画は 鳥居 清長 (とりい きよなが)
宝暦2年〈1752年〉 ~ 文化12年〈1815年〉。
鳥居派・四代目当主。
特に 堂々たる八頭身の美人画で、今日 世界的に高く評価されている。 作
「美南見 十二候 九月」です。
☆晴れ、気温高め。
悪名のみ、後世に残したな、不様の極みよ、
◆https://www.chosyu-journal.jp/column/18411
長周新聞 2020年9月6日
◎2度目の 放り投げ
1回目の放り投げをやった後、選挙区でもある下関で
地域の夏祭りにまで 人気取りに来ていた安倍晋三に向かって、
支援者とおぼしきご老人が 「この恥さらしが!」と本気で怒声を
浴びせていたのを思い出した。
SPや秘書軍団が念入りに周囲を取り巻き、事前にゴミ箱まで
ひっくり返して警戒していたのに、あのように面と向かって
本人が叱られては身も蓋もない。
敵前逃亡とは、それほどまでに みっともない振る舞いとして、
安倍晋太郎時代からの古い自民党支持者たちをも
激怒させていたのである。
そのせいなのか、2回目の放り投げは 事前に入念な病院通い
アピールが始まり、メディアがこぞって 「可哀想な 安倍首相」
「体調がすぐれないなかを 頑張っていた」等等、
勢揃いで同情を買うようなキャンペーンに終始しているではないか。
亡くなった人のことを悪くいうのははばかられる国民性とも相まって、
病に倒れた人に あまりきついことをいうなといいたいのだろう。
しかし、思うのである。
これは誰がどう見たって コロナ禍の敵前逃亡であり、
1回目と何も変わらない放り投げ辞任 ではないかと--。
コロナ禍で 失職した人の数は 5万人をこえた。
その多くが 非正規雇用だという。
街の飲食店は テイクアウトでなんとか踏ん張っていたり、
中小零細企業でも売上がめっきり減ったなか
緊急融資によって かつがつ経営を維持していたり、
まだまだ表面化していないだけで 危機的な状況は深まり
を見せている。 「うちは5000万円借り入れた」
「うちは3000万円」等等、 地元信金に頼み込んで
融資を受けたり、これまでの高い金利の借金を借り換えた
という経営者たちの話は ざらで、異口同音に
リーマン・ショックの比ではない と実感を語るのである。
飲食店のなかには あきらめて閉店を選択するところも
続出しているのが実際だ。
コロナ禍の経済的ダメージは大きく、影響が表面化し始めるのは
むしろ今からである。
疫病そのものも 封じ込めに至ったわけではなく、
引き続き感染が拡大しているもとで、政府の舵取り役には
たいへんな責任が伴う。 こうした状況下で、困ったらフリーズして
放り投げるような者は さっさと退いて、覚悟のある者が
政治を司るというのは ある意味妥当だろう。
とはいえ、急転直下の敵前逃亡に際して 自民党もドタバタで、
なりたがりが手を挙げたか と思えば引っ込めたり、
その顔ぶれを見るだけで 「ろくなのが いないな…」
と思わせるのである。
山口4区の有権者にとって考えものなのは、
職責をまっとうできずに首相を辞めた人物が、議員は辞めずに
引き続き代議士ポストに居座ることである。
1回目の放り投げ後は、確か半年近く選挙区である下関・長門には
帰ることができず、ほとぼりが冷めた頃になってあらわれた
と思ったら、見たこともないほど 地元回りをはじめて皆を驚かせた。
あれは危機感の裏返しだったのだろう。
ショッピングモールのシーモールを歩き回って客と握手しまくったり、
公務中の市役所の各課を 練り歩いて職員と握手したり、
商店街にやってきて 店主や客に握手を求めたり、
それこそ地域の夏祭りにやってきたり、会社にやってきたり、
人気回復に必死であった。
そして、みんなが口にした感想は
「ナイフとフォークしか 持ったことがない人間の手だ」
「赤ちゃんの肌みたいな手」等等、その手に集中していた
のも印象的だった。
働いて苦労したことがない人間の手だ
と暗にいっていたのである。
なぜ今放り投げたのか?
それはコロナに限らず 日銀の異次元緩和や
アベノミクスの副作用など、これから表面化するであろう事態
によって必ず浮き彫りになるはずである。
吉田充春
◆http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/535.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2020 年 9 月 04 日 kNSCqYLU
◎大国主義の悪夢 安倍はトンチンカンなナルシシストだった
中村敦夫 末世を生きる 辻説法(日刊ゲンダイ)
▼http://asyura.x0.to/imgup/d11/2863.jpg
☆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278241
日刊ゲンダイ 2020/09/04
振り返れば、7年8カ月のハッタリと 虚偽の山脈が 見えるだけ。
風に舞う空手形には、大言壮語と、己をたたえる美辞麗句だけ。
日本国首相は、トンチンカンな ナルシシストだった。
「経済」に強い と言うが、株価が上がったのは、
世界の上昇気流に偶然便乗できただけ。 あえて尋ねるが、
株価上昇で、株主以外のだれが幸せになれたのか。
「美しい国」とか言うけれど、子供6人に1人は、
夕食が食えない貧しい社会。
大企業は けたたましい内部留保をため込んでいるが、
一般勤労者の賃金は ほとんど上がらず、非正規が増える一方。
消費税を5%から10%に上げ、米軍のガラクタ兵器を爆買いして
きたのは、どういう了見だ。
高い税金を払ったのに、コロナ感染の検査環境すら 整備できない。
八百長もある。
この国の景気拡大は、2018年10月をピークに下降した。
その事実を伏せ、虚偽報告を放置してきた。
日本経済の真実を示すことなく 逃げ去るなら、評価は零点だ。
「外交」も得意だと言うが、外国旅行の数は、確かに歴代1位だろう。
ピンカートン女房も一緒だから、ずいぶん公金を使ったことになる。
国際会議レベルのものは仕方ないが、
お友達同伴の意味不明の訪問も多かった。
相手国にしてみれば、札束を持った東洋人がうろついているから、
いい顔をしとけってことだ。 援助金などの名目で、
相当バラまいたはずである。
国際的に名を売りたくて、やたらあちこちに顔を出した。
リオ五輪閉会式では、スーパーマリオに扮して登場した。
これでリスペクトされるのか?
肝心の北朝鮮、韓国、ロシア、中国との外交には
何の進展もなかった。 最初から、相手に見透かされていたからだ。
他の諸国にしても、日本は米国の使い走り という評価が固定している。
日本主導で 何かが動くことはない。
さて、世界政治も激変中だ。
20世紀は、自由主義と社会主義のせめぎ合いで、
大方の問題は平面で調整できた。
だが、今世紀は立体的な混乱に巻き込まれている。
環境、人種、フェミニズム、IT文化などが立ち上がり、
新しい価値観が、古い分類にはおさまらない。
とはいっても、軍事力と経済力が突出する「大国主義」は
相変わらずだ。
かつて、日本もそれを目指し、身のほど知らずで
世界大戦に突っ込んだ。 そのリーダーの一人だった男を
祖父に持つ安倍は、再び大国主義を夢見て敗北したのか。
滑稽である。
清長、二枚目、
「茶屋女と客」です。
こりゃ、ますます 酷くなるなw
スダレ禿の 目付きの悪さよ、暗くて陰険そのものだ、
◆https://news.yahoo.co.jp/articles/590995a17d5fab4ad39e6427a3d02229525d8492
AERA dot. 9/6(日)
◎「菅政権になったら 今より隠蔽国家になる」
宿敵・望月衣塑子記者 が語る菅義偉氏の “別の顔”〈dot.〉
イチゴ農家の生まれ、集団就職で上京、段ボール工場に住み込み、
秘書として長い下積み、実はパンケーキ大好き……
ここ連日、菅義偉官房長官の “美談” が数多く報じられるようになった。
これも一つの「顔」なのだろう。
だが、会見で疑惑を追及されると「指摘はあたらない」
「全く問題ない」など、記者の質問にまともに答えようとしない姿勢
もまた 菅氏の本質的な「顔」であることを忘れてはならない。
はたして、菅氏が首相になった際には、こうした態度は改められるのか。
官房長官会見で 菅氏と数々の “バトル”を繰り広げてきた
東京新聞の望月衣塑子記者 に聞いた。
* * *
――すでに自民党内の5派閥が 支持を表明していることもあり、
「菅義偉首相」の誕生が濃厚です。 安倍政権下では政権の“私物化”
による不祥事や情報の隠蔽など多くの問題が噴出しましたが、
このまま菅氏が首相となった場合、そうした問題は改善される
と思いますか。
望月 正直言って、オープンな情報開示という点では
安倍政権よりも後退すると思います。たとえば、市民からの
激しい反対で廃案となった検察庁法改正法案も菅氏の主導だった
ことが新聞報道で明らかになっています。なぜ、
あんな無理筋な定年延長をゴリ押ししようとしたのか。
その背景には、森友問題の公文書改ざんや 安倍首相主催の
「桜を見る会」など官邸の関わりが指摘される疑惑について、
検察からの追求を抑え込みたいという意図が読み取れます。
公文書が改ざんされた 2017年2月26日の4日前には、
財務省の佐川宣寿前理財局長、太田充理財局長、中村稔総務課長
(いずれも当時)が菅氏に国有地売却の経緯について報告した
ことが明らかになっています。菅氏からどんな指示があったのか。
検察が佐川氏らを起訴していれば、こうした過程もすべて
捜査されていたでしょう。
「官邸の守護神」と言われた黒川弘務元東京高検検事長を
検事総長にさせたかった菅氏の意図は、
安倍首相の退陣後も含めて、検察の官邸への捜査の抑え込み
であったのではないかと思っています。そうでなければ、
なぜ菅氏らがここまで黒川総長に固執したのか、説明がつかない
と思っています。菅氏が首相に就いたら、一度は見送った
検察庁への人事介入を再び行う可能性は十分にある
と思っています。
――確かに、菅氏が自民党総裁選への出馬を表明した2日の記者会見
でも 森友、加計学園問題の再調査は必要ないという旨の発言
をしています。その会見では、望月さんが
「(官房長官会見では)都合の悪い真実への追及が続くと
記者に対する質問妨害が長期間続いた。(中略)
今後、首相会見では 官僚が作った答弁書を読み上げるだけなく、
自身の言葉でしっかり答えて頂けるのか」と質問した事に対して、
菅氏が「限られた時間のなかでルールに基づいて
記者会見を行っている。早く結論を質問していただければ」
と答えると、記者席からは同調するような笑いも起こりました。
菅氏の対応をどうみましたか。
望月 一部の政治部番記者との関係は相変わらずでしたね。
序盤に番記者からの質問をいくつか受けていた際には、
明らかに手元の資料を見ながら答えている場面があり、
あきれました。事前に質問を渡していた記者がいたのでしょう。
一方、事前に渡さずに聞いていることがわかる番記者もおり、
皆が皆、菅氏側の要望に従っているわけではない
こともわかりました。私の質問の際には、横目でちらっと
司会役の議員の方を見て、質問を遮るようにうながしていました。
官房長官会見で、前報道室長の上村秀紀氏との間で連発していた
やりとりで、「質問を何とかしろ」という合図です。
案の定、司会者は「簡潔にお願いします」と横やりを
入れてきました。上村氏は、菅氏から「よくやった」と評価されて、
沖縄総合事務局総務部長に栄転したと聞きます。
質問妨害や制限を繰り返していた官僚を栄転させる、
つまり菅氏の“私兵”となることが、官僚の出世の条件
になっているのではないか。
これは7年8カ月の安倍長期政権の中で確固たるものとして
確立されてしまったと思います。
逆に、ものいう官僚たちはことごとく飛ばされています。
菅氏の官僚選別のプロセスのどこにも 国民の公僕としての
公務員の姿はありません。思想家の内田樹氏が指摘していますが、
安倍政権で決定的に失ってしまったのは、
政治家や官僚の インテグリティ(誠実さ)だったのだ
と思います。道徳や倫理が欠如した政治を長期間にわたって
見せられ続けた結果、真っ当な道を歩もうとしてきた
政治家や公務員、国民に深い失望と精神的な揺らぎが芽生えて
しまったように思います。
菅政権になると、こうした体質や価値観の崩壊は変わらない
どころか、むしろ悪化すると思っています。
首相への「ぶら下がり」取材も、もし都合の悪いことを
番記者から聞かれそうだと思ったら、菅氏は無視して
通りすぎるのではないか。今は総裁選の最中なので、
テレビ出演などでキャスターらの質問に不十分ながらも
それなりに答えようとはしていますが、
これまでの対応を振り返ると、首相となってもそれが続く
とは到底思えません。むしろ私に向けているような
むき出しの敵意を、他の記者やキャスターたちに向ける
ようになるかもしれません。
また、現場の記者だけでなく、マスコミ全体への統制が
さらに進むかもしれません。
菅氏は、2015年2月、番記者とのオフレコ懇談会の中で、
ある民放の報道番組について「俺なら『放送法違反にしてやる』
って言ってやるところだけど」と述べるなど、
番組への不満を吐露していたことが、国連の人権理事会の
特別報告者デビット・ケイ氏の報告書の中でも指摘されています。
2014年7月にNHKの「クローズアップ現代」で集団的自衛権の行使
に関して菅氏に厳しい追及を重ねた国谷裕子キャスターが、
翌年12月、突如番組を降板を告げられたのは、官邸サイドから
NHK上層部に対して猛烈な抗議があったことも一因ではないか
と報じられています。 一方で、圧力だけなく、菅氏は、
非常に人たらしな面があるので 各メディアの幹部や
著名なキャスターたちが取り込まれているとも聞きます。
菅氏自身、政治的な左右イデオロギーは希薄なので、
基本的にどのメディアに出ることも拒絶はせず、むしろ、
8月21日に初めてテレビ朝日の「報道ステーション」
に出演したように、右左を問わず、安倍首相以上に、
積極的にメディアに露出しようとするのではないでしょうか。
すると一部のメディアの上層部は「菅さんが出てくれた」
と喜ぶわけですが、一方で厳しい追及をしにくくなる。
そこは巧みに計算していると思います。
ある民放メディアのトップと菅氏が懇談している際、
何を話しているかといえば「民放連の人事の話をしている」
と聞いたことがあります。人事で人心掌握をしようという菅氏の
意図は、官僚だけに留まらず、あらゆるメディアに対して
日々繰り広げられていることをメディアに関わる私たちは、
忘れてはならないと思います。
安倍首相が行ったようなメディアの「選別」ではなく、
メディア全体の「統制」が ゆるやかに進むのではないか。
その結果、現場で真っ当なジャーナリズムをやろうと、
もがいている記者やディレクターたちは、さらに苦しい立場に
追い込まれることを危惧しています。
――菅氏といえば、約600人の省庁幹部人事を一元管理する
「内閣人事局」を掌握することで 霞が関の官僚たちを
コントロールしてきたといわれます。その反作用として、
官僚が国民ではなく 官邸を向いて仕事をするようになり、
政権への過剰な “忖度”を生み出した側面は否定できません。
望月 官僚がモノを言えなくなる空気はより強まると思います。
菅氏が主導したふるさと納税についても、導入前に、
自治体間で高額な返礼品競争が起こって
高所得者の節税対策に使われてしまう、と反対した
総務省の局長が更迭されました。
現状をみると、その局長が指摘した通りの問題が
起こっています。厚労省の不正統計問題についても
実質賃金が下がったことに対して、2015年に官邸側が
激怒したことが、統計不正の背景にあったと言われています。
政治家の判断が常に正しいわけではありません。
時に政治家の指示で事実がゆがめられることも、
安倍政権では度々起こっていました。
そんな時、抵抗する官僚の真っ当な意見を
どこまで聞き入れられるか。そこに首相の見識、良識が問われる
のだと思いますが、7年8カ月にわたって安倍政権を支え、
数々の疑惑を覆い隠してきた菅氏に その資質があるか
は極めて疑問です。
ただ、菅氏は政権の意向に従った官僚については、
ノンキャリでも抜擢してポストを与えています。
ノンキャリ組含めて「菅氏に気に入られさえすれば、
出世できる」ととらえている官僚は多いでしょう。
菅氏は安倍政権の“継承”を掲げていますが、
もし「負の遺産」まで継承するのであれば、
どんな未来が待っているのか。
私たちはよく考える必要があると思います。(構成=AERAdot.編集部)
清長、三枚目、
「瀬川菊之丞 石橋(しゃっきょう)」です。
所詮、法政夜間部 卒、
◆https://lite-ra.com/2020/09/post-5621.html
リテラ 2020.09.06
◎菅官房長官のトークの ポンコツぶりが話題に!
「こんなに 喋れないのか」 「レスポンス 悪すぎ」
「話し方教室に 通え」
シナリオ通り、菅義偉官房長官で決まった感の漂う 自民党総裁選。
石破茂氏、岸田文雄政調会長に続き、菅官房長官もメディア出演している。
「切れ者」「弱点なし」などと評価されてきた菅官房長官だが、
メディア露出が増えるにつれ、真逆の姿 を露呈している。
それは、「喋り、トークの ポンコツぶり」だ。
象徴的だったのが、3日に『news23』(TBS)に生出演したときだろう。
もちろん、内容もひどかった。
森友問題や「桜を見る会」、買収容疑で逮捕された河井克行前法相夫妻への
1億5000万円などについても問われたのだが、
相変わらずの木で鼻をくくった回答を繰り返すばかり。
森友公文書改ざん問題で自死に追い込まれた近畿財務局職員赤木俊夫さんの
妻が再調査を求めていることを繰り返し問われても
「結果が出ている」の一点張り、「桜を見る会」問題について管轄する立場
にありながら「まったく気づかなかった」 「全体として気づかなかった」
とありえない言い訳を口にし続ける。
しかし、それ以上に気になったのは、「喋り口」や」「言葉の使い方」だ。
まず、答え始めるのが やたら遅くて、放送事故かというくらいに、
言葉が出てこないときも珍しくない。
ようやく話し始めても、途中でも言葉に詰まる。
しかも、受け応えの言葉が稚拙で、意味がわからない。
たとえば、総裁選出馬を決意した経緯について 問われると
「考えに考えてですね、ある意味で熟慮」、
アベノミクスの成果について語るなかで「400万人の新たな雇用を
つくっていますから、そういう意味でまず大事なのは雇用だと思います」……
これ、日本語としておかしくないか。
あげくは、選択的夫婦別姓の是非について問われ、
「私はそこについては……本格的な、本格的と言いますか、
働いている人が途中変えないで継続して働くことができる
というのは、そこはいいと思います」
「本格的」って、意味がわからない。
しかも、現状維持の旧姓併記かビジネスネームレベルのことを持ち出している
のだろうが、その説明すらままならない。
とにかく、言葉の使い方がひどくて小学生レベルなのだ。
☆「回答を用意してないと答えられない」 「こんな人が総理大臣に?」
この『23』での 菅官房長官の喋りの酷さには、さすがに多くの視聴者が
気づいたらしく、ネットではツッコミの声が多数あがった。
〈news23に菅官房長官が出てたけど、予想以上のポンコツぶりにビックリ〉
〈NEWS23の菅自民党総裁候補の喋りグダグダだな。〉
〈菅官房長官が出演したNEWS23。こんなにも喋れない、
防御しかできない人だったのかとびっくりした。それとも、
七年も官房長官を務めた副作用なのか。〉
〈菅氏、全然頭まわってないのか、しゃべるのとろすぎて、
全然深いこと話せてない。ごまかしごまかし、全く質問にこたえてない。
井戸端会議のおじいちゃんの会話みたい。〉
〈菅さんが #news23 に出て話してはるけど、言ってることが全然
頭に入ってこない。 ホント。揶揄じゃなく。
内容の賛否以前に、なに言ってるのかよくわからない。〉
〈菅さん、話し方教室とか通った方が良いかも。
何を話しているのか聞き辛い、というか分からないよ。損ですね。〉
〈news23 の菅官房長官 驚異的に返答のスピードが遅い
「選択的夫婦別姓については?」って定型質問なのに沈黙が…〉
〈菅ちゃんレスポンス悪すぎるだろ 型落ちのスマホくらいイライラするなw〉
〈菅さんがおじいちゃんすぎる笑 この人総理大臣になるの?
マジで? 誰か嘘だと言って。〉
〈菅さん。 質問に答えてない。 変な間がこの先の日本を不安にさせる。〉
〈言葉につっかかるは 出てこないはで顔赤らめながら
焦ってるけど菅は大丈夫なのか?そもそも首相の器っぽくないし。
こんなにも無表情で人の心を打つ言葉が全く出てこない人
支える官僚も頭抱えてるだろうね。〉
〈菅出演。 国会みたいに、前もって質問されて答えを原稿で
用意しないと、何も答えられないのか。アタマを使って考えてない。
こんな人が総理本命なんて、絶望的でしかない。〉
〈菅も安倍同様、回答が用意されていないと答えられない。
NEWS23を見てそう感じた。官房長官としては「全く問題ない」
「批判には当たらない」と回答を避けるだけだったから
そういうレベル。歯切れの悪い回答に呆れる。頭の回転大丈夫なのか?〉
〈菅義偉、news23にてのインタビュー‥いや酷いのなんの。
訊かれたことに答えない。見る限りおそらくアドリブ対応力は
極めて低い。口跡は悪いし、人間的魅力は皆無に映る。
あれで権力を握ったってことは‥‥まぁ表面的にはともかく、
心底の部分で相当数の人間から恨みを買ってるだろうなと看る。〉
〈菅さんて、こんなしゃべれないの?!!
官房長官として会見してる時以上に、なんの説得力も魅せる力も
安心感もないょ?!! なんで彼を自民は推すことになっちゃったんだろう、、、
官房長官としては優秀でも、対内・対外両方担う日本の総理大臣は、
どう見えるかも凄く大切で難しいよ〉
〈菅さんの喋ってるの見てるとハラハラするわ…
首相になったとして答弁ちゃんと出来るんかな?
やっぱ、安倍ロスすぎる…〉
〈菅氏はあれだね。安倍さんの代わりとしてならベストだけど、
1年以上も任せられないね。 タカ派と聞いたから安心してたけど、
あまり自分が見えない。〉
〈news23見てるけど、菅の話 スカスカで凄いな。。〉
☆官房長官会見でも「指摘は当たらない」
「全く問題ない」と繰り返してきただけ
「切れ者」どころか、「ポンコツ」 「おじいちゃんの井戸端会議」
「型落ちのスマホ」 「話し方教室に通え」とまで言われているのだ。
しかも文面からわかるように、安倍政権に批判的な人だけでなく、
安倍応援団らしき人からも「大丈夫か」と菅氏を不安視する声が出ている。
しかしこれは今に始まったことではない。
菅官房長官といえば、その「切れ者」という評判とは裏腹に、
以前から一部ではそのトークやスピーチのひどさが指摘されてきた政治家なのだ。
とにかく、アドリブがまったく効かず、定型文を喋るだけで、
中身が何もない、と。
『news23』でのトークのポンコツぶりについて、菅応援団は番組側が
森友・加計問題など、批判的な姿勢を見せたからだなどと反論しているが、
そうでははない。この間、菅官房長官は、御用メディアを中心に
さまざまなテレビ番組に出演してきたが、説得力のある「生の言葉」らしきものは
ほとんど聞かれなかった。それどころか、安倍応援団である櫻井よしこ
に対しても、アベノマスクをなぜつけないのかと問われ、
蛇に睨まれた蛙のように媚びへつらった笑みを浮かべながら、
「あの暑くて、暑そうで」などと答えるのがやっとだった。
官房長官会見だって、実際はまともになんて 喋れていなかった。
アドリブできないから、御用記者から事前に質問を提出させる。
想定外の質問や答えにくい質問に対しては、
「そのような指摘は当たらない」 「全く問題ない」 「コメントする立場にない」と、
機械的に繰り返してきただけだ
(唯一アドリブがきくのは、東京新聞・望月衣塑子記者など 下に見ている批判者や
対立関係にある者に対して、攻撃を加えるときだけ だった)。
菅官房長官の会見といえば、この「そのような指摘は当たらない」「全く問題ない」
と斬って捨てる常套句が 「菅話法」 「菅官房長官語」ともいわれ話題になった
ことがある。 映画監督の想田和弘氏は、相手がどんな微に至り細を穿つ質問を
浴びせても、顔色一つ変えずに 断定的否定あるいは 事実上の回答拒否
を行うこの話法について、一見受け答えしているように見えて、
実のところその目的は “コミュニケーションの遮断” である
ことを喝破していたが(https://lite-ra.com/2015/10/post-1584.html)、
実際、あの菅話法は 自分のトーク能力の低さをごまかす目的 もあったのではないか。
そう考えると、この間の総裁選で党員投票をやらずに、
候補者3人揃っての討論会の機会をできるだけ少なくしようとしているのも、
そのことと大きく関係しているのかもしれない。
☆玉川徹は 党員投票しない理由を「菅さんがメディアの前で
石破さんと競いたくなかったから」
実際、9月2日の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)では
玉川徹氏が、党員投票をしない理由について、討論会をやりたくないから
ではないかと指摘していた。
「説得力ないわけですよ。やらない理由がね。
1カ月と規定で決まっているというのは田崎(史郎)さんも言ってたように
変えりゃいいじゃないかっていう話。
都道府県で予備選挙やるからっていうんだったら、
予備選挙やるなら党員選挙できるでしょって話になっちゃうわけで。
どれをとっても、なるほどっていう理由にならない。
そこじゃない理由があるんだろうなって思うんですよ。
何があるんだろうって考えてみると、ひとつは、やっぱり菅さんが
石破さんとかと競いたくなかったのかな、メディアの前で。
結局、そういうことをすると、菅さんはどうしても(安倍政権の)7年8カ月を
背負わざるを得ないんですよね。
石破さんなんかは、ずっとそれに異議を唱えてきたわけだから。
7年8カ月の良し悪しって話にどうせなるわけですよ。
そうなったときに、コロナも入ってくると、防戦になるんじゃないかな、
というふうなところが、すべての国民の前に明らかになるのでね、
メディアでやるということになると。
そういうふうなことは彼(菅官房長官)にとって、1コも得はないわけですよね」
「石破さんとかと競っちゃって、党員票が石破さんにいっちゃうと、
そういう人を選挙の顔として担いでいくってことがおかしいんじゃないか
って話が出てくるんじゃないかな、同じ自民党のなかでも国民世論のなかでも。
これもなんのプラスもない。つまりプラスのないことはやらないということが、
こういう結果になったんじゃないか、つまり“菅さんに”ですよ。
あくまで菅総理にプラスのないことはやらないといういうふうな結果として
こうなったんじゃないか。と僕なんかは思います。」
「たとえばですけど、もうこれ決まっちゃったっていうふうになっちゃったら、
まあわかんないですよ、報道番組はやるかもしれないです、
NHKもやるかもしれない。だけど情報番組はやらないと思うんですよ、もう。」
党員投票を行うとなれば、全国で3人の討論会も行われるし、
メディアでも多数討論会が行われることになるだろう。
党員投票そのものよりも、討論会をやるのがいやだから、
ここまで強硬に党員投票を避けたのではないか。玉川氏はそう指摘したのだ。
玉川氏は安倍政権の負の側面が議題に上ることを嫌がっている
という理由をあげていたが、それに加えて、討論会を開くと、
菅官房長官の喋れなさ、知性のなさが際立つ という要因もあったはずだ。
メディア出演を見ていればわかるように石破氏も岸田氏も、
政策などに対する理解もボキャブラリーも論理性も、菅官房長官を圧倒している。
これで討論会を行なえば、ダメージは計り知れない。
そういう計算があったのではないか。
実際、玉川氏の予想通り、3人での討論会はいまのところ行われていない。
4日には『バイキング』(フジテレビ)に、石破氏と岸田氏の2人が生出演していたが、
菅官房長官の姿はなかった。きょう6日に予定されていた3人そろってのNHKでの
討論会の出演を、「台風対応のため」と5日になってキャンセルした。
☆トーク力の低さを隠すために 議論から逃げ続ける人物が
総理大臣になって大丈夫なのか
党員投票をやめてまで、議論や生の声を口にする機会から逃げ続ける菅官房長官。
その姑息ぶりにはあきれるほかはないが、しかし、最大の問題はいま、
こんな人物が総理大臣になろうとしていることだ。
官房長官時代は手懐けた官邸記者クラブ相手の記者会見がほとんどだったから、
それで通用したかもしれないが、総理大臣になったら国会答弁や党首討論、
メディア出演の機会は激増し、国際社会でも、表舞台で
各国の首脳と議論を交わす必要が出てくる。
それでも、菅総理大臣はいまのやり方を続けるつもりなのか。
国会では定型文の答弁だけを繰り返し、メディアの露出を最小限にしぼり、
国民に生の声で政策を説明することもせず、密室で政策を決めていく。
しかし、そうなったら、国民の政治への信頼と関心はさらに低下し、
そし国際社会での日本の評価も失墜するだろう。
そのときに、後悔してももう遅いと思うのだが……。
(編集部)
↑
もともと、呂律が回らない奴で 聞き取りにくい。
よく こんな奴に やらせるわなぁ と思っていたが、
「裏の顔」が あったわけだw 下痢壺は それを望んでいた。
長くは 保たんだろう。
宝暦2年〈1752年〉 ~ 文化12年〈1815年〉。
鳥居派・四代目当主。
特に 堂々たる八頭身の美人画で、今日 世界的に高く評価されている。 作
「美南見 十二候 九月」です。
☆晴れ、気温高め。
悪名のみ、後世に残したな、不様の極みよ、
◆https://www.chosyu-journal.jp/column/18411
長周新聞 2020年9月6日
◎2度目の 放り投げ
1回目の放り投げをやった後、選挙区でもある下関で
地域の夏祭りにまで 人気取りに来ていた安倍晋三に向かって、
支援者とおぼしきご老人が 「この恥さらしが!」と本気で怒声を
浴びせていたのを思い出した。
SPや秘書軍団が念入りに周囲を取り巻き、事前にゴミ箱まで
ひっくり返して警戒していたのに、あのように面と向かって
本人が叱られては身も蓋もない。
敵前逃亡とは、それほどまでに みっともない振る舞いとして、
安倍晋太郎時代からの古い自民党支持者たちをも
激怒させていたのである。
そのせいなのか、2回目の放り投げは 事前に入念な病院通い
アピールが始まり、メディアがこぞって 「可哀想な 安倍首相」
「体調がすぐれないなかを 頑張っていた」等等、
勢揃いで同情を買うようなキャンペーンに終始しているではないか。
亡くなった人のことを悪くいうのははばかられる国民性とも相まって、
病に倒れた人に あまりきついことをいうなといいたいのだろう。
しかし、思うのである。
これは誰がどう見たって コロナ禍の敵前逃亡であり、
1回目と何も変わらない放り投げ辞任 ではないかと--。
コロナ禍で 失職した人の数は 5万人をこえた。
その多くが 非正規雇用だという。
街の飲食店は テイクアウトでなんとか踏ん張っていたり、
中小零細企業でも売上がめっきり減ったなか
緊急融資によって かつがつ経営を維持していたり、
まだまだ表面化していないだけで 危機的な状況は深まり
を見せている。 「うちは5000万円借り入れた」
「うちは3000万円」等等、 地元信金に頼み込んで
融資を受けたり、これまでの高い金利の借金を借り換えた
という経営者たちの話は ざらで、異口同音に
リーマン・ショックの比ではない と実感を語るのである。
飲食店のなかには あきらめて閉店を選択するところも
続出しているのが実際だ。
コロナ禍の経済的ダメージは大きく、影響が表面化し始めるのは
むしろ今からである。
疫病そのものも 封じ込めに至ったわけではなく、
引き続き感染が拡大しているもとで、政府の舵取り役には
たいへんな責任が伴う。 こうした状況下で、困ったらフリーズして
放り投げるような者は さっさと退いて、覚悟のある者が
政治を司るというのは ある意味妥当だろう。
とはいえ、急転直下の敵前逃亡に際して 自民党もドタバタで、
なりたがりが手を挙げたか と思えば引っ込めたり、
その顔ぶれを見るだけで 「ろくなのが いないな…」
と思わせるのである。
山口4区の有権者にとって考えものなのは、
職責をまっとうできずに首相を辞めた人物が、議員は辞めずに
引き続き代議士ポストに居座ることである。
1回目の放り投げ後は、確か半年近く選挙区である下関・長門には
帰ることができず、ほとぼりが冷めた頃になってあらわれた
と思ったら、見たこともないほど 地元回りをはじめて皆を驚かせた。
あれは危機感の裏返しだったのだろう。
ショッピングモールのシーモールを歩き回って客と握手しまくったり、
公務中の市役所の各課を 練り歩いて職員と握手したり、
商店街にやってきて 店主や客に握手を求めたり、
それこそ地域の夏祭りにやってきたり、会社にやってきたり、
人気回復に必死であった。
そして、みんなが口にした感想は
「ナイフとフォークしか 持ったことがない人間の手だ」
「赤ちゃんの肌みたいな手」等等、その手に集中していた
のも印象的だった。
働いて苦労したことがない人間の手だ
と暗にいっていたのである。
なぜ今放り投げたのか?
それはコロナに限らず 日銀の異次元緩和や
アベノミクスの副作用など、これから表面化するであろう事態
によって必ず浮き彫りになるはずである。
吉田充春
◆http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/535.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2020 年 9 月 04 日 kNSCqYLU
◎大国主義の悪夢 安倍はトンチンカンなナルシシストだった
中村敦夫 末世を生きる 辻説法(日刊ゲンダイ)
▼http://asyura.x0.to/imgup/d11/2863.jpg
☆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278241
日刊ゲンダイ 2020/09/04
振り返れば、7年8カ月のハッタリと 虚偽の山脈が 見えるだけ。
風に舞う空手形には、大言壮語と、己をたたえる美辞麗句だけ。
日本国首相は、トンチンカンな ナルシシストだった。
「経済」に強い と言うが、株価が上がったのは、
世界の上昇気流に偶然便乗できただけ。 あえて尋ねるが、
株価上昇で、株主以外のだれが幸せになれたのか。
「美しい国」とか言うけれど、子供6人に1人は、
夕食が食えない貧しい社会。
大企業は けたたましい内部留保をため込んでいるが、
一般勤労者の賃金は ほとんど上がらず、非正規が増える一方。
消費税を5%から10%に上げ、米軍のガラクタ兵器を爆買いして
きたのは、どういう了見だ。
高い税金を払ったのに、コロナ感染の検査環境すら 整備できない。
八百長もある。
この国の景気拡大は、2018年10月をピークに下降した。
その事実を伏せ、虚偽報告を放置してきた。
日本経済の真実を示すことなく 逃げ去るなら、評価は零点だ。
「外交」も得意だと言うが、外国旅行の数は、確かに歴代1位だろう。
ピンカートン女房も一緒だから、ずいぶん公金を使ったことになる。
国際会議レベルのものは仕方ないが、
お友達同伴の意味不明の訪問も多かった。
相手国にしてみれば、札束を持った東洋人がうろついているから、
いい顔をしとけってことだ。 援助金などの名目で、
相当バラまいたはずである。
国際的に名を売りたくて、やたらあちこちに顔を出した。
リオ五輪閉会式では、スーパーマリオに扮して登場した。
これでリスペクトされるのか?
肝心の北朝鮮、韓国、ロシア、中国との外交には
何の進展もなかった。 最初から、相手に見透かされていたからだ。
他の諸国にしても、日本は米国の使い走り という評価が固定している。
日本主導で 何かが動くことはない。
さて、世界政治も激変中だ。
20世紀は、自由主義と社会主義のせめぎ合いで、
大方の問題は平面で調整できた。
だが、今世紀は立体的な混乱に巻き込まれている。
環境、人種、フェミニズム、IT文化などが立ち上がり、
新しい価値観が、古い分類にはおさまらない。
とはいっても、軍事力と経済力が突出する「大国主義」は
相変わらずだ。
かつて、日本もそれを目指し、身のほど知らずで
世界大戦に突っ込んだ。 そのリーダーの一人だった男を
祖父に持つ安倍は、再び大国主義を夢見て敗北したのか。
滑稽である。
清長、二枚目、
「茶屋女と客」です。
こりゃ、ますます 酷くなるなw
スダレ禿の 目付きの悪さよ、暗くて陰険そのものだ、
◆https://news.yahoo.co.jp/articles/590995a17d5fab4ad39e6427a3d02229525d8492
AERA dot. 9/6(日)
◎「菅政権になったら 今より隠蔽国家になる」
宿敵・望月衣塑子記者 が語る菅義偉氏の “別の顔”〈dot.〉
イチゴ農家の生まれ、集団就職で上京、段ボール工場に住み込み、
秘書として長い下積み、実はパンケーキ大好き……
ここ連日、菅義偉官房長官の “美談” が数多く報じられるようになった。
これも一つの「顔」なのだろう。
だが、会見で疑惑を追及されると「指摘はあたらない」
「全く問題ない」など、記者の質問にまともに答えようとしない姿勢
もまた 菅氏の本質的な「顔」であることを忘れてはならない。
はたして、菅氏が首相になった際には、こうした態度は改められるのか。
官房長官会見で 菅氏と数々の “バトル”を繰り広げてきた
東京新聞の望月衣塑子記者 に聞いた。
* * *
――すでに自民党内の5派閥が 支持を表明していることもあり、
「菅義偉首相」の誕生が濃厚です。 安倍政権下では政権の“私物化”
による不祥事や情報の隠蔽など多くの問題が噴出しましたが、
このまま菅氏が首相となった場合、そうした問題は改善される
と思いますか。
望月 正直言って、オープンな情報開示という点では
安倍政権よりも後退すると思います。たとえば、市民からの
激しい反対で廃案となった検察庁法改正法案も菅氏の主導だった
ことが新聞報道で明らかになっています。なぜ、
あんな無理筋な定年延長をゴリ押ししようとしたのか。
その背景には、森友問題の公文書改ざんや 安倍首相主催の
「桜を見る会」など官邸の関わりが指摘される疑惑について、
検察からの追求を抑え込みたいという意図が読み取れます。
公文書が改ざんされた 2017年2月26日の4日前には、
財務省の佐川宣寿前理財局長、太田充理財局長、中村稔総務課長
(いずれも当時)が菅氏に国有地売却の経緯について報告した
ことが明らかになっています。菅氏からどんな指示があったのか。
検察が佐川氏らを起訴していれば、こうした過程もすべて
捜査されていたでしょう。
「官邸の守護神」と言われた黒川弘務元東京高検検事長を
検事総長にさせたかった菅氏の意図は、
安倍首相の退陣後も含めて、検察の官邸への捜査の抑え込み
であったのではないかと思っています。そうでなければ、
なぜ菅氏らがここまで黒川総長に固執したのか、説明がつかない
と思っています。菅氏が首相に就いたら、一度は見送った
検察庁への人事介入を再び行う可能性は十分にある
と思っています。
――確かに、菅氏が自民党総裁選への出馬を表明した2日の記者会見
でも 森友、加計学園問題の再調査は必要ないという旨の発言
をしています。その会見では、望月さんが
「(官房長官会見では)都合の悪い真実への追及が続くと
記者に対する質問妨害が長期間続いた。(中略)
今後、首相会見では 官僚が作った答弁書を読み上げるだけなく、
自身の言葉でしっかり答えて頂けるのか」と質問した事に対して、
菅氏が「限られた時間のなかでルールに基づいて
記者会見を行っている。早く結論を質問していただければ」
と答えると、記者席からは同調するような笑いも起こりました。
菅氏の対応をどうみましたか。
望月 一部の政治部番記者との関係は相変わらずでしたね。
序盤に番記者からの質問をいくつか受けていた際には、
明らかに手元の資料を見ながら答えている場面があり、
あきれました。事前に質問を渡していた記者がいたのでしょう。
一方、事前に渡さずに聞いていることがわかる番記者もおり、
皆が皆、菅氏側の要望に従っているわけではない
こともわかりました。私の質問の際には、横目でちらっと
司会役の議員の方を見て、質問を遮るようにうながしていました。
官房長官会見で、前報道室長の上村秀紀氏との間で連発していた
やりとりで、「質問を何とかしろ」という合図です。
案の定、司会者は「簡潔にお願いします」と横やりを
入れてきました。上村氏は、菅氏から「よくやった」と評価されて、
沖縄総合事務局総務部長に栄転したと聞きます。
質問妨害や制限を繰り返していた官僚を栄転させる、
つまり菅氏の“私兵”となることが、官僚の出世の条件
になっているのではないか。
これは7年8カ月の安倍長期政権の中で確固たるものとして
確立されてしまったと思います。
逆に、ものいう官僚たちはことごとく飛ばされています。
菅氏の官僚選別のプロセスのどこにも 国民の公僕としての
公務員の姿はありません。思想家の内田樹氏が指摘していますが、
安倍政権で決定的に失ってしまったのは、
政治家や官僚の インテグリティ(誠実さ)だったのだ
と思います。道徳や倫理が欠如した政治を長期間にわたって
見せられ続けた結果、真っ当な道を歩もうとしてきた
政治家や公務員、国民に深い失望と精神的な揺らぎが芽生えて
しまったように思います。
菅政権になると、こうした体質や価値観の崩壊は変わらない
どころか、むしろ悪化すると思っています。
首相への「ぶら下がり」取材も、もし都合の悪いことを
番記者から聞かれそうだと思ったら、菅氏は無視して
通りすぎるのではないか。今は総裁選の最中なので、
テレビ出演などでキャスターらの質問に不十分ながらも
それなりに答えようとはしていますが、
これまでの対応を振り返ると、首相となってもそれが続く
とは到底思えません。むしろ私に向けているような
むき出しの敵意を、他の記者やキャスターたちに向ける
ようになるかもしれません。
また、現場の記者だけでなく、マスコミ全体への統制が
さらに進むかもしれません。
菅氏は、2015年2月、番記者とのオフレコ懇談会の中で、
ある民放の報道番組について「俺なら『放送法違反にしてやる』
って言ってやるところだけど」と述べるなど、
番組への不満を吐露していたことが、国連の人権理事会の
特別報告者デビット・ケイ氏の報告書の中でも指摘されています。
2014年7月にNHKの「クローズアップ現代」で集団的自衛権の行使
に関して菅氏に厳しい追及を重ねた国谷裕子キャスターが、
翌年12月、突如番組を降板を告げられたのは、官邸サイドから
NHK上層部に対して猛烈な抗議があったことも一因ではないか
と報じられています。 一方で、圧力だけなく、菅氏は、
非常に人たらしな面があるので 各メディアの幹部や
著名なキャスターたちが取り込まれているとも聞きます。
菅氏自身、政治的な左右イデオロギーは希薄なので、
基本的にどのメディアに出ることも拒絶はせず、むしろ、
8月21日に初めてテレビ朝日の「報道ステーション」
に出演したように、右左を問わず、安倍首相以上に、
積極的にメディアに露出しようとするのではないでしょうか。
すると一部のメディアの上層部は「菅さんが出てくれた」
と喜ぶわけですが、一方で厳しい追及をしにくくなる。
そこは巧みに計算していると思います。
ある民放メディアのトップと菅氏が懇談している際、
何を話しているかといえば「民放連の人事の話をしている」
と聞いたことがあります。人事で人心掌握をしようという菅氏の
意図は、官僚だけに留まらず、あらゆるメディアに対して
日々繰り広げられていることをメディアに関わる私たちは、
忘れてはならないと思います。
安倍首相が行ったようなメディアの「選別」ではなく、
メディア全体の「統制」が ゆるやかに進むのではないか。
その結果、現場で真っ当なジャーナリズムをやろうと、
もがいている記者やディレクターたちは、さらに苦しい立場に
追い込まれることを危惧しています。
――菅氏といえば、約600人の省庁幹部人事を一元管理する
「内閣人事局」を掌握することで 霞が関の官僚たちを
コントロールしてきたといわれます。その反作用として、
官僚が国民ではなく 官邸を向いて仕事をするようになり、
政権への過剰な “忖度”を生み出した側面は否定できません。
望月 官僚がモノを言えなくなる空気はより強まると思います。
菅氏が主導したふるさと納税についても、導入前に、
自治体間で高額な返礼品競争が起こって
高所得者の節税対策に使われてしまう、と反対した
総務省の局長が更迭されました。
現状をみると、その局長が指摘した通りの問題が
起こっています。厚労省の不正統計問題についても
実質賃金が下がったことに対して、2015年に官邸側が
激怒したことが、統計不正の背景にあったと言われています。
政治家の判断が常に正しいわけではありません。
時に政治家の指示で事実がゆがめられることも、
安倍政権では度々起こっていました。
そんな時、抵抗する官僚の真っ当な意見を
どこまで聞き入れられるか。そこに首相の見識、良識が問われる
のだと思いますが、7年8カ月にわたって安倍政権を支え、
数々の疑惑を覆い隠してきた菅氏に その資質があるか
は極めて疑問です。
ただ、菅氏は政権の意向に従った官僚については、
ノンキャリでも抜擢してポストを与えています。
ノンキャリ組含めて「菅氏に気に入られさえすれば、
出世できる」ととらえている官僚は多いでしょう。
菅氏は安倍政権の“継承”を掲げていますが、
もし「負の遺産」まで継承するのであれば、
どんな未来が待っているのか。
私たちはよく考える必要があると思います。(構成=AERAdot.編集部)
清長、三枚目、
「瀬川菊之丞 石橋(しゃっきょう)」です。
所詮、法政夜間部 卒、
◆https://lite-ra.com/2020/09/post-5621.html
リテラ 2020.09.06
◎菅官房長官のトークの ポンコツぶりが話題に!
「こんなに 喋れないのか」 「レスポンス 悪すぎ」
「話し方教室に 通え」
シナリオ通り、菅義偉官房長官で決まった感の漂う 自民党総裁選。
石破茂氏、岸田文雄政調会長に続き、菅官房長官もメディア出演している。
「切れ者」「弱点なし」などと評価されてきた菅官房長官だが、
メディア露出が増えるにつれ、真逆の姿 を露呈している。
それは、「喋り、トークの ポンコツぶり」だ。
象徴的だったのが、3日に『news23』(TBS)に生出演したときだろう。
もちろん、内容もひどかった。
森友問題や「桜を見る会」、買収容疑で逮捕された河井克行前法相夫妻への
1億5000万円などについても問われたのだが、
相変わらずの木で鼻をくくった回答を繰り返すばかり。
森友公文書改ざん問題で自死に追い込まれた近畿財務局職員赤木俊夫さんの
妻が再調査を求めていることを繰り返し問われても
「結果が出ている」の一点張り、「桜を見る会」問題について管轄する立場
にありながら「まったく気づかなかった」 「全体として気づかなかった」
とありえない言い訳を口にし続ける。
しかし、それ以上に気になったのは、「喋り口」や」「言葉の使い方」だ。
まず、答え始めるのが やたら遅くて、放送事故かというくらいに、
言葉が出てこないときも珍しくない。
ようやく話し始めても、途中でも言葉に詰まる。
しかも、受け応えの言葉が稚拙で、意味がわからない。
たとえば、総裁選出馬を決意した経緯について 問われると
「考えに考えてですね、ある意味で熟慮」、
アベノミクスの成果について語るなかで「400万人の新たな雇用を
つくっていますから、そういう意味でまず大事なのは雇用だと思います」……
これ、日本語としておかしくないか。
あげくは、選択的夫婦別姓の是非について問われ、
「私はそこについては……本格的な、本格的と言いますか、
働いている人が途中変えないで継続して働くことができる
というのは、そこはいいと思います」
「本格的」って、意味がわからない。
しかも、現状維持の旧姓併記かビジネスネームレベルのことを持ち出している
のだろうが、その説明すらままならない。
とにかく、言葉の使い方がひどくて小学生レベルなのだ。
☆「回答を用意してないと答えられない」 「こんな人が総理大臣に?」
この『23』での 菅官房長官の喋りの酷さには、さすがに多くの視聴者が
気づいたらしく、ネットではツッコミの声が多数あがった。
〈news23に菅官房長官が出てたけど、予想以上のポンコツぶりにビックリ〉
〈NEWS23の菅自民党総裁候補の喋りグダグダだな。〉
〈菅官房長官が出演したNEWS23。こんなにも喋れない、
防御しかできない人だったのかとびっくりした。それとも、
七年も官房長官を務めた副作用なのか。〉
〈菅氏、全然頭まわってないのか、しゃべるのとろすぎて、
全然深いこと話せてない。ごまかしごまかし、全く質問にこたえてない。
井戸端会議のおじいちゃんの会話みたい。〉
〈菅さんが #news23 に出て話してはるけど、言ってることが全然
頭に入ってこない。 ホント。揶揄じゃなく。
内容の賛否以前に、なに言ってるのかよくわからない。〉
〈菅さん、話し方教室とか通った方が良いかも。
何を話しているのか聞き辛い、というか分からないよ。損ですね。〉
〈news23 の菅官房長官 驚異的に返答のスピードが遅い
「選択的夫婦別姓については?」って定型質問なのに沈黙が…〉
〈菅ちゃんレスポンス悪すぎるだろ 型落ちのスマホくらいイライラするなw〉
〈菅さんがおじいちゃんすぎる笑 この人総理大臣になるの?
マジで? 誰か嘘だと言って。〉
〈菅さん。 質問に答えてない。 変な間がこの先の日本を不安にさせる。〉
〈言葉につっかかるは 出てこないはで顔赤らめながら
焦ってるけど菅は大丈夫なのか?そもそも首相の器っぽくないし。
こんなにも無表情で人の心を打つ言葉が全く出てこない人
支える官僚も頭抱えてるだろうね。〉
〈菅出演。 国会みたいに、前もって質問されて答えを原稿で
用意しないと、何も答えられないのか。アタマを使って考えてない。
こんな人が総理本命なんて、絶望的でしかない。〉
〈菅も安倍同様、回答が用意されていないと答えられない。
NEWS23を見てそう感じた。官房長官としては「全く問題ない」
「批判には当たらない」と回答を避けるだけだったから
そういうレベル。歯切れの悪い回答に呆れる。頭の回転大丈夫なのか?〉
〈菅義偉、news23にてのインタビュー‥いや酷いのなんの。
訊かれたことに答えない。見る限りおそらくアドリブ対応力は
極めて低い。口跡は悪いし、人間的魅力は皆無に映る。
あれで権力を握ったってことは‥‥まぁ表面的にはともかく、
心底の部分で相当数の人間から恨みを買ってるだろうなと看る。〉
〈菅さんて、こんなしゃべれないの?!!
官房長官として会見してる時以上に、なんの説得力も魅せる力も
安心感もないょ?!! なんで彼を自民は推すことになっちゃったんだろう、、、
官房長官としては優秀でも、対内・対外両方担う日本の総理大臣は、
どう見えるかも凄く大切で難しいよ〉
〈菅さんの喋ってるの見てるとハラハラするわ…
首相になったとして答弁ちゃんと出来るんかな?
やっぱ、安倍ロスすぎる…〉
〈菅氏はあれだね。安倍さんの代わりとしてならベストだけど、
1年以上も任せられないね。 タカ派と聞いたから安心してたけど、
あまり自分が見えない。〉
〈news23見てるけど、菅の話 スカスカで凄いな。。〉
☆官房長官会見でも「指摘は当たらない」
「全く問題ない」と繰り返してきただけ
「切れ者」どころか、「ポンコツ」 「おじいちゃんの井戸端会議」
「型落ちのスマホ」 「話し方教室に通え」とまで言われているのだ。
しかも文面からわかるように、安倍政権に批判的な人だけでなく、
安倍応援団らしき人からも「大丈夫か」と菅氏を不安視する声が出ている。
しかしこれは今に始まったことではない。
菅官房長官といえば、その「切れ者」という評判とは裏腹に、
以前から一部ではそのトークやスピーチのひどさが指摘されてきた政治家なのだ。
とにかく、アドリブがまったく効かず、定型文を喋るだけで、
中身が何もない、と。
『news23』でのトークのポンコツぶりについて、菅応援団は番組側が
森友・加計問題など、批判的な姿勢を見せたからだなどと反論しているが、
そうでははない。この間、菅官房長官は、御用メディアを中心に
さまざまなテレビ番組に出演してきたが、説得力のある「生の言葉」らしきものは
ほとんど聞かれなかった。それどころか、安倍応援団である櫻井よしこ
に対しても、アベノマスクをなぜつけないのかと問われ、
蛇に睨まれた蛙のように媚びへつらった笑みを浮かべながら、
「あの暑くて、暑そうで」などと答えるのがやっとだった。
官房長官会見だって、実際はまともになんて 喋れていなかった。
アドリブできないから、御用記者から事前に質問を提出させる。
想定外の質問や答えにくい質問に対しては、
「そのような指摘は当たらない」 「全く問題ない」 「コメントする立場にない」と、
機械的に繰り返してきただけだ
(唯一アドリブがきくのは、東京新聞・望月衣塑子記者など 下に見ている批判者や
対立関係にある者に対して、攻撃を加えるときだけ だった)。
菅官房長官の会見といえば、この「そのような指摘は当たらない」「全く問題ない」
と斬って捨てる常套句が 「菅話法」 「菅官房長官語」ともいわれ話題になった
ことがある。 映画監督の想田和弘氏は、相手がどんな微に至り細を穿つ質問を
浴びせても、顔色一つ変えずに 断定的否定あるいは 事実上の回答拒否
を行うこの話法について、一見受け答えしているように見えて、
実のところその目的は “コミュニケーションの遮断” である
ことを喝破していたが(https://lite-ra.com/2015/10/post-1584.html)、
実際、あの菅話法は 自分のトーク能力の低さをごまかす目的 もあったのではないか。
そう考えると、この間の総裁選で党員投票をやらずに、
候補者3人揃っての討論会の機会をできるだけ少なくしようとしているのも、
そのことと大きく関係しているのかもしれない。
☆玉川徹は 党員投票しない理由を「菅さんがメディアの前で
石破さんと競いたくなかったから」
実際、9月2日の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)では
玉川徹氏が、党員投票をしない理由について、討論会をやりたくないから
ではないかと指摘していた。
「説得力ないわけですよ。やらない理由がね。
1カ月と規定で決まっているというのは田崎(史郎)さんも言ってたように
変えりゃいいじゃないかっていう話。
都道府県で予備選挙やるからっていうんだったら、
予備選挙やるなら党員選挙できるでしょって話になっちゃうわけで。
どれをとっても、なるほどっていう理由にならない。
そこじゃない理由があるんだろうなって思うんですよ。
何があるんだろうって考えてみると、ひとつは、やっぱり菅さんが
石破さんとかと競いたくなかったのかな、メディアの前で。
結局、そういうことをすると、菅さんはどうしても(安倍政権の)7年8カ月を
背負わざるを得ないんですよね。
石破さんなんかは、ずっとそれに異議を唱えてきたわけだから。
7年8カ月の良し悪しって話にどうせなるわけですよ。
そうなったときに、コロナも入ってくると、防戦になるんじゃないかな、
というふうなところが、すべての国民の前に明らかになるのでね、
メディアでやるということになると。
そういうふうなことは彼(菅官房長官)にとって、1コも得はないわけですよね」
「石破さんとかと競っちゃって、党員票が石破さんにいっちゃうと、
そういう人を選挙の顔として担いでいくってことがおかしいんじゃないか
って話が出てくるんじゃないかな、同じ自民党のなかでも国民世論のなかでも。
これもなんのプラスもない。つまりプラスのないことはやらないということが、
こういう結果になったんじゃないか、つまり“菅さんに”ですよ。
あくまで菅総理にプラスのないことはやらないといういうふうな結果として
こうなったんじゃないか。と僕なんかは思います。」
「たとえばですけど、もうこれ決まっちゃったっていうふうになっちゃったら、
まあわかんないですよ、報道番組はやるかもしれないです、
NHKもやるかもしれない。だけど情報番組はやらないと思うんですよ、もう。」
党員投票を行うとなれば、全国で3人の討論会も行われるし、
メディアでも多数討論会が行われることになるだろう。
党員投票そのものよりも、討論会をやるのがいやだから、
ここまで強硬に党員投票を避けたのではないか。玉川氏はそう指摘したのだ。
玉川氏は安倍政権の負の側面が議題に上ることを嫌がっている
という理由をあげていたが、それに加えて、討論会を開くと、
菅官房長官の喋れなさ、知性のなさが際立つ という要因もあったはずだ。
メディア出演を見ていればわかるように石破氏も岸田氏も、
政策などに対する理解もボキャブラリーも論理性も、菅官房長官を圧倒している。
これで討論会を行なえば、ダメージは計り知れない。
そういう計算があったのではないか。
実際、玉川氏の予想通り、3人での討論会はいまのところ行われていない。
4日には『バイキング』(フジテレビ)に、石破氏と岸田氏の2人が生出演していたが、
菅官房長官の姿はなかった。きょう6日に予定されていた3人そろってのNHKでの
討論会の出演を、「台風対応のため」と5日になってキャンセルした。
☆トーク力の低さを隠すために 議論から逃げ続ける人物が
総理大臣になって大丈夫なのか
党員投票をやめてまで、議論や生の声を口にする機会から逃げ続ける菅官房長官。
その姑息ぶりにはあきれるほかはないが、しかし、最大の問題はいま、
こんな人物が総理大臣になろうとしていることだ。
官房長官時代は手懐けた官邸記者クラブ相手の記者会見がほとんどだったから、
それで通用したかもしれないが、総理大臣になったら国会答弁や党首討論、
メディア出演の機会は激増し、国際社会でも、表舞台で
各国の首脳と議論を交わす必要が出てくる。
それでも、菅総理大臣はいまのやり方を続けるつもりなのか。
国会では定型文の答弁だけを繰り返し、メディアの露出を最小限にしぼり、
国民に生の声で政策を説明することもせず、密室で政策を決めていく。
しかし、そうなったら、国民の政治への信頼と関心はさらに低下し、
そし国際社会での日本の評価も失墜するだろう。
そのときに、後悔してももう遅いと思うのだが……。
(編集部)
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もともと、呂律が回らない奴で 聞き取りにくい。
よく こんな奴に やらせるわなぁ と思っていたが、
「裏の顔」が あったわけだw 下痢壺は それを望んでいた。
長くは 保たんだろう。