画像は
「知恩院 阿弥陀如来座像」です。
☆曇り。
一雨ごとに、秋冷ひとしほ です。
さて、
今日は、3.11のご命日です、 合掌
避難生活を余儀なくされておられる皆々様に、衷心よりお見舞い申し上げます。
4年と7ヶ月が経ちました。
容易ならざる事態になりつつあります、
◆http://diamond.jp/articles/-/79227
ダイヤモンド・オンライン 2015年10月7日
◎東京が壊滅する日 ― フクシマと日本の運命 広瀬 隆
歴代ワースト総理・安倍晋三が犯す
日本史上最大の犯罪
――担当編集による著者インタビュー【中篇】
より抜粋、
☆「歴代ワースト総理」のあまりにも貧困な知性
広瀬 最近は、「クレージー」を通り越して「マッド」になった安倍晋三が、
世論が強く反対している秘密保護法、集団的自衛権、安保関連の戦争法、
沖縄基地問題、そして原発再稼働強行と、次々に愚策をくり出してくるので、
私もこのまま死ぬに死にきれません。
武器輸出と原発輸出によって、世界中に大悲劇と混乱を引き起こそうとしているのが、
安倍晋三という稀代の犯罪者です。
孫の世代までこの問題を引き継いでは絶対ダメ!
という決意で書いた本が『東京が壊滅する日』です。
私はこの原発問題に取り組み、30年以上、「反原発」を主張しつづけ、
『私物国家』(1997年、光文社)などでも歴代総理を固有名詞で断罪してきましたが、
その中でも、最も知性がないのが安倍晋三です。
編集 歴代内閣総理大臣ワースト1位ですか!?
広瀬 誰が見てもそうでしょう。
A級戦犯となった近衛文磨と岸信介がいます。
それぞれを祖父に持つ細川護熙さんと安倍晋三。
この2人の違いが何か、わかりますか?
編集 うーん。何でしょう……。
広瀬 細川さんは東日本大震災を見て、一から考え直し、小泉純一郎元首相とともに、
精力的に「原発反対」を訴えています。
細川さんが理事長として進めている津波防止のための「森の長城プロジェクト」は、
江戸時代の浜口梧陵を思い起こさせる偉業です。
ペリー提督が来航した翌年、1854年に梧陵の郷里・和歌山県広村を安政南海地震が襲い、
紀伊半島一帯を大津波が襲ったのですが、
彼が津波の前に広村の村民を山に導いて救済したのです。
そのあと彼は、数年がかりで高さ5メートル、長さ650メートルにもおよぶ
防波堤を完成させ、松林の植林で堤防を強化しました。
この堤防は、ほぼ90年後の1946年に再び広村を襲った
昭和南海地震の津波の被害を防ぐのに大いに役立ちました。
細川さんがなさっていることは、同じです。
対する安倍晋三は、思考力ゼロですから、
祖父の岸信介が日米安全保障条約を強引に締結して全国民の怒りを買って退陣した
時代からまったく進歩がなく、変わらない!
こいつは人間以下だ。 猿にも劣る。
過去の過ちを真摯に反省して、明日への光を見出そうとする細川さんや小泉さんの姿
を見ていると、「人間は変わることができる!」という人間の可能性と、
希望をひしひしと感じることができます。
人間は、失敗をしたら、そこから大きく変化することが大切なのです。
フクシマ原発事故で、初めて原発のおそろしさに気づいた人こそ貴重なのです。
編集 なかでも、小泉元首相は、「(原発再稼働は)間違っている。
日本は直ちに原発ゼロでやっていける/原発がCO2より危険なものを生み出している
のは明らかで、ぜんぜんクリーンじゃない。原発は環境汚染産業なんです」
(「朝日新聞」2015年9月13日付)とか、
9月16日の伊方原発の当地・愛媛県での講演でも、
「伊方原発であろうがどこであろうが、再稼働すべきではない」
「政府は『世界一厳しい新規制基準だから大丈夫』と言っているが、
どうして世界一と言えるのか。 どこの国とも比べていないのに世界一と言うのはおかしい」
と、かなり激しくほえておられます。当分、小泉節はおさまりそうにありませんね。
広瀬 1966年7月25日、わが国最初の商業用原子炉・東海発電所が茨城県で運転を開始し、
安倍晋三が尊敬する祖父・岸信介が1959年に決定したこの東海村原子炉によって、
現在まで続く原子力発電の時代に突入したのです。
安倍晋三は「世界で最も厳しい原子力規制委員会の基準に基づく審査をパスしたから安全」
と言っていますが、本連載第15回の田中三彦氏との対談でも明らかになったとおり、
それはデタラメです。
『東京が壊滅する日』の102~104ページに
「長州藩歴代犯罪の系譜」を紹介したので、ぜひ読んでください。
編集 日露戦争を開戦し、特高警察を設置した桂太郎から、
秘密保護法を成立させた安倍晋三まで、
広瀬さんの最も強みと言える「人物の系図」は衝撃的ですね。
☆今、フクシマと東京で起きていること
編集 私が『東京が壊滅する日』の原稿を最初に読んで驚いたのが、
冒頭のキーワードとも言える「220km」です。
アメリカの西部三州で起こった悲劇です。
ネバダの核実験(1951~57年)が行われ、そこから「220km」の田舎町、
セント・ジョージで大量にガン患者が発生した史実と、
福島第一原発~東京駅の「220km」の対比には 「おお!」と身を乗り出しました。
広瀬 「フクシマ原発事故はもう終わった」と思い込んでいる東京都民が、
実はいちばんアブナイのです。
『東京が壊滅する日』のオビには「タイムリミットはあと1年しかない」とありますが、
2011年3月のフクシマ原発事故から4年半が経過し、
すでに福島県の子どもの甲状腺癌の発生率は平常時の72.6倍です。
もうすでに起こっていることですよ。
その原因である放射性ヨウ素が、ここ東京にも、大量に襲いかかったのです。
▼http://dol.ismcdn.jp/mwimgs/5/3/350/img_53f644ddf2fc8945ce1a368a62d7dcb845807.jpg
東京都文京区にある順天堂大学付属順天堂病院・血液内科の
「外来新規患者数およびその内訳」の表を見ると、
2011年に比べて、2013年には明らかに疾患が激増しています。
首都圏の病院における骨髄異形成症候群による入院患者数を見ても、
フクシマ原発事故前の2010年に比べて、2012年~2013年には血液関連の癌が急増しています。
▼http://dol.ismcdn.jp/mwimgs/9/2/350/img_92832ee0aac6cc4fccbab22f7497f69933674.jpg
なぜ、東京かって?
大汚染地帯のフクシマ原発事故現場の脇を通る国道6号線と常磐自動車道を、
大量の乗用車とトラックが走っていますが、ほとんどが東京に向かってくるので、
その車体がすさまじい汚染物を首都圏に運びこんでいる状態です。
放射線の影響と思われる白内障や眼科疾患も、2012年末以降に東京で急増しています。
▼http://dol.ismcdn.jp/mwimgs/0/1/350/img_01e49fd3f8829b8899e86e82edd0650321309.jpg
ほとんど注目されていませんが、宮城県仙台市およびその周辺でも
白内障や眼科疾患が急激に増えており、東北労災病院眼科の患者統計では、
白内障手術数は、事故前の2010年から事故後の2012年までにおよそ2倍になっています。
いいですか。
アメリカ西海岸のカリフォルニア州では、フクシマ原発3号機が爆発して10日後に、
アメリカ環境保護局が大量のプルトニウム239を検出して、
下に示すグラフを公表していたのですよ
▼http://dol.ismcdn.jp/mwimgs/7/d/350/img_7ddcb5bac11ed90b582105fbf546381331404.jpg
東京には高層ビルが林立しているので、そこに放射性物質の雲がぶつかって落ちた結果、
東京の人間は、ほかの地域の人より、はるかに大量のプルトニウムを吸いこんだのです。
はるかに大量のホットパーティクルが体内で癌を爆発的に増やすのは、もう時間の問題です。
来年、2016年3月11日で、原発事故から5年が経過します。
ネバダの核実験やチェルノブイリ原発事故の教訓は、まちがいなく
「事故の5年後から癌や心筋梗塞の患者が激増する」ということです。
フクシマの原発事故でコワイのは、広島・長崎原爆のような閃光や爆風での被害ではなく、
200種以上の放射性物質がガス化して“見えない状況”で日本中に飛散したことです。
放射性物質の8割が海に落ちたとしても、2割は山中や平地に落ち、
河川を通じて関東平野や日本海側にも放射性物質が流出しています。
その地上に落ちた量は、ネバダの核実験よりフクシマ原発事故のほうが「2割」多い
という計算の根拠を、『東京が壊滅する日』に詳細に書いたので、ぜひお読みください。
編集 読者の方々からいただいた手紙にも「この数字に驚いた」とありましたが、
「2割多い」というのは、かなり衝撃的ですね。
☆北関東・東北豪雨でフレコンバッグから猛毒物が流出!
広瀬 それに加えて、先日の北関東・東北豪雨被害です。
危機的な状況は日ごとに増しています。
『東京が壊滅する日』で触れた「フレコンバッグ」と呼ばれる除染物を入れる黒い袋ですが、
今回の豪雨でそれが大量に川に流出しました。
編集 本連載第10回で見た衝撃の「フレコンバッグのドローン空撮」は、すさまじいものでした。
みな海岸線にあるのですからね。今、そこにちょっとした津波が来れば……。
今回の豪雨によって、「除染廃棄物の流出数は439個。9月24日午前11時までに41袋が未回収で、
うち36個が回収困難。回収した398袋のうち239袋で中身が流出。ほかに16袋が破損」、
環境省の担当者は「草木類が大多数で、事故後4年半が経過しているため、
放射線量は低いとみられる。環境への影響は少ないと考えている」(「毎日新聞」)
と答えているようですが、本当に大丈夫なのでしょうか?
広瀬 大丈夫なわけはないでしょう。
クソ役人の言葉を信じると、トンデモナイことになりますよ。
危険物だからフレコンバッグに入れたんですよ。それが流出して、なにが大丈夫だ。
忘れてはならないのは、「除染」というのはあくまでも「危険物を移動する」
という意味であって、危険物そのものは永遠に「消滅」しないということです。
だから小泉純一郎さんが、「地下水が豊かで、放射性廃棄物の処分ができない国なのに、
原発の再稼働など絶対にしてはならん」と叫んでいるのです。
大きな危険性のある放射性物質を大量に含んだものが、豪雨で川や海に大量に流れ出たわけです。
土中や、地中の汚染はむしろ日増しに進んでいる。
猛毒物のプルトニウムもトリチウムもストロンチウムも、海に大量に出ている。
それを魚介類が取り込み、やがて子どもたちが体内に取り込み、
それが体内で濃縮を起こし、トテツモナイ癌細胞となって放射線を放つ可能性が大なのです。
しかし、地元紙をはじめ、いまでは大新聞もテレビもまったくこの危険性を報じない。
このことに心から憤りを感じます。
編集 今、広瀬さんが一番コワイと思っているのは何ですか?
広瀬 ズバリ、水です。
体内に入れる水は、東京都内に住んでいる私自身も、遠くから安全なものを購入し、
わが家では水道水は一切使っていません。
深刻な影響は、東京を含む東日本地域で、これから出てきます。
特に、女性や小さい赤ちゃんや幼児が先にやられるので、本当に心配です。
☆安倍晋三が犯す日本史上最大の犯罪
広瀬 科学的、医学的にこの問題を検証すると、
事態はどんどん悪化の一途をたどるばかりだと考えられます。
原発事故の問題には、大きく分けて、2つがあります。
1つがフクシマから放射性物質が拡散した取り返しのつかない問題。
もう1つが、再稼働を開始した川内原発(鹿児島県)や再稼働候補の伊方原発(愛媛県)で
これから取り返しのつかない事故が起こった場合、
日本列島の風の流れから、被害が鹿児島・愛媛にとどまることなく、
日本列島全土を殲滅させる、ということです。
編集 日本列島全土が殲滅!?
広瀬 現代人はあまり強く認識していないようですが、
日本中にある標準の100万KW級の原発では、
1年で広島原爆の1000倍の放射性物質を生み出す核分裂が行われています。
つまり、あの忌まわしい原子爆弾の1000倍の危険な放射能が日本列島を埋め尽くす。
フクシマ原発事故が起こっても、まだ日本人は懲りないのか。
この民族の頭は大丈夫なのか。
最高責任者の安倍晋三が起こす次なる大事故は、日本史上に残り、
日本の国家機能を根底から破壊するトテツモナイものになるのです。
あいつを即刻、政界から完全追放しなくてはなりません。
(つづく)
☆http://diamond.jp/articles/-/79224
記録的台風が多い年は、
なぜ、大地震が多いのか?
――担当編集による著者インタビュー【前篇】
☆http://diamond.jp/articles/-/79285
知られざる『東京が壊滅する日』
誕生秘話と「Xデー」がくる日
――担当編集による著者インタビュー【後篇】
画像、二枚目、
「平泉・毛越寺常行堂 宝冠阿弥陀如来坐像」です。
既報ですが、
◆http://news.infoseek.co.jp/article/postseven_355271/
NEWSポストセブン / 2015年10月10日
◎「年20万人の移民受け入れで人口減回避」に落合信彦氏が苦言
難民たちを乗せたボートがトルコ沖で転覆し、3歳男児を含む12人が死亡した。
浪打ち際でうつぶせになっている3歳男児の遺体写真をきっかけに
欧州各国は難民受け入れを拡大する方向に急転回したが、
作家の落合信彦氏が難民受け入れが日本に及ぼす影響について解説する。
* * *
日本も他人事ではない。
国連のサザーランド事務総長特別代表は、ヨーロッパ各国やオーストラリアが
難民受け入れを拡大したことを受け、「アメリカや日本なども責任を果たすべきだ」と述べた。
目の前で命の瀬戸際にある人々がいる以上、先進国としての責任は
もちろん無視するわけにいかないが、軽々に考えてはならない。
移民・難民の受け入れは、副作用を必ず伴う。
すでに日本でも、外国人が多く住む地域ではトラブルが続出している。
中国人が多い東京・池袋などでは、ゴミ出しをめぐって地元住民と摩擦が起きている。
友人が住む埼玉のマンションでは、やはりゴミをめぐって大変な摩擦が起きているという。
外国人の生活保護受給世帯も4万世帯以上にのぼっている。
近年は毎年5000世帯のペースで急増。
堅実な日本人と違って、稼いだカネはすぐ使うという文化がある外国人は貯められないからだ。
中国で働くフランス人の友人が語ってくれたことだが、
いま上海の書店では日本についてのハウツー本が売れまくっているという。
それは日本に行って何もしないで生活保護をもらい楽しく暮らすことを
1から10まで教えている本だという。
昨年、内閣府が「毎年20万人の移民を受け入れることで人口の大幅減を避けられる」
との試算を発表したが、そんな政策は大間違いだ。
文化の違いを考えない阿呆な政策としか言いようがない。
馬鹿な日本の企業が外国人を増やしたいからといって、それを受け入れ生活保護を支払うのか?
そんなことのために税金を払うなんてまっぴらご免だ。
毎年20万人といえば、東京・渋谷区や静岡・沼津市、山梨・甲府市などの人口に匹敵する。
10年で200万人、30年で600万人だ。
彼らは子供を産み、あっという間に1000万人を超えるだろう。
日本人が人口減少により今後50年で約8000万人に減っていくなかで、
1000万人の移民がいる社会はどのようなものになるか。
考えると恐ろしい。
さらに危惧すべきは、中国の崩壊だ。
経済が危機的状況にある中国は、いつ人民が暴動を起こして共産党政権を転覆させてもおかしくない。
そんな事態になれば、数多くの戦艦や漁船などで、数百万人、数千万人単位の難民が
海をわたって日本にやってくるだろう。
海上自衛隊や海上保安庁に、それを止めることはできない。
もし上陸を阻止しようとして中国人に死者でも出たら、今度は世界から「非人道的だ」と
猛烈な批判を浴びる。
武装難民も大挙して訪れるだろう。
到着した九州や日本海沿岸で、日本人が略奪される危険もある。
難民受け入れは、決して美しい物語ではない。
痛みを伴うシビアな問題なのだ。
日本人は、これからヨーロッパで起こることに目を凝らし、
そのうえで日本の針路を考えねばならない。
※SAPIO2015年11月号
画像、三枚目、
「宇治平等院鳳凰堂 本尊 阿弥陀如来座像」です。
ロシアの見方は正しい、
◆http://melma.com/backnumber_45206_6270455/
宮崎正弘の国際ニュース・早読み(ドイツ、今度はインド投資に熱狂)発行日:10/9
書評
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
グローバリズムという妖怪の正体はいったい誰々か
かれらの思惑と目標は金融の世界支配なのか
♪
馬渕睦夫 『アメリカの社会主義者が日米戦争を仕組んだ』 (KKベストセラー)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
次々と意欲作を世に問う元ウクライナ大使は、
日米の真の和解のために、まず知っておくべきは歴史の裏側の真相だと言う。
グローバリズムという、わけのわからない主張を展開する社会主義者は、
「革命家」という表の仮面を剥がすと、そこには、
「国際金融資本家」という真相の風貌が現れる。
ロシア革命も、支那事変も、「日米戦争」も、
かれらがウィルソンとルーズベルトを操作して、巧妙に仕掛けたという裏面がある。
日本の近現代史は、自虐史観に脳天を侵されて久しく、
左翼歴史家は、とくに階級史観や社会主義が進歩である
という奇妙なメンタリティに取り憑かれ、
「不確実な明日のために確実なこんにち」をぶちこわし、破壊することに熱中してきた。
自虐史観など、それをGHQと一緒にばらまいた日教組や、左翼マスコミは
「国家反逆罪」ではないか、と馬渕氏は提議され、現状の世界の絵解きから始める。
そこには民間企業でしかない連邦準備制度が法定通貨を発行するという、
かれらの「傑作」が作動している。
まずはプーチンを悪役に仕立て上げるために
ウクライナに暴動、騒擾を惹起したのは、「かれら」だった。
プロの傭兵軍団をウクライナ東部に投入し、プーチンをそそのかして
ロシア軍の介入を呼び起こし、プーチンの転覆を謀ろうとした。
それらはジョージ・ソロスの論文などでも明らかだが、
慎重且つ入念に対応したプーチンが役者が一枚上だった。
シリアの泥沼にお手上げとなった欧米を尻目に、
ロシアは空爆につづいて地上軍を投入したが、
アメリカはプーチンが反政府軍を攻撃していると非難している。
反政府軍とはアメリカがテコ入れしている武装ゲリラのことである。
プーチンを徒らに敵視するのは愚かしいことであり、
日本はプーチンの年内訪問を熱心に説いており、また日米首脳会談で安倍首相は
アメリカの了解を密かに取り付けたと馬渕氏は推定する。
国益を考えてみれば、日本は最大の仮想敵中国 の背後にあって、
つねに中国を脅かすロシアに 欧米と束になって敵対する必要はないのである。
ならば中ロ蜜月はどうなるか、という問題があるが、
馬渕大使の回答は明快このうえない。
すなわち「中国経済は日米欧などの製造業が進出したお陰で急速に発展した模倣経済
にすぎないことから、(ロシアがいかに)中国との経済関係を強化しても、
ロシア経済の近代化に繋がることは決してありません」。
だから中ロ蜜月など、ときが来れば雲散霧消するのである。
なぜか。英国元首相パーマストンの次の箴言がある。
「永遠の敵国はいない。また永遠の友好国もいない。
永遠に存在するのは国益のみである」と。
グローバリストの正体は 社会主義。
彼らのなかには「日米戦争」をしかけた陰謀家がおおく、
なによりも支那事変とは 日本と中国の背後にあった英米との戦争であったように、
表面のあぶくだけを見ていると、地下水流の流れはつかめないのである。
それにしても共産主義国家では、
いかに簡単に生命を軽んじた大虐殺が繰り返されるのだろうか。
「彼ら流の『あるべき未来の姿』というイデオロギーには
現実を無視するという論理的必然性があるからだ、
未来のみに軸足を置き現在を無視する。
結局、道徳を無視する結果」を産むことになるのである。
ロシア革命も、中国革命も、カンボジアのポルポトの大虐殺も、すべてはそうだった。
現在日本に予測される最大最悪の事態とは、中国の経済失速
(それはいまや秒読みだが)により 中国で本格的な暴動が発生し、
中国経済が壊滅するときに 排外主義の謀略、暴力が起きるだろうと馬渕氏は言う。
「暴動が反政府運動に発展し、反政府運動の矛先をかわすために
中国政府が排外主義を扇動する可能性が強い」
となると上海事件、通化事件のように駐在邦人の大虐殺がまたおこりうるだろう、
と不気味な近未来を予測する。
本書は国際情勢に通暁する元大使の憂国と警告の書である。
↑
ロシア人は支那人を心底嫌っておりますよw
対ユダ米で、とりあへず握手しておるだけで、呉越同舟です。
一番誼を通じたいのは日本だと思います。
北方領土問題をなんとか互譲の精神で解決し、
友好協力関係を構築することこそ国益にかのうし、日本の独立に繋がる。
ユダ米はダメですな、悪辣すぎるわなぁ、レイシストだし。
「知恩院 阿弥陀如来座像」です。
☆曇り。
一雨ごとに、秋冷ひとしほ です。
さて、
今日は、3.11のご命日です、 合掌
避難生活を余儀なくされておられる皆々様に、衷心よりお見舞い申し上げます。
4年と7ヶ月が経ちました。
容易ならざる事態になりつつあります、
◆http://diamond.jp/articles/-/79227
ダイヤモンド・オンライン 2015年10月7日
◎東京が壊滅する日 ― フクシマと日本の運命 広瀬 隆
歴代ワースト総理・安倍晋三が犯す
日本史上最大の犯罪
――担当編集による著者インタビュー【中篇】
より抜粋、
☆「歴代ワースト総理」のあまりにも貧困な知性
広瀬 最近は、「クレージー」を通り越して「マッド」になった安倍晋三が、
世論が強く反対している秘密保護法、集団的自衛権、安保関連の戦争法、
沖縄基地問題、そして原発再稼働強行と、次々に愚策をくり出してくるので、
私もこのまま死ぬに死にきれません。
武器輸出と原発輸出によって、世界中に大悲劇と混乱を引き起こそうとしているのが、
安倍晋三という稀代の犯罪者です。
孫の世代までこの問題を引き継いでは絶対ダメ!
という決意で書いた本が『東京が壊滅する日』です。
私はこの原発問題に取り組み、30年以上、「反原発」を主張しつづけ、
『私物国家』(1997年、光文社)などでも歴代総理を固有名詞で断罪してきましたが、
その中でも、最も知性がないのが安倍晋三です。
編集 歴代内閣総理大臣ワースト1位ですか!?
広瀬 誰が見てもそうでしょう。
A級戦犯となった近衛文磨と岸信介がいます。
それぞれを祖父に持つ細川護熙さんと安倍晋三。
この2人の違いが何か、わかりますか?
編集 うーん。何でしょう……。
広瀬 細川さんは東日本大震災を見て、一から考え直し、小泉純一郎元首相とともに、
精力的に「原発反対」を訴えています。
細川さんが理事長として進めている津波防止のための「森の長城プロジェクト」は、
江戸時代の浜口梧陵を思い起こさせる偉業です。
ペリー提督が来航した翌年、1854年に梧陵の郷里・和歌山県広村を安政南海地震が襲い、
紀伊半島一帯を大津波が襲ったのですが、
彼が津波の前に広村の村民を山に導いて救済したのです。
そのあと彼は、数年がかりで高さ5メートル、長さ650メートルにもおよぶ
防波堤を完成させ、松林の植林で堤防を強化しました。
この堤防は、ほぼ90年後の1946年に再び広村を襲った
昭和南海地震の津波の被害を防ぐのに大いに役立ちました。
細川さんがなさっていることは、同じです。
対する安倍晋三は、思考力ゼロですから、
祖父の岸信介が日米安全保障条約を強引に締結して全国民の怒りを買って退陣した
時代からまったく進歩がなく、変わらない!
こいつは人間以下だ。 猿にも劣る。
過去の過ちを真摯に反省して、明日への光を見出そうとする細川さんや小泉さんの姿
を見ていると、「人間は変わることができる!」という人間の可能性と、
希望をひしひしと感じることができます。
人間は、失敗をしたら、そこから大きく変化することが大切なのです。
フクシマ原発事故で、初めて原発のおそろしさに気づいた人こそ貴重なのです。
編集 なかでも、小泉元首相は、「(原発再稼働は)間違っている。
日本は直ちに原発ゼロでやっていける/原発がCO2より危険なものを生み出している
のは明らかで、ぜんぜんクリーンじゃない。原発は環境汚染産業なんです」
(「朝日新聞」2015年9月13日付)とか、
9月16日の伊方原発の当地・愛媛県での講演でも、
「伊方原発であろうがどこであろうが、再稼働すべきではない」
「政府は『世界一厳しい新規制基準だから大丈夫』と言っているが、
どうして世界一と言えるのか。 どこの国とも比べていないのに世界一と言うのはおかしい」
と、かなり激しくほえておられます。当分、小泉節はおさまりそうにありませんね。
広瀬 1966年7月25日、わが国最初の商業用原子炉・東海発電所が茨城県で運転を開始し、
安倍晋三が尊敬する祖父・岸信介が1959年に決定したこの東海村原子炉によって、
現在まで続く原子力発電の時代に突入したのです。
安倍晋三は「世界で最も厳しい原子力規制委員会の基準に基づく審査をパスしたから安全」
と言っていますが、本連載第15回の田中三彦氏との対談でも明らかになったとおり、
それはデタラメです。
『東京が壊滅する日』の102~104ページに
「長州藩歴代犯罪の系譜」を紹介したので、ぜひ読んでください。
編集 日露戦争を開戦し、特高警察を設置した桂太郎から、
秘密保護法を成立させた安倍晋三まで、
広瀬さんの最も強みと言える「人物の系図」は衝撃的ですね。
☆今、フクシマと東京で起きていること
編集 私が『東京が壊滅する日』の原稿を最初に読んで驚いたのが、
冒頭のキーワードとも言える「220km」です。
アメリカの西部三州で起こった悲劇です。
ネバダの核実験(1951~57年)が行われ、そこから「220km」の田舎町、
セント・ジョージで大量にガン患者が発生した史実と、
福島第一原発~東京駅の「220km」の対比には 「おお!」と身を乗り出しました。
広瀬 「フクシマ原発事故はもう終わった」と思い込んでいる東京都民が、
実はいちばんアブナイのです。
『東京が壊滅する日』のオビには「タイムリミットはあと1年しかない」とありますが、
2011年3月のフクシマ原発事故から4年半が経過し、
すでに福島県の子どもの甲状腺癌の発生率は平常時の72.6倍です。
もうすでに起こっていることですよ。
その原因である放射性ヨウ素が、ここ東京にも、大量に襲いかかったのです。
▼http://dol.ismcdn.jp/mwimgs/5/3/350/img_53f644ddf2fc8945ce1a368a62d7dcb845807.jpg
東京都文京区にある順天堂大学付属順天堂病院・血液内科の
「外来新規患者数およびその内訳」の表を見ると、
2011年に比べて、2013年には明らかに疾患が激増しています。
首都圏の病院における骨髄異形成症候群による入院患者数を見ても、
フクシマ原発事故前の2010年に比べて、2012年~2013年には血液関連の癌が急増しています。
▼http://dol.ismcdn.jp/mwimgs/9/2/350/img_92832ee0aac6cc4fccbab22f7497f69933674.jpg
なぜ、東京かって?
大汚染地帯のフクシマ原発事故現場の脇を通る国道6号線と常磐自動車道を、
大量の乗用車とトラックが走っていますが、ほとんどが東京に向かってくるので、
その車体がすさまじい汚染物を首都圏に運びこんでいる状態です。
放射線の影響と思われる白内障や眼科疾患も、2012年末以降に東京で急増しています。
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ほとんど注目されていませんが、宮城県仙台市およびその周辺でも
白内障や眼科疾患が急激に増えており、東北労災病院眼科の患者統計では、
白内障手術数は、事故前の2010年から事故後の2012年までにおよそ2倍になっています。
いいですか。
アメリカ西海岸のカリフォルニア州では、フクシマ原発3号機が爆発して10日後に、
アメリカ環境保護局が大量のプルトニウム239を検出して、
下に示すグラフを公表していたのですよ
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東京には高層ビルが林立しているので、そこに放射性物質の雲がぶつかって落ちた結果、
東京の人間は、ほかの地域の人より、はるかに大量のプルトニウムを吸いこんだのです。
はるかに大量のホットパーティクルが体内で癌を爆発的に増やすのは、もう時間の問題です。
来年、2016年3月11日で、原発事故から5年が経過します。
ネバダの核実験やチェルノブイリ原発事故の教訓は、まちがいなく
「事故の5年後から癌や心筋梗塞の患者が激増する」ということです。
フクシマの原発事故でコワイのは、広島・長崎原爆のような閃光や爆風での被害ではなく、
200種以上の放射性物質がガス化して“見えない状況”で日本中に飛散したことです。
放射性物質の8割が海に落ちたとしても、2割は山中や平地に落ち、
河川を通じて関東平野や日本海側にも放射性物質が流出しています。
その地上に落ちた量は、ネバダの核実験よりフクシマ原発事故のほうが「2割」多い
という計算の根拠を、『東京が壊滅する日』に詳細に書いたので、ぜひお読みください。
編集 読者の方々からいただいた手紙にも「この数字に驚いた」とありましたが、
「2割多い」というのは、かなり衝撃的ですね。
☆北関東・東北豪雨でフレコンバッグから猛毒物が流出!
広瀬 それに加えて、先日の北関東・東北豪雨被害です。
危機的な状況は日ごとに増しています。
『東京が壊滅する日』で触れた「フレコンバッグ」と呼ばれる除染物を入れる黒い袋ですが、
今回の豪雨でそれが大量に川に流出しました。
編集 本連載第10回で見た衝撃の「フレコンバッグのドローン空撮」は、すさまじいものでした。
みな海岸線にあるのですからね。今、そこにちょっとした津波が来れば……。
今回の豪雨によって、「除染廃棄物の流出数は439個。9月24日午前11時までに41袋が未回収で、
うち36個が回収困難。回収した398袋のうち239袋で中身が流出。ほかに16袋が破損」、
環境省の担当者は「草木類が大多数で、事故後4年半が経過しているため、
放射線量は低いとみられる。環境への影響は少ないと考えている」(「毎日新聞」)
と答えているようですが、本当に大丈夫なのでしょうか?
広瀬 大丈夫なわけはないでしょう。
クソ役人の言葉を信じると、トンデモナイことになりますよ。
危険物だからフレコンバッグに入れたんですよ。それが流出して、なにが大丈夫だ。
忘れてはならないのは、「除染」というのはあくまでも「危険物を移動する」
という意味であって、危険物そのものは永遠に「消滅」しないということです。
だから小泉純一郎さんが、「地下水が豊かで、放射性廃棄物の処分ができない国なのに、
原発の再稼働など絶対にしてはならん」と叫んでいるのです。
大きな危険性のある放射性物質を大量に含んだものが、豪雨で川や海に大量に流れ出たわけです。
土中や、地中の汚染はむしろ日増しに進んでいる。
猛毒物のプルトニウムもトリチウムもストロンチウムも、海に大量に出ている。
それを魚介類が取り込み、やがて子どもたちが体内に取り込み、
それが体内で濃縮を起こし、トテツモナイ癌細胞となって放射線を放つ可能性が大なのです。
しかし、地元紙をはじめ、いまでは大新聞もテレビもまったくこの危険性を報じない。
このことに心から憤りを感じます。
編集 今、広瀬さんが一番コワイと思っているのは何ですか?
広瀬 ズバリ、水です。
体内に入れる水は、東京都内に住んでいる私自身も、遠くから安全なものを購入し、
わが家では水道水は一切使っていません。
深刻な影響は、東京を含む東日本地域で、これから出てきます。
特に、女性や小さい赤ちゃんや幼児が先にやられるので、本当に心配です。
☆安倍晋三が犯す日本史上最大の犯罪
広瀬 科学的、医学的にこの問題を検証すると、
事態はどんどん悪化の一途をたどるばかりだと考えられます。
原発事故の問題には、大きく分けて、2つがあります。
1つがフクシマから放射性物質が拡散した取り返しのつかない問題。
もう1つが、再稼働を開始した川内原発(鹿児島県)や再稼働候補の伊方原発(愛媛県)で
これから取り返しのつかない事故が起こった場合、
日本列島の風の流れから、被害が鹿児島・愛媛にとどまることなく、
日本列島全土を殲滅させる、ということです。
編集 日本列島全土が殲滅!?
広瀬 現代人はあまり強く認識していないようですが、
日本中にある標準の100万KW級の原発では、
1年で広島原爆の1000倍の放射性物質を生み出す核分裂が行われています。
つまり、あの忌まわしい原子爆弾の1000倍の危険な放射能が日本列島を埋め尽くす。
フクシマ原発事故が起こっても、まだ日本人は懲りないのか。
この民族の頭は大丈夫なのか。
最高責任者の安倍晋三が起こす次なる大事故は、日本史上に残り、
日本の国家機能を根底から破壊するトテツモナイものになるのです。
あいつを即刻、政界から完全追放しなくてはなりません。
(つづく)
☆http://diamond.jp/articles/-/79224
記録的台風が多い年は、
なぜ、大地震が多いのか?
――担当編集による著者インタビュー【前篇】
☆http://diamond.jp/articles/-/79285
知られざる『東京が壊滅する日』
誕生秘話と「Xデー」がくる日
――担当編集による著者インタビュー【後篇】
画像、二枚目、
「平泉・毛越寺常行堂 宝冠阿弥陀如来坐像」です。
既報ですが、
◆http://news.infoseek.co.jp/article/postseven_355271/
NEWSポストセブン / 2015年10月10日
◎「年20万人の移民受け入れで人口減回避」に落合信彦氏が苦言
難民たちを乗せたボートがトルコ沖で転覆し、3歳男児を含む12人が死亡した。
浪打ち際でうつぶせになっている3歳男児の遺体写真をきっかけに
欧州各国は難民受け入れを拡大する方向に急転回したが、
作家の落合信彦氏が難民受け入れが日本に及ぼす影響について解説する。
* * *
日本も他人事ではない。
国連のサザーランド事務総長特別代表は、ヨーロッパ各国やオーストラリアが
難民受け入れを拡大したことを受け、「アメリカや日本なども責任を果たすべきだ」と述べた。
目の前で命の瀬戸際にある人々がいる以上、先進国としての責任は
もちろん無視するわけにいかないが、軽々に考えてはならない。
移民・難民の受け入れは、副作用を必ず伴う。
すでに日本でも、外国人が多く住む地域ではトラブルが続出している。
中国人が多い東京・池袋などでは、ゴミ出しをめぐって地元住民と摩擦が起きている。
友人が住む埼玉のマンションでは、やはりゴミをめぐって大変な摩擦が起きているという。
外国人の生活保護受給世帯も4万世帯以上にのぼっている。
近年は毎年5000世帯のペースで急増。
堅実な日本人と違って、稼いだカネはすぐ使うという文化がある外国人は貯められないからだ。
中国で働くフランス人の友人が語ってくれたことだが、
いま上海の書店では日本についてのハウツー本が売れまくっているという。
それは日本に行って何もしないで生活保護をもらい楽しく暮らすことを
1から10まで教えている本だという。
昨年、内閣府が「毎年20万人の移民を受け入れることで人口の大幅減を避けられる」
との試算を発表したが、そんな政策は大間違いだ。
文化の違いを考えない阿呆な政策としか言いようがない。
馬鹿な日本の企業が外国人を増やしたいからといって、それを受け入れ生活保護を支払うのか?
そんなことのために税金を払うなんてまっぴらご免だ。
毎年20万人といえば、東京・渋谷区や静岡・沼津市、山梨・甲府市などの人口に匹敵する。
10年で200万人、30年で600万人だ。
彼らは子供を産み、あっという間に1000万人を超えるだろう。
日本人が人口減少により今後50年で約8000万人に減っていくなかで、
1000万人の移民がいる社会はどのようなものになるか。
考えると恐ろしい。
さらに危惧すべきは、中国の崩壊だ。
経済が危機的状況にある中国は、いつ人民が暴動を起こして共産党政権を転覆させてもおかしくない。
そんな事態になれば、数多くの戦艦や漁船などで、数百万人、数千万人単位の難民が
海をわたって日本にやってくるだろう。
海上自衛隊や海上保安庁に、それを止めることはできない。
もし上陸を阻止しようとして中国人に死者でも出たら、今度は世界から「非人道的だ」と
猛烈な批判を浴びる。
武装難民も大挙して訪れるだろう。
到着した九州や日本海沿岸で、日本人が略奪される危険もある。
難民受け入れは、決して美しい物語ではない。
痛みを伴うシビアな問題なのだ。
日本人は、これからヨーロッパで起こることに目を凝らし、
そのうえで日本の針路を考えねばならない。
※SAPIO2015年11月号
画像、三枚目、
「宇治平等院鳳凰堂 本尊 阿弥陀如来座像」です。
ロシアの見方は正しい、
◆http://melma.com/backnumber_45206_6270455/
宮崎正弘の国際ニュース・早読み(ドイツ、今度はインド投資に熱狂)発行日:10/9
書評
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グローバリズムという妖怪の正体はいったい誰々か
かれらの思惑と目標は金融の世界支配なのか
♪
馬渕睦夫 『アメリカの社会主義者が日米戦争を仕組んだ』 (KKベストセラー)
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次々と意欲作を世に問う元ウクライナ大使は、
日米の真の和解のために、まず知っておくべきは歴史の裏側の真相だと言う。
グローバリズムという、わけのわからない主張を展開する社会主義者は、
「革命家」という表の仮面を剥がすと、そこには、
「国際金融資本家」という真相の風貌が現れる。
ロシア革命も、支那事変も、「日米戦争」も、
かれらがウィルソンとルーズベルトを操作して、巧妙に仕掛けたという裏面がある。
日本の近現代史は、自虐史観に脳天を侵されて久しく、
左翼歴史家は、とくに階級史観や社会主義が進歩である
という奇妙なメンタリティに取り憑かれ、
「不確実な明日のために確実なこんにち」をぶちこわし、破壊することに熱中してきた。
自虐史観など、それをGHQと一緒にばらまいた日教組や、左翼マスコミは
「国家反逆罪」ではないか、と馬渕氏は提議され、現状の世界の絵解きから始める。
そこには民間企業でしかない連邦準備制度が法定通貨を発行するという、
かれらの「傑作」が作動している。
まずはプーチンを悪役に仕立て上げるために
ウクライナに暴動、騒擾を惹起したのは、「かれら」だった。
プロの傭兵軍団をウクライナ東部に投入し、プーチンをそそのかして
ロシア軍の介入を呼び起こし、プーチンの転覆を謀ろうとした。
それらはジョージ・ソロスの論文などでも明らかだが、
慎重且つ入念に対応したプーチンが役者が一枚上だった。
シリアの泥沼にお手上げとなった欧米を尻目に、
ロシアは空爆につづいて地上軍を投入したが、
アメリカはプーチンが反政府軍を攻撃していると非難している。
反政府軍とはアメリカがテコ入れしている武装ゲリラのことである。
プーチンを徒らに敵視するのは愚かしいことであり、
日本はプーチンの年内訪問を熱心に説いており、また日米首脳会談で安倍首相は
アメリカの了解を密かに取り付けたと馬渕氏は推定する。
国益を考えてみれば、日本は最大の仮想敵中国 の背後にあって、
つねに中国を脅かすロシアに 欧米と束になって敵対する必要はないのである。
ならば中ロ蜜月はどうなるか、という問題があるが、
馬渕大使の回答は明快このうえない。
すなわち「中国経済は日米欧などの製造業が進出したお陰で急速に発展した模倣経済
にすぎないことから、(ロシアがいかに)中国との経済関係を強化しても、
ロシア経済の近代化に繋がることは決してありません」。
だから中ロ蜜月など、ときが来れば雲散霧消するのである。
なぜか。英国元首相パーマストンの次の箴言がある。
「永遠の敵国はいない。また永遠の友好国もいない。
永遠に存在するのは国益のみである」と。
グローバリストの正体は 社会主義。
彼らのなかには「日米戦争」をしかけた陰謀家がおおく、
なによりも支那事変とは 日本と中国の背後にあった英米との戦争であったように、
表面のあぶくだけを見ていると、地下水流の流れはつかめないのである。
それにしても共産主義国家では、
いかに簡単に生命を軽んじた大虐殺が繰り返されるのだろうか。
「彼ら流の『あるべき未来の姿』というイデオロギーには
現実を無視するという論理的必然性があるからだ、
未来のみに軸足を置き現在を無視する。
結局、道徳を無視する結果」を産むことになるのである。
ロシア革命も、中国革命も、カンボジアのポルポトの大虐殺も、すべてはそうだった。
現在日本に予測される最大最悪の事態とは、中国の経済失速
(それはいまや秒読みだが)により 中国で本格的な暴動が発生し、
中国経済が壊滅するときに 排外主義の謀略、暴力が起きるだろうと馬渕氏は言う。
「暴動が反政府運動に発展し、反政府運動の矛先をかわすために
中国政府が排外主義を扇動する可能性が強い」
となると上海事件、通化事件のように駐在邦人の大虐殺がまたおこりうるだろう、
と不気味な近未来を予測する。
本書は国際情勢に通暁する元大使の憂国と警告の書である。
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ロシア人は支那人を心底嫌っておりますよw
対ユダ米で、とりあへず握手しておるだけで、呉越同舟です。
一番誼を通じたいのは日本だと思います。
北方領土問題をなんとか互譲の精神で解決し、
友好協力関係を構築することこそ国益にかのうし、日本の独立に繋がる。
ユダ米はダメですな、悪辣すぎるわなぁ、レイシストだし。