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夏のおはりに

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 画は歌川廣重 (安藤廣重)

 寛政9年(1797年)〜安政5年(1858年)

 号は一立齋(いちりゅうさい)             作


  「木曾街道六拾九次之内 和田」です。


☆快晴、夕方から雷雨? らしい。

東京などはあとひと月ぐらい暑さが続きますが、

北海道は秋の気配です。毎度ながら短い夏です。

まずは、厄災の元凶、キ印ユダメリカ、

◆http://www.nishiokanji.jp/blog/?p=1316
西尾幹二のインターネット日録 2013/8/25 日曜日
◎「アメリカ観の新しい展開」(十二)

☆「対日戦争は『正義病』の歴史の一コマ」(西尾)

西尾 宗教を見てみましょう。アメリカに渡った移民は多様で、メイフラワー号に乗ったプロテスタント、
   ピューリタン(清教徒)だけではありません。カトリックも、クエーカー教徒もいました。
   ただ、いずれも宗教戦争に敗れ、排斥され、追いつめられ、
   救いを求めて新天地に逃れてきた人々でした。その彼らがインディアンを根絶やしにし、
   黒人を奴隷にしたわけです。

   江戸時代の太平にまどろんでいた同時期の日本人には夢にも考えられないような
   残虐な体験の数々が、アメリカという国の体質の深層にあるのではないか。
   その体験がトラウマとなり、これまで取りあげてきたアメリカの「正義」という問題、
   「正義病」と言ってもよいアメリカ人の行動原理を形成したように、私には思えてなりません。

   ヨーロッパで迫害され、追放されて心に傷を負ったがために抱えた宗教的な救済思想が、
   彼らを「正義」へと駆り立てる。そうであるがゆえに、インディアンを虐殺し、
   黒人を虐げたことを直視することができず、頑なに「救済する国家」として振る舞う。
   心のトラウマの反映だと思います。
   戦いでは自分の側には決して落ち度を認めず、相手の自尊心をつぶすまで打ちのめす。
   敗者の気持ちを認め、許し、生きる道を残すという勝者の余裕もない。
   相手の息の根を止めるまでやる。
   日米戦でも、日本に無条件降伏を要求し、結果として戦争を長引かせました。
   相手にも理があると考えてみるという発想を最初から頭の中から追い払っています。

   この対談の第一回で述べた南北戦争の戦い方もそうでしょう。
   第一次世界大戦で破ったドイツのヴィルヘルム二世の訴追。
   第二次大戦でナチスを裁いたニュルンベルク裁判や東京裁判では、
   人類の名において敗者を裁いた。人類という名前を出すことで、
   自分たちの問題を巧妙に消し去ったのです。十字軍意識と言ってもいいかもしれません。
   この十字軍意識というものが、戦争に至った日米関係を考えるうえで、
   いままで語られてこなかった重要な要因だったのではないか。

   日本だけなく、イラクに対しても、イスラム原理主義のゲリラたちに対しても、
   イランに対しても同じです。
   自分たちが守り育てて擁護して優しい態度をとっていた相手に対して突然豹変して、
   徹底して破壊する。 第二次大戦中は、アメリカはソ連とも手を結んでいました。
   前回の対談ではアメリカのウォール街とコミュニズムの論理が近いという話をしましたけれども、
   ソ連と握手できる要素があったにもかかわらず豹変して、
   半世紀近くも世界中を厳しい対立状況におき続けた東西冷戦を生み出した。

   あるいは蒋介石と中国を賞賛して熱心に支援しておきながら、
   大戦が終わると手のひらを返すようにも蒋介石中国も否定してしまった。
   そして突然、また手を結んだ。

   自らの主観だけで善か悪かを決めて、悪だと決めたら、あるいは言うことを聞かなければ
   殺してしまう。極めて単純で脳にひだのない自己正当化を繰り返してきた。  
   虐殺したインディアン、奴隷とした黒人たちのほうが「正しかった」と少しでも考えたり、
   自分たちの理を疑い始めたりすると国家が崩壊してしまう。
   アメリカ人自身の人格が崩壊してしまう。
   だから屁理屈をつけてでも、「あいつらが悪いからこうなった」と信じ込んでいる。
   本当は違うと薄々は分かってはいても、その感情を押し消している。
   これが、アメリカの「正義病」の根源なのだと思います。

   冒頭で申し上げた、さまざまな要因の総合作用として歴史をみるということは、
   こうした分析です。日米関係だけに注目して日米戦争を考えると、
   わが国がペリーに強姦された、あるいは黒船来航以降の日米の宿命的な対立が
   戦争へとつながった、といった受け身の議論になり、誤解を招きやすい。
   日本だけに視点を向けた従来の矮小な議論、蛸壺史観へと議論が方向づけられてしまうからです。

   日米が開戦に至った理由を考えるうえで日米関係を特殊化してはならない。
   そうではなく、「アメリカとは何か」という命題を立ててアメリカの歴史全体の中で考察する。
   インディアン虐殺や黒人奴隷、フィリピン征服など
   アメリカ人が起こした世界史的トピックの流れの中に対日関係、日米戦争を位置づけることで、
   見えてくるものがある。「アメリカとは何か」という命題を
   生体解剖学的に考えるべきだと思うんですね。

福井 米英ソのような本物の大国に比べれば、戦前の日本はせいぜい二流の地域大国
   でしかありませんでした。その日本が戦争を欲したので世界大戦となり、
   日本がおとなしくしていれば東アジアの平和は保たれたという現在支配的な史観は、
   悪役とはいえ日本をまるで世界史の主役であるかのように描く、
   裏返しの皇国史観ではないでしょうか。
   そういう人に限って戦前の皇国史観に批判的なところが滑稽ですが。

西尾 戦後の左翼こそが皇国史観だというのは言い得て妙で、面白い見方です。
   今までの話を少しつづけます。

   中国という国が、「北守南進」といって北方に向けては万里の長城をつくって守りを固め、
   南方へ進むという本能を持っていたように、アメリカには「東守西進」の本能がある。
   東方に対してはモンロー主義という名前で防波堤をつくり、
   西方にはどんどん遠慮なく進撃してきました。  
   リンカーン政権の国務長官だったスワードは、南北戦争を戦いながら
   大西洋の守備の重要性を訴えましたが、大西洋には防衛拠点となる島がないために苦労した。
   そのために彼は太平洋時代に備えてハワイ征服を考えます。
   これは一八六〇年代の話で、実際にアメリカが太平洋に進出してハワイを侵略するには
   それから三十年を要しましたが、スワードは一八六七年にアラスカを買収するなど、
   さまざまな太平洋進出策を画しました。いわばアメリカにおける最初の帝国主義者です。
   彼は太平洋と大西洋を睨んでいた。つまりアメリカは日本だけを叩こうとしたのではなく、
   大西洋も太平洋も睨んでいたのです。その根底には「ワン・ワールド」思想があった。
   そのことを抜きに、当時の日米関係を語ってはならないと思います。
   「私たちの国対アメリカ」という構図で考えるのはあまりに矮小だということです。

『正論』25年2月号より


◆http://www.nishiokanji.jp/blog/?p=1317
西尾幹二のインターネット日録 2013/8/26 月曜日
◎「アメリカ観の新しい展開」(十三)

☆「国内でも批判は高まっている」(福井)
 「救済思想はニーチェも批判」(西尾)


福井 (中略)

   リチャード・ギャンブルの『正義のための戦争』(The War for Righteousness)が
   イラク戦争と前後して二〇〇三年に公刊されています。
   ピューリッツァー賞受賞者でもある歴史学者ウォルター・マクドゥーガルはこの本を絶賛し、
   こう言っています。「バンカーヒル[独立戦争時の著名な戦闘]からバグダードまで、
   アメリカの戦争は常に『神聖』であった。なぜなら、かつてのピューリタンから
   今日の世俗的リベラル、ネオコンサバティブそして福音派に至るまで、
   アメリカ人は自らの国を、必要ならば武力を用いてでも、
   世界を救済する使命を帯びた約束の地と思い込んでいるからである」。
   まさに西尾先生と同じ視点ですね。

   一方で、アメリカのオールド・ライトの人たちは、宗教的な救済思想や
   「ワン・ワールド」オーダーに対して批判的です。
   アメリカにも西尾先生と同じように考える勢力があるわけです。しかし、
   これまでのところは「浄化しようとする人々」が主導権を握り続けている。  

西尾 ネオコンにみられるように、その勢力は強くなっていますね。  

福井 ただ中東介入の最近の泥沼化を見て、リアリストと呼ばれる中間派の人たちからも、
   やりすぎだという批判が出てきています。

西尾 批判はあっても、それを受けての抑制は戦争という手段にとどまっていて、
   金融という手段では逆に見境がなくなっていませんか。

福井 金融の場合はアメリカというより、むしろ超国家的なユダヤ人ネットワークの影響も
   大きいのではないでしょうか。先の金融危機以降、中小商工業者を核とした
   一般国民を意味する「メイン・ストリート」と「ウォール・ストリート」の対立
   という構図での議論がアメリカでも盛んに行われています。  

西尾 前回、全世界反ユダヤ主義監視法を紹介しましたが、
   彼らの影響はあらゆる分野に及んでいるように思えます。

福井 アメリカのメディアや言論界では圧倒的な影響力を持っています。
   たとえユダヤ人の影響力に疑問を持っていても、私もそうですが
   小心者のインテリは怖くて声を上げられません。
   政治家として有能かどうかはともかく、人道主義者であることは確かな
   ジミー・カーター元大統領ですら、パレスチナ人に同情的過ぎるとして、
   徹底的に批判されているのがアメリカの現状です。

西尾 一九六〇年代に世界を席巻した新左翼運動の教祖ともいえるヘルベルト・マルクーゼの
   影響を受けたリベラルたちが金融界に入り込み、
   現在の金融グローバリズムの原動力となっている金融工学というものを創り出した。
   やはりユダヤ金融資本とソーシャリズム、社会主義には親和性があるように見えます。
   実際、インターナショナリズムという点では同じでしょう。
   かつてのユダヤ人には国家がなかったから、ナショナルなものを否定する。
   わが日本もシングル・ネイションですから否定される。
   いま問題になっているTPPもそうですが、単一文化というものを認めない方向に
   国際情勢は動いているように思えます。

福井 一方でユダヤ人国家イスラエルは現在、世界で最もナショナリスティックな国です。
   先生や私の立場は、お互いのナショナリズムを尊重し、
   それぞれの違いを認めてほしいという「相互主義」に尽きるのですが。

西尾 そういうものでしょう。世界は、そもそも多様なんですからね。
   ところで、「ワン・ワールド」思想は、ブッシュ・ジュニア大統領のドクトリンである
   「プリベンティブ・ウォー」ともつながっていませんか。
   予防戦争、あるいは先制的自衛攻撃。

福井 予防戦争という概念は、かつてドイツも対ソ戦で主張しました。
   その時は荒唐無稽な説として一蹴されたのに、アメリカならよいのですかと問いたいですね。
   世界赤化の意図とそれを裏付ける巨大な軍備を持ったスターリン相手でも
   「荒唐無稽」だとすれば、貧弱な軍隊しか持たず対米侵略など考えられない田舎独裁者
   サダム・フセインに対する予防戦争など実に悪い冗談です。
   なぜ、日本のリベラルと称する人たちは、
   ブッシュ政権首脳を東京裁判と同じ基準で裁けと言わないのか不思議です。  
   とにかくアメリカは、自分たちは常に正しく、勢力均衡が我慢できない。
   その点、世界赤化を究極目標としたソ連共産主義と同じです。

西尾 そう、共産主義と精神的につながります。

福井 一種のメシア的、千年王国的な特異な発想です。

西尾 基本はキリスト教ですね。

福井 ユダヤ教に先祖返りしたようなキリスト教と言えるかもしれません。
   その根底にあるのが救済思想です。

西尾 それこそ、ニーチェが批判した思想ですよ。

福井 ニーチェのキリスト教批判の対象はプロテスタントですよね。
   カトリックは地上で神の国を実現させようなどとは考えませんから、
   葬式仏教ならぬ結婚式キリスト教として、ニーチェにとっては無害だったのでしょう。

西尾 ニーチェが救済思想を批判したのは、弱者が宗教的道徳を利用して権力者になろうとし、
   そこに虐げられし者が必要になるという構造があるからです。
   弱者は地上で満たされなかった権力遺志を天上で得ようとして救済の理念に走りますが、
   ニーチェは、そういう弱者を利用して強者になろうとしたり
   権力を得ようとしたりする人々を、最も賤しい人間、「賤民」だと厳しく批判しました。  
   カトリックとプロテスタントの違いは、いわば大人と子供の違いです。
   ヨーロッパ諸国の侵略は、動機が非常にはっきりしていました。奴隷が欲しかったのです。
   中世ヨーロッパは奴隷を否定していましたから、奴隷がいなかった。
   騎士道もありました。社会的弱者を擁護するのが騎士たちの義務であり、
   決闘でも相手を認め、勝者も敗者を許すのが一般的でした。

   それに対し、アメリカには中世がなく、奴隷を内に抱えている。
   騎士道もなく、勝者が敗者をとことんやり込め潰滅させるまで止めません。
   やり方が子供っぽいのは、プロテスタントが主流であることも影響しているかもしれません。

『正論』25年2月号より

(つづく)



以前にも書いておりますが米プロテスタント主流の「福音派」は、

すでに教義的にユダヤ教の派生的亜種ですから、偽ユダヤなのですよ。

つまり、キ印です。



廣重、二枚目、



「東都名所之内 隅田川八景 三囲みめぐり暮雪」です。



イギリスのキャメロンとやら、目付きが尋常では無いよね、偽ユダヤそのもの、

◆http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201308260001/
櫻井ジャーナル 2013.08.26
◎米英両国は1、2週間の内にシリアを攻撃するという情報が流れているが、
 両国はいまだにシリアが化学兵器を使ったとする根拠を示せず、
 侵略が目的だということは明らか


より抜粋、

本ブログですでに書いたことだが、
「シリアを攻撃するなら、早い段階で実行しないと反政府軍の主張が崩れてしまう可能性が高」く、
国連の「調査が進む前に巡航ミサイルで攻撃し、すでにダマスカスの市内、
あるいは近郊に潜伏していると見られる
500名ないし600名の特殊工作部隊に攻撃させることも考えられる」。
空爆は地中海からだけでなく、ヨルダンで待機しているF-16を利用、
化学兵器が使われたとされる地域を念入りに攻撃して証拠隠滅を図る可能性がある。

今年3月のケースでは、状況から見て毒ガスを使ったのは反シリア政府軍だ
とイスラエルのハーレツ紙は分析、国連独立調査委員会メンバーのカーラ・デル・ポンテも
反政府軍が化学兵器を使用した疑いは濃厚だと発言している。
今回も状況証拠は反政府軍を指し示している。

反政府軍はリビアから化学兵器を持ち込んだと以前から言われている。
ジョージ・W・ブッシュ政権でコリン・パウエル国務長官の首席補佐官を務めた
ローレンス・ウィルカーソン退役大佐はイスラエルを疑っている。

トルコやヨルダンでは反政府軍の戦闘員に対して
化学兵器の取り扱いも教えていたとも言われている。化学兵器の入手ルートは沢山あるということ。


今年6月、イラクでアル・カイダの化学兵器工場が摘発されていることから、
そうした「自家製」の毒ガスがシリアへ持ち込まれている可能性も指摘されている。
アル・カイダはイラクで塩素ガスを使っていた。

シリアの体制転覆プロジェクトを指揮しているのはシリア駐在大使のロバート・フォードだ
と見られている。2010年12月、つまり体制転覆プロジェクトが本格化する直前に指名され、
翌年の1月に赴任しているのだが、注目されているのはその前歴。
2004年から06年にかけて、イラクでジョン・ネグロポンテ大使の下で活動しているのだ。
ネグロポンテは1981年から85年、死の部隊が暴れ回っていた時期に
ホンジュラス駐在のアメリカ大使を務めていた。

ネグロポンテ大使の時代、イラクで特殊警察コマンドの訓練をしていたのが
ジェームズ・スティール退役大佐。
1984年から86年にかけてエル・サルバドルへ軍事顧問団の一員として入っている、
つまり死の部隊を使い、アメリカの巨大資本にとって邪魔な存在を殺害する作戦を
背後から指揮していたということだ。イラクでも死の部隊を編成していたという。
スティールはネオコン(親イスラエル派)のポール・ウォルフォウィッツに近いことでも知られている。


要するに、フォード大使は「死の部隊人脈」ということ。
「アラブの春」では「サルバドル・オプション」と呼ばれる殺戮作戦が展開されているようだが、
その源はこの人脈にあると言えるだろう。
中東/北アフリカではアル・カイダが死の部隊として機能している。
アメリカやイギリスの軍事攻撃があるとするならば、
それも大量殺戮プロジェクトの一環ということになる。

実際のところ、アメリカは化学兵器の使用に寛容である。
アメリカ政府は激しく否定しているが、ベトナム戦争でサリンを使った疑いは濃厚。
それだけでなく、イラン/イラク戦争でイラク軍が1983年から化学兵器を使用していたこと知りながら
沈黙していたことも判明している。

1988年にイラン軍が防御の甘い場所を狙って大攻勢を仕掛けると
アメリカ軍は衛星写真で察知、その情報をアメリカはイラクに提供し、
イラクが化学兵器を使うことを黙認したのだ。
イランの攻勢が成功するとバスラが陥落する可能性があり、
そうなるとイランの勝利で戦争が終わる可能性があった。それをアメリカは嫌ったということ。
この年、イラク軍はクルド系住民の住む村も化学兵器で攻撃しているが、
これもアメリカは容認している。

シリア攻撃を計画しているとするなら、それは「人道」以外の理由があるからだ。



廣重、三枚目、



「名所江戸百景 びくにはし雪中」です。

▼http://hiroshige100.blog91.fc2.com/blog-entry-90.html

より抜粋、

当図の比丘尼橋(びくにばし)も、都市化の犠牲となった橋だ。 
至近の呉服橋、鍛冶橋、京橋、数寄屋橋、新橋など、橋は失われても、
後世にその名だけは留めたものもあるが、この比丘尼橋のように、
橋もろとも忘れ去られた橋は、枚挙に暇がない。 
比丘尼橋付近は、現在でこそ、有楽町プランタンの北側に位置し、銀座至近の一等地である。 
しかし、比丘尼とは私娼の俗称で、もともと娼窟があったというから、
ここは、日本橋通りから奥まり、また大名屋敷と町人地を分かつ
幅広い外濠際の寂しい一帯であったことが想像できる。

さて、この絵には、目を引く看板が二つ描かれている。 
一つ目は、左に見える「山くじら」、もうひとつは、
右の屋台の前に掲げられた 「○(マル)やき 十三里」 である。 
「山くじら」とはイノシシのことであり、ここに猪鍋を食わせる、尾張屋という店があった。 
猪鍋など、今ではなかなか食べる機会はないが、当時は割りとポピュラーな庶民の味であったようだ。 
本当は、この時代、獣肉食は禁止されていたはずなのだが、
鯨の一種ということにして適当に逃げたのだろう。 蛇の道は蛇である。 
では、次の「○やき 十三里」とは何なのか。

当時、川越で獲れる甘藷は人気があり、江戸から13里離れた川越の芋ということで、
サツマイモ = 十三里 という図式ができた。 
つまり、「○やき 十三里」とは焼き芋のことである。 
実は、この看板は、そのまま 「十三里」だが、これは安政期に登場した新しいキャッチコピーで、
それ以前まで、焼き芋の看板といえば、「○やき 八里半」 というのが主流だった。 
八里半は、九里の一歩手前、九里とは、「栗」のことで、
焼き芋は、栗よりも半里先んじて美味いよという意味である。 ところが、
これに飽き足らなかったのか、ある商売上手が、芋(十三里)は栗(九里)よりも、
四里も越えて美味いよの意で、「九里(栗)四里(より)美味い十三里(芋)」 という、
駄洒落コピーを生み出し、さらに美味さを強調することに成功した。 
実際には日本橋から当時の道のりで、産地の三芳まで、十三里半あったらしい。 
なので、本当は、「九里(栗)四里(より)半美味い十三里半(芋)」で、
さらに半里分、美味さを強調できるポテンシャルはあった。 
十三里で留め置いたのは、遠慮したのか、それとも単に語呂の問題か。 





昨日の「ユダメリカ産品不買」関連で、ご参考までに、

◆http://www38.atwiki.jp/notpp/
notpp @ ウィキ
◎TPP反対不買運動で効果のありそうなものリスト

より抜粋、

TPP反対不買運動で効果のありそうなものを列挙しました。

もし不買しても生活に困らないように代替先も書いておきました。
でも、代替先としては大企業やチェーン店よりも
地元で頑張っている小さな会社や個人経営のお店とかに乗り換えられるなら、
そちらの方が効果的だと思います(TPPは大企業が得をしますので)。

それと、赤で TPP推進企業 を示しています。
要するにTPPはアメリカの多国籍企業が日米の政府を使って
日本の市場ルールを強引に変えさせ、市場を奪うことが目的です。

一種の植民地化ですね。 農業問題ではありません。


【参考】

・もし311がテロならば、これがトリガーだったのでは?→
 「一本道ではない」 菅首相、TPP不参加の可能性に言及 - MSN産経ニュース
 http://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=115639291847321&id=112113562199894

・TPP工作員のキッシンジャーは、日本はまず殴れと講演していた
 http://www.youtube.com/watch?v=z9qutdH-vF0

【要 拡散】  

・TPPは貿易協定の衣を着た企業による世界支配の道具 
 http://democracynow.jp/video/20120614-2

・TPPを正確に説明すると世論はTPP反対に変わる 
 http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-4d4a.html

・TPPで10.5兆円減 影響を独自試算190万人が雇用失う 大学教員の会  
 http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=21110



☆ アメリカ系企業の製品・サービスの不買・不利用した時の代替先

o 【外食関係】

+ マクドナルド → 【代替】モスバーガー(日本発祥のハンバーガーチェーン)、
           ファーストキッチン、その他個人経営の店だとなお良し
+ スターバックス →【代替】ドトールコーヒー(日本発祥のコーヒーチェーン)、
           コメダ珈琲店、珈琲館、上島珈琲店、その他個人経営の店だとなお良し
+ ミスタードーナッツ →【代替】サンマルクカフェ(日本発祥のカフェ、ドーナッツもある)
+ KFC(ケンタッキー)→【代替】日本人であれば唐揚げを食べましょう。


o 【食品関係】

+ コカコーラ (TPP推進企業) →【代替】日本の飲料メーカー(アサヒ、キリン、ダイドー、伊藤園など)
+ モンサント(バイオ化学) (TPP推進企業) →【代替】「遺伝子組み換え」していない作物
                      (大豆、納豆、トウモロコシなど要注意) 
                      この会社の遺伝子組み換え作物が日本に入ってくると、
                      なんと経団連会長の会社である住友化学もウハウハ
                      http://gendai.net/articles/view/syakai/133825
+ クラフトフーズ(クロレッツ,ホールズ,ナビスコ,リッツ等の食品) (TPP推進企業) →
                     【代替】日本の菓子・食品メーカー
+ ドミノ・ピザ、ピザハット(アメリカ資本の宅配ピザ)→【代替】ピザーラ(純国産宅配ピザ)、
                            PIZZA SALVATORE(日本の企業の子会社)

+ アメリカ牛肉→いまどきプリオン牛を食べる日本人なんているのでしょうか
        しかし、知らず知らずのうちに、アメリカ牛肉を食べていますので要注意。
        吉野家・・・アメリカ牛肉
        松屋 ・・・オーストラリア、アメリカ、カナダの牛肉
        すき屋・・・オーストラリア・メキシコ・一部店舗でアメリカ(SFC安全飼育牛)
        なか卯・・・オーストラリア・ニュージーランド・メキシコの牛肉
        東京チカラめし・・・HPに産地表示なし(アメリカ牛肉らしい)
        神戸らんぷ亭・・・アメリカ・オーストラリア・メキシコの牛肉
        *産地表示なしの会社は論外、吉野家や松屋の牛丼もNG、
         安全なのは「すき屋」と「なか卯」だけ

        最近イトーヨーカドー等の大手スーパーで買いたくもない「アメリカ牛肉」が並んでいますが、
        それはこれが理由。
        「買って…」規制緩和の米国産牛肉 米業者ら売り込み 
        国産牛肉の輸入規制が2月から緩和
        http://www.asahi.com/business/update/0306/TKY201303060110.html


o 【日用品・医薬関係】

+ Johnson & Johnson、P&G (TPP推進企業) →【代替】ライオン、資生堂、コーセー、ファンケル、
                      ドクターシーラボなどいくらでもあります(花王はちょっとw)。
+ ファイザー,メルク(製薬会社) (TPP推進企業) →【代替】ジェネリック医薬品、
 
                        できれば薬漬けの生活を改めましょう。
o 【小売関係】

+ GAP(衣料小売) (TPP推進企業) →【代替】日本の衣料小売会社
+ 西友(ウォルマート (TPP推進企業) の子会社)→【代替】他の日本のスーパー。

o 【インターネット・情報機器・ソフト関係】

+ google → 【代替】goo , baidu YaCy : これは非常に効果があります。
       もしも自分がネット世論を誘導する側だったら何をするだろうか考えてみましょう。
       私はFireFoxのホームをgooにしました。
       アメリカ不買を徹底したい人にはYaCyの日本語版がもうじき公開されるみたいなので、
       それを一番お勧めしたいです(YaCy遅いけどね)。
+ facebook →【代替】なし、この種のSNSは確実に個人情報が抜かれます。
        CIAがFacebookを考案 目的は全世界個人情報収集
        http://jmatome.blog39.fc2.com/blog-entry-595.html
+ Amazon →【代替】楽天 紀伊国屋bookwebなど 手前一押し、ヨドバシ、配送無料 
+ iphone → 【代替】日本メーカーの携帯 : 契約期間内でも強引に乗り換えろとまでは言わないけど
       GPSのデータを勝手に送信したり不気味です。次に乗り換える時は日本製にします。
+ マイクロソフト (TPP推進企業) → 【代替】Turbo LinuxやVine Linux (日本製): 
                  Linuxはちょっとめんどくさい部分もあるので出来る人だけで
+ word(ワープロソフト)(マイクロソフト (TPP推進企業) 製)→【代替】一太郎、
                               簡単な文章であればフリーのエディタでも代替可能です。
+ IBM、ヒューレット・パッカード、オラクル (TPP推進企業) →【代替】 日本製のPC(NEC、富士通・・)。
                             
+ インテル (TPP推進企業) →【代替】なし。残念ながらほとんどのパソコンにはここのCPUが「入ってる」。
              かつて国産CPUがNECや日立で開発されたことがあり、
              技術力は決して劣っていなかったけど、
              米国政府によるスーパー301条によって潰されました。
              これが日本の半導体事業を衰退させた要因の一つです。
+ ゼロックス (TPP推進企業) →【代替】リコー、エプソン(キヤノンは元経団連会長の会社のためちょっとw)
+ シマンテック(ノートン等のソフト会社)→【代替】日本のソフト会社
                     (国産セキュリティソフトはフリーを含めたくさんあります)
                      手前はドイツ産フリーのAviraを使っています、五月蝿いくらい働くw

o 【金融・保険・クレジット関係】

+ シティバンク (TPP推進企業) →【代替】日本の銀行(郵貯、東京三菱UFJ、みずほ、三井住友・・・)
+ ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー→ 【代替】日本の証券会社(野村、大和・・・) 
                        こいつらが諸悪の根源です。早くこの世から消えてください。
+ アフラック(アヒルのCM) → 【代替】日本の保険会社、簡保、県民(都民)共済 
                (参考)「国有保険が民間競争をゆがめている」・・
                TPPで米生命保険協会、かんぽ生命のがん保険販売禁止など要求
                http://drogba1511.blog.fc2.com/blog-entry-145.html・・
                郵政民営化見直しがTPPの火種に 米が猛反発
                http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120411/fnc12041117430017-n1.htm
+ VISAカード (TPP推進企業) →【代替】JCBカード : ポイント効率は悪くなりますが
               個人情報(統計情報)をガイジンに抜かれないことによるメリットの方が大きいです。
               googleを使うのをやめるのと同じ効果があります
o 【ビジネス関係】

+ FedEx Express、DHL、UPS (TPP推進企業) →【代替】EMS(郵便局の国際スピード郵便)
+ キンコーズ(FedEx (TPP推進企業) 関連)→【代替】オフィス24、ネットスクウェア、はんこ屋さん21など

o 【メディア関係】

+ タイムワーナ(CNN、タイム誌) (TPP推進企業) →【代替】情報はネットで入手。

o 【航空機関係】

+ ボーイング (TPP推進企業) →【代替】なし。戦前日本の航空機は世界トップレベルにあり、
               恐れをなしたアメリカは、戦後日本に航空機をほとんど作らせませんでした。
               三菱、IHIあたりに頑張ってもらい国産航空機を作りましょう。
o 【土木建設関係】

+ ベクテル (TPP推進企業) →【代替】あまりなじみがない会社ですが、世界的な公共事業を手がけています
              (日本では関空、海ほたる等)。
              日本のゼネコン(鹿島、大成、清水、大林、竹中工務・・・) 
              ベクテル社ですが、『ニューヨーカー』最新号に、
              ウサマ・ビン・ラディンとの接点を告発する小さな記事が載りました。
              フレモント社(旧ベクテル・インベスティメント社)はビン・ラディン家から
              1000万ドルの投資を受けているということですが、
              そのフレモント社の取締役であるライリー・ベクテル氏は、
              小ブッシュ政権時の輸出政策に関する委員会のメンバーなんだそうです。
              http://www.asyura.com/0304/war33/msg/489.html 
              また、ベクテル社が手がけた事業場所が大地震の震源地になることが多い
              と指摘されています。例えば動画参照
              http://www.youtube.com/watch?v=fvyQhYvSt2k 
              東北の復興事業でベクテル社が関与するかどうか厳重に注視しましょう
o 【石油関係】

+ エクソンモービス(エッソ、モービル、ゼネラル)→【代替】日鉱日石(エネオス)、コスモ石油、出光興産

o 【ホテル関係】
+ ヒルトン、ハイアット、マリオット(リッツカールトン)→【代替】オークラ、ニューオータニ、帝国ホテル、
                             ロイヤルホテルなど日本発祥のシティホテルは
                             たくさんあります
o 【ファッションブランド関係】

+ コーチ、ナイキ、ラルフローレン、ティファニー→【代替】この分野はフランスブランド
                        (シャネル、エルメス、ルイヴィトン、カルティエ等)・
                         イタリアブランド(グッチ、プラダ、ブルガリ、アルマーニ等)
                         が主流ですが、世界に通用する国産ブランドもたくさんあります
                        (コシノ、ミヤケ、ミキモト、サマンサタバサ等)。

o 【自動車関係】→日本人はアメ車のようなポンコツ車を乗りません。




☆TPPを推進している「アホな」日系企業

o ローソン
+ http://ameblo.jp/nippon-no-hokori/entry-11070900726.html ローソン不買運動??  
 ローソンの新浪社長は、当たり前のようにTPP支持です。
 + 24時間営業のスーパーが最近増えています。大部分はそちらで代用できます。

o ユニクロ
+ http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111110-OYT1T01067.htm 
「TPP躊躇で日本の将来終わる」ユニクロ会長

o 大手新聞 →【代替】情報はネットで入手。読むなら東京新聞か日刊ゲンダイを。

o トヨタ http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-24095120111110 
 ロイター:トヨタなど輸出株はTPP参加に期待 :
 小澤哲トヨタ副社長が8日「FTA(自由貿易協定)の交渉がずいぶん遅れている。そ
 のことを、ある部分で挽回するチャンスとなるのがTPPの交渉への参加だ。
 断固たる決断をしてもらいたい」と述べた。

o ホンダ http://news.livedoor.com/article/detail/6008868/ 
 ホンダ伊東社長、TPPでは貢献と主張を : ホンダの伊東孝紳社長は8日TPPへの参加問題について
 「日本は自分だけで生きていけるわけでない。他国と関係をもちながら生きて行くこと」と述べ、
 協定への参画は当然だとの考えを示した。

o 住友 http://sun.ap.teacup.com/souun/5766.html
「TPP 住友化学会長であり、経団連会長でもある米倉氏は、利害関係者:川内 博史代議士」。
 なぜTPPを推進するのか 経団連米倉会長 ボロ儲けのカラクリ
 http://gendai.net/articles/view/syakai/133825

o 松下(?まだ疑惑段階) http://n-seikei.jp/2011/11/post-141.html


* その他

o firefox, chrome、IE → LunascapeがベストでIEの部品を使ってしまってるSleipnirが次点。
 本当は私も乗り換えるべきなんだろうけどFireFoxに慣れてしまったのでまだ使ってる。
 でも近いうちに乗り換える
o メーラー : SylpheedやBecky : Sylpheedは以前から愛用しています。凝った使い方をする人にはお勧めです。
o twitter → mixi : 草食系SNSとか小さいところがやってそうなところがさらにお勧めだと思います
o カタカナ言葉を使うのをやめてみると意外と欧米崇拝信仰から抜け出せることがあります スーツ→背広
o 2ch → 可能ならサーバーが国内にある掲示板に乗り換えましょう。
     マイナーな画像掲示板とかが案外居心地よかったりします。
o wikipedia → yourpedia
o ハリウッド映画 → アニメ : アメリカの正義とか連呼するドラマはムカムカします

o 洋食 → 和食 : 外食だと食材が何処産なのかわからない事が多いので
      和食を選ぶのがとりあえず安全かと思います。




どうですか? なかなかやりがいがありw 壊滅的威力を発揮しますよ。

要は、「ユダメリカを不買で潰す」ことですよ、それが世界の平和と安全に直結するわけです。

ここのところ、ネットでも悲観的な論調が多いが、

諦めて無気力になるのは奴らの思う壺、闘う手段はいくらでもある! これからです。


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