画は 拙作にて
「親鸞聖人御影 春」です。
油彩F15号
☆曇。 メーデー(May Day)=「労働者の日」です。
まずはNHK、呆れたものですなw
この夫婦漫才、変わらず頑張っておるようで、立派なものです、
◆http://ch.nicovideo.jp/oshidori/blomaga/ar782274
おしどりチャンネル 2015-05-01
◎「グアムに米軍基地の拠点を移す」
というオバマ発言が報じられてない!?
おはようございまーす!
朝までDAYS JAPANの記事書いてましたー
☆http://www.daysjapan.net/
DAYSで絶賛連載中&おしどりはDAYSの編集委員もやってるんでシクヨロ!
そんで、書き終わって、ツィッター見てたら気になること見つけました!
日米首脳会談の共同記者会見で、オバマさんが
「地域の負担軽減のためグアムに米軍基地の拠点を移すよ!」
と、おっしゃったのに、日本はきちんと報道してないとか何とか。
本当?? 気になる! というわけでちょい調べてみました!
む、こういう記事見つけましたよ。
☆http://www.sankei.com/politics/news/150429/plt1504290006-n1.html
NHKが同時通訳で誤訳 オバマ大統領の発言で
NHKは29日、日米首脳会談の共同記者会見を伝える同日未明の中継で、
オバマ米大統領の発言の同時通訳に誤りがあったとして朝のニュースで謝罪した。
NHKによると、同時通訳では「沖縄の普天間基地の移転について、
より柔軟に対応したいと思います」としたが、正しくは
「沖縄に駐留する海兵隊のグアムへの移転を前進させることを再確認した」
だったという。
ええ? 原文知りたい!!
ホワイトハウスのHPに上がってるの見つけましたよ!
☆https://www.whitehouse.gov/the-press-office/2015/04/28/
remarks-president-obama-and-prime-minister-abe-japan-joint-press-confere
Our new guidelines complement our effort to realign U.S. forces across the region,
including on Okinawa, in order to lessen the impact of our bases on local communities.
And I reaffirmed our commitment to move forward with the relocation of Marines
from Okinawa to Guam.
当該の部分は、恐らくここですね。
つたない訳でごめりんこ。
「私たちの新しいガイドラインは、地域社会の拠点の影響を減らすため、
沖縄を含め、地域の全域で米軍を再編成するための我々の努力を補完する。
そして、私は沖縄からグアムへ海兵隊の再配置を進めるための
コミットメント(約束)を再確認した。」
あら? この通りにオバマさんが発言されたなら、
「普天間」とは一言もおっしゃってないはずだけど、
NHKの同時通訳はめちゃくちゃ意訳されたのねぇ!!
ちなみに、外務省のサイトものぞいてみました!
☆http://www.mofa.go.jp/na/na1/us/page4e_000241.html
Now, Japan will provide up to 2.8 billion dollars in assistance to help
improve U.S. bases in Guam, which will gain strategic significance
even more in the future.
ぬ?
「現在、日本は将来的に戦略的重要性を得るグアムの米軍基地を改善する支援に
最高28億ドル(3 350億円)まで提供します。」
マジか…
ていうか、ちょっと調べたら、昨年12月のアメリカの上院、下院で、
沖縄海兵隊のグアム移転費を盛り込んだ会計の法案が可決されてた…
総額86億ドルのうち、28億ドルを上限に資金提供する、と盛り込まれておりました…
グアム移転の費用まで日本が出すことは知っていたけど、
3分の1も持つとは知らなかった … けっこう出すのね…
ていうか、NHKの誤訳は何さ!!
×沖縄の普天間基地の移転について、より柔軟に対応したいと思います
○沖縄に駐留する海兵隊のグアムへの移転を前進させることを再確認した
意図的な訳すぎて、何の印象操作なのさ! と思っちゃいますね!!
********
おしどりポータルサイトもしくよろ!
☆http://oshidori-makoken.com/
今回はココまで、全公開でございます!
再掲ですが、拙作二枚目、
「こどものくに」です。 油彩F10号
引用記事は当ブログ再掲かと思うが、
◆http://www.asahi.com/articles/ASH4Z368HH4ZULBJ002.html
朝日新聞 2015年4月30日
◎凍土壁の試験凍結、作業始まる 福島第一原発の山側
福島第一原発の汚染水対策で 建屋地下を氷の壁で囲む「凍土壁」の計画で、
東京電力は30日、試験凍結を始めた。
正午から凍結のスイッチを順次入れ始めた。
昨年6月の着工以来、実際に凍結させるのは初めて。
周囲に配管があるなど凍結が難しい18カ所について効果を調べ、
本格的な凍結を目指すが、時期は見通せない状況だ。
凍土壁は、1~4号機の周囲の地盤を凍らせ、地下水が流れ込むのを防ぐ計画。
地下30メートルに及ぶ管を1メートル間隔で打ち込み、
零下30度程度の液体を巡らせて総延長約1500メートルの壁をつくる。
今回凍らせるのは合計約60メートル分で、山側の18カ所58本。
周囲の温度や地下水位の変化を確認する。
当初は3月末までに全体の凍結を始める計画だった。
しかし、海側の準備作業が難航しているうえ、
1月の作業員死亡事故を受けた安全点検で工事が一時中断するなど
工程が遅れていた。
原子力規制委員会からも慎重な検討を求める声が出たことから、
試験的に凍結させることにした。
凍土壁の技術はトンネル工事などで使われるが、これだけ大規模なのは異例。
試験凍結では、周囲に構造物がある場所や地下水の流量が多い場所がきちんと凍るか
を数週間程度かけ確かめる。東電は、5月半ばから効果について公表予定で、
規制委の評価を受けたうえで本格的な凍結に入りたい考えだ。
◆http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/286.html
投稿者: blended coffee 日時: 2013 年 8 月 28 日 UjWvktve9.ZUs
◎400億円の凍土壁より
数分の1のコストで地下水を止めるという土木屋の言い分
より抜粋、
-------------------------------------------------
平成23年度東北地方太平洋沖地震と福島原発事故
☆http://www.geo-yokoi.co.jp/News/Tohoku_Taiheiyo.htm
ここは横井技術士事務所のホームページです。
(13/08/08)
一部略
東電福島第一の汚染水処理がなかなか上手くいかない。
連日出てくるのは一日当たり300tが出てくるとか、発電所内の処理施設では賄えない、
とかの悲観的情報ばっかり。
その結果汚染水対策に国費投入が決まったが、そこで悪役・無能役を務めるのが東電。
これは政府ー自民党ー東電一体のヤラセ芝居の疑いが濃い。
つまり東電は当事者能力なしの演技をして、国費投入の道筋を描いたのである。
それを最初に作ったのは資源エネルギー庁でしょう。
その結果が後始末の国民負担です。東電は何もしなくて良い。
株主への配当は続けられるし、役人OBの給料も払い続けられる。
そっちの方が大事だったのだろう。
その口車に乗ったのが、大西有三という学者。
そうでなければ凍結工法のようなナンセンス工法は出てこない。
筆者なら、これの数分の1のコストで水を止めて見せますよ。
(13/08/16)
一部略
さてこの区間の問題は
(1)汚染水が何処からきているのか?
(2)どういう経路を辿って海に流出しているのか?
の2点である。
これを解決しなくては、どんな対策工法も砂上の楼閣に過ぎない。
実はこの二つは密接に関係している。
こういう地下水問題を扱う時は、まず最初に地下水流動機構を押さえることが重要である。
流動機構には流出点と、それに継続する流動経路の二つがある。
処がそのどれも目に見えないことが普通である。そのため行われるのが、
①地下水位観測、
②地下水流動調査である。
これが全く出来ていなかったから、今回のようなもめ事に発展したのだろう。
その証拠が図-1に見られるような、たった2箇所しかない地下水位観測井だ。
こんなことで複雑な地下水挙動が把握出来ると思っているのだろうか?
少なくとも10~20箇所ぐらいのボーリングをやって、地下水位観測井網を作る。
その水位分布を見れば、大体地下水の流れは把握出来る。
そこに地下水追跡調査をやれば、地下水流動機構はほぼ決定出来る。
追跡調査の薬剤は、別に医学で使っているような難しい薬品は要らない。
入浴剤でも十分だ。
要は、質より数だ。
前の戦争で、日本は質に拘って零戦零戦と言い続けたが、
結局勝ったのは数で上回るグラマンだった。
(1)汚染水が何処からきているのか?
汚染水流出箇所は原発建家とその周辺施設の何処か、に決まっている。
それを最もよく知っているのは東電自身のはずだ。
しかし、事故の人事異動やなんやらで、全体を把握できている人間が居ないのだろう。
その場合は施設の状況から当たりをつけ、
次ぎに述べる地下水流動調査の結果から犯人を突き止めざるを得ない。
当に地質探偵の出番である。
(2)どういう経路を辿って海に流出しているのか?
これも地下水流動調査をセオリーに沿って、綿密にやれば、自ずから答えは出てくる。
こういう地下水流動調査をやると、汚染水流出源は
かつてのトレンチ破損個所だったというケースもある
(筆者はその可能性は非常に高いと思っている)。
もしそうだとしたら、当初やったLWによる止水は効果が無かったことになる。
或いは一時は効果はあってもその後劣化したとか。
始めから、LWなんていい加減な工法じゃなく、せめてCB注入を併用するとか、
思い切ってウレタンを使った方がよかったかもしれない。
さて以上から見ると、今回の汚染水問題に関係するのは、
東西約20~30m、南北数100mの僅かな範囲に過ぎないということが判る。
又汚染水の量も300t/day と聞くと大変な量に見えるが、
分単位に直すと200l/分に過ぎない。
こんなもの一般土木、特にトンネルではざらの数字で、むしろ少ない位だ。
中山トンネルや青函では毎分数~10tの水が出ている。
この程度の水も止められないで、それでも土木屋か!
それは別にしても、やはり東電側に基本が出来ていないことは指摘出来る。
まずこの場所での問題は、汚染水の海中への漏出が止まらないことである。
その理由は汚染水の地下での浸透経路が判っていないことである。
それも判らずに闇雲にLW注入をやって、地下水が改良壁を越える恐れがあると言い出している。
しかし、本当に改良壁体が出来ているかどうかも判らないし、その効果も眉唾なのである。
いい加減な注入をやって、その効果が無かったことを誤魔化すために、
地下水が壁体を越える、という殆ど現実では聞いたことがない、
与太話を捏造しているのではないか*、という疑いすらある。
そもそも東電にも東電設計にも・・・みんなカジマにおんぶにだっこで・・・
まともな土木屋がいなくなったのではないか?
80年代の行き過ぎた、木川田ブラック生産性向上運動(TQC)の悪しき副作用である。
今それをやろうとしているのが、アベー竹中ブラック経済政策。
対策としては、LWや凍結などというヤクザな工法は排除し、
前から云っているように連続地中壁工法を中心とし、まともにやると言うことだ。
それともう一つ重要な点は、現護岸と外海防潮堤の間を埋め立ててしまうことである。
これをやれば、汚染水と外部生態系との接触を遮断出来る。
それと、汚染水タンクの用地を確保出来る。
要するに、東電は対策に最も重要な地質地下水に関し、何にもやってこなかった。
その結果が、現在の体たらくである。
誰が東電の後ろで糸を引いているのか?
*そもそもLW壁は未完成である。
この場合、地下水は完成部分を迂回し、未完成部分から海に流出するから、
地下水が壁体を乗り越える事などあり得ない。
コメント
04. 2013年8月28日 a4MKAXwx0o
投稿の内容にほぼ賛成である。
他の遮水壁工事の方が実績も多くはるかにまし。
鋼管矢板で囲う方法を急速に施工した実績は
関西新空港の鋼管矢板岸壁の部分で実際ある。
海側からはクレーン船で一気に施工できる。
陸上のクレーン車などリーチを考慮すればせいぜい10t程度のものしか
吊り上げられないがクレーン船は日本に3000tまで吊り上げられる
能力のあるものが4,5隻はある。最大のものは4100tのものまである。
関西新空港で提案された工法は
①根入式鋼板セル工法 ②工場製作した鋼管矢板を連結したまま数十機の
バイブロハンマーで一気に打設する工法 があった。
関係した会社は大手鉄鋼のメーカーとマリコンと呼ばれる港湾土木大手。
関西空港では①の方法で施工した。
地下鉄等の地中構造物を開削工法で作るのにはSMW工法と呼ばれる
柱列式連続土止め壁によって遮水壁を仮設で使うものがほとんど。
欠損部分には水ガラス系の普通の薬注工法など信頼性に乏しくまず使わない。
超高圧で現地地盤を削って置き換えて改良する工法
(CJG工法とかいろいろある)を採用すべきだ。
このような工種では凍結工法は実績はほとんどない。当然信頼性は未確認。
(土木技術者より)
↑
アイデアも技術もある。
妨害しておるのは「既得権益層」ですよ。
「自公政権」を終わらせる、引き摺り下ろすこと、これが総て。
莫大な血税が消えてゆく、ユスリ・たかりの化け物屋敷=「日米安保体制」の欺瞞。
ユダ米・海兵隊の移転費用を、何で負担せねばならぬのか?
「役立たずの居座り強盗」にさ。
「親鸞聖人御影 春」です。
油彩F15号
☆曇。 メーデー(May Day)=「労働者の日」です。
まずはNHK、呆れたものですなw
この夫婦漫才、変わらず頑張っておるようで、立派なものです、
◆http://ch.nicovideo.jp/oshidori/blomaga/ar782274
おしどりチャンネル 2015-05-01
◎「グアムに米軍基地の拠点を移す」
というオバマ発言が報じられてない!?
おはようございまーす!
朝までDAYS JAPANの記事書いてましたー
☆http://www.daysjapan.net/
DAYSで絶賛連載中&おしどりはDAYSの編集委員もやってるんでシクヨロ!
そんで、書き終わって、ツィッター見てたら気になること見つけました!
日米首脳会談の共同記者会見で、オバマさんが
「地域の負担軽減のためグアムに米軍基地の拠点を移すよ!」
と、おっしゃったのに、日本はきちんと報道してないとか何とか。
本当?? 気になる! というわけでちょい調べてみました!
む、こういう記事見つけましたよ。
☆http://www.sankei.com/politics/news/150429/plt1504290006-n1.html
NHKが同時通訳で誤訳 オバマ大統領の発言で
NHKは29日、日米首脳会談の共同記者会見を伝える同日未明の中継で、
オバマ米大統領の発言の同時通訳に誤りがあったとして朝のニュースで謝罪した。
NHKによると、同時通訳では「沖縄の普天間基地の移転について、
より柔軟に対応したいと思います」としたが、正しくは
「沖縄に駐留する海兵隊のグアムへの移転を前進させることを再確認した」
だったという。
ええ? 原文知りたい!!
ホワイトハウスのHPに上がってるの見つけましたよ!
☆https://www.whitehouse.gov/the-press-office/2015/04/28/
remarks-president-obama-and-prime-minister-abe-japan-joint-press-confere
Our new guidelines complement our effort to realign U.S. forces across the region,
including on Okinawa, in order to lessen the impact of our bases on local communities.
And I reaffirmed our commitment to move forward with the relocation of Marines
from Okinawa to Guam.
当該の部分は、恐らくここですね。
つたない訳でごめりんこ。
「私たちの新しいガイドラインは、地域社会の拠点の影響を減らすため、
沖縄を含め、地域の全域で米軍を再編成するための我々の努力を補完する。
そして、私は沖縄からグアムへ海兵隊の再配置を進めるための
コミットメント(約束)を再確認した。」
あら? この通りにオバマさんが発言されたなら、
「普天間」とは一言もおっしゃってないはずだけど、
NHKの同時通訳はめちゃくちゃ意訳されたのねぇ!!
ちなみに、外務省のサイトものぞいてみました!
☆http://www.mofa.go.jp/na/na1/us/page4e_000241.html
Now, Japan will provide up to 2.8 billion dollars in assistance to help
improve U.S. bases in Guam, which will gain strategic significance
even more in the future.
ぬ?
「現在、日本は将来的に戦略的重要性を得るグアムの米軍基地を改善する支援に
最高28億ドル(3 350億円)まで提供します。」
マジか…
ていうか、ちょっと調べたら、昨年12月のアメリカの上院、下院で、
沖縄海兵隊のグアム移転費を盛り込んだ会計の法案が可決されてた…
総額86億ドルのうち、28億ドルを上限に資金提供する、と盛り込まれておりました…
グアム移転の費用まで日本が出すことは知っていたけど、
3分の1も持つとは知らなかった … けっこう出すのね…
ていうか、NHKの誤訳は何さ!!
×沖縄の普天間基地の移転について、より柔軟に対応したいと思います
○沖縄に駐留する海兵隊のグアムへの移転を前進させることを再確認した
意図的な訳すぎて、何の印象操作なのさ! と思っちゃいますね!!
********
おしどりポータルサイトもしくよろ!
☆http://oshidori-makoken.com/
今回はココまで、全公開でございます!
再掲ですが、拙作二枚目、
「こどものくに」です。 油彩F10号
引用記事は当ブログ再掲かと思うが、
◆http://www.asahi.com/articles/ASH4Z368HH4ZULBJ002.html
朝日新聞 2015年4月30日
◎凍土壁の試験凍結、作業始まる 福島第一原発の山側
福島第一原発の汚染水対策で 建屋地下を氷の壁で囲む「凍土壁」の計画で、
東京電力は30日、試験凍結を始めた。
正午から凍結のスイッチを順次入れ始めた。
昨年6月の着工以来、実際に凍結させるのは初めて。
周囲に配管があるなど凍結が難しい18カ所について効果を調べ、
本格的な凍結を目指すが、時期は見通せない状況だ。
凍土壁は、1~4号機の周囲の地盤を凍らせ、地下水が流れ込むのを防ぐ計画。
地下30メートルに及ぶ管を1メートル間隔で打ち込み、
零下30度程度の液体を巡らせて総延長約1500メートルの壁をつくる。
今回凍らせるのは合計約60メートル分で、山側の18カ所58本。
周囲の温度や地下水位の変化を確認する。
当初は3月末までに全体の凍結を始める計画だった。
しかし、海側の準備作業が難航しているうえ、
1月の作業員死亡事故を受けた安全点検で工事が一時中断するなど
工程が遅れていた。
原子力規制委員会からも慎重な検討を求める声が出たことから、
試験的に凍結させることにした。
凍土壁の技術はトンネル工事などで使われるが、これだけ大規模なのは異例。
試験凍結では、周囲に構造物がある場所や地下水の流量が多い場所がきちんと凍るか
を数週間程度かけ確かめる。東電は、5月半ばから効果について公表予定で、
規制委の評価を受けたうえで本格的な凍結に入りたい考えだ。
◆http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/286.html
投稿者: blended coffee 日時: 2013 年 8 月 28 日 UjWvktve9.ZUs
◎400億円の凍土壁より
数分の1のコストで地下水を止めるという土木屋の言い分
より抜粋、
-------------------------------------------------
平成23年度東北地方太平洋沖地震と福島原発事故
☆http://www.geo-yokoi.co.jp/News/Tohoku_Taiheiyo.htm
ここは横井技術士事務所のホームページです。
(13/08/08)
一部略
東電福島第一の汚染水処理がなかなか上手くいかない。
連日出てくるのは一日当たり300tが出てくるとか、発電所内の処理施設では賄えない、
とかの悲観的情報ばっかり。
その結果汚染水対策に国費投入が決まったが、そこで悪役・無能役を務めるのが東電。
これは政府ー自民党ー東電一体のヤラセ芝居の疑いが濃い。
つまり東電は当事者能力なしの演技をして、国費投入の道筋を描いたのである。
それを最初に作ったのは資源エネルギー庁でしょう。
その結果が後始末の国民負担です。東電は何もしなくて良い。
株主への配当は続けられるし、役人OBの給料も払い続けられる。
そっちの方が大事だったのだろう。
その口車に乗ったのが、大西有三という学者。
そうでなければ凍結工法のようなナンセンス工法は出てこない。
筆者なら、これの数分の1のコストで水を止めて見せますよ。
(13/08/16)
一部略
さてこの区間の問題は
(1)汚染水が何処からきているのか?
(2)どういう経路を辿って海に流出しているのか?
の2点である。
これを解決しなくては、どんな対策工法も砂上の楼閣に過ぎない。
実はこの二つは密接に関係している。
こういう地下水問題を扱う時は、まず最初に地下水流動機構を押さえることが重要である。
流動機構には流出点と、それに継続する流動経路の二つがある。
処がそのどれも目に見えないことが普通である。そのため行われるのが、
①地下水位観測、
②地下水流動調査である。
これが全く出来ていなかったから、今回のようなもめ事に発展したのだろう。
その証拠が図-1に見られるような、たった2箇所しかない地下水位観測井だ。
こんなことで複雑な地下水挙動が把握出来ると思っているのだろうか?
少なくとも10~20箇所ぐらいのボーリングをやって、地下水位観測井網を作る。
その水位分布を見れば、大体地下水の流れは把握出来る。
そこに地下水追跡調査をやれば、地下水流動機構はほぼ決定出来る。
追跡調査の薬剤は、別に医学で使っているような難しい薬品は要らない。
入浴剤でも十分だ。
要は、質より数だ。
前の戦争で、日本は質に拘って零戦零戦と言い続けたが、
結局勝ったのは数で上回るグラマンだった。
(1)汚染水が何処からきているのか?
汚染水流出箇所は原発建家とその周辺施設の何処か、に決まっている。
それを最もよく知っているのは東電自身のはずだ。
しかし、事故の人事異動やなんやらで、全体を把握できている人間が居ないのだろう。
その場合は施設の状況から当たりをつけ、
次ぎに述べる地下水流動調査の結果から犯人を突き止めざるを得ない。
当に地質探偵の出番である。
(2)どういう経路を辿って海に流出しているのか?
これも地下水流動調査をセオリーに沿って、綿密にやれば、自ずから答えは出てくる。
こういう地下水流動調査をやると、汚染水流出源は
かつてのトレンチ破損個所だったというケースもある
(筆者はその可能性は非常に高いと思っている)。
もしそうだとしたら、当初やったLWによる止水は効果が無かったことになる。
或いは一時は効果はあってもその後劣化したとか。
始めから、LWなんていい加減な工法じゃなく、せめてCB注入を併用するとか、
思い切ってウレタンを使った方がよかったかもしれない。
さて以上から見ると、今回の汚染水問題に関係するのは、
東西約20~30m、南北数100mの僅かな範囲に過ぎないということが判る。
又汚染水の量も300t/day と聞くと大変な量に見えるが、
分単位に直すと200l/分に過ぎない。
こんなもの一般土木、特にトンネルではざらの数字で、むしろ少ない位だ。
中山トンネルや青函では毎分数~10tの水が出ている。
この程度の水も止められないで、それでも土木屋か!
それは別にしても、やはり東電側に基本が出来ていないことは指摘出来る。
まずこの場所での問題は、汚染水の海中への漏出が止まらないことである。
その理由は汚染水の地下での浸透経路が判っていないことである。
それも判らずに闇雲にLW注入をやって、地下水が改良壁を越える恐れがあると言い出している。
しかし、本当に改良壁体が出来ているかどうかも判らないし、その効果も眉唾なのである。
いい加減な注入をやって、その効果が無かったことを誤魔化すために、
地下水が壁体を越える、という殆ど現実では聞いたことがない、
与太話を捏造しているのではないか*、という疑いすらある。
そもそも東電にも東電設計にも・・・みんなカジマにおんぶにだっこで・・・
まともな土木屋がいなくなったのではないか?
80年代の行き過ぎた、木川田ブラック生産性向上運動(TQC)の悪しき副作用である。
今それをやろうとしているのが、アベー竹中ブラック経済政策。
対策としては、LWや凍結などというヤクザな工法は排除し、
前から云っているように連続地中壁工法を中心とし、まともにやると言うことだ。
それともう一つ重要な点は、現護岸と外海防潮堤の間を埋め立ててしまうことである。
これをやれば、汚染水と外部生態系との接触を遮断出来る。
それと、汚染水タンクの用地を確保出来る。
要するに、東電は対策に最も重要な地質地下水に関し、何にもやってこなかった。
その結果が、現在の体たらくである。
誰が東電の後ろで糸を引いているのか?
*そもそもLW壁は未完成である。
この場合、地下水は完成部分を迂回し、未完成部分から海に流出するから、
地下水が壁体を乗り越える事などあり得ない。
コメント
04. 2013年8月28日 a4MKAXwx0o
投稿の内容にほぼ賛成である。
他の遮水壁工事の方が実績も多くはるかにまし。
鋼管矢板で囲う方法を急速に施工した実績は
関西新空港の鋼管矢板岸壁の部分で実際ある。
海側からはクレーン船で一気に施工できる。
陸上のクレーン車などリーチを考慮すればせいぜい10t程度のものしか
吊り上げられないがクレーン船は日本に3000tまで吊り上げられる
能力のあるものが4,5隻はある。最大のものは4100tのものまである。
関西新空港で提案された工法は
①根入式鋼板セル工法 ②工場製作した鋼管矢板を連結したまま数十機の
バイブロハンマーで一気に打設する工法 があった。
関係した会社は大手鉄鋼のメーカーとマリコンと呼ばれる港湾土木大手。
関西空港では①の方法で施工した。
地下鉄等の地中構造物を開削工法で作るのにはSMW工法と呼ばれる
柱列式連続土止め壁によって遮水壁を仮設で使うものがほとんど。
欠損部分には水ガラス系の普通の薬注工法など信頼性に乏しくまず使わない。
超高圧で現地地盤を削って置き換えて改良する工法
(CJG工法とかいろいろある)を採用すべきだ。
このような工種では凍結工法は実績はほとんどない。当然信頼性は未確認。
(土木技術者より)
↑
アイデアも技術もある。
妨害しておるのは「既得権益層」ですよ。
「自公政権」を終わらせる、引き摺り下ろすこと、これが総て。
莫大な血税が消えてゆく、ユスリ・たかりの化け物屋敷=「日米安保体制」の欺瞞。
ユダ米・海兵隊の移転費用を、何で負担せねばならぬのか?
「役立たずの居座り強盗」にさ。