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7月盆にⅢ

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 画は クロード・モネ  Claude  Monet

 1840~1926 / フランス / 印象派       作


  連作シリーズ 「Water-lillies」です。


☆曇り。

アングロサクソン&偽ユダは レイシスト、それが本質、

◆https://www.chosyu-journal.jp/review/8624
長周新聞  2018年7月12日
◎『NO NO BOY 日系人強制収容 と闘った父の記録』 著・川手晴雄


1941年に日米戦争が始まると、米国西海岸に居住していた日系アメリカ人
約12万人は強制的に退去させられ、
10カ所の強制収容所に収容された。

明星学園小・中・高校の教師をしていた著者は、自身の父親が日系2世で、
大戦中はこの強制収容所に入っていた。

しかも父親のいたツールレイク収容所は、
米国政府が求めた忠誠登録書の記入を拒否した「反米的なジャップ」を
各収容所から集めて隔離したところで、

著者の父は いわゆる「ノーノーボーイ」だった。

そのことを父親は生前、ほとんど語ることがなかったが、
死後に出てきた手記や資料、写真を手がかりに著者が調べて本書にまとめた。


著者の祖父は 広島県佐伯郡五日市(現・広島市佐伯区)に生まれ、
単身 米国カリフォルニア州に渡航して出稼ぎ農業労働者となった。

父親・正夫氏は大正2(1913)年に同州サクラメント郊外で
日系2世として生まれた。

米国政府は 日系1世に対して米国籍を与えなかった。

したがって日系1世は不動産取得を認められず、
米国人女性との結婚も認められず、
白人専用食堂や店舗への 出入りも禁止だった。

農民なら土地を借り、商人なら店舗を借りて仕事をするしかなかった。

一方、日系2世は米国籍を持った「アメリカ国民」となる
(米国が 出生地主義をとっているため)。

正夫氏は果樹園で働きながらカリフォルニア大学政治学部まで卒業したが、
就職はできなかった。

卒業の翌年12月、日本軍が真珠湾を攻撃し、日米戦争が始まった。

米国政府は「日系人はみなスパイだ」と煽動し、
1942年2月、大統領ルーズベルトが
「西海岸地域の 日系人の強制収容命令」を出した。

日系人たちは 指定された二つのバッグに生活必需品を詰め込んだだけで
収容所に放り込まれ、何十年も苦労して作り上げた
財産、店舗、農園や農機具は 没収された。

10カ所の強制収容所はロッキー山脈の東西にある砂漠の真ん中に作られたが、
それはもし逃げ出しても行き倒れになることを見こしてのことだった。


しかし日系人たちは米軍の銃剣にもひるむことなく、
連日各収容所の管理事務所に押しかけて 不当な扱いに抗議したことが、
本書に記されている。

最大の収容所だったマンザナ収容所では、
抗議行動に米兵が発砲して 2人の死者が出る「マンザナ暴動」が起きている。


☆収容所に広がった忠誠登録の拒否

こうしたなかで1943年2月、米国政府は強制収容所にいる日系人に
「忠誠 登録書」の記入を迫った。

問題になったのが第27問「合衆国軍隊に入り、命ぜられた
いかなる戦闘地にも赴き、任務を遂行する意志があるか」と、

第28問「合衆国に対し、無条件の忠誠を誓い、内外のいかなる武力からも
合衆国を守り、日本国天皇 あるいは他の国の政府や権力組織に対し、
あらゆる形の忠誠や服従を拒否するか」であった。

米国政府は 日系2世の男女を米兵として徴兵し、
太平洋地域での 日本軍との戦闘に投入しようとしたのである。

そこで「軍に志願すれば 収容所から出ることができる」という餌をまいた。

ところが2世の父母たち(1世)が、
わが子を戦争にとられることに強力に反対した。

日本にいる友人や親類と殺しあうことにも我慢ならなかったし、
国籍取得を認めないのに 忠誠を誓うなど矛盾しているという思いもあった。

2世のなかでも「アメリカ人である自分たちを 強制的に収容しておいて、
いまさらアメリカに対して忠誠を問うとは、あまりにも馬鹿にしている」

「忠誠を問うなら、収容所から解放する方 が先だ」という声が高まった。

集団的な忠誠登録拒否行動の呼びかけがおこなわれ、大きな運動になっていった。

当局は「1万㌦以上の罰金か 20年以上の禁固刑にする」と脅したが、

それにもかかわらずツールレイク収容所だけで1万6000人の収容者の3割が

登録を拒否した。

各収容所で 登録を拒否した者、「×」を書いた者は、

「ノーノーボーイ」としてツールレイク収容所に隔離収容された。

正夫氏の当時の日記にはこう記されている。

「ことここに至れば 全住民も穏やかであるはずはなく、

以来 会合に会合をして、全市のほとんどのブロックが登録をしない決議をした」

「WRA(転住局)は ワシントン軍部からの権限であるといって、

機関銃と剣突鉄砲をもって 37名の者たちを逮捕して入獄させた」

ツールレイク収容所で忠誠登録を拒否した者のうち、
正夫氏を含む15人は簡単な裁判にかけられ、
罰金刑と禁固刑の判決を受けると、

「木の箱」でできた貨物自動車に入れられて鉄道の駅まで送致され、
そこからユタ州のモアブ陸軍抑留所に移送。

その後、アリゾナ州のループ陸軍抑留所に収監された。

このループ抑留所は、かつて先住民インディアンの子どもたちを
彼らの父母から引き離して収容し、

キリスト教と英語を教え込んで同化させる ための施設だった。

ある日系人は「われわれは インディアンと同じ目に遭ったのだ」といっている。


こうして戦争が始まると米国政府は、米国籍を持っている者を含め

日系人を鉄条網で囲まれた強制収容所に放り込み、

アメリカへの忠誠を誓わせて、米軍の肉弾となって命を捧げるかどうかを迫った。

こんなことは当時敵国であった ドイツ人やイタリア人の移民にはやっておらず、

アメリカが唯一原爆を投げつけたのが日本人の頭上であったこととあわせ、

その根深い人種差別 を否定することはできない。

だが、日系人たちは 銃剣を突きつけられながらも、

ひるまず 激しい抵抗運動をたたかった。


こうした歴史は 是非とも後世に残していかなければならないと思う。

今度は 対米隷属下にある日本政府の手によって、

再び米軍の身代わりとして肉弾になることが

日本の青年に迫られているからだ。


(㈱KADOKAWA発行、B6判・222ページ、定価1600円+税)
▼https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2018/07/
 0a94b727dcb9e872bb1e6af175d93334-272x400.jpg



Monet、二枚目、



「Promenade-Near-Argenteuil」です。



そもそも教育機関ではなく 元から補助金詐欺組織、

◆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233118
日刊ゲンダイ 2018年7月12日
◎加計獣医学部  図書館に本のない大学の設置認可は 前代未聞


早稲田大学法学部の水島朝穂教授が毎週月曜日に発信しているメルマガ「直言」は、

いつも新鮮な問題意識で書かれていて、私も長年の愛読者のひとりだが、

今週の愛媛県今治市「加計学園獣医学部」訪問リポート にはビックリ仰天した。

なんと、管理棟3階の図書館の書架には 本が一冊もないというのだ。

水島氏が職員に尋ねたところ、上階に8000冊ほどあり、

年内に1万4000冊になるというので、その上階を見ると

「政治や哲学などに10冊程度が並ぶだけで、あとはスカスカ。

獣医学専門書はまだ一冊もなく、洋書も専門の獣医学書はまだ入っていない。

いくら今は教養教育中心の1年生しかいないといっても、

獣医学関係の本が揃わないで 授業が始まるということ自体が

異例かつ異様だ」と、水島氏も 驚きの連続である。

しかも「法律関係の『憲法』のところを見ると十数冊あったが、

その一冊が何と私のものだった(笑)」というオチまで付いている。


大学にとって図書館は命のようなもので、従って、よく知られているように、

大学の新設にあたっては、図書館にどのような本がどれだけ備わっているか

大学設置審議会によって厳格に審査される。

本がないのに設置を認可された大学など 前代未聞である。

「国家戦略特区」だからこんな 超法規的な優遇措置 がとられた

とでも言うのだろうか。

学部棟では「3階、4階の基礎実習室は 高校の理科室程度の印象だった。

これからもっと整備するのだろうが、このスペースで

専門的な実習や実験が可能なのか疑問が生まれた」という。

水島氏自身が「獣医の4代目を継がずに 憲法研究者になったという事情があり、

また息子が獣医学部卒で獣医師をやっている関係」があって、

ただの素人の見学者では 気がつかないところまで見えてしまうのだろう。

さらに、管理棟の斜め前の大講義室は建設中で、

今年度中に完成するという。

つまり「現段階で 全学年を集めて講義をする大教室はない ということで、

これも驚きだった。私の体験でも、教養課程の講義は 哲学や法学など、

選択科目とはいえ、一応、全学年が受講できることが前提となる。

認可の前提となる大教室が 建設途上にもかかわらず

授業を開始する というのは本来あり得ない」と水島氏は書いている。

筆者の知る限りでは、この話題の学部の赤裸々な実態が明るみに出たのは

初めてのことだ。

国会もマスコミも、なぜこのような 実地調査をきちんと行って

安倍政権の腐敗堕落を 指弾しないのだろうか。


                       高野孟 ジャーナリスト



◆http://my.shadowcity.jp/2018/07/post-13571.html
ネットゲリラ  (2018年7月14日)
◎腐った奴しか トップになれない


▼http://my.shadowcity.jp/assets_c/2018/07/
 Dh0o0YdVAAEjpwy-thumb-520xauto-4284.jpg

東京医科大の不正入試なんだが、裏口を依頼した音声データとか出て来て、
まぁ、完全にマックロなんだが、
そもそも「どこがどう イケナイのか?」という事なんだけどね。

ひとつは、「一次試験合格点にも達していなかった」という事。
一次試験通過者から寄付金の額でふるい落とすくらいの事は、
私立医大だったらどこでもやっていて、違法ではない。

ところが、佐野容疑者の息子は「一次試験合格点に達していなかった」。
コレはマズい。
あと、自分の息子のための寄付金を 税金で賄うというのは言語道断で、
死刑だわ、こんなのw


  ☆https://www.yomiuri.co.jp/national/20180712-OYT1T50124.html
  読売 2018年07月13日
  ◎東京医大が裏口入学リスト … 受験生や親の名前


ネトウヨは必死で、「前川の息子も東京医大、裏口に違いない」と
あちこち書き散らかしているんだが、ホントにそうなのか? 
ネトウヨの言うことだから嘘だろう。
もし、東京医大だとしても、裏口ではないだろw だって、
前川が在職中には、東京医大に問題の補助金は出てなかったんだからw 
前川の息子が東京医大だとしても、ちゃんと合格して、
前川一族が自前で寄付金集めて収めたんだったら、何の問題もない。

まぁ、日本の医学部制度は問題ありまくりで、手を付けなきゃヤバイです。
おいらの知ってる女の子も、国立の医学部行けなくて、
北里大学の違う学部に入った。そこも偏差値はベラボウに高いんだが、
医者の娘でも、金持ちの娘でもないので、寄付金が用意できず、
最初から私立の医学部は受験してないです。
よほどの特権階級でなきゃ医者になれない という世の中は間違っている。


  -----------------------
  昔から医大は 裏口だらけ。
  医科系予備校とか 窓口を公言していたし。
  -----------------------
  佐野君は退学せずに 普通に通学しているらしいけど、
  他の学生も裏口入学者ばかりだから
  佐野君が学内で批判される事も無いのだろうねw

  間抜けなのは馬鹿正直に勉強して 一般入試受験した奴w
  裏口組で入学枠が埋まっている事も知らずに
  受験料だけ取られて不合格w
  -----------------------
  ↑不正入学が発覚してるのに 何の処分もないのか
  大学側は黙していれば何とかなる とでも思っているのか?
  -----------------------
  どこもかしこも 出来レースだらけだな
  詐欺師がはびこり 正直者はひたすら辛酸をなめ続ける
  -----------------------
  豆知識として、慶応大学の8割は 無試験な。
  系列高校から入学と 他校からのAOで8割占める。
  残り2割が 試験組だからな。
  -----------------------
  9割が補欠入学 ってホントなの?
  -----------------------
  ↑そだよ
  だいたいのところ、
  最初の合格者100人中90人以上は 国立に受かって消える

  残り10人も学費高いから辞退
  残りの補欠が 寄付金額に応じて入学する

  そして偏差値は最初の100人が 吊り上げてくれるw
  -----------------------
  知り合いの皮膚科の医者に
  何で医者になったか聞いたら、親が金持ってたから、
  っていうてたわ、
  自分に能力が無いから 命に関わることが無い
  皮膚科なんだと
  ある意味立派な奴だな と思ったわw
  -----------------------


冒頭の画像は、出してすぐに消された テレ朝のサイトなんだが、
「過去にも 別の省庁の幹部や、政治家の子どもについても、
点数を水増しさせて 合格させていた」とありますね。
別の、とあるので、文科省ではないので、
前川の息子ではない、という事だw


  -----------------------
  俺氏「慶応医 受けたいんだけど」
  講師「寄付金高いよ、親は慶応出身?」
  俺氏「親は 自営業」
  講師「他に しときなさい」
  俺氏「はい」
  -----------------------
  ↑慶應は合格するための寄付金は必要ないが
  入学後にせっせと寄付しないと 在学中の研究室の配属や
  医師になった後の派遣先で
  他と露骨に差をつけられるって聞いたわ
  下からの内進組なんて最長で幼稚舎時代から
  そうしてきたわけで 大学から入った組はしょっぱなから
  ディスアドバンテージ抱えてる ってわけ
  -----------------------
  まぁ佐野君は一生 アダ名は裏口。
  親父が犯罪者だから 公務員にもなれず
  楽しい人生が まってるだろ
  -----------------------


だからおいらは口が酸っぱくなるほど言ってる。
「アタマが腐れば シッポまで腐る」と。
安倍晋三が首相なんだから、このザマだ。
官僚が税金使って 息子を医学部裏口入学w 前代未聞の不祥事です。


コメント

*tanuki | 2018年7月14日 | 返信

  貧乏人が入れる医学系大学としてかつては
  自治医大や防衛医大がよく挙げられたんだが、
  実はこちらも 医者の息子多い ですなあ。
  ここの卒業生であたしの知ってるのは両方医者の息子です。

  結局最低でも六年間親が支援できる
  (子供の収入がなくても 親はらくらく食っていける)
  という時点で 貧乏人の子どもは医学部に進みにくい。
  しかも医師国家試験に通らなければ何の役にも立たない
  つぶしの効かない学部です。
  就職の機会は 医師か学者になるしかない。
  東大出でもそうで みんな医師国家試験に落ちたのは
  地方公務員目指したりしてましたよ。
  そういや 両親医師で、まあまあまともな医学部
  卒業したが 医師国家試験落ち続けて
  親の病院の事務やってる奴を知っている。
  病院を法人成させてそこの理事だか何だかになってるんですな。
  もう医師になるのはとっくにあきらめて、
  親の豪邸に同居して 外車乗ってのんびり遊んでますな。

  まあ今回のはマックロケだろうが、
  金を積んで 勉強しない子供を 無理やり医師にする
  医者や自営業の親は いくらでもいます。
  あたしのかつての同級生にも そういうのはいて、
  地元で開業しているが 同級生は誰もかかりません。
  そういう開業医はわりと多いです。
  くわばら くわばら



以前 医者のブログの 引用で、

「医者は 国公立出身か、自治医科大学、慶応医以外は 信用するな」とあり、

本人が 北大医学部出身だったかなw  マー極論ですがw

手前の経験でも 藪医者には大当たりで、命落としかけた こともある。

個人クリニックは特に要注意、出身大学のチェックは必須です。

算盤上、患者を離したがらない、手遅れになる危険性あり。

大手の病院でも 勤務医の履歴書いてない病院もあり、そこは要注意。

手前の直近では 膝治療の整形外科医、大手病院の北里大出身医、

ロクにX線も見ず 決め付けで 膝がボロボロと診断、

治療は 痛み止め薬の処方のみ、すぐ転院しましたw

とにかく玉石混淆、運は天任せ、なんか変だな と思ったら 即転院を!



Monet、三枚目、



「Water-lilies-The-clouds 1903」です。



TBSの「ひるおび」は見ません、醜い「政権ゴマすり番組」よなぁ、

◆http://lite-ra.com/2018/07/post-4120.html
リテラ  2018.07.12
◎立川志らくと 八代弁護士が 「赤坂自民亭」を エクストリーム擁護!
 「宴会は 悪くない」 「自民党の人が 飲むわけない」


西日本各地に甚大な被害をもたらし、現在も行方不明者多数、大勢の人が
避難生活を強いられている西日本豪雨。

安倍首相の初動の遅さは ついに海外メディアからも批判があがったが、
そんななか、昨日11日放送の『ひるおび!』(TBS)では、

安倍首相が5日夜に例の宴会に参加したことに関し、
安倍応援団コメンテーターの八代英輝弁護士らが徹底擁護する一幕があった。

まず番組はVTRで「赤坂自民亭」に批判の声が集まっていることを紹介。

周知の通り「赤坂自民亭」とは、十数万人に 避難勧告が出されるなど
警戒が高まっていた最中、

自民党の中堅・若手議員らが開いた宴会のこと。

この飲み会には安倍首相のほか、災害対応を指揮する立場の小野寺五典防衛相や
西村康稔内閣官房副長官らが多数参加し、

西村官房副長官に至っては安倍首相を囲む面々が
赤ら顔でグラスを傾ける写真を 嬉々としてTwitterにアップしていた。

すでに5日14時の時点で、気象庁は「記録的な大雨となるおそれ」と
大雨では異例の緊急会見を開き、
17時台には「厳重な警戒」を呼びかけていた。

にもかかわらず、安倍首相ら政権幹部は内輪の酒盛りで騒いでいたのだ。

安倍首相は政府の初動対応の問題を一切認めていないが、
誰がみても、政権幹部がなすべきことをやらずにいたのは明白。

一部メディアは 被災地の人々からも「赤坂自民亭」に対する批判の声が
あがっている ことを伝えている。


ところが、VTR開けの『ひるおび!』のスタジオでは、
そうした政府の初動を批判するのではなく、逆に、

エキセントリックな政権擁護トークが繰り広げられたのである。

まず、立川志らく がこんなことを言い出した。

「ただ、酒を飲んだことを非難してもしょうがなくて、
なぜ自民党の人が呑気に酒を飲むような状況になってしまったのか、
もっとこういう被害になるっていうことは、あらかじめ、
もっともっと推測できなかったのか、
その問題を解明、究明しないと意味がないですよね。

『なんだ! 酒を飲んで! このやろう!』って感情だけで怒っててもね。
もっと早くに、これだけの雨が降ったんだから、
自民党の人たちだって 国民の命を無視してこうやって飲むわけがない
ですから。そこらへんをちゃんと究明しないと。
ただただけしからんって周りが怒っても」

志らくの頭は 大丈夫なのだろうか。

繰り返すが、気象庁は昼には異例の記者会見を開き、

18時までにたとえば京都では河川の増水などによる14万人に
避難指示が出されていた。

にもかかわらず、自民党の面々は宴会をひらいて、
20時すぎには安倍首相もその輪の中にはいっていたのだ。

志らくは「自民党の人たちだって国民の命を無視して
こうやって飲むわけがない」と断定するが、

事実として、安倍首相は「国民の命を無視して 飲んでいた」のである。

これだけでも呆れるが、さらに志らく はこう続けた。

「野党の人たちなんかも『国民を無視してる、冗談じゃない!』
って言うけど いまそんなときじゃない。

みんな一緒になって、与党も野党も一緒になって災害対策する、
今後の復旧・復興を考えなきゃいけないのに、
揚げ足をとっている場合ではないですね」

クラクラしてくる。

確認するが、今回、飲み会に参加していたのは、行政の長である安倍首相や
自衛隊の陣頭指揮を担う防衛省トップである小野寺大臣ら政府幹部だ。

そうした政府の災害対応の杜撰さを批判する のは当然だ。

にもかかわらず、志らくは批判の声をまるで野党の党利党略かのように言って、
「揚げ足をとっている場合か」と封じ込めようとする。

どうかしているとしか思えないが、さらに志らくは
「一番間抜けなのは こういう写真をあげる議員がいること」

「こういうのを残しておいたら みんな怒るもん」などと愚痴をこぼす。

いったい誰目線なのか。

あんたは政権の危機管理でも担当しているのかと聞きたくなってくるではないか。


☆八代英輝弁護士「宴会は悪くない。SNSでバラしたのが悔やまれる」

だが、『ひるおび!』の「赤坂自民亭」擁護はこれで終わらなかった。

“安倍政権御用コメンテーター”のあだ名がすっかり板についた八代英輝弁護士は、

「僕、昨日 自衛隊の方々と懇親会をしていて」と切り出し、
こんな話をし始めた。

「自衛隊の方々のほうから この話題を振られて、
その時に実は知らなかったんですけど、見せてもらってこの(宴会の)写真も。

で、みなさんどう感じますかっていう話になったんですけども、
やっぱり災害派遣の命令を下すのが防衛大臣の役目ですよね。

で、災害派遣命令が下ってから、自衛隊のみなさんが準備を始めるんではなくて、
災害派遣要請が自治体から出そうな時ときは先回りして、
だいぶ前に準備しているんですね。

当然、要請が出たらすぐ出られるような体制でスタンバイしているときに、
大臣がこういうような会合、宴席に出られているというのは、
ちょっとざわついた、ザラザラした気持ちになりますね、
という微妙な表現をされていました」

自衛隊員から見れば、一刻でも早く命令を受けて救助に向かいたいのに、
命令を下す大臣が酒を飲んでうつつを抜かしていたのだから、
現場は不満がたまるのは容易に想像がつく。

だが、驚いたのはこの話自体ではない。

当然、自衛隊の生の声を紹介した八代弁護士は、続けて、
政府の初動の遅さを批判するものだと思って聞いていたら、
全然そんなことはなく、逆にこんなふうに話を展開したのである。

「で、僕も思うんですけど、宴席を開いて参加することとですね、

喜んでそれをSNSにアップするということはまた次元の違うことでして。

政治家がですね、お酒飲んで楽しそうにしている姿を見て微笑ましく思うのは、
いまの時代、支援者と支持者だけですよ。

ですから、何か起こりそうな時期でしたよ、当然この(5日)木曜日というのは。
このタイミングで、やはり、SNSっていうものを活用して
それを世の中にアピールする、もっというと取材陣にこんな宴会をやりますよ
公開して取材をしてもらう。

それを誰かがやはり『このタイミングはちょっと(SNSや取材を)
やめたほうがいいんじゃないですかね』って言える人がいなかった
っていうのが悔やまれますね」

「悔やまれますね」って、八代弁護士は何に対してそう言ってるのか。

ようは、八代弁護士は、災害の対応に当たらねばならないときに
政府幹部が宴会を開いたことそのものではなく、

その模様をSNSにアップしたことに苦言を呈しているのだ。

逆に言えば「SNSにあげなかったら批判されなかったはずだ」という話で、
つまり、宴会をしたことがまずいのではなく、

それを自民党自らがバラしたことがまずい、と言いたいらしい。

繰り返すがどれだけ政権目線なのか。

唖然とするほかない。


☆マスコミは、なぜ「赤坂自民亭」や
 安倍政権の初動の遅れ を批判しないのか

本サイトで何度も取り上げているように、

もともと『ひるおび!』は 準レギュラーの政権御用ジャーナリストこと

田崎史郎・時事通信社特別解説委員を筆頭に、

安倍政権のスキャンダルに対しては徹底して擁護し、

それを批判する市民や野党に対して「そんなことを言っている場合か」

と恫喝し、封殺しにかかるケースが多いが、今回は輪をかけて露骨だ。

志らくや 八代弁護士の論理 に従えば、

すなわち政府は、国民にバレなければ、災害対応をほっぽり出して

どんちゃん騒ぎをしようが何をしようが、まったく問題ない

ということになる。

テレビメディアがこんなことでは、

今後の災害時にも まったく同じことが起きるだろう。

もはやそれは天災ではなく、対応しない政府とそのポチ犬である

御用番組・コメンテーターによる 人災 だろう。

これは『ひるおび!』だけの問題ではない。

今回の「赤坂自民亭」をはじめとする政府の失態、安倍首相の初動対応のマズさ

を批判しているのは、ほとんどがネットメディアにとどまっている。

実際、週明けの段階でテレビで「赤坂自民亭」の問題を取り上げたのは

TBSの『はやドキ!』 『あさチャン!』 『Nスタ』 『NEWS23』

といったニュース番組ぐらいで、

NHKや 他民放は まるで報道協定でもあるかのように口をつぐんでいた。

昨日になってようやく『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)や

『直撃LIVEグッディ』(フジテレビ)も少し取り上げたが、

申し訳程度。

中にはTBSの『あさチャン!』のように厳しく批判した番組もあったが、

それはごくごく一部なのである。


何度でも言うが、政府の災害対応の杜撰さを批判するのは、

国民主権の民主主義国家とし て当たり前のこと。

なにより、マスコミがその一番手を担わなければならない。

にもかかわらず、とりわけテレビでは 政権にとって都合の悪いことは

見て見ぬ振りするか、『ひるおび!』のように 「そんなことを 言っている場合か」

「政府の足を ひっぱるな!」と、ネトウヨのようないちゃもんをがなりたてる。

安倍首相が政府のトップにいるかぎり、何をしでかそうが許される空気

がつくられる。 本当に、この国は、どうかしてしまっている。

(編集部)



政権交代で スタッフ、出演者 一新を!

朝鮮芸能界、朝鮮吉本は いらないね。

朝鮮電通は 独占禁止法違反です、解散命令を!

広告代理店が一社で トヨタからスズキまで 関与するのは統制になる。

欧米では禁止されています。




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