画は 歌川 國芳 (くによし)
寛政九年(1797)~ 文久元年(1861)
号は一勇齋、朝櫻楼など 作
「古今ひなの段幕 じだいせわ ひなのだんまく」より、
「高の師直」 「斧 定九郎」 「早野勘平」です。
☆曇。
四月もはや終わり、早いものです。
まづは、背乗りが、
◆https://twitter.com/tokaiamada
東海アマ より抜粋、
#amaちゃんだ @tokaiamada · 3時間前
安倍首相の米議会演説、安保関連法案を夏までに成立させると宣言!
大戦の謝罪には触れず!「大戦、痛切に反省」
☆http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6328.html
大きなルビで埋め尽くされた原稿だろうね 草稿を書いた人物は誰?
#amaちゃんだ @tokaiamada · 3時間前
「安倍晋三【外患誘致】
『外国と通謀して日本国に対し武力を行使させた者は、死刑に処する』
を知っているか」
☆http://sun.ap.teacup.com/souun/17235.html#readmore
米国の戦争に加担すれば、「敵」の反撃が当然日本にも向けられる。
その明白な危険を承知の上で米国の戦争に加担することは、
日本に対する攻撃を「誘致」し、国民を危険に曝す。
#amaちゃんだ @tokaiamada · 3時間前
安倍晋三は、満州族の末裔、秦氏、天皇家の女真族ではない
今の韓国人と同じ渤海=オロッコのエベンキ族である
☆http://japanese.joins.com/article/386/80386.html
安倍日本首相の父親「私は朝鮮人だ」
#amaちゃんだ @tokaiamada
みんな安倍晋三が突如、ファッシスト政権として登場した
ように勘違いしてる人が多いけど、
日本会議=統一教会が
今のような日本政府作るために活動を始めたのは、
岸信介が50年前、南平台自宅脇に統一教会日本支部を誘致してからだ
中曽根政権になってCIAの作った清和会が原理研を政府に入れた
#amaちゃんだ @tokaiamada
半世紀前、今の統一教会=日本会議は「国際勝共連合」という名で、
中軸にはもちろん笹川良一・児玉誉士夫がいて、
バックは正力松太郎・岸信介だった
なぜ韓国宗教?
朝鮮総督府時代、現地両班階級で日本戸籍を買った官僚たちが
移住して自民党政権に加わっていたから
児玉誉士夫や小泉純也がそう
◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-65f4.html
マスコミに載らない海外記事 2015年4月29日 (水)
◎欧米世界を支配する狂気
☆http://www.paulcraigroberts.org/2015/04/27/
insanity-grips-western-world-paul-craig-roberts/
Paul Craig Roberts 2015年4月27日
カール・マルクスが、歴史はプロレタリアートを選んだと主張したのと同様、
歴史はアメリカを選んだとネオコンは主張している。
ナチスが“ドイチェランド・イーバー・アレス(世界に冠たるドイツ)”と
主張していたのと同様、
ネオコンは“アメリカ・イーバー・アレス(世界に冠たるアメリカ)”と主張している。
2013年9月、オバマ大統領は、国連の前に立って宣言した
“私はアメリカは例外的だと考えている。”
ドイツの政治指導者達や、イギリス、フランスや、ヨーロッパ中の、
そしてカナダ、オーストラリアや日本の政治指導者達も、
アメリカは例外的で、つまり自分達より優れていると考えている。
これが、こうした国々がワシントンの属国でいる理由だ。
彼らは、例外的な国、アメリカより劣っていることを受けいれているので -
指導に従うのだ。
中国が、少数の白人が、連中のちっぽけな人口以外の何かで
例外的だと考えている可能性はない。
アジア、アフリカと、南米の人口からすれば、
ワシントンの帝国を構成する国々の人口はわずかなものだ。
ロシア人もアメリカが例外的だとは思っていない。
プーチンはアメリカ優位というオバマの主張にこう答えた。
“神は、アメリカを平等に創られた。”
プーチンはこうも言った。
“動機は何であれ、人々が自らを例外的だと考えるのを奨励するのは極めて危険だ。”
もし全ての国々が例外的であれば、この単語は意味を失う。
もしアメリカが例外的なのであれば、それは、
この選定から外れた他の国々は劣っていることを意味する。
劣っている国々の権利はより小さく、いじめられて服従させられたり、
爆撃されて忘却のかなたへ追いやられたりするのだ。
例外的な国は、他の全ての国々を超越し、それゆえ、
他の国々をどう扱うかなど全く気にする必要がないのだ。
21世紀、8ヶ国での ワシントンの戦争で、何百万人もの人々が殺害され、
肢体不自由にさせられ、強制退去させられているのに、
ワシントン非難という結果に至っていないのだから、アメリカとその属国諸国は、
アメリカは例外的と考えているのは明らかだ。
メルケル、オランド、キャメロンや、カナダ、オーストラリアや日本の傀儡連中は、
ワシントンにしっかりしがみついて、依然ごまをすっている。
一方、アメリカとは違って、軍事的に侵略的でない国々であるロシアとイランが、
白人マスコミによって、脅威として描き出され、非難される。
2014年2月以来、白人マスコミは、ウクライナにはロシア戦車と軍隊がいると主張しており、
そう主張し続けてきた。もしこれが本当であれば、キエフと西ウクライナは昨年早々、
ロシア侵略で陥落していただろうとプーチンは指摘した。
東と南ウクライナの離脱したちっぽけな共和国さえ 打ち破れずにいるキエフに
ロシア軍に対する勝ち目などありえない。
最近、勇敢な報道機関が、ロシア戦車が、14ヶ月間、
ウクライナに押し寄せているという白人マスコミの主張を笑い物にした。
パロディーは動きを止めたウクライナを描いていた。
あらゆる道路や住宅街の通りの交通はロシア戦車で封鎖されている。
全ての駐車場、歩道も人々の前庭も後庭も、戦車が山積みになっている。
国中が交通渋滞で動けなくなっている。
白人マスコミを信じ込む騙されやすい連中をからかって愉しむ連中は
ごくわずかだとはいえ、地球上の生命に関しては、状況は深刻だ。
ワシントンとその属国が、地球上の生命に配慮しているという兆しはほとんどない。
最近、欧州議会最大の政党、欧州人民党が、地球上の生命について、
騎士道精神的意見を述べた。
我々が、オンラインEUニュース源であるEuractiveを信じるなら、
EUの多数派政党は、EUは核戦争の用意ができていると宣言することが、
ロシアの更なる侵略を阻止する為の最善の手段の一つだと考えているという記事がある。
☆http://www.unian.info/politics/
1070675-meps-believe-eu-should-be-ready-for-nuclear-war.html
アルマゲドンの用意が出来ていることをヨーロッパが宣言して、
止めるべき侵略とは、ウクライナへのロシア侵略とされるものであり、
“更なる侵略”とは、ソ連帝国再建というプーチンの意図とされるもののことだ。
欧州連合の指導者達が、ワシントンのプロパガンダに異議を申し立てるのではなく、
核戦争を是認する方を選ぶ様子に、ロシア政府は失望したに違いない。
欧州議会の与党が、核戦争の用意が出来ていることを宣言して、
ありもしない侵略を止めねばならないと考えているという記事を読んだ際、
お金で、ありとあらゆるものを、地球上の生命すらも、買うことができることを悟った。
欧州人民党は、ヨーロッパの代表としてではなく、
ワシントンのプロパガンダの代表として語っているのだ。
ヨーロッパのロシアとの核戦争は、
ヨーロッパのあらゆる首都の破壊で瞬時にして終わるだろう。
欧州人民党の狂った副党首、ヤツェク・サリウシ・ヴォリスキーが
“ロシアと話し合って、説得する時間は過ぎた。今や強硬策の時だ。”と宣言して、
誰が本当の侵略者なのか明らかにした。
明らかに、欧州議会は、地球上の生命にとって、重大な危機だ。
ロシアが、ワシントンの囲い者に身をやつすと考えるのは、一体現実的だろうか?
國芳、二枚目、
「恵閏初夏藤 おめぐみにうるおいわふじ」より、
「局 岩藤] 「中山」 「岩藤召仕おちよ」です。
ユダ米の断末魔の焦燥・悪足掻きが凄まじいですな、
さっさと破綻してくれれば、集団安保もTPPもなくなるわなぁ、
◆http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51957788.html
日本や世界や宇宙の動向 2015年04月29日
◎JPモルガン・チェースの怪しい動き
アメリカのJPモルガン・チェースに2つの怪しい動きがあります。
それは。。。
特にここ2週間で大量の銀を購入したということと、
顧客に現金を使うのを制限しているということです。
いよいよ、米ドル崩壊の準備をしているのでしょうか。
アメリカの経済も崩壊してしまうのでしょうか。
アメリカだけでなく、中国、EU経済も同時に崩壊し
世界金融システムも崩壊することになるのでしょうか。
米ドルが崩壊しても、いんちき中国元は世界準備通貨の地位を得るとは思えません。
それとも不正を働きながら、あと1、2年はもたせようとするのでしょうか。
安倍総理が訪米したのもこれと何か関係があるのでしょうか。
ただ、日本のマスコミは安倍総理の訪米を大々的に報じていますが、
アメリカではあまり取り上げられていないと思います。
アメリカはそれどころではないでしょうから。
ニューヨークタイムズ紙などは中国政府の言う通りの反日記事しか流していませんから、
中国、韓国の反日プロパガンダに利用されてしまうのでは。。
と思ってしまいます。
☆http://beforeitsnews.com/gold-and-precious-metals/2015/04/
something-is-seriously-wrong-why-is-jp-morgan-accumulating-
the-biggest-stockpile-of-physical-silver-in-history-2640164.html
(概要)
4月27日付け:
一体なぜJPモルガンは5500万オンス以上もの銀(フィジカル・シルバー)
を購入したのでしょうか。
2012年以降、JPモルガンは銀保有高を500万オンス以下から
5500万オンス以上にまで増やしました。
これは、明らかにJPモルガンが投資の対象として
銀の価値を重要視しているからでしょう。
しかし最近、銀の価格(1オンス$15.66)がかなり下がっていますから
今の時点ではJPモルガンは銀に投資しても利益を得ていません。
しかし、金融危機が起こるとJPモルガンは銀でかなりの利益を得ることになります。
金融危機が起こると投資家は金や銀(フィジカルゴールドとフィジカルシルバー)
市場にどっと流れ込みます。
つい最近、JPモルガンチェースのCEOのジェイミー・ダイモン氏は
株主らに文書で金融危機が再び起こることを警告しました。
ダイモン氏ははっきりと株主らに言うべきことを伝えました。
もしダイモン氏が再び金融危機が起こると考えているなら、
様々な種類の貴金属を大量に購入するということは理にかなっています。
現在、特に銀はいくつかの理由でかなり安くなっていますから買い時です。。。
JPモルガンは2、3年前から銀を買いあさっています。 これは前代未聞です。
何しろ、この2週間だけで800万オンスもの銀を追加購入しています。
以下の表はJPモルガンの銀保有高の推移を示しています。
▼http://www.globalresearch.ca/wp-content/uploads/2015/04/
JP-Morgan-Silver-425x3211.jpg
JPモルガンは我々が知らない何か重大な事を知っているのでしょうか。
JPモルガンは他にも奇妙な方針を打ち出しています。
それは。。。
一部の地域(市場)で現金を使うのを制限したのです。
また、貸金庫に現金を保管するのを禁止しました。
しかしJPモルガンのこのような方針転換は一般的には殆ど知られていません。
3月に、Jpモルガンは特定の市場(広域クリーブランドを含む)で
現金を使用するのを制限しはじめました。
つまり、借り主(顧客)が現金で、
クレジットカード、住宅ローン、株、自動車ローンの支払を行うのを制限するということです。
さらに貸金庫にも現金を保管するのを禁止したのです。
一体なぜこのようなことを決定したのでしょうか。
なぜJPモルガンは現金の使用に消極的になったのでしょうか。
たぶん、水面下では大きな動きがあるのだと思います。
我々が知らないだけなのです。
JPモルガン・チェースはToo Big to Failの米六大銀行の1つです。
JPモルガンチェースが管理する総資産はイギリスのGDPに匹敵します。
この金融機関は巨大な特権を持っており米政府と深い結びつきがあります。
JPモルガン・チェースは差し迫る経済危機を不安視しているのでしょうか。
もう経済危機が起きてもおかしくない時期にきています。
JPモルガン・チェースは最悪のシナリオを予想して準備をしているのだと思います。
▼http://www.globalresearch.ca/wp-content/uploads/2015/04/
7.5-Year-Itch-425x222.jpg
國芳、三枚目、
「源氏雲浮世画合」 「十一」 「花散里」 「加藤重氏」
花散里:
橘の香をなつかしみほととぎす
花散る里をたづねてぞとふ
「アホノミクス」、
◆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159319
日刊ゲンダイ 2015年4月27日
◎エコノミスト浜矩子氏が看破する「チーム・アベ」の欺瞞
☆日銀がやっているのは「金融政策」の名に値しない
マネタリーベースを2年間で2倍に増加させ、2%の物価上昇を実現する――。
日銀の黒田総裁が打ち出した異次元の金融緩和も、この4月で3年目に突入した。
本人は「所期の効果を発揮している」と強気だが、
肝心の物価はさっぱり上がってこない。
果たして黒田バズーカは日本経済に何をもたらしたのか。
「アベノミクスはアホノミクス」と警鐘を鳴らし続けてきた、この人に聞いた。
――黒田総裁が就任して2年が過ぎました。
この間、日銀は何をやってきたのでしょうか。
日銀が「チーム・アベ」の一員としてやってきたのは、
国債の買い支えと 株価の押し上げ、それと円安誘導ですね。
突き詰めれば、この3つのために、大量の資金を市場に流し込んできたわけです。
――それは中央銀行の仕事なのでしょうか。
中央銀行の存立意義は、通貨価値の安定と、
それをベースにした経済活動の安定を維持することにあります。
ところが黒田さんは、むしろ通貨価値を不安定にしてきた。
日銀は、ETFの購入などを通じ、リスク資産である株式の保有高を大きくしています。
今やジャンクボンド並みにリスクが大きい日本国債もじゃんじゃん買い上げている。
財務体質は悪化するばかりです。
そんな状態でありながら、通貨価値の番人として機能し続けようとするのは、大きな矛盾。
自国通貨を安く誘導していくのも、中央銀行の政策として考えられません。
いずれにしても金融政策の名に値しないことをやっていますね。
――そうなると、黒田日銀は何をしたいのか、ますます分からなくなります。
市場にカネを流し込むことで資産インフレ=バブル状態をつくり出し、
デフレから脱却しているかのごとき雰囲気を醸し出したいのでしょう。
容易に熱くなるところを熱くして浮かれ気分をつくり出すシナリオです。
その一方で、国債の値崩れ防止も図る。
さらには円安誘導によって、時代錯誤的な輸出主導型の経済成長を図り、点数を稼ぐ。
まあ、そういうところを狙っているわけです。
■トリクルダウンは目くらまし
――平均株価は2万円を回復しました。
シナリオ通りに進んでいるということですか。
まったくそうはなっていないでしょう。2万円になっても、
チーム・アベが願っているような浮かれ気分は醸成されていません。
安倍政権が発足した時、株価は9000円台からガンと上がりました。
一部の人々は「この先もどんどん行くのではないか」と若干舞い上がりましたが、
上昇基調は半年も続かなかった。
2013年5月には1万6000円の手前で足踏み状態となり、天井に達したのです。
それで「せめて2万円を超えさせねば」となり、
日銀もGPIFも株を買い込んだ。
そうやって、何とか達成した2万円だから世の中はシラケていて、
「2万円? だから?」という感じ。
どの世論調査を見ても、景気回復の実感がない人は7割を超えているし、
実質賃金は下がる一方です。
機械受注も2月は再びマイナスに転じ、GDPもパッとしません。
何一つとして思惑通りになっていません。
☆2%のインフレ達成で日本国債は大暴落
――果たして彼らは、本気で経済を立て直そうとしているのでしょうか。
チーム・アベは日本経済をうまく回るようにしたいなんて考えていませんよ。
目指しているのは富国強兵路線です。
アホノミクスによって、強いものをより強く、大きいものをより大きくする。
大手企業の収益が改善し、勝ち組の勝利度がさらに高まればいいのです。
それが富国の部分であり、あとは憲法改正で強兵を確実なものにして、
大日本帝国を取り戻すという筋書き。
大企業の収益が改善すれば、コップにいっぱいになった水が滴り落ちるように
中小企業にも恩恵が行き渡り……とか言って トリクルダウン理論 を持ち出しているのは、
オマケというかアリバイ。
そんなふうになると思ってもいないし、目指してもいないくせに、
あたかも好循環が生まれ、みんなが幸せになるかのような幻想を振りまいているのです。
――ただ、同じような量的緩和政策は、世界中の中央銀行が行っています。
みんなでマヤカシをやっているのですか。
確かにマヤカシをやっていますが、日銀と違って罪の意識や忸怩たる思いがある。
たとえばECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁は「ユーロ」を潰すわけにはいかない
と強調しています。ユーロ消滅の事態を回避するために何でもやるんだと吐露し、
不本意ながら中央銀行道から大きく逸脱したことをやらなければならない状況にある
と説明してきました。FRB(米連邦準備制度理事会)のバーナンキ前議長も、
相当にむちゃなことをやっていると分かっていた。
そういうバンカーとして当然の思いを全部すっ飛ばし、
喜々としてやっているのが日銀です。
大日本帝国を取り戻すという富国強兵路線も、日銀固有の魂胆。
時代錯誤の野望のために量的緩和をやっているなんて、日本だけですよ。
――2%の物価上昇を目指しているというのもウソですか。
実はそこが大きな問題であって、何らかの数字の成り行きで2%を達成しちゃったら、
その時点で日銀は異次元の緩和をやめなければならないわけです。
彼らは「財政ファイナンスではありません」
「国債の買い支えではありません」と世界に向けて発信してきた。
それなのに2%になってもやめなければ、真っ赤なウソだったとバレてしまう。
すごく困るんだろうなと思いますね。
緩和をやめれば、日銀という買い手を失う国債は暴落します。
だからといってやめなければ、だれも日銀の言うことを相手にしなくなる。
日本のクレディビリティー(信頼性。確実性。)は失われ、
結局、暴落することになるでしょうね。
――国民生活はグチャグチャですね。
そんな火遊びを平気でやるチーム・アベにモラルはないのでしょうか。
黒田さんは本質的に邪悪な人ではないのかもしれません。
でも、こんなことをしていいのか、という倫理観は一切持ち合わせていない。
アホノミクスの一角を占める人たちに与えられた役割を
実務的にこなしているという印象です。
経済学の生みの親であるアダム・スミスは、
経済活動とは共感性を持っている人たちによる営みであるとイメージしました。
もらい泣きができる人、他人の痛みを我が痛みと感じられる人、
どこかに惨めな人がいたら自分も惨めな気持ちになる人……。
そんな感受性を持っている人間が行うのが経済活動であると規定したのです。
だとすれば、経済を学ぶ者は人間の痛みを感じ取るセンスが必要だし、
経済政策を考える場合、
人々が直面している格差や不平等の問題を議論するのも当たり前です。
ところが、チーム・アベは、それをセンチメンタリズムと捉え、
科学ではないという観点から排除しようとする。
あまり知的レベルが高くないのだと思います。
■最後の手段は世界同時金融鎖国ぐらい
――そもそも量的緩和は景気回復につながるのですか。
あたかもエスタブリッシュされた斬新な政策であるがごとく議論されていますが、
量的緩和策は日本銀行が苦し紛れにやったものに過ぎません。
金利を段階的に下げてきて、もう下げられないという限界まで到達し、
それでもゼロを保つためには量で行くしかないとなった。
もっともらしい説明は、すべて後付けです。
何をもって成功とするかの基準もありませんが、
少なくともゼロに張り付いていた金利が、経済の実態に応じて動くレベルに戻らないとダメ。
量的緩和策は、それをやめられた時に初めて「成功した」といえるでしょう。
ただ、いまだにどこもやめられていない。
もっとも近づいているように見える米国でも「出口」は動く標的です。
手を伸ばせば届きそうだと思ったら、ドアノブがひゃっと遠くに行っちゃうイメージ。
一度始めるとなかなかやめられないし、現実はさらに先を行っていて、
今やマイナス金利がテーマになっている。
実に異様な世界にまで足を踏み入れてしまっているのです。
――正常な状態に戻す策はあるのでしょうか。
考えられるのは、世界の主要国が同時に鎖国することぐらいですかね。
資本の流出入を規制すれば、より高い金利を求めたマネーが新興国に流れたりしなくなる。
もちろん、非常に危険なやり方です。
ハイパーインフレを引き起こすリスクも高い。
でも、同時に金融鎖国して金利をワッと上げるぐらいの協調ができなければ、
人類は一巻の終わりかもしれない。
そんなドン詰まりのところまで来ているんじゃないかと思います。
▽はま・のりこ 1952年、東京生まれ。一橋大経済学部卒業後、
三菱総研に入社し英国駐在員事務所長、主席研究員を経て、2002年から現職。
「2015年日本経済景気大失速の年になる!」(東洋経済新報社、共著)、
「国民なき経済成長」(角川新書)など著書多数。
↑
花は散るし、壺三も散り際だね、長いことなかろうよw
稀代の売国奴・小泉以上の売国ぶりだ、戦後最悪の政権だろうな。
寛政九年(1797)~ 文久元年(1861)
号は一勇齋、朝櫻楼など 作
「古今ひなの段幕 じだいせわ ひなのだんまく」より、
「高の師直」 「斧 定九郎」 「早野勘平」です。
☆曇。
四月もはや終わり、早いものです。
まづは、背乗りが、
◆https://twitter.com/tokaiamada
東海アマ より抜粋、
#amaちゃんだ @tokaiamada · 3時間前
安倍首相の米議会演説、安保関連法案を夏までに成立させると宣言!
大戦の謝罪には触れず!「大戦、痛切に反省」
☆http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6328.html
大きなルビで埋め尽くされた原稿だろうね 草稿を書いた人物は誰?
#amaちゃんだ @tokaiamada · 3時間前
「安倍晋三【外患誘致】
『外国と通謀して日本国に対し武力を行使させた者は、死刑に処する』
を知っているか」
☆http://sun.ap.teacup.com/souun/17235.html#readmore
米国の戦争に加担すれば、「敵」の反撃が当然日本にも向けられる。
その明白な危険を承知の上で米国の戦争に加担することは、
日本に対する攻撃を「誘致」し、国民を危険に曝す。
#amaちゃんだ @tokaiamada · 3時間前
安倍晋三は、満州族の末裔、秦氏、天皇家の女真族ではない
今の韓国人と同じ渤海=オロッコのエベンキ族である
☆http://japanese.joins.com/article/386/80386.html
安倍日本首相の父親「私は朝鮮人だ」
#amaちゃんだ @tokaiamada
みんな安倍晋三が突如、ファッシスト政権として登場した
ように勘違いしてる人が多いけど、
日本会議=統一教会が
今のような日本政府作るために活動を始めたのは、
岸信介が50年前、南平台自宅脇に統一教会日本支部を誘致してからだ
中曽根政権になってCIAの作った清和会が原理研を政府に入れた
#amaちゃんだ @tokaiamada
半世紀前、今の統一教会=日本会議は「国際勝共連合」という名で、
中軸にはもちろん笹川良一・児玉誉士夫がいて、
バックは正力松太郎・岸信介だった
なぜ韓国宗教?
朝鮮総督府時代、現地両班階級で日本戸籍を買った官僚たちが
移住して自民党政権に加わっていたから
児玉誉士夫や小泉純也がそう
◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-65f4.html
マスコミに載らない海外記事 2015年4月29日 (水)
◎欧米世界を支配する狂気
☆http://www.paulcraigroberts.org/2015/04/27/
insanity-grips-western-world-paul-craig-roberts/
Paul Craig Roberts 2015年4月27日
カール・マルクスが、歴史はプロレタリアートを選んだと主張したのと同様、
歴史はアメリカを選んだとネオコンは主張している。
ナチスが“ドイチェランド・イーバー・アレス(世界に冠たるドイツ)”と
主張していたのと同様、
ネオコンは“アメリカ・イーバー・アレス(世界に冠たるアメリカ)”と主張している。
2013年9月、オバマ大統領は、国連の前に立って宣言した
“私はアメリカは例外的だと考えている。”
ドイツの政治指導者達や、イギリス、フランスや、ヨーロッパ中の、
そしてカナダ、オーストラリアや日本の政治指導者達も、
アメリカは例外的で、つまり自分達より優れていると考えている。
これが、こうした国々がワシントンの属国でいる理由だ。
彼らは、例外的な国、アメリカより劣っていることを受けいれているので -
指導に従うのだ。
中国が、少数の白人が、連中のちっぽけな人口以外の何かで
例外的だと考えている可能性はない。
アジア、アフリカと、南米の人口からすれば、
ワシントンの帝国を構成する国々の人口はわずかなものだ。
ロシア人もアメリカが例外的だとは思っていない。
プーチンはアメリカ優位というオバマの主張にこう答えた。
“神は、アメリカを平等に創られた。”
プーチンはこうも言った。
“動機は何であれ、人々が自らを例外的だと考えるのを奨励するのは極めて危険だ。”
もし全ての国々が例外的であれば、この単語は意味を失う。
もしアメリカが例外的なのであれば、それは、
この選定から外れた他の国々は劣っていることを意味する。
劣っている国々の権利はより小さく、いじめられて服従させられたり、
爆撃されて忘却のかなたへ追いやられたりするのだ。
例外的な国は、他の全ての国々を超越し、それゆえ、
他の国々をどう扱うかなど全く気にする必要がないのだ。
21世紀、8ヶ国での ワシントンの戦争で、何百万人もの人々が殺害され、
肢体不自由にさせられ、強制退去させられているのに、
ワシントン非難という結果に至っていないのだから、アメリカとその属国諸国は、
アメリカは例外的と考えているのは明らかだ。
メルケル、オランド、キャメロンや、カナダ、オーストラリアや日本の傀儡連中は、
ワシントンにしっかりしがみついて、依然ごまをすっている。
一方、アメリカとは違って、軍事的に侵略的でない国々であるロシアとイランが、
白人マスコミによって、脅威として描き出され、非難される。
2014年2月以来、白人マスコミは、ウクライナにはロシア戦車と軍隊がいると主張しており、
そう主張し続けてきた。もしこれが本当であれば、キエフと西ウクライナは昨年早々、
ロシア侵略で陥落していただろうとプーチンは指摘した。
東と南ウクライナの離脱したちっぽけな共和国さえ 打ち破れずにいるキエフに
ロシア軍に対する勝ち目などありえない。
最近、勇敢な報道機関が、ロシア戦車が、14ヶ月間、
ウクライナに押し寄せているという白人マスコミの主張を笑い物にした。
パロディーは動きを止めたウクライナを描いていた。
あらゆる道路や住宅街の通りの交通はロシア戦車で封鎖されている。
全ての駐車場、歩道も人々の前庭も後庭も、戦車が山積みになっている。
国中が交通渋滞で動けなくなっている。
白人マスコミを信じ込む騙されやすい連中をからかって愉しむ連中は
ごくわずかだとはいえ、地球上の生命に関しては、状況は深刻だ。
ワシントンとその属国が、地球上の生命に配慮しているという兆しはほとんどない。
最近、欧州議会最大の政党、欧州人民党が、地球上の生命について、
騎士道精神的意見を述べた。
我々が、オンラインEUニュース源であるEuractiveを信じるなら、
EUの多数派政党は、EUは核戦争の用意ができていると宣言することが、
ロシアの更なる侵略を阻止する為の最善の手段の一つだと考えているという記事がある。
☆http://www.unian.info/politics/
1070675-meps-believe-eu-should-be-ready-for-nuclear-war.html
アルマゲドンの用意が出来ていることをヨーロッパが宣言して、
止めるべき侵略とは、ウクライナへのロシア侵略とされるものであり、
“更なる侵略”とは、ソ連帝国再建というプーチンの意図とされるもののことだ。
欧州連合の指導者達が、ワシントンのプロパガンダに異議を申し立てるのではなく、
核戦争を是認する方を選ぶ様子に、ロシア政府は失望したに違いない。
欧州議会の与党が、核戦争の用意が出来ていることを宣言して、
ありもしない侵略を止めねばならないと考えているという記事を読んだ際、
お金で、ありとあらゆるものを、地球上の生命すらも、買うことができることを悟った。
欧州人民党は、ヨーロッパの代表としてではなく、
ワシントンのプロパガンダの代表として語っているのだ。
ヨーロッパのロシアとの核戦争は、
ヨーロッパのあらゆる首都の破壊で瞬時にして終わるだろう。
欧州人民党の狂った副党首、ヤツェク・サリウシ・ヴォリスキーが
“ロシアと話し合って、説得する時間は過ぎた。今や強硬策の時だ。”と宣言して、
誰が本当の侵略者なのか明らかにした。
明らかに、欧州議会は、地球上の生命にとって、重大な危機だ。
ロシアが、ワシントンの囲い者に身をやつすと考えるのは、一体現実的だろうか?
國芳、二枚目、
「恵閏初夏藤 おめぐみにうるおいわふじ」より、
「局 岩藤] 「中山」 「岩藤召仕おちよ」です。
ユダ米の断末魔の焦燥・悪足掻きが凄まじいですな、
さっさと破綻してくれれば、集団安保もTPPもなくなるわなぁ、
◆http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51957788.html
日本や世界や宇宙の動向 2015年04月29日
◎JPモルガン・チェースの怪しい動き
アメリカのJPモルガン・チェースに2つの怪しい動きがあります。
それは。。。
特にここ2週間で大量の銀を購入したということと、
顧客に現金を使うのを制限しているということです。
いよいよ、米ドル崩壊の準備をしているのでしょうか。
アメリカの経済も崩壊してしまうのでしょうか。
アメリカだけでなく、中国、EU経済も同時に崩壊し
世界金融システムも崩壊することになるのでしょうか。
米ドルが崩壊しても、いんちき中国元は世界準備通貨の地位を得るとは思えません。
それとも不正を働きながら、あと1、2年はもたせようとするのでしょうか。
安倍総理が訪米したのもこれと何か関係があるのでしょうか。
ただ、日本のマスコミは安倍総理の訪米を大々的に報じていますが、
アメリカではあまり取り上げられていないと思います。
アメリカはそれどころではないでしょうから。
ニューヨークタイムズ紙などは中国政府の言う通りの反日記事しか流していませんから、
中国、韓国の反日プロパガンダに利用されてしまうのでは。。
と思ってしまいます。
☆http://beforeitsnews.com/gold-and-precious-metals/2015/04/
something-is-seriously-wrong-why-is-jp-morgan-accumulating-
the-biggest-stockpile-of-physical-silver-in-history-2640164.html
(概要)
4月27日付け:
一体なぜJPモルガンは5500万オンス以上もの銀(フィジカル・シルバー)
を購入したのでしょうか。
2012年以降、JPモルガンは銀保有高を500万オンス以下から
5500万オンス以上にまで増やしました。
これは、明らかにJPモルガンが投資の対象として
銀の価値を重要視しているからでしょう。
しかし最近、銀の価格(1オンス$15.66)がかなり下がっていますから
今の時点ではJPモルガンは銀に投資しても利益を得ていません。
しかし、金融危機が起こるとJPモルガンは銀でかなりの利益を得ることになります。
金融危機が起こると投資家は金や銀(フィジカルゴールドとフィジカルシルバー)
市場にどっと流れ込みます。
つい最近、JPモルガンチェースのCEOのジェイミー・ダイモン氏は
株主らに文書で金融危機が再び起こることを警告しました。
ダイモン氏ははっきりと株主らに言うべきことを伝えました。
もしダイモン氏が再び金融危機が起こると考えているなら、
様々な種類の貴金属を大量に購入するということは理にかなっています。
現在、特に銀はいくつかの理由でかなり安くなっていますから買い時です。。。
JPモルガンは2、3年前から銀を買いあさっています。 これは前代未聞です。
何しろ、この2週間だけで800万オンスもの銀を追加購入しています。
以下の表はJPモルガンの銀保有高の推移を示しています。
▼http://www.globalresearch.ca/wp-content/uploads/2015/04/
JP-Morgan-Silver-425x3211.jpg
JPモルガンは我々が知らない何か重大な事を知っているのでしょうか。
JPモルガンは他にも奇妙な方針を打ち出しています。
それは。。。
一部の地域(市場)で現金を使うのを制限したのです。
また、貸金庫に現金を保管するのを禁止しました。
しかしJPモルガンのこのような方針転換は一般的には殆ど知られていません。
3月に、Jpモルガンは特定の市場(広域クリーブランドを含む)で
現金を使用するのを制限しはじめました。
つまり、借り主(顧客)が現金で、
クレジットカード、住宅ローン、株、自動車ローンの支払を行うのを制限するということです。
さらに貸金庫にも現金を保管するのを禁止したのです。
一体なぜこのようなことを決定したのでしょうか。
なぜJPモルガンは現金の使用に消極的になったのでしょうか。
たぶん、水面下では大きな動きがあるのだと思います。
我々が知らないだけなのです。
JPモルガン・チェースはToo Big to Failの米六大銀行の1つです。
JPモルガンチェースが管理する総資産はイギリスのGDPに匹敵します。
この金融機関は巨大な特権を持っており米政府と深い結びつきがあります。
JPモルガン・チェースは差し迫る経済危機を不安視しているのでしょうか。
もう経済危機が起きてもおかしくない時期にきています。
JPモルガン・チェースは最悪のシナリオを予想して準備をしているのだと思います。
▼http://www.globalresearch.ca/wp-content/uploads/2015/04/
7.5-Year-Itch-425x222.jpg
國芳、三枚目、
「源氏雲浮世画合」 「十一」 「花散里」 「加藤重氏」
花散里:
橘の香をなつかしみほととぎす
花散る里をたづねてぞとふ
「アホノミクス」、
◆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159319
日刊ゲンダイ 2015年4月27日
◎エコノミスト浜矩子氏が看破する「チーム・アベ」の欺瞞
☆日銀がやっているのは「金融政策」の名に値しない
マネタリーベースを2年間で2倍に増加させ、2%の物価上昇を実現する――。
日銀の黒田総裁が打ち出した異次元の金融緩和も、この4月で3年目に突入した。
本人は「所期の効果を発揮している」と強気だが、
肝心の物価はさっぱり上がってこない。
果たして黒田バズーカは日本経済に何をもたらしたのか。
「アベノミクスはアホノミクス」と警鐘を鳴らし続けてきた、この人に聞いた。
――黒田総裁が就任して2年が過ぎました。
この間、日銀は何をやってきたのでしょうか。
日銀が「チーム・アベ」の一員としてやってきたのは、
国債の買い支えと 株価の押し上げ、それと円安誘導ですね。
突き詰めれば、この3つのために、大量の資金を市場に流し込んできたわけです。
――それは中央銀行の仕事なのでしょうか。
中央銀行の存立意義は、通貨価値の安定と、
それをベースにした経済活動の安定を維持することにあります。
ところが黒田さんは、むしろ通貨価値を不安定にしてきた。
日銀は、ETFの購入などを通じ、リスク資産である株式の保有高を大きくしています。
今やジャンクボンド並みにリスクが大きい日本国債もじゃんじゃん買い上げている。
財務体質は悪化するばかりです。
そんな状態でありながら、通貨価値の番人として機能し続けようとするのは、大きな矛盾。
自国通貨を安く誘導していくのも、中央銀行の政策として考えられません。
いずれにしても金融政策の名に値しないことをやっていますね。
――そうなると、黒田日銀は何をしたいのか、ますます分からなくなります。
市場にカネを流し込むことで資産インフレ=バブル状態をつくり出し、
デフレから脱却しているかのごとき雰囲気を醸し出したいのでしょう。
容易に熱くなるところを熱くして浮かれ気分をつくり出すシナリオです。
その一方で、国債の値崩れ防止も図る。
さらには円安誘導によって、時代錯誤的な輸出主導型の経済成長を図り、点数を稼ぐ。
まあ、そういうところを狙っているわけです。
■トリクルダウンは目くらまし
――平均株価は2万円を回復しました。
シナリオ通りに進んでいるということですか。
まったくそうはなっていないでしょう。2万円になっても、
チーム・アベが願っているような浮かれ気分は醸成されていません。
安倍政権が発足した時、株価は9000円台からガンと上がりました。
一部の人々は「この先もどんどん行くのではないか」と若干舞い上がりましたが、
上昇基調は半年も続かなかった。
2013年5月には1万6000円の手前で足踏み状態となり、天井に達したのです。
それで「せめて2万円を超えさせねば」となり、
日銀もGPIFも株を買い込んだ。
そうやって、何とか達成した2万円だから世の中はシラケていて、
「2万円? だから?」という感じ。
どの世論調査を見ても、景気回復の実感がない人は7割を超えているし、
実質賃金は下がる一方です。
機械受注も2月は再びマイナスに転じ、GDPもパッとしません。
何一つとして思惑通りになっていません。
☆2%のインフレ達成で日本国債は大暴落
――果たして彼らは、本気で経済を立て直そうとしているのでしょうか。
チーム・アベは日本経済をうまく回るようにしたいなんて考えていませんよ。
目指しているのは富国強兵路線です。
アホノミクスによって、強いものをより強く、大きいものをより大きくする。
大手企業の収益が改善し、勝ち組の勝利度がさらに高まればいいのです。
それが富国の部分であり、あとは憲法改正で強兵を確実なものにして、
大日本帝国を取り戻すという筋書き。
大企業の収益が改善すれば、コップにいっぱいになった水が滴り落ちるように
中小企業にも恩恵が行き渡り……とか言って トリクルダウン理論 を持ち出しているのは、
オマケというかアリバイ。
そんなふうになると思ってもいないし、目指してもいないくせに、
あたかも好循環が生まれ、みんなが幸せになるかのような幻想を振りまいているのです。
――ただ、同じような量的緩和政策は、世界中の中央銀行が行っています。
みんなでマヤカシをやっているのですか。
確かにマヤカシをやっていますが、日銀と違って罪の意識や忸怩たる思いがある。
たとえばECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁は「ユーロ」を潰すわけにはいかない
と強調しています。ユーロ消滅の事態を回避するために何でもやるんだと吐露し、
不本意ながら中央銀行道から大きく逸脱したことをやらなければならない状況にある
と説明してきました。FRB(米連邦準備制度理事会)のバーナンキ前議長も、
相当にむちゃなことをやっていると分かっていた。
そういうバンカーとして当然の思いを全部すっ飛ばし、
喜々としてやっているのが日銀です。
大日本帝国を取り戻すという富国強兵路線も、日銀固有の魂胆。
時代錯誤の野望のために量的緩和をやっているなんて、日本だけですよ。
――2%の物価上昇を目指しているというのもウソですか。
実はそこが大きな問題であって、何らかの数字の成り行きで2%を達成しちゃったら、
その時点で日銀は異次元の緩和をやめなければならないわけです。
彼らは「財政ファイナンスではありません」
「国債の買い支えではありません」と世界に向けて発信してきた。
それなのに2%になってもやめなければ、真っ赤なウソだったとバレてしまう。
すごく困るんだろうなと思いますね。
緩和をやめれば、日銀という買い手を失う国債は暴落します。
だからといってやめなければ、だれも日銀の言うことを相手にしなくなる。
日本のクレディビリティー(信頼性。確実性。)は失われ、
結局、暴落することになるでしょうね。
――国民生活はグチャグチャですね。
そんな火遊びを平気でやるチーム・アベにモラルはないのでしょうか。
黒田さんは本質的に邪悪な人ではないのかもしれません。
でも、こんなことをしていいのか、という倫理観は一切持ち合わせていない。
アホノミクスの一角を占める人たちに与えられた役割を
実務的にこなしているという印象です。
経済学の生みの親であるアダム・スミスは、
経済活動とは共感性を持っている人たちによる営みであるとイメージしました。
もらい泣きができる人、他人の痛みを我が痛みと感じられる人、
どこかに惨めな人がいたら自分も惨めな気持ちになる人……。
そんな感受性を持っている人間が行うのが経済活動であると規定したのです。
だとすれば、経済を学ぶ者は人間の痛みを感じ取るセンスが必要だし、
経済政策を考える場合、
人々が直面している格差や不平等の問題を議論するのも当たり前です。
ところが、チーム・アベは、それをセンチメンタリズムと捉え、
科学ではないという観点から排除しようとする。
あまり知的レベルが高くないのだと思います。
■最後の手段は世界同時金融鎖国ぐらい
――そもそも量的緩和は景気回復につながるのですか。
あたかもエスタブリッシュされた斬新な政策であるがごとく議論されていますが、
量的緩和策は日本銀行が苦し紛れにやったものに過ぎません。
金利を段階的に下げてきて、もう下げられないという限界まで到達し、
それでもゼロを保つためには量で行くしかないとなった。
もっともらしい説明は、すべて後付けです。
何をもって成功とするかの基準もありませんが、
少なくともゼロに張り付いていた金利が、経済の実態に応じて動くレベルに戻らないとダメ。
量的緩和策は、それをやめられた時に初めて「成功した」といえるでしょう。
ただ、いまだにどこもやめられていない。
もっとも近づいているように見える米国でも「出口」は動く標的です。
手を伸ばせば届きそうだと思ったら、ドアノブがひゃっと遠くに行っちゃうイメージ。
一度始めるとなかなかやめられないし、現実はさらに先を行っていて、
今やマイナス金利がテーマになっている。
実に異様な世界にまで足を踏み入れてしまっているのです。
――正常な状態に戻す策はあるのでしょうか。
考えられるのは、世界の主要国が同時に鎖国することぐらいですかね。
資本の流出入を規制すれば、より高い金利を求めたマネーが新興国に流れたりしなくなる。
もちろん、非常に危険なやり方です。
ハイパーインフレを引き起こすリスクも高い。
でも、同時に金融鎖国して金利をワッと上げるぐらいの協調ができなければ、
人類は一巻の終わりかもしれない。
そんなドン詰まりのところまで来ているんじゃないかと思います。
▽はま・のりこ 1952年、東京生まれ。一橋大経済学部卒業後、
三菱総研に入社し英国駐在員事務所長、主席研究員を経て、2002年から現職。
「2015年日本経済景気大失速の年になる!」(東洋経済新報社、共著)、
「国民なき経済成長」(角川新書)など著書多数。
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花は散るし、壺三も散り際だね、長いことなかろうよw
稀代の売国奴・小泉以上の売国ぶりだ、戦後最悪の政権だろうな。