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2月は逃げるⅡ

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 画は 拙作にて

  「Yoga Woman 3」です。

 水彩 32cm x 40cm 紙


 『往生礼讃』日没 無常偈:

 七高僧のお一人で 唐の善導大師〈613-681〉が

 おつくりになられたもので、

 「一切衆生を勧めて、西方極楽世界の 阿弥陀佛國に生ぜんと

 願ぜしむる 六時礼讃の偈」という意味の偈文で、

 略して「往生礼讃」とも「六時礼讃」とも「礼讃」ともいいます。


 「人間怱怱営衆務 にんげんそうぞうようしゅむ 

 不覚年命日夜去 ふかくねんみょうにちやこ 

 如灯風中滅難期 にょとうふうじゅうめつなんご 

 忙忙六道無定趣 もうもうろくどうむじょうしゅ 

 未得解脱出苦海 みとくげだっしゅくかい 

 云何安然不驚懼 うんがあんねんふきょうく 

 各聞強健有力時 かくもんごうごんうりきじ 

 自策自励求常住 じさくじれいぐじょうじゅう」(浄全四・三六〇上)。


 この偈文は良忠によれば『坐禅三昧経』と『無量寿経』の意を取っている

 とされるが、かなり善導によって 趣意されている。

 大意は、「人々は日々の慌しさに追われるばかりで、

 命が一日一日ついえていくことに気づいてはいない。

 命の灯は、風にさらされれば いつ消えてしまうかわからないのである。

 この迷いの世界には 定まった境地などないのだから。

 いまだ苦しみの世界から抜け出せずにいるにもかかわらず、

 どうして安穏として 懼おそれずにいられるのだろうか。

 よく聞け。 剛健なる時に こそ、

 自らを鞭打って、常住なる極楽浄土を 求めよ」である。



☆雪。

朝 ま~た DISPLAYが不調で 画面が全く 表示できませんでした。

食事後、8:00頃より再開 室温8℃ やっと正常表示になる。

いかれてきておる のかもしれません、更新が止まりましたら、

DISPLAY 発注、交換中 とご理解ください 代替手段がないので、

繋ぎの投稿が できません。 携帯は以前持ってましたが 今は無し。


Influenza大流行のようですな、うがい、手洗い、充分な睡眠、

ですなぁ、 手前も風邪こじらせて 重篤になり

医師の誤診もあり(心臓喘息を 気管支喘息に) 三途の川 半分まで渡りました。

◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-d0d2.html
植草一秀の『知られざる真実』
2019年2月 1日 (金)
◎「働かせ方 改悪」でなく 「働く制度の 改善」が必要


病院で診断を受けた結果、インフルエンザa型に罹患したことが判明した。

インフルエンザの症状は厳しいので 当面は安静にしておきたい。

全国でインフルエンザが大流行している。

低温、乾燥 という感染拡大の条件が 整っている。

重症化することもあるから 適切な対応が必要である。

問題は 高熱が収まってもウイルスを保有している人が

人と接触すれば 感染が広がってしまうことだ。

人手不足の職場では インフルエンザで1週間も休みを取ることが

容易には許されないだろう。

また、非正規の労働者の場合、実労働時間によって賃金が支払われる

から病気といえども 休みを取れば、そのまま収入減につながってしまう。


昨年来、「働き方 改革」という名の「働かせ方 改悪」が論議され、

法律が強行制定されてしまったが、これらの制度変更では、

資本の側の論理が優先され、労働者の利益が 完全に無視されている。

「成長 戦略」という言葉の響きは良いが、

「誰の」、「何の」成長 なのか が重要だ。

「労働者の利益の 成長」なら良い話だが、現実は違う。

「資本の利益の 成長」を目指すのが「成長 戦略」なのである。


拙著『国家はいつも嘘をつく--日本国民を欺く9のペテン』
(祥伝社新書、税込み907円)
https://amzn.to/2KtGR6k


にNO.3 「働き方 改革」の嘘 を記述した。


正規労働者には 有給休暇があり、

インフルエンザで休みを取っても 所得が保障される。

病気療養をすることができる。

しかし、非正規労働で休業補償がなければ、

無理をしてでも働かなくてはならない との事情が 優先されてしまう。

同時にこのことが 感染拡大の原因にもなる。

企業の側では、インフルエンザに罹患しても、

十分な休みを取らせない 場合もある。

十分な隔離をせずに 職場に復帰させれば、

それが感染を拡大させる原因 にもなるのである。


アベノミクスでは 企業の利益拡大を優先する考え方が

採られてきた。

その上で、企業利益が拡大すれば、

それが従業員の所得拡大につながる と説明してきた。

これを安倍内閣は「トリクルダウン」と説明してきたが、

「トリクルダウン」は観察されていない。

労働者の賃金所得は 減少の一途を辿っている。

法人企業統計における全産業・全規模合計の、

税引前当期純利益の推移を見ると、

2012年度の49.0兆円が 2017年度に92.8兆円に拡大した

ことが分かる。

第2次安倍内閣発足後の5年間に 企業収益は ほぼ倍増したのである。


その一方で、労働者一人当たりの実質賃金は 約5%も減少した

厚生労働省が発表している 毎月勤労統計のデータ不正が

問題になっている。

統計数値が過大に計上されていた 疑いがあるから、

実質賃金の減少は より大きなものになる可能性もある。

いずれにしても、企業収益が倍増するなかで

労働者の実質賃金は 5%も減少した。

これがアベノミクスの象徴的な断面なのだ。

安倍首相は 雇用が増加し、有効求人倍率が上がった ことだけを

繰り返しアピールする。

この安倍首相の説明は「広告代理店の 説明」と呼ばれている。

都合の良い部分だけを徹底的に繰り返し、

都合の悪い部分には 絶対に触れない。

雇用が増えたというが、増加した雇用の約7割が 非正規雇用なのだ。

雇用の7割が正規雇用で 3割が非正規雇用。

しかし、増加する雇用の7割が非正規雇用なら、

労働者全体に占める正規雇用の比率は どんどん下がってゆく。


インフルエンザに罹患しても 

安心してゆっくりと養生することもできない

状況が広範に広がっているのだ。

大資本=ハゲタカファーストの政策を

庶民ファースト=国民ファースト の政策に転換する

ことが求められている。

これが日本政治の 第一の課題である。



◆http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-634.html
東海アマブログ   2019-02-01
◎奴隷は 自分の鎖を 自慢する


より抜粋、

これは、1968年NYハーレムで書かれた、

リロイ・ジョーンズ(BP党)の言葉である。


以下引用

人は、自由であるか、もしくは自由でないか のいずれかである。

自由の見習修行といったことは ありえない。

奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、

驚いた事に 自分の足を繋いでいる鎖の 自慢を始める。

どちらの鎖が光っていて 重そうで高価か、などと。

そして鎖に繋がれていない自由人を 嘲笑さえする。

だが奴隷達を繋いでいるのは実は 同じ鎖に過ぎない。

そして奴隷は どこまでも奴隷に過ぎない。

過去の奴隷は、自由人たちが軍事力によって征服され、

やむなく奴隷になったものだった。

彼らは、一部の特権奴隷を除けば、奴隷になっても決して

その精神まで 譲り渡すことはなかった。

その血族の誇りや、父祖の文明の偉大さを忘れず、

隙あらば逃亡し、あるいは反乱を起こして、

肥え太った主人を血祭りにあげた。

ところが現代の奴隷は、自ら進んで

奴隷の衣服を着て、足や首に 鎖を巻き付ける。

そして、何より驚くべきことに、

現代の奴隷の多くは、自らが奴隷であることに気付いてすらいない。

それどころか彼らは、奴隷であることの中に

自らの唯一の誇りを見い出しさえしている。

https://sekihi.net/writers/3884



リロイ ジョーンズ(英語表記)LeRoi Jones

1934.10.7 -
米国の小説家,ジャズ評論家。
ニューヨーク州立大学大学教授。
ニュージャージー州 ニューヨーク生まれ。
別名Amiri〉 アミリ(Baraka バラカ。
’60年代 の黒人闘争にはリーダーとして参加、また、
革命の武器としての文学を唱え、
イスラム教徒名のアミリ・バラカを名乗る。

*******************************************************************


私は、社会に出る年齢になって、皆が一斉にドブネズミ色の服を着て、

苦痛に耐えて満員電車で通勤し、インフルエンザにかかっても

会社の全員に感染させるために出勤し、たかのしれた学歴を自慢しあい、

誰が定めた訳でもないのに、誰もが共有する「常識」の獄舎に自ら入り、

鍵のかかった狭い部屋での人生を選ぶ人たちの

人生観・社会観に疑問を抱いてやまなかった。

背広を着るのが、たまらなく不愉快で、

できるだけ背広とは無縁の職種を選び、

社会秩序の強制=同調圧力から逃げ出したくて、

暇さえあれば山ばかり歩いていた。

当時の人生観は、まるで「泳げ鯛焼き君」のようで、定められた配合で、

みんな同じ型にはめられ、みんな同じ味になるように焼かれて、

購入者を満足させる味でなければ許されないような、

人生のすべてが同調圧力だけでできあがっているような

味気のないものだったように思う。

それから半世紀近く経て、人々の社会観は、どれほど変わったかといえば、

個性ある人生を選ぶことに対する圧力は、確かに少しだけ弱まっていて、

「期待される人間像」の幅は、若干広くなったような気もするのだが、

相変わらず、冒頭に紹介したリロイ・ジョーンズが描いたような

「鎖を自慢する 奴隷」が後を絶たない。

(中略)

いつのまにか老いてしまって、今では、社会との関わりも、

このブログくらいしかなくなってしまったのだが、

このままでは、間違いなく、福島第一原発級の原子力事故が再現される

のは確実と思えるので、私の出番は、もう一度くらいあるだろうと思っている。

自分の人生を振り返ってみて、良かったと思うのは、

冒頭に述べた「自分の鎖を自慢する奴隷」にならずにすんだ

ということである。
 
「自分の鎖を自慢する」とは、具体的にどんなことかといえば、

高速道路でも時速100キロしか出せないのに、

300キロも出る車を見せびらかして自慢してみたり、

一部屋でしか寝られないのに10部屋もある豪邸を購入してみたり、

「ブスでも三日で慣れる」というのに、絶世の美女を妻にしてみたり、

バーゲン服でもアルマーニでも、保温効果は同じだというのに、

超高級衣料品でなければ着なかったり、

なんでもいいから、他人を高みから見下したいという価値観のことをいう。


本当に人生に大切なものは、たくさんの人から愛され信頼される

ことなのに、他人を見下して睥睨することで

蛇蝎のように嫌われる倒錯した優越感に満ちた人間性は、

多くの人々から嫌われることはあっても、愛されることは絶対にない。

自分もまた奴隷にすぎないのに、「他人を見下す」価値観に

束縛された愚かな奴隷であり、みんなを鎖から解き放たねばならないのに、

自分を拘束する鎖を自慢することしかできない

愚かな輩のことをいうのである。

本当に人生で大切なことは、既存の価値観に左右されないで、

自分自身が、もっとも合理的であり、人間的であると認識した価値観を

主体性のなかで実現することのはずだ。

私は、自分の人生のなかで、加工されない大自然と直接触れあい、

自分の力で、何でも作り出すことのできる能力を得ようとする

人生を過ごしてきた。

こうした人生観は、60歳を過ぎて何をもたらしたかといえば、

自分に必要なことを実現した人生だったという満足感であるとともに、

同時に、先の見えない不安定な生活になってる。

これが悪いことか? といえば、私はそうは思わない。


私は、人の死をたくさん見てきて、

人の死が思いのほかに簡単なものだと知る機会があった。

死というものは、みんなが思ってるほど難しいものではない。

実に容易なのだ。 そろそろ死に時だ と思ったときに、

自分で始末をつければよい のである。

死は苦しみに満ちていると勘違いしてる人も多いが、

決してそうではない。

生物というのは、数億年の生命の繰り返しのなかで

無数ともいえる死を経験しなければならなかった。

だから、生物は 簡単に苦しみもなく死ねるように

プログラムされているのが普通なのだ。

長い病床生活のなかで苦しみの死を迎えているように見える人も多いが、

死のプロセスは、ごく短時間である。

ただ、生への執着が、なかなか死ねない苦しみ を生み出すだけなのだ。

もっとも気の毒な死は、昭和天皇の死だった。

本人は、手っ取り早く死にたいのに、最後の最後まで

無理矢理生かされて、死の苦しみを味わい続けた気の毒な最期だった。

我々は、彼の人生をまねする必要はないし、

そのように段取りする人もいない。

死は 生への執着を断てば、ごく容易に訪れる。

火災でも交通事故でも、拷問殺人でも、気の毒に苦しんだように見えるが、

実はそうではない。

人というのは、一定度の苦痛を与えられれば、自然に感覚を離脱し、

容易に苦痛のない死を 迎えられるように設計されている。

だから、私は、自分の最期について、金がなくとも、人がいなくとも

何の心配もしていない。

ただ 生への執着を解き放てば、自然に死ねる ことを知っているからだ。


話が逸れてしまったが、自分の死に際を心配して、

奴隷人生を選ぶ必要はないんだよ と言いたいのだ。

自らの鎖を解き放ち、自由な人生観のなかで、

のびのびと生きればいいのであって、老後の不安から奴隷になる

ことは無意味だ と言いたい。

これは、また別の機会でも、整理して書くことにしよう。



再掲ですが、拙作二枚目、



「Yoga Woman 2」です。 水彩 32cm x 40cm 紙



真偽不明ですが、

◆https://blog.goo.ne.jp/adoi/e/4cd118ca032a44870fe260885d312343
(新) 日本の黒い霧  2019年1月30日
◎123便事件と 芸能界の闇(3) -「グリコ森永事件」というエンタメ


最近になって、あの懐かしい事件が リバイバルのようです。


 青酸カリ送付、消印全て「神田」 170ポスト集中捜査
 2019年1月30日

 ▼https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/
  c9/65a4ad257b0565c9c49ba472de48b711.jpg
 神田郵便局=2019年1月30日午後、東京都千代田区神田淡路町2丁目

 東京や大阪の製薬会社など18社に
 猛毒のシアン化カリウム(青酸カリ)などの白い粉末と
 脅迫文入りの封筒が送られた事件で、封筒の消印はすべて東京の「神田」
 だったことが捜査関係者への取材でわかった。
 この消印の範囲の郵便ポストは約170あるという。
 青酸カリは取り扱いが厳しく規制されている。
 警視庁は捜査本部を設置し、流通経路や、周辺の防犯カメラを解析する
 などして容疑者特定を急いでいる。

 30日までに封筒が届いたことが確認されているのは、
 都内の製薬会社11社と食品会社1社に加えて朝日新聞、毎日新聞の
 計14社と大阪府内の製薬会社3社、札幌市の食品会社支社1社。

 警視庁は30日、鑑定の結果、都内14社に届いた粉末を青酸カリと断定した。
 府警や北海道警とも連携して恐喝未遂容疑で調べる。
 大阪の3社に届いたものは 府警がすでに青酸カリと確認している。

 捜査関係者によると、封筒の消印はすべて神田郵便局(東京都千代田区)
 の扱いを示す「神田」で24日付だった。
 25日に各社に届いていたとみられる。
 日本郵便によると、郵便物にこの消印が押されるポストは約170あるといい、
 警視庁は周辺の防犯カメラを集中的に調べるなどしている。
  (以下略)

 引用元:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/
              ASM1Z3WFZM1ZUTIL00Q.html


何の事件に似ているのか、ある一定年齢以上の方なら

もうお分かりでしょう。そう、あの

 ☆グリコ・森永事件

です。

青酸カリと世間をおちょくった関西弁による挑戦状、

そしてインパクトの強い人相書のセットは忘れもしませんよね。

何度も捕まえかけるところまでいったのに、すんでの所で逃げられる。

一般の人々にとっては全てテレビの中の出来事でしたが、

毎日の放送を聴きながら、「あの事件はどうなったのか?」と

日々気になっていたのを思い出します。

若い読者さんには、この事件を知らない方が多いと思われますので、

Wikiより事件の概要を抜粋します。


 グリコ・森永事件(グリコ・もりながじけん)とは、
 1984年(昭和59年)と1985年(昭和60年)に、阪神を舞台として
 食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件。
 警察庁広域重要指定114号事件。
 犯人が「かい人21面相」と名乗ったことから、かい人21面相事件
 などとも呼ぶ。2000年(平成12年)2月13日に
 愛知青酸入り菓子ばら撒き事件の殺人未遂罪が時効を迎え、
 全ての事件の公訴時効が成立し、警察庁広域重要指定事件では
 初の未解決事件となった。

 概要
 1984年3月の江崎グリコ社長を誘拐して身代金を要求した事件
 を皮切りに、江崎グリコに対して脅迫や放火を起こす。
 その後、丸大食品、森永製菓、ハウス食品、不二家、駿河屋など
 食品企業を次々と脅迫。現金の引き渡しにおいては
 次々と指定場所を変えたが、犯人は一度も現金の引き渡し場所に
 現れなかった。犯人と思しき人物が何度か目撃されたが
 逃げられてしまったため、結局正体は分からなかった。

 ▼https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/c1/
  8f75f0d3566fdcb7ff27eabad311f7f5.png
 犯人の人相描き - 懐かしのキツネ目の男

 その他、1984年5月と9月、1985年2月に小売店で青酸入り菓子を置き、
 日本全国を不安に陥れた。

 1984年4月12日に 警察庁広域重要指定事件に指定された。

 2000年(平成12年)2月13日に東京・愛知青酸入り菓子ばら撒き事件
 の殺人未遂罪が時効を迎え、全ての事件の公訴時効が成立。
 警察庁広域重要指定事件としては初めて
 犯人を検挙出来なかった未解決事件となった。

 2005年(平成17年)3月に除斥期間(民法第724条)が経過し、
 民法上の損害賠償請求権が消滅した。

 企業への脅迫状とは別に 報道機関や週刊誌などに挑戦状を送りつけ、
 毒入り菓子をばらまいて社会一般を騒ぎに巻き込んだことで、
 評論家の赤塚行雄から劇場型犯罪と名付けられた。
 同時期に世間を騒がせた三浦和義のロス疑惑とともに
 当時の世相として振り返られることも多い。


事件詳細については上記Wikiなどを参考にしていただきたいのですが、

この事件の最大の特徴は、世間をこれだけ大騒ぎさせながらも、

結局 誰も捕まらなかったことにあります。

そして何より、これだけの脅迫をしておきながら、公式には

身代金などの受け取りに成功した事例は聞こえていません。

犯人がこの事件に掛けただろう手数を 列記すると次のようになります。


 ・グリコ社長の誘拐

 ・青酸カリの入手と 混入・配置

 ・企業や報道機関への 脅迫状・挑戦状の送付

 ・無線通信機などの購入(当時は携帯電話はなかった)


これらの作業に時間をかけながら、複数犯が1年以上も

犯行と逃走をし続けた。 活動内容から鑑みると、予めそれなりの

手持ち資金がないと できないことは分かりますし、

逮捕という大きなリスクを抱えながら、

成果もないまま 長期の活動を続けられたそのモチベーションが

はっきりしません。

そして何より不可解なのは、最初の誘拐事件から 約1年半後の

1985年8月12日に突然、犯人からの「犯行 終結宣言」が報道機関に届きます。

そう、その日は

 ☆日本航空123便事件

が発生した日です。


■事件に警察・公安が関わっていたのか?

以上、活動資金の問題、犯行動機の問題、突然の終結宣言など、

この事件にはおかしな点が多すぎます。

また、同事件を取材した一橋文哉著

「闇に消えた怪人 ― グリコ・森永事件の真相」などを読むと、

この事件を追っていた警察側の動きにも不可解な点が多い

とのレポートがあります。

その概要は、現場の捜査官は犯人グループをかなり絞り込んでいた

にも拘わらず、肝心な所で 上からストップが掛かり

それ以上捜査が進まなかったとも読めます。

この事件の異常性を見る限り、本件には 警察上部及び公安が直接関与していた

と見るのが正しいだろうと私は推察します。

その考えを強く裏付けるのは、これまでの123便事件の調査で、

123便事件そのものが、長期間かけて周到に計画準備され、

警察・公安・自衛隊などが複雑に関っていた

ことが分かってきたからです。それがどういうものであるかは

過去の記事を読んでいただきたいのですが、

これだけ大きな計画ですから、実行日が近づくにつれ、

その現実社会での動きが 世間の目、特に報道関係者の目に留まりやすくなる

ことは容易に想像が付きます。

「計画が 漏れてはならない」。

そのために123便事件の立案者たちは 何を考えるでしょうか?

おそらくそれは

 ☆世間が注目する別の事件を もう一つ作り出せ

だったのではないでしょうか?

別の言い方をすれば、計画遂行に至る 大詰めの一年半の間、

一般人に余計な詮索をさせないよう、飽きることのない

「パンとサーカス (エンターテーメント)」を与え続けろ

ということになります。


■脅迫された企業は 共犯者?

Wikiによると、また自分自身の記憶からも、

この事件の被害者とされている企業には

現在も著名な食品会社が含まれています。

以下それを列記します。

 ・江崎グリコ

 ・森永製菓

 ・丸大食品

 ・ハウス食品

 ・不二家

 ・駿河屋

これに関し、私はかつて、関西で裏稼業に関っていた人物から

次のような話を聞かされたことがあります。

その時はどぎつい関西弁で話されてましたが、私には再現できないので、

その要旨を標準語で書きます。


 「グリコは菓子だけでなく、食肉加工などの食品も扱っていた。
 当然、畜産・食肉加工に力を持つ 同和系組織のしばりを受ける訳だが、
 江崎はそれを嫌がった、というか組織から抜け出したかった。
 それで初めから目を付けられてた。
 関西の食品関連企業は 多かれ少なかれ、同和の影響下にある」


その人物の推測だと、グリコ・森永事件は

同和系組織の犯行としています。

確かに、初期に 執拗に江崎グリコを狙ったそのやり口は、

組織的みせしめとも取れなくはありません。

しかしこの事件は、他の食品関連企業に次々と飛び火していきます。

私怨による単なる一社を狙った犯行だとしたら、

いくらなんでもこれはやり過ぎでしょう。

警察の大掛かりな介入を招くことは 目に見えているのですから。

私はむしろ、国をあげた「123便 撃墜計画」が背後にあり、

目くらましのエンタメ創造セクションとして、

関西の同和系組織に白羽の矢が立ったのではないかと推測します。

もちろん、警察に絶対に捕まらないという確約の下で。

そこで、最初の話ネタとして担ぎ出されたのが、

日頃から 組織との関りを疎んじていた江崎グリコだったとすれば、

同上証言者の言とも矛盾しません。

そして、江崎グリコの江崎社長も、脅されてこの狂言芝居に

一枚加わらずを得なかったのではないかと考えます。

これはWikiの次の記述を読めば充分あり得るのでないかと思います。


 1984年3月18日21時頃、兵庫県西宮市の江崎グリコ社長:江崎勝久
 の実母宅に拳銃と空気銃を構えた2人の男が勝手口を破って押し入り
 (家の外には車の運転手役の男がおり、犯行は3人組の男が実行している)、
 同女を縛り上げて社長宅の合鍵を奪った。
 2人組はそのまま隣家の社長宅の勝手口から侵入、
 社長夫人と長女を襲い、2人を後ろ手に縛って脇のトイレに閉じ込めた。
 その後、2人の男は浴室に侵入。長男、次女と入浴中だった社長を銃で脅し、
 全裸のまま誘拐した。

  (中略)

 その後、誘拐事件は急展開する。
 事件3日後の3月21日14時30分ごろ、国鉄職員から110番通報を受けた
 大阪府茨木警察署によって江崎が保護された。
 江崎の証言によると、大阪府摂津市の東海道新幹線車両基地近くを流れる
 安威川沿いにある治水組合の水防倉庫から
 自力で抜け出したとされ、大阪貨物ターミナル駅構内で保護された。


自力脱出?

何かおかしい。 これは、この事件をリアルタイムで追っていた

当時の私の感想です。そして、改めてこの事件を振り返ると、

江崎社長の自力脱出という話は、その後の一連の事件を含めて、

際立って不自然な印象を与えます。

人質にあっさり脱走されたなんて、そんな間抜けな犯人たちが、

時効まで捕まらず逃げおおせたという話の方が

よっぽど怪異ではないでしょうか。

おそらく、江崎社長は初めから何が起こるか分かっていた、あるいは、

誘拐された時に、これから起こる計画への協力を強要された

と考える方がより自然ではないかと思います。


123便事件絡みでもう一つ指摘しておきたいのは、当時のハウス食品の社長、

浦上郁夫氏です。 この方は123便の搭乗者リストに載っており、

この事件で鬼籍に入られたことになっています。

グリ・モリ事件で被害にあった上に、飛行機事故で亡くなるとは

何て気の毒なと思うのが通常の解釈ですが、

同上証言者の 食品関連企業と同和系組織との関係に着目すると

見方が少し変わってきます。

 ☆浦上社長は 死んでないのではないか?


つまり身代わりが搭乗し、浦上社長は名前を変えて

どこかで生きておられるということです。もしかしたら、

その身代わりこそが グリ・モリ事件の実行犯だったかもしれません。

ここから先は勝手な想像になってしまうので止めておきますが、

このような事を書いたのには訳があります。

実は浦上氏は生きておられるという情報が入っているのです。

残念ながらその裏は取れてませんが、その可能性もあるということで、

ここに記述させていただきます。


■食品会社と地下社会の関係

ちょうど一年くらい前、日本には

100万人超の地下住人がいる のではないかという話題を記事にしました。

現在ではその人口の見積もりは、300万人超に増えています。

それは、現在日本に供給されている電力量と、

それに必要な地下原発の見積数10万基を、

その建設から維持管理、従業者の家族の扶養まで概算すると、

どうしてもそれくらいの人数は居ると言う結論になるからです。

そこで問題となるのが食料供給です。

地上居住者に知られず、これだけの人数に食糧供給する手段は、

食品加工会社や農協の倉庫、大型小売店の廃棄食品の処分場などの内部に、

ダイレクトに地下との輸送ポイント、

例えば大深度エレベータなどを作る以外に 上手い方法を考え付きません。

以上から、食品加工に関る大企業などは、

地下からの電力供給と引き換えに、生産品の5~10%程度を地下社会に卸している

のではないかと私は想定しています。

これは、北海道のじゃがいも畑の真ん中に建設されたポテトチップス工場、

東北山中の大牧場に建てられた生乳工場などを思い浮かべてください。

これらの工場を稼動させる電力はいったいどこから供給されるのでしょうか?


毎度毎度 しつこいと思われるでしょうが、

 ☆大電力の長距離送電は 物理的に不可能

なんです。

山中の工場は、その電力を自家発電するか、どこか近場からか

供給を受けるしかないのです。 もしも その工場に自家発電施設がなければ、

その工場は地下から電力を買っていると思われます。

そして、その代償に生産した食品を地下に供給しているという関係が、

どうやら見えざる社会システムとして存在しているようなのです。

さらに、その見えざる地下住民の食費負担は、

私たち地上の消費者に価格転嫁されているようなのです。

何が言いたいのかというと、

グリコ・森永事件に被害者として関わった大手食品企業は、

地下社会と何らかの関わりがあると見るべきなのです。

もしかしたらそれを仲介してるのが、同上証言者の言う同和系組織

なのかもしれません。 それらを踏まえると、史上稀に見るこの珍奇な犯罪は

 ☆企業も国家もグルになった エンターテーメント

だったと捉えることができるのです。

それでは、何のためのエンタメだったのか?

敢えて言うまでも無く、それは

 ☆123便撃墜計画

もっと正確な言い方をするなら

 ☆昭和天皇呪殺計画

を全うするためのものであった と考えられるのです。


現在、本ブログで123便事件当時の芸能界の闇について

考察を加えているところですが、もしかしたら、グリ・モリ事件こそが、

当時の日本人にとって最大の芸能(エンタメ)だったのかもしれません。

それを理由に

本記事を「123便事件と芸能界の闇」にカテゴライズしました。


■エンタメは繰り返す

冒頭にあるように、この1月、企業と報道機関に青酸カリが送りつけられる

という怪事件が再び発生しました。

これをグリ・モリ事件の再現と考えれば、 今後


 ・世間の関心を引くような 犯行声明

 ・繰り返す 同一犯罪

 ・捕まらない犯人 (もしくは冤罪で検挙)


という構造が繰り返されるはずです。

そして期間的なスパンから、その事件の本当の狙いは

 ☆2020年8月12日

に起こる何かであることは間違いないでしょう。

私たちはもう騙されてはいけません。

▼https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/06/
 5592def61deec9e7331edee1e07d8b0c.jpg

ANAが 導入するA380、ペイントが「亀」 であることに注意。

1985年は「鶴」だった。


 

再掲ですが、拙作三枚目、



「梅が枝 達磨 娘」です。 水彩&パステル 32cm x 40cm 紙



因果は巡る風車、情けは人の為ならず、

◆https://www.asahi.com/articles/ASM214S3QM21ULFA016.html
朝日  2019年2月1日
◎ファミマが こども食堂  3月から全国2千店、イートイン


コンビニエンスストア大手のファミリーマートは、

3月から「ファミマ こども食堂」を 全国約2千店で始める。

イートインスペースを活用して 子どもに食事を提供するほか、

住民が コミュニケーションできる場にすることで

地域の活性化につなげていきたいという。

1日発表した。対象は店の近くに住む子どもや保護者で、

小学生以上は保護者の同意があれば1人で参加できる。

1回約10人で料金は小学生までが100円、中学生以上は400円。

弁当やデザート、飲料を提供する。

レジ打ちなどの体験イベントも実施する。

2018年度に東京、神奈川、埼玉の5店で試験的に開催したところ、

「みんなと仲良く話せてよかった」などと好評だったため、

全国に広げて実施することにした。

こども食堂ネットワーク事務局の担当者は

「食材や調理器具、資金を 提供する企業は増えているが、

全国展開する企業が 自分たちで主体的に取り組むのは

初めてではないか」としている。

子ども食堂は、子どもが1人で利用でき、

無料~数百円で 食事ができる食堂で、

主にNPO法人や任意団体、個人などが運営する。

貧困家庭や1人でご飯を食べる子ども向け として注目されたが、

地域交流の場所 にもなっている



◆http://www.family.co.jp/company/news_releases/2019/20190201_99.html
ファミリーマート  2019年02月01日
◎「ファミマ こども食堂」を 全国で展開


株式会社ファミリーマート

(本社:東京都豊島区/代表取締役社長:澤田貴司)は、

地域交流および 未来を担うこどもたちを応援する取り組みの

一環として、2019年3月より「ファミマ こども食堂」の

取り組みを開始いたします。

「ファミマこども食堂」の取り組みにより、

全国のファミリーマートの店舗を活用し、

地域のこどもたちや 近隣の皆さまが、

共に食卓を囲み コミュニケーションできる機会 を提供することで、

地域の活性化につなげてまいります。

ファミリーマートでは2018年度に東京都、神奈川県、埼玉県の5店舗で

「ファミマこども食堂」をトライアル開催いたしました。

このトライアルを通じて、「皆と仲良く話せて良かった」

「学年を超えた交流を楽しめた」(参加者アンケートより)

といった反響を頂き、

開催地域を 全国に拡大することを決定いたしました。

「ファミマこども食堂」では、地域のこどもと保護者を対象に、

参加者みんなで一緒に楽しく食事をするほか、

ファミリーマート店舗のバックヤード探検や レジ打ちなどの体験イベント

を通じて、ファミリーマートに関するご理解を深めていただく取り組みも

あわせて実施します(店舗により、一部内容が異なります)。


ファミリーマートは、今後とも地域に寄り添い、

地域のお客さまのニーズに応じて、全力を尽くして進化し続けてまいります。



■「ファミマこども食堂」の概要

概要:ファミリーマートの店舗スペースを活用し、

近隣のこどもや保護者を対象に 食事を楽しむ取り組み


対象:店舗近隣にお住まいの こども、及びその保護者

(小学生以上は 保護者の同意があれば1人でも 参加可能)

参加人数:約10名/回

参加料金:こども(小学生以下)100円、 保護者(中学生以上)400円

プログラム:オリエンテーション/みんなとお食事(約40分)

体験イベント(約20分)

※店舗により一部内容が異なります。


                           以上 



久方ぶりの 暖かいニュースです。

内容の充実を 目指して欲しい、子供は日本の宝もの。



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