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風の音Ⅲ

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 画は ポール・デルヴォー ( Paul Delvaux )

 1897年 ~ 1994年

 ベルギー生まれの画家。

 静寂さの中に 幻想的な世界が広がるその作風によって、
 「幻想画家」という形容もなされる。
 「鉄道オタク」でもあるw                   作


  「Crucifixion 磔はりつけ 1952」です。


☆晴れ、涼しい。


鬼畜米英 & 狂気の天皇制カルト、

◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-3341.html
植草一秀の『知られざる真実』
2018年8月17日 (金)
◎発がん性で 320億円賠償責任の ラウンドアップ


日本のメディアが大きく報道しない重大な情報がある。

8月10日、米国サンフランシスコ州の裁判所が、

アグリビジネスの最大手企業の一つである米モンサント社が訴えられた裁判で、

モンサント社に2億8900万ドル(約320億円)の

支払いを命じる判断を示した。

訴えは、モンサント社の除草剤「ラウンドアップ」の使用が

がん発症につながったとして損害賠償を請求したものである。

訴えたのは、同州にある学校の管理をしていたドウェイン・ジョンソン氏で、

校庭の除草と整備のために、モンサント社が開発した除草剤ラウンドアップを

数年にわたって使用し、それが原因でがんの一種である悪性リンパ腫を

発症したと訴えていた。

裁判で陪審員は、ラウンドアップの主成分である「グリホサート」に

発がん性が考えられるにもかかわらず、

モンサントはその危険を十分に伝えていなかったとして、

全員一致で原告の訴えを認めた。


本ブログ、メルマガの読者はモンサント社もラウンドアップもグリホサートも

よくご存じのことだと思うが、日本全体ではあまり知られていないと考えられる。

モンサント社は1901年に米国ミズーリ州で創業された企業で、

1960-1970年代に ベトナム戦争で米国軍が使用した

枯葉剤を製造した企業である。

枯葉剤がどのような悲劇を生み出したかは よく知られている事実である。

そのモンサント社が開発・製造しているのが 除草剤「ラウンドアップ」である。

そのモンサント社自体については、本年6月にドイツのバイエル社による

買収・吸収が完了して、独立企業としての社名が消滅した。


モンサント社は 世界最大級のアグリビジネス企業として、

その名がとどろいているが、有害性が懸念される除草剤、

除草剤に耐性を持つ遺伝子組み換え種子製造販売の 代表的企業である。


安倍内閣は、主要農作物種子法(種子法)を突如廃止した。

政府は「種子法は 戦後食糧増産のために、コメ、麦、大豆等

主要な穀物の種子を種子法で安定して供給できるように制定された法律で、

コメも消費が落ち込んで生産が過剰になった現在では

その役割は終えた」と説明したが、真っ赤なウソである。

世界の種子市場の7割弱、世界の農薬市場の8割弱が、

モンサント、ダウ・デュポン、シンジェンタなどの

遺伝子組み換え多国籍企業6社 によって支配されている。

ハゲタカ資本にとって、日本の種子法は 邪魔な存在である。

国が管理して 安価で優れた種子を安定供給したのでは、

民間の種子ビジネスが成り立たない。

そこで、安倍内閣に命令して 種子法を廃止させたのだ。


そのなかでも、モンサントは強力な 除草剤と

これに耐性を持つ遺伝子組み換え 種子 のセット販売ビジネスを

世界規模で拡大させている代表企業である。

しかし、遺伝子組み換え食物と強力な除草剤の 安全性に

強い疑問が持たれているのだ。

モンサントはこれまで ラウンドアップの安全性をアピールしてきたが、

これに対して世界中の専門家から疑義が示されている。

今回の裁判所決定は、こうした疑義に対する重要な判断の一つになる。


WHOの外部研究機関IARC(国際ガン研究機関)は

2015年にグリホサートを 2Aの発ガン性物質に分類した。

2Aとは「実験動物での 発ガン性確認」、 「人間では データ不十分」

というもので、ヒトに対しては「おそらく発ガン性がある」という分類。

また、米国の国立ガン研究所、国立環境健康科学研究所、環境保護庁、

国立職業安全健康研究所の共同プロジェクトである

Agricultural Health Study(AHS)は、

ラウンドアップと 急性骨髄性白血病(acute myeloid leukemia、AML)

との関連性に関する研究を発表した。

こうした研究結果等を踏まえて、世界はいま、

ラウンドアップや その主成分であるグリホサートの

使用禁止、使用制限に向かって進んでいる。

☆https://bit.ly/2IXR9dy

政府や地方自治体が禁止する国も 増えている。

また、店頭販売を行わないことを決めた流通業者が

海外では数多く存在する。

しかし、日本ではホームセンターでも、商店街のドラッグストアでも、

100円ショップでも販売されている。


背景には安倍内閣の姿勢がある。

厚生労働省は 2017年12月にラウンドアップの主成分である

グリホサートについて 最大400倍の大幅緩和を認める通達を出している。

さらに、ベトナム戦争で使われた枯れ葉剤の主成分 2,4-Dの

大幅規制緩和の検討を始めている。

海外の重大ニュースを 大きく報道しない日本のマスメディアが

誰の 何の力で 動かされているのかは 明白である。




◆https://www.chosyu-journal.jp/review/8762
長周新聞  2018年8月17日
◎『骨が語る 兵士の最期』 著・楢崎修一郎


大妻女子大学博物館に勤務する著者は、自然人類学を専攻し、

これまでシリア、ケニア、アメリカ、インドネシアなどで

古人骨の発掘調査に携わってきた。

その経験から 戦没者の遺骨を鑑定する人類学専門員となり、

2010年からこれまでに17回、太平洋各地の激戦地に派遣され、

旧日本軍兵士および民間人約500体を鑑定している。

▼https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/
 2018/08/1-277x400.jpg
(筑摩書房発行、B6判・234ページ、定価1500円+税)


著者の両親は広島で被爆しており、著者は被爆2世である。

また父親の長兄はビルマで戦死し、母親の叔父はニューギニアで戦死した。

先の大戦の戦没者320万人のうち、海外での戦没者は240万人といわれるが、

これまでに遺骨が収骨されたのは約127万人分で、

いまだに約113万人分の兵士の骨が、最期の様子もわからないまま、

太平洋の激戦地や玉砕の島島に眠ったままである。

そして著者が遺骨収集に携わるのは、

「現在生きているわれわれには、彼らのことを語り継いでいく義務がある」

との強い思いからだ。


本書のなかでは遺骨収集の現場でのできごとが 詳しく記されている。

「玉砕の島」といわれる北マリアナ諸島のサイパン島には、著者は4度派遣された。

昨年8月の4度目の調査では、島の北部にある16カ所の洞窟から

59の遺骨を収集した。

内訳は37体の成人男性、8体の成人女性、14体の未成年だった。

未成年といっても1歳、2歳、3歳、5歳 … といった幼児が多い。

太平洋の島島の鑑定では遺骨は日本兵のみであり、

このように民間人が多数出土するのは サイパンとテニアンのみだという。


サイパンは、米軍に占領されると本土空襲が可能になるので、

天皇制政府は 昭和19(1944)年に 「絶対国防圏」に指定し、

陸海軍4万6969人を送り込んだ。

しかし同年6月15日に米軍が上陸攻撃を開始すると 抵抗力はなく、

その後北部の断崖絶壁に追い詰められた日本兵と民間人多数は

次次と海に飛び込み、推定で約1万人が死亡した。


さらに、日本軍司令部は 残った者に全滅覚悟の「万歳 突撃」を命令した。

命令を受けたのは兵士だけでなく、在郷軍人、警防団員、青年団員など

民間人の男性も多数含まれていた。

「突撃」といっても多くの兵士には武器はなく、

初めから武器を持たない民間人は 棒の先にハサミやナイフをつけたり、

ただ石を持っていただけの者もいた。

7月7日の夜が明けると タナバク海岸には 4311人もの死体が

死屍累々と積み重なっていた と記録に記されている。


しかも米軍は、ブルドーザーで長い溝を掘り、その中に死体を無造作に

投げ込んでいった。

遺骨の発掘調査を進めると、上層では 全身骨格が出土するのに、

下層では 四肢骨の破片が多く保存状態が悪かった。

それは米軍が死体処理に、除草剤にも使われている 塩素酸ナトリウムを撒いた

からではないかという。

また、米軍の上陸攻撃があった激戦地 であればあるほど、

日本兵の歯から 金歯や銀歯が抜きとられている ことが多いという。


サイパン島の南5㌔にあるテニアン島には、米軍は同年7月24日に

上陸攻撃を開始した。

当時テニアン島には 1万3000人の民間人が生活していた。

ほとんどが南洋興発の サトウキビ畑や製糖工場で働いており、

昭和恐慌のなかで 食うに困った福島や沖縄の農民がほとんどだった。

ここでも 断崖絶壁からの飛び降りと 「万歳 突撃」で、

日本兵約7800人、民間人約7700人が犠牲になった。

遺骨鑑定を始めると、やはり民間人の女性や子どもが多く出土していた。

サイパンやテニアンの洞窟では、部分的に焼けた焼骨が出土することがある。

それは米軍による 火炎放射器の犠牲者 である。


今年3月の調査では、遺骨の供養のために 焼骨式をおこなった。

点火すると「ピー」という音が し始めた。

まるで亡くなった子どもが泣いているように聞こえ、一同涙したという。


著者が鑑定に行ったマーシャル諸島ミリ島、トラック諸島、

メレヨン島(現・ミクロネシア連邦ヤップ州)は、

飛び石攻撃をおこなった米軍が 実際に上陸攻撃をしなかった島である。

攻撃はなかったが、制海権と制空権を奪われたもとで

食料や物資の補給が断たれ、兵士たちは 飢餓や病気に苦しみ、

多くが飢えて死んでいる。

メレヨン島では戦没者は4913人だが、死因のほとんどは 餓死だった。

これほどの死者を埋める場所がないため、うち約1200人は水葬にしていた。

元海軍軍医の記録によると、メレヨン島での

1944年の 一人当たりの主食の摂取量(一日当たり)は、

5月が580㌘、8月が290㌘、10月が100㌘だった。

島のトカゲやネズミはすぐに姿を消し、

兵士たちは栄養失調で 身体が弱って餓死したり、

アメーバ赤痢やデング熱にかかって 衰弱して死亡した。


著者はまた、トラック諸島で起こった不可思議な事実についても触れている。

米軍は1944年2月にトラック諸島に対する総攻撃をおこない、

日本軍の巡洋艦、駆逐艦、輸送船など40隻以上を沈没させ、

10隻以上を大破、航空機は270機を撃墜あるいは地上で撃破した。

ところが、米軍がトラック諸島を攻撃している 真っ最中に、

日本の艦船が まるで攻撃してくれといわんばかりに次次と

トラック諸島の湾内に入ってきて、これが被害をさらに拡大する結果になった。


こうして遺骨収集のなかで浮き彫りになるのは、

「日本軍国主義の戦争を終わらせる 平和で民主主義の軍隊」

といわれた 米軍の残虐性であり、

負けるとわかっていた戦争を 自己の地位を守るために引き延ばし、

犠牲者を増やし続けた 日本の天皇制軍国主義の犯罪性である。

犠牲になったのは 日本の将来を担うはずだった若者たちであり、

年寄りや女性や子どもたちだった。


著者は遺骨鑑定をおこなってきた先輩たちの遺した言葉、

「過去の戦争の犠牲者に対して 人道を尽くすこともまた、

平和を願うわれわれに課せられた義務ではないか」

「われわれは国籍、人種の如何を問わず、戦争の災禍に

余りにも多くの青年が いまだ死ぬべき時に非ずして、

しかも死んでいった事実を 心から悼む」を胸に刻んで、

すべての国の戦没者が収骨される日がくることを願いつつ、

今も現場に足を運んでいる。



Paul Delvaux、二枚目、



「Le-Vicinal 路面電車」です。



「田布施システム」のゾンビ・狂人=下痢壺一派、

◆http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52221565.html
「ジャーナリスト同盟」通信  2018年08月15日
◎大恐慌の予感がする! <本澤二郎の「日本の風景」(3066)


<ドル一強で 通貨不安、安倍やめろ の合唱が!>

「1929年の 大恐慌前夜 そっくり」との指摘が、

各方面から噴き出して久しい。

米国の金利高で、世界の金がアメリカに吸い寄せられている。

ドル一強による通貨不安に世界は、震え上がっている。

「日本は大丈夫か」 「安倍ポチでいいのか」

「安倍を引きずりおろさないと、日本は本当に大変な事態に追い込まれる」

などの合唱が列島から巻き起こっている。

トランプの大暴走によって、中国やEUなど世界経済は、

ちゃぶ台をひっくり返したように激震が走る。

確かに「通貨不安でも 金が下がる」という異様な事態に、

専門家も真っ青なのだ。


<ドル大暴落も想定?>

先進国・中進国・途上国から、世界通貨がアメリカに吸収されている。

米国の金利高の影響である。

ドル一強体制であるが、問題は その先に何が起きるのか。

「いくら金(紙幣)があっても 投資する先がない。

紙っぺらのドル紙幣の大暴落も 想定できる」といって、

専門家も眉をひそめている。 まさに1929年前後の世界である。


<死の商人暗躍で戦争の不安も>

一発の銃声に聞き耳を立てる雰囲気が、世界を覆い始めている。

歴史が繰り返すのか。 プロはおびえて口を閉じている。

世界恐慌の教訓は 生かされるのか。

素人は、ここが理解できない。 専門家も、である。

通貨不安は、トルコやアルゼンチンなど 中進国で起きている。

他の国も多かれ少なかれ、これに比例している。

それでいて、本来上がるはずの ゴールド・金が上がらない。

逆に下がっているのである。

このことに専門家はおびえているのだ。

地底のマグマが噴火しようとしているのであろうか。

一連のトランプの暴走の狙いなのか。


<異常な日米大軍拡予算>

それを予測するかのようにトランプのアメリカは、

軍事予算を大幅に拡大して、各国を驚愕させている。

日本円にして79兆円という。ざっと80兆円というと、

日本の国家予算に相当する。

トランプの「アメリカ第一」は戦争を想定している、と勘繰られかねない。

実際、そうだとすると、どうなるのか。

トランプの背後では、死の商人が暗躍しているのか。

大量の新型武器購入と生産と、不要になった旧式武器の売却先が日本なのか。

既にトランプのポチは、ワシントンの言いなりになって、

ワシントンの言い値で、大量の武器を購入、新規の契約をしている、

これまた戦後最大の軍拡予算を編成している 安倍・自公内閣である。

日米の大軍拡予算編成に、密約が存在するのか、単なる偶然の一致なのか。

「日米連合で 戦争を始めようというのか」

との憶測をまき散らすことになろうか。

深刻なことに、日本銀行の破たんも 表面化している。


<それでもアメリカのポチは言いなり>

日米産軍体制の共闘が 具体化しているのだろうか。

憶測は憶測を呼ぶことになる。

なにしろ、安倍の背後は日本会議である。

戦争神社の靖国が 控えているのが、かなり気になって仕方ない。

中国とアメリカの貿易戦争によって、アメリカの農民が悲鳴を上げている。

大豆やトウモロコシの販売先を失ってしまったのだ。

「大量の大豆とトウモロコシを 日本に押し付けようとしている。

これらは 健康によくない 遺伝子組み換え穀物の典型 である。

安倍ポチは反対しないだろう。

そうだとすると、日本人の健康も怪しくなる」

との懸念する声も聞こえてきている。

種子法廃止で 危険がいっぱいの米生産も、

安倍・自公内閣で始動、健康食品派に 衝撃を与えている。


<安倍を引きずりおろせ!>

もう日本国民は、安心して生きられそうもない。 どうすべきか。

「安倍を辞めさせるしかない」と事情通は叫んでいる。

彼は安倍の資質・能力を知悉している人物である。

「これ以上、ポチに任せていると、日本は破局に向かう」

と福田康夫と同じように指摘している。

「大恐慌になる前に 安倍を辞めさせるしかない」というのだ。

正論であろう。




ユダ米は プーチンのロシアには 軍事では勝てませんよ、

日本然りで勝負にならない、しかもロシアは なんとか自給できる、

経済制裁も 効きません。 

敗戦は一度で充分過ぎたし、いまだに尾を引きずっておる

今度は勝ち馬ですよ、ユダ米は捨てましょう!




Paul Delvaux、三枚目、



「El-viaducto 高架橋」です。



足を 必ず引っ張る奴 が出てくるねw 

上が腐りまくって 民度 かなり落ちてるから、

◆https://news.infoseek.co.jp/topics/20180817jcast20182336432
J-CASTニュース / 2018年8月17日


2歳男児の救出劇で注目を集めている

尾畠春夫さん(78)の「将来の夢」は...

尾畠さんは、7人兄弟の4番目として生まれ、小学5年生からは

近くの農家へ手伝いに出た。勉強は好きだったが、

中学3年間のうち、学校へ行けたのは4か月程度だったという。

中学を卒業するとすぐ、鮮魚店で働き始めた。

仕事を通じて、感謝することの大切さを学んだという。

その後、独立して鮮魚店を営んでいたが65歳で店を閉め、

徒歩による日本縦断を決行。

2011年の東日本大震災以降は、

全国各地の被災地へ ボランティアとして出向いて活動している。

特集後半、パネルで尾畠さんの「78歳 将来の夢」が紹介された。

回答が書かれている文字部分をふさいでいた紙をめくると、

そこには

「夜間の高校に行って 勉強したい」

とあった。



◆http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-448.html
東海アマブログ  2018-08-17
◎尾畠春夫さんの 無私の心


より抜粋、


尾畠さんの周防大島での活躍について、今更述べる必要もないが、

もしも、日本政府が、尾畠さんを美談仕立てにして

道徳教育に利用しようとすると、非常に困った現象が起きるのだ。

尾畠さんは、完全に「無私の人」である。

蓄財も名誉も、贅沢も、自分が特権的な立場に立つことも、

何一つ興味がなく、他人の幸せだけを喜び、

それだけを生きがいにする人である。

一方で、日本政府=安倍晋三政権の推進する道徳とは、

何もかも金儲けの論理で 日本社会を埋め尽くそうとしているわけで、

「金にならないことはやらない」というのが、

政権=自民党の基本姿勢である。


(中略)


利己主義だけが正義と信奉する自民党支持者に、

尾畠さんは究極の爆弾を投下することになるだろう。


天皇陛下のために命を捧げた 肉弾三勇士を載せる代わりに

尾畠さんが 道徳の教材になったなら、

日本社会は、根底から爆破されねばならない。

天皇と日本国家のために 命を捧げる人間を洗脳で作りたいのに、

尾畠さんは「善意」だけの人生観を 提示してみせるのだ。

「無私」は、天皇や国の利益に捧げる無私ではない。

強欲や利権からの無私 なのである。

自分は、どんなに辛い思いをしても耐え忍び、

ただ他人の幸福、笑顔を見たくて、人生を捧げるのが尾畠さんであって、

そんな人間ばかりになったら、

資本主義社会も自民党権力も 根底から崩壊してしまうのだ。

本当に困った人が現れたものだ。

ゆえに、尾畠さんは、我々の記憶に強烈に焼き付けられたのだが、

道徳の教科書に載ることはなさそうだ。

また、仮に、尾畠さんの善意を「国威 発揚」に利用しようとするなら、

彼を、天皇に引き合わせで顕彰させ、

国粋主義の大会にでも 連れていかねばならないことになる。

だが、尾畠さんは、国が、どれほど皇居に連れて行きたがっても、

おそらく天皇に会うこともあるまい。

本心では、何が真実かを分かりすぎるくらい分かってる人であって、

自分の行為が権威主義化されることは、

それまでの人生の価値観を否定する ことになってしまうからだ。


私は、尾畠さんのような、真の利他主義者が、

実はたくさんいることを知っている。

彼らは、自分の行為を宣伝することを嫌う。

自分の親切心が満足すればいいのであって、

表彰・顕彰されることは、

実は自分を汚すことになる と思う人が多いからだ。

無私の利他行為というのは、

それが何一つ評価されないことで 完結するのである。

尾畠さんも、それを分かりすぎるくらい分かっていながら、

自分が取材や顕彰を拒絶すれば、迷惑が及ぶと心配して、

無理矢理受けているのであろう。

今後は、尾畠さんの行為が全国に放映され、人々を感動させたことで、

彼を見習って利他主義に生きようと決意する人が増えるだろう

と私は思う。

実は、このことこそ、資本主義を根底から破壊する思想であって、

金の論理だけを追求する政府関係者にとっても

一番困ることだろうと思う。

人々を「金の亡者」=奴隷 に洗脳するつもりが、

利己主義を軽蔑する 利他主義が社会に蔓延したなら、

日本国家にとっても 資本主義にとっても、企業活動にとっても、

巨大なマイナス=悪魔的事態であって、

ボランティア思想は、社会の秩序を完全破壊し、

利他主義の素晴らしき社会に変えてしまう 

凄まじいパワーを持っている。



まさに 真宗で言う「妙好人」、

耶蘇で言う「地の塩」 ですなぁ。







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