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蝦夷櫻Ⅱ

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 画像 一枚目、

  「2018櫻_08」です。


☆晴れ。

紙屑ドル体制の打破!

◆https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201805060000/
櫻井ジャーナル  2018.05.06
◎米国は中東で 軍事的な緊張を高める一方、
 イランに経済戦争を 仕掛けている


アメリカ海軍の空母ハリー・S・トルーマンを中心とする艦隊が
4月下旬に地中海へ入った。

シリア、イラン、ロシアなどへ軍事的な圧力を加えることが目的だが、

それに対してロシアは
武器/兵器を含む物資をシリアへ運び込んでいるとも伝えられている。

シリアの北部ではフランスやイギリスも動きを活発化させ、
南部ではイスラエルが影響力の拡大を狙う。

アメリカをはじめとする侵略勢力が送り込んだジハード傭兵は壊滅状態で、

アメリカ軍とロシア軍が直接対峙する情勢になってきた。

ダマスカス攻略の拠点だった南グータを制圧した後に

シリア政府軍はダマスカスの南にいるイスラエルと関係の深いジハード傭兵
に対する攻撃を開始、

イスラエルは 自国の戦闘機のトランスポンダー(無線中継機)に

アメリカ軍機を示す信号を出させている という噂も聞く。

アメリカ、イギリス、フランスの3カ国軍は4月14日に
シリアをミサイル攻撃したが、これはドナルド・トランプ米大統領が

アメリカ軍をシリアからすぐに撤退させると発言してから16日後のことだ。

ジャイシュ・アル・イスラムの幹部は攻撃の後に不満を表明している。

アメリカ軍は攻撃を成功だとしているが、

ロシア国防省の発表によると攻撃に使われたミサイルの約7割は撃墜された

という。 ロシア側がターゲットだとしているのは、

ダマスカス国際空港(4機。全て撃墜)、
アル・ドゥマイル軍事空港(12機。全て撃墜)、
バリー軍事空港(18機。全て撃墜)、
サヤラト軍事空港(12機。全て撃墜)、
メゼー軍事空港(9機。うち5機を撃墜)、
ホムス軍事空港(16機。うち13機を撃墜)、
バザーやジャラマニの地域(30機。うち7機を撃墜)。

これもロシア側の情報だが、シリア政府軍が迎撃に使ったのは
パーンツィリ-S1が25機(23機命中)、
ブク・システムが29機(24機命中)、オサ・システムが11機(5機命中)、
S-125が13機(5機命中)、クバドラートが21機(11機命中)、
S-200が8機(0機命中)だとされているが、

このほかECM(電子対抗手段)が使われた可能性がある。

ジャイシュ・アル・イスラムの反応を見ても
アメリカよりロシアの説明に説得力があるのだが、

ロシア国防省の発表は 米英仏の攻撃が失敗だったことを示している。

ジハード傭兵たちはこの攻撃でシリア軍に大きなダメージを与え、

それを利用してダマスカスを攻略するつもりだったのだろう。

その攻撃を正当化するため、侵略勢力は4月7日にドゥーマで

政府軍が化学兵器で住民70名以上を殺したという話を流していた。

発信源はアル・カイダ系武装勢力と連携しているジャイシュ・アル・イスラムと、

アル・カイダ系武装集団と一心同体の関係にある
「シリア市民防衛(白いヘルメット)」。

そこから出た情報を西側の政府や有力メディアは調査をすることなく

シリア政府を批判するキャンペーンに利用した。

政府やメディアも愚かではない。

この化学兵器話も嘘だと言うことを知っていただろう。だからこそ、

「自分を騙す存在」が必要。 それが白いヘルメットだ。

米英仏軍がシリアをミサイル攻撃したのはOPCW(化学兵器禁止機関)の

調査チームが現地を訪れる直前のことだった。

その後、インディペンデント紙のロバート・フィスク特派員や
アメリカのケーブル・テレビ局OANの記者が攻撃があったとされる地域へ
入って取材、

毒ガス攻撃があったことを示す痕跡はないと伝えた。

さらにOPCW(化学兵器禁止機関)のチームもドゥーマで
化学兵器が使われた痕跡はなく、犠牲者もいないと報告している。


ジャイシュ・アル・イスラムと白いヘルメットが流した化学兵器使用の話は

嘘だった可能性がきわめて高い。

白いヘルメットは本ブログでも繰り返し書いてきたように、

これまでも 戦争を煽るために嘘をつき続けてきた団体。

2012年の終わりから13年のはじめにかけての時期に創設されたという。

シリアで2011年3月に戦争が始まるが、

西側の政府や有力メディアは『独裁者」が「民主化の望む市民」を武力で弾圧、

血の海になっているというストーリーを広め、

外国軍による軍事介入を求める という雰囲気を作り上げていった。

同年2月に同じような事態になったリビアでは

NATO軍が介入して 10月にムアンマル・アル・カダフィ体制は倒され、

今では暴力が支配する破綻国家になっている。

その際、地上軍の主力はアル・カイダ系のLIFGだった。

シリアで外国軍の介入を求める「声」を発信していたのが

シリア系イギリス人のダニー・デイエムや
イギリスの政府機関とつながっていると見られているSOHR(シリア人権監視所)。

ところが、2012年3月1日にダニーや彼の仲間が「シリア軍の攻撃」

を演出する様子がインターネット上に流出、

彼の情報がインチキだということが判明する。

SOHRはその後も存続しているが、ダニー・デイエムは消えた。


そこで登場してくるのが白いヘルメットである。

白いヘルメットは2012年3月にトルコで

ジェームズ・ル・ムズリーなるイギリス人から訓練を受け始めたという。

この人物はイギリス軍の元将校でコソボでの作戦に参加、

傭兵の世界へ足を踏み入れて ブラックウォーターとも関係する。

白いヘルメットは自力で組織されたということになっているが、

シリアへ西側の軍隊が介入することを求めるシリア・キャンペーンが企画した。

活動家ネットワークのアバーズや広告会社のパーパスの共同創設者である

ジェレミー・ヘイマンズが関わったボイス・プロジェクトという広告会社があり、

そのボイス・プロジェクトがシリア・キャンペーンを作りだしたのだという。

2014年から資金を白いヘルメットへ提供しているとされているのが

メイデイ・レスキューとチェモニクス。

両組織はCIAの別働隊と見なされているUSAIDから

資金を受け取っている。

メンバーを見ると、白いヘルメットは アル・カイダ系武装勢力と一心同体

の関係にある。 そうした事情は本ブログでも説明してきた。

アメリカの国務省はここにきて白いヘルメットへの支援を見直す
という情報が流れている。

ジハード傭兵を使って「レジームチェンジ」するという目論みが破綻、

新たな戦術を考えている可能性がある。


アメリカ/NATOが ロシアとの軍事衝突を覚悟で 直接軍事侵略するのか、

経済戦争を強化するのではないか と見る人がいる。

ミハイル・ゴルバチョフ時代のソ連でクーデターを成功させた

KGBの幹部たちは健在であり、

そうした黒幕に目をかけられてボリス・エリツィン政権で巨万の富を築いた

オリガルヒのネットワークも残っている。

ウラジミル・プーチン政権のアキレス腱は経済部門にある

と言われるのはそうした事情があるからだ。

同じようにイランも経済部門がアキレス腱になっている。

イラク・イラン戦争の後、イランでは新自由主義化が進む。

私有化や貿易の自由化が推進され、少数の大金持ちと多くの貧困層を

生み出すことになったのだ。

そして1989年に大統領となったハシェミ・ラフサンジャニは

「経済改革」を実施、新たな経済エリートを生み出し、

庶民は貧困化していった。

こうしてできあがった利権集団は 欧米の巨大資本と結びつき、

現在に至るまで大きな力を持ち続けている。

2005年の大統領選で勝利した マフムード・アフマディネジャドは

こうした強者総取り経済を 変えようと試み、

まずパールシヤーン銀行にメスを入れようとしたのだが、成功しなかった。

西側でアフマディネジャドが憎悪された理由はそうした政策にある。

現政権はアフマディネジャドよりは西側よりだと見られていたが、

西側の支配層はその政策に満足していない。

そこで西側はイランに通貨戦争を仕掛けているようだが、

これが切っ掛けになってイランはロシアや中国へ接近している。

アメリカが金融を使って攻撃できるのは ドルが基軸通貨になっているから。

ロシアや中国がドル離れを図っているのはそのためだ。

イランもドル離れを加速させるだろう。

それはアメリカの支配システムを弱めることになる。

ドルに執着したなら イランが崩壊する可能性がある。




画像 ニ枚目、



「2018櫻_09」です。



実質破綻国家が いつまで偉そうにw

◆https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37319691.html
新ベンチャー革命 2018年5月6日 No.2015
◎安倍氏を傀儡化して 改憲を企む隠れ核武装派の存在に
 国民はみんな気付くべき、さもないと、
 第二の3.11事件が起こされる危険が なくならない!


1.似非右翼・安倍一派の属する自民党は、改憲によって、
  日本の軍国化(戦争できる国)を 狙っている

本ブログ前号にて、日米同盟と憲法改正の問題について取り上げました。

われら国民がこのまま安倍自民党を支持し続けると、
彼らは 不正選挙で獲得した数の力で、
強引に改憲を強行する可能性があります。

彼らが改憲にこだわるのは、現行憲法は、日本の軍国化を否定している
ことが気に食わないからです。

彼らの理想は、戦前の軍国日本であり、
まさに戦争できる国に 日本を戻したいわけです。

彼らが日本の軍国化にこだわるのは、日本の周辺に、
北朝鮮、中国、ロシアといった共産主義国があり、

日本にとって、一定程度の脅威となっているからです。

とりわけ、中国は、国力を強化するとともに、軍事力も強化しています。

そして、日中の紛争の元になっている 尖閣諸島の領有権を巡って、
東シナ海中心に 日中間の緊張が存在しています。

さらに北朝鮮も核・ミサイル開発に血道を上げ、日本に対して
核・ミサイル脅威を振りまいています。

そこで、今の安倍自民党は、中国や北朝鮮を仮想敵国とみなして、
日本の軍国化を正当化しようとしています。

安倍自民党は不正選挙を仕切っているとは言え、

このような安倍自民党を支持する国民は少なからず存在しています。


2.安倍自民党は日米同盟の下に日本の軍国化を実現しよう
  としているが、国民はみんな、それは大間違いと気付け

今の日本は、中韓と領土紛争していると同時に、
北朝鮮からの核・ミサイル脅威に晒されています。

そして、米国戦争屋CIAの傀儡政党・安倍自民は、
日米同盟の強化を 国民に強調しています。

そのため、安倍自民支持の国民は、中韓朝の脅威に対して、

日米同盟が絶対に必要と信じ込まされています。

しかしながら、本ブログの見方では、ここにこそ、
国民だましが潜んでいると観ています。


まず、この日米同盟という言い方が、はなから国民だましそのものです。

日米同盟に限って、日米対等の同盟関係では決してなく、

その実態は、日本の対米従属という不平等条約 と本ブログでは観ています。

安倍自民も日本政府も、日米同盟という言い方で、

さも日米が対等であるかのように見せ掛け、日米関係の不平等性を隠蔽し、

すでに国民をだましているのです。

さらに、日米政府間に多くの密約が存在しており、

それを国民は知らされていないのです。

そして在日米軍のミッションは、オモテムキ、中露朝という仮想敵国から、

米国と日本を守ることとなっていますが、

実は、対日監視 という隠されたウラ・ミッションが存在していると

本ブログでは観ています。

上記の見方に従えば、在日米軍が有事に、日本国民を守ってくれる

というのは単なる幻想に過ぎない とみなすべきです。


よく考えたら、米国人が日本人を守るために、命を懸けるはずがありません。

日米同盟を金科玉条のように言う安倍自民は、

すでに、国民をだましていると考えるべきです。


3.在日米軍の最優先ウラ・ミッションは 対日監視

日本を属国化する米国戦争屋CIAにとって、本音の 対日戦略の第一は、

日本には絶対に核武装させない というものです。

そして、彼らは 米国の核兵器の傘の下に日本を入れるというレトリックで、

日本単独の核武装を牽制すると同時に、妨害しています。

さらに、日本に米軍を駐留させ、

日本が秘密裏に核武装しないよう監視しています。

上記のように、米戦争屋CIAは、対米属国・日本の

隠れ核武装を警戒すると同時に、中露朝を仮想敵国視していますが、

米国本土を中露朝の脅威から防衛するための極東における米軍最前線を

日韓に置くことは、彼らにとって本来、危険行為なのです。

なぜなら、在日米軍は、在韓米軍同様に、

中露朝のミサイルの射程内に入るからです。

したがって、彼らにとって、中露朝と対峙する米軍最前線を

ハワイ・グアム米軍基地まで、後退させたいはずなのです。

にもかかわらず、日本に米軍を駐留させているのは、それだけ、

彼らは、日本の隠れ核武装を警戒している証拠なのです。

ちなみに、在韓米軍は在日米軍と位置づけが異なり、

朝鮮戦争が休戦状態であることが 主な、駐留目的です。


4.安倍一派を含む日本の大日本帝国主義者(隠れ核武装派)は
  原発と宇宙ロケット開発を 重視している

安倍氏の背後に控える黒幕は 大日本帝国主義者ですが、

彼らは、日本を属国化する米戦争屋CIAが、

日本単独での核武装を強く警戒していることを知っており、

オモテムキ、絶対に核武装を主張しません、

例外として、石原元都知事のような対米挑発的な核武装派もいますが・・・。

ちなみに、石原氏は米戦争屋CIAから危険人物視され、

CIAの暗殺ターゲットとなっていました。

しかしながら、上記、大日本帝国主義者の中の隠れ核武装派は、

原発と宇宙ロケット開発に われらの血税を使って、

中露朝の核脅威に対抗すると同時に、

米戦争屋CIAの対日監視を 煙に巻いているのです。

彼ら隠れ核武装派にとって、原発振興は、隠れ核兵器開発そのものなのです。

そして、JAXAの宇宙ロケット開発実験は、

北朝鮮の長距離ミサイルの実験と同じです。

さらに言えば、米戦争屋CIAは、日本の隠れ核武装派の存在を

秘かに知っているのです。

そこで、米戦争屋CIAは、敵役傀儡国家・北朝鮮に

1100基もの対日攻撃用ミサイルを配備して、いつでも、

日本の原発を攻撃できるようスタンバイしているのです。


ちなみに、2011年に起きた 3.11事件は、

完全なる対日ステルス攻撃であり、偽旗テロ攻撃であると

本ブログでは観ています。

☆https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/36745922.html

その狙いは、日本に潜む 隠れ核武装派に対する恫喝だったと

本ブログでは観ています。

一方、日本に潜む隠れ核武装派は、3.11事件が、

対日偽旗テロ攻撃であったことを知っているでしょう。

にもかかわらず、隠れ核武装派は、まったく、屈していません。


以上より、われら日本国民が気付くべきは、

日本をステルス支配する米戦争屋CIAにとって、

極東での核脅威国(米国の仮想敵国)は、中露朝に加えて

日本も含まれる ということです。

平和を希求する日本国民にとっての、真の脅威は、実は、

日本に潜む 隠れ核武装派ということです。

ところで、3.11事件後、日本と同様に、

第二次世界大戦の敗戦国であったドイツとイタリアはただちに、

原発撤廃に踏み切っていますが、

両国首脳は、3.11事件が 日本の隠れ核武装派へのステルス攻撃であった

こと密かに知っていたと思われます。

そして両国が 原発を撤廃してもなお、

ドイツもイタリアも平和が維持されています。

一方、3.11テロ攻撃被害国・日本に、

依然として隠れ核武装派が存在する限り、今後も、

日本はステルス攻撃のターゲットとして ロックオンされ続けます。

国民はみんな、改憲を企む日本の隠れ核武装派(=大日本帝国主義者)

の存在に気付くべきです。


最後に一言、日本を乗っ取る米戦争屋CIAは、

安倍自民の企む改憲を黙認していますが、それは、

自衛隊の米軍傭兵軍化が容易になるから に過ぎません。

しかしながら、安倍氏の背後に潜む隠れ核武装派による

日本単独の核武装は 断じて認めない ということです。



画像 三枚目、



「2018櫻_10」です。



処方薬に殺される!

◆https://indeep.jp/statin-is-nothing/
In Deep  2018年5月5日
◎BMJの医学論文「悪玉コレステロール値の高い人のほうが長生きだった」 :
 これにより世界で最も処方されている コレステロール薬スタチン が
 無意味か、あるいは「人の短命化に貢献している」可能性が判明


より抜粋、


  「心臓血管系予防のために薬物療法を用いてコレステロールを低下
  させることは、時間と資源の無駄以外のなにものでもない」 -
  アイルランド国立大学 - 医学博士シェリフ・サルタン教授


いろいろと「薬」について書くことはあるのですけれど、
日本でも世界でも、高血圧の薬など共に 過去長くにわたり、
ダントツの売り上げをたたき出しているもののひとつに
「コレステロールを下げる薬」があります。

今回は、医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)」に
最近発表されたコレステロールの薬のについての論文について
ふれている記事をご紹介します。


今回の話はコレステロールについてのもので、
私はあまり知らないのですが、今の世の中には、

  ・善玉コレステロール

  ・悪玉コレステロール(LDL-C)

というものがあるそうで、特にこの悪玉コレステロール(LDL-C)の値が高いと、
「血管や心臓に対してのさまざまなリスクが高くなる」
と言われているのだそう。

たとえば一例では下のように説明されています。

  
   ”静かなる殺し屋”、動脈硬化はこうして起こる

  コレステロールは人間の体に欠かせない脂質のひとつですが、
  増えすぎると血管壁に蓄積し、動脈硬化の原因となります。
  コレステロールには、悪玉(LDLコレステロール)と
  善玉(HDLコレステロール)があります。

  悪玉が血中で過剰に増えるとコレステロールが血管壁に蓄積し、
  血管を詰まらせたり、動脈硬化を進行させます。

  そんな動脈硬化は、静かなる殺し屋(サイレン卜・キラー)
  とも言われています。

 
というのが、今の社会の一般認識なのだそうです。

今回ご紹介する BMJ に掲載された最新の研究であり、結論は、
それとは逆で、「悪玉コレステロールと血管の血栓等の関係はない」
というものであり、そして、

 「悪玉コレステロールが高い高齢者のほうが 健康で長生きだった」

というものです。

どうやら、「悪玉コレステロールはサイレントキラーではなく、

むしろ人間の長生きに貢献している」もののようです。

なお、このコレステロールの薬は総称して「スタチン」と言います。

正直、私自身の中にも今の日本社会の医療という存在には
かなりの憤り、あるいは怒りさえありますが、
そういう怒りや憤りには意味がないと自分自身で知るべきだと考えています。

大事なことは、何かを責めることではなく、

個人個人が「たとえば、自分が処方される側になった時に

正しい知識を持って 冷静に対処することができるかどうか」

ということだと思います。

いつの日か、全員がそのように冷静に対処できるようになれれば、
今のような「地獄の薬社会」は 少し後退してくれる可能性もある
のかもしれません。

「穏やかで 美しい拒否」という態度は とても大事なような気がします。


では、ここからです。

記事の後に、関連するいくつかの資料記事も提示しておきます。


  高い LDL-C は、60歳以上の大部分の人々の死亡率と
  逆相関する ことがわかった
  (※訳者注 / 悪玉コレステロールが高いほうが 
  死亡率が低いということ)。
  この知見は、コレステロールに対しての現在の仮説 —
  すなわち、コレステロール、特に LDL-C が、
  本質的にアテローム発生性であるという説
  (※訳者注 / 悪玉コレステロールが血管内の血栓を作るという説)
  と矛盾する。

  研究では、高 LDL-C の高齢者たちは低 LDL-C 高齢者たちよりも
  長く生きており、この分析はコレステロール仮説の妥当性を
  疑う理由となると考えられる。


☆コレステロール薬の産業戦略

製薬業界の戦略は、さまざまな分野でより広く見られるようになっている。

製薬業界は薬の開発に多額の費用を計上しているが、
その中で一般の人々を納得する方法を見つけることにより、

企業として、その費用が何十倍、何百倍となるようにしていく必要がある。

今でも多くの人たちは、製薬企業の研究が人々の健康を促進し続けていると
考えているかもしれないが、
それが「幻想」であることが最近になって明らかになりつつある。

それらを知りたいのなら、難しく考えることなく、
「医薬品の売り上げと その病気の増加のグラフ」を示す
数多くの統計を見るだけでいい。

製薬界から提示されている健康リスクには様々なものがあるが、
今回の「高コレステロールでの健康リスク」の場合、

これは製薬業界が薬の売り上げ低迷を打破するために打ち上げた
「作られたホームラン」のひとつといえる。

そして、月日と共に、人々は「コレステロール」と呼ばれる物質が
体内で増加するにつれて、心臓病のリスクがより高くなる
という幻想を持つようになっていった。

その中でコレステロールを低下させる絶対的な存在として「スタチン」が登場し、
開発されたコレステロール薬リピトールの売上高は 1,400億ドル(15兆4000億円)
にのぼり、最も有益な売り上げの医薬品のひとつとなった。

コレステロール低下薬スタチンに関連する健康リスクが
議論にのぼることもあったが、そのリスクが社会全体の話として
広がったことはない。

今回の BMJ の論文を待つまでもなく、コレステロール薬スタチンには、
健康上のリスクが次々と露見していた。

しかし、この BMJ の論文が示したことは、本来の効果
(コレステロールを下げるということ)そのものが「健康に無意味」だ
ということがわかったことでもある。

このような事例は数多くあるが、(アメリカにおいては)
巨大製薬企業と医師たちの強固な結びつきが存在する。

「新しい病気というアイディア」を一般の人々に伝える場合に
それらは共に動くのだ。

2013年には、アメリカ国内でのスタチンの処方をもっと増やすように、
医師たちが製薬企業から促されて行動していたことが、
メディアで報じられたことがある。

その際、アメリカ心臓協会(AHA)とアメリカ心臓病学会(ACC)の医師たちは、
アメリカ国内のすべての成人の 3分の1が
スタチンの服用をすることが望ましいとして、検討するよう求めたのだ。

最近では、小児科でもコレステロールを下げる薬を、
コレステロール値が高い徴候を示す子どもたちに
服用しようとする努力を拡大させている。

今回の研究結果を受けて、アイルランド大学の
シェリフ・サルタン(Sherif Sultan)教授は、

「 60歳以上の人々に対して、心臓血管系の予防のために、
薬物療法を用いてコレステロールを低下させることは
時間と資源の無駄です。そうではなく、ライフスタイルを変えることで
良質な人生を手にする ようにしてほしいと思います」と述べている。

このサルタン教授の言葉は、60歳以上の高齢者のためだけにでなく、

私たち全員に対してのアドバイスだと思える。

コレステロールだけではなく、医療サイドから提示される多くの

「薬物による治療」は、無意味であるだけではなく、

予想外のリスクを増大させる可能性も高い。

私たちは私たち自身の健康を、

まずは日々の生活の中から獲得していくべきだ。

今の多くの人々は、ともすれば、製薬企業から発せられ

「医師や専門家が勧告する言葉」に無批判で服従することがあるが、

私たちは自分の健康については、自身で責任を持つ勇気が必要だと思う。


ここまでです。


  スタチンは世界で最も処方されている薬物の一つだが、
  コレステロール値が高い人たちがスタチン系薬物を使用することによって、
  若者の糖尿病発症、白内障のリスク増大、あるいは、
  高齢者のがんの増加や 神経変性疾患
  (パーキンソン病やアルツハイマー病など)のリスクを
  有意に増加させることが最近の研究で報告された。

  アイルランド・ゴールウェイ大学病院の内血管外科医たちによる論文では、
  「スタチンは、冠状動脈および大動脈石灰化のリスクを
   3倍増加させている」と結論づけている。


この論文を書いたアイルランドの医学者たちは、

「スタチンの処方は、医学的な茶番だ」

とまで述べていて、

どうやら一部の医学者たちにとって、コレステロールの薬というのは、

典型的に「百害あって一理なし」のもののようです。

他にもそういう薬はたくさんありますが、

コレステロールの薬は、高血圧などの薬と同様に、

処方されている人の数が多いということが問題 なのかもしれません。

体に良いものである可能性が高い悪玉コレステロールを下げる

という効果自体も良いものではなさそうですが、それに加えて、

先ほどのような「糖尿病、白内障、ガン、パーキンソン病、

アルツハイマー病の増加」をもたらすとなると、

服用すること自体が自虐の世界であり、

「一体何のために服用しているのだろう」という形而上的な思いも

よぎりますけれど、日本でもアメリカでも 何百万人という人が

毎日これを飲んでいて、そして、健康リスクを増大させ続けている

という現実もあります。


いずれにしても、もはや、こういうような社会のメカニズムを

根本的に変化させるのは「ひとりひとり」によってしか成し得ないです。

システムそのものが変化するというのは、

「何か大きなものが崩壊した時」以外はなさそうですので、

そんな非現実的なことを期待するのではなく、

「個人個人が 知見し、考え、そして 行動する」

だけでいいのだと思います。

私も言いませんけれど、誰も「あなたは こうしなさい」と

人に言ってはいけないのだと 私は思います。

それは 人を考えなくさせてしまう。


この世のすべては 自分によってなされる ということを

しっかりと認識しなければいけない時代には なっているように思います。




この間 書きましたが、手前も 抗凝固剤の新薬「リクシアナ」(第一三共)の

副作用が 服用中止で やっと治まりました。

恐ろし 々



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