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秋天爽風Ⅳ

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 画は 葛飾 北斎(葛飾 北齋)かつしか ほくさい 

 宝暦10年(1760)? ~ 嘉永2年(1849年)

 号は、葛飾 北齋、前北齋、戴斗、為一、
                  画狂老人、卍 など。        作


  「百人一首姥がゑとき 春道列樹」です。

 
 百人一首・第32番

 春道列樹(はるみちの つらき)


   山川に 風のかけたる しがらみは

         ながれもあへぬ もみぢなりけり


☆雨模様、風あり。

WindowsのタスクバーにWindows10へのボタンが居座っていますがw

一発で消せます、スッキリしますよw

☆http://www.gigafree.net/utility/refresh/GWXControlPanel.html

ご参照!



いつものプロパガンダ、

◆http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201509090000/
櫻井ジャーナル 2015.09.09
◎トルコの海岸に横たわる子どもの遺体が話題だが、
 その子どもはクルド系で、ISやトルコ軍から攻撃


▼http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/
 8f3652e69062f7100012ef1e6f2c24c6a3e38713.70.2.9.2.jpeg


トルコの海岸に横たわる3歳の子どもの遺体を撮した写真をメディアが流している。

アメリカをはじめとする西側の国々、イスラエル、ペルシャ湾岸の産油国などが
中東や北アフリカの国々を破壊してきたひとつの結果。

その子どもはクルド系ということなので、トルコ軍やIS
(イラクとレバントのイスラム首長国。ISISやダーイシュとも表記)
の攻撃を受けたと考えられる。


しかし、今回の報道に疑問を持つ人も少なくない。

西側の有力メディアが報道しているということ自体、胡散臭いということだ。

ユーゴスラビア、アフガニスタン、イラク、リビア、シリア、ウクライナなど
アメリカの支配層が戦争を仕掛けた地域の状況を西側はまともに伝えず、
プロパガンダに徹してきたからだ。

シリアに限っても、2011年3月に戦争が始まった原因として
西側メディアが伝えた内容は嘘だった。

この月に反政府行動があったことは事実だが、シリア駐在フランス大使だった
エリック・シュバリエによると、
バシャール・アル・アサド政権が暴力的に参加者を弾圧しているとする
アル・ジャジーラやフランス24などの報道は間違い、あるいは嘘。

同国外務省の調査団が調べたところ、実際は限られた抗議活動があっただけで、
すぐに平穏な状況になったことが判明したのだ。

この報告を読んで怒ったのがアラン・ジュッペ外相。

EUへの加盟支援を餌にトルコをリビアやシリアに対する軍事作戦へ引き込んだのは
このジュッペで、シリアとイラクにクルド国を作るというプランを持っていたという。

ジュッペは調査団の報告を無視、シリアのフランス大使館へ電話して
「流血の弾圧」があったと報告するように命じた。

その後も市民虐殺や化学兵器の使用といった嘘を西側メディアが流してきたことは
本ブログで何度も書いてきた。

その西側メディアが難民問題を取り上げ、水死した子どもの写真を掲載している。

突然、彼らが改心したとは思えない。

この問題を戦争拡大、シリア侵略の口実にしようと目論んでいると見る人もいる。

波に対して垂直な形で子どもの遺体が横たわっているのも不自然だ
と主張する声も聞こえてくる。
何者かがそこへ遺体を置いたのではないかというのだ。


ウクライナにおける嘘のひとつがロシア軍の介入。

クリミアが軍事侵攻されたと西側メディアは大々的に宣伝していたが、
1997年にウクライナと結んだ条約に基づいてロシアが駐留させていた1万6000名の部隊を
侵略軍だと主張していたことがすぐ発覚している。

クリミアのセバストポリは黒海艦隊の拠点で、
基地の使用と2万5000名までの駐留がロシア軍に認められていた。

これ以外にも西側メディアは「ロシア軍の侵攻」を伝えていたが、
根拠を示さなかったり、示した「証拠」が嘘だったりしている。

もしロシア軍が本当に介入していたなら、南オセチアのケースのように、
キエフ軍は蹴散らされていたはずだ。

ウクライナ情勢を少しでも自分で調べたなら、西側メディアの嘘はわかるはず。

勿論、存在しない軍隊が撤退することもありえない。



◆http://my.shadowcity.jp/2015/09/post-7800.html
ネットゲリラ  (2015年9月 9日)
◎役人栄えて国滅ぶ


東京五輪の開催費用が、当初予算の三倍になるそうで、
「諸物価高騰のため」というんだが、いつ物価が三倍になったんだよw 
実質賃金なんて2年間も下がりっぱなしじゃないかw 

結局、最初から何千億もカネを抜こうとしているヤツがいる、という事です。
新国立競技場が潰れて抜けなくなって、エンブレムも抜けなくなって、
苦し紛れに、それ以外のところを増額して来たw 
コイツラ、どこまででもやりますw 
というのも、高級官僚ひとり天下りで食わせるためには、
100億レベルの「お仕事」が必要だから。

高級官僚なんて、働かせないで給料だけ渡してる方がマシですw 
なまじ1億の給料や退職金を渡すために、
100億円の無駄遣いするのが官僚だからw


  ☆http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015090900375
  時事通信 2015/09/09
  ◎開催費、2兆円に膨張の懸念 = 建設費高騰など背景に-東京五輪

  2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の
  中村英正企画財務局長は9日、大会全体の開催費が当初見込みの約3倍の
  2兆円程度に膨らむ懸念があることを明らかにした。
  東京都内で民主党が開いた公共事業再検討本部の会合で述べた。
  五輪招致時の立候補ファイルでは、組織委や東京都などが支出する開催費は
  総額7340億円とされている。中村局長は、ロンドン五輪の開催費も
  招致時の見通しから約3倍に膨らんだことや、
  競技場などの建設費が高騰している現状を踏まえ、
  「7340億円が3倍ぐらいになる可能性はあるのではないか」と語った。
  その上で「トータルコストが高くなって大会への信頼が失われる
  ことをわれわれは最も危惧している」とし、
  運営費などの削減に力を入れる姿勢を強調した。


  -----------------------
  だからやめた方がいいって言っただろ
  ----------------------- 
  このお金は佐野と同じような人々に分配されます
  -----------------------
  こりゃ消費税もっと上げなきゃな
  武藤を事務総長に据えた財務省の勝利だな
  -----------------------
  税金だとやりたい放題だな
  -----------------------
  ※終わった後もなんの経済効果も生まない施設群の
  維持費も別途必要になります
  -----------------------
  消費税上がったからねw
  -----------------------
  マイナンバー センターの整備などに3000億
  http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150909-OYT1T50010.html
  白紙撤回された国立競技場整備計画の2520億円を上回る

  安倍ぴょんがやろうとしてるこれも世間にバレるの時間の問題だな
  別途に掛かるこれらの維持費用とかもどうすんんだろうなw
  -----------------------


マイナンバーセンター作るのに3000億だそうでw 
国民に還元する金額より大きいだろ、それw 

所得の多い人には還元されないだろうし、
面倒くさいという理由で申請しない人も多いだろうしw 

天下りの役人、何人か食わせるために、3000億ですw 
頼むから、ナニもしないでジッとしててくれw


コメント


*y | 2015年9月 9日 | 返信

  朝鮮人なりふりかまわずという印象。


*じろう | 2015年9月 9日 | 返信

  普通の会社で見積もりの3倍でしたとなったら、
  担当者どころか社長のクビが飛ぶよな。


*六花から仕事人への返信 | 2015年9月 9日 | 返信

  戦時中若者に特攻を命じてのうのうと生き延びた将校のリストは
  ネットに出ています。

   「卑怯者列伝」

  富永恭二:航空部隊の指揮官として息子も特攻死させたが
       本人は最前線のフィリピンから台湾に逃亡、
       その際残り少ない戦闘機を駆り出して護衛を命じ、
       積み荷はウィスキーと芸者たちであったという。
       シベリアに抑留されるが天寿を全うする。
       残された1万人の部下は全員戦死したという。

  菅原道大:後で自分も行くからとか言って特攻隊を送り出し、
       終戦時に部下から行きましょうって言われたら
       「特攻隊の慰霊するからやっぱ行かない」と却下、
       養鶏やりながら天寿を全う

  倉澤清忠:菅原の部下として特攻隊を送り出す。
       飛行機のトラブルなどで帰ってきたパイロットを監禁する
       スパルタ施設を運営。
       後は印刷会社経営、特攻隊の生き残りからの報復を恐れ
       常に拳銃を携帯。 勿論天寿を全う。

  黒島亀人:「変人参謀」と言われ
       数々のキチガイ作戦とキチガイ特攻兵器を立案。
       戦後は会社社長として何不自由ない暮らしを送る。
       なお、宇垣纒の手記(後に「戦藻録」として出版)を
       遺族から借り出し、自分に都合の悪い部分を破棄、
       「電車に置き忘れた」などと言い逃れる。当然天寿を全う。

  源田実:自分の指揮する部隊でも特攻やりたいと部下に命じたところ、
      部下から「私が操縦するから貴方は後席に乗ってください」
      と言われソッコーで沙汰止みに。
      戦後は航空自衛隊に入り航空幕僚長、自民党から参議院議員に。
      議員時代、日本全土を無差別爆撃したカーチス・ルメイに
      勲一等を授与する工作する。言うまでもなく天寿を全う。

  太田正一:米軍コードネーム"BAKA"こと人間爆弾「桜花」の発案者。
       自分が最初に特攻するから開発させてくれと
       上層部に頼み込んだ癖に、「適性なし(笑)」とやらで出撃せず。
       戦後の混乱に乗じて新しい戸籍を作成、
       各地を逃げ歩きながら妻を娶り二人の子供を儲けたが
       1994年京都にて癌で死亡、至極当然に天寿全う。

  花谷 正: 第二次アキャブ作戦で部下に突撃を命じるばかりで
       壊滅的打撃を受けるもお咎めなし。
       第55師団長時代は部下の将校を殴り、
       自決を強要することで悪評が高かった。
       反面小心でもあり、行軍中も小休止の度に
       自分専用の防空壕を掘らせていた。
       天寿全う。



*nanasi | 2015年9月 9日 | 返信

  太平洋戦争敗戦後、解体されずに
  「アメリカ様に国民の命も金も捧げます!
  だから俺たちだけは助けて!!」
  で生き残ったのが大蔵省と外務省と岸信介みたいな売国奴
  日米安保条約みたいな不平等条約をせっせと進め
  その孫の下痢壺が 更なる不平等条約を強行採決する気満々

  事なかれ主義でこいつらを打首獄門にできなかった
  日本国民のツケを今、命で払わされてるのが今の一般国民

  ホメイニ革命でも起きなきゃひっくり返せないな



*仕事人から六花への返信 | 2015年9月 9日 | 返信

  辻正信も忘れないでw

  所詮悪の階層の下の方で、悪玉はもっと上の階級だけどw




北齋、二枚目、



「北齋漫画 ろくろ首など」です。



「半グレ」社会、

◆http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45003
週刊現代,溝口敦 2015年09月03日(木)
◎ヤクザ崩壊、「半グレ」勃興!
 あなたの隣に潜む新たな犯罪集団の実像とは?
 特殊詐欺、ヤミ金、危険ドラッグ……


私たちの生活を地獄に陥れる暴力犯罪の主役は、
ヤクザから「彼ら」にとってかわられた。

『ヤクザ崩壊 半グレ勃興』(講談社+α文庫)を上梓した
ノンフィクション界の重鎮が彼らの生態を解き明かす。

        文/溝口敦(ノンフィクション作家)


☆過去最悪の被害額

去年、全国の警察が把握した振り込め詐欺など特殊詐欺全体の被害額は
約559億円に及び、過去最悪を更新した。

だが、この数字も実際の被害額の半分ぐらいだろうと、
詐欺グループのリーダーは見ている。オレオレ詐欺などは、
被害者がカネを詐取された次の日には本物の子や孫などと連絡がつき、
「騙された」と気づくことになるが、
未公開株詐欺やイラクの通貨、ディナール詐欺では、
騙された後2~3年も騙されたことに気づかない被害者が多いというのだ。

「ややこしい話ですが、警察が『特殊詐欺』といっているのは
『振り込め詐欺』と、『それ以外の特殊詐欺』なんですね。

『振り込め詐欺』には『オレオレ詐欺』『架空請求詐欺』『融資保証金詐欺』
『還付金等詐欺』が含まれ、

『それ以外の詐欺』には『金融商品等取引名目の詐欺』、
『ギャンブル必勝法情報提供名目の詐欺』、『異性との交際あっせん名目の詐欺』、
『その他の特殊詐欺』を含めている。

このうち特に『金融商品等取引名目の詐欺』には
『いい金融商品を買わせてもらった。来春には上場するようだし、
初値が買値の10倍は固いらしいから、間違いなく大儲けだ』と喜んでいる人がいる。

こういう人が警察に被害を訴え出るのはまだまだ先の話です」

なるほど。詐欺と確定するまでに時間がかかる詐欺がある。

つまり特殊詐欺の年間被害額は559億円に留まらず、1000億円以上に上るかも、
と詐欺を仕掛ける側は観測している。

罪悪感などは毛ほどもなく、恐るべき自信といえよう。

詐欺に限らず窃盗や強盗、恐喝や横領などカネを取る犯罪を「財産犯」というが、
去年、全財産犯の被害額は約1130億円だった。

ということは、警察の把握する被害額で見ても、特殊詐欺は全財産犯の約半分を占める。

恐喝は暴力団を代表する犯罪だが、
特殊詐欺から見れば、恐喝などはごくごく些末な犯罪にすぎない。

そしてこの特殊詐欺をもっぱら仕切っているのが半グレである。


☆詐欺の帝王」は明大出身

半グレというと、暴走族「関東連合OB」を思い出す人が多いだろうが、
同グループは'12年9月に起こした六本木クラブ襲撃事件による人違い殺人で
メンバーが服役や逃亡するなどで四散、今や壊滅状態にある。

現在の半グレはほとんど一般人と変わらない経歴を持つ者が多い。

私が去年会った「詐欺の帝王」といわれたKは現在39歳だが、明治大学の出身で、
明大ばかりか全国の大学のイベントサークル世界を牛耳り、
卒業して電通に入社、雑誌局に配属された。

が、'03年早大のイベントサークル「スーパーフリー」レイプ事件が発覚し、
Kは電通入社後もスーフリのケツモチ(後見役)をしていた関係から関与を疑われ、
子会社に左遷された。

これに嫌気してKは退社、イベントサークル時代の仲間や後輩を集めて自らヤミ金を営み、
その後、ヤミ金グループを母体に特殊詐欺を行う日本一の詐欺集団を率いた。

この略歴に明らかなようにKは暴走族の出身でさえない。

強いていえば渋谷のチーマーグループ「U」にちょっと関係した程度で、
学業成績も優秀だった。ゼミではゼミ長をつとめ、学部を次席で卒業している。

今やこのような者が半グレやオレオレ詐欺グループのリーダーである。

Kは温厚なビジネスマン風で、暴力的ではない。

税務署に調査され、2億円ほど納税を余儀なくされたことはあるが、
警察に逮捕されたことも、前科もない。


☆「月収」手取りで3億円

もちろん半グレのリーダーである以上、暴力団と没交渉ではないし、
暴力沙汰も時に起こし、また被害にも遭っている。

'09年、Kは新宿の暴力団組長にカネを貸したが、
その組長が上部組織から破門されたのを機に回収を図った。

が、組長は薬物の仕入れがうまくいかず、「返したくても返せない」と弁明した。

これでトラブルになり、Kは最後、組長の仕事仲間の外国人に改造拳銃で足首を撃たれ、
入院をくり返したあげく、ヤミ金と特殊詐欺から足を洗った経緯がある。

Kの場合、暴力事件は配下の役であって、K自身は現場に居合わせない。

'09年千葉県船橋市のラブホテルに雀荘経営者ら2人を拉致し、
生きたまま電動ノコギリで首を切断した男がいたが、この男もKの元配下だった。

暴力事件で名を売った半グレとしては関東連合がある。

'10年発生の海老蔵事件、被害側だが'10年の朝青龍傷害事件、
'11年の六本木キャバクラ暴力団襲撃事件、
'12年の六本木クラブ「フラワー」襲撃事件など、毎年のように派手に暴力事件を重ねた。

しかしそれがたたって、前記した通り、関東連合は解体した。

名を売っただけで、実は取れなかったのだ。

計算高い半グレとしては異質であり、現在主流の生活態度ではない。


総じて半グレの生活指針は「オラオラ」である。

これは「経歴に傷をつけない程度の反道徳的行為」
「逮捕などの危険性が少ないグレーな仕事」などを意味する。

つまり半グレの大半は意外なことに「遵法的」であり、
逮捕されずに金儲けすることに価値を見出す。

こういう半グレは滅多なことでは暴力事件など引き起こさない。

巨額を握った後、一般社会に紛れ込むのが彼らの理想なのだ。

Kは最終的にヤミ金300店を経営し、従業員1300人を抱えた。

従業員のランクは下から上に
店員-番頭(店長補佐)-店長-統括-総括-社長-幹部-K本人という順だったが、
月給はヒラの店員で40万円からスタートした。

番頭は200万~300万円、店長700万~800万円、統括1000万円、総括5000万円、
社長1億5000万~2億円、幹部2億~3億円。
K本人が最低でも2億~3億円という給与水準だった。

断っておくがこれは年収ではなく、あくまでも月給である。

それも税務署に届け出ない非課税の手取り額なのだ。

Kのヤミ金店舗は特殊詐欺も手掛けたが、
いかに半グレ商売が濡れ手で粟の高収益か、如実に示していよう。

Kのもとには毎週億に近いカネが流入した。

仕事が仕事だから、銀行への積み立ても不動産への投資もできない。

仕方なく東京・渋谷区に3軒のカネ置き部屋を借り、
段ボールに詰めたカネを積み上げていた。

みかん箱一つに1億円入るそうだが、それが床が抜けるほど積み上がったのだ。


☆半グレの怖さ

元をただせば、こうしたカネが多数の犠牲者の血と肉だったことはいうまでもない。
すなわち多重債務者であるヤミ金利用者、
子供可愛さになけなしの老後資金を詐取された高齢者、
ちょっとエロサイトを覗いたことを勤め先に知られまいとする
まじめで小心なサラリーマン、
欲に駆られてもっと増やせると考えた小金持ちたち―― 等々。

半グレの怖さは物理的な暴力にあるのではなく、
追い込み、掠め取っていく経済犯の怖さにある。

彼らを前にして「俺は騙されない」と過剰な自信を持つことはむしろ危険だろう。

彼らは常に時事ネタや流行に注意を払い、
騙しのストーリーを修正し、新ネタを肉付けしている。

例を挙げれば、最近はマイナンバー制度やふるさと納税、仮想通貨、
バイナリーオプション(為替金融商品)、テストステロン、
純金インゴットなどに取り組み、また研究している。

端的にいえば、これらを新ネタにどう仕掛けるか、頭をひねっている最中である。


☆暴力団を「パシリ」に使う

一昨年から去年にかけて何人もの命を奪った危険ドラッグ業者に
ヤミ金出身者が多い事実はあまり知られていない。

早い話、去年9月からの1ヵ月で15人が死亡した危険ドラッグ「ハートショット」
の製造元は東京・練馬区に所在したが、同社元社長の前職は
ヤミ金やオレオレ詐欺グループから「道具屋」と呼ばれ、
レンタル携帯、転送電話、架空銀行口座、身分証などの面倒を見る業者だった。

危険ドラッグ業者の中には昔のヒッピー崩れもいたが、ここ10年ほどの傾向は
ドラッグについて知識をほとんど持たない金融屋、ヤミ金業者の参入だった。
もちろん半グレの系統である。

彼らは中国の化学工場から薬物を仕入れ、それを日本で植物片にまぶし、
パッケージして製造元、卸元と称していた。

一説に危険ドラッグ市場は1200億円規模といわれていたから、
これは儲かると参入したにすぎない(日本で危険ドラッグは今年初めほぼ終熄した。
一部にカチノン系薬物α-PVPの根強い愛好者が残る程度)。

これに対し、覚せい剤は相変わらず暴力団のシノギである。

覚せい剤市場は数千億円規模といわれ、危険ドラッグより大きいが、
これ以上の発展性はない。

山口組系の暴力団、五菱会がヤミ金を創始したのは事実だが、
'03年全国の警察が一斉に手入れに動いて、そのヤミ金王国はもろくも崩れた。

前出のKも一部五菱会のヤミ金組織を乗っ取る形で組織を拡大している。

その後のヤミ金やオレオレ詐欺、ディナール詐欺などはほとんど半グレが創建した。

暴力団の組員は半グレに比べ高齢者が多く、彼らがIT、インターネット、スマホの時代に、
新しいシノギを考案することはほぼ不可能だ。

彼らのうち、新し物好きだけが半グレに学びつつ、特殊詐欺や危険ドラッグに手を出している。

が、組員の多くは詐欺の受け子や出し子など、最も危険が多い部分のパシリに使われている。


☆全国いたるところに「半グレ」は存在する

暴力団は隙間産業を見つけ出すことで戦後社会を生き抜いてきた。

公営賭博のノミ行為、野球賭博、パチンコの景品買い、債権回収、地上げ行為、
覚せい剤の密売など、すべて暴力団だからこそできた負のサービス業であり、
これらの供給は暴力団が担うしかなかった。

その意味で暴力団にはシノギを作り出す創建力があったわけだが、
今やこうした役割は半グレに取って代わられた。

暴力団組員の多くは単なる「怠け者のジジイ」に転落している。

全体の組員数も2万2300人で、25年前に比べ3分の1に激減している。

中で山口組だけがまだ組員数1万人以上を数えるが、
この程度の社員数を持つ企業は日本にゴマンとある。

暴力団は今や完全に構造不況業種なのだ。


では、半グレ集団はどうなのか。

その出身は前に記した通り一般人とさほど変わらない。

単にヤンキー気質やチーマー風の身ごなしが板についた若者が
リクルートされているだけだから人材源は無尽蔵である。

たとえていえば、就職情報誌で面接に行ったら、そこがヤミ金だったといった風の
「そこらのアンちゃん」が半グレの末端である。

つまり暴走族だった経験も格闘技好きだった一時期も持つ必要はない。

単にゲーム感覚で多重債務者や高齢者を自殺に追い込んでも、
平然としていられる感性の持ち主なら、半グレになり得る。

そんなことをいえば、日本全国半グレだらけではないか、と反論されようが、
ハッキリいえば、半グレは単なる犯罪者集団である。

だから、「人を見れば泥棒と思え」が有効なアドバイスになるほど、
全国至る所に半グレは存在する。


☆経済学の知識もある

そんなことならまだしも暴力団の方がいいという人もいるだろうが、
こういう情況は欧米先進国とほぼ同じではないのか。

欧米には暴力団のような半公認の総合的犯罪集団はない。

だが、個別専門的犯罪集団はある。不良もいるし、街のチンピラもいる。

日本も欧米並みに片時も油断がならない犯罪社会に入ったのだ
と考えたらどうだろう。 何も半グレを特別に恐れる必要はない。

だが少なくとも半グレ特有の手口については知っておくべきだろう。

「かぶせ」である。

大学を2年で中退して以来、一貫して詐欺師人生を歩み、
とりわけ未公開株詐欺を得意とする詐欺師が教える。

「経済学でプロスペクト理論というのがある。

これは、人は損を諦めて損切りすれば、新たな損をかぶらずに済むのに、
損を回復してプラマイゼロにしたい欲求が強いという理論です。

つまり損した100万円は新たに儲ける100万円より重い。

これがあるからわれわれは一人の被害者を骨の髄までしゃぶれるわけ。

一人の被害者に『かぶせ』をやって、徹底的に一人をしゃぶり尽くす。

それが最も確実な詐欺の方法だからです」

一度被害者になった者は「損を回復しましょう」「いい弁護士を紹介します」
といったアプローチに弱く、結局は二度、三度と騙されていく。

つまりかつて被害者になったことがない一般人は、
一度でも半グレたちの被害者になってはならないのだ。

これが実践的な教訓である。


▼http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/8/4/250/
 img_84e12584f5587a04d22e8b88efdd103a60195.jpg
『ヤクザ崩壊 半グレ勃興』


「週刊現代」2015年9月5日号より




北齋、三枚目、



「冨嶽三十六景 凱風快晴」です。



嵐の後にはw

◆http://melma.com/backnumber_45206_6257944/
宮崎正弘の国際ニュース・早読み(中国外貨準備高が急減している)
発行日:9/9


  いつまでもあると思うな、親とカネ
    3兆3000億ドルとされる中国の外貨準備は、本当にあるのか?

****************************************

中国の外貨準備高に「からくり」があることは屡々指摘してきたが、
直近の統計数字から判断する限り、それは限りなく空っぽに近いようだ。

8日発表の中国輸出入統計8月速報では、輸出が5・5%の急減、
とくに天津港からの輸出は17・3%も減っていた。

輸入もじつに13・8%の急減、10ヶ月連続で前月比を割り込んでいた。

上海株がかろうじて3000台を維持できているのは、依然として「売るな」という当局の指令。

それでも売りが絶えないため、すでに70兆円以上の資金を投入している。

中国からの資本流失が急増している。

15年上半期だけで5000億ドルが海外へ流れた(シティグループの調査)という。

アフリカの農地買収、スリランカとパキスタンの港湾整備事業、
ニュージーランドとカナダのエネルギー企業買収などが最近目立つ投資だが、
加えてAIIB、BRICS銀行ならびに
「シルクロード構想」への資金拠出が予定されている。

このため保有する米国債や海外資産を取り崩し、さらに当局が目の敵とし始めたのが、
海外旅行ブームによる外貨流失の列に加わり、
とりわけ敵対する日本への爆買いツアーがやまないことに
敵意さえ抱いているかのような論調が華字紙に散見される。

中国一の資産家とされる万達集団(CEO=王健林)は米国の私募債に6億5000万ドルを投じた。
王健林ははやくから不動産ビジネスに見切りを付け、米国の映画館チェーンなどを買収してきた。

中国生保ナンバースリーの「安邦保険」はポルトガル企業買収に資金投入直前、
ポルトガル当局から待ったをかけられているが、
ことほど左様に「海外企業買収」に名を借りて、外国への資本逃避が起きている。


 ▲中国の対外債務は1兆5000億ドルと見積もられている

2014年末、中国の外貨準備高は3兆9900億ドルとされた。

2015年8月末の速報値で、それは3兆300億ドルに激減した。

中国当局の発表でも「外貨準備高は3557億ドルに減った」とされた。

「原因は上海株暴落、人民元切り下げに嫌気しただけの逃避ではない」とする
ドイチェ銀行のジョージ・サラベロスは
「もっとも重要なことは中国の外貨準備の性格の変化であり、
世界の金融の流動性と連動している」

また中国の対外債務はすでに1兆5000億ドルに達しており、保有する米国債よりも多く、
GDPの15%である。この先、さらに2兆ドルの外貨が必要である。

したがってある日突然、中国の外貨準備は
ブラックホールに吸い込まれるように消失する危険性が増している。



◆http://richardkoshimizu.at.webry.info/201509/article_78.html
richardkoshimizu's blog  2015/09/10
◎日本経済新聞が絶対に書かない、米国原油デリバティブ破綻。


日本経済新聞が絶対に書かない、米国原油デリバティブ破綻。

原油価格の下落は、確実にユダヤ金融悪魔を絞首刑にします。

これが今、進行中です。大事件なんです。

他に報道すべきことなどない。

本来、TVは朝から晩までこのニュースを流すべきです。

でも、ユダヤ金融悪魔が困るから、

電通から「絶対報道するな」と報道各社に厳命が下っているのでしょう。

ブラック国家日本にも、あとひと月で、この世の中に大変革が訪れます。

惰眠を貪るB層の皆さんも、今度ばかりは脳が働き始めることでしょう。


*パディントン 2015/9/9

  終わりの始まり、原油デリバティブ市場の崩壊。

  ほとんどの投資銀行が、自社の持つ金融資産の20倍~60倍の

  デリバティブ取引をやってます。
    

  総資産        デリバティブ取引量

  JPモルガン        250兆  6800兆

  シティバンク       190兆  6000兆

  ゴールドマン       90兆   5450兆

  バンクオブアメリカ    200兆  5450兆

  モルガン・スタンレー   80兆   4500兆

  ドイツ銀行        263兆  7500兆  

  :  :  :

  合計 7京円  例えばJPモルガンは250兆の総資産がある。


  つまり自社の取引口座に250兆円入れてる。
  250兆円といえば、それだけでも庶民からすると天文学的数字ですが。

  さらにその資産を元にJPモルガンは6800兆円の取引をやっている。
  で、デリバティブの総取引量は
  世界の投資銀行合わせるとだいたい7京円ぐらいと言われています。
  もうなんだか天文学的な取引量です。
  これが9月~10月に一気にはじけ飛ぶ。

  ☆http://golden-tamatama.com/blog-entry-2013.html ..
  マイナンバー制度とFEMA ヒラリーとダインコープ社シリーズ その3




「米中抱きあい心中」♪ のあとには「凱風快晴」ですよ。






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