画は 葛飾 北斎(葛飾 北齋)かつしか ほくさい
宝暦10年(1760)? ~ 嘉永2年(1849年)
号は、葛飾 北齋、前北齋、戴斗、為一、
画狂老人、卍 など。 作
「肉筆 大佛詣で圖」です。
☆晴れ、気温上がる。
隠蔽・風化するどころかw ますます、
◆http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/tokorodemoritomohadounaltuta.html
長周新聞 2017年5月5日付
ところで森友はどうなった?
手引きまでしていた財務省
交渉過程みな昭恵に報告
安倍昭恵首相夫人などが名誉校長になり、国有地の実質的な無償譲渡が発覚して
物議を醸した森友学園問題。
追及すればするほど異常な行政手続きが横行していたことが明るみに出たが、
北朝鮮騒動の陰に隠れ、そのままなかったことにしたいという願望が
ありありとあらわれている。
ただ、何一つ疑惑の解明はされていない。
国民の犯罪取り締まりを強化する共謀罪を審議し、「教育勅語」の復活、
「憲法改正」まで唱える輩が、
一方では自身や身内の不始末にはなんのケジメも付けないまま煙に巻く
という自堕落な様を見せつけている。
森友問題はその後どうなったのか? を追った。
☆曖昧にできぬ国有財産私物化
籠池理事長の証人喚問後、疑惑が膨らむなかで政府側は
証拠の徹底的なもみ消しと 疑惑追及の幕引きに終始してきた。
国会では質問を制限し、法案審議の場で野党から森友問題の質問が出ると
「法案審議と関係ない」として法案の強行採決をおこない、
しまいには森友学園への国有地売買関連の文書が各省庁から提出されない問題
についても「行政文書の公開は与党の同意が必要」と主張し、
国会の国政調査権すら否定している。
一方、安倍昭恵の代理として森友学園側の要望を関係省庁に伝え、
回答までしていた谷査恵子秘書のFAXについては
「行政文書ではない(私的活動だった)」と閣議決定したり、
唯一開示した文書でも、100ページ中黒塗りがないのはわずか9ページのみ
という徹底した隠蔽姿勢を見せつけた。
特定秘密保護法では、「我が国の安全保障に関する情報のうち
特に秘匿することが必要であるもの」としているが、
現実には公権力にとって不都合なものは みな葬る対応となっている。
だが、その後も明らかにされる事実は、もはや公務員の「忖度」のレベルをこえ、
昭恵夫人の直接関与による後押しによって 森友学園の学校設立案件が動いていた
という経緯を浮き彫りにしている。
安倍政府や昭恵夫人の「てのひら返し」で一気に破産手続きへ追い込まれ、
大阪市からの業務改善命令を受けた籠池前理事長は4月26日、
国との録音データの一部を公開した。
昨年3月15日に籠池夫妻が財務省本省を訪問し、
理財局国有財産審理室の田村嘉啓室長らと面談したさいの
国有地売買をめぐるやりとりだ。
田村室長は、昭恵夫人付きの谷査恵子秘書からの問い合わせに対応した人物でもあり、
音声記録は日本音響研究所の声紋鑑定でも本人のものであることが確認された。
録音データによると、「国の土地の問題」で訪れたことを明かした籠池氏の
「どういう内容かご存じですか?」との問いかけに、
田村室長は「報告は受けています」 「だいたい状況は承知しています」と返答。
ちなみに3月24日に国会に参考人として出席した迫田前理財局長は
「(森友学園の件について)報告は一度も受けたことはない」と答弁しており、
虚偽答弁の可能性が高まっている。
続けて籠池氏は、近畿財務局が「地価を上回る瑕疵(かし)が発生する国有地は
貸し出せないので契約とりやめになる」ため
埋設ゴミを「場内で埋め戻して欲しい」と業者に要請していたことへの不満をぶつけた。
「昭恵夫人の方からも 確かここ(理財局)に聞いてもらったことがある
と思いますけど、なにか変なことが起こっている」
「(小学校校舎の)棟上げ式に首相夫人が来られて餅を撒くことになっているから、
(工事の遅れるような事態に)余計にびっくりしている」
「あの方(昭恵夫人)自身が愚弄されている」と昭恵夫人の名前をちらつかせて
まくし立てた。
そこで田村室長は「国有地は全国にありますけど、管理処分は基本的には
全部財務局の権限でやっている。
ただ、“特例的なもの”はわれわれのところ(財務省本省)にも相談に来ますので、
こういう事実を踏まえてどうしたらいいのか、これはちゃんと検討します」と返答した。
このやりとりについて、佐川理財局長は国会答弁で
「(近畿財務局には)打ち合わせをした記憶はあるが、
産業廃棄物の場内処分を求めるような発言をおこなったことはなかった」
「(面会した田村室長は)記憶にない」と全面否定した。
しかし、この面談からわずか9日後、土地問題が片付いたことを裏付けるように、
森友学園は定期借地ではなく土地購入を申し出て、
その後大阪航空局はゴミ撤去費用として8・2億円値引きした。
☆「売買契約の締結」も佐川理財局長の嘘露呈
これを受けて4月28日、民進党が開いたヒアリングに出席した籠池前理事長は、
昭恵夫人の関与によって「それまで定借契約に難色を示していた財務省が
平成26(2014)年夏ごろ突然、定借での契約に前向きになってくれた」
「昭恵夫人には土地取引が終わるまで、交渉の推移を適時報告していた」
「昭恵夫人に名誉校長になっていただいたことで、ある時期から
土地についての物事がスピーディーに動いた」とのべた。
昭恵夫人については「私の考えを説明し、それがどのような状態になっているのか
を知っていただき、それを通じて各方面にわたって対応していただいた」とのべ、
安倍首相と昵懇(じっこん)で36億円の公有地譲渡が問題になっている加計学園に
行きたいと要望したところ、
昭恵夫人の仲介で直接学園事務局と面談したことも明かした。
さらに昭恵夫人は2014年4月、新たな小学校の建設予定地である
豊中市野田の国有地にも籠池氏の案内で訪れていた。
公設秘書を連れて同地を視察した昭恵夫人は、
「近畿財務局との交渉がなかなか難しい状態」とぼやいた籠池氏に対して
「なにかすることはないですか?」と答え、その年の夏ごろから
「定期借地契約に難色を示していた近畿財務局の態度が変化した」という。
当時、籠池氏は10日に1度は近畿財務局に出向いており、
「昭恵夫人にはその都度、電話で交渉の経緯について報告していた」。
2014年12月5日には塚本幼稚園で昭恵夫人が「ファーストレディとして思うこと」
と題して講演し、同月17日には、近畿財務局から定期借地に関する
「手厚い」手引き書が森友学園側に渡された。
この手引き書は、森友問題を追及し続けてきた著述家の菅野完氏が入手公開したもので、
財務省近畿財務局が作成した「今後の手続きについて」と題するA4三枚の資料だ。
ここで財務局は、国有地を取得するために必要な手続きを懇切丁寧に説明しており、
「定期借地契約は、大阪府私学審議会において本件計画が認可適当と答弁され、
国有財産近畿地方審議会で本件売払いを前提とする貸付けが適当と答申され、
その後、見積もり合わせにより貸付料が決定した後に締結されることになります」と、
その後おこなわれる土地売買に至るまでの全行程のシナリオを記している。
「大量の埋設ゴミ」が見つかって八億円が値引きされるのはそれから2年後の
2016年3月であるにもかかわらず、
すでに「着工後、森友学園が土壌汚染及び地下埋設物除去工事実施」や
「財務局・航空局により作業状況・撤去範囲等の現地確認」など、
国に撤去費用を求める手順までレクチャーしていた。
この時点で財務局は「売買契約の締結」にまで踏み込んでおり、
ここでも佐川理財局長の「第123回国有財産近畿地方審議会より前に、
貸せるだろうとの見通しや、売買契約の見通しを伝えたことはない」
「学校審議会の前に財務省近畿財務局から森友学園に対して予断をもって、
国有地売却等の是非について申し上げた事実はない」
という答弁の嘘が露呈している。
佐川理財局長は「パソコン上のデータは短期間で自動消去され復元できない
システムになっている」などと文書の廃棄を開き直っていってきたが、
相手がいる以上、嘘はいずれ発覚することは避けられず、
政府が早期幕引きに躍起になる動機はここにある。
まさに「名前と日付だけ書けば、定期借地ができる」という文書が
財務局から手渡された後、翌2015年2月に国有財産近畿地方審議会で
「条件付き国有地貸付」が決まり、5月には近畿財務局との間で定期借地契約が結ばれた。
9月に昭恵夫人の名誉校長就任が正式決定し、11月17日には総理夫人付きの
谷査恵子秘書から籠池氏の要望に対する回答がFAXで送られている。
安倍昭恵の能動的な働きなしには考えられないウルトラCの連続であり、
「私や妻が土地売買に関与していれば、議員を辞職する」とまでいって
関与を否定した安倍首相の主張も通用しない事態となっている。
そして、2016年3月11日には、財務局が示したシナリオ通りに
森友学園が「地下からゴミを発見」し、3月15日には財務省の田村室長と面会。
6月20日には近畿財務局から8億円以上の値引き価格で土地を購入するという流れとなり、
籠池氏は「財務局が示したひな形通りに手続きを進めれば、
土地取引が上手くいくと安堵した」とのべた。
☆ボーリング調査なし 森友側算出で8億値引
さらに籠池氏はヒアリングのなかで、財務省が独自に
「国有地のゴミ混入率47・1%としてゴミ撤去費用を算出した」としてきた
8億円値引きの根拠について、
「近畿財務局も大阪航空局も(埋設物に関する)資料は持っていなかった」
「ボーリング調査などをすればまた費用がかかる」ため
「国側の指示に従って森友学園側が撤去費を算出して資料を渡した」と明らかにした。
籠池氏によると、地下埋設ゴミの対処をめぐって近畿財務局と意見が合わず、
昨年3月15日に東京の財務省本省に訪問し、応対した田村室長は
「貸し主の責任としてこれからどうしていくべきか早急に相談していく」と回答。
その後、近畿財務局と大阪航空局から「埋設物に関する資料」の提示を求められたため、
工事を担当した藤原工業、木原設計事務所が算出した複数のプランを提出し、
それを引用する形で国交省が8・2億円の値引きを決めたという。
これまで「ボーリング調査の結果」「独自調査による積算」という国の説明とは
大幅に食い違っており、籠池氏は昭恵夫人の関与によって「神風が吹いた」とのべた。
さらに、ゴミの存在はそれ以前からすでに両者の間で認識しており、
その撤去費用の差し引きで土地価格を森友学園が要望する1億3400万円程度まで
引き下げる手順を踏んだことも暗に明かした。
さらに借地契約の賃料についても近畿財務局の前西課長補佐から
「値段にはストライクゾーンがある。高い方は2700万円、低い方が2100万円」
という具体的な賃料の提示があったことも明らかにし、
「低い方にしてくれとお願いした」とも明かした。
また、「難局に差し掛かった際には、昭恵夫人にその都度電話で報告しており、
私だけでも20回、家内の方からも1度につき1時間、2時間ほど話をしている」こと、
昭恵夫人が「名誉校長を退いた2月23日には、(退任の申し出が)
安倍首相の国会議員事務所のFAXから発信されていた。
それは、ちょうど財務省の理財局長から“しばらく身を隠してください”
といわれていた時期」であり、
「安倍事務所の初村秘書から連絡があり、強面の声で“もう下ろせ”
“今日中に(ホームページの)顔写真もすべて外せ”ということだった」
とも明かしている。
問題発覚後、こぞって「迷惑だ」「関係ない」とシラを切っている「保守系」文化人や
政治家などが学園で講演したさいには
講師料として50~100万円を支払っていたこと、
「安倍先生の場合は、国会議員の夫人であるため、当初の2回は差し上げていないが、
3回目の講演で名誉校長に就任いただいた際は、10万円を包んで
お菓子の袋の中に入れて渡した」とのべた。
ヒアリングでの質疑は国有地問題だけに集中したが、財務局の国有地払い下げは、
大阪府の私学審議会の「認可適当」の答申なしには進みようのないものであり、
籠池氏は「大阪府が学校認可の申請書を受け付けているが、
その6カ月前に計画書の提出が求められ、
そのチェックのうえで申請書の受付となる。
申請書の受付となると問題なく動いていくはずだった」とのべ当時、
維新の会を直轄下に置いていた平沼赳夫代議士が
森友学園の小学校建設を「日本にとってこれ程の朗報はない」という「推薦状」を書く
ほど絶賛するなかで
大阪府の松井知事や橋下市長が「一生懸命」になって「ハシゴをかけて」
いたにもかかわらず、今度はてのひらを返して学園つぶしに動いている
ことにも疑念を呈した。
森友学園をめぐっては、稲田防衛大臣の夫である稲田龍示弁護士が
森友学園の保育園に設立時から関与していたことも判明しており、
あらたな事実を前にして、土地取引をめぐって買い戻し特約まで付いた
継続案件の書類を「管理規則にもとづいて廃棄した」と主張する佐川理財局長も含め、
今後の集中審議で会計検査院がどのような判断を下すのかが注目されている。
一方、銀行口座凍結まで受けている森友学園(籠池町浪新理事長)は3月30日付で、
新体制の声明を発表し、
森友学園がおこなってきた教育勅語暗唱や自衛隊行事への参加などが
「教育基本法が平成18(2006)年に改正された際に新たに設定された
“我が国と郷土を愛する態度を養う”との教育目標を、
幼児教育の現場で生かそうとした前理事長なりの努力と工夫の結果」で
あったことを明かし、
1947年の旧教育基本法の理念に立ち返って立場を入れ替えることを宣言した。
それと同時に、「教育勅語」の復活を閣議決定したのが安倍政府であり、
森友学園をトカゲの尻尾のように切り棄てる一方で、
その教育方針による学校づくりを積極的に推進してきたのは安倍政府自身である
ことをみずから暴露している。
北齋、二枚目、
「新版浮絵忠臣藏 第五段目」です。
相変わらず汚らしく、卑劣きわまりない、
◆http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/738.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2017 年 5 月 16 日 kNSCqYLU
◎国民を舐めきった 卑劣な首相がもくろむ 改憲の本当の狙い
二極化・格差社会の真相(日刊ゲンダイ)
▼http://asyura.x0.to/imgup/d7/159.jpg
☆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/205476
日刊ゲンダイ 2017年5月16日 斎藤貴男 ジャーナリスト 文字お越し
相変わらず汚らしく、卑劣きわまりない男だ。
5月3日、憲法記念日の読売新聞朝刊で憲法改正の実現と2020年の施行を目指す
と表明し、当日の「日本会議」集会にも同じ趣旨のビデオメッセージを寄せた、
安倍晋三首相のことである。
読売の紙面には「首相インタビュー」の見出しがあった。
つまり大臣や公務員の憲法擁護義務を定めた現行憲法の完全な無視。
立憲主義を否定し、憲法を権力への制約でなく
国民の生き方マニュアルに変質させたいヒトラーもどきの手口だ。
しかも日本会議でのメッセージとは。森友学園疑獄はまだ決着していないはずなのに、
よくも国民を舐めきってくれた。
あれだけ尽くした籠池泰典理事長を、邪魔になったら途端に切り捨てた
人でなしぶりを目の当たりにさせられながら、
それでも喜ぶ日本会議会員たちの神経を疑う。
4月24日には安倍氏と読売のナベツネこと渡辺恒雄主筆が会食していた
(朝日「首相動静」欄など)。
一連のシナリオはそこで練られたのだろう。
いくら御用新聞といえども、ここまできたら、
構成員らは恥というものを知った方がいい。
安倍声明では高等教育の無償化も持ち出された。
本来それ自体は間違っていない方向だし、市民運動や労働組合も反対しにくかろう。
が、騙されてはいけない。
教育を無償化するのに憲法改正の必要などないからだ。
単なる詐術だけならまだしも可愛い。
教育の無償化はむしろ安倍政権の必然だ。
彼らにとって庶民の子どもなど己の支配欲を満たすための手駒予備軍でしかなく、
教育勅語を叩き込み、銃剣を習わせて、
従順で、自分自身の頭では何も考えられない、使役しやすい奴隷に仕立てる
だけの対象である以上、親から金を取る方が不自然なのだ。
教育無償化にはまた、相当な財源が求められる。
検討を口実に、またぞろ消費税の大増税や社会保障の大幅削減が企てられよう。
従来の「お試し改憲」論には緊急事態条項の他に、
「財政規律条項」の新設も挙げていたことを思い出されたい。
そうなれば消費税増税や社会保障の切り捨てに反対する者は憲法違反だ、
共謀罪でタイホするなんて事態だって、絵空事では済まなくなるのである。
期待されるのはジャーナリズムの奮起だが――。
権力にオネダリして下げ渡された軽減税率のエサの前に、
忠実な世論誘導機関であり続ける醜態だけは勘弁してほしい。
全部が読売みたいになった時、この国は終わる。
北齋、三枚目、
「假名手本忠臣藏 六段目」です。
100億超えるケタ違いw
◆http://lite-ra.com/2017/05/post-3165.html
リテラ 2017.05.17
◎安倍首相の加計学園疑惑に決定的証拠!
官邸が文科省に「総理のご意向」の文書、萩生田官房副長官も圧力
ついに安倍首相の進退にかかわる「決定的証拠」が飛び出した──。
今朝の朝日新聞が一面トップで、
加計(かけ)学園が国家戦略特区に獣医学部を新設したのは
「総理の意向」だと書かれた文部科学省の資料の存在をスッパ抜いたのだ。
☆http://www.asahi.com/articles/ASK5K0494K5JUTIL08N.html
まず、簡単に加計学園問題についておさらいすると、
加計学園は安倍首相がいまも年に数回はゴルフや食事を共にし、
「腹心の友」と呼ぶ加計孝太郎氏が理事長を務める学校法人。
そして、同法人が運営する岡山理科大学は、
愛媛県今治市で獣医学部の新設を要望してきたが、
そもそも文部科学省は獣医師の質の確保を理由に獣医学部の新設を認めておらず、
過去に15回も申請しながらも国に撥ねつけられてきたという経緯があった。
ところが、安倍首相が総理に返り咲いた後は、
首相が議長をつとめる政府の国家戦略特区諮問会議が
獣医学部の「空白地域」に限って新設を認める方針を新たに示し、
各省庁も一転してこれを認めるかたちに。
しかも、獣医学部新設については、京都産業大学なども提案していたのに、
なぜか「1校限り」ということで、岡山理科大学だけが認められてしまったのである。
あまりに不自然な特区認定だが、ようするに、安倍首相は森友学園よりも
もっと露骨な「お友だち」関係にある加計理事長のために
特区での獣医学部新設を打ち出したのでは、という疑惑がもちあがっていたのだ。
ちなみに同大学には約37億円の価格がついている市有地が無償譲渡され、
愛媛県と今治市によって最大96億円が助成されることが決まっている。
事実上「血税96億円」のプレゼントである。
そして、今朝の朝日新聞の記事によれば、朝日は今回、
文科省が昨年9月〜10月に作成した複数の内部文書を入手。
〈具体的な日付や、文科省や首相官邸の幹部の実名、
「加計学園」という具体名が記されたものもある〉というが、
そのなかの「大臣ご確認事項に対する内閣府の回答」というタイトルの文書には、
こう書かれているというのだ。
〈(愛媛県)今治市の区域指定時より「最短距離で規制改革」を前提とした
プロセスを踏んでいる状況であり、これは総理のご意向だと聞いている〉
さらに、「獣医学部新設に係る内閣府からの伝達事項」という文書の文面も、
衝撃的なものだ。
〈平成30年4月開学を大前提に、逆算して最短のスケジュールを作成し、共有いただきたい。
成田市ほど時間はかけられない。これは官邸の最高レベルが言っていること〉
☆安倍首相の側近・萩生田光一官房副長官が「総理の意向」と文科省に圧力
「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っていること」──。
つまり、加計学園の獣医学部新設は、「総理のご意向」によって、
「官邸の最高レベル」が「最短スケジュール」でやれと
関係省庁に指示を出していたことが、この文書によって「証明」されたのだ。
しかも、前述したように朝日が入手した文書には〈首相官邸の幹部〉の実名が
書かれていたというが、これは、内閣官房副長官の萩生田光一議員らしい。
ほかにも文科省の内部資料には、萩生田官房副長官の関与を裏付ける箇所があるという。
言わずもがな、萩生田官房副長官は安倍首相の側近中の側近。
2009年に落選した後、加計学園傘下の千葉科学大学の客員教授をつとめており、
安倍首相と加計学園の連絡係でもあった。
ようするに、安倍首相は自身の懐刀をも動かして、
加計学園への便宜を図っていたのである。
はっきり言って、これは国を揺るがす大問題だ。
総理大臣が「腹心の友」のために自分の権力を使って便宜を図るという行為は、
直接的にお金が動いていないとしても、
本質的には収賄やあっせん収賄と同じ。
繰り返すが、この獣医学部開設によって加計理事長は96億円もの利益を得ているのである。
言わずもがな、韓国の朴槿恵前大統領と同様の「身内」への利益誘導であり、
安倍首相も当然、辞任に値する問題だ。
そして、ここで振り返っておきたいのは、安倍首相の発言だろう。
3月13日に参院予算委員会で社民党の福島瑞穂議員に
加計学園問題を追及された際、安倍首相は「印象操作だ」
「ただ安倍政権のイメージを落とそう、安倍晋三を貶めようと
いうことで答弁するのはやめたほうがいいですよ」と逆ギレし、
終始、語気を荒げながらこう述べていた。
「まるで私の名前が付いていれば全部物事が進んでいくが如くの
誹謗中傷はやめていただきたい」
「福島さんね、特定の人物の名前を出して、あるいは学校の名前を出している以上、
何か政治によって歪められたという確証がなければ、その人物に対して極めて失礼ですよ」
「まるで私が友人であるから特区、さまざまな手続きについて
何か政治的な力を加えたの如く質問の仕方ですよね?
まったく関係なかったら、これ、あなた責任取れるんですか?」
「これね、そもそもね、何か不正があったんですか? 何か確証掴んでるんですか?」
誹謗中傷も何も、実際に「総理のご意向」ですべては動き、
「友人に政治的な力を加えて」いたことが、
今回の文書によって裏付けられたわけだが、重要なのは、次の答弁だろう。
「彼は私の友人ですよ。ですから会食もします。ゴルフもします。
でも、彼から私、頼まれたことはありませんよ、この問題について。
ですから働きかけてはいません。これ、はっきりと申し上げておきます。
働きかけていると言うんであれば、何か確証を示して下さいよ?
で、私はね、もし働きかけていたのなら、私、責任取りますよ。当たり前じゃないですか」
加計理事長に働きかけていた確証が出てきたら、責任をとって総理を辞める──。
安倍首相はすでにそうはっきりと宣言しているのである。
☆加計学園だけではなく森友学園でも決定的証拠が … 安倍首相に逃げ道なし!
奇しくも昨日、森友学園問題のほうでも大きな動きがあった。
籠池泰典前理事長が小学校の設計業者と当時の顧問弁護士とのメールのやり取りを公表、
〈ボーリング調査では、3メートルより深いところには廃棄物がないことを証明している〉
と設計業者が書いていたことがわかった。
つまり、ゴミはそもそも存在しておらず、8億1900万円のゴミ撤去費用という
土地の値引きの根拠が崩れたのだ。
くわえて、近畿財務局が森友学園の顧問弁護士や工事関係者に送ったメール冒頭には、
〈瑞穂の國記念小學院開校に向けご協力いただきありがとうございます〉
という挨拶文が躍っていた。
財務省は「ご協力ありがとうございます」と完全に森友学園と一体化し、
小学校開校に“主体的に”かかわっていたことがこれで判明したのである。
なぜ、財務省がそのような対応をとっていたのか。
その背景には、これまでさんざん明らかになっているように、
安倍昭恵夫人の働きかけがあったからであることは一目瞭然だ。
これでついに、夫婦そろって権力を私物化し、ふたり合わせて100億円を超える血税が
お友だちのために使われていたことが確定したと言えるだろう。
しかも、前述したように朝日は今回、複数の文書を手にしており、
まだ別の「証拠」を得ている可能性も高い。
何より、ここまで客観的事実がもち上がっているのだ。
絶対に安倍首相を逃げ切らせてはいけない。
(編集部)
◆http://www.asahi.com/articles/ASK5K7GR3K5KUTIL04Z.html
朝日 2017年5月18日
◎加計計画「できない選択肢ない」 内閣府要求の日時記録
安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)
が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画について、
内閣府が文科省に「官邸の最高レベルが言っている」などと対応を求めたとする文言が、
日時や出席者が特定された文書に記されていることがわかった。
文科省側が「『できない』という選択肢はない」と言われたことも書かれていた。
菅義偉官房長官は17日午前の記者会見で、
朝日新聞が報じた文書について「どういう文書か。作成日時だとか、
作成部局だとか明確になってないんじゃないか。
通常、役所の文書はそういう文書じゃないと思う」などと述べた。
朝日新聞が入手した文書は、
「○○内閣府審議官との打合せ概要(獣医学部新設)」=○○部分は実名=という題名で、
文科省関係者によると、同省職員が作成した。
「平成28(2016)年9月26日(月)18:30~18:55」と
具体的な日時が入り、「対応者」として内閣府の審議官と参事官、
文科省の課長と課長補佐の計4人の実名が書かれている。
文書には、内閣府の出席者が「平成30(2018)年4月開学を大前提に、
逆算して最短のスケジュールを作成し、共有いただきたい」
「これは官邸の最高レベルが言っていること」と語ったと記されている。
以下 有料~
↑
公私混同は支那人、鮮人のデホルトだが、
凄まじい国有財産私物化だわなぁ、お里が知れるぜ。
宝暦10年(1760)? ~ 嘉永2年(1849年)
号は、葛飾 北齋、前北齋、戴斗、為一、
画狂老人、卍 など。 作
「肉筆 大佛詣で圖」です。
☆晴れ、気温上がる。
隠蔽・風化するどころかw ますます、
◆http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/tokorodemoritomohadounaltuta.html
長周新聞 2017年5月5日付
ところで森友はどうなった?
手引きまでしていた財務省
交渉過程みな昭恵に報告
安倍昭恵首相夫人などが名誉校長になり、国有地の実質的な無償譲渡が発覚して
物議を醸した森友学園問題。
追及すればするほど異常な行政手続きが横行していたことが明るみに出たが、
北朝鮮騒動の陰に隠れ、そのままなかったことにしたいという願望が
ありありとあらわれている。
ただ、何一つ疑惑の解明はされていない。
国民の犯罪取り締まりを強化する共謀罪を審議し、「教育勅語」の復活、
「憲法改正」まで唱える輩が、
一方では自身や身内の不始末にはなんのケジメも付けないまま煙に巻く
という自堕落な様を見せつけている。
森友問題はその後どうなったのか? を追った。
☆曖昧にできぬ国有財産私物化
籠池理事長の証人喚問後、疑惑が膨らむなかで政府側は
証拠の徹底的なもみ消しと 疑惑追及の幕引きに終始してきた。
国会では質問を制限し、法案審議の場で野党から森友問題の質問が出ると
「法案審議と関係ない」として法案の強行採決をおこない、
しまいには森友学園への国有地売買関連の文書が各省庁から提出されない問題
についても「行政文書の公開は与党の同意が必要」と主張し、
国会の国政調査権すら否定している。
一方、安倍昭恵の代理として森友学園側の要望を関係省庁に伝え、
回答までしていた谷査恵子秘書のFAXについては
「行政文書ではない(私的活動だった)」と閣議決定したり、
唯一開示した文書でも、100ページ中黒塗りがないのはわずか9ページのみ
という徹底した隠蔽姿勢を見せつけた。
特定秘密保護法では、「我が国の安全保障に関する情報のうち
特に秘匿することが必要であるもの」としているが、
現実には公権力にとって不都合なものは みな葬る対応となっている。
だが、その後も明らかにされる事実は、もはや公務員の「忖度」のレベルをこえ、
昭恵夫人の直接関与による後押しによって 森友学園の学校設立案件が動いていた
という経緯を浮き彫りにしている。
安倍政府や昭恵夫人の「てのひら返し」で一気に破産手続きへ追い込まれ、
大阪市からの業務改善命令を受けた籠池前理事長は4月26日、
国との録音データの一部を公開した。
昨年3月15日に籠池夫妻が財務省本省を訪問し、
理財局国有財産審理室の田村嘉啓室長らと面談したさいの
国有地売買をめぐるやりとりだ。
田村室長は、昭恵夫人付きの谷査恵子秘書からの問い合わせに対応した人物でもあり、
音声記録は日本音響研究所の声紋鑑定でも本人のものであることが確認された。
録音データによると、「国の土地の問題」で訪れたことを明かした籠池氏の
「どういう内容かご存じですか?」との問いかけに、
田村室長は「報告は受けています」 「だいたい状況は承知しています」と返答。
ちなみに3月24日に国会に参考人として出席した迫田前理財局長は
「(森友学園の件について)報告は一度も受けたことはない」と答弁しており、
虚偽答弁の可能性が高まっている。
続けて籠池氏は、近畿財務局が「地価を上回る瑕疵(かし)が発生する国有地は
貸し出せないので契約とりやめになる」ため
埋設ゴミを「場内で埋め戻して欲しい」と業者に要請していたことへの不満をぶつけた。
「昭恵夫人の方からも 確かここ(理財局)に聞いてもらったことがある
と思いますけど、なにか変なことが起こっている」
「(小学校校舎の)棟上げ式に首相夫人が来られて餅を撒くことになっているから、
(工事の遅れるような事態に)余計にびっくりしている」
「あの方(昭恵夫人)自身が愚弄されている」と昭恵夫人の名前をちらつかせて
まくし立てた。
そこで田村室長は「国有地は全国にありますけど、管理処分は基本的には
全部財務局の権限でやっている。
ただ、“特例的なもの”はわれわれのところ(財務省本省)にも相談に来ますので、
こういう事実を踏まえてどうしたらいいのか、これはちゃんと検討します」と返答した。
このやりとりについて、佐川理財局長は国会答弁で
「(近畿財務局には)打ち合わせをした記憶はあるが、
産業廃棄物の場内処分を求めるような発言をおこなったことはなかった」
「(面会した田村室長は)記憶にない」と全面否定した。
しかし、この面談からわずか9日後、土地問題が片付いたことを裏付けるように、
森友学園は定期借地ではなく土地購入を申し出て、
その後大阪航空局はゴミ撤去費用として8・2億円値引きした。
☆「売買契約の締結」も佐川理財局長の嘘露呈
これを受けて4月28日、民進党が開いたヒアリングに出席した籠池前理事長は、
昭恵夫人の関与によって「それまで定借契約に難色を示していた財務省が
平成26(2014)年夏ごろ突然、定借での契約に前向きになってくれた」
「昭恵夫人には土地取引が終わるまで、交渉の推移を適時報告していた」
「昭恵夫人に名誉校長になっていただいたことで、ある時期から
土地についての物事がスピーディーに動いた」とのべた。
昭恵夫人については「私の考えを説明し、それがどのような状態になっているのか
を知っていただき、それを通じて各方面にわたって対応していただいた」とのべ、
安倍首相と昵懇(じっこん)で36億円の公有地譲渡が問題になっている加計学園に
行きたいと要望したところ、
昭恵夫人の仲介で直接学園事務局と面談したことも明かした。
さらに昭恵夫人は2014年4月、新たな小学校の建設予定地である
豊中市野田の国有地にも籠池氏の案内で訪れていた。
公設秘書を連れて同地を視察した昭恵夫人は、
「近畿財務局との交渉がなかなか難しい状態」とぼやいた籠池氏に対して
「なにかすることはないですか?」と答え、その年の夏ごろから
「定期借地契約に難色を示していた近畿財務局の態度が変化した」という。
当時、籠池氏は10日に1度は近畿財務局に出向いており、
「昭恵夫人にはその都度、電話で交渉の経緯について報告していた」。
2014年12月5日には塚本幼稚園で昭恵夫人が「ファーストレディとして思うこと」
と題して講演し、同月17日には、近畿財務局から定期借地に関する
「手厚い」手引き書が森友学園側に渡された。
この手引き書は、森友問題を追及し続けてきた著述家の菅野完氏が入手公開したもので、
財務省近畿財務局が作成した「今後の手続きについて」と題するA4三枚の資料だ。
ここで財務局は、国有地を取得するために必要な手続きを懇切丁寧に説明しており、
「定期借地契約は、大阪府私学審議会において本件計画が認可適当と答弁され、
国有財産近畿地方審議会で本件売払いを前提とする貸付けが適当と答申され、
その後、見積もり合わせにより貸付料が決定した後に締結されることになります」と、
その後おこなわれる土地売買に至るまでの全行程のシナリオを記している。
「大量の埋設ゴミ」が見つかって八億円が値引きされるのはそれから2年後の
2016年3月であるにもかかわらず、
すでに「着工後、森友学園が土壌汚染及び地下埋設物除去工事実施」や
「財務局・航空局により作業状況・撤去範囲等の現地確認」など、
国に撤去費用を求める手順までレクチャーしていた。
この時点で財務局は「売買契約の締結」にまで踏み込んでおり、
ここでも佐川理財局長の「第123回国有財産近畿地方審議会より前に、
貸せるだろうとの見通しや、売買契約の見通しを伝えたことはない」
「学校審議会の前に財務省近畿財務局から森友学園に対して予断をもって、
国有地売却等の是非について申し上げた事実はない」
という答弁の嘘が露呈している。
佐川理財局長は「パソコン上のデータは短期間で自動消去され復元できない
システムになっている」などと文書の廃棄を開き直っていってきたが、
相手がいる以上、嘘はいずれ発覚することは避けられず、
政府が早期幕引きに躍起になる動機はここにある。
まさに「名前と日付だけ書けば、定期借地ができる」という文書が
財務局から手渡された後、翌2015年2月に国有財産近畿地方審議会で
「条件付き国有地貸付」が決まり、5月には近畿財務局との間で定期借地契約が結ばれた。
9月に昭恵夫人の名誉校長就任が正式決定し、11月17日には総理夫人付きの
谷査恵子秘書から籠池氏の要望に対する回答がFAXで送られている。
安倍昭恵の能動的な働きなしには考えられないウルトラCの連続であり、
「私や妻が土地売買に関与していれば、議員を辞職する」とまでいって
関与を否定した安倍首相の主張も通用しない事態となっている。
そして、2016年3月11日には、財務局が示したシナリオ通りに
森友学園が「地下からゴミを発見」し、3月15日には財務省の田村室長と面会。
6月20日には近畿財務局から8億円以上の値引き価格で土地を購入するという流れとなり、
籠池氏は「財務局が示したひな形通りに手続きを進めれば、
土地取引が上手くいくと安堵した」とのべた。
☆ボーリング調査なし 森友側算出で8億値引
さらに籠池氏はヒアリングのなかで、財務省が独自に
「国有地のゴミ混入率47・1%としてゴミ撤去費用を算出した」としてきた
8億円値引きの根拠について、
「近畿財務局も大阪航空局も(埋設物に関する)資料は持っていなかった」
「ボーリング調査などをすればまた費用がかかる」ため
「国側の指示に従って森友学園側が撤去費を算出して資料を渡した」と明らかにした。
籠池氏によると、地下埋設ゴミの対処をめぐって近畿財務局と意見が合わず、
昨年3月15日に東京の財務省本省に訪問し、応対した田村室長は
「貸し主の責任としてこれからどうしていくべきか早急に相談していく」と回答。
その後、近畿財務局と大阪航空局から「埋設物に関する資料」の提示を求められたため、
工事を担当した藤原工業、木原設計事務所が算出した複数のプランを提出し、
それを引用する形で国交省が8・2億円の値引きを決めたという。
これまで「ボーリング調査の結果」「独自調査による積算」という国の説明とは
大幅に食い違っており、籠池氏は昭恵夫人の関与によって「神風が吹いた」とのべた。
さらに、ゴミの存在はそれ以前からすでに両者の間で認識しており、
その撤去費用の差し引きで土地価格を森友学園が要望する1億3400万円程度まで
引き下げる手順を踏んだことも暗に明かした。
さらに借地契約の賃料についても近畿財務局の前西課長補佐から
「値段にはストライクゾーンがある。高い方は2700万円、低い方が2100万円」
という具体的な賃料の提示があったことも明らかにし、
「低い方にしてくれとお願いした」とも明かした。
また、「難局に差し掛かった際には、昭恵夫人にその都度電話で報告しており、
私だけでも20回、家内の方からも1度につき1時間、2時間ほど話をしている」こと、
昭恵夫人が「名誉校長を退いた2月23日には、(退任の申し出が)
安倍首相の国会議員事務所のFAXから発信されていた。
それは、ちょうど財務省の理財局長から“しばらく身を隠してください”
といわれていた時期」であり、
「安倍事務所の初村秘書から連絡があり、強面の声で“もう下ろせ”
“今日中に(ホームページの)顔写真もすべて外せ”ということだった」
とも明かしている。
問題発覚後、こぞって「迷惑だ」「関係ない」とシラを切っている「保守系」文化人や
政治家などが学園で講演したさいには
講師料として50~100万円を支払っていたこと、
「安倍先生の場合は、国会議員の夫人であるため、当初の2回は差し上げていないが、
3回目の講演で名誉校長に就任いただいた際は、10万円を包んで
お菓子の袋の中に入れて渡した」とのべた。
ヒアリングでの質疑は国有地問題だけに集中したが、財務局の国有地払い下げは、
大阪府の私学審議会の「認可適当」の答申なしには進みようのないものであり、
籠池氏は「大阪府が学校認可の申請書を受け付けているが、
その6カ月前に計画書の提出が求められ、
そのチェックのうえで申請書の受付となる。
申請書の受付となると問題なく動いていくはずだった」とのべ当時、
維新の会を直轄下に置いていた平沼赳夫代議士が
森友学園の小学校建設を「日本にとってこれ程の朗報はない」という「推薦状」を書く
ほど絶賛するなかで
大阪府の松井知事や橋下市長が「一生懸命」になって「ハシゴをかけて」
いたにもかかわらず、今度はてのひらを返して学園つぶしに動いている
ことにも疑念を呈した。
森友学園をめぐっては、稲田防衛大臣の夫である稲田龍示弁護士が
森友学園の保育園に設立時から関与していたことも判明しており、
あらたな事実を前にして、土地取引をめぐって買い戻し特約まで付いた
継続案件の書類を「管理規則にもとづいて廃棄した」と主張する佐川理財局長も含め、
今後の集中審議で会計検査院がどのような判断を下すのかが注目されている。
一方、銀行口座凍結まで受けている森友学園(籠池町浪新理事長)は3月30日付で、
新体制の声明を発表し、
森友学園がおこなってきた教育勅語暗唱や自衛隊行事への参加などが
「教育基本法が平成18(2006)年に改正された際に新たに設定された
“我が国と郷土を愛する態度を養う”との教育目標を、
幼児教育の現場で生かそうとした前理事長なりの努力と工夫の結果」で
あったことを明かし、
1947年の旧教育基本法の理念に立ち返って立場を入れ替えることを宣言した。
それと同時に、「教育勅語」の復活を閣議決定したのが安倍政府であり、
森友学園をトカゲの尻尾のように切り棄てる一方で、
その教育方針による学校づくりを積極的に推進してきたのは安倍政府自身である
ことをみずから暴露している。
北齋、二枚目、
「新版浮絵忠臣藏 第五段目」です。
相変わらず汚らしく、卑劣きわまりない、
◆http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/738.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2017 年 5 月 16 日 kNSCqYLU
◎国民を舐めきった 卑劣な首相がもくろむ 改憲の本当の狙い
二極化・格差社会の真相(日刊ゲンダイ)
▼http://asyura.x0.to/imgup/d7/159.jpg
☆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/205476
日刊ゲンダイ 2017年5月16日 斎藤貴男 ジャーナリスト 文字お越し
相変わらず汚らしく、卑劣きわまりない男だ。
5月3日、憲法記念日の読売新聞朝刊で憲法改正の実現と2020年の施行を目指す
と表明し、当日の「日本会議」集会にも同じ趣旨のビデオメッセージを寄せた、
安倍晋三首相のことである。
読売の紙面には「首相インタビュー」の見出しがあった。
つまり大臣や公務員の憲法擁護義務を定めた現行憲法の完全な無視。
立憲主義を否定し、憲法を権力への制約でなく
国民の生き方マニュアルに変質させたいヒトラーもどきの手口だ。
しかも日本会議でのメッセージとは。森友学園疑獄はまだ決着していないはずなのに、
よくも国民を舐めきってくれた。
あれだけ尽くした籠池泰典理事長を、邪魔になったら途端に切り捨てた
人でなしぶりを目の当たりにさせられながら、
それでも喜ぶ日本会議会員たちの神経を疑う。
4月24日には安倍氏と読売のナベツネこと渡辺恒雄主筆が会食していた
(朝日「首相動静」欄など)。
一連のシナリオはそこで練られたのだろう。
いくら御用新聞といえども、ここまできたら、
構成員らは恥というものを知った方がいい。
安倍声明では高等教育の無償化も持ち出された。
本来それ自体は間違っていない方向だし、市民運動や労働組合も反対しにくかろう。
が、騙されてはいけない。
教育を無償化するのに憲法改正の必要などないからだ。
単なる詐術だけならまだしも可愛い。
教育の無償化はむしろ安倍政権の必然だ。
彼らにとって庶民の子どもなど己の支配欲を満たすための手駒予備軍でしかなく、
教育勅語を叩き込み、銃剣を習わせて、
従順で、自分自身の頭では何も考えられない、使役しやすい奴隷に仕立てる
だけの対象である以上、親から金を取る方が不自然なのだ。
教育無償化にはまた、相当な財源が求められる。
検討を口実に、またぞろ消費税の大増税や社会保障の大幅削減が企てられよう。
従来の「お試し改憲」論には緊急事態条項の他に、
「財政規律条項」の新設も挙げていたことを思い出されたい。
そうなれば消費税増税や社会保障の切り捨てに反対する者は憲法違反だ、
共謀罪でタイホするなんて事態だって、絵空事では済まなくなるのである。
期待されるのはジャーナリズムの奮起だが――。
権力にオネダリして下げ渡された軽減税率のエサの前に、
忠実な世論誘導機関であり続ける醜態だけは勘弁してほしい。
全部が読売みたいになった時、この国は終わる。
北齋、三枚目、
「假名手本忠臣藏 六段目」です。
100億超えるケタ違いw
◆http://lite-ra.com/2017/05/post-3165.html
リテラ 2017.05.17
◎安倍首相の加計学園疑惑に決定的証拠!
官邸が文科省に「総理のご意向」の文書、萩生田官房副長官も圧力
ついに安倍首相の進退にかかわる「決定的証拠」が飛び出した──。
今朝の朝日新聞が一面トップで、
加計(かけ)学園が国家戦略特区に獣医学部を新設したのは
「総理の意向」だと書かれた文部科学省の資料の存在をスッパ抜いたのだ。
☆http://www.asahi.com/articles/ASK5K0494K5JUTIL08N.html
まず、簡単に加計学園問題についておさらいすると、
加計学園は安倍首相がいまも年に数回はゴルフや食事を共にし、
「腹心の友」と呼ぶ加計孝太郎氏が理事長を務める学校法人。
そして、同法人が運営する岡山理科大学は、
愛媛県今治市で獣医学部の新設を要望してきたが、
そもそも文部科学省は獣医師の質の確保を理由に獣医学部の新設を認めておらず、
過去に15回も申請しながらも国に撥ねつけられてきたという経緯があった。
ところが、安倍首相が総理に返り咲いた後は、
首相が議長をつとめる政府の国家戦略特区諮問会議が
獣医学部の「空白地域」に限って新設を認める方針を新たに示し、
各省庁も一転してこれを認めるかたちに。
しかも、獣医学部新設については、京都産業大学なども提案していたのに、
なぜか「1校限り」ということで、岡山理科大学だけが認められてしまったのである。
あまりに不自然な特区認定だが、ようするに、安倍首相は森友学園よりも
もっと露骨な「お友だち」関係にある加計理事長のために
特区での獣医学部新設を打ち出したのでは、という疑惑がもちあがっていたのだ。
ちなみに同大学には約37億円の価格がついている市有地が無償譲渡され、
愛媛県と今治市によって最大96億円が助成されることが決まっている。
事実上「血税96億円」のプレゼントである。
そして、今朝の朝日新聞の記事によれば、朝日は今回、
文科省が昨年9月〜10月に作成した複数の内部文書を入手。
〈具体的な日付や、文科省や首相官邸の幹部の実名、
「加計学園」という具体名が記されたものもある〉というが、
そのなかの「大臣ご確認事項に対する内閣府の回答」というタイトルの文書には、
こう書かれているというのだ。
〈(愛媛県)今治市の区域指定時より「最短距離で規制改革」を前提とした
プロセスを踏んでいる状況であり、これは総理のご意向だと聞いている〉
さらに、「獣医学部新設に係る内閣府からの伝達事項」という文書の文面も、
衝撃的なものだ。
〈平成30年4月開学を大前提に、逆算して最短のスケジュールを作成し、共有いただきたい。
成田市ほど時間はかけられない。これは官邸の最高レベルが言っていること〉
☆安倍首相の側近・萩生田光一官房副長官が「総理の意向」と文科省に圧力
「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っていること」──。
つまり、加計学園の獣医学部新設は、「総理のご意向」によって、
「官邸の最高レベル」が「最短スケジュール」でやれと
関係省庁に指示を出していたことが、この文書によって「証明」されたのだ。
しかも、前述したように朝日が入手した文書には〈首相官邸の幹部〉の実名が
書かれていたというが、これは、内閣官房副長官の萩生田光一議員らしい。
ほかにも文科省の内部資料には、萩生田官房副長官の関与を裏付ける箇所があるという。
言わずもがな、萩生田官房副長官は安倍首相の側近中の側近。
2009年に落選した後、加計学園傘下の千葉科学大学の客員教授をつとめており、
安倍首相と加計学園の連絡係でもあった。
ようするに、安倍首相は自身の懐刀をも動かして、
加計学園への便宜を図っていたのである。
はっきり言って、これは国を揺るがす大問題だ。
総理大臣が「腹心の友」のために自分の権力を使って便宜を図るという行為は、
直接的にお金が動いていないとしても、
本質的には収賄やあっせん収賄と同じ。
繰り返すが、この獣医学部開設によって加計理事長は96億円もの利益を得ているのである。
言わずもがな、韓国の朴槿恵前大統領と同様の「身内」への利益誘導であり、
安倍首相も当然、辞任に値する問題だ。
そして、ここで振り返っておきたいのは、安倍首相の発言だろう。
3月13日に参院予算委員会で社民党の福島瑞穂議員に
加計学園問題を追及された際、安倍首相は「印象操作だ」
「ただ安倍政権のイメージを落とそう、安倍晋三を貶めようと
いうことで答弁するのはやめたほうがいいですよ」と逆ギレし、
終始、語気を荒げながらこう述べていた。
「まるで私の名前が付いていれば全部物事が進んでいくが如くの
誹謗中傷はやめていただきたい」
「福島さんね、特定の人物の名前を出して、あるいは学校の名前を出している以上、
何か政治によって歪められたという確証がなければ、その人物に対して極めて失礼ですよ」
「まるで私が友人であるから特区、さまざまな手続きについて
何か政治的な力を加えたの如く質問の仕方ですよね?
まったく関係なかったら、これ、あなた責任取れるんですか?」
「これね、そもそもね、何か不正があったんですか? 何か確証掴んでるんですか?」
誹謗中傷も何も、実際に「総理のご意向」ですべては動き、
「友人に政治的な力を加えて」いたことが、
今回の文書によって裏付けられたわけだが、重要なのは、次の答弁だろう。
「彼は私の友人ですよ。ですから会食もします。ゴルフもします。
でも、彼から私、頼まれたことはありませんよ、この問題について。
ですから働きかけてはいません。これ、はっきりと申し上げておきます。
働きかけていると言うんであれば、何か確証を示して下さいよ?
で、私はね、もし働きかけていたのなら、私、責任取りますよ。当たり前じゃないですか」
加計理事長に働きかけていた確証が出てきたら、責任をとって総理を辞める──。
安倍首相はすでにそうはっきりと宣言しているのである。
☆加計学園だけではなく森友学園でも決定的証拠が … 安倍首相に逃げ道なし!
奇しくも昨日、森友学園問題のほうでも大きな動きがあった。
籠池泰典前理事長が小学校の設計業者と当時の顧問弁護士とのメールのやり取りを公表、
〈ボーリング調査では、3メートルより深いところには廃棄物がないことを証明している〉
と設計業者が書いていたことがわかった。
つまり、ゴミはそもそも存在しておらず、8億1900万円のゴミ撤去費用という
土地の値引きの根拠が崩れたのだ。
くわえて、近畿財務局が森友学園の顧問弁護士や工事関係者に送ったメール冒頭には、
〈瑞穂の國記念小學院開校に向けご協力いただきありがとうございます〉
という挨拶文が躍っていた。
財務省は「ご協力ありがとうございます」と完全に森友学園と一体化し、
小学校開校に“主体的に”かかわっていたことがこれで判明したのである。
なぜ、財務省がそのような対応をとっていたのか。
その背景には、これまでさんざん明らかになっているように、
安倍昭恵夫人の働きかけがあったからであることは一目瞭然だ。
これでついに、夫婦そろって権力を私物化し、ふたり合わせて100億円を超える血税が
お友だちのために使われていたことが確定したと言えるだろう。
しかも、前述したように朝日は今回、複数の文書を手にしており、
まだ別の「証拠」を得ている可能性も高い。
何より、ここまで客観的事実がもち上がっているのだ。
絶対に安倍首相を逃げ切らせてはいけない。
(編集部)
◆http://www.asahi.com/articles/ASK5K7GR3K5KUTIL04Z.html
朝日 2017年5月18日
◎加計計画「できない選択肢ない」 内閣府要求の日時記録
安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)
が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画について、
内閣府が文科省に「官邸の最高レベルが言っている」などと対応を求めたとする文言が、
日時や出席者が特定された文書に記されていることがわかった。
文科省側が「『できない』という選択肢はない」と言われたことも書かれていた。
菅義偉官房長官は17日午前の記者会見で、
朝日新聞が報じた文書について「どういう文書か。作成日時だとか、
作成部局だとか明確になってないんじゃないか。
通常、役所の文書はそういう文書じゃないと思う」などと述べた。
朝日新聞が入手した文書は、
「○○内閣府審議官との打合せ概要(獣医学部新設)」=○○部分は実名=という題名で、
文科省関係者によると、同省職員が作成した。
「平成28(2016)年9月26日(月)18:30~18:55」と
具体的な日時が入り、「対応者」として内閣府の審議官と参事官、
文科省の課長と課長補佐の計4人の実名が書かれている。
文書には、内閣府の出席者が「平成30(2018)年4月開学を大前提に、
逆算して最短のスケジュールを作成し、共有いただきたい」
「これは官邸の最高レベルが言っていること」と語ったと記されている。
以下 有料~
↑
公私混同は支那人、鮮人のデホルトだが、
凄まじい国有財産私物化だわなぁ、お里が知れるぜ。