだとして 同じような委員会が設置されたが、
「名ばかり」だと 少なからぬ人が指摘している。
実態を隠すため、形式を整えて幕引きというパターンだ。
NGT48を巡る出来事は 日本の現状を見せてくれているように思えるが、
このパターンが NGT48のケースでは崩れかかっている。
安倍晋三政権にも食い込んでいる 秋元康が
広く知られるようになったのは 1985年4月から87年8月まで続いた
フジテレビの番組「夕やけニャンニャン」。
この番組を企画したのが秋元。
NGT48でメンバーが襲われた当時の劇場支配人、今村悦朗が
秋元と知り合ったのはその当時だという。
フジテレビの紹介によると、今村は1980年から約30年にわたって
テレビのディレクターやプロデューサーを経験、
2014年からSKE48の劇場支配人を務め、15年にNGT48の支配人となった。
「夕やけニャンニャン」で売り出され、人気になったのが
女子高校生をメンバーとする「おニャン子クラブ」。
1985年7月に発売されたこのグループが歌う「セーラー服を脱がさないで」
が大ヒットする。
秋元が作詞したのだが、内容は初めてのセックスを連想させるものだった。
「セーラー服を脱がさないで」からはじまり、
「友達より早くエッチをしたいけど、キスから先に進めない」
「胸のリボンほどかないでね。男の子はその時どうなるの?
興味津々しちゃうのよ」、
そして「デートに誘われてバージンじゃつまらない。
パパやママは知らないの、明日の外泊。ちょっぴり怖いけど
バージンじゃつまらない」というような歌詞が続く。
個人の行動をとやかく言う気はないが、秋元はテレビという
強力な媒体を利用して 高校生を煽っている。
女子高校生に「つながる」ことを勧めている。
これが秋元の原点だ。
その延長線上に「AKB48グループ」や「坂道シリーズ」はある。
秋元がAKB48をスタートさせたのは2005年12月。
グループ創設に関わったのは秋元を含む3人だが、
そのひとりが広域暴力団と関係していると報道されている。
国外でも有名な団体で、人身売買や幼児ポルノを手がけていた
ともされていた。
そうした背景を持つ人物を マスコミが盛んに使い、政権が重用している。
「同じ穴の 狢」という表現が頭に浮かぶ。
そして2015年10月、AKB48グループのひとつとしてNGT48は
新潟市で作られる。
なぜ札幌市でも仙台市でもなく 新潟市なのかと話題になるほど
自然とは言いがたい決定だった。
そのNGT48のメンバーである山口真帆が
自室へ入ろうとした時に顔をつかまれ、押し倒されそうになったのが
昨年12月8日のこと。
この事件を 芸能プロダクションAKS はもみ消そうとする。
そうした会社側の対応に不審を抱いた山口が
SHOWROOMで告発の動画を配信したのが今年1月8日。
それが途中で途切れると、ツイッターで事件を明らかにした。
おそらく発端の事件は システムの末端で活動しているゴロツキが
しでかしたのだろうが、その事件のもみ消しに失敗した結果、
システム全体へ 疑惑の目は向けられつつある。
水面下で噂されていた話が 浮上してきたとも言える。
今回の事件について新潟県の花角英世知事は1月16日、
事件によって「NGTの存在が より世に知られるようになったのは事実」
と語り、批判された。
秋元グループへの親近感が言わせたのだろう。
その時、花角は「正常な状態に戻ってほしい」とも口にしていたが、
ここにきて「今のままでは 事態が収束しているとは思えない。」と語り、
NGT48との広告契約を保留する意向を表明した。
もみ消しに失敗したAKSへ 引導を渡したように聞こえる。
現在、アメリカをはじめとする西側の支配層も
秋元と似たような状況に陥っている。
新聞、放送、映画といった宣伝装置を支配し、情報をコントロールしてきた
のだが、インターネットで秘密が漏れている。
そうした秘密を「偽情報」だと宣伝する一方、
インターネット上の検閲を強化しているが、思惑通りには進んでいないようだ。
そうした意味でもNGT48の事件は
日本、そしてアメリカを中心とする世界の 縮図だと言えるだろう。
◆https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201904010000/
櫻井ジャーナル 2019.04.01
◎米国の恫喝政策が 中東で米国の孤立化 を招いている
昨年(2018年)12月20日にドナルド・トランプ米大統領は
シリアを占領している2000名のアメリカ軍部隊を撤退させるように
命令したが、実現しそうにない。
この命令には民主党や有力メディアだけでなく、
マイク・ペンス副大統領、ジョン・ボルトン国家安全保障補佐官、
マイク・ポンペオ国務長官が 公然と反対、
国防長官だったジェームズ・マティスは 撤退の命令書に署名したものの、
今年2月に抗議の意思表示として 辞任した。
その後、相当数の部隊を残留させる方向で 動いている。
それに対し、アメリカの占領継続に反対する動きも強まっている。
シリアとイランは以前から連携していたが、
アメリカに支配されているイラクも両国との関係を強化している。
トルコとカタールは 2011年3月にシリアに対する侵略戦争が
始められた段階では侵略勢力に加わっている。
その他の侵略国とは アメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟、
イギリスとフランスの サイクス・ピコ協定コンビ。
戦闘員の主力は サラフ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)や
ムスリム同胞団だが、
中国の新疆ウイグル自治区や ロシアのチェチェンからも 参加していた。
シリア、イラン、イラク、トルコ、カタールに加え、
レバノンやヨルダンも同盟に加わったという。
レバノンでは2017年11月にサード・ハリリ首相が
サウジアラビアで辞任を表明するということがあった。
ハリリがサウジアラビアで拘束され、辞任を強要されたのだが、
彼は直前の10月中旬に ヒズボラとの連合政府へ参加する意向だと
イタリアのラ・レプブリカ紙に語っていた。
ウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官によると、
ネオコンのポール・ウォルフォウィッツは
国防次官だった1991年にイラク、シリア、イランを殲滅すると口にし、
2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターと
バージニア州アーリントンの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が
攻撃された10日ほどのちに ドナルド・ラムズフェルド国防長官の周辺では
新たな攻撃予定国リストが作成されていた。
イラク、シリア、イランのほか、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン
が加えられていたのだ。
レバノンをリストに載せた理由のひとつは ヒズボラの存在にある。
ハリリは そのヒズボラを連合政府へ参加させようとしていた。
今年3月にロシアのセルゲイ・ラブロフ外相がペルシャ湾岸諸国、
つまりカタール、サウジアラビア、クウェート、そしてアラブ首長国連邦
を訪問したが、ロシアとアラブ首長国連邦の関係が強まっている
ことが注目されている。
サウジアラビアも ロシアの防空システムを購入したい
という意向を示したこともある。
2016年のアメリカ大統領選挙でヒラリー・クリントンを担いでいた
ネオコンの主要な目標は ロシアの再属国化と
中国が進める一帯一路の破壊、そして 世界制覇。
それに対し、ドナルド・トランプを支援する
ベンヤミン・ネタニヤフ首相につながる勢力は、
ナイル川からユーフラテス川までの地域を イスラエルの領土にしよう
という大イスラエル構想 の実現を目論んでいる。
現在、トランプはその構想に奉仕しているが、
それが中東諸国を刺激し、アメリカへの反発を強めているように見える。
再掲ですが、拙作二枚目、
「櫻幻想Ⅱ」です。 油彩F10号
朝鮮同和=維新、八尾の893もんw
◆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/250853
日刊ゲンダイ 2019/03/30
◎松井前知事 “迷走”に拍車 … 橋下氏加勢も困難で 維新崖っぷち
大阪府議選(定数88)と 大阪市議選(同83)が29日、告示された。
先に火ぶたを切った「大阪入れ替えダブル選」と並んで、
大阪維新の会が 政策の“一丁目一番地”に掲げる「大阪都構想」を
実現できるかどうかを占う選挙だ。
大阪維新にとって、ダブル選勝利と 府・市議選での議席過半数獲得が、
住民投票を実施する必須条件だが、情勢は厳しい。
進退窮まったのか、大阪市長選に出馬した松井一郎前知事(55)
の迷走に拍車がかかっている。
◇ ◇ ◇
「選挙でいくら良いことを言っても、口先だけじゃダメ」
29日の大阪市内の街頭演説で、こう熱弁を振るった松井前知事。
ところが、肝心の都構想の中身は、お寒いくらいにスッカスカ。
もっぱら「府と市の 二重行政の解消」という従来の主張を繰り返すだけで、
住民投票の実施時期を巡って“密約”を交わしていた公明党への
恨み節をこう炸裂させた。
「(公明党に)約束を反故にされました。
だまされたフリをしながら、(都構想について)議論、議論と言って
時間を引き延ばしていれば、こんな厳しい戦いはしなくて
よかったでしょうね」
「ダブル選に突っ込んだんは アンタやないんか」
とツッコまれそうなものだが、迷演説はエスカレート。
唐突に「知事になりたいんじゃない、市長になりたいんじゃない」
と言い出したと思ったら、その直後に
「知事になり、市長になり、大阪を 東京に負けない大都市にしたい!」
と息巻いた。
支離滅裂にもホドがある。
「今月25日に放送された 大阪の府知事候補と 市長候補が
顔をそろえた討論番組もメチャクチャだった。
ダブル選で最も訴えたい公約を聞かれた松井さんが
フリップに書き込んだのは『重大虐待ゼロ』。
『重大虐待』が何を指すのかもチンプンカンプンですし、
そもそも都構想の是非を問いたくてダブル選に打って出た
のではないのかと。
都構想で票積みが苦しい とみて争点隠しに走ったようですが、
かえって失笑を買っています」(在阪マスコミ関係者)
松井前知事がここまで迷走しているのは、
本人が自覚している通りで、
大阪維新が「厳しい戦い」を強いられている からだろう。
そもそも、ダブル選には 「党利党略」 「大阪の私物化」
といった批判がついて回っていることに加え、
松井前知事は八尾市出身。
「八尾のオッサンが、大阪を潰しにやってくる」
と煙たがるムードが広がる一方、
松井前知事への支持は ちっとも広がらない。
自民党が実施したとされる 直近の世論調査では、
自民候補の柳本顕元大阪市議(45) とほぼ横一直線。
<松井45、柳本43>と大接戦だ。
形勢逆転のカギを握るとみられるのが維新最強の“人寄せパンダ”
橋下徹 元大阪市長だが、
街頭演説などの表立った支援は期待できそうにない。
「松井さんは かなり焦りを強め、
市議や府議をギリギリ締め付けている。
橋下さんとは電話で選挙対策を相談しているようですが、
橋下さんが表に出てくることはなさそう。
ヘタに関わるとテレビ出演がすべて飛んでしまう。
新刊の売れ行きも左右しかねない。
橋下さんは、ソロバンをはじくのが得意な人やからね」(府政関係者)
松井前知事がバッジを失い、維新は“沈没”となるか。
再掲ですが、拙作三枚目、
「櫻の森の満開の下(坂口安吾 作より)」です。 油彩F10号
「役立たずの居座り強盗」=「在日米軍すべて」、
◆http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/161.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2019 年 3 月 31 日 kNSCqYLU
◎<在沖海兵隊、海外に 年100日超!>
日米安保のウソ を証明した
平成最後の 朝日の大スクープ 天木直人
より抜粋、
▼http://asyura.x0.to/imgup/d9/13431.jpg
▼http://asyura.x0.to/imgup/d9/13432.jpg
▼http://asyura.x0.to/imgup/d9/13442.jpg
▼http://asyura.x0.to/imgup/d9/13433.jpg
☆https://www.asahi.com/articles/DA3S13958679.html
朝日 2019年3月31日
◎在沖海兵隊、海外に 年100日超
中核部隊「31MEU」 開示の 米公文書で裏付け
沖縄を離れて海外で訓練を繰り返し、
行動範囲は東アジアから中東まで、近年は 災害救援も重視――。
沖縄に駐留する米海兵隊の中核を担う
「第31海兵遠征部隊」(31MEU)の実態が
米公文書で裏付けられた。
部隊が訪問、展開した国は少なくとも15カ国に及び、
沖縄を拠点に世界へ出ている姿が浮き彫りになった。
▼2面=平時も 有事も
有事に初動対応 行動の実態明らかに
31MEUはキャンプ・ハンセン(沖縄県金武町(きんちょう)など)
に司令部を置き、普天間飛行場(同県宜野湾市)で
輸送機オスプレイなどを運用。
米軍再編をめぐる2012年の日米両政府の合意で、
主力の地上戦闘部隊として 唯一沖縄に残ることが決まっている。
普天間飛行場の移転先として名護市辺野古に基地施設が建設されれば、
31MEUを構成する航空部隊が使用する予定。
部隊の動向を記録したコマンドクロノロジー(部隊年報)の公開を
朝日新聞記者が米海兵隊に求め、1992年の配備から2017年までの
年報や関連資料など約3600ページが開示された
(04~05、08、12~15年の一部は「不存在」または不開示)。
文書の記述の範囲では、ほとんどの年で百数十日、沖縄を離れて
日本国外に出ていた。 最多は09年の約160日だった。
ただ航行中の場所がはっきりしない例もあり、
不在はさらに長い可能性もある。
目的のほとんどは、米領グアムや 韓国、タイ、豪州などでの訓練。
01年以降は 東南アジアの災害救援に たびたび出動している。
有事に伴って部隊として出動したのは98、04年の2回。
98年は米英軍のイラク空爆に伴ってクウェートに派遣され、
04年はイラク戦争の激戦地ファルージャに展開した。
日米安全保障条約では、米国が 日本防衛の義務を負う一方、
日本は基地を提供する。
沖縄の海兵隊について日本政府は
「日米同盟の抑止力 および その中核」(安倍晋三首相)と強調。
31MEUを「高い即応性がある」(防衛省)と評価する。
一方、31MEUが頻繁に沖縄を離れることなどについて
沖縄県は「米海兵隊基地が沖縄になければならない 地理的必然性はない」
と主張する根拠の一つにしている。
第31海兵遠征部隊(31MEU)
在日海兵隊約2万人(18年12月現在)のうち、
約2千人と小規模の即応部隊だが、有事の初動対応などを担い、
米軍再編後は唯一の地上戦闘部隊となる。
司令部と歩兵、航空、兵站(へいたん)の各部隊で構成。
歩兵を中心に6カ月周期で米本土の部隊と入れ替わる。
米海軍佐世保基地の強襲揚陸艦など3~4隻に乗り、
水陸両用即応グループとして活動。
12年の日米政府合意では、当時の在沖海兵隊の定員1万9千人のうち、
31MEUなど1万人規模を沖縄に残す一方、
9千人は米領グアムやハワイなどに分散移転することになった。
米海兵隊はMEUを七つ運用し、国外にあるのは31MEUのみ。
☆https://digital.asahi.com/articles/DA3S13958660.html
朝日新聞 2019年3月31日 文字起こし
◎沖縄の外へ、平時も有事も 海兵隊部隊
沖縄を拠点にしている米海兵隊の第31海兵遠征部隊(31MEU)。
朝日新聞記者に開示された コマンドクロノロジー(部隊年報)から、
訓練と有事、災害救援の局面で 動向を探った。
◎訓練 隊員 半年交代 来るたび 各地へ
沖縄(1月)→タイ(2月)→沖縄→フィリピン(4~5月)→
沖縄→豪州(7月)→沖縄→フィリピン・インドネシア(10月)→
沖縄(11月)。
2009年の年報によると、少なくとも約160日、
海外で訓練などをしていた。
1992年の設置以降、部隊はこうした動きを毎年のように続ける。
訓練場所は、米領グアムをはじめ、韓国、フィリピンなど
同盟・友好国も目立つ。
海外での訓練が多い理由について31MEUの
ロバート・ブローディー司令官(大佐)は取材に
「あらゆる事態に 対応できるように」と語る。
有事の初動対応を担う部隊には 10以上の特殊任務がある。
訓練内容は、ボートなどを使っての襲撃や、有事での民間人退避、
敵方の飛行場の制圧などだ。
歩兵を中心に6カ月ごとに交代するため、主に米本土から
隊員が来るたびに訓練。
沖縄本島で基礎訓練をした後、米海軍佐世保基地(長崎県佐世保市)
から来る強襲揚陸艦で 海上へ出るのが通常のパターンだ。
沖縄県での訓練には、キャンプ・ハンセン(金武町〈きんちょう〉など)
の施設や金武ブルービーチ(金武町)、伊江島(伊江村)、
北部訓練場(国頭村〈くにがみそん〉、東村〈ひがしそん〉)
などが使われる。
◎有事 イラク派遣 「日本防衛か」論議
▼http://asyura.x0.to/imgup/d9/13440.jpg
31MEUの行動
「緊急出動に備えよ」――。
98年11月7日、沖縄にいた31MEUにアラートが出た。
国連安保理は5日、大量破壊兵器の査察を拒否したイラクに
非難決議を可決。 米国は武力行使に進む可能性を示していた。
31MEUの隊員は、強襲揚陸艦ベローウッドなど3隻に
大量の弾薬や車両などを積み込んだ。
グアムで訓練中だった部隊の一部も急きょ沖縄に戻った。
11日、隊員ら約2千人はホワイトビーチ(沖縄県うるま市)を出港。
クウェートに着いたのは 翌12月の初めだった。
同月16日、米英軍は「砂漠のキツネ作戦」を始め、
巡航ミサイルなどでイラクを攻撃した。
同月18日、31MEUは 非戦闘員退避作戦(NEO)を実行。
米国民約90人を 大使館から空港に退避させた。
当時、日本の小渕恵三政権は 米英の空爆を支持。
99年1月の国会で 31MEUが作戦に参加したことは認めたが、
外務省幹部は「具体的な作戦について 事前に説明等があったことはない」
と答弁した。
31MEUは年明けも ミサイルを空母に運ぶなどした後、
99年3月に沖縄に帰還。 年報で「歴史的な出動」と振り返った。
日米安保条約では、日本が基地を提供する代わりに
米国が日本を防衛する義務がある。
在沖海兵隊の中東派遣は 日本防衛にあたるのか、
条約の「極東における 国際の平和および安全の維持」にあたるのか、
といった議論は今までも 繰り返されてきた。
31MEUがイラク戦争の激戦地ファルージャに派遣された04年、
国会で野党が「日本の基地から イラク戦争に出撃している」と指摘。
これに対し、小泉純一郎首相(当時)は
「沖縄の米軍は 日本の安全のために駐留している」。
川口順子外相(同)は「沖縄の在日米軍がどこかに移ることは
米軍の運用の問題」とした。
しかし、31MEUの部隊年報からは、米国の意図に沿って
世界規模で派遣されてきた実像が見て取れる。
結果的に出動は無かったが、99年には国境紛争が起きていた
アフリカのエチオピア、エリトリアでもNEOを実施する準備をしていた。
◎災害 震災時支援、「米の 国益」見方も
01年以降に目立つ人道支援や災害救援。
年報で確認できる範囲では、フィリピン、インドネシア、東ティモール、
カンボジア、バングラデシュ、日本の6カ国で計11回、実施している。
日本では16年の熊本地震で支援物資を届け、
11年の東日本大震災では在日米軍による被災地支援
「トモダチ作戦」に参加した。
東日本大震災の発生時、31MEUの強襲揚陸艦がいたのはマレーシア。
司令官だったアンドリュー・マクマニス氏(57)によると、
海軍第7艦隊(神奈川県横須賀市)司令部から 日本行きを指示され、
下船していた約2千人を呼び戻した。
マクマニス氏は「原発事故がどれぐらい深刻なのか、
現場で分からなかった」と振り返る。
被災地では、物資輸送や被災状況の調査、がれきの撤去などをした。
核攻撃に備えた部隊のチームは隊員らを除染。
こうした活動は4月上旬まで続いた。
31MEUの任務には、災害救援を含めた人道支援が明記されている。
なぜ人道支援を重視するのか。
マクマニス氏は「軍の現場ではなく、政治レベルの話だ」と述べる。
日本の防衛省幹部は「米軍はボランティアで 人助けをしているのではない。
米国の国益に直結するからだ」と指摘する。
「最大の理由は 災害に起因する政変を防ぐためだが、
理由の一つは 米軍への感情をよくするためだ」とみる。
◎「太平洋の玄関口、重要」 在沖海兵隊トップ
▼http://asyura.x0.to/imgup/d9/13441.jpg
在沖海兵隊トップのエリック・スミス第3海兵遠征軍司令官(中将)
が朝日新聞のインタビューに応じた。
(事態発生からの)即応時間を考えると、前方展開はとても重要だ。
北朝鮮は我々が直面している課題の一つだが、それだけではない。
太平洋の玄関口にある日本には、
地理的に とても重要だという財産がある。
ここ(沖縄)は、地域で起こる人道危機に対応でき、
日本を支援したり守ったりするには完璧な場所だ。
米軍再編では、私(第3海兵遠征軍司令部)は沖縄に残るので、
31MEUも残ってもらう必要がある。
31MEUは即応性に優れ、いつでも出動可能。
頻繁に洋上に出ていて、あらゆる危機に対応できる。
◎駐留意義、割れる評価
「抑止力」 はレトリック / 沖縄、戦略的役割増す
日米安全保障や米軍基地問題に詳しい我部政明・琉球大教授の話
米本土から ローテーションで部隊が加わり、
強襲揚陸艦に乗って 長期間、沖縄を離れて 日本国外で訓練する――。
このパターンが公文書で裏付けられた。
ただ、日本近海での有事の際は、31MEUだけでは対処が不可能で、
ハワイやグアムなどから海軍や空軍が来ることになる。
日本政府が「在沖海兵隊は 抑止力だ」
「日本のために 駐留している」と言うのは、
日本人を安心させるための レトリックだ。
これだけ長期に沖縄を離れているのに
抑止力が低下しているといった議論になっていない。
拠点は 豪州北部のダーウィンや 米領グアムであってもいいわけだ。
なぜ、在沖海兵隊をめぐる議論が深まらないのか。
多くの人には「日本にとって 米軍は必要だ」という抽象的な考えしかなく、
具体的にどんな部隊が、どう動いているのか、見えにくいからではないか。
防衛相だった2012年の会見で沖縄の海兵隊について
「軍事的には 沖縄でなくてもいいが、
政治的に考えると 沖縄が最適だ」と述べた森本敏氏の話
あれから7年で 中国が海洋に進出してくる状況が多くなり、
在沖海兵隊の抑止力の意義が増している。
沖縄の戦略的な役割は大きくなっており、
海兵隊が沖縄に駐留する意義は むしろ大きくなっている。
米軍が米国以外で 海兵隊を常時展開しているのは日本だけ。
それは将来、最も紛争が起こりうるのが、
中東からインド太平洋に及ぶ地域だからだ。
在日米海兵隊の役割は、この広大な地域での紛争の防止と、
紛争発生時の打撃のほか、自衛隊とともに日本を防衛すること。
(31MEUが 沖縄を長期間離れているが)
司令部のある沖縄に常時置いているなら、MEUの意味が無い。
緊迫した任務が続く場合は、
沖縄を離れた任務の時間が長くなるのは当然だ。
↑
共産支那とキ印半島・連合軍による 21世紀の元寇 があるかも。
気合を入れて対処すれば 日本単独で 撃退できる 元寇の再来ですよ。
在日米軍・役立たずどもへ 莫大な経費を 溝に捨てておる 辞めましょう。
「遠交 近攻」と言いますよ。
共産支那とキ印半島には 力を貸さぬこと、自然衰亡を図っていく、
これが国益です。
北の強欲ロシア 南のカースト・インド と誼を通じておく、
これも国益です。
ユダ米は 日本の主敵、悪しき洗脳から 目を醒ましましょう!