画は歌川 國貞 (三代豊國)
天明6年(1786年)〜元治元年(1865年)
号は、香蝶楼・一雄齋・五渡亭など 作
「道成寺思恋曲者 どうじょうじ こいはくせもの」より、
「大芦原四郎将平 嵐冠十郎」 「白拍子桜子 瀬川菊之丞」
「白拍子花子 中村芝翫」です。
☆雪、冷え込む。
まずは、画期的な判決がでましたねぇ、
登石郁朗や飯田喜信などのヒラメ裁判官のみではないw ようだ、
◆http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013032602000117.html
東京新聞 2013年3月26日 朝刊
◎昨年の衆院選「無効」 一票の格差で初
最大二・四三倍の「一票の格差」が是正されずに実施された
昨年十二月の衆院選をめぐる全国訴訟の判決で、広島高裁は二十五日、
小選挙区の区割りを「違憲」と判断し、広島1、2区の選挙を無効とした。
同種訴訟の無効判決は初。
ただ、混乱を招かないために無効となるのは、
衆院選挙区画定審議会が改定作業を再開してから一年となる
今年十一月二十六日を過ぎた時点からとした。
筏津(いかだつ)順子裁判長は判決理由で
「選挙権の制約や民主的政治過程のゆがみは重大。最高裁の違憲審査権も軽視されている」と指摘。
格差の抜本的な是正に乗り出さなかった国会の怠慢を厳しく指弾した。
被告の広島県選挙管理委員会は上告するとみられ、無効判決が確定しない限り選出議員は失職しない。
一連の訴訟で小選挙区についての判決は八件目で、違憲判断は六件目。
最高裁大法廷が他の訴訟と合わせて統一判断を示す見通し。
二〇〇九年の衆院選について最高裁大法廷は一一年三月、
各都道府県にあらかじめ一議席を配分する「一人別枠方式」による最大格差二・三〇倍の区割りを
違憲状態と判断。
昨年十一月に議員定数を「〇増五減」する緊急是正法が成立したが、
昨年十二月の衆院選には適用されず格差は拡大した。
筏津裁判長は、一一年三月十一日の東日本大震災を考慮し、国会での是正期間が
「ある程度長い期間になってもやむを得ない」と理解を示したものの、
最高裁判決から一年半という基準を示し「憲法上要求される合理的期間内に是正されなかった」と指摘。
「事情判決とするのは相当ではない」と結論付けた。
一方で「直ちに無効とすると、選挙区の議員が存在しない状態になる」と、
一定期間が過ぎた後に選挙を無効とする「将来効判決」を選択。
その時期を「十一月二十六日の経過後」とした。
二つの弁護士グループが全国十四の高裁・高裁支部に提訴した。
今回の原告は山口邦明弁護士のグループで、現状の議席の配分は人口分布に比例していないため、
三十一都道府県で議員の過不足があり、選挙権の価値に不平等を生じさせたと選挙無効を求めていた。
これまで五高裁(支部を含む)が「違憲」、二高裁が「違憲状態」と判断したが、
いずれも無効請求は棄却していた。
議員一人当たりの有権者数の最大格差は千葉4区と高知3区の二・四三倍。
高知3区に比べ、今回の訴訟の対象となった広島1区は一・五四倍、広島2区は一・九二倍だった。
<解説>
もはや司法が単に違憲を宣言するだけでは、国会の自浄能力は期待できない。
あえて期限を区切って一票の格差是正を最後通告したのが、今回の無効判決といえよう。
半世紀に及ぶ「一票の格差」訴訟で、無効判決が出たことは一度もない。
昨年十二月の衆院選をめぐる一連の訴訟でも今月六日の東京高裁判決以降、
五件の違憲判決が出ているが、選挙無効は回避している。
行政事件訴訟法には、行政の決定などが違法でも、これを「無効」として取り消すと
公益を著しく害する場合は、請求が棄却できる規定がある。
「事情判決の法理」と呼ばれ、五件の判決もこれを準用している。
だが、こうした寸止めの姿勢こそが、国会の「厳しくても事情判決止まりだろう」
という甘い考えを許す一因との批判があった。
今回の広島高裁判決は「もはや憲法上許されるべきではない事態に至っており、
事情判決をするのは相当ではない」と明快に指摘。
司法として最後の手段を取る上で採用したのが、
一定の猶予期間が経過した後に初めて効力を生じる「将来効判決」と呼ばれる手法だった。
この手法は、過去の最高裁判決でも一部の裁判官の補足意見で触れられており、
直ちに無効とすると、
その選挙区の議員が不在のまま、選挙区の是正が行われる矛盾に配慮したものだ。
二つの弁護士グループが三十一選挙区で起こした今回の訴訟は、
今月二十七日までに判決が出そろう。
提訴から百日以内という、これまでの一票の格差訴訟よりも格段に早く判決を出す姿勢にも、
司法全体の意思が感じられる。
「判決が出るのが遅くて、次の選挙までに是正が間に合わない」
といった国会の言い訳を封じる狙いがあるとみられる。
三十一選挙区すべての訴訟で、上告の手続きが取られるとみられ、
広島高裁判決が設定した十一月二十六日より前に、最高裁判決が出る可能性もある。
国会に残された時間は限られた。
↑
重要な一石を投じた「画期的な判決」ですよ。 歴史に残る。
さぁ、最高裁が如何なる判断を下すか? 期待はしませんがw
昨年暮れの総選挙は「違憲選挙」&「不正選挙」だったということです。
追:1:00PM
更に踏み込む、
◆http://news.infoseek.co.jp/article/130326jijiX134
時事通信(2013年3月26日12時14分)
◎岡山は即時無効判決=「著しい司法軽視」― 衆院選1票格差訴訟、3高裁・支部
最大2.43倍の「1票の格差」を是正せずに実施された2012年12月の衆院選は違憲として、
弁護士らのグループが岡山2区の選挙無効を求めた訴訟の判決が26日、広島高裁岡山支部であった。
片野悟好裁判長は「国会の怠慢で、司法の判断に対する著しい軽視と言う他ない」と述べ、
格差は違憲と判断し、選挙無効を言い渡した。無効判決は広島高裁に続き2件目。
25日の広島高裁判決は、無効の効力発生に一定の猶予期間を設けたが、
岡山支部は即時無効とするさらに踏み込んだ内容となった。
片野裁判長は、09年衆院選の区割りを「違憲状態」とした最高裁判決から12年選挙までに
1年9カ月の十分な期間があったのに、格差は見直されず、
かえって2.30倍から2.43倍に拡大したとして、違憲と判断した。
その上で、「投票価値の平等は最も重要な基準であり、長期にわたり不平等状態を容認する弊害に比べ、
無効とすることの政治的混乱が大きいとは言えない」と述べ、
選挙をやり直した場合の国政の混乱を避ける「事情判決」をすべきではないと結論付けた。
東京高裁と広島高裁松江支部でも判決があり、岡山支部と同様の理由で選挙を違憲と判断したが、
格差の程度や、最高裁判決から選挙までの期間などを考慮し、無効とはしなかった。
國貞、二枚目、
「頼政射家桜 よりまさゆみやのいえざくら」より、
「五郎七 大谷広右衛門」 「願てつ坊 坂東三津五郎」です。
原発再稼働へ暴走する壺三、隷米の極みよなぁw
◆http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7000097.html
とある原発の溶融貫通(メルトスルー) 2013年03月25日
◎東電社員「東電は国民を見殺しにしている」と退社し海外移住
東日本大震災以前、東京電力社員は「準公務員」と呼ばれていた。
事業の公共性と独占性、それがもたらす安定感から、
羨望まじりに揶揄されていたのが、いまや懐かしい。
〈東京電力1100人採用へ大卒335人高卒595人今一番の勝ち組だぞ〉
昨年2月16日に発表された2011年度の東電採用計画に関して、
ネット掲示板にはこんなスレッドが立っていた。
「当初の計画では、福島の第一・第二原発で新しく稼動する発電施設にも配置する予定だった」
(東京電力広報部)が、「勝ち組」だったはずの新入社員たちは、
華やかな入社式も取り止めになり、今ひっそりと新人研修に入っている。
そんななか、東京電力を後にする人も出始めている。
ある東電社員は、3月いっぱいで東電を辞め、海外に移住するという。
退社前の挨拶回りを受けた人によれば、その際、
「東電も政府も、原発事故の恐ろしさを公表せず、国民を見殺しにしている。
自分は海外に逃げる形になるが、せめて自分が関わった方々には、
この気持ちを伝えたく、こうしてご挨拶に来た」と語っていたという。
こうした一部の例外を除く大多数の社員は、退社など考えもせず、
「真夏の東京大停電」回避に向けて走り回る日々を送っている。
だがその一方で、将来への不安も当然、頭をよぎる。
「若手社員の間では、東電はつぶれる、もうおしまいって話で持ちきりですよ」(20代男性)
「子供がいて、家のローンが残っている社員は大変ですよ。みんな表だってはいいませんが、
親しい人だけで集まれば、カネの不安を口にします。給料は半分になるかもしれない。
いや、半分で済めばまだいいかも……」(50代男性)
(週刊ポスト2011年4月29日号)
=========================================
東電社員さんは「海外に逃げる」そうです。
「原発事故の恐ろしさ」知っていると,そういう反応になるそうです。
参考にしましょう。
http://livedoor.blogimg.jp/home_make-toaru/imgs/c/f/cf5956a4-s.jpg
3.11直後にはこんな方もいらっしゃいましたね。
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6119891.html
とある原発の溶融貫通(メルトスルー) 2012年04月17日
◎元東電社員の告白 辞めたワケと20年前の"ある事故"
☆http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=0ggzk6YZT5w
☆http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=CCHBpI3Jjzc
元東電社員の告白
http://tbs-blog.com/houtoku-kanehira/17233
告白 私が東電を辞めたワケ...予見されていた炉心溶融
http://www.tbs.co.jp/houtoku/onair/20111126_2_1.html
元東電技術者で福島第一原発で原子炉の運転や核燃料の管理をしていた木村俊雄氏
2001年に退社。
1991年10月30日に福島第一原発で事故
海水が漏洩しディーゼル発電機が膝上まで浸水し使用不可となる。
木村氏は上司に
「このくらいの海水漏洩で非常用ディーゼル発電機が水没して使えなくなると
すると万が一津波が来た時には非常用ディーゼル発電機が全台使えなくなる。
そうなると原子炉を冷やせなくなる。
津波による過酷事故の解析が本当は必要では」と進言する。
しかし上司は
「その通りだ。君の言う通りだ。
しかし安全審査をやってる人間の中ではこれは実はタブーなんだ」と。
木村氏は2005年にいわき市で発行されたミニコミ誌に
「もし、原子力発電所に津波が来たら」というタイトルで投稿
「津波来襲により、冷却用海水ポンプや非常用の電源などの機能が
喪失するだろうから、結果的には炉心は溶融するであろう」
<参照>
東京電力の闇:元東電技術者木村俊雄氏の証言(豪ABC)
☆http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2011/06/post-a1b1.html
◆http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/cc7de84136249950b79616c10629aa0f
原発問題 2013-03-25
◎絶句! 煙霧から高濃度放射能検出!
先日東京を覆った煙霧から、4362Bq/kgが検出された!
先日東京を覆った煙霧から、4362Bq/kgが検出された!
測定したのは東京都日暮里放射能測定所-にっこり館。
国が食品許容範囲と定めた基準値の43倍だ!
風で舞っている怖れがあると。
都民や東京都に勤務したり滞在する人は厳重な防御が必要! と。
東京都は何から何まで危なくなってる。
―上記記事の測定結果に関する情報―
関東を襲った煙霧(砂埃)から4362Bq/kgもの放射能を検出 やはり東京は危険
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=274006 より
☆日暮里放射能測定所−にっこり館−@niccori_can3月20日
URL: https://twitter.com/niccori_can
引用:
先日の関東を襲った煙霧(砂埃)について、草加市の路上で採取したものを測ることができました。
結果:4362Bq/kg(2976,1386) となり、高い数値を記録しました。汚染は決して消えません。改めて警鐘を。
:引用終了
当時は「中国の黄砂だ!」とか言われて騒がれていましたが、
結局のところ放射能砂埃が大量に舞い上がった光景だったということです。
確かに私もここまで黄色になった東京は初めて見ましたが、
当時は花粉も異常に多かった時期ですし、全てのタイミングが合わさって
あのような光景を生み出したのだと考えられます。
いずれにせよ、東京の放射能汚染も相当酷い状況であるということは間違いないでしょう。
早川教授や小出助教も言っていましたが、
東京の土を集めてドラム缶に詰めれば放射性廃棄物になるほど、汚染の状態が酷いのです。
東京でもウランやストロンチウムと言った有毒な核種が見つかっているので、
油断をせずに出来る限りの放射能対策をしておきましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
引用以上
國貞、三枚目、
「石橋 中村芝翫」 「岩藤大がく 中村芝翫」
「高橋弥十郎 中村芝翫」 「桜丸女房八重 中村芝翫」です。
秀吉、家光の功績ですよ、
◆http://melma.com/backnumber_45206_5786206/
宮崎正弘の国際ニュース・早読み(書評特集)発行日:3/23
◆書評
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
キリスト教の宣教師どもは日本侵略の可能性をさぐりにきた
イエズス会の布教と日本の個人宗教、慈母観音は当初重なった
♪
田中英道『日本の文化 本当は何がすごいのか』(育鵬社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
副題に日本文化の神髄がわかる全十章とあって、
古事記、万葉、徒然、富岳三十六景、そしてまつり、花見、能、老舗など
日本文化を貫く原理を比較文化の視点から多様に多彩な例証をされつつ
熱心に日本文化の独自性を説かれる。ご存じ田中節。
しかし基本のスタンスを述べる伏線に静かにつらぬかれたテーマがある。
それは基督教の侵略からわがくには如何にして身を守ったかという歴史の主題である。
むろん日本の防衛は高い文化力だけではなかった。
文字のない時代の古墳には「かたち」のなかにこそ歴史、信仰、そこに祖先の信仰があった。
1543年の鉄砲伝来から僅か三十年後、信長は鉄砲軍団を組織化していた。
「当時、海外での植民活動を積極的に展開していたスペイン、ポルトガルも(日本の武装を前に)
日本を攻めようとは思わなかった(中略)。ルソンと呼ばれたフィリピンが、
スペインに攻められ、占領されてしまったことと対比して考える必要があります。
当時は、イエズス会というキリスト教の布教団がアジアをはじめ世界各地に派遣されていました。
その目的はキリスト教の布教でしたが、それは武力による侵略とセットとなっており、
キリスト教の布教と植民活動は表裏一体の関係だったのです。
『鉄砲をもつ宣教師』というのが、その実態であった」(34p)
フランシスコ・ザビエルやアレッサンンドロ・ヴアリニャーノらの目的は
「日本という国を侵略することができるかどうか、布教の一方で観察していた」のである。
つまり侵略者の手先、もっとわかりやすく言えばスパイである。
したがって豊臣秀吉の「朝鮮出兵さえ、イエズス会を押し立ててスペイン、
ポルトガルの勢力がフィリピンを侵し、脅威が迫っていることに対して
敏感に反応したからに他なりません」(206p)
しかし当初日本にやってきたキリスト教は
「日本人の宗教的感性、自然信仰や御霊信仰といったまさに神道的なものと
なんら抵触しないと受けとめられました。キリスト教は愛の宗教、個人宗教として理解された」が、
その理由は日本人が「マリア観音」と呼び、そこに女性的な、
「無限の包容力をもった愛のシンボルとしての聖母、と理解した」からに他ならなかった。
なぜなら「仏教における菩薩観音とぴったり重なる」からだった。
ところが「キリスト教側、つまりイエズス会の宣教師はこの理解の仕方を認めませんでした。
イエズス会の宣教師はキリスト教のもつ共同宗教的な側面に日本人が目を向けず、
個人宗教としてとらえることが受け入れられなかった」(249p)。
かくてキリスト教の普及はいまも1%以下、日本は独特の宗教的世界を誇るユニークな文明国である。
◇
↑
偏狭なる神を奉ぜぬ「日本人」、
「黎明は日本から」なのですよ。
天明6年(1786年)〜元治元年(1865年)
号は、香蝶楼・一雄齋・五渡亭など 作
「道成寺思恋曲者 どうじょうじ こいはくせもの」より、
「大芦原四郎将平 嵐冠十郎」 「白拍子桜子 瀬川菊之丞」
「白拍子花子 中村芝翫」です。
☆雪、冷え込む。
まずは、画期的な判決がでましたねぇ、
登石郁朗や飯田喜信などのヒラメ裁判官のみではないw ようだ、
◆http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013032602000117.html
東京新聞 2013年3月26日 朝刊
◎昨年の衆院選「無効」 一票の格差で初
最大二・四三倍の「一票の格差」が是正されずに実施された
昨年十二月の衆院選をめぐる全国訴訟の判決で、広島高裁は二十五日、
小選挙区の区割りを「違憲」と判断し、広島1、2区の選挙を無効とした。
同種訴訟の無効判決は初。
ただ、混乱を招かないために無効となるのは、
衆院選挙区画定審議会が改定作業を再開してから一年となる
今年十一月二十六日を過ぎた時点からとした。
筏津(いかだつ)順子裁判長は判決理由で
「選挙権の制約や民主的政治過程のゆがみは重大。最高裁の違憲審査権も軽視されている」と指摘。
格差の抜本的な是正に乗り出さなかった国会の怠慢を厳しく指弾した。
被告の広島県選挙管理委員会は上告するとみられ、無効判決が確定しない限り選出議員は失職しない。
一連の訴訟で小選挙区についての判決は八件目で、違憲判断は六件目。
最高裁大法廷が他の訴訟と合わせて統一判断を示す見通し。
二〇〇九年の衆院選について最高裁大法廷は一一年三月、
各都道府県にあらかじめ一議席を配分する「一人別枠方式」による最大格差二・三〇倍の区割りを
違憲状態と判断。
昨年十一月に議員定数を「〇増五減」する緊急是正法が成立したが、
昨年十二月の衆院選には適用されず格差は拡大した。
筏津裁判長は、一一年三月十一日の東日本大震災を考慮し、国会での是正期間が
「ある程度長い期間になってもやむを得ない」と理解を示したものの、
最高裁判決から一年半という基準を示し「憲法上要求される合理的期間内に是正されなかった」と指摘。
「事情判決とするのは相当ではない」と結論付けた。
一方で「直ちに無効とすると、選挙区の議員が存在しない状態になる」と、
一定期間が過ぎた後に選挙を無効とする「将来効判決」を選択。
その時期を「十一月二十六日の経過後」とした。
二つの弁護士グループが全国十四の高裁・高裁支部に提訴した。
今回の原告は山口邦明弁護士のグループで、現状の議席の配分は人口分布に比例していないため、
三十一都道府県で議員の過不足があり、選挙権の価値に不平等を生じさせたと選挙無効を求めていた。
これまで五高裁(支部を含む)が「違憲」、二高裁が「違憲状態」と判断したが、
いずれも無効請求は棄却していた。
議員一人当たりの有権者数の最大格差は千葉4区と高知3区の二・四三倍。
高知3区に比べ、今回の訴訟の対象となった広島1区は一・五四倍、広島2区は一・九二倍だった。
<解説>
もはや司法が単に違憲を宣言するだけでは、国会の自浄能力は期待できない。
あえて期限を区切って一票の格差是正を最後通告したのが、今回の無効判決といえよう。
半世紀に及ぶ「一票の格差」訴訟で、無効判決が出たことは一度もない。
昨年十二月の衆院選をめぐる一連の訴訟でも今月六日の東京高裁判決以降、
五件の違憲判決が出ているが、選挙無効は回避している。
行政事件訴訟法には、行政の決定などが違法でも、これを「無効」として取り消すと
公益を著しく害する場合は、請求が棄却できる規定がある。
「事情判決の法理」と呼ばれ、五件の判決もこれを準用している。
だが、こうした寸止めの姿勢こそが、国会の「厳しくても事情判決止まりだろう」
という甘い考えを許す一因との批判があった。
今回の広島高裁判決は「もはや憲法上許されるべきではない事態に至っており、
事情判決をするのは相当ではない」と明快に指摘。
司法として最後の手段を取る上で採用したのが、
一定の猶予期間が経過した後に初めて効力を生じる「将来効判決」と呼ばれる手法だった。
この手法は、過去の最高裁判決でも一部の裁判官の補足意見で触れられており、
直ちに無効とすると、
その選挙区の議員が不在のまま、選挙区の是正が行われる矛盾に配慮したものだ。
二つの弁護士グループが三十一選挙区で起こした今回の訴訟は、
今月二十七日までに判決が出そろう。
提訴から百日以内という、これまでの一票の格差訴訟よりも格段に早く判決を出す姿勢にも、
司法全体の意思が感じられる。
「判決が出るのが遅くて、次の選挙までに是正が間に合わない」
といった国会の言い訳を封じる狙いがあるとみられる。
三十一選挙区すべての訴訟で、上告の手続きが取られるとみられ、
広島高裁判決が設定した十一月二十六日より前に、最高裁判決が出る可能性もある。
国会に残された時間は限られた。
↑
重要な一石を投じた「画期的な判決」ですよ。 歴史に残る。
さぁ、最高裁が如何なる判断を下すか? 期待はしませんがw
昨年暮れの総選挙は「違憲選挙」&「不正選挙」だったということです。
追:1:00PM
更に踏み込む、
◆http://news.infoseek.co.jp/article/130326jijiX134
時事通信(2013年3月26日12時14分)
◎岡山は即時無効判決=「著しい司法軽視」― 衆院選1票格差訴訟、3高裁・支部
最大2.43倍の「1票の格差」を是正せずに実施された2012年12月の衆院選は違憲として、
弁護士らのグループが岡山2区の選挙無効を求めた訴訟の判決が26日、広島高裁岡山支部であった。
片野悟好裁判長は「国会の怠慢で、司法の判断に対する著しい軽視と言う他ない」と述べ、
格差は違憲と判断し、選挙無効を言い渡した。無効判決は広島高裁に続き2件目。
25日の広島高裁判決は、無効の効力発生に一定の猶予期間を設けたが、
岡山支部は即時無効とするさらに踏み込んだ内容となった。
片野裁判長は、09年衆院選の区割りを「違憲状態」とした最高裁判決から12年選挙までに
1年9カ月の十分な期間があったのに、格差は見直されず、
かえって2.30倍から2.43倍に拡大したとして、違憲と判断した。
その上で、「投票価値の平等は最も重要な基準であり、長期にわたり不平等状態を容認する弊害に比べ、
無効とすることの政治的混乱が大きいとは言えない」と述べ、
選挙をやり直した場合の国政の混乱を避ける「事情判決」をすべきではないと結論付けた。
東京高裁と広島高裁松江支部でも判決があり、岡山支部と同様の理由で選挙を違憲と判断したが、
格差の程度や、最高裁判決から選挙までの期間などを考慮し、無効とはしなかった。
國貞、二枚目、
「頼政射家桜 よりまさゆみやのいえざくら」より、
「五郎七 大谷広右衛門」 「願てつ坊 坂東三津五郎」です。
原発再稼働へ暴走する壺三、隷米の極みよなぁw
◆http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7000097.html
とある原発の溶融貫通(メルトスルー) 2013年03月25日
◎東電社員「東電は国民を見殺しにしている」と退社し海外移住
東日本大震災以前、東京電力社員は「準公務員」と呼ばれていた。
事業の公共性と独占性、それがもたらす安定感から、
羨望まじりに揶揄されていたのが、いまや懐かしい。
〈東京電力1100人採用へ大卒335人高卒595人今一番の勝ち組だぞ〉
昨年2月16日に発表された2011年度の東電採用計画に関して、
ネット掲示板にはこんなスレッドが立っていた。
「当初の計画では、福島の第一・第二原発で新しく稼動する発電施設にも配置する予定だった」
(東京電力広報部)が、「勝ち組」だったはずの新入社員たちは、
華やかな入社式も取り止めになり、今ひっそりと新人研修に入っている。
そんななか、東京電力を後にする人も出始めている。
ある東電社員は、3月いっぱいで東電を辞め、海外に移住するという。
退社前の挨拶回りを受けた人によれば、その際、
「東電も政府も、原発事故の恐ろしさを公表せず、国民を見殺しにしている。
自分は海外に逃げる形になるが、せめて自分が関わった方々には、
この気持ちを伝えたく、こうしてご挨拶に来た」と語っていたという。
こうした一部の例外を除く大多数の社員は、退社など考えもせず、
「真夏の東京大停電」回避に向けて走り回る日々を送っている。
だがその一方で、将来への不安も当然、頭をよぎる。
「若手社員の間では、東電はつぶれる、もうおしまいって話で持ちきりですよ」(20代男性)
「子供がいて、家のローンが残っている社員は大変ですよ。みんな表だってはいいませんが、
親しい人だけで集まれば、カネの不安を口にします。給料は半分になるかもしれない。
いや、半分で済めばまだいいかも……」(50代男性)
(週刊ポスト2011年4月29日号)
=========================================
東電社員さんは「海外に逃げる」そうです。
「原発事故の恐ろしさ」知っていると,そういう反応になるそうです。
参考にしましょう。
http://livedoor.blogimg.jp/home_make-toaru/imgs/c/f/cf5956a4-s.jpg
3.11直後にはこんな方もいらっしゃいましたね。
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6119891.html
とある原発の溶融貫通(メルトスルー) 2012年04月17日
◎元東電社員の告白 辞めたワケと20年前の"ある事故"
☆http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=0ggzk6YZT5w
☆http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=CCHBpI3Jjzc
元東電社員の告白
http://tbs-blog.com/houtoku-kanehira/17233
告白 私が東電を辞めたワケ...予見されていた炉心溶融
http://www.tbs.co.jp/houtoku/onair/20111126_2_1.html
元東電技術者で福島第一原発で原子炉の運転や核燃料の管理をしていた木村俊雄氏
2001年に退社。
1991年10月30日に福島第一原発で事故
海水が漏洩しディーゼル発電機が膝上まで浸水し使用不可となる。
木村氏は上司に
「このくらいの海水漏洩で非常用ディーゼル発電機が水没して使えなくなると
すると万が一津波が来た時には非常用ディーゼル発電機が全台使えなくなる。
そうなると原子炉を冷やせなくなる。
津波による過酷事故の解析が本当は必要では」と進言する。
しかし上司は
「その通りだ。君の言う通りだ。
しかし安全審査をやってる人間の中ではこれは実はタブーなんだ」と。
木村氏は2005年にいわき市で発行されたミニコミ誌に
「もし、原子力発電所に津波が来たら」というタイトルで投稿
「津波来襲により、冷却用海水ポンプや非常用の電源などの機能が
喪失するだろうから、結果的には炉心は溶融するであろう」
<参照>
東京電力の闇:元東電技術者木村俊雄氏の証言(豪ABC)
☆http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2011/06/post-a1b1.html
◆http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/cc7de84136249950b79616c10629aa0f
原発問題 2013-03-25
◎絶句! 煙霧から高濃度放射能検出!
先日東京を覆った煙霧から、4362Bq/kgが検出された!
先日東京を覆った煙霧から、4362Bq/kgが検出された!
測定したのは東京都日暮里放射能測定所-にっこり館。
国が食品許容範囲と定めた基準値の43倍だ!
風で舞っている怖れがあると。
都民や東京都に勤務したり滞在する人は厳重な防御が必要! と。
東京都は何から何まで危なくなってる。
―上記記事の測定結果に関する情報―
関東を襲った煙霧(砂埃)から4362Bq/kgもの放射能を検出 やはり東京は危険
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=274006 より
☆日暮里放射能測定所−にっこり館−@niccori_can3月20日
URL: https://twitter.com/niccori_can
引用:
先日の関東を襲った煙霧(砂埃)について、草加市の路上で採取したものを測ることができました。
結果:4362Bq/kg(2976,1386) となり、高い数値を記録しました。汚染は決して消えません。改めて警鐘を。
:引用終了
当時は「中国の黄砂だ!」とか言われて騒がれていましたが、
結局のところ放射能砂埃が大量に舞い上がった光景だったということです。
確かに私もここまで黄色になった東京は初めて見ましたが、
当時は花粉も異常に多かった時期ですし、全てのタイミングが合わさって
あのような光景を生み出したのだと考えられます。
いずれにせよ、東京の放射能汚染も相当酷い状況であるということは間違いないでしょう。
早川教授や小出助教も言っていましたが、
東京の土を集めてドラム缶に詰めれば放射性廃棄物になるほど、汚染の状態が酷いのです。
東京でもウランやストロンチウムと言った有毒な核種が見つかっているので、
油断をせずに出来る限りの放射能対策をしておきましょう。
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引用以上
國貞、三枚目、
「石橋 中村芝翫」 「岩藤大がく 中村芝翫」
「高橋弥十郎 中村芝翫」 「桜丸女房八重 中村芝翫」です。
秀吉、家光の功績ですよ、
◆http://melma.com/backnumber_45206_5786206/
宮崎正弘の国際ニュース・早読み(書評特集)発行日:3/23
◆書評
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キリスト教の宣教師どもは日本侵略の可能性をさぐりにきた
イエズス会の布教と日本の個人宗教、慈母観音は当初重なった
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田中英道『日本の文化 本当は何がすごいのか』(育鵬社)
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副題に日本文化の神髄がわかる全十章とあって、
古事記、万葉、徒然、富岳三十六景、そしてまつり、花見、能、老舗など
日本文化を貫く原理を比較文化の視点から多様に多彩な例証をされつつ
熱心に日本文化の独自性を説かれる。ご存じ田中節。
しかし基本のスタンスを述べる伏線に静かにつらぬかれたテーマがある。
それは基督教の侵略からわがくには如何にして身を守ったかという歴史の主題である。
むろん日本の防衛は高い文化力だけではなかった。
文字のない時代の古墳には「かたち」のなかにこそ歴史、信仰、そこに祖先の信仰があった。
1543年の鉄砲伝来から僅か三十年後、信長は鉄砲軍団を組織化していた。
「当時、海外での植民活動を積極的に展開していたスペイン、ポルトガルも(日本の武装を前に)
日本を攻めようとは思わなかった(中略)。ルソンと呼ばれたフィリピンが、
スペインに攻められ、占領されてしまったことと対比して考える必要があります。
当時は、イエズス会というキリスト教の布教団がアジアをはじめ世界各地に派遣されていました。
その目的はキリスト教の布教でしたが、それは武力による侵略とセットとなっており、
キリスト教の布教と植民活動は表裏一体の関係だったのです。
『鉄砲をもつ宣教師』というのが、その実態であった」(34p)
フランシスコ・ザビエルやアレッサンンドロ・ヴアリニャーノらの目的は
「日本という国を侵略することができるかどうか、布教の一方で観察していた」のである。
つまり侵略者の手先、もっとわかりやすく言えばスパイである。
したがって豊臣秀吉の「朝鮮出兵さえ、イエズス会を押し立ててスペイン、
ポルトガルの勢力がフィリピンを侵し、脅威が迫っていることに対して
敏感に反応したからに他なりません」(206p)
しかし当初日本にやってきたキリスト教は
「日本人の宗教的感性、自然信仰や御霊信仰といったまさに神道的なものと
なんら抵触しないと受けとめられました。キリスト教は愛の宗教、個人宗教として理解された」が、
その理由は日本人が「マリア観音」と呼び、そこに女性的な、
「無限の包容力をもった愛のシンボルとしての聖母、と理解した」からに他ならなかった。
なぜなら「仏教における菩薩観音とぴったり重なる」からだった。
ところが「キリスト教側、つまりイエズス会の宣教師はこの理解の仕方を認めませんでした。
イエズス会の宣教師はキリスト教のもつ共同宗教的な側面に日本人が目を向けず、
個人宗教としてとらえることが受け入れられなかった」(249p)。
かくてキリスト教の普及はいまも1%以下、日本は独特の宗教的世界を誇るユニークな文明国である。
◇
↑
偏狭なる神を奉ぜぬ「日本人」、
「黎明は日本から」なのですよ。