画は 前田 政雄 (まえだ-まさお)
明治37年(1904年) ~ 昭和49年(1974年) 大正-昭和時代の版画家。
函館生まれ。上京し川端画学校卒。
風景版画がおおく、量感のある山岳風景画で知られた。 作
「松風」です。
☆曇。
まずは、昭和天皇の沖縄処分、
◆http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201506230001/
櫻井ジャーナル 2015.06.23
◎70年前の6月23日に牛島中将が沖縄で自殺したが、
そこを日米支配層は今でも基地にしている思惑
今から70年前、1945年6月23日に沖縄の第32軍を指揮していた牛島満中将が
長勇少将と自殺し、日本軍の組織的な抵抗は終わったとされている。
アメリカ軍は1944年10月10日に沖縄の那覇市を空爆、
翌年3月26日には慶良間列島へ上陸して沖縄の地上戦が始まっていた。
7月26日に出されたポツダム宣言を受け入れ、
日本が連合軍に降伏したのは1945年9月2日にこと。
東京湾に停泊していたアメリカの戦艦ミズーリ号の甲板で
政府全権の重光葵と軍全権の梅津美治郎が降伏文書に調印した時だが、
南西諸島守備軍代表が降伏文書に調印したのは、9月7日。
沖縄での戦闘で日本人は19万人以上が死亡、その約半数が一般住民だったとされている。
アメリカ軍の死者は約1万2500名だったという。
ちなみに、その当時の沖縄島民は約45万人だ。
その沖縄は今でもアメリカ軍の基地に苦しめられている。
日本に駐留しているアメリカ軍は約4万5000人だが、そのうち半数以上が沖縄にいて、
県の面積が日本全体の0.6%にすぎない場所に
在日米軍基地の74%が集中している。
しかも、安倍晋三政権はそこへ新しい軍事基地を建設しようとしている。
そうした状況を作り出す上で重要な役割を果たしたのが昭和天皇だ。
朝鮮戦争が勃発する前年、つまり1949年9月に彼は
アメリカによる沖縄の軍事占領が
「25年から50年、あるいはそれ以上にわたる長期の貸与(リース)というフィクション」
のもとでおこなわれることを求めるという内容のメッセージを出している。
(豊下楢彦著、『安保条約の成立』、岩波書店、1996年)
要するに、沖縄をアメリカへ献上したということだ。
安倍政権は日本をアメリカの戦争マシーンに組み込もうとしているが、
沖縄県名護市辺野古で新基地を建設しようとしているのもその一環。
NATOがロシアとの国境近くにミサイルなどを配備して軍事力を強化、
大規模な軍事演習を行っているのと同じで、
中国を封じ込め、先制攻撃の拠点を作ることが目的だろう。
「アメリカの戦争」などという怪しげな表現を使うべきではない。
1992年にアメリカは世界制覇を宣言したのであり、
その後は露骨に侵略戦争を繰り広げている。
ウクライナのネオ・ナチ、チェチェンの武装勢力、
中東/アフリカのアル・カイダ系武装集団やIS
(イラクとレバントのイスラム首長国。ISIS、ISIL、IEIL、ダーイシュとも表記)は、
いずれもアメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力が作り上げた戦闘集団。
すでにロシア周辺や中国の西部で活動しているが、
中東の情勢次第ではロシアでの活動を強化、
また東アジアから東南アジアにかけての地域へ移動する可能性が大きいだろう。
▼http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/
be6f22a55c0f3f89cc5a8c08120010c43d942c30.70.2.9.2.png
そうなった場合、日本政府は「テロとの戦い」、
あるいは在留邦人の保護と称して 戦争へ突入していくだろうが、
その実態はアメリカ(ネオコン)や日本の一部勢力が黒幕という構図だ。
地中海沿岸、アフリカ中部、ウクライナなどで行ってきたことを
アメリカの好戦派は繰り返す可能性があるのだが、
これまで「右」も「左」も「保守」も「革新」もアメリカの暗部を見ようとせず、
アメリカの宣伝に騙された、あるいは騙された振りをしてきた。
日本の近くで同じことが行われても 騙された、あるいは騙された振りをして
アメリカの侵略戦争に荷担することになるだろう。
勿論、そのときには治安体制が強化され、
支配層に都合の悪い人びとは排除されることになる。
◆http://richardkoshimizu.at.webry.info/201506/article_175.html
richardkoshimizu's blog 2015/06/23
◎プーチン氏、珠玉の名言!
「米国は我々に、いつも自らの基準と自らの決定を押し付けようとしている」
「ロシアにはロシア独自の“利益”があるのだ という我々の認識を
分かろうともしないで、“ロシア人に必要なことは
アメリカの方が良くわかっているんだ”という姿勢を示す」
「我々は独自に決めさせて戴きたい!」
「我々には“我々の利益”と、“我々の要求”と、“我々独自の歴史” と、
“我々独自の文化”があります!」 (会場大拍手)
ユダヤ米国は、腐りきった自国の(1%)の価値観を他国に押し付けるな。
世界最悪の債務国で戦争好きの米国など、世界の「理想」ではない。
米国の1%文化を世界は求めていない。
勝手にしゃしゃり出るな。 終わった国のくせして。
☆穂咲青二才 2015/6/22
「第19回国際経済フォーラム」ではアメリカの有名なジャーナリスト、
チャーリー・ローズ氏が、プーチン大統領に次から次へと質問を浴びせ、
「ロシアと米国の関係の何処がおかしいのか」と確かめた。
プーチン氏:「米国は我々に、いつも自らの基準と自らの決定を
押し付けようとしている」
「ロシアにはロシア独自の“利益”があるのだ
という我々の認識を分かろうともしないで、
“ロシア人に必要なことはアメリカの方が良くわかっているんだ”
という姿勢を示す」
「我々は独自に決めさせて戴きたい!」
「我々には“我々の利益”と、“我々の要求”と、
“我々独自の歴史”と、“我々独自の文化”があります!」
(会場大拍手:プーチン氏が“我々独自の歴史”“我々独自の文化”
という言葉を発した時、意味ありげに含み笑いを浮かべながら、
歴史の浅い国・米国のジャーナリスト、ローズ氏を
ちらりと見た時の表情は印象的でした)
コメント
*芭蕉 2015/06/23
プーチンは
蘇我善徳(聖徳太子のモデル)の
再来か
プーチンが
ユダ金悪魔に
名引導
前田政男、二枚目、
「東福寺 飛び石」です。
池田大先生は2012年に脳腫瘍で死亡、
影武者はおる、遺産・一兆円以上といはれるんだがw
◆http://toshiaki.exblog.jp/
古川利明の同時代ウォッチング
◎2015年 06月 17日
より抜粋、
#で、今朝(6・22)の東京シンブンに、
「沖縄戦、渡野喜屋の悲劇」 「4歳『スパイ』の汚名」ってことで、
先の大戦末期のオキナワでは、米軍に投降しようとする住民への、
ニッポン軍による虐殺が横行したってんだな。
理由は「軍事キミツを敵兵に漏らされるぐらいだったら、
先にブッ殺してしまう」っていうことなんだが、
今回、取材に応じておった齢74の女性は、
その現・県北部の大宜味村にある渡野喜屋という集落で、今から70年前、
わずか、4つんときに、ニッポン軍から「スパイ呼ばわり」され、
手榴弾を投げ込まれ、2つ下の妹は死亡、
本人もその破片が体内に残っておるってんだな。
発端は、「渡野喜屋はスパイ集落だ」っていう密告からだったんだが、
例の軍機保護ホウ(最高刑・死刑)の適用がエスカレートしてだな、
軍の内部ブンショでは、ウチナー方言を喋る人や、敵のビラを拾った者まで、
処刑することを認めておったってんだな。
しかし、コイツは、沖縄における集団自決の話にも繋がっておる。
これら住民の集団自決において、
ニッポン軍による命令、強制、誘導があったのは、
ギロンの余地などない公知の事実だが、
モンダイはそこから先で、ニッポン軍が、
オキナワの住民らを集団自決に追いやった理由なんだよな。
一般的には「生きて虜囚の辱めを受けず」ってことで、
「敵兵に捕まるぐらいなら、潔く死すべし」っていう
サムライ精神の具現っていうふうに吹聴されておるよな。
ところが、コレは大嘘で、「オキナワの住民は飛行場をはじめとして、
軍事施設の建設に総動員したため、そういう軍事キミツを知っている。
米軍に捕まって、それをうたわされるぐらいだったら、さっさと死んでもらおう」
っていう、「口封じ」からなんだよな。
だから、今回、記事になった「渡野喜屋の悲劇」も、コイツと本質は全く同じだ。
#「上」の続きだが、オキナワ戦におけるニッポン軍による住民虐殺、
さらには軍命による集団自決のハナシの根底にあるのは、
あの「軍機保護ホウ」の存在だが、
コイツは決して「今は昔の物語」などではない。
名前を「ヒミツ保全ホウアン(特定ヒミツ保護ホウ)」と変えた
現在の軍機保護ホウがあるゆえ、
連中が戦争をおっ始めるにあたってだな、コイツと同じことを必ず繰り返す。
「スパイ」呼ばわりはもとより、今は「テロリスト」のレッテルを貼り付ければ、
何でもヤレると増長しマクっておるからな。
だから、今、アベ自公セー権が何が何でもやろうとしておる、
例のアンポならぬアホ法制も、 この視点が必要だ。
ヒミツ保全ホウアンにせよ、アホ法制にしても、必ず「拡大解釈」が待ってて、
「それ」を使い回すことで、連中が好き放題ヤラかし倒すってワケだ。
まさに、「歯止めの喪失」だが、ま、世紀の悪法こと、ヒミツ保全ホウアンは
既に出来上がっておるんだから、アホ法制の構築に向けて、
「外堀」はズッポシ埋まっておるんだ。
それで、ワシ、理解に苦しむのは、「反戦平和」を唱えることが
3度のメシより大好きなイケダモン大先生を、
「創立者」と奉る公明トウ(=創価ガッカイ)だわなあ。
「平和の党」を標榜するアソコの欺瞞ぶりは、何も今に始まったもんぢゃねえんだが、
しかし、誰もココを批判したり、窘める(タシナメル)のがおらんよなあ。
そうそう、最近、ラスプーチン佐藤優は何しとるんや?
ラスプーチンは、母親が久米島出身ってことで、
やたら「ウチナーの気持ちがわかる」っていうフリを見せておるんだが、
この御仁も口先だけの、まさに口舌の徒だわなあ。
ワシがラスプーチンに1つだけ言うとすれば、
「ファシズムは知識人の転向から始まる」ってことや、このアホンダラが!
#で、今日(=6・23)発売の女性自身に、
池袋駅から徒歩10分の閑静な住宅街の、とある「反原発バー」に、
ぬあんと、アベの嫁ハンのアッキーが入り浸っておる
っていうハナシが出ておったなあ。
経営者は元緑の党の代表で、今も市民運動家だってんだな。
店では、「反アベ」の歌も披露されるってんだが、
アッキーも一緒になって楽しんでおるってんだよな。
そういえば、最近の週現にも、
アッキーが顔出しでアレコレと喋っておったんだが、
アベはギイン引退後は、会社を立ち上げて、ビジネスをおっ始めたいってんだよな。
ただ、あの富ヶ谷の自宅では、姑も含めて3人暮らしで、
アベは、いまだに母ちゃんにメロメロで、アタマが上がらんっていうか、
要は、マザコンなんだよな。
ま、アッキー的には面白くねえだろうし、あと、隠し子騒動もあってだな、
あの夫婦は、妙に距離があるよな。
そうそう、アッキーは神田にある、山口料理の居酒屋「UZU」の女将なんだよな。
もちろん、客として勘定は払ったうえで、
ワシらブンヤが店に乗り込んでだな、アッキーを囲んで、オフ懇でもやるかよ。
例えば、後期高齢者となった、同じ元毎日シンブンの鳥越俊太郎のオッサンだが、
あのアンポならぬアホ法制を巡り、「アベ政治を許さない!」っていう
スローガンのもとに、澤地久枝や瀬戸内寂聴とかと一緒に、
国怪デモを先導しとるんだよな。
こうしたメンツを集めてだな、そのUZUで、
アッキーのグチを皆で聞くってのは、どうだよ?
そうやって、ブンヤ的には「アベ家のキミツ情報」を握らんとだわなあ(笑)
前田政男、三枚目、
「桃」です。
学生時分、読んだが難解・晦渋でしたw
◆http://oka-jp.seesaa.net/article/421104993.html
In Deep 2015年06月22日
◎「革命」(1)
より抜粋、
つまり、
1. 独自で考えること
2. 肯定的な方向に考えること
3. 常識的な視点から理詰めで考えること
4. ひとつの考えに集中すること
があれば、その内容はどんなものでもいいと思われます。
1日のうちに考える時間を、ほんの少し設ける。
これだけのことで、個人も世の中も良くなるはずです。
「この世はそんな簡単なものではない」と思われるかもしれないですが、
智恵者たちの言葉や、量子力学などから見れば、
この世のメカニズムはそのようなものであるというように考えるのが自然です。
野口晴哉さんの、
世界が変わったのではない。 自分が変わったのである。
自分が変われば世界は変わる。
という言葉は例えではなく、現実とはそういうことなのだと述べていると感じます。
☆「存在の革命」への答え
20年くらい前、当時はまったくテレビを見ない生活だったんですが、
偶然、夜、NHK教育をつけた際、作家の埴谷雄高さんが 50年間に渡り書き続け、
ついに未完で終わった長編小説『死霊』(しれい)に関しての特別番組を
5夜連続で放映していたところに出くわしたことがあります。
当時、うちはテレビを録画できませんでしたので、録画できる友人に電話して、
放送を録画してもらいました。その中で、埴谷さんは、
この『死霊』という小説の最終目的は「存在の革命」だとおっしゃっていました。
埴谷さんは若い時に政治運動をおこなっていて、その経験から
「社会革命ではだめだ」という考えになっていきます。
埴谷雄高(1909年 - 1997年)
▼http://oka-jp.up.n.seesaa.net/oka-jp/image/hanya-2015.jpg?d=a1
_______________________________________
NHK教育 ETV特集 埴谷雄高 独白「死霊」の世界(1995年) より
埴谷 それは社会革命だけでは駄目だと思ったからです。
マルクス主義と共産党というのは、社会だけ革命すればよいと思った。
しかし、それでは駄目だということがよく分かった。
存在の革命、存在自体に向かって「畜生、お前、こういうもんじゃだめだ」
というふうにやらなければならないと。
人間が食物連鎖で物を食べる以上、そういうものを全部克服しなければ駄目です。
食物連鎖も、イワシならイワシが人間に食べられて、
恨みがこもっている目で見ている。
そのイワシの恨みもちゃんと受け止めておいて書かなきゃ駄目なんですよ。
それを全部超えないと。これは大変なんです。
『死霊』のなかで、三輪与志(よし)というのは、
タコを噛んだときに初めて食べるのをやめるんですよ。
初めて生き物を噛んだ実感がタコを噛んだときに出た。
そして手を自分で握ってみるんですよ。
これは要するに、悪い時代に僕は生まれちゃったんですよ、あなた。
(記者)悪い時代に生まれたというのはどういうことですか?
埴谷 あたかも社会革命ができるかのごとき時代に生まれあわせたということです。
社会革命だけでは駄目だと思ったら、
存在まで革命しなくちゃならないということになった。
とてもそんなことはできないですよ。
できないけれども、文学ならやれると思ったのが運の尽きですよ。
文学ならやれると思ったから。
_______________________________________
埴谷さんは、「現実にはそんなことはできない」とおっしゃっていましたが、冷静に考えれば、
「存在の革命はできる」
ということに気づいた次第で、
埴谷さんのこの独白に衝撃を受けて以来、20年を経て、
「存在の革命」への答えのようなものが示すことができたことは嬉しいです。
↑
『死靈』(しれい): 戦後日本の文学者・埴谷雄高の思弁的長編小説である。
全十二章を構想し、戦後の約半世紀を費やして執筆されたが、
第九章まで書き進められたところで未完のまま終わっている。
当初の構想では、釈迦と大雄(ヴァルダマーナ、ジャイナ教の創始者)
の議論までが書かれるはずであった。
本作は、ドストエフスキーの作品に多大な影響を受けている。
共産主義思想の活動家たちの地下活動と その中で交される議論を
主たる題材とした小説であるが、その議論の中では、「無限大」、「存在」、
「宇宙」、「虚體」、「自同律の不快」、「のっぺらぼう」、「過誤の宇宙史」―
等々独自の意味づけを与えられた命題に関して、
身辺や感覚を発端として 深遠かつ壮大な形而上学的思索が繰り広げられ、
極めて難解な思弁的物語、いや主題に似つかわしく 物語の「非在」
ともいうべき議論の応酬となっている。
☆http://1000ya.isis.ne.jp/0932.html
埴谷雄高 : 不合理ゆえに吾信ず
「自同律の不快」
自同律というのは、人は5分以上、同じことが考えられない
ということを訴えたものであるが、埴谷はこのことに激しく苛立った。
それでもなお、その苛立ちのまま、思索は「自我・宇宙・最高存在」に向かって
遍在しつづけなければならないのである。
以来、埴谷の生涯の主題は、この「自同律の不快」に
すべてが端を発することになった。
そのために実に50年をかけて『死霊』を書き続けることになったことは、
いまでは誰もが知っている。
高橋和巳を愛読し、師匠の埴谷雄高も読みましたが、難解で良くわからなかったw
高橋和巳の「邪宗門」は大本教のこと、現代にも通底し面白いですよ。
若い人に一読をお薦めします。
明治37年(1904年) ~ 昭和49年(1974年) 大正-昭和時代の版画家。
函館生まれ。上京し川端画学校卒。
風景版画がおおく、量感のある山岳風景画で知られた。 作
「松風」です。
☆曇。
まずは、昭和天皇の沖縄処分、
◆http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201506230001/
櫻井ジャーナル 2015.06.23
◎70年前の6月23日に牛島中将が沖縄で自殺したが、
そこを日米支配層は今でも基地にしている思惑
今から70年前、1945年6月23日に沖縄の第32軍を指揮していた牛島満中将が
長勇少将と自殺し、日本軍の組織的な抵抗は終わったとされている。
アメリカ軍は1944年10月10日に沖縄の那覇市を空爆、
翌年3月26日には慶良間列島へ上陸して沖縄の地上戦が始まっていた。
7月26日に出されたポツダム宣言を受け入れ、
日本が連合軍に降伏したのは1945年9月2日にこと。
東京湾に停泊していたアメリカの戦艦ミズーリ号の甲板で
政府全権の重光葵と軍全権の梅津美治郎が降伏文書に調印した時だが、
南西諸島守備軍代表が降伏文書に調印したのは、9月7日。
沖縄での戦闘で日本人は19万人以上が死亡、その約半数が一般住民だったとされている。
アメリカ軍の死者は約1万2500名だったという。
ちなみに、その当時の沖縄島民は約45万人だ。
その沖縄は今でもアメリカ軍の基地に苦しめられている。
日本に駐留しているアメリカ軍は約4万5000人だが、そのうち半数以上が沖縄にいて、
県の面積が日本全体の0.6%にすぎない場所に
在日米軍基地の74%が集中している。
しかも、安倍晋三政権はそこへ新しい軍事基地を建設しようとしている。
そうした状況を作り出す上で重要な役割を果たしたのが昭和天皇だ。
朝鮮戦争が勃発する前年、つまり1949年9月に彼は
アメリカによる沖縄の軍事占領が
「25年から50年、あるいはそれ以上にわたる長期の貸与(リース)というフィクション」
のもとでおこなわれることを求めるという内容のメッセージを出している。
(豊下楢彦著、『安保条約の成立』、岩波書店、1996年)
要するに、沖縄をアメリカへ献上したということだ。
安倍政権は日本をアメリカの戦争マシーンに組み込もうとしているが、
沖縄県名護市辺野古で新基地を建設しようとしているのもその一環。
NATOがロシアとの国境近くにミサイルなどを配備して軍事力を強化、
大規模な軍事演習を行っているのと同じで、
中国を封じ込め、先制攻撃の拠点を作ることが目的だろう。
「アメリカの戦争」などという怪しげな表現を使うべきではない。
1992年にアメリカは世界制覇を宣言したのであり、
その後は露骨に侵略戦争を繰り広げている。
ウクライナのネオ・ナチ、チェチェンの武装勢力、
中東/アフリカのアル・カイダ系武装集団やIS
(イラクとレバントのイスラム首長国。ISIS、ISIL、IEIL、ダーイシュとも表記)は、
いずれもアメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力が作り上げた戦闘集団。
すでにロシア周辺や中国の西部で活動しているが、
中東の情勢次第ではロシアでの活動を強化、
また東アジアから東南アジアにかけての地域へ移動する可能性が大きいだろう。
▼http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/
be6f22a55c0f3f89cc5a8c08120010c43d942c30.70.2.9.2.png
そうなった場合、日本政府は「テロとの戦い」、
あるいは在留邦人の保護と称して 戦争へ突入していくだろうが、
その実態はアメリカ(ネオコン)や日本の一部勢力が黒幕という構図だ。
地中海沿岸、アフリカ中部、ウクライナなどで行ってきたことを
アメリカの好戦派は繰り返す可能性があるのだが、
これまで「右」も「左」も「保守」も「革新」もアメリカの暗部を見ようとせず、
アメリカの宣伝に騙された、あるいは騙された振りをしてきた。
日本の近くで同じことが行われても 騙された、あるいは騙された振りをして
アメリカの侵略戦争に荷担することになるだろう。
勿論、そのときには治安体制が強化され、
支配層に都合の悪い人びとは排除されることになる。
◆http://richardkoshimizu.at.webry.info/201506/article_175.html
richardkoshimizu's blog 2015/06/23
◎プーチン氏、珠玉の名言!
「米国は我々に、いつも自らの基準と自らの決定を押し付けようとしている」
「ロシアにはロシア独自の“利益”があるのだ という我々の認識を
分かろうともしないで、“ロシア人に必要なことは
アメリカの方が良くわかっているんだ”という姿勢を示す」
「我々は独自に決めさせて戴きたい!」
「我々には“我々の利益”と、“我々の要求”と、“我々独自の歴史” と、
“我々独自の文化”があります!」 (会場大拍手)
ユダヤ米国は、腐りきった自国の(1%)の価値観を他国に押し付けるな。
世界最悪の債務国で戦争好きの米国など、世界の「理想」ではない。
米国の1%文化を世界は求めていない。
勝手にしゃしゃり出るな。 終わった国のくせして。
☆穂咲青二才 2015/6/22
「第19回国際経済フォーラム」ではアメリカの有名なジャーナリスト、
チャーリー・ローズ氏が、プーチン大統領に次から次へと質問を浴びせ、
「ロシアと米国の関係の何処がおかしいのか」と確かめた。
プーチン氏:「米国は我々に、いつも自らの基準と自らの決定を
押し付けようとしている」
「ロシアにはロシア独自の“利益”があるのだ
という我々の認識を分かろうともしないで、
“ロシア人に必要なことはアメリカの方が良くわかっているんだ”
という姿勢を示す」
「我々は独自に決めさせて戴きたい!」
「我々には“我々の利益”と、“我々の要求”と、
“我々独自の歴史”と、“我々独自の文化”があります!」
(会場大拍手:プーチン氏が“我々独自の歴史”“我々独自の文化”
という言葉を発した時、意味ありげに含み笑いを浮かべながら、
歴史の浅い国・米国のジャーナリスト、ローズ氏を
ちらりと見た時の表情は印象的でした)
コメント
*芭蕉 2015/06/23
プーチンは
蘇我善徳(聖徳太子のモデル)の
再来か
プーチンが
ユダ金悪魔に
名引導
前田政男、二枚目、
「東福寺 飛び石」です。
池田大先生は2012年に脳腫瘍で死亡、
影武者はおる、遺産・一兆円以上といはれるんだがw
◆http://toshiaki.exblog.jp/
古川利明の同時代ウォッチング
◎2015年 06月 17日
より抜粋、
#で、今朝(6・22)の東京シンブンに、
「沖縄戦、渡野喜屋の悲劇」 「4歳『スパイ』の汚名」ってことで、
先の大戦末期のオキナワでは、米軍に投降しようとする住民への、
ニッポン軍による虐殺が横行したってんだな。
理由は「軍事キミツを敵兵に漏らされるぐらいだったら、
先にブッ殺してしまう」っていうことなんだが、
今回、取材に応じておった齢74の女性は、
その現・県北部の大宜味村にある渡野喜屋という集落で、今から70年前、
わずか、4つんときに、ニッポン軍から「スパイ呼ばわり」され、
手榴弾を投げ込まれ、2つ下の妹は死亡、
本人もその破片が体内に残っておるってんだな。
発端は、「渡野喜屋はスパイ集落だ」っていう密告からだったんだが、
例の軍機保護ホウ(最高刑・死刑)の適用がエスカレートしてだな、
軍の内部ブンショでは、ウチナー方言を喋る人や、敵のビラを拾った者まで、
処刑することを認めておったってんだな。
しかし、コイツは、沖縄における集団自決の話にも繋がっておる。
これら住民の集団自決において、
ニッポン軍による命令、強制、誘導があったのは、
ギロンの余地などない公知の事実だが、
モンダイはそこから先で、ニッポン軍が、
オキナワの住民らを集団自決に追いやった理由なんだよな。
一般的には「生きて虜囚の辱めを受けず」ってことで、
「敵兵に捕まるぐらいなら、潔く死すべし」っていう
サムライ精神の具現っていうふうに吹聴されておるよな。
ところが、コレは大嘘で、「オキナワの住民は飛行場をはじめとして、
軍事施設の建設に総動員したため、そういう軍事キミツを知っている。
米軍に捕まって、それをうたわされるぐらいだったら、さっさと死んでもらおう」
っていう、「口封じ」からなんだよな。
だから、今回、記事になった「渡野喜屋の悲劇」も、コイツと本質は全く同じだ。
#「上」の続きだが、オキナワ戦におけるニッポン軍による住民虐殺、
さらには軍命による集団自決のハナシの根底にあるのは、
あの「軍機保護ホウ」の存在だが、
コイツは決して「今は昔の物語」などではない。
名前を「ヒミツ保全ホウアン(特定ヒミツ保護ホウ)」と変えた
現在の軍機保護ホウがあるゆえ、
連中が戦争をおっ始めるにあたってだな、コイツと同じことを必ず繰り返す。
「スパイ」呼ばわりはもとより、今は「テロリスト」のレッテルを貼り付ければ、
何でもヤレると増長しマクっておるからな。
だから、今、アベ自公セー権が何が何でもやろうとしておる、
例のアンポならぬアホ法制も、 この視点が必要だ。
ヒミツ保全ホウアンにせよ、アホ法制にしても、必ず「拡大解釈」が待ってて、
「それ」を使い回すことで、連中が好き放題ヤラかし倒すってワケだ。
まさに、「歯止めの喪失」だが、ま、世紀の悪法こと、ヒミツ保全ホウアンは
既に出来上がっておるんだから、アホ法制の構築に向けて、
「外堀」はズッポシ埋まっておるんだ。
それで、ワシ、理解に苦しむのは、「反戦平和」を唱えることが
3度のメシより大好きなイケダモン大先生を、
「創立者」と奉る公明トウ(=創価ガッカイ)だわなあ。
「平和の党」を標榜するアソコの欺瞞ぶりは、何も今に始まったもんぢゃねえんだが、
しかし、誰もココを批判したり、窘める(タシナメル)のがおらんよなあ。
そうそう、最近、ラスプーチン佐藤優は何しとるんや?
ラスプーチンは、母親が久米島出身ってことで、
やたら「ウチナーの気持ちがわかる」っていうフリを見せておるんだが、
この御仁も口先だけの、まさに口舌の徒だわなあ。
ワシがラスプーチンに1つだけ言うとすれば、
「ファシズムは知識人の転向から始まる」ってことや、このアホンダラが!
#で、今日(=6・23)発売の女性自身に、
池袋駅から徒歩10分の閑静な住宅街の、とある「反原発バー」に、
ぬあんと、アベの嫁ハンのアッキーが入り浸っておる
っていうハナシが出ておったなあ。
経営者は元緑の党の代表で、今も市民運動家だってんだな。
店では、「反アベ」の歌も披露されるってんだが、
アッキーも一緒になって楽しんでおるってんだよな。
そういえば、最近の週現にも、
アッキーが顔出しでアレコレと喋っておったんだが、
アベはギイン引退後は、会社を立ち上げて、ビジネスをおっ始めたいってんだよな。
ただ、あの富ヶ谷の自宅では、姑も含めて3人暮らしで、
アベは、いまだに母ちゃんにメロメロで、アタマが上がらんっていうか、
要は、マザコンなんだよな。
ま、アッキー的には面白くねえだろうし、あと、隠し子騒動もあってだな、
あの夫婦は、妙に距離があるよな。
そうそう、アッキーは神田にある、山口料理の居酒屋「UZU」の女将なんだよな。
もちろん、客として勘定は払ったうえで、
ワシらブンヤが店に乗り込んでだな、アッキーを囲んで、オフ懇でもやるかよ。
例えば、後期高齢者となった、同じ元毎日シンブンの鳥越俊太郎のオッサンだが、
あのアンポならぬアホ法制を巡り、「アベ政治を許さない!」っていう
スローガンのもとに、澤地久枝や瀬戸内寂聴とかと一緒に、
国怪デモを先導しとるんだよな。
こうしたメンツを集めてだな、そのUZUで、
アッキーのグチを皆で聞くってのは、どうだよ?
そうやって、ブンヤ的には「アベ家のキミツ情報」を握らんとだわなあ(笑)
前田政男、三枚目、
「桃」です。
学生時分、読んだが難解・晦渋でしたw
◆http://oka-jp.seesaa.net/article/421104993.html
In Deep 2015年06月22日
◎「革命」(1)
より抜粋、
つまり、
1. 独自で考えること
2. 肯定的な方向に考えること
3. 常識的な視点から理詰めで考えること
4. ひとつの考えに集中すること
があれば、その内容はどんなものでもいいと思われます。
1日のうちに考える時間を、ほんの少し設ける。
これだけのことで、個人も世の中も良くなるはずです。
「この世はそんな簡単なものではない」と思われるかもしれないですが、
智恵者たちの言葉や、量子力学などから見れば、
この世のメカニズムはそのようなものであるというように考えるのが自然です。
野口晴哉さんの、
世界が変わったのではない。 自分が変わったのである。
自分が変われば世界は変わる。
という言葉は例えではなく、現実とはそういうことなのだと述べていると感じます。
☆「存在の革命」への答え
20年くらい前、当時はまったくテレビを見ない生活だったんですが、
偶然、夜、NHK教育をつけた際、作家の埴谷雄高さんが 50年間に渡り書き続け、
ついに未完で終わった長編小説『死霊』(しれい)に関しての特別番組を
5夜連続で放映していたところに出くわしたことがあります。
当時、うちはテレビを録画できませんでしたので、録画できる友人に電話して、
放送を録画してもらいました。その中で、埴谷さんは、
この『死霊』という小説の最終目的は「存在の革命」だとおっしゃっていました。
埴谷さんは若い時に政治運動をおこなっていて、その経験から
「社会革命ではだめだ」という考えになっていきます。
埴谷雄高(1909年 - 1997年)
▼http://oka-jp.up.n.seesaa.net/oka-jp/image/hanya-2015.jpg?d=a1
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NHK教育 ETV特集 埴谷雄高 独白「死霊」の世界(1995年) より
埴谷 それは社会革命だけでは駄目だと思ったからです。
マルクス主義と共産党というのは、社会だけ革命すればよいと思った。
しかし、それでは駄目だということがよく分かった。
存在の革命、存在自体に向かって「畜生、お前、こういうもんじゃだめだ」
というふうにやらなければならないと。
人間が食物連鎖で物を食べる以上、そういうものを全部克服しなければ駄目です。
食物連鎖も、イワシならイワシが人間に食べられて、
恨みがこもっている目で見ている。
そのイワシの恨みもちゃんと受け止めておいて書かなきゃ駄目なんですよ。
それを全部超えないと。これは大変なんです。
『死霊』のなかで、三輪与志(よし)というのは、
タコを噛んだときに初めて食べるのをやめるんですよ。
初めて生き物を噛んだ実感がタコを噛んだときに出た。
そして手を自分で握ってみるんですよ。
これは要するに、悪い時代に僕は生まれちゃったんですよ、あなた。
(記者)悪い時代に生まれたというのはどういうことですか?
埴谷 あたかも社会革命ができるかのごとき時代に生まれあわせたということです。
社会革命だけでは駄目だと思ったら、
存在まで革命しなくちゃならないということになった。
とてもそんなことはできないですよ。
できないけれども、文学ならやれると思ったのが運の尽きですよ。
文学ならやれると思ったから。
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埴谷さんは、「現実にはそんなことはできない」とおっしゃっていましたが、冷静に考えれば、
「存在の革命はできる」
ということに気づいた次第で、
埴谷さんのこの独白に衝撃を受けて以来、20年を経て、
「存在の革命」への答えのようなものが示すことができたことは嬉しいです。
↑
『死靈』(しれい): 戦後日本の文学者・埴谷雄高の思弁的長編小説である。
全十二章を構想し、戦後の約半世紀を費やして執筆されたが、
第九章まで書き進められたところで未完のまま終わっている。
当初の構想では、釈迦と大雄(ヴァルダマーナ、ジャイナ教の創始者)
の議論までが書かれるはずであった。
本作は、ドストエフスキーの作品に多大な影響を受けている。
共産主義思想の活動家たちの地下活動と その中で交される議論を
主たる題材とした小説であるが、その議論の中では、「無限大」、「存在」、
「宇宙」、「虚體」、「自同律の不快」、「のっぺらぼう」、「過誤の宇宙史」―
等々独自の意味づけを与えられた命題に関して、
身辺や感覚を発端として 深遠かつ壮大な形而上学的思索が繰り広げられ、
極めて難解な思弁的物語、いや主題に似つかわしく 物語の「非在」
ともいうべき議論の応酬となっている。
☆http://1000ya.isis.ne.jp/0932.html
埴谷雄高 : 不合理ゆえに吾信ず
「自同律の不快」
自同律というのは、人は5分以上、同じことが考えられない
ということを訴えたものであるが、埴谷はこのことに激しく苛立った。
それでもなお、その苛立ちのまま、思索は「自我・宇宙・最高存在」に向かって
遍在しつづけなければならないのである。
以来、埴谷の生涯の主題は、この「自同律の不快」に
すべてが端を発することになった。
そのために実に50年をかけて『死霊』を書き続けることになったことは、
いまでは誰もが知っている。
高橋和巳を愛読し、師匠の埴谷雄高も読みましたが、難解で良くわからなかったw
高橋和巳の「邪宗門」は大本教のこと、現代にも通底し面白いですよ。
若い人に一読をお薦めします。