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近づく根雪Ⅱ

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 画は  フィンセント ファン ゴッホ  Vincent  van  Gogh 
 
 1853 ~ 1890 / オランダ  / 後期印象派             作


  「Snowy-landscape-with-Arles-in-the-background」です。


☆曇り。

いい記事ですなぁ、

◆https://www.chosyu-journal.jp/shakai/14331
長周新聞  2019年11月21日
◎“本気で 世の中 変えたい” を繋ぐ 
 れいわ新選組 全国ツアーから 見えてきたこと


☆本紙記者 座談会

7月末の参院選で 山本太郎やその訴えに共感した人人の力
によって立ち上がった国政政党・れいわ新選組が、

九月から 北海道を皮切りに九州、沖縄地方で 
ポスター張り行動や膝をつき合わせたお話会、
駅前等での無差別の聴衆を対象にした街頭記者会見を展開し、

さらにこの11月に入ってからは東北ツアー、
北信越ツアー と日本列島の全国津津浦浦を駆け回っている。

本紙はこの全国ツアーを20~30代の記者たちが入れ替わりで取材してきた。
選挙期間中でもないのに、どこでも他の政党では見られないほど聴衆を集め、
2~3時間の真剣勝負ともいえる街頭での質疑応答にみなが耳を傾ける。

この熱気を作り出している根底にはどのような思いがあるのか、
街頭記者会見に真剣に耳を傾ける人人、
れいわ新選組のボランティアとして活動する人人がどのような思いで
参加しているのかも取材してきた。

国政政党が壊死したような状態のもとで、安倍政府が体現しているような
どうしようもない私物化がはびこり、これらが既に腐敗堕落しきっている
ことは、モリカケ、桜、公文書改ざん、諸諸の売国法案 の強行採決等等、
指摘すればきりがないほどである。

ならばひっくり返して政権を奪取し、国民生活のために機能する政治、統治
を実現しようじゃないかという彼らの挑戦は始まったばかりで、
これまでにない動きとして注目が高まっている。

記者座談会でツアーの模様や特徴を論議してみた。


A 19日からは北信越ツアーが福井を皮切りに始まっている。
  先週までの東北ツアーは本州最北端の地・青森県からスタートして、
  岩手、秋田、山形、宮城、福島と6県を駆け巡った。
  山本太郎は「消費税増税、TPP、日米FTAなどで
  一番影響を受けるのは地方だ。全国各地を回るなかで、
  昼も夜もシャッターが閉まっている地域があり、地方は疲弊している。
  地方の人人と手をつないで政治を変えていきたい」

  「政治がお金持ちを優遇するばかりで、この国を支えている
  地方の産業や中小零細企業の首を絞める政治がおこなわれてきた。
  もうみなが気づいて行動するときだ。ゆるく繋がって変えていこう」
  とくり返し訴えていた。

B 農業、漁業、林業などの第一次産業を基幹産業とする多くの地域は、
  その盛衰が地域経済全体を大きく左右する。
  TPP、日米FTAによる農産物の市場開放、国による地方切り捨て
  のなかで自治体財政は逼迫し、医療や介護をはじめとする行政サービスが
  まともに受けられない、また雇用の受け皿である地場企業の倒産や
  賃金レベルの低下を引き金にした人口減少など
  深刻な状況が各地で語られていた。

  北海道の街頭演説会で出産しようにも分娩できる病院が近くになく、
  隣町まで行かなければならない状況なども語られていたが、
  その地方、地方の現実を聴衆の側も本気で訴えているし、
  れいわ新選組としても首都圏からは見えてこない
  地方のナマの現実に耳を傾け、政策として練り上げていく道程
  のようにも感じた。

A 東北地方は 福島や青森の 原発や放射性廃棄物処理施設など
  アメとムチの政策で国策をのまされてきた歴史がある。
  今また秋田県や岩手県の各地の沿岸に巨大風車を建設する計画
  が浮上し、秋田の新屋演習場にはイージス・アショア配備計画が
  持ち込まれている。宮城県では水道民営化問題が論議となり、
  台風19号で浸水被害を受けた丸森町では1カ月が経過し、
  国や自衛隊、県が支援を打ち切ろうとしていることなども話題となった。
  東北の現状について 盛岡市の聴衆が
  「日本は アメリカの植民地、東北は東京の植民地で
  二重、三重の植民地状態」と語っていたのが印象的だった。
  福島原発の爆発事故とて、東京に電力を供給するために福島は
  長年にわたって原発を受け入れていたけれど、
  事故が起きれば郷土は奪われ、住民たちは追い出された。
  迷惑施設をいつも押しつけられて、ひどい仕打ちを受ける
  という鬱積した怒りを感じた。
  秋田での洋上風力も経産省の鳴り物入りだが、自然エネルギービジネス
  の草刈り場みたいにされている。


☆国・メディア の嘘 見抜く 東日本大震災 契機に

C 取材ポイントとしては、れいわ新選組が何を発信するのかもあるが、
  聴衆は何を思い、何に期待して足を運んでいるのか、
  日本社会や自分たちの暮らしを取り巻く現状についてどう考えているのか、
  どうしたいと願っているのか意識的につかむ努力をしてみた。

  千差万別だろうが、その千差万別のなかにある普遍性であったり、
  地方の特殊性なりをつかむことで、全国が呼応し動き出している所以
  を認識しなければ、世論に働きかけることなどできないからだ。
  東北ツアーは連日10度を下回る寒さのなか、
  どの地域でも2時間から3時間にわたる街頭記者会見を
  真剣に聞く姿が印象的だった。
  街頭記者会見に足を運ぶ人たちのなかでは
  「福島原発の爆発がきっかけで 今の政治に疑問を持ち始めた」
  「原発問題で 政府やマスコミの嘘に目が覚めた」
  と語る20~40代の現役世代が目立った。
  街頭記者会見を終えて帰って行く人の表情は明るく、
  ポスターを持ち帰る人、カンパをしていく人などでごった返すなか、
  ポスターを持ち帰る人人に 声をかけてみた。

  仙台で出会った40代の女性は「自分の意識が変わるきっかけが
  東日本大震災だった。原発のこと、政治のことをあまりにも知らなさすぎて
  勉強を始め、ネットで山本太郎さんに出会った。

  あまりにも日本がアメリカのいいなりになりすぎている。
  変えないとまずくないですか?」と話していた。

  別の30代の女性は、「今のメディアがあり得ない状態だ。
  芸能人の麻薬とか結婚などどうでもいい。
  みんなの生活がかかっているのに、大事なことは何も報道されない。
  今日は仕事を早く切り上げて 聞きにきた」のだと話していた。

D 郡山の街頭演説を聴いていた20代の男性は、
  「僕たち20代にとって将来のビジョンが見えない。
  消費税など税金のとられ方がおかしいと感じていた。
  山本さんのいう政策は大胆な内容だが、この人なら政治を変えてくれる
  のではないかと思って聞きにきた」と問題意識をのべていた。

  同じく郡山で出会った大学生は、「参院選のときにツイッターに
  『れいわ新選組』が上がっていて、太郎さんの演説動画を見始めたら
  いつの間にか1時間以上経っていて引き込まれた。
  それがきっかけで、今日友だちと一緒に聞きに来た。
  グラフを使ってわかりやすく説明してくれた。
  生産人口が減っていくなかで将来に不安しかない。
  日本はこれまで外国から挑発されても攻撃はせず、
  真摯に対応することで信頼を得てきた。
  アメリカにはべったりで、中国や韓国には挑発的な姿勢はおかしい。

  僕は、両親が奨学金を借りれば苦労するからと 学費を払ってくれた。
  友人は570万円の奨学金を借りている。
  高卒より大学に行った方が高給取りになれるというけど、
  就職する時点で多額の借金をしなければいけない国はおかしい。
  僕は来年4月から中学校の教師になるけれど、
  おかしいことはおかしいと自分の意見をいえる教師になりたい」
  と話していた。みんなが問題意識を持って演説会に足を運んでいるし、
  それぞれの立場から、「日本社会はこのままで良いのか?」
  と真剣に考えている。

C すでに自宅に2枚ポスターを貼っているという仙台市の男性(35歳)は、
  手取り18万円、妻は15万円で夫婦共働きで2人の子どもを育てているという。
  「毎月の所得のうち税金のとられ方がひどいな
  と以前から思っていて、参院選後に山本太郎さんのいう消費税廃止に
  まず共感した。山本さんの一つ一つの言葉が心に響いてきた。
  これまでテレビばかり見て情報を入れていたが、国のウソに気づいてしまった。
  完全に自分が国やマスコミに洗脳されていた
  ことに今頃気づいて本当に悔しい。
  今は自分で国がどうなっているのかを知るための情報を探すようになった。
  消費税が10%になり保育料無料というが、給食費は値上がりして、
  結局国民を騙すための政策だと思う。

  このままアメリカのいいなりになって 日本の財産が奪われていく。
  今変えないと 本当にダメになる」と話していった。

D 山形市は雨天のため室内での「おしゃべり会」になった。
  35歳の女性は、シングルマザーで2人の子どもを育てているという。
  「自分はシングルマザーで生活保護を受けながら
  2人の子どもを育てている。生活保護を受けていることを
  知られてはならないと会社でも気づかれないようにしてきた。
  そういうなかで山本太郎さんが“(生活保護を)堂堂と受けてほしい”
  といっているのを聞いて救われ、涙が出た。
  これまで政治にまったく関心を持っていなかったし、
  どうせ誰がやっても変わらないと思っていた。
  消費税を払うのも当たり前と思っていた。で
  もそれが全部ウソだったことを知ってしまった。
  安倍さんは何のために政治をしているんだろうと思うようになった。
  こんな世の中を変えたいと思った。
  初めて本気で応援したいと思える人に出会った」
  とポスターを持ち帰っていた。

  50代の女性は、参院選後に友人に勧められて山本太郎の国会質疑や
  街頭演説の動画を見たのがきっかけで参加したと話していた。
  「身体を張ってたたかっている姿に感動した。
  そして今生きている日本は、こんなにひどい国なのか
  と愕然とした。自民党がマスコミをコントロールして
  国民を洗脳しているけれど、山本太郎さんの出現によって、
  一人一人の庶民が国のウソに気づいて動き始めたとき、
  自民党なんて簡単に倒せることを知った。
  山本さんは何よりウソがないのがいい。
  政治の世界はウソやごまかし、ゴマすりばかりだ。
  今からはどの世界も“正直”がキーワードになるのではないか」
  と高揚した面持ちで帰って行った。

  なかには娘が化学物質過敏症になり病院に連れて行くと、
  ステロイドを処方されて一向によくならなかったことがきっかけで、
  「製薬会社」との利権に関心が湧き、また食品添加物に関心を持ち始め、
  れいわ新選組に出会って共感したというママさんもいた。
  GM食品とかゲノム食品など 怪しげな輸入物が
  国内市場に溢れている現状を危惧する30代、40代の子育て世代もおり、
  「今の社会では 自分の命だけでなく我が子を守れない」
  「生きるために 応援している」という声もあった。



☆身体張って闘わぬ 野党  ガス抜きの茶番 への嫌悪感

B 東北ツアー期間中、安倍政府主催の「桜を見る会」をめぐる疑惑騒動
  にかき消されるなかで15日、衆院外務委員会が
  日米貿易協定の承認を可決した。
  街頭記者会見のなかで 日米FTAに対する質問も共通して出されていた。
  山本太郎が「協定の中身や内容を ほとんど明かさず
  審議らしい審議もせずなぜ承認できるのか。
  野党はなぜ人人の命にかかわる重大問題であるのに、
  身体を張って国会を止めてまでたたかおうとしないのか」
  と野党批判を展開すると、聴衆から拍手が沸き起こり強い共感があった。
  聴衆のなかには「野党のようで野党でない 今の“野党”に辟易していた」
  (山形・60代男性)という人が 多数見られた。

  そのなかで全国を行脚して地方の人人と直接つながり、
  たたかっていく本気の勢力に対して共感する声があちこちで聞かれた。
  「安倍政権を何とかしないと、という思いは以前からあり、
  これまで野党に入れてきた。だが、いわゆる“市民派”“リベラル”
  に対して何か違うと感じてきた。言葉にするのは難しいけれど、
  太郎さんの話を聞くとなぜかしっくりくる。
  革新系にある 上から目線を感じないからだと思う。
  山本さんのように 自分たちと同じ目線で人人に訴えるような人が
  日本を変えていくと思う。実際に2人の障害者を国会に送り込んで、
  もう変革が始まっている」(山形市・30代男性)、
  「原発反対をいい始めたころから山本さんを応援はしていたが、
  いつも鼻をつまんで野党に投票していた。
  だが今回政党を立ち上げて、れいわ新選組の安冨歩さんの
  “れいわ新選組で山本太郎が当選するだけでは変わらない。
  人人が行動することによって変わる”という言葉を聞いて、
  初めてボランティアとして関わるようになった」(米沢市・40代男性)、
  「農業をしている。3・11以後、友人が多く被災するなかで
  無関心ではいけないと思い勉強し始めた。種苗法の改定、種子法の廃止など
  もってのほかで、国や国民が豊かになるのではなく、
  誰かが甘い汁を吸うための政治はもうやめるべき。

  “桜を見る会”は FTAを通すための完全なガス抜きで、
  もう野党も 旧勢力ですよ」(山形市・30代農業者男性)と語る人もいた。



☆見知らぬ人 信頼し 訴え ボランティア の活動

A 各地の街頭記者会見のための機材搬入や交通整理や幟立てなどの作業は、
  多くが現地ボランティアが担っている。
  ボランティアに参加する人たちは、街頭演説を聞いたり、動画を見て
  心を動かされた人たちが横につながって広がっているようだ。
  13日は午後1時からボランティアによる秋田市内のポスター張り
  がおこなわれた。れいわ新選組が事前にSNSでポスター張りの告知
  をしており、その日集まったのは互いに初顔合わせという
  30代から70代までの人たちだった。

  事前に準備された地図を持ち、中心市街地を2、3人のチームを組んで
  一軒一軒しらみつぶしに回っていく。
  無差別にインターホンを鳴らし、
  「れいわ新選組、山本太郎のボランティアの者です。
  ポスター掲示のお願いで回っています」といってお願いしていく。
  知らない人、断る人など反応はさまざまだが、とにかく一軒一軒
  声をかけてまわる。留守宅には「ポスター掲示のお願いで伺いました」
  というメッセージをつけたチラシを投函し、
  断られても必ずチラシを直接渡し、一人一人との出会いのなかで
  れいわ新選組を知ってもらうという活動だ。
  「お願いします」のスタンスで、一人でも多くの人とつながっていく活動
  のようにも思えた。子育てや仕事の合間にできることをできる範囲でやる
  というスタンスのようで、まだれいわ新選組を知らない人人に政策を伝え、
  つなげていく地道な作業だが、楽しくおこなっていた。
  ポスター張りに参加した30歳の女性は、
  「これまでなんとなく野党に投票していたが、
  消費税が社会保障に使われていないことを知り、消費税廃止の政策に共感した。
  今日はSNSでポスター張りを知り、夕方に保育園に迎えに行くまで
  時間があったので参加した」と話していた。
  イージス・アショアに反対する秋田市内の農業者も参加していた。

C 仙台のボランティアの男性が話していたが、ポスター活動で訪れた家の玄関先で
  30分ほど話し込み、政治や暮らしの話などをして、
  最終的に家の壁に張ってくれるということもあったという。
  「そうやって一軒ずつ訪ねることで、れいわ新選組、山本太郎を知らない人
  には知ってもらえる。みな心のなかではおかしいと思っており、
  一人一人の心をノックしていく作業だ」という。
  また、「徹底的な草の根で、市民側の反撃の形をゆるやかに作っていきたい。
  このなかで宮城県の水道民営化に反対したたかう人たち、
  オーガニック食品に携わる人など、仲間がどんどん増えている。
  みな根源はつながっていると気づいてきた。
  ボランティアに参加している仲間たちは、会社や友だちなど
  自分の小さな世界を破っている人たちだ」と話していた。

  「一人一人の心をノックしていく作業」――。
  この言葉を聞いて、ポスター行動は貼れた枚数云云ではない
  意味あいを持っているのだと思った。
  見も知らぬ人にポスター掲示をお願いするのは、とても勇気がいる
  だろうしドキドキすることだ。断られたら残念な気持ちにもなる。
  だけど、そこでの一つ一つの出会いが次につながるものになるし、
  断る人のなかでも周囲の視線やさまざまな政治的ポジション等の事情
  もあって「協力は難しいが頑張ってほしい」という思いがあったり
  さまざまだ。わかりあえる人もいる。
  このなかで、待ちの姿勢ではなく、自分たちから見も知らぬ有権者のなかに
  足を踏み入れて、大胆にお願いし、働きかけていくことがいかに大切かを感じた。

A いざ選挙となると、街頭や選挙カーから叫ぶだけでは話にならないわけで、
  こうやって足を使ってみんなが周囲に働きかけて
  身近なところから一票一票を積み重ねていく。
  地域のコミュニティーのなかで幾重にもこうした動きが広まり、
  全国津津浦浦でゲリラ的に活発化することが最大の得票増を作り出す。

  自民・公明の組織力によって3割の有権者の得票で政治が牛耳られているが、
  れいわ新選組が訴えているのは
  投票することを辞めた残りの5割に支持を広げ、
  3割支配をひっくり返すことだ。

  ならば、「投票に行かない5割がけしからん」ではなく、
  政党政治に幻滅して行き場を失っている人人を信頼し、
  この5割の人人の心をノックして 大胆に自分たちの側から働きかけ、
  お願いしなければ事は動かない。
  ポスター行動を地道に展開している意味は大きいと思う。
  そんな姿勢を有権者は一番見ている。
  旧左翼にありがちな「我こそ正義」で 相手にマウントをかけたり
  説教して嫌われるというものではなく、れいわ新選組のポスター行動は
  あくまで人情の機微にも触れながら 「お願いします」なのだ。


C 仙台の街頭記者会見の会場には、20代、30代のママさんボランティアが
  多くいた。「私は子どもがおり、お金に追われるばかりで
  何のために生きているのかと思っていた。
  子どもによい食材を食べさせようと思えばお金がかかる。
  お金持ちしか長生きできない日本でいいのかと思う。
  太郎さんがいうように、この国に生きる人たちの底上げが必要だと思った」(25歳)、
  「子どもが2人いる。3・11の原発事故のころから
  山本さんを注目していた。普段SNSでつぶやくだけで、
  ママ友となかなか政治の話にならず一人で鬱鬱としていた。
  今、れいわでつながったボランティアの仲間がいて、少しずつ
  みんなが気づいて変わっていくなかで心がすっきりしている」
  (30代)と話していた。

  山本氏は、れいわ新選組を広げる形として現時点では
  地方に支部はつくらないとして、その意図を次のように語っていた。
  「支部があってトップダウンでいわれたとおりにやるという形では、
  この国は変わりようがない。政治は組織化しないとダメだ
  という考え方を壊していきたい。
  権力は一人一人が能動的に主体的に動くことを恐れ、
  全国に把握できない有象無象の集まりができることが一番恐い。
  そういう塊、運動を広げていけたらいい と思う」と。

  街頭記者会見や日常的なポスター活動などを担うボランティアの人人は、
  みんなのために、そして我が子のために勝手連で横に連携しながら動いており、
  表情がとてもいきいきしているのが特徴だ。
  社会をより良いものにしたい、みんなが困窮することなく豊かに暮らしていける
  社会を実現したいという期待や願いが込められているからだと思う。
  そして、本気の力が動き出したといえると思う。
  幻滅ではなく、自分の頭で考えて能動的に社会とかかわって動き、
  同じ志や気持ちを持った人人と積極的に連帯していく。
  人と人がつながり、山本太郎を御輿に担いで
  全国でゲリラ的に勝手連が動き出せば、それは脅威になり得る。
  変に組織名簿などを作ればピンポイントで潰される等もやられかねない状況
  のなかで、当面は得体の知れない巨大な力、潰すことなどできない意志を持った塊
  となるべく、雪だるまをつくるように日本列島を北から南へと転がし続ける
  ことが正解ではないか。本気のみんながつながっていく過程のように思えてならない。

B 政治が腐っている。統治機構も腐っている。経済界も腐っている。
  「そんなこといわれなくてもわかっている」という反応もありそうだが、
  もう、たいていの人が気付き始めているのではないか。
  社会の欺瞞が剥がれ落ちている。

  対米従属のもとで何もかも売り飛ばして、しかし、
  アメリカにとって都合が良ければ政権は延命し、
  少少の私物化も黙認されるというようなケジメのない政治状況が続いている。
  なにが桜かと思う。はじめからその程度なのだ。

  安倍政府がろくでもないことなどわかっている。
  ならば、「反安倍」の一つ覚えで悲憤慷慨(ひふんこうがい)するだけでなく、
  これを選挙で叩きのめしてどんな社会にしていくのか、
  明確なビジョンを打ち立てながら具体化していくことが大切だ。
  従って、全国津津浦浦の実状に触れ、政策化していくことは
  極めて重要な意味合いを持つ。
  一部の富裕層や大企業のために残酷な搾取がまかり通り、
  圧倒的な国民が生活もままならないほど苦しんでいる社会が到来し、
  どうしようもない世の中になってしまった …
  という思いは鬱積している。そこであきらめるのか? 
  否、こんなどうしようもない世の中だからこそ、
  下からみんなの力を束ねてひっくり返していこうという力が
  胎動を始めている。まだまだ自然発生的なものかも知れないが、
  熱気が生み出される根拠が 国民生活の現実のなかにある。

D 現実の政治や統治の有り様を見て、例えば安倍晋三が退陣したら
  社会が180度変わると思っている人がどれだけいるだろうか。
  次の駒があてがわれて、欺瞞しつつ似たようなことをやり始める
  のが関の山だ。民主党が政権与党になっても
  自民党と同じように米 軍再編や消費税増税、TPP参加などを進めたように、
  この国の主権は 対米従属の鎖につながれて奪われ、
  せいぜい安倍晋三みたいに 私物化に境界線がなく下品であるか、
  上品に欺瞞しつつ ムチャをするかくらいの違いしかない。
  野党といってもガス抜きみたいな補完的役割に終始している。
  そうした構造も含めて転換させるべく、
  政治に直接参加していく機運を強めることが重要ではないか。
  あきらめが 3割支配の根拠ならば、あきらめない力を広げていくしかない。



Gogh、二枚目、

 

「Winter」です。



改めて 野豚ホモ彦は 悪よなぁ トロイの木馬=松下政経塾 出身、

◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-1b0fe8.html
植草一秀の『知られざる真実』
2019年11月20日 (水)
◎安倍内閣 長期化という 「悪夢」


政府主催行事の「桜を見る会」が 安倍首相によって私物化されていた問題

で重大な疑惑が浮上している。

この問題の拡大に合わせるかのように 沢尻エリカ氏の薬物事案での逮捕が執行された。

両者の因果関係は 明白である。

薬物事案の検挙 のタイミングは 「恣意的に」決定できる。

ブラックリストは用意されているわけで、捜査当局が「タイミング」を見計らって

逮捕等の措置を執行している ことは容易に想像できる。

恣意をもって運用できる事象が 何らかの恣意によって運用されていると推察する

ことを「陰謀論」と表現するのは いささか知性を欠く行為だ。

これまでの薬物事案摘発のタイミングを見れば、その行為が政治的意図の下に

行われてきたことを否定することの方が はるかに困難である。


安倍内閣は 自己の利益のために、あらゆることを 利用する。

権力の濫用によって 「公」を「私」にしてしまうのが

安倍内閣の最大の特徴である。


その安倍内閣が 長期間持続しているが、

主権者が安倍内閣を強く支持しているわけではない ことを認識する必要がある。

国政選挙で 安倍自公に投票している主権者は 全体の25%未満である。

4分の1の主権者しか 安倍内閣を積極的に支持していない。

選挙での投票行動を見れば、反安倍自公勢力に投票している主権者 の方が多い。

しかし、選挙制度の特性によって、

安倍自公が国会議席の7割近くを占有しているだけ のことだ。


世論調査が示す 40%台の安倍内閣支持率 を鵜呑みにはできない。

真実の支持率は 20%台である と考えられる。

20%ポイントは 人為的に下駄を履かされている のだと思われる。

この内閣が長期化することになる最大の分岐点を形成したのが

2013年7月の参院選だ。

2012年12月総選挙で 野田佳彦氏が 自爆解散に突き進んだ。

野田氏の最大の目的は 小沢新党を破壊すること だったと思われる。

民主党の公約だった「白アリを退治しないで 消費税を引き上げない」

を守り抜こうとしたのが、民主党離脱者が創設した 小沢新党だった。

この政党が 真正民主党 と呼ぶべき存在だった。

メディアは 徹底的に小沢新党を攻撃した。

攻撃の手法は、一切メディアの情報に載せない というものだった。

野田氏が 年内総選挙に突き進んだのは、

小沢新党が 多額の政党助成金を受け取ることを阻止する ためだった。

野田佳彦氏は 背徳の消費税増税法制定を強行し、安倍自民に大政を奉還した。

そして、メディアが 小沢新党を完全無視して

この真正民主党を破壊したのである。

そして半年後の2013年7月の参院選で

安倍自公が勝利して 参院過半数を確保した。


この「ねじれ消滅」によって 安倍長期政権という「悪夢」

が現実のものになった。

衆参がねじれていれば、政権の不祥事によって 政権が立ち行かなくなる。

2006年から2012年まで 7年連続で内閣が消滅したのは

「衆参ねじれ」が存在したからだ。

つまり、衆参ねじれが 政治の浄化をもたらす原動力になっていた。

ところが、2013年参院選で ねじれが消滅した。

ここから 安倍内閣の暴走が始まり、いまなお続いている。

衆参両院の多数 を握っているため、

政権の不祥事によって 政権が行き詰まることがなくなった。

安倍首相は「国会のことは 国会がお決めになる」と繰り返すが、

衆参両院の多数を与党が占有していると、

国会は 政権の不祥事に対してメスを入れることを 阻止するようになる。

「内閣にある者も そうでない者も、与党であろうと 野党であろうと、

疑いを持たれた者は 説明責任を果たさねばならない」

と明言してきた安倍首相が、

自分自身の問題については 説明責任を果たさない。

衆参両院の予算委員会で「桜を見る会」疑惑について集中審議を行うよう

野党が要求するなら、安倍首相が与党の代表として 与党に集中審議を行うよう

指示をすれば集中審議が実施される。

安倍首相が与党に「集中審議に応じるな」

と指示するから 集中審議が行われないだけなのだ。


2013年参院選に際して、

「ねじれ解消」を扇動したのは 日本のマスメディアだ。

これ以降、日本政治から 自浄作用が消滅した。

日本政治は 安倍内閣の存続と比例して 完全腐敗の一途を辿っている。



Gogh、三枚目、



「Invierno 冬  1881」です。



バレル 々 w

◆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265075
日刊ゲンダイ  2019/11/21
◎取締役と2度 会食  安倍事務所が ニューオータニを“口封じ”か


疑惑が深まるばかりの「桜を見る会」を巡る問題の最大の焦点は、

安倍首相自身が20日の参院本会議で「あべ晋三後援会 の主催」だと明言した

「前夜祭」の夕食会の 会費5000円である。

会場となったホテルニューオータニの宴会の基本料金は最低でも1人あたり

1万1000円はかかる。

5000円では「安すぎる」という疑念は依然、晴れず、

公職選挙法が禁じる 「買収」の恐れは消えていない。

安倍首相は15日の釈明で、価格について「ホテル側が設定した」と主張したが、

見積書も明細書もないという。

「会費とホテル名義の領収書 をその場で手交した」とも言ったが、

果たして 天皇の即位の礼晩餐会 を開くような国際的な超一流ホテルが、

参加人数が確定する前に 大量の領収書を発行するようなズサンなことをするのか。

驚きを禁じ得ないが、安倍サイドが ニューオータニに “口封じ”

を働きかけたのではないか、という疑いが 浮上している。


共産党議員の国会質問で 疑惑がクローズアップされた3日後の11日、

安倍首相は ニューオータニ取締役を務める 今井敬経団連名誉会長と会食、

さらに19日にも再び 今井氏と会食しているのだ。

忙しい首相が 短期間に2度も 同一人物と食事をするのは異例だ。

さらには、21日発売の週刊文春によれば、安倍事務所が15日、

ニューオータニの広報部長ら2人を 議員会館の部屋に呼び出して

話し合いの場を持ち、「会費5000円」が厳重に確認された というのである。



■ホテルは 「違法な 企業献金」 を問われる可能性

だがニューオータニは、安倍事務所と歩調を合わせていると、

自らの首を絞めることになりかねない。

会費5000円を「ホテル側が設定した」以上、

ホテルも罪に問われる可能性があるのだ。

ホテルが安倍サイドにだけ 特別サービスをしていたら、

基本料金との差額分は 安倍事務所や安倍後援会に対する違法な「企業献金」となる。

「政治資金規正法」では、企業献金は 政党や政党支部に対してしか

許されていないからだ。


実際、過去に違法な企業献金が問題になった事例がある。

2009年、神戸製鋼所が 兵庫県と山口県にある3事業所で

地元の県議選や市議選の候補者5人 の後援会に、

人件費やポスター製作費など合計2700万円を不適切に支出した

ことが政治資金規正法に反する寄付行為(違法な企業献金)だとされ、

当時の会長と社長が引責辞任した。

違法行為は、国税局の税務調査で発覚した という。


桜を見る会に関しては、既に 安倍首相本人が刑事告発されたが、今後、

ニューオータニが違法な企業献金の疑いで告発されてもおかしくない。

元検事の落合洋司弁護士はこう言う。

「ニューオータニほどのホテルで 1人5000円という低価格で

宴会をやれるはずはない。 安倍首相側との日頃の付き合いを背景に

ホテルが出血大サービスをした、つまり赤字をかぶった可能性が高いのではないか。

安倍事務所とホテルが 結託・共謀した上での 選挙民に対する違法な寄付行為が

理屈としては成り立ち得る。

いずれにしても、安倍事務所とホテルが不明朗な関係であることは間違いない。

ホテルが告発され、受理されれば、お金の流れがどうなっているのか、

調べられることになります」


5000円という価格は 本当にホテル側が設定したのか。

安倍サイドが裏で 差額を補填した のではないのか。

一流ホテルの名を汚さないためにも、

ニューオータニは 事実を明らかにした方がいい。


【写真特集】 安倍首相、走る走る … 桜を見る会
https://moment.nikkan-gendai.com/news/13452

【写真特集】2018年新宿御苑で 「桜を見る会」が開催
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いつまで しらっぱくれて 突っ張れるか?

解散総選挙が 近いようでw



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