画は 歌川 芳虎 (よしとら)
國芳門人。 一猛齋、錦朝楼などと号した。
生年未詳 ~ 1888年頃か 作
「八島檀之浦合戦」です。
☆曇り、気温上昇中。
選択肢を広げよう! ユダヤ・メジャー一辺倒は危険ですし、高くつく、
◆https://jp.sputniknews.com/opinion/201706213790904/
Sputnik 日本 2017年06月21日
◎そろそろ日本は ロシアから石油を買うべきではないか?
byドミトリー ヴェルホトゥロフ
一連のアラブ諸国が、テロを支援したとしてカタールと国交を断絶する
というペルシャ湾の危機的状況は、日本にも影響をもたらすものだ。
日本は全石油輸入量のうちの約8パーセントと、
液化天然ガスの輸入量のうち18パーセントをカタールから輸入している。
それだけではなく、戦火の危機にあるアラビア半島は、
日本の石油輸入にとって重要な地域なのである。
スプートニク日本
カタールは陸路での国境をサウジアラビアとしか接していない。
その国境は、2017年の6月初旬に閉じられた。
他のアラブ諸国はカタールの航空機が自国の領空を飛行することを禁じた。
そのためカタールに残されたのは港だけである。
しかし海路は石油や液化ガスの積み出し停止をすれば、
容易にブロックすることができてしまう。
日本はおそらく、初めてこのような状況、つまり中東のエネルギー大国が
重大な脅威にさらされているという状況に直面している。
以前は、戦争も紛争もあったが、石油はタンカーに計画通り積み込まれていた。
しかし今では、全ての地域で、状況が大きく変化している。
つい最近まで、戦争はイラクやリビア、シリアといった、
アラブ世界の外周で起きていた。
しかし戦争は、地域的にも、政治的にも、アラブ世界の中心部、
つまりは同時にイスラム教徒の世界の中心部に忍び寄っている。
2016年、サウジアラビアではカティーフ、ジッダ、また預言者のモスクがある
マディーナでさえもテロが発生した。
2014年からシリアとイラクでは、つまりサウジアラビアの北の国境付近で
戦争が起きている。
また2014年からやはり、サウジアラビア軍が参加している戦争が
イエメンで、つまりサウジアラビアの南の国境付近で起きている。
アラビア半島というのは、日本が石油輸入の約75パーセント、
液化天然ガスの約24パーセントを依存している地域であるが、
現在そこは段階的に、戦火の輪が広がっている場所でもある。
中東地域におけるある地域的な武力衝突が、地域全体を巻き込む大きな闘争、
つまりは戦争にまで発展してしまうのではないかという予想は、
ありえる話であるし、そうなれば石油とガスはいの一番に、敵国を攻撃し、
損害を与えるための手段になるだろう。
▼https://jp.sputniknews.com/images/379/08/3790859.jpg
日本の石油輸入相手国
アラブ首長国連邦のアンワール・ガルガーシュ外務担当国務大臣は、
カタールの隣国からの国交断絶は、
数年間続くかもしれないという見解を示している。
このことは日本に、国内のエネルギー需要をどう満たしていくか
という難しい問題を突きつけることになる。
天然ガスに関して言えば、状況はそこまで危機的というわけではない。
というのは供給元はマレーシアやインドネシア、オーストラリアなど、
複数国にわたっているからだ。
しかし石油をめぐる状況は深刻だ。
日本には一日に380万バレルの石油が運ばれている。
これは年間で1億8千540万トンの計算になる。
世界の原油市場を考慮すると、
(2016年、1日あたりの販売量は9千440万バレルに及んだ)
数字は大きくないように思われる。
しかし中東における戦争がコントロール下からはずれ、
ペルシャ湾の諸国の国々からの石油輸出がストップしたとすると、
世界の市場において1日あたり1200万から1500万バレルがなくなる
計算になる。
このような規模で石油が足りなくなれば、競争は激しくなり、価格は高騰する。
日本を含むと思われる、経済状況が輸入によって左右される国にとってみれば、
競争激化と価格上昇は非常に不愉快でストレスを生むファクターとなる。
そしてそのような石油高騰時代は数年間続くことになる。
なぜならば他の全ての石油輸出国がともに力を合わせて石油を採掘したとしても、
この規模のマイナスを埋めることはできないからである。
これらを鑑みると、疑問がわいてくる。
そろそろ真剣に、ロシアから石油を買うことを検討するべき時ではないか?
ロシアは海外市場に1日、1108万バレルの石油を送り出しており、
原則的に、日本の需要を満たせる状況にある。
日本側は石油採掘、輸送パイプ、また例えば新しい石油採掘地域として発展している
ヤクーチアのように、陸棚や大陸における採掘ターミナルに投資することができる。
長期的な契約は将来的に不安定性のある中東情勢を鑑みれば得かもしれないし、
安全かもしれない。
海上会戦の場になってしまうかもしれないペルシャ湾とは違って、
日本海とオホーツク海ではロシアの太平洋艦隊が、
石油供給を妨害しようとする試みを根絶するだろう。
代替手段については事前に考えたほうがよい。
もし中東における危機が一層強まれば、それに反応しようとしても、
もしかすると時すでに遅し、ということになるかもしれない。
↑
日本近海は石油の宝庫、という有力説もある。
ユダヤ・メジャーに邪魔されて手付かずのようです。
◆http://my.shadowcity.jp/2017/07/post-11507.html
ネットゲリラ (2017年7月22日)
◎ポイ捨てされたら即滅亡
こっそり密かに流されたNEWSなんだが、
CIAがシリアの反政府勢力への支援を打ち切る、というんだが、そら、
ISIS支配地域を落としたあとの振る舞いを見りゃ、そうせざるを得ないわなw
CIAもあれだけ「アサドの暴虐」とか言っていたのが、今度は反政府勢力が、
それ以上の暴虐の限りを尽しているんだからw
ISIS残党を崖から突き落としたり、裁判なしで処刑しまくったり。
プチ南京大虐殺w 戦場ではいつも、同じ悲劇が繰り返される。
☆http://www.afpbb.com/articles/-/3136320?act=all
AFP 2017年07月20日
◎米CIA、シリア反体制派への支援打ち切りへ 対ロ協力探る?
しまいまでつきあったら、CIAが悪者にされてしまう。悪者なんだがw
これがアメリカ流の敗戦処理ですw
-----------------------
アメリカが世界に対する影響力を失いつつある証左の一つかな
-----------------------
↑今のアメリカは殆ど内戦状態だからな。
正直、シリアに構っていられないw
あそこはロシアに任せた方が良いと思う。
-----------------------
空気入れるだけ入れといてポイーと
じつにアメリカンやなあ
-----------------------
もともと米国はフランスに引きずられてシリアに介入しただけで、
オバマはイラク戦争の戦後の泥沼から抜け出すことで選ばれた。
これはトランプがシリアをロシアに任せればいいと言って選ばれた
のと同じことで、もともと米国はイラクから抜け出したくて
シリアになんかも関心は無い。
-----------------------
ハシゴを外された奴らは悲惨だな。
アメリカはいざとなったら撤退(損切り)する。
南ベトナムみたいにポイ捨てされたら即滅亡。
当時の南ベトナム軍は自衛隊をはるかに凌駕していた
にもかかわらず、だ。
-----------------------
アメリカが~、というより、イスラエルだよね。
イスラエルが自分の都合でISIS創り、支援し、地域を混乱させた。
目的は地域を混乱させるため、という、それだけ。
イスラム教徒を分断し、憎しみ合わせるためだけに、テロリストを作った。
イスラム教徒は馬鹿なので、イスラエルに乗せられて殺し合い。
奴らは極東でも、アジア人を分断し、殺し合いさせようとしている。
乗せられるな。
コメント
*tanuki | 2017年7月22日 | 返信
アフリカが顕著ですが、中東も共通しているのは
まっすぐな国境線です。
地形や民族の配置を考えればこれは本来あり得ないのですが、
意図的に民族と国家を分断し
永遠に内戦で殺し合わせるためにつくられた国境線です。
なぜならば、aという民族のAと、bという民族のB
という自然な民族国家ができると結束が強くなり、
いずれ成長して支配できなくなる。
だからわざと少数のaと多数のbを含むA'と、
多数のaと少数のbを含むB'という国をあちこちに作る。
そして各国家のaが強くなればbを焚き付け、
bが強くなるとaを焚き付けて強い国ができることを未然に防ぐ。
これが欧米のやり口です。
まあ中東やアフリカの情勢分析は全く無意味です。
善も悪も無く、民族の心も今や分断されている。
あるのは欧米がいかにその国の人々を踏みつけにし、
立ち上がるのを壊しているかというだけのこと。
メディアも国際機関も腐りきった世の中で、
誰かを正義だと思い込むほど危険なことはありません。
芳虎、二枚目、
「倶利伽羅峠の戦い」です。
主権者は「こんな人たち」、
◆http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/470.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2017 年 7 月 21 日 Q kNSCqYLU
◎“こんな人たち”の復讐劇
反安倍クーデターのノロシ上がる(日刊ゲンダイ)
▼http://asyura.x0.to/imgup/d7/3754.jpg
▼http://asyura.x0.to/imgup/d7/3755.jpg
☆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/209895
日刊ゲンダイ 2017年7月21日 文字お越し
ボロボロだ。
20日の定例会見で菅官房長官は、追い詰められ、追い込まれ、
苦しい弁明を繰り出すしかなかった。
南スーダンPKOの日報の「非公開」を稲田防衛相が了承したとされる“隠蔽疑惑”。
菅は、「徹底した調査が必要だ」と答え、特別防衛監察の調査対象に
この一件も含まれると明言せざるを得なくなった。
まとまった報告書で、事務方は処分しても、
調査対象外の政務三役は責任回避する手はずが狂った。
そのうえ、山本地方創生相が国家戦略特区による獣医学部新設が決まる2カ月前に
「加計学園が事業者」と獣医師会に伝えていたとされる疑惑も発覚。
菅はこれについても「山本氏がきちんと説明する」と言わざるを得ず、
いつもの「あたらない」 「問題ない」で擁護することはできなかった。
週明けに安倍首相出席の集中審議を控え、国民から厳しい視線が注がれている手前、
ゼロ回答はイメージが悪い。
次々出てきた不都合な疑惑に、菅は苦渋の表情だ。
長らく続いた「安倍1強」政治は、明らかに潮目が変わった。
政権を取り巻くありとあらゆる状況が逆回転している。
都議選惨敗と支持率急落がその象徴だが、ひとつのきっかけは、秋葉原で
「こんな人たち」と指さして侮蔑した、安倍のあの傲慢な態度にある。
まがりなりにも国民の一員なのに、意見が違う、逆らうヤツらは
「こんな人たち」扱い。
もっとも、その思想は、安倍政治のすべてに通じている。
■絶対王政の支配層と下僕
周囲を身内で固め、政府と国民との関係を、民主主義のなかった中世貴族社会の
絶対王政のような支配層と下僕の関係に貶めた。
それは、立憲主義を否定し、黒を白と言い張り、独裁国家さながらだ。
しかし、そんな恐怖支配が4年半も続けば、抑圧された人々の我慢も限界である。
稲田と山本の両大臣を窮地に追い込むリーク情報は、
責任と処分を押し付けられる現場の陸上自衛隊の反乱であり、
お友達に利益を付け替えるご都合主義を「規制改革」だとアピールすることで、
守旧派のレッテルを貼られた獣医師会の反発が根っこにある。
文科省から内部文書が次々流出したのだってそうだ。
つまり、虐げられてきた「こんな人たち」の復讐劇が始まったのである。
上智大教授の中野晃一氏(政治学)はこう言う。
「民主党政権は『官僚を使いこなせなかった』と言われました。
それを受け、『決められる政治』を行うとして登場した安倍政権は、
『官僚をうまく使いこなしている』と言われてきた。
しかし、一連の失態で、それがいかに空疎なものだったのかが明らかになりました。
安倍政権は官僚を使いこなしていたのではなく“私物化”していたのです。
防衛省の問題は深刻です。
もともと上意下達の保守的な組織なのに、大臣があまりにヒドすぎて、
現場が反乱を起こしているのが現状。
文民統制が利いていないわけで、マズい状況です。
それぐらい安倍政権は横暴が過ぎ、ボロが出てきてしまった
ということなのでしょうけれど」
☆あらゆる階層が「もう黙ってはいられない」と決起
こうなると、安倍1強が続くとみて、迎合してきた連中の「わが世の春」は続かない。
反安倍クーデターののろしが上がれば、政権もろともジ・エンド。
しっぺ返しはもう始まっている。
政治家としての素養を磨くわけでもなく、首相出身派閥という“温室”で
遊んでいたチルドレンたち。
「このハゲーー!」の豊田真由子衆院議員は、元秘書に告発され、
傷害容疑で摘発の瀬戸際。 いまだ表に出てこられない。
重婚スキャンダルの中川俊直衆院議員は、2万円の政治資金パーティーという
非常識な「おわびの会」が中止に追い込まれた。
これらに続きかねないクズ議員が自民党にはワンサカいる。
「公平公正」を装いながら安倍に忖度してきたメディアも
その実態が白日の下にさらされつつある。
安倍と懇意の解説委員が政権スポークスマンを担うNHK。
真っ先にスッパ抜いたはずの文科省文書で 政権に都合の悪い部分を黒塗りしていた
ことがバレ、一番最初に行ったはずの前川前文科次官のインタビューが
いまだ放送されていないことを、前川氏本人に暴露された。
その前川氏を、出会い系通いのいかがわしい官僚に貶めようとした読売新聞は、
記事に対して読者からの抗議が殺到したという。
■労働者の声を聞け!
裏切りの本性があらわになったのは連合だ。
政策実現のため、労働者のため、と詭弁を弄し、その実、やっぱり、
支配階級側に付きたい労働貴族だったじゃないか。
第2次安倍政権発足直後の2013年に官邸主導の「政労使会議」のテーブルに
着いた時からその傾向が透けて見えたが、
さすがに反対から百八十度転換した「残業代ゼロ法案」での合意には、
ア然ボー然である。
そんな連合に対し、労働者が牙をむいた。
19日、連合本部前にデモ隊100人が結集。
「残業を勝手に売るな」とシュプレヒコールを上げた。
報じた朝日新聞によれば、参加者のひとりが
「労働者に囲まれ、デモまでされる労働組合とは一体何なのか」と怒っていた
というが、その通りだ。
結局、傘下の労働組合からも批判が噴出し、神津里季生会長の退任と、
政権との談合を進めた張本人である逢見直人事務局長への
禅譲計画は引っ込めざるを得なくなった。
「連合は民進党の支持母体ですが、自民党政権が長期化する中で冷や飯が続き、
政権との距離感の取り方が難しくなっていた。
そんな中で、旧同盟系の右派と旧総評系の左派の対立があり、
右派は共産党とも組む野党共闘に反対してきた。
そこに楔を打ち込もうとしたのが安倍官邸です。
逢見事務局長が菅官房長官に一本釣りされ、『残業代ゼロ法案』で暴走した。
連合会館の前で抗議デモを受けたのには驚きましたが、
『労働者の声を聞け』と批判されるのは当然です」(中野晃一氏=前出)
■この国を悪くしたのは誰だ
経済産業省も反安倍クーデターにやられる口だ。
安倍政権は別名「経産省内閣」と呼ばれてきた。
経産省出身の今井尚哉政務秘書官が菅とともに官邸を牛耳ってきたからである。
原発死守で東電や東芝救済も経産省の意向。
霞が関人事にも口出しして好き勝手やってきた。
本来、政府から独立しているはずの日銀も青ざめているはずだ。
安倍政権と一体になって、破綻したアベノミクスを「道半ば」と言い続けてきたが、
きのう、「物価上昇率2%」の達成時期をまた先送りした。
実に延期は6度目だ。
立正大名誉教授の金子勝氏はこう言う。
「実態はそうではなくても、安倍首相が『うまくいっている』と言うので
多くは批判せず、目をつぶってきた。
しかし、もはや上っ面さえも取り繕うことができないぐらいに
さまざまな問題が噴出してしまった。
こうなると、安倍1強が続くと思って、セルフコントロールしていた人たちが動きだす。
文科省や防衛省に代表されるように政府内部からの反乱が起き、
支持率が30%を割るまでに続落してくれば、黙っていた人たちも、
『私も言わなくちゃ』という気になる。
あらゆる階層で『反安倍』が大きな流れになってきました」
安倍とお仲間連中が、特権意識よろしく、私利私欲、個利個略に走って
この国を悪くした。
お人よしな国民も、さすがにそのおかしさに気づいた。
いよいよ大逆襲が始まったのである。
芳虎、三枚目、
「書畫五拾三驛 三河 婦多川 軽尻旅婦」です。
日蓮宗ではなく日蓮教が正しい、その際立った特異性、
◆http://shukyo-kataru.com/archives/83
宗教を語る
◎(33)-2日蓮仏教の研究②(日蓮の法華経)
より抜粋、
日蓮は、釈迦の出生の本懐が法華経であると信じ、
法華経だけが釈尊の真実の教えであると主張して
他宗を謗法とする「立正安国論」を著わし鎌倉幕府に訴えました。
この論旨は、当時、うちつづく天変地妖は既存の宗教の弊害である
とするものでした。
その概要は、天皇や幕府が 禅や念仏への帰依を直ちに悔い改めて
法華経に帰依しなければ、内乱を誘発し、他国の侵略を受けるというものでした。
しかし、あまりにも奇想天外で理解不能の内容であったことから
幕府から忌避され無視され、他宗徒の危害を受けて
二度の流罪(伊豆と佐渡)に処されました。
日蓮正宗では、法華経の勧持品第13の預言(後述)を身をもって体験した日蓮は、
伊豆の流罪で「法華経の行者」であることを確信し、
佐渡の流罪で「上行菩薩の再誕」であることを確信したと
信者に刷り込んできました。
この教義は第二祖「日興」、第三祖「日目」の妄信によって固められた
「日蓮の真意」の特異性のある独善の解釈です。
日蓮系の宗派の特徴は、法華経至上主義の日蓮の妄執から生まれた
教条的な教義を受け継いだ弟子たちの「日蓮の真意」の受け取り方の相違により
分裂を繰り返したことにあります。
祖師の教義の解釈でこれほどに激しい分裂を繰り返した教団は他に類例がありません。
日蓮の法華経(教説)の読み方、受け取り方は
天台・伝教の両大師とは 明らかに違う異質な特異性があります。
日蓮は、法華経の一字一句を仏と見做し、
法華経の文句のすべてが真実と受け取りました。
日蓮の法華経の解釈の特質は、文章の前後や全体の文意を解釈するのではなく、
文言を都合のいいように切り取って使い廻す という手法が随所にみられることです。
日蓮自身が末法の法華経の行者であり、日蓮こそが本仏である
とするプロパガンダに利用しました。
この日蓮本仏論は、日蓮に憑依された弟子や信徒に
700年も継承されてきた不思議な解釈論ですが、
この思想は釈迦仏教及びその精神を継承する大乗仏教とは全く相いれない
内容を持つところから、
仏教とは認められない思想と考えられます。
日蓮の行跡から判断すれば、日蓮は師僧の指導を受ける伝統的な仏教僧の
あるべき姿に欠けています。
その生涯と言動は僧侶としての資質に欠けていたところから、
日蓮教の始祖となった思想家といった方が適切です。
日蓮は、法華経に様々に説かれたドラマを自身にあてはめ、
身を持って如説修行の行者になりきろうとする信念にこだわった
激動の鎌倉時代の思想家でした。
日蓮の思想の出発点となった法華経の三大思想は
比叡山をはじめ法華経を用いる各教団が共通に持つ概念であり、その内容は
①一乗真実、 ②久遠実成、 ③菩薩行道 というものですが、
日蓮はこれに飽き足らず、日蓮本仏論を主張しました。
これはもはや仏教とはいえず邪教となることは明らかです。
日蓮は法華経の精神に従順ではありませんでした。
日蓮の数々の行跡からそのような精神は全く見えません。
日蓮は他の宗祖には見られない特異な思想(日蓮本仏論)に固執しました。
日蓮自身が釈迦から法華経の弘通を付属された上行菩薩の再誕だと主張したのです。
大乗仏教の精神を受け継ぐ真っ当な僧侶の身であれば
とても世間に向かって宣言できる内容ではありません。
日蓮は、法華経の行者である日蓮の法華経だけが正しく、
他宗は全て誹謗であるから禁止せよと幕府に執拗に迫ったことで、
幕府から無視され、忌避されましたが、これは当然のことでした。
日蓮の思い込みは尋常ではなく、その数々の言動はパラノイヤーの所業である
と考える鎌倉幕府の見解は一般的な評価であったと考えられます。
法華経は特徴的な大乗思想を持っていますが、
それでも膨大な大乗経典群の一つの経典に過ぎません。
法華経だけを学んでも大乗仏教を網羅した思想を理解したことにはなりません。
重要なことは、日蓮の法華経の理解は異常な世界を形成しているということです。
日蓮が体系的に大乗仏教を学ばなかったと考えられる理由の一つです。
日蓮は独学で法華経を学び、独自の世界を形成したものと考えられます。
仏教学者がこれを指摘しないのは、勢力を持つ宗派の祖師を
誹謗中傷したと受け取られて蒙るであろう様々なリスクを回避する
大人の対応をしているものと考えられます。
久遠実成の釈迦如来(本仏)とは日蓮のことである。
法華経を身読した日蓮以外にいるわけがない、と日蓮は前代未聞の宣言をしました。
信者の敬愛する気持ちが昂ぶり宗祖を仏として敬うことはありますが、
僧の身でありながら 自身を末法の本仏と宣言すれば、
一般的には精神異常と見做されます。
↑
特異な宗派=日蓮宗。 中でもとりわけ特異な日蓮正宗。
さらに特異な破門された信徒団体にして朝鮮カルト=創価学会、ということななりますなぁ、
気が遠くなるねw
國芳門人。 一猛齋、錦朝楼などと号した。
生年未詳 ~ 1888年頃か 作
「八島檀之浦合戦」です。
☆曇り、気温上昇中。
選択肢を広げよう! ユダヤ・メジャー一辺倒は危険ですし、高くつく、
◆https://jp.sputniknews.com/opinion/201706213790904/
Sputnik 日本 2017年06月21日
◎そろそろ日本は ロシアから石油を買うべきではないか?
byドミトリー ヴェルホトゥロフ
一連のアラブ諸国が、テロを支援したとしてカタールと国交を断絶する
というペルシャ湾の危機的状況は、日本にも影響をもたらすものだ。
日本は全石油輸入量のうちの約8パーセントと、
液化天然ガスの輸入量のうち18パーセントをカタールから輸入している。
それだけではなく、戦火の危機にあるアラビア半島は、
日本の石油輸入にとって重要な地域なのである。
スプートニク日本
カタールは陸路での国境をサウジアラビアとしか接していない。
その国境は、2017年の6月初旬に閉じられた。
他のアラブ諸国はカタールの航空機が自国の領空を飛行することを禁じた。
そのためカタールに残されたのは港だけである。
しかし海路は石油や液化ガスの積み出し停止をすれば、
容易にブロックすることができてしまう。
日本はおそらく、初めてこのような状況、つまり中東のエネルギー大国が
重大な脅威にさらされているという状況に直面している。
以前は、戦争も紛争もあったが、石油はタンカーに計画通り積み込まれていた。
しかし今では、全ての地域で、状況が大きく変化している。
つい最近まで、戦争はイラクやリビア、シリアといった、
アラブ世界の外周で起きていた。
しかし戦争は、地域的にも、政治的にも、アラブ世界の中心部、
つまりは同時にイスラム教徒の世界の中心部に忍び寄っている。
2016年、サウジアラビアではカティーフ、ジッダ、また預言者のモスクがある
マディーナでさえもテロが発生した。
2014年からシリアとイラクでは、つまりサウジアラビアの北の国境付近で
戦争が起きている。
また2014年からやはり、サウジアラビア軍が参加している戦争が
イエメンで、つまりサウジアラビアの南の国境付近で起きている。
アラビア半島というのは、日本が石油輸入の約75パーセント、
液化天然ガスの約24パーセントを依存している地域であるが、
現在そこは段階的に、戦火の輪が広がっている場所でもある。
中東地域におけるある地域的な武力衝突が、地域全体を巻き込む大きな闘争、
つまりは戦争にまで発展してしまうのではないかという予想は、
ありえる話であるし、そうなれば石油とガスはいの一番に、敵国を攻撃し、
損害を与えるための手段になるだろう。
▼https://jp.sputniknews.com/images/379/08/3790859.jpg
日本の石油輸入相手国
アラブ首長国連邦のアンワール・ガルガーシュ外務担当国務大臣は、
カタールの隣国からの国交断絶は、
数年間続くかもしれないという見解を示している。
このことは日本に、国内のエネルギー需要をどう満たしていくか
という難しい問題を突きつけることになる。
天然ガスに関して言えば、状況はそこまで危機的というわけではない。
というのは供給元はマレーシアやインドネシア、オーストラリアなど、
複数国にわたっているからだ。
しかし石油をめぐる状況は深刻だ。
日本には一日に380万バレルの石油が運ばれている。
これは年間で1億8千540万トンの計算になる。
世界の原油市場を考慮すると、
(2016年、1日あたりの販売量は9千440万バレルに及んだ)
数字は大きくないように思われる。
しかし中東における戦争がコントロール下からはずれ、
ペルシャ湾の諸国の国々からの石油輸出がストップしたとすると、
世界の市場において1日あたり1200万から1500万バレルがなくなる
計算になる。
このような規模で石油が足りなくなれば、競争は激しくなり、価格は高騰する。
日本を含むと思われる、経済状況が輸入によって左右される国にとってみれば、
競争激化と価格上昇は非常に不愉快でストレスを生むファクターとなる。
そしてそのような石油高騰時代は数年間続くことになる。
なぜならば他の全ての石油輸出国がともに力を合わせて石油を採掘したとしても、
この規模のマイナスを埋めることはできないからである。
これらを鑑みると、疑問がわいてくる。
そろそろ真剣に、ロシアから石油を買うことを検討するべき時ではないか?
ロシアは海外市場に1日、1108万バレルの石油を送り出しており、
原則的に、日本の需要を満たせる状況にある。
日本側は石油採掘、輸送パイプ、また例えば新しい石油採掘地域として発展している
ヤクーチアのように、陸棚や大陸における採掘ターミナルに投資することができる。
長期的な契約は将来的に不安定性のある中東情勢を鑑みれば得かもしれないし、
安全かもしれない。
海上会戦の場になってしまうかもしれないペルシャ湾とは違って、
日本海とオホーツク海ではロシアの太平洋艦隊が、
石油供給を妨害しようとする試みを根絶するだろう。
代替手段については事前に考えたほうがよい。
もし中東における危機が一層強まれば、それに反応しようとしても、
もしかすると時すでに遅し、ということになるかもしれない。
↑
日本近海は石油の宝庫、という有力説もある。
ユダヤ・メジャーに邪魔されて手付かずのようです。
◆http://my.shadowcity.jp/2017/07/post-11507.html
ネットゲリラ (2017年7月22日)
◎ポイ捨てされたら即滅亡
こっそり密かに流されたNEWSなんだが、
CIAがシリアの反政府勢力への支援を打ち切る、というんだが、そら、
ISIS支配地域を落としたあとの振る舞いを見りゃ、そうせざるを得ないわなw
CIAもあれだけ「アサドの暴虐」とか言っていたのが、今度は反政府勢力が、
それ以上の暴虐の限りを尽しているんだからw
ISIS残党を崖から突き落としたり、裁判なしで処刑しまくったり。
プチ南京大虐殺w 戦場ではいつも、同じ悲劇が繰り返される。
☆http://www.afpbb.com/articles/-/3136320?act=all
AFP 2017年07月20日
◎米CIA、シリア反体制派への支援打ち切りへ 対ロ協力探る?
しまいまでつきあったら、CIAが悪者にされてしまう。悪者なんだがw
これがアメリカ流の敗戦処理ですw
-----------------------
アメリカが世界に対する影響力を失いつつある証左の一つかな
-----------------------
↑今のアメリカは殆ど内戦状態だからな。
正直、シリアに構っていられないw
あそこはロシアに任せた方が良いと思う。
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空気入れるだけ入れといてポイーと
じつにアメリカンやなあ
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もともと米国はフランスに引きずられてシリアに介入しただけで、
オバマはイラク戦争の戦後の泥沼から抜け出すことで選ばれた。
これはトランプがシリアをロシアに任せればいいと言って選ばれた
のと同じことで、もともと米国はイラクから抜け出したくて
シリアになんかも関心は無い。
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ハシゴを外された奴らは悲惨だな。
アメリカはいざとなったら撤退(損切り)する。
南ベトナムみたいにポイ捨てされたら即滅亡。
当時の南ベトナム軍は自衛隊をはるかに凌駕していた
にもかかわらず、だ。
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アメリカが~、というより、イスラエルだよね。
イスラエルが自分の都合でISIS創り、支援し、地域を混乱させた。
目的は地域を混乱させるため、という、それだけ。
イスラム教徒を分断し、憎しみ合わせるためだけに、テロリストを作った。
イスラム教徒は馬鹿なので、イスラエルに乗せられて殺し合い。
奴らは極東でも、アジア人を分断し、殺し合いさせようとしている。
乗せられるな。
コメント
*tanuki | 2017年7月22日 | 返信
アフリカが顕著ですが、中東も共通しているのは
まっすぐな国境線です。
地形や民族の配置を考えればこれは本来あり得ないのですが、
意図的に民族と国家を分断し
永遠に内戦で殺し合わせるためにつくられた国境線です。
なぜならば、aという民族のAと、bという民族のB
という自然な民族国家ができると結束が強くなり、
いずれ成長して支配できなくなる。
だからわざと少数のaと多数のbを含むA'と、
多数のaと少数のbを含むB'という国をあちこちに作る。
そして各国家のaが強くなればbを焚き付け、
bが強くなるとaを焚き付けて強い国ができることを未然に防ぐ。
これが欧米のやり口です。
まあ中東やアフリカの情勢分析は全く無意味です。
善も悪も無く、民族の心も今や分断されている。
あるのは欧米がいかにその国の人々を踏みつけにし、
立ち上がるのを壊しているかというだけのこと。
メディアも国際機関も腐りきった世の中で、
誰かを正義だと思い込むほど危険なことはありません。
芳虎、二枚目、
「倶利伽羅峠の戦い」です。
主権者は「こんな人たち」、
◆http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/470.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2017 年 7 月 21 日 Q kNSCqYLU
◎“こんな人たち”の復讐劇
反安倍クーデターのノロシ上がる(日刊ゲンダイ)
▼http://asyura.x0.to/imgup/d7/3754.jpg
▼http://asyura.x0.to/imgup/d7/3755.jpg
☆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/209895
日刊ゲンダイ 2017年7月21日 文字お越し
ボロボロだ。
20日の定例会見で菅官房長官は、追い詰められ、追い込まれ、
苦しい弁明を繰り出すしかなかった。
南スーダンPKOの日報の「非公開」を稲田防衛相が了承したとされる“隠蔽疑惑”。
菅は、「徹底した調査が必要だ」と答え、特別防衛監察の調査対象に
この一件も含まれると明言せざるを得なくなった。
まとまった報告書で、事務方は処分しても、
調査対象外の政務三役は責任回避する手はずが狂った。
そのうえ、山本地方創生相が国家戦略特区による獣医学部新設が決まる2カ月前に
「加計学園が事業者」と獣医師会に伝えていたとされる疑惑も発覚。
菅はこれについても「山本氏がきちんと説明する」と言わざるを得ず、
いつもの「あたらない」 「問題ない」で擁護することはできなかった。
週明けに安倍首相出席の集中審議を控え、国民から厳しい視線が注がれている手前、
ゼロ回答はイメージが悪い。
次々出てきた不都合な疑惑に、菅は苦渋の表情だ。
長らく続いた「安倍1強」政治は、明らかに潮目が変わった。
政権を取り巻くありとあらゆる状況が逆回転している。
都議選惨敗と支持率急落がその象徴だが、ひとつのきっかけは、秋葉原で
「こんな人たち」と指さして侮蔑した、安倍のあの傲慢な態度にある。
まがりなりにも国民の一員なのに、意見が違う、逆らうヤツらは
「こんな人たち」扱い。
もっとも、その思想は、安倍政治のすべてに通じている。
■絶対王政の支配層と下僕
周囲を身内で固め、政府と国民との関係を、民主主義のなかった中世貴族社会の
絶対王政のような支配層と下僕の関係に貶めた。
それは、立憲主義を否定し、黒を白と言い張り、独裁国家さながらだ。
しかし、そんな恐怖支配が4年半も続けば、抑圧された人々の我慢も限界である。
稲田と山本の両大臣を窮地に追い込むリーク情報は、
責任と処分を押し付けられる現場の陸上自衛隊の反乱であり、
お友達に利益を付け替えるご都合主義を「規制改革」だとアピールすることで、
守旧派のレッテルを貼られた獣医師会の反発が根っこにある。
文科省から内部文書が次々流出したのだってそうだ。
つまり、虐げられてきた「こんな人たち」の復讐劇が始まったのである。
上智大教授の中野晃一氏(政治学)はこう言う。
「民主党政権は『官僚を使いこなせなかった』と言われました。
それを受け、『決められる政治』を行うとして登場した安倍政権は、
『官僚をうまく使いこなしている』と言われてきた。
しかし、一連の失態で、それがいかに空疎なものだったのかが明らかになりました。
安倍政権は官僚を使いこなしていたのではなく“私物化”していたのです。
防衛省の問題は深刻です。
もともと上意下達の保守的な組織なのに、大臣があまりにヒドすぎて、
現場が反乱を起こしているのが現状。
文民統制が利いていないわけで、マズい状況です。
それぐらい安倍政権は横暴が過ぎ、ボロが出てきてしまった
ということなのでしょうけれど」
☆あらゆる階層が「もう黙ってはいられない」と決起
こうなると、安倍1強が続くとみて、迎合してきた連中の「わが世の春」は続かない。
反安倍クーデターののろしが上がれば、政権もろともジ・エンド。
しっぺ返しはもう始まっている。
政治家としての素養を磨くわけでもなく、首相出身派閥という“温室”で
遊んでいたチルドレンたち。
「このハゲーー!」の豊田真由子衆院議員は、元秘書に告発され、
傷害容疑で摘発の瀬戸際。 いまだ表に出てこられない。
重婚スキャンダルの中川俊直衆院議員は、2万円の政治資金パーティーという
非常識な「おわびの会」が中止に追い込まれた。
これらに続きかねないクズ議員が自民党にはワンサカいる。
「公平公正」を装いながら安倍に忖度してきたメディアも
その実態が白日の下にさらされつつある。
安倍と懇意の解説委員が政権スポークスマンを担うNHK。
真っ先にスッパ抜いたはずの文科省文書で 政権に都合の悪い部分を黒塗りしていた
ことがバレ、一番最初に行ったはずの前川前文科次官のインタビューが
いまだ放送されていないことを、前川氏本人に暴露された。
その前川氏を、出会い系通いのいかがわしい官僚に貶めようとした読売新聞は、
記事に対して読者からの抗議が殺到したという。
■労働者の声を聞け!
裏切りの本性があらわになったのは連合だ。
政策実現のため、労働者のため、と詭弁を弄し、その実、やっぱり、
支配階級側に付きたい労働貴族だったじゃないか。
第2次安倍政権発足直後の2013年に官邸主導の「政労使会議」のテーブルに
着いた時からその傾向が透けて見えたが、
さすがに反対から百八十度転換した「残業代ゼロ法案」での合意には、
ア然ボー然である。
そんな連合に対し、労働者が牙をむいた。
19日、連合本部前にデモ隊100人が結集。
「残業を勝手に売るな」とシュプレヒコールを上げた。
報じた朝日新聞によれば、参加者のひとりが
「労働者に囲まれ、デモまでされる労働組合とは一体何なのか」と怒っていた
というが、その通りだ。
結局、傘下の労働組合からも批判が噴出し、神津里季生会長の退任と、
政権との談合を進めた張本人である逢見直人事務局長への
禅譲計画は引っ込めざるを得なくなった。
「連合は民進党の支持母体ですが、自民党政権が長期化する中で冷や飯が続き、
政権との距離感の取り方が難しくなっていた。
そんな中で、旧同盟系の右派と旧総評系の左派の対立があり、
右派は共産党とも組む野党共闘に反対してきた。
そこに楔を打ち込もうとしたのが安倍官邸です。
逢見事務局長が菅官房長官に一本釣りされ、『残業代ゼロ法案』で暴走した。
連合会館の前で抗議デモを受けたのには驚きましたが、
『労働者の声を聞け』と批判されるのは当然です」(中野晃一氏=前出)
■この国を悪くしたのは誰だ
経済産業省も反安倍クーデターにやられる口だ。
安倍政権は別名「経産省内閣」と呼ばれてきた。
経産省出身の今井尚哉政務秘書官が菅とともに官邸を牛耳ってきたからである。
原発死守で東電や東芝救済も経産省の意向。
霞が関人事にも口出しして好き勝手やってきた。
本来、政府から独立しているはずの日銀も青ざめているはずだ。
安倍政権と一体になって、破綻したアベノミクスを「道半ば」と言い続けてきたが、
きのう、「物価上昇率2%」の達成時期をまた先送りした。
実に延期は6度目だ。
立正大名誉教授の金子勝氏はこう言う。
「実態はそうではなくても、安倍首相が『うまくいっている』と言うので
多くは批判せず、目をつぶってきた。
しかし、もはや上っ面さえも取り繕うことができないぐらいに
さまざまな問題が噴出してしまった。
こうなると、安倍1強が続くと思って、セルフコントロールしていた人たちが動きだす。
文科省や防衛省に代表されるように政府内部からの反乱が起き、
支持率が30%を割るまでに続落してくれば、黙っていた人たちも、
『私も言わなくちゃ』という気になる。
あらゆる階層で『反安倍』が大きな流れになってきました」
安倍とお仲間連中が、特権意識よろしく、私利私欲、個利個略に走って
この国を悪くした。
お人よしな国民も、さすがにそのおかしさに気づいた。
いよいよ大逆襲が始まったのである。
芳虎、三枚目、
「書畫五拾三驛 三河 婦多川 軽尻旅婦」です。
日蓮宗ではなく日蓮教が正しい、その際立った特異性、
◆http://shukyo-kataru.com/archives/83
宗教を語る
◎(33)-2日蓮仏教の研究②(日蓮の法華経)
より抜粋、
日蓮は、釈迦の出生の本懐が法華経であると信じ、
法華経だけが釈尊の真実の教えであると主張して
他宗を謗法とする「立正安国論」を著わし鎌倉幕府に訴えました。
この論旨は、当時、うちつづく天変地妖は既存の宗教の弊害である
とするものでした。
その概要は、天皇や幕府が 禅や念仏への帰依を直ちに悔い改めて
法華経に帰依しなければ、内乱を誘発し、他国の侵略を受けるというものでした。
しかし、あまりにも奇想天外で理解不能の内容であったことから
幕府から忌避され無視され、他宗徒の危害を受けて
二度の流罪(伊豆と佐渡)に処されました。
日蓮正宗では、法華経の勧持品第13の預言(後述)を身をもって体験した日蓮は、
伊豆の流罪で「法華経の行者」であることを確信し、
佐渡の流罪で「上行菩薩の再誕」であることを確信したと
信者に刷り込んできました。
この教義は第二祖「日興」、第三祖「日目」の妄信によって固められた
「日蓮の真意」の特異性のある独善の解釈です。
日蓮系の宗派の特徴は、法華経至上主義の日蓮の妄執から生まれた
教条的な教義を受け継いだ弟子たちの「日蓮の真意」の受け取り方の相違により
分裂を繰り返したことにあります。
祖師の教義の解釈でこれほどに激しい分裂を繰り返した教団は他に類例がありません。
日蓮の法華経(教説)の読み方、受け取り方は
天台・伝教の両大師とは 明らかに違う異質な特異性があります。
日蓮は、法華経の一字一句を仏と見做し、
法華経の文句のすべてが真実と受け取りました。
日蓮の法華経の解釈の特質は、文章の前後や全体の文意を解釈するのではなく、
文言を都合のいいように切り取って使い廻す という手法が随所にみられることです。
日蓮自身が末法の法華経の行者であり、日蓮こそが本仏である
とするプロパガンダに利用しました。
この日蓮本仏論は、日蓮に憑依された弟子や信徒に
700年も継承されてきた不思議な解釈論ですが、
この思想は釈迦仏教及びその精神を継承する大乗仏教とは全く相いれない
内容を持つところから、
仏教とは認められない思想と考えられます。
日蓮の行跡から判断すれば、日蓮は師僧の指導を受ける伝統的な仏教僧の
あるべき姿に欠けています。
その生涯と言動は僧侶としての資質に欠けていたところから、
日蓮教の始祖となった思想家といった方が適切です。
日蓮は、法華経に様々に説かれたドラマを自身にあてはめ、
身を持って如説修行の行者になりきろうとする信念にこだわった
激動の鎌倉時代の思想家でした。
日蓮の思想の出発点となった法華経の三大思想は
比叡山をはじめ法華経を用いる各教団が共通に持つ概念であり、その内容は
①一乗真実、 ②久遠実成、 ③菩薩行道 というものですが、
日蓮はこれに飽き足らず、日蓮本仏論を主張しました。
これはもはや仏教とはいえず邪教となることは明らかです。
日蓮は法華経の精神に従順ではありませんでした。
日蓮の数々の行跡からそのような精神は全く見えません。
日蓮は他の宗祖には見られない特異な思想(日蓮本仏論)に固執しました。
日蓮自身が釈迦から法華経の弘通を付属された上行菩薩の再誕だと主張したのです。
大乗仏教の精神を受け継ぐ真っ当な僧侶の身であれば
とても世間に向かって宣言できる内容ではありません。
日蓮は、法華経の行者である日蓮の法華経だけが正しく、
他宗は全て誹謗であるから禁止せよと幕府に執拗に迫ったことで、
幕府から無視され、忌避されましたが、これは当然のことでした。
日蓮の思い込みは尋常ではなく、その数々の言動はパラノイヤーの所業である
と考える鎌倉幕府の見解は一般的な評価であったと考えられます。
法華経は特徴的な大乗思想を持っていますが、
それでも膨大な大乗経典群の一つの経典に過ぎません。
法華経だけを学んでも大乗仏教を網羅した思想を理解したことにはなりません。
重要なことは、日蓮の法華経の理解は異常な世界を形成しているということです。
日蓮が体系的に大乗仏教を学ばなかったと考えられる理由の一つです。
日蓮は独学で法華経を学び、独自の世界を形成したものと考えられます。
仏教学者がこれを指摘しないのは、勢力を持つ宗派の祖師を
誹謗中傷したと受け取られて蒙るであろう様々なリスクを回避する
大人の対応をしているものと考えられます。
久遠実成の釈迦如来(本仏)とは日蓮のことである。
法華経を身読した日蓮以外にいるわけがない、と日蓮は前代未聞の宣言をしました。
信者の敬愛する気持ちが昂ぶり宗祖を仏として敬うことはありますが、
僧の身でありながら 自身を末法の本仏と宣言すれば、
一般的には精神異常と見做されます。
↑
特異な宗派=日蓮宗。 中でもとりわけ特異な日蓮正宗。
さらに特異な破門された信徒団体にして朝鮮カルト=創価学会、ということななりますなぁ、
気が遠くなるねw