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寒の戻りかⅢ

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 画は 再掲ですが、拙作にて

  「ササラ電車 末広町」です。

 油彩F10号


☆雪模様、冷え込む。 節分。

「悪の帝国」同士が ウイルス合戦か? ユダ米の死者が凄いね、

ユダ米からの渡航者も  支那人同様 要CHECKだ!

◆https://indeep.jp/bird-flu-china-powerful-us-flu-and-strongest-virus-2019-ncov/
In Deep 2020年2月2日
◎強力な病原体が 世界各地で発生中。
 アメリカでは 過去最強のインフルエンザ、
 中国湖南省ではH5N1鳥インフルエンザ、
 そして「史上最強のウイルス」である 可能性が見えてきた 新型ウイルス


より抜粋、

☆https://www.latimes.com/california/story/2020-01-31/flu-coronavirus
For Americans, flu remains a bigger threat than coronavirus


☆最強のウイルス の特性

  武漢ウイルス最新情報 2020-02-02 
  感染者の遺体や排泄物からも 感染が拡大する ことが判明
  https://earthreview.net/wuhan-virus-report-0202-2020a/

どういうことかといいますと、コロナウイルスの特設ページを設けて、

ニュースをリアルタイムで報じ続けている中国のグローバルタイムズは、

2月1日に 中国の科学者による発表として、以下を報じていたのでした。


  「新型ウイルスは、遺体からも 感染が拡大する可能性 がある」

  「新型ウイルスは、吐瀉物や排泄物からも 感染する」


これを受けて、中国当局は、新型コロナウイルスで亡くなった場合は、

ご遺体をただちに火葬する必要があるとして、

葬儀などのために遺体を移動することを許可しない 

という通達を出したそうです。

病院で亡くなった場合でも 自宅などで亡くなった場合でも、

原因が新型ウイルスの場合は、ただちに火葬場に搬送されなければならない

ということになったようです。

日本でもそうなるかどうかはわからないですが、日本には、

ご遺体に 死化粧やエンゼルケアなどを含めて、

ご遺体を整える習慣や そういうお仕事がありますが、

そういうことに関しても変化せざるを得ない場合も生じるのかもしれません。


また、この中国人科学者が発表しました、

  > 吐瀉物や排泄物からも感染する

というのは、何というのか、現行のポピュラーな感染症の中で

「最強の感染力」を持つウイルスのひとつである ノロウイルス

と似ている感じもします。

私が初めてノロウイルスに感染したのは、新種ノロウイルスが出現した

2006年のことでしたが、「はじめてのノロウイルス」の時の症状は激烈で、

本当に「死ぬんじゃないかと思った」ほどでした。

その当時、子どもはまだ 赤ちゃんでしたので、

「こんな病気をうつしたら大変だ」と、奥さんに、

子どもを連れて実家に帰るように 言ったほどでした。

私は、ノロウイルスに感染しやすい体質のようで、その後も何年かに 1度は、

ノロウイルスだと思しき感染症にかかるのですが、

その後は感染しても症状が実に軽くて、食あたりよりも

軽い感じの症状しか出ませんが、初めてノロウイルスに感染する場合は

大変だと思います。

ちなみに、ノロウイルスは「感染しやすい血液型」がありまして、

O型の人が感染しやすいです。 私はそのO型であります。


以下は、国立医薬品食品衛生研究所の「ノロウイルス遺伝子型GII/4

の発生動向と特徴」 というページからの抜粋です。

  
  ノロウイルスの代表株である ノーウォークウイルス/68は、
  分泌型個体では感染が成立しますが、
  非分泌型個体では感染が成立せず、また、

  血液型でみると O型のヒトの感染率が高く、
  B 型では感染率が低い ことが報告されています。


血液型以外にも、特定のウイルスに「感染しやすいタイプの人と、

感染しにくいタイプの人がいる」という事実が存在するようです。


普通、ウイルスというのは「乾燥に弱い」ものです。

人間の細胞などの中では存在できても、そうではない状態では、

普通のウイルスは 迅速に死滅します。

ところが、ノロウイルスは

「乾燥した中でも なかなか死滅しない」のです。

これがどういうことかといいますと、たとえば、ノロウイルスに感染した人が

屋外で嘔吐したとします。 時間と共にその吐瀉物が乾燥したとします。

普通のウイルスであれば、これでもう死滅するのですけれど、

ノロウイルスはこのような「乾燥した状態」でも生き残るのです。


夏ではなく、冬のほうが、ノロウイルスは長く生き残るのです。

真冬である今は、北半球においては最もウイルスが長く生存しやすい時期でもありそうです。

ノロウイルスが冬に大流行する原因のひとつがここにあるのかもしれません。



長々と、ノロウイルスの話を書いてしまいましたが、

何を言いたかったかといいますと、新型ウイルスも

「吐瀉物などから 感染する」ことがわかった ということで、

「新型コロナウイルスも ノロウイルスのように 乾燥に強いとイヤだな…」

という懸念をもった次第です。

ここまでノロウイルスについて書きました部分を

「すべて新型コロナウイルス」という文字に置き換えれば……

なんかイヤな感じですよね。



そして、アメリカでは、冒頭のロサンゼルスタイムズの記事の

タイトル「アメリカではコロナウイルスよりも

インフルエンザが 大きな脅威になっている」にありますように、

季節性のインフルエンザが、すでに「季節性ではない」ような状態で

猛威を奮い続けています。


☆アメリカで爆発的流行中の インフルエンザの異様さ

これについては、1週間ほど前に以下の記事で取りあげたことがありました。

アメリカで「パンデミックじみた」インフルエンザの

過去最悪級の流行が進行中。

今シーズンすでに最大2万人が死亡しており、患者数は最大2100万人に

https://earthreview.net/2020-on-track-to-be-worst-us-flu-season/


2019年10月1日から2020年1月18日までの 

今シーズンのアメリカは以下のようになっていました。


  [インフルエンザを発症した人] 1500万人から最大 2100万人

  [インフルエンザで受診した人] 700万人から最大 1000万人

  [インフルエンザで入院した人] 14万人から最大 25万人

  [インフルエンザで死亡した人] 8200人から最大 2万人


季節性インフルエンザでの死者数の推定が最大 2万人というのは

ものすごい数値で、たとえば、2010年の CDC のデータを見ますと、

その年にインフルエンザで亡くなった方の数は 747人となっていまして、

他の年なども含めて、アメリカでの季節性インフルエンザの死者数は、

おおむね 500人前後といったところで推移しているようです。

そこから考えますと、この最大 2万人の死者というのは、

本当に季節性インフルエンザなのか と思えるような数値です。

そして、先ほどの記事を書きました 1週間前より

今はさらに 「アメリカでの感染地域が 拡大している」のです。


赤の色が濃くなればなるほど感染レベルが高いことを示します。

▼https://indeep.jp/wp-content/uploads/2020/02/usa-flu-week3.jpg


もうすぐ「全米が真っ赤になる」ほどの勢いである ことがわかります。

CDC は、アメリカでのインフルエンザの流行は、あと数カ月は続くとみていて、

最終的にどのくらいの患者数になるのか想像もできないほどになっています。

そして、今年のアメリカのインフルエンザの大きな特徴としては、

「若い人たちも 犠牲になっている」ということがあります。

季節性インフルエンザで亡くなる方は、一般的に、高齢者や

基礎疾患を持つ人がほとんどですが、CDC の12月の報告によれば、

今シーズンのインフルエンザで死亡した人のうちの

70%から 85%が 65歳以上の高齢者と推定しています。

しかし、ここからわかることは、15%から最大 30%は「高齢者ではない」人たち

がインフルエンザで死亡しているということです。

また、子どもも少なくとも 27人が亡くなったと報じられていました。

通常の季節性インフルエンザでは、こういうことはないことですので、

現在アメリカで流行しているインフルエンザは、何かの部分が

これまでとは違ったものであるようです。

そのアメリカでは、感染症に関する「非常に奇妙な出来事」

も発生しています。

オハイオ州のある学区で、「全体の 4分の 1の学生たちが突如として

病気になった」と伝えられているのです。


https://detroit.cbslocal.com/2020/01/30/school-district-closes-
for-two-days-after-600-students-call-in-sick/
600人の学生が 病気の症状を訴えた後、学区は 2日間閉鎖された


> 約 2400人のうちの約 600人

が同時に感染症にかかるというのは、すさまじいとしか言えない感染力で、

「本当にインフルエンザなのか?」 と思う部分もないではないですが、

アメリカは、いろいろな場所で このようなインフルエンザ災害の渦中にある

ようなのです。

この問題は、アメリカでも新型コロナウイルスの患者が複数出ている

のですけれど、風邪やインフルエンザで基礎体力が低下していると、

新型ウイルスにも感染しやすくもなる可能性もあるのかなという部分です。



そして、感染症といえば、中国では、「鳥インフルエンザが発生」しています。

この場所がまた、新型ウイルスの発生した湖北省の隣にある 湖南省なんです。

☆https://indeep.jp/wp-content/uploads/2020/02/h5n1-bird-flu2020.jpg

  中国が H5N1鳥インフルエンザの発生 を報告

  中国湖南省で高病原性鳥インフルエンザ H5N1 株が発生し、

  数千羽のニワトリを殺処分したと中国当局は発表した。

  湖南省は新型コロナウイルスの被害を受けている湖北省 と隣接している。

  H5N1型の鳥インフルエンザウイルスは、人間に感染し、

  深刻な症状を引き起こす ことが知られている。


この H5N1 型の鳥インフルエンザウイルスは、

2015年などに中国で実際に人に感染しているものですけれど、

何だか今の勢いだと、このまま鳥インフルエンザも人に広がりそうな

雰囲気さえ感じます。

全世界で 感染症がものすごい状態ですけれど、

日本は どうなのでしょうかね。



状況次第では 共産支那 崩壊も?

イカサマ経済が 保つかな、「外資」が急激に撤退していく のでは。

CHINA RISK が 現実のものと なりつつあり。


再掲ですが、拙作二枚目、



「厳冬の元町」です。  油彩F10号


何様、「自己中民族」だから、

◆http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/379.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2020 年 2 月 02 日 kNSCqYLU
◎コロナショック拡大 「日本の医療」求め
 中国人 大挙の可能性 (日刊ゲンダイ)


▼http://asyura.x0.to/imgup/d10/2629.jpg

☆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268422
日刊ゲンダイ  2020/01/31 


日に日に拡大する 新型コロナウイルスによる肺炎感染者。

全世界で感染者は2002~03年に蔓延した

「重症急性呼吸器症候群」(SARS)を超えてしまった。

“震源地” の湖北省武漢市からは、既に多くの中国人が脱出している。

パニック状態の中国全土から、今後、

日本に大挙して 向かってくる可能性がある。


☆“震源地” から離散した 500万人の行方

人けがなく閑散としている人口1100万人の武漢市。

事実上の封鎖状態になる前に、500万人が市外に出たとされる。

「中国国内では 500万人の行方に 注目が集まっている」
(在中ジャーナリスト)という。

中国メディアの分析では、1月10~22日に 6~7割が

省内の別の都市や周辺の河南省、安徽省などに向かった。

航空機の移動をもとにした調査では、昨年12月30日から1月22日に

約6万人が北京に向かったという。

国外に“脱出”したとみられる人も大勢いる。

移動先については、タイやシンガポールに加え、日本も名前が挙がっている。

成田空港には 約9000人が移動した可能性がある というのだ。

「医師不足の武漢市では、症状があっても

病院に受け入れてもらえない状況です。また、都市部の病院は

もともと患者が多すぎ、医者不足が常態化しているので、

早晩受け入れ不能になるでしょう。現状だと、中国国内で発症してしまうと

満足な治療を受けられない恐れがある。医療体制が整っている日本に

注目が集まっており、発症していなくても 『とりあえず 日本に逃げよう』

と考える富裕層が多い とみられています」(前出の在中ジャーナリスト)

中国政府は 海外への団体旅行を禁止したが、個人旅行は禁じていない。

一方の日本政府は、新型肺炎を「指定感染症」に指定する政令が施行される

2月7日まで、入国を拒否したり、強制的に入院させるといった

「強い措置」をとることができない。

前倒しの検討には入ったというが、政令の施行までは、

中国からの個人観光客が 日本の医療を求め、

続々と来日する可能性 が高いのだ。



☆近年注目の 「医療ツーリズム」

そもそも中国では、日本の医療は大人気。

日本にとっては、「医療ツーリズム」は「売り物」のひとつでもある。

日本政府は11年から、医療目的での来日を促すため、

「医療滞在ビザ」の発給をスタート。

これをきっかけに、日本への「医療ツーリズム」が

中国人観光客にバカ受けした。

発給数は右肩上がりで増え、18年は全1650件のうち84%が

中国人向けだった。 「体調を崩したら 日本へ」と考えるだけの素地が

出来上がっているのだ。

中国事情に詳しいジャーナリストの姫田小夏氏はこう言う。

「中国では 医療保険制度が日本ほど充実しておらず、

頻繁に医者にかかると高額な費用を自己負担しなければならなくなる

ケースが多い。 国民の不満が高まっている状況です。

普段から あまり医者にかからないように意識しているところに、

新型肺炎の流行で現地は混乱しています。

丁寧で質が高い上、費用も一定程度で済む 日本の医療を受けたい

と考える人が、今後出てきても 不思議ではないでしょう」

すでに日本に滞在している、まだ発症していない “ステルス感染者”

の存在も気がかりだ。


出入国在留管理庁は、封鎖状態で武漢に帰れない中国人観光客の

短期滞在ビザの 更新を認めた。

27日に国外への団体旅行が禁じられる直前に入国した人が

多いとみられる。 新型肺炎の潜伏期間は最大14日間だから、

これから続々と発症するケースも考えられる。

いよいよ、日本国内でのパンデミックが 現実味を帯びてきた。



◆http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52049073.html
日本や世界や宇宙の動向  2020年02月01日
◎中国 「海外に逃げた武漢市民よ、
 武漢行きのチャーター機 出すから帰ってこい」


中国政府が 国外に逃げた武漢市民を帰国させると言い

チャーター機で彼らを帰国させたようですが、

日本に逃げてきた武漢市民全員が帰ってくれるのでしょうか?

武漢は悲惨な状態ですが仕方ありません。

日本を守るためには。

しかし今や問題は 武漢市民だけではありません。

中国全土に感染が拡大していますから

中国人観光客全員を 早急に連れ帰っていただきたいものです。

中国人のやることですから一部は

日本のどこかに雲隠れで 不法滞在するかも。

先日、大阪の入管が、武漢から来た(帰りたくないと駄々をこねたため)

中国人男性にビザを1か月間延長してあげましたが、

この男性はちゃんとチャーター機に乗ったのでしょうか。。。

感染者ならウイルスばらまいて行ってくれましたね。

国会は早急に パンデミックや生物化学兵器に対応する法律を作り、

日本国民を守るべきです。

それとも野党は桜のナントかの方が重大ですか?

パンデミック発生直後に 中国人の流入をシャットアウトし

日本⇔中国間の航空便(船も) を止めるべきでした。

対応が遅すぎましたから、感染は拡大するでしょう・・・・

しかもこれから 日本で無料で治療を受けるために

症状のない中国人感染者(武漢以外)が 次々に来日する

のではないでしょうか。

https://hosyusokuhou.jp/archives/48870734.html 

(転載)

中国「海外に逃げた武漢市民よ、

武漢行きのチャーター機出すから帰ってこい」


再掲ですが、拙作三枚目、



「懐かしい風景Ⅲ」です。 油彩F10号


「貧すれば鈍する」、インバウンドなど 当てにしてはダメだ、

◆https://news.infoseek.co.jp/article/businessjournal_1390211/
Business Journal / 2020年1月30日
◎中国人観光客が 日本に大挙する理由 …
 日本は 「物価も賃金も 安い国」 になったという現実


日本の相対的な経済力の低下によって、日本が世界から見て

「安い国」になっているという話は、

国内でも徐々に認知されるようになってきた。

モノやサービスの値段が安いことは、

外国人観光客を呼び寄せる材料となるが、

それはウラを返せば、国内の賃金が低く推移している

ことを意味している。

人口減少によって国内経済の縮小が予想されるなか、

私たちはもっと内外価格差について敏感になっておく必要があるだろう。


☆同じダイソーの商品が、外国では150円から200円で売られている

政府が積極的に受け入れ拡大策を進めたこともあり、

日本には年間3000万人もの外国人観光客がやってくるようになった。

彼らは日本文化楽しむためや、日本料理を食べに

日本に来ているのだろうか。

もちろん、人によって来日目的はさまざまなので一概には言えないが、

訪日客の7割を占める中国、韓国、台湾、香港からの観光客に限っていえば、

最大の目的は買い物である。

観光庁の調査によると、中国人は日本を訪問するにあたって、

1人あたり約20万円の消費を行っているが、

このうち 買い物代が約半分を占めており

宿泊費や飲食代を大きく上回る。

韓国人は買い物の比率が低い という特長があるが、

中華圏の人たちはとにかく買い物である。

彼らがこぞって日本で買い物をするのは、日本の物価が極めて安いからである。

特に中国は近年、物価上昇が著しく、

なかでも沿岸部の大都市では 何もかもが高いという状況だ。

日本では多くの人が100円均一のお店を利用しているが、

業界大手のダイソーは積極的に海外進出しており、

中国などアジア地域にも多くの店舗を構えている。

店舗によって事情は異なるが、ダイソーの場合、中国の店舗では

たいてい10元均一で商品を販売している。1元=15円とすると150円均一

ということになる。

ダイソーは米国にも多数、店舗を出しているが、米国のなかでも物価が高い

ニューヨークは1.9ドル均一、他の都市では1.5ドル均一になっていることが多い。

1ドル=110円と仮定すると、165円から209円の範囲で

商品を販売していることになる。

ダイソーの海外店舗はどの地域でも概ね、日本の1.5倍から2倍の価格

になっているのが実状だ。

もちろん各国で商品構成は異なっているが、日本国内で販売しているのと同じ

商品もあり、基本的には同一、もしくはそれに近い商品を売っている

と思ってよい。 そうなると、100円という低価格で販売しているのは

日本だけという話になってしまう。


海外では同じモノが1.5倍から2倍の値段になっている

ということは、日本にやってきた外国人が日本国内の店舗で買い物をすると、

何もかもが安いという感覚になる。

実際、中国人観光客の多くは、日本の商品の安さに歓声を上げており、

この安さが買い物への支出を支えている。


☆日本のディズニーランドは激安

こうした内外価格差はサービスにもあてはまる。

ディズニーランドは世界各国にあるが、実は国によって

入場料には大きな差がある。

日本では1日入場券は7500円だが、

上海では同様の入場券は399元から575元(ピーク時には665元)で販売されている。

1元=16円とすると6384円から9200円である。

香港では639香港ドルで、1香港ドル=14円とすると8946円になる。

カリフォルニアにある本場のディズニーランドは、

104ドルから149ドルの範囲になっている。1ドル=110とすると、

1万1440円から1万6390円の価格設定であり、

パリのディズニーランドも米国とほぼ同じ水準である。

日本のディズニーランドは世界でもっとも入場料が安い

と考えてよいだろう。

海外旅行のついでに現地のディズニーランドに行くという人は多いが、

外国から来た観光客は日本の入場料が安いので大喜びしているはずだ。

日本のディズニーランドがここまで安い理由は、

日本の消費者の購買力が他国と比較して弱く、

このくらいの価格設定にしないと

他のテーマパークとの競争に負けてしまうからである。

ディズニーランドは、圧倒的なブランド力があり、

どんなに高くても来場するように思えるが、そうではない。

価格が高いとリピーターの頻度が減り、全体の来場者数は減ってしまう。

顧客を囲い込み、高いブランド力を維持するためにも、

適切な価格設定が必要であり、日本の価格設定はまさに

日本経済の現状を反映した水準 となっているのだ。

マクドナルドも全世界に展開しているので、

価格比較にはよく使われる店舗といってよい。

国際的な価格比較サイト「Numbeo」によると、日本のマクドナルドにおける

セット販売の平均価格は695円である。

これに対してニューヨークは986円、シドニーは853円、パリは1055円なので、

先進各国は総じて日本よりもかなり高い。

アジアに目を移すと、香港が493円、上海が556円 バンコク(タイ)617円、

シンガポールは651円となっており、

日本と同レベルか 日本より少し安い程度である。


カフェはどうだろうか。

日本ではカプチーノの平均価格は388円だが、上海では466円、香港では506円、

パリは416円、バンコク253円、シドニーでは302円、ニューヨークでは515円、

シンガポールでは444円だった。

バンコクとシドニーの価格は安いが、それ以外の都市では

基本的に日本よりも高いと考えてよいだろう。



☆日本人の賃金が低いことが最大の原因

日本は諸外国と比べて、なぜここまで物価が安くなっているのだろうか。

基本的にモノやサービスの価格は、消費者の購買力に比例するので、

端的に言ってしまうと日本の賃金が安くなったことが最大の原因である。

OECDの調査によると、購買力平価でドル換算した日本の平均賃金は

約4万ドルだが、米国は6万3000ドル、フランスは4万4000ドル、

オーストラリアは5万3000ドルとなっている。

日本は先進諸外国のなかでは圧倒的に賃金が安いので、

日本の消費者の購買力も低くなり、

結果として国内物価も安く 推移している。

当然のことながら、中国やタイの平均賃金は日本よりも低いが、

平均値が低いからといって、購買力が小さいとは限らない。

近年、企業活動のグローバル化が進んでおり、

一定水準以上のグローバル企業の場合、

どの地域の社員にもほぼ同じ賃金を支払うのが当たり前となっているからだ。

こうしたグローバル企業の初任給は40~50万円が相場といわれており、

日本の平均的な初任給と比較するとかなり高い。

アジア地域の労働者でも、相応の大学を出てグローバル企業、

もしくはそれに類する企業に就職した人の場合、

数百万円の年収を稼ぐのはザラである。

そうなると、全体の一部とはいえ、日本と同レベルの物価であっても、

モノやサービスをバンバン購入する人が 一定数存在してもおかしくない。

特に中国の場合、14億人もの人口があるため、仮にそうした所得層が5%

しかいなくても、7000万人の市場規模になる。

上海や香港に行くと物価が高いと感じるのはそのためであり、

こうした階層の人たちであれば、逆に日本にやってきた時には、

物価が安いと感じるはずだ。


☆デフレで 自動車価格が決して下がらない理由

現代社会は以前と比較して、全世界的に価格平準化が進みやすい環境にある。

自動車の価格は国内事情とは一切関係なくグローバル市場の需要や

コスト構造で決まってしまう。

日本ではデフレが進んでいるとされてきたが、過去20年、

自動車価格が安くなったことは一度もない。

クルマは次々モデルチェンジするので、同一車種と装備のクルマで

比較することはできないが、基本的にクルマの価格は一貫して

上昇していると考えてよい。


スマホも同様である。

スマホはどこでつくってもコストはほぼ同じであり、

最終的な販売価格も似たような水準となる。

スマホを使って行うネット通信や通話についても同じことがいえる。

通信会社というのは典型的な設備産業であり、コストの多くは、

交換機、基地局などの通信機器類である。

どの国の通信会社であっても、ほぼ同一の通信機器を使って

回線を構築しているので、コスト構造もほぼ同じになる。

政府が通信料金に対して規制をかけない限り、

同じような料金になることが多い。

飲食についても、人件費こそ違うだろうが、

原材料はほぼすべてが輸入なので、

やはりグローバル価格の影響を受けてしまう。

社会のIT化の進展は こうした傾向をさらに顕著にする効果をもたらすので、

相対的に賃金の安い国は不利になる。

日本は物価が安いので住みやすいという考え方もあるが、

それは賃金が安いことの裏返しであり、

グローバルに価格が決まる製品や サービスを購入する負担が大きい

ことを意味している。

価格が安いことは、インバウンド・ビジネスには効果があるが、

消費者の生活にはマイナス面が多い。

日本は安い国のままでよいのか、

もう一度、真剣に考え直す必要 があるだろう。

                 (文=加谷珪一/経済評論家)



小泉&竹中、下痢壺&腹黒田 らの 

隷米売国・国富蕩尽・政権 の結果 ですよ。

「不正選挙」でね。  傀儡師は Ⅰ% 偽ユダ。

悪の帝国、ユダ米&共産支那が ウイルスで 国家崩壊かも?

天佑神助 となるのか。


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