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春のひかり

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 画は クロード モネ  Claude Oscar  Monet

 1840 ~ 1926 / フランス / 印象派       作


  「Field of Poppies 1873」です。


☆曇り、午後から雨になるとか、啓蟄。


北海道も 「食害」深刻、

◆http://www.asahi.com/eco/TKY201012270190.html
朝日 2010年12月27日
◎北海道にエゾシカ64万頭、食害対策正念場 柵4千km


北海道でエゾシカが農作物や高山植物を食い荒らしている。

農林業の被害は年に50億円を超えて過去最高となり、

世界自然遺産の知床半島や釧路湿原でも容赦ない。

畑や鉄道などに近づけないように整備した柵は延べ4千キロと、

北海道と九州を往復する距離に相当する。

駆除しても駆除しても増えるエゾシカは 今や道内に64万頭。

これ以上の頭数増加を食い止めるため、闘いは正念場を迎えている。


◆http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/h24_h/trend/1/t1_3_3_5.html
水産庁 (5)野生生物や有害生物による漁業被害
◎(海面における漁業被害への対応)


近年、我が国周辺海域における漁業・養殖業の操業に関して、

トド、アザラシ、ナルトビエイ、ザラボヤ、大型クラゲ等による

漁獲物の食害や 作業の遅延、漁具の破損等の被害が発生しています。

なお、北海道が道内の漁業協同組合からの聞き取り結果を

とりまとめたところ、平成23(2011)年度に道内で発生した

トド及びアザラシによる漁業被害の被害額は、

トドによるものが約15億円、アザラシによるものが約3億円とされています。



◆https://www.chosyu-journal.jp/yamaguchi/11096
長周新聞  2019年3月5日
◎有害鳥獣 捕獲の現場から 
 豊田町・豊北町の 猟師たちの取組に密着


シカ、サル、イノシシなどの有害鳥獣による

農業・生活被害が全国的に問題になっている。

農水省の調べによると、2017年度の農業被害金額164億円のうち、

シカとイノシシによるものが全体の70%以上を占めている。

山口県内にはもともとシカは少なく、1950年代にはわずか50頭しか

確認されていなかった。 しかし2017年度には推定生息数が

1万7600頭までふくれあがり、

中山間地ではこの駆除が 切実な課題になっている。

下関市の豊北町と豊田町で毎週土・日曜日に捕獲事業をおこなっている

捕獲隊の活動に同行取材した。


2月下旬、ようやく春めいてきたとはいえ、早朝の野はうっすらと霜が

降りるほど冷え込む。 9時の集合時間が近くなると、

アンテナを立てたり、軽トラックの荷台の檻に 猟犬を積んで

隊員たちが続続と集まってくる。

この捕獲事業は豊田町と豊北町の捕獲隊が合同でおこなっており、

多い日で20人、少ない日には12人ほどで駆除をおこなう。

集合した隊員たちは一カ所に集まり、周辺での

シカやイノシシ、サルの目撃情報や、日頃から確認しているチェックポイント

の変化、足跡や草木の荒れ方などを各各が出しあいながら

猟をおこなうポイントを絞る。

予定が決まり、早速猟場へと軽トラックが次次に出発していく。

20歳の頃から約50年猟師をしてきた大ベテランの松崎弘さんに同行した。

駆除では「巻き狩り」という手法を用いる。

この猟法は隊員のなかで役割分担が決まっている。

猟犬と一緒に山に入り、猟犬の嗅覚を頼りに獲物を追って

山の外へとあぶり出す役目を負う「勢子(せこ)」と、

山の中から猟犬に追われて外へ飛び出してくる獲物を待ち伏せして仕留める

「鹿垣(しがき)」に分かれる。


「獲物を待ち受けるにも要所がある。

イノシシはどこから出てくるか分からないが、シ

カは角があるからある程度視界が開けた草木の間を通る。

とんでもない所から飛び出してくることはない」と松崎さんはいう。

使用する銃は 散弾銃とライフル銃の二種類に分かれる。

散弾銃は基本的に「スラッグ弾」という一発弾を使うが、

「シカバラ」と呼ばれる1回で9発の弾を撃つことができるものも併用する

ことができる。 ライフル銃は強力な威力を持ち、射程距離は1000㍍で、

最大到達距離は4000㍍ともいわれる。

どこへ着弾するか分からないため、上に向かって撃つことができない。

標的にする獲物が限られており、簡単には所持免許を取得できない。

すさまじい威力を誇り、ある猟師は 木の向こう側にいるイノシシを

ライフル銃で仕留めたこともあるという。


猟犬も優秀だ。山の中を走り回り、獲物を見つけると吠えて

その存在を人間に知らせつつ、鹿垣が待機する山の外へ追い出したり、

森の中の茂みに隠れた獲物を吠えて威嚇しながら、

勢子が到着して仕留めるまでその場所に留めておく。

なぜ猟犬は獲物を追うのか、なにか訓練や仕込みをしているのか

気になって聞いてみると、

「犬は自分と人間以外は みな自分のエサだと思っている」のだそうだ。

また、訓練や教えも重要だが、優秀な猟犬を決定づけるのは絶対的に

「血筋」なのだという。

わざわざ県外から優秀な血筋を引くために交配させに来る猟師もいるほどだ。



☆素早い鹿を追う 連携プレーの巻き狩り

待ち伏せする場所に着くと、その地形や木木の生え方、水場の位置

など環境を見ながら、山から逃げて来る動物たちが

どのような動きをとるか予測し、自分の立ち位置を決める。

山際の草木や土をよく見てみると、法面の雑草が両側に倒れて

そのまま山の中へ続いている場所があり、

土にはシカの蹄の跡がくっきりと残った場所がいくつかある。

場所が決まれば、あとは猟犬が山中で獲物を見つけるまで

その場でじっと待つ。 鹿垣の数が多く、より包囲網を厚く敷くほど

獲物の捕獲率は上がる。

猟犬と人間同士の周到な連携が もっとも重要になる。

駆除事業で主にとるのはシカとイノシシだ。

ある猟師は「イノシシなら 山の中へ人間一人で入って猟犬を使えば

仕留めることができるが、シカの場合はそうはいかない。

ある程度追い込む場所を定めて、仕留める猟師が複数人いて

連携をとりながらでなければ 猟にならない」と話していた。

最初に見定めたポイントで待つこと約1時間、

山の中で猟犬がキャンキャンとけたたましく吠える声が聞こえてきた。

猟犬の首輪にはGPS発信器がとり付けてあり、

松崎さんが持つ手元の受信機には 猟犬がどこで獲物を見つけたのかが

大まかに分かる。

山中で獲物を見つけた勢子は、どこに何がいるのかを無線でみなに知らせる。

「大きなイノシシだ。20貫(80㌔㌘)はある。近いぞ」と松崎さん。

GPSの位置情報と猟犬の声がする方角をもとに

仲間の猟師と無線で連絡をとりあい、獲物が飛び出してきそうな場所を

予測して位置どりを変える。

その後、しばらくして山の中で4~5発銃声が響いた。

他の鹿垣猟師が獲物を仕留めたようだ。

しかし仕留めたのはシカ2頭と中型のイノシシ1頭で、

本命だった80㌔㌘のイノシシは とり逃がしてしまった。


しばらく時間が経ってから、再び山の中が騒がしくなった。

猟犬の鳴き声が先ほどよりもさらに近い。

ほどなくして松崎さんが位置どった茂みの奥から「ガサガサ」と音がして

1頭の雄ジカが飛び出してきた。 すかさず猟銃を構える。

その距離約30㍍ほど。「バーン」「バーン」と2発の銃声が鳴ると同時に、

シカは一跳びで 脇の茂みへと姿を消した。

弾は当たらず 逃がしてしまったようだ。 一瞬の出来事だった。

シカの足音や 体を弾く草木が揺れる音 を聞き分ける聴力、

その動きを捉える視力、照準に合わせ素早く引き金を引く瞬発力、

弾を命中させる集中力など腕が試される。 一発勝負だ。


勢子が操る猟犬が一つの山を走り回り、獲物が出てこないと見ると

捕獲隊は一度猟を切り上げ、仕留めた獲物を回収する。

この回収作業が想像よりもはるかに重労働だ。

山際の小川のそばに シカ2頭とイノシシ1頭が転がっていた。

山の中で道路脇に停めた軽トラからはかなりの距離があり、

人力で移動させなければならない。

首にロープをかけ引きずり出すのだ。

大きなシカは40㌔をこえていた。 山の中は急斜面ばかり。

小川の土手の斜面から引きずり出すのだが、

前日からの雨で地面はぬかるんでおり、足をとられる。

男性2~3人で綱引きのように踏ん張りながら力任せにロープを引く。

猟師の多くが年配者で、この作業がもっとも重労働なのだ。

シカとイノシシを2本のロープでまとめて縛って引きずり出したが、

50㍍ほどの山道を踏ん張って歩くだけで、汗がにじんで息が上がる。

やっとの思いで仕留めた獲物を山から担ぎ出し、

スプレーで捕獲した順に番号を書いて 仕留めた猟師とともに写真を撮り、

荷台に積んで 1回目の駆除が終了した。


別の猟師がイノシシを仕留めたが、そのイノシシは弾が当たっても

なお猟師に向かって突進を続け、とっさによけた猟師の膝をかすめて

そのまま倒れ込んだのだという。

別の日には茅の茂みの中に隠れているイノシシを猟犬が見つけ、

銃で撃ったが60㌔㌘ほどもあるイノシシはなおも

茅の中で猟犬と格闘を続けていた。

猟師は獲物の近くにいる猟犬に弾が当たってはいけないので

銃で撃つことができない。 とっさの判断で暴れるイノシシの後ろ足

をつかんで ナイフでとどめを刺したこともあるという。

いくら人間が銃を持っていても、死にものぐるいの獣は

最後の力を振り絞って人間に攻撃してくる。

一歩間違えれば大けがをしたり、命にかかわるほどの危険がともなう現場だ。


昼食をとって午後からの活動に備え、今度はさらに山奥の猟場へ向かった。

川沿いの急斜面を伝い歩き、倒れた木木をまたいだりくぐったり、

ぽろぽろとこぼれ落ちる斜面の土に足をとられながら歩を進める。

地元の山で何十年と猟をしてきた松崎さんは、

猟犬を山のどこから入れてどこへ追い込むのか、

算段を勢子である若手の30代の猟師にレクチャーしていた。

今回鹿垣で潜む場所は山と山のちょうど谷間になった水辺付近にある、

ある程度見渡しの良い雑木林だ。

川をこえ、背の高い竹藪や茅の中を抜けると、一気に視界が開けた場所へ出た。

周囲には所所、シカが角を研いで皮がめくれた木木がある。

この場所はもともとブドウ畑があった場所だが、

今となっては完全に森林の一部へと吸収されてしまっている。


かつての人間の管理地が、今では動物たちのテリトリーと化した場所が

あちこちにあるのだという。


猟犬を山に放ってからしばらくして、すぐ近くで銃声が聞こえた。

トランシーバーに「松崎さん、行った!」と連絡が入った。

別の猟師が逃した獲物がこちらへ向かって逃げてくるようだ。

すると突然林の木木の間から1頭の雌ジカが勢いよく走ってきた。

しかし目の前20㍍ほどまで来てこちらに気がついたのか、

一瞬で向きを変え茂みの中へと消えていった。

松崎さんが銃を構える暇も無いほどものすごいスピードで、

まるで空中を飛んでいるのではないかと錯覚するほどの跳躍力だ。

翌日の猟では、豊北町の山の中へ入った。

軽トラの荷台に乗せてもらい、昔使われていた山道を進んで

奥地にある林の中で待機した。

しかし犬の鳴き声 や首に付けている鈴の音、ときには銃声も聞こえたが、

何時間経ってもこちらには獲物は逃げてこなかった。

「撃てるかどうかは まぐれみたいなもの」と松崎さんはいう。

待ち伏せした場所がよくても 猛スピードで逃げるシカを

一瞬で仕留めるのは至難の業であり、思ったところへ獲物がこない時もある。

それでも集団で一つのチームを作り、山へ入れ ば必ず誰かが獲物を仕留める。

こうして地道に 有害鳥獣の捕獲事業をみなで協力しながら続けている。



☆猟の後も重労働 獲物はすぐに皆で解体

朝9時から猟を始め、夕方3~4時頃までおこなうと、

獲物を持ち帰って解体する。これもまた大変な仕事だ。

捕獲したシカは豊田町にある「みのりの丘ジビエセンター」へ持ち込み、

そこで解体、食肉加工される。

ジビエセンターでは主に下関市内でとれるシカやイノシシの処理を

一手に請け負っており、1日のうちに処理できる頭数が限られている。

そのため、捕獲したシカを持ち込もうと思っても「今日は終わり」

ということがしばしばある。

その場合は自分たちで解体するか、あるいは山の中に穴を掘って

埋めなければならない。

この時期、シカは脂がのっていないため美味しくないので、

ほとんど持ち帰ることはない。

だが、少しでも頭数を減らすために 捕獲を続けている。


一方イノシシはというと、秋から冬の時期が一番美味しくなるため、

とれたものは持ち帰り、捕獲隊の解体場ですべて手作業で捌く。

イノシシの毛は、体に湯をかけると手で引っぱるだけですぐに抜ける。

こさぐようにして全体の毛をとり除くと、最後にバーナーで全体を炙り、

残った産毛などを焼き切ってしまう。

内臓をとり出して、骨と身を分けていくのだが、

足を持ってイノシシを支える人やナイフでどんどん捌いていく人、

次次に出る残渣を細かく切って猟犬のエサを作る人など、

猟師全員で協力しながら解体する。

一頭を捌くにも 何人もの手が必要になる。

みなその日の猟の出来事や、猟犬の活躍、他にシカやイノシシが潜んで

いそうな場所についてなど、会話をしながら作業をしていた。


1日中山の中を走り回り、ときには獲物と対峙しながら

命がけの狩りをした猟犬たちは、エネルギーを使い果たして

軽トラの荷台で眠っている。

この時ばかりは猟の最中の緊迫した表情と迫力はなく、かわいらしい。

帰ってから1日頑張った褒美にイノシシの足やあばら、頭や肉を与えると、

骨まで食べ尽くすものもいるという。

解体が終わると猟に参加した人数分に均等にシシ肉を分け、

みなが持ち帰る。 駆除に2日間ついて行っただけだったが、

記者もありがたいことに シシ肉を分けていただいた。

参加した猟師たちは必ずシシ肉を持ち帰っていた。

食べ方を聞いてみると 「ボタン鍋がいい」

「塩こしょうだけで味付けした ステーキが美味い」のだという。

シシ肉はアクが多く、においがきつい印象がどうしてもつきまとう。

しかし、「下処理を上手にやれば この時期のシシ肉は本当に美味しい」

のだそうだ。

松崎さんによると、「火にかけた鍋に 水をはり、シシ肉を入れて

沸騰させずに煮出して アクを丁寧にとる」ことが重要だという。

早速持ち帰って調理してみた。

塩水で何度も水を替えながら 身から血が出なくなるまでよく揉み、

水から沸かしてアクをとった。

たっぷりの野菜とともに作った味噌仕立てのボタン鍋は

シシ肉の味が野菜によく染み、豚汁とも味が似ているが、

さらにまろやかな深みのある出汁が堪能できた。

臭みはまったくない。

次の日の猟でいただいたシシ肉はステーキにしてみた。

使う調味料は塩こしょうのみ。

前日と同じようにしっかりと血抜きをして、スライスしやすいように

肉の表面が少し堅くなるまで軽くボイルしてから切り分け、焼く。

少し堅い身質だが、かめばかむほどじわじわと濃厚な脂がしみ出してきて、

「肉を“喰って”いる」という満足感がある。

「有害鳥獣」といわれているものの、

身近に増えている立派な動物性タンパク質という見方もできるような気がした。

鶏や豚、牛にも 負けず劣らずの美味い肉なのだ。



☆担い手育成 が課題に 鳥獣が 人里に出てくる理由

松崎さんが猟師を始めたのが約50年前。

その頃は「華山の山奥にシカがいるそうだ」といわれるほど、

シカは住民にとって珍しい存在だった。

しかし時が経つにつれ、中山間地域の過疎化や農業者の高齢化、離農が進み、

山に近い僻地から徐徐に耕作放棄地が増えていった。

荒れた田畑では農耕の名残から 土に残った種子が発芽して野菜が野生えし、

そこが新たに動物たちの格好のエサ場となった。

また、同時に林業の衰退によって山に人の手が入らなくなり、

木木が伸びたことで山奥の地面に日光が指さなくなって

下草が生えなくなった。

山の中で食料が得られなくなった動物たちは、山奥から下へ下へと

活動範囲を広げ、より人間界に近い地域をテリトリーにするようになった。

下草や木の実を探して食べたり、土を掘り返してミミズを食べるよりも

はるかに効率よく、栄養価が高い食料にありつける

ことを学習したようなのだ。 こうして人間が作る作物までも

食い荒らすようになり、被害に嫌気がさして 農業をやめた人人も少なくない。

そしてさらに動物たちのテリトリーは広がり、次の地域で食害が広がる …。

そのくり返しだ。

猟師の多くは農業者。

田畑の作物を守るために防護柵を作ってはいるが、

防護だけでは獣の被害を止めることは難しく、

みずから猟銃を持ち駆除に出ている人も少なくない。

年を追うごとに鳥獣被害が深刻化していくなかで、

「狩猟」よりも「駆除」の意味合いが強まった。

地域の人人からの要望も強くあり、より捕獲隊の役割が大きくなっている

なかで、責任感を抱いて駆除に参加している猟師もいる。


かつては山奥まで入り込んでシカやイノシシをとっていたが、

動物たちの生息域が人間の住環境に近くなったことで、

必然的に猟場も近くなる。

山から飛び出してきたシカが民家の敷地に逃げ込んでしまい、

危険を回避して撃つのをやめたり、地域住民と折り合いを付けて

理解を得ながら活動したりと、

猟場が近いがゆえの新たな困難もともなっている。

それでも地域住民からいざという時に頼りにされているのが捕獲隊であり、

平日でも「家の近くにシカが出た」などと電話がかかってくる

こともよくあるという。

その時は仕事の手を止めてすぐに現場へ向かう隊員もいる。


鳥獣被害について取材するなかで「猟師が高齢化して活動できる人員が

少なくなっている」という話を何度も耳にしてきた。

現場に同行して感じたのは、山を熟知したベテラン猟師がいるからこそ、

ピンポイントでシカやイノシシの居場所を突くことができるということだ。

一方で、山の中を猛スピードで逃げる獲物の動きを捉える視力や聴力、

それを仕留めるための瞬発力や 長時間活動する持久力などは、

誰もが年齢とともに衰えてしまうものだ。

約50年間猟師をしてきたベテラン猟師の橋村健治さんは、

今でも猟犬を連れて山の中を歩き回る現役の勢子猟師だ。

毎回山の中を2万歩も歩くのだという。

その他のベテラン猟師たちも毎回参加してパワフルに山の中を動き回っている。

橋村さんは「長年この山山で猟をしてきた自分たちは

たいていのことが分かる。狩りの方法や山の歩き方など、

体が動くうちに次の世代へと技術や知識を受け継がなければ、

いずれこの地域から猟師はいなくなってしまう。

“今なら まだ間に合う”。 今しか伝承するチャンスはないんだ」と話していた。


猟師の多くが「とってもとってもシカは減らない」と語る。

一年中捕獲を続けていても、それを上回るペースでシカが産まれている

というのが実感のようだ。

ある若手猟師は毎週地道に駆除活動を続けていることについて

「とにかく1頭でも多く駆除しなければ、このままでは

全体の量を減らすことはできない。奇麗事では済まされない」

と語っていた。

猟師の誰もが「このままでは いけない」という切迫感を抱きながら

毎週末の駆除にあたっている。



Monet、二枚目、



「Effect of Spring at Giverny」です。



ゴーン保釈で 森友公判開始か、

◆https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37754550.html
新ベンチャー革命 2019年3月5日 No.2276
◎今の日本を狂わせている張本人・安倍氏と
 側近の今井氏の 両人にとって、

 2015年9月4日の午後4時が、2019年3月の今、
 自分たちの命取りになるかもしれないとは
 まったく予想しなかったであろう、天網恢恢疎にして漏らさず



1.明日、3月6日より森友事件の裁判が始まるが、
  マスコミはちゃんと報道するのか

本ブログでは今、もうすぐ裁判の始まる森友事件を取り上げています。

国会では、自由党の森議員が、果敢に、この問題を追及していますが、

なぜか、マスコミは取り上げません。

日本のマスコミは、2017年頃には、森友事件を大々的に報道していましたが、

安倍官邸は、マスコミ各社に、森友事件の裁判が始まっても、

取り上げないよう 通達を出していそうです。

この事件は全く収束せず、宙ぶらりん状態となっていますが、

このまま真相が闇の中に葬られてしまうのだけは、

絶対に避けなければなりません。



2.今のマスコミが安倍官邸に抑え込まれている以上、
  残るは野党の追及しかないのか

野党議員で もっともまともな 自由党・森議員の追及に

期待するしかありませんが、安倍氏の方も、

野党の追及には慣れっこになっており、簡単には攻略できません。

さて、森友事件における一方の主役は籠池氏であり、同氏夫妻は、

補助金詐欺容疑で逮捕されていますが、この事件の中味を知れば、

籠池氏が単独で、日本政府を相手に 補助金詐欺をできるはずがなく、

大阪府や財務省の協力なしには

絶対に実行不可能なことは 誰の目にも明らかです。

籠池氏は、ほとんど自前資金を出さずに、

小学校用地を時価の10分の一で取得し、その土地を担保に

りそな銀行から21億円の融資を受けています。

このカネの一部で、すでに、小学校の建設は完了しています。

野党が明日、3月6日から始まる 森友裁判に引っ掛けて、

国会で改めて追及すべきは、このカネの流れの背後関係である

ことは間違いありません。



3.やはり、2015年9月4日における 安倍・今井両氏と
  冬柴大氏の会食の画像が すべてを物語っている

本ブログでは、安倍氏の2015年9月4日の 不可解な大阪日帰り出張こそ、

森友事件の真相に迫る重大なポイントであると観ています。

この日の安倍氏の行動については、分単位で詳細に記録されており、

午後4時には、冬柴大氏(元・りそな銀行勤務)と会食している画像が

残っています。

この決定的な画像は、冬柴氏の経営する料理屋・かき鉄が、

食べログにアップした画像のようですが、

安倍氏や 安倍官邸のボス・今井氏にとっては、

結果的に 極めて不都合な画像だったのです。

この画像が撮られた2015年時点では、まだ森友事件が発覚していなかったので、

安倍氏も今井氏も、証拠画像を撮られることに油断していたに違いありません。

まさか、この2年後に、森友事件が発覚するとは、

2015年時点では両人とも、まったく予想していなかったでしょう。

やはり、悪事はどこかでばれるのです、

まさに 天網恢恢疎にして漏らさず、です。



Monet、三枚目、



「Water Lilies In The Spring」です。



原発は プルトニウム製造&濃縮装置 発電はカモフラージュ、

◆http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-669.html
東海アマブログ  2019-03-05
◎ 「ゾンビ東電は 潰した方がいい」と 金子勝!


より抜粋、

☆http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/143.html
「ゾンビ東電は 潰した方がいい」と金子勝!


ちょっと待て!


#金子勝 @masaru_kaneko

  【東電は 潰した方がいい】

  ゾンビ東電は、一方で福島の被災者のADR調停を拒否し

  賠償を払わずに、東海第二原発に 1900億円も支援する。

  30年以内で 茨城沖の大地震確率80%もあるのに、

  この老朽原発に このような巨額の投資をする。

  だから重大事故を起こしたのだ。

  ☆https://www.asahi.com/articles/ASM313T1VM31ULFA00G.html
  朝日 2019年3月2日
  ◎電、東海第二に支援1900億円 安全対策費が膨張
 


まあ、金子勝氏の発言は、正論中の正論ではあるが、

私は、このニュースを聞いたとき、東電という組織体が、

とっくに 安倍政権=自民党の使い勝手のよい道具 にされている現実

を思い出した。

「東京電力なんて企業は、福島原発事故を起こした瞬間に、

日本から消えたのだ!」

今、存在しているのは名前だけ、

なぜなら、東京電力は、とっくの昔に、国有化されている からである。

東電には、日本政府から 22兆円の資金が投入されており、

あらゆる企業経営の一部始終を支配しているのは、安倍政権だからである。

実際には、22兆円どころではない金額とも言われるが資料が入手できない。

http://www.gepr.org/ja/contents/20170214-01/


つまり、東電が東海第二に 1800億円の支援を行うのではない! 

それを命令したのは、安倍晋三自民党政権であり、官邸の背後霊なのだ。

あたかも、東電の経営方針で行われるように報道されているが、

現実に、22兆円の国有資本が投じられた 倒産企業が、

そんな経営方針を判断できるわけがないだろう。

この意味で、金子勝氏も、あらゆる反原発批判勢力も、

やってるのは安倍官邸だ と、どうして鮮明に語れないのか?

東電が行っているのは発電実務だけだ。

この種の政治的経営は、すべて東電を自分たちの利益のために

私物化している安倍悪霊団がやってるんだよ! なんでわからない?


事実上国有化している、社会に巨大な影響力を持ったエネルギー産業を、

安倍官邸が利用しないはずがないだろ?

原子力産業は、戦後、一貫して自民党の資金源であり続けた。

田中角栄が首相になれたのも、政治力を行使できたのも、

中曽根康弘がレーガンと渡り合えたのも、すべて原子力産業の資金であった。

それは、広瀬隆が、たくさんの著書で明らかにしてきた事実だ。

おまけに、東電は311東北大震災後のメルトダウン事故のなかで、

4号機で、プルトニウム富化を行い、核兵器用核原料を製造していた疑いが、

極めて濃厚であり、

このことの意味は、事故がなくとも、当時すでに、

自民党の秘密核武装戦略のなかにはめ込まれて実働していた

ことを意味している。

https://www.youtube.com/watch?v=4ZQNOYh3bO0
 
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/681.html


安倍晋三は、みんなが思ってるほど、ただのアホではない。

アホはアホでも、例えば、2009年、民主党政権における

田母神 軍事クーデター計画は、安倍晋三を

臨時クーデター政府の首相にする予定だった。

当然、安倍本人も了承済みだったはずで、首謀者の一味なのだ。

このとき、背後にいた、本当の首謀者こそ、

その後の、長期安倍政権を作り出した張本人であり、

当然ながら CIA関係者 であろう。

https://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/80ff177215925f1c2ca28b9fc5c38892

http://ginga-uchuu.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-3ddb.html


安倍は、おそらく2011年以前の、

東電による プルトニウム富化計画 にも関与している。

実は、2006年頃の噂なのだが、三菱重工の関係者(安倍晋三の実兄?)が、

自民党内の集会で、「我々は 三日で 核武装できる」と豪語したといわれる。

どういうことかというと、三菱は、

国産の民生用宇宙ロケットにも、事業主体として深く関与していて、

軍事用に転用して、ICBM製造するなど お茶の子サイサイであり、

核ミサイルを発射するためには、

純度94%のプルトニウムさえあれば 可能であった。

その軍事用プルトニウム富化を 秘密裏に行っていたのが、

東電福島第一原発4号機 だったのだ。


こうした核武装計画は、憲法上の理由で、すべて秘密裏に行われてきたが、

フクイチ事故によって、一端が露見してしまったわけだ。

もちろん、今の段階では噂だが、米軍によるサーモ撮影で、

4号機に稼働熱が写った理由は、それ以外の事情は考えられないのである。

そして、その秘密計画に、安倍晋三や安倍の実兄(三菱商事)が

最初から関与していた疑いがあり、もし事実なら、

安倍晋三と東京電力というのは、我々が想像するよりも桁違いに重要な、

秘密組織の同盟者である可能性が極めて強い。


その東電が、老朽化して、使い物にならない 東海第二原発を

再稼働させるため、1800億円(おそらく3000億円が本当だろう)を、

マイナス23兆円の資産から投入するという。

このマイナス分は、東電のものでも、安倍のものでもない。

日本国民の資産であり、国有化というのは、国民化というのが真実である。

その国民である、我々は、核武装だけを目的として、

計画から70年近く経た 2019年の今になってさえ、

使用済み核燃料の処理が不可能な状態、つまりトイレがない産業で、

この世で一番汚い放射性廃棄物の超超臭いウンコを、

日本中にばらまかれ続けているのである。

我々は、毎日、原子力産業に殺害され続けているのである。

それは、私が、原発の通常運転で何が起きているのか、

ブログに公開しているのだが、未だに読者は 少ない。

ぜひ、読んでいただきたい。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-340.html

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-342.html

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-345.html

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-347.html

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-349.html

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-351.html


なぜ、自民党=安倍政権は、未来のない、トイレのない原子力産業に、

骨の髄まで拘泥するのか?

それは、核武装して 世界に対し「日本は 強いんだぞ」と

見栄を張りたいだけのことだ。

IQ90以下といわれる右翼の安倍晋三らしい、実に軽薄な動機である。

自民党議員は、幼い頃から競争主義の洗脳を受けて育った結果、

「強い日本」だけが死ぬほど好きで、

自分たちが他人より優れていると思うこと、他人を見下すことで

恍惚として自尊心を満足できる 究極のアホ集団である。

だから、「強い日本」に 役立たない老人や障害者、弱者に極端に冷たく、

やがてナチスの行った 究極の優生保護政策であるT4作戦も

実行するのではないか

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-492.html


安倍晋三は、事故前の発言、

https://www.sting-wl.com/abeshinzo.html

事故後の発言

https://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/8067807f62817a30d0c5f7a55d28923a

https://www.huffingtonpost.jp/2014/03/10/
resume-operations-at-nuclear-power-plant_n_4932843.html


を見る限り、フクイチ事故を何一つ反省していないし、

フクイチ事故の被災者に対する同情や、再発防止の意思も絶無であり、

この糞野郎の頭には「核武装」しか存在しないのである。

今後、再び原発事故を起こして、日本人が滅亡を約束されても、

何一つ反省しない。

もちろん、その頃には 安倍の命はなく、責任を取る必要もない

と考えているのだろう。

こんなクズを首相にして、核武装妄想集団である自民党に

政権を委ねていては、子供たちの明るい未来など何一つない、

そこには 被曝死、遺伝障害、狂気、戦争の絶望的未来 しかない

ことを明記しておく。




ユダ米戦争屋の 厳命で ユダ米の核弾頭用のプルトニウムを 

製造させられておる。

米国内の原発が 老朽化著しく 新設は住民反対で できない。

代替を 日本にさせる。 事故っても ユダ米に影響ない ということ。

オバマの最後の頃 大量に プルトニウムを回収した はず。

IEAなど 脱退して 「核廃棄」ですよ、日本が音頭をとるべき です。





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