画は 再掲ですが 拙作にて
「初夏の宿」です。
水彩 32cm x 40cm 紙
☆雨模様、涼しい。
イスラエルの犬=下痢壺&阿呆太郎、
◆https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201808040001/
櫻井ジャーナル 2018.08.04
◎日本とイスラエルの 核兵器
1963年11月22日、戦争を回避し、ソ連との平和共存の道を
模索していたジョン・F・ケネディ大統領は暗殺され、
CIAは暗殺の黒幕はキューバやソ連だと宣伝していたが、
この話は嘘だということをFBIがリンドン・ジョンソン大統領へ伝え、
開戦には至らなかった。
そこで、ケネディ大統領暗殺には
偽旗作戦 の要素があったと主張する人もいる。
その後、歴代アメリカ政府は核攻撃を諦めていない。
バラク・オバマも大統領時代に核兵器の開発に積極的で、
☆https://www.nytimes.com/2014/09/22/us/
us-ramping-up-major-renewal-in-nuclear-arms.html
より多くの核弾頭、より多くの核運搬システムを製造しよう
としているだけでなく、小型核兵器にも 興味を持っていた。
オバマ政権下の2014年の推計では 核兵器関連でアメリカは30年間に
1兆1000億ドルを投入するとされている。
言うまでもなく、日本の核政策はアメリカの事情で進められてきた。
1954年3月に2億3500億円(235)という原子力予算案を
中曽根康弘が国会へ提出して始まり、
65年に訪米した佐藤栄作首相は ジョンソン大統領に対し、
日本も核兵器を持ちたい と伝えたと伝えられている。
そして1967年10月に動力炉・核燃料開発事業団
(核燃料サイクル開発機構を経て 日本原子力研究開発機構)が設立された。
この当時から 日本が核兵器の研究開発を本格化させたと
各国の情報機関は信じ、動燃のシステムには
CIAがトラップドアを仕込んで監視していたと言われている。
原爆の原料として考えられていたプルトニウムは
日本原子力発電所の東海発電所で生産することになっていた。
この発電所で高純度のプルトニウムを年間100キログラム余り作れる
と見積もっていた。
つまり、長崎に落とされた原爆を10個は作れるということになる。
(NHK「“核”を求めた 日本」2010年10月3日)
ジミー・カーター政権は日本の核兵器開発を懸念していたが、
アメリカの一部支配層は 逆に支援している。
アメリカでは1972年からCRBR(クリンチ・リバー増殖炉)計画が
スタートするが、カーター政権は基礎的な研究計画を除いて 中止させる。
ロナルド・レーガン政権が始まった1981年に計画は復活するが、
87年に議会は クリンチ・リバーへの予算を打ち切る。
その間に160億ドルが投入されたという。
そこで高速増殖炉を推進していた勢力は 日本に目をつける。
ジャーナリストのジョセフ・トレントによると、
推進派のリチャード・T・ケネディー陸軍大佐は
クリンチ・リバー計画の技術を
格安の値段で 日本の電力会社へ売ることにする。
こうした動きをCIAは懸念するが、国務省やエネルギー省は賛成していた。
核武装した日本は アジアにおけるアメリカの軍事負担は軽減される
と考えた国防総省も プルトニウムや核に関する技術の日本への移転に
国防総省も強くは反対しなかった。
(Joseph Trento, “United States Circumvented Laws To Help
Japan Accumulate Tons of Plutonium”)
そして日本の科学者がクリンチ・リバー計画の関連施設を訪れるようになり、
日本側は最も欲しがったサバンナ・リバーにある
高性能プルトニウム分離装置の技術 を手に入れることに成功する。
RETF(リサイクル機器試験施設)だ。
RETFは使用済み燃料から 核兵器級プルトニウムを分離する施設であり、
核兵器級のプルトニウムを製造する中心的な存在である。
トレントによると、2011年3月11日に
東電福島第1原発が 過酷事故を起こした当時、
日本には約70トンの兵器級プルトニウムがあったという。
自らが生産した可能性もあるが、外国から持ち込まれた可能性もある。
事故の3日前、2011年3月8日付けのインディペンデント紙は
東京都知事だった石原慎太郎のインタビュー記事を載せている。
☆https://www.independent.co.uk/news/world/asia/
japan-must-develop-nuclear-weapons-warns-tokyo-governor-2235186.html
それによると、外交力とは核兵器であり、核兵器を日本が持っていれば
中国は尖閣諸島に手を出さないだろうと石原は発言したというのだ。
「脅せば 屈する」というネオコン流の思考が 埋め込まれている。
核兵器は弾頭だけでは役に立たない。 運搬手段が必要だ。
日本が開発していた「月探査機」のLUNAR-Aと
探査機打ち上げに使われる予定だったのが M-Vがそれだと考える人もいた。
月を周回する軌道に入った段階で 母船から観測器を搭載した2機の
ペネトレーターを発射、地中約2メートルの深さまで 潜り込ませる
ことになっていた。
技術そのものは弾道ミサイルへ直接応用できる。
こうした懸念が高まる中、2007年1月にLUNAR-Aの計画は中止になった。
福島第1原発が事故を起こした直後、日本側は外部の専門家が
発電所へ近づくことを かたくなに拒否した。
そこで、日本政府は核兵器に関する何らかの作業をしていたのではないか
と疑う声が 国外であがる。
東電福島第1原発の警備を担当していたのは イスラエルのマグナBSP。
セキュリティ・システムや原子炉を監視する立体映像カメラが
原発内に設置されていたと
エルサレム・ポスト紙やハーレツ紙が伝えている。
☆https://www.jpost.com/Defense/Israeli-firms-cameras-
recording-Japanese-nuclear-core
☆https://www.haaretz.com/1.5138015
言うまでもなく、イスラエルは世界有数の核兵器保有国である。
1986年10月にサンデー・タイムズ紙が掲載した
モルデカイ・バヌヌの内部告発によると、
イスラエルが保有している核弾頭の数は150から200発。
水素爆弾をすでに保有、中性子爆弾の製造も始めていたという。
中性子爆弾は 実戦で使う準備ができていたとしている。
その後、実際に使った 可能性がある。
また、イスラエルの軍情報機関ERD(対外関係局)に勤務、
イツァク・シャミール首相の特別情報顧問を務めた経歴を持つ
アリ・ベンメナシェによると、
1981年に時点でイスラエルがサイロの中に保有していた原爆の数は
300発以上で、水爆の実験にも成功していたという。
(Seymour M. Hersh, "The Samson Option", Faber and Faber, 1991)
カーター元米大統領はイスラエルが保有する核兵器の数を150発だとしている。
(BBC, May 26, 2008)
こうした核兵器の開発や製造はネゲブ砂漠にある
原子力研究センターで行われている。
1990年代の初めにこの施設で大規模な事故があったと噂されている。
内部の様子は不明だが、外部からは炎が見えたという。
この施設は1990年から94年頃まで閉鎖されたのだが、
公的な説明はアメリカ政府からの圧力だったとされている。
バヌヌの内部告発が影響したとも考えられるが、
事故の影響だったという推測も成り立つ。
もし深刻な事故が起こったという推測が正しいなら、
核兵器の生産が困難になっている可能性がある。
そうなると、どこかで 核弾頭に使うプルトニウムやウラニウムを製造
しなけらばならない。
イギリスかフランスで作ることも考えられるが、
日本ということもありえる。
勿論、証拠があるわけではない。 単なる想像だ。
再掲ですが、拙作二枚目、
「初夏も温泉 標津町(道東) 薫別温泉」です。 水彩&パステル 32cm x 40cm 紙
無能な経営者ども、ユダ米が足を引っ張る に決まっておるわ、
◆http://biz-journal.jp/2018/08/post_24269.html
ビジネス・ジャーナル 2018.08.03
◎MRJ、納入ゼロのまま 撤退説も …
直近1年で 受注ゼロ、大量キャンセル発生、債務超過膨張
国産初のジェット旅客機、三菱リージョナルジェット(MRJ)を
開発する三菱航空機(愛知県豊山町)は7月17日、
英国で開かれた世界最大級の航空展示会
「ファンボロー 国際航空ショー2018」
で予定されていた 2回目のデモ飛行を中止した。
16日のデモ飛行後、機体にけん引車が接触し、機首の一部が損傷したからだ。
MRJは16日、性能をアピールするデモ飛行を同国際航空ショーで実施した。
約10分間飛行し、成功を収めた。
2020年半ばの 1号機納期まで あと2年。
リージョナルジェット(RJ)市場に参入するための 離陸態勢に入る。
最終日となる18日、ようやく2回目のデモ飛行にこぎ着けたが、
ファンボロー国際航空ショーの商談期間(16~20日)中、
MRJの新規受注はゼロだった。
17年のパリ航空ショーに続いて、2年連続で 新規受注はゼロに終わった。
そんなMRJを尻目に、世界の航空機市場では再編の動きが急速に進んでいる。
世界航空機2大メーカーの欧州エアバスと米ボーイングが
相次いで 小型旅客機事業に本格参入する方針 を表明。
MRJの先行きに暗い影を落とした。
エアバスは7月1日、小型機世界1位のカナダのボンバルディアの小型機、
Cシリーズ(100~150席)を手がける会社に50.01%出資し、傘下に収めた。
Cシリーズは「A220」に名称を変更した。
一方、ボーイングは7月5日、世界2位のブラジルのエンブラエルの
小型旅客機事業を買収することで合意した。
80~150席の小型機「Eジェット」を持つエンブラエルの事業を切り離し、
19年末までにボーイング主導でつくる共同出資会社に移管する。
150席以下の小型機市場では、ボンバルディアとエンブラエルが合わせて
世界シェアの8割を握ってきた。
小型機は アジアのLCC(格安航空会社)を中心に需要増が見込めるとあって、
中大型機で覇権争いを繰り広げているエアバスとボーイングが取り込みを急ぐ構図だ。
MRJのライバルである ボンバルディアとエンブラエルは、
大手の傘下に入った。
MRJは座席数88席の「MRJ90」と、76席の「MRJ70」の2つの機種で構成しているだけに、
エアバス=ボンバルディア、ボーイング=エンブラエルの 2強ともろに激突する。
ボーイングはMRJの補修部品の調達などのサービスを支援しており、
三菱航空機の親会社である三菱重工業とは民間航空機分野で提携関係にある。
ボーイングのデニス・マレンバーグ最高経営責任者(CEO)は、
ファンボロー国際航空ショーに先立ち、会場で開いた記者会見で
「MRJに対する(支援の)義務は変わりない」と述べた。
その一方で、エンブラエルの小型機事業の買収について
「ボーイングの長い歴史のなかでも 重要な出来事だ」と強調。
「(三菱重工業とは)補完的な提携で、顧客により大きな価値と
多くの選択肢を提供できる」とした。
MRJの先行きに不透明感が残る。
☆債務超過1100億円、さらに膨れる見込み
三菱航空機はMRJの開発費用の増加によって、
18年3月期末時点で 1100億円の債務超過に陥った。
債務超過額は、17年3月期末に比べて2倍以上になった。
受注は1年以上なく、1月末には 米イースタン航空が受注総数の1割にあたる
40機をキャンセルした。
MRJは08年の開発開始から、これまで5度も納期を延期している。
三菱航空機の第11期(18年3月期)決算公告によると、売上高はゼロ。
営業損益は559億円の赤字、純損益は589億円の赤字、累積赤字は2100億円に上る。
その結果、1100億円の債務超過となった。
現在の確定発注は213機。
ローンチカスタマー(1号機の納入先)の全日本空輸(ANA)への納入リミットは
20年半ばだ。
それまでの期間、毎年、赤字は500億円規模で膨れていくことになるとみられる。
親会社の三菱重工業の宮永俊一社長は5月8日の会見で、
今年度内に 三菱航空機の債務超過を解消する姿勢を示した。
三菱航空機の資本金は1000億円(資本準備金を含む)。
三菱重工業が64%の株式を持つ筆頭株主で、三菱商事とトヨタ自動車が各10%、
住友商事と三井物産が各5%保有している。
債務の株式化(DES)と増資を組み合せた資本増強策で 債務超過の解消を図る。
だが、債務超過を解消できたとしても、抜本的な解決策にはならない。
小型機市場が2強に集約された現在、MRJに勝ち目はないからだ。
経済産業省が主導した計画では、20年をメドに日本政策投資銀行が
株式の大半を買い取ったうえで 三菱航空機を清算させ、
新たに国主導で MRJの製造・販売会社を立ち上げるというものだった。
この計画も、小型機市場が2強に集約されてしまった現在となっては、
実現性は乏しい。
結局、ボーイングがエンブラエルと共同で立ち上げる会社に
MRJ事業を売却するしかないとの見方も多い。
「今、断念(撤退)したほうが傷は浅い」と言い切る財界首脳もいる。
決断の刻は迫ってきている。
果たして、三菱重工業は社運を賭けた航空機事業から撤退する
ことになるのだろうか。
(文=編集部)
↑
当ブログ既報ですが、ユダ米で製造販売しなければいい、
ユダ米の「型式証明」に拘るから うまくいかんのですよ。
全機 日航、全日空に買ってもらえばいい、YS11と同じく。
実績積んでから、ASEAN各国に売ればいい。
欲かいて 商売敵=ユダ米で うろちょろするから 潰される。
ここは辛抱して 思い切った 方向転換を!
ボーイング、エアバスへの売却は 奴らの思う壺、愚策の極みです。
再掲ですが、拙作三枚目、
「朝顔と女」です。 水彩 32cm x 40cm 紙
今からでも遅くない、すみやかに返上を、仏が 喜んでやるだろう、
◆http://lite-ra.com/2018/08/post-4168.html
リテラ 2018.08.04
◎久米宏が改めて 激烈な五輪批判!
タブーの 電通やゼネコン利権にも 踏み込み
「五輪に反対できない この国は変」
酷暑問題であらためて東京五輪に批判の声が上がり始めているが、
そんななか、久米宏が改めて 東京五輪に反対の声をあげた。
久米といえば、多くのマスコミが五輪利権を前に沈黙し、
五輪批判がタブー化しているなか、一貫し東京五輪に反対の声を上げてきた。
復興五輪を騙って誘致しながら、五輪への人的資源や資材集中で
被災地の復興が妨害されている問題や、
予算の不透明さ、誘致をめぐる賄賂、組織委員会やJOC、さらに、
五輪そのものへの批判や 五輪に踊らされる日本人のメンタリティまでを
徹底して批判し、「最後のひとりになっても 反対する」と表明していた。
その久米がきょう、パーソナリティを務めるTBSラジオの
『久米宏 ラジオなんですけど』で、
そのダメ押しとも言える、激烈な五輪批判を展開したのだ。
番組開始早々、久米がまず切り出したのは、酷暑問題。
久米は1年以上前から酷暑での開催を批判していたが、
「いま2年後のことを考えるとゾッとする。オリンピック真っ最中なんですよね」と、
その危険性を改めて念押し。
「『日本のこのシーズンは気候温暖で スポーツには最も適している』と、
それでやることになった」と、招致委が立候補ファイルで気候について大嘘
をついていた事実にまで踏み込んで批判した。
この時点で、マスコミがほとんど触れることのできない事実を適示したのだが、
凄いのはその後だった。
番組では、リスナーからの東京五輪への賛否のメールやハガキを募集していた
のだが、総数318通の意見のうち、賛成28通、反対283通だったことが報告され、
こんな意見が次々読み上げられた。
「復興に人も予算もまわすべき」
「いまだに 原発事故収束の目処も立っていない」
「オリンピックに使うお金があったら、
学校の給食費を無料にすべき」
「スポーツの大会を開くことよりも、
一人でも多くの命を救うことのほうが先決」
「運送屋の観点からも、大反対。
期間中の物流が混乱し、零細業者は 大損」
「教員はもともと忙しいのに、学校まで五輪の啓発をやらされる」
「イベントが中止になって、売り上げが下がる」
「休日を移動させるって、関東以外は大迷惑」
「海の日を開会式前日に、山の日を閉会式翌日に移動させるって、
お盆をなんだと思ってるんだ!」
「神宮球場を資材置き場にするなんて、
ヤクルトスワローズをバカにしている!」
「文科省とスポーツ庁の 学生ボランティアしやすいようにという通知。
学生を過酷な国家行事に動員するなんて」
「人も資材も 東京五輪に集中して、北海道のゴミ焼却場の
建設費までが 膨れあがっている」
「私、東京五輪は反対です 前の五輪の最後の聖火ランナーは、
広島の方でした。 全世界に原爆から復興したんだ。
原子力を平和利用していこう という絶好のコマーシャルに
されてしまいました。
今回も福島は復興したんだ、原発事故が起きても大丈夫
というアピールに、多くの人が大好きな五輪を利用してやる
のだとしか思えません」
なかには、オフィシャルパートナー企業に勤めていて
「賛成すべきかもしれないが、反対」と言うリスナーもいた。
どれもこれも、正論と言うしかないが、
マスコミでは絶対に取り上げられることのない意見だ。
しかし、久米はこうしたリスナーの反対意見にひとつひとつ賛同の意を示しながら、
さらに踏み込んだ自分の意見を述べたのだ。
「クーベルタン男爵の意思や思いを 一番曲げたのは日本でしょうね。
くたばれクーベルタンとね。これだけメダルが好きな国いませんからね。
ほんとに五輪とメダルが 大大好き」
「だいたいロスの五輪でピーター・ユベロスというやり手がいまして、
大黒字を出したんですよ。あのあたりから五輪はビジネスだ、
金儲けになるっていうので。
今回の東京五輪招致のときにも、実は賄賂を贈った事件が
あったんですけど、これみんなで揉み潰したんですよ。
賄賂をもらった馬鹿な息子が、どこかでとんでもない買い物
をしたんですけど。どうも日本の広告代理店から出ているらしい、
とんでもない賄賂なんですけど。
これあっという間に握り潰されたんですけど。
つまり、かなりの賄賂を払って誘致してもプラスになるのが五輪だと。
金のなる木になっちゃったんですね。
もちろんいちばん儲かるのは広告代理店、ゼネコンのお祭りですから、
ゼネコンフェスティバル といわれていますから」
☆森喜朗からの感謝状に「目が腐るから焼いて処分したほうがいい」
久米は、大手マスコミでは五輪タブーと電通タブーで完全に封殺されている、
招致時の賄賂問題、そして、
大手広告代理店やゼネコンの利権の問題にまで触れたのである。
内容だけではない、その物言いも過激そのものだった。
たとえば、五輪のマスコットキャラクターを選ぶ 小学生の投票の取りまとめ
をした教員の「五輪委員会が投票活動や五輪についての授業の仕方の
学習指導案をHPにあげていて驚きました。
子どもたちの心を 五輪洗脳するかのごとくです。
学校の子どもたちの思いを投票に込めてネット投票して結果が出てしばらく、
森喜朗の名前が書いてある感謝状が送られてきました」
というメールが読み上げられると、久米はこうコメントした。
「その感謝状は目が腐りますから、火で焼いて処分
したほうがよろしいかと思います」
また、番組は少ないながらも届いた賛成派、久米批判の意見を紹介していたが、
久米はそうした意見にもまったく怯まず、逐一反論していた。
たとえば「マイナス面だけ あげつらってプラス面を言わないのはなぜでしょうか。
無責任に聞こえます」という意見には、
「僕は プラス面言ってます。儲かるんですよ、ゼネコンが。
広告代理店もめちゃくちゃ儲かります、大プラスです」
と皮肉交じりに返したほどだった。
この久米の振る舞いは、あえてのものだろう。
五輪をめぐって語られがちな「いい話」を過激に否定し、
あらゆる賛成意見に徹底的に反対することで、
五輪賛成一色に染まる世論や 反対意見を封じる空気に抗い続けるという、
強い意志をはっきり示そうとしたのだ。
実際、あるリスナーから「私は最後の2人になっても反対します」
というメールが紹介されると、久米はこうコメントした。
「最後の2人ってわかりますか。もうひとりは僕です」
最後のひとりになっても五輪に反対し続けると、あらためて意思を鮮明にしたのだ。
☆久米が語った五輪批判の理由
「勝手に決めたことを 押し付けでいいのか」
しかし、久米はなぜ、ここまで必死で五輪に反対するのか。
実は、そのことについても、今回の番組で、改めてきちんと説明していた。
「暑いから 反対」という意見が多かったことについてふれるかたちで、
こう語ったのだ。
「暑いから反対って方がわりと多いんですけどね、
そんなことかって思うんです。 僕が言ってるのは、誰が決めたんだって。
東京五輪を招致するのを。 石原慎太郎氏が思いつきで言っただけで、
都民がこれに対して投票したことがあるか、
東京都議会が本当に招致しようかどうか 議論したことがあるか。
東京都民が決めたんじゃないんですよ。
勝手に決めたのを 上から押し付けていいのか ってこと。
福島の復興のためだって言ってますけど、福島の人はよろこんでいるのか、
東京での五輪を。 福島でやるんじゃないんですよ。
福島から聖火ランナーがスタートするだけ、福島の人は何も喜んじゃいない。
そのことを僕は申し上げていて」
ようするに、久米は五輪そのものに反対しているだけでなく、
上が決めたことを押し付け、国民がその決定に唯々諾々と従う、
この国のあり方に NOの声をあげているのだ。
そういえば、今日の放送で久米が最も反応したのは、
ある反対派のリスナーのこんな自己紹介だった。
「大変失礼ではありますが、公務員ゆえに 匿名でお願いします」
反対だが 公務員だから実名は名乗れない。
このリスナーの声に久米はこう反応した。
「公務員ゆえに匿名って、それどういう意味?
公務員って『反対』って言えないの? 日本では。
日本はそういう国なのね」
「さきほどからものすごくひっかかってるんですけど、
『公務員なので 五輪反対とは表立って言えませんが』って。
公務員って五輪反対って言えないの? それってものすごく変でしょ。
これ財務省の役人が書類改ざんするのとほとんど同じですよ。
つまり国の方針には忖度を与えなきゃいけない。
国が決めたことは絶対反対できない。
そうじゃないでしょ。公務員は国民に奉仕する人たちでしょ。
五輪に公務員は反対できないなんて、絶対この国は、変です」
これは公務員だけの問題ではない。
国=政府がやると決めたことに反対してはいけない。
反対する者を「非国民」「反日」と封じ込める。
この同調圧力に抗えるか否かは、いま、
私たちがあらゆる場面で迫られている問題だ。
本サイトも最 後まで、東京五輪に反対、批判し続けたい。
(編集部)
↑
日本に もう余裕はない、「災害復旧」に回すべきです。
タカリヤどもで 溢れかえっておる日本、醜悪な日本、です。
「初夏の宿」です。
水彩 32cm x 40cm 紙
☆雨模様、涼しい。
イスラエルの犬=下痢壺&阿呆太郎、
◆https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201808040001/
櫻井ジャーナル 2018.08.04
◎日本とイスラエルの 核兵器
1963年11月22日、戦争を回避し、ソ連との平和共存の道を
模索していたジョン・F・ケネディ大統領は暗殺され、
CIAは暗殺の黒幕はキューバやソ連だと宣伝していたが、
この話は嘘だということをFBIがリンドン・ジョンソン大統領へ伝え、
開戦には至らなかった。
そこで、ケネディ大統領暗殺には
偽旗作戦 の要素があったと主張する人もいる。
その後、歴代アメリカ政府は核攻撃を諦めていない。
バラク・オバマも大統領時代に核兵器の開発に積極的で、
☆https://www.nytimes.com/2014/09/22/us/
us-ramping-up-major-renewal-in-nuclear-arms.html
より多くの核弾頭、より多くの核運搬システムを製造しよう
としているだけでなく、小型核兵器にも 興味を持っていた。
オバマ政権下の2014年の推計では 核兵器関連でアメリカは30年間に
1兆1000億ドルを投入するとされている。
言うまでもなく、日本の核政策はアメリカの事情で進められてきた。
1954年3月に2億3500億円(235)という原子力予算案を
中曽根康弘が国会へ提出して始まり、
65年に訪米した佐藤栄作首相は ジョンソン大統領に対し、
日本も核兵器を持ちたい と伝えたと伝えられている。
そして1967年10月に動力炉・核燃料開発事業団
(核燃料サイクル開発機構を経て 日本原子力研究開発機構)が設立された。
この当時から 日本が核兵器の研究開発を本格化させたと
各国の情報機関は信じ、動燃のシステムには
CIAがトラップドアを仕込んで監視していたと言われている。
原爆の原料として考えられていたプルトニウムは
日本原子力発電所の東海発電所で生産することになっていた。
この発電所で高純度のプルトニウムを年間100キログラム余り作れる
と見積もっていた。
つまり、長崎に落とされた原爆を10個は作れるということになる。
(NHK「“核”を求めた 日本」2010年10月3日)
ジミー・カーター政権は日本の核兵器開発を懸念していたが、
アメリカの一部支配層は 逆に支援している。
アメリカでは1972年からCRBR(クリンチ・リバー増殖炉)計画が
スタートするが、カーター政権は基礎的な研究計画を除いて 中止させる。
ロナルド・レーガン政権が始まった1981年に計画は復活するが、
87年に議会は クリンチ・リバーへの予算を打ち切る。
その間に160億ドルが投入されたという。
そこで高速増殖炉を推進していた勢力は 日本に目をつける。
ジャーナリストのジョセフ・トレントによると、
推進派のリチャード・T・ケネディー陸軍大佐は
クリンチ・リバー計画の技術を
格安の値段で 日本の電力会社へ売ることにする。
こうした動きをCIAは懸念するが、国務省やエネルギー省は賛成していた。
核武装した日本は アジアにおけるアメリカの軍事負担は軽減される
と考えた国防総省も プルトニウムや核に関する技術の日本への移転に
国防総省も強くは反対しなかった。
(Joseph Trento, “United States Circumvented Laws To Help
Japan Accumulate Tons of Plutonium”)
そして日本の科学者がクリンチ・リバー計画の関連施設を訪れるようになり、
日本側は最も欲しがったサバンナ・リバーにある
高性能プルトニウム分離装置の技術 を手に入れることに成功する。
RETF(リサイクル機器試験施設)だ。
RETFは使用済み燃料から 核兵器級プルトニウムを分離する施設であり、
核兵器級のプルトニウムを製造する中心的な存在である。
トレントによると、2011年3月11日に
東電福島第1原発が 過酷事故を起こした当時、
日本には約70トンの兵器級プルトニウムがあったという。
自らが生産した可能性もあるが、外国から持ち込まれた可能性もある。
事故の3日前、2011年3月8日付けのインディペンデント紙は
東京都知事だった石原慎太郎のインタビュー記事を載せている。
☆https://www.independent.co.uk/news/world/asia/
japan-must-develop-nuclear-weapons-warns-tokyo-governor-2235186.html
それによると、外交力とは核兵器であり、核兵器を日本が持っていれば
中国は尖閣諸島に手を出さないだろうと石原は発言したというのだ。
「脅せば 屈する」というネオコン流の思考が 埋め込まれている。
核兵器は弾頭だけでは役に立たない。 運搬手段が必要だ。
日本が開発していた「月探査機」のLUNAR-Aと
探査機打ち上げに使われる予定だったのが M-Vがそれだと考える人もいた。
月を周回する軌道に入った段階で 母船から観測器を搭載した2機の
ペネトレーターを発射、地中約2メートルの深さまで 潜り込ませる
ことになっていた。
技術そのものは弾道ミサイルへ直接応用できる。
こうした懸念が高まる中、2007年1月にLUNAR-Aの計画は中止になった。
福島第1原発が事故を起こした直後、日本側は外部の専門家が
発電所へ近づくことを かたくなに拒否した。
そこで、日本政府は核兵器に関する何らかの作業をしていたのではないか
と疑う声が 国外であがる。
東電福島第1原発の警備を担当していたのは イスラエルのマグナBSP。
セキュリティ・システムや原子炉を監視する立体映像カメラが
原発内に設置されていたと
エルサレム・ポスト紙やハーレツ紙が伝えている。
☆https://www.jpost.com/Defense/Israeli-firms-cameras-
recording-Japanese-nuclear-core
☆https://www.haaretz.com/1.5138015
言うまでもなく、イスラエルは世界有数の核兵器保有国である。
1986年10月にサンデー・タイムズ紙が掲載した
モルデカイ・バヌヌの内部告発によると、
イスラエルが保有している核弾頭の数は150から200発。
水素爆弾をすでに保有、中性子爆弾の製造も始めていたという。
中性子爆弾は 実戦で使う準備ができていたとしている。
その後、実際に使った 可能性がある。
また、イスラエルの軍情報機関ERD(対外関係局)に勤務、
イツァク・シャミール首相の特別情報顧問を務めた経歴を持つ
アリ・ベンメナシェによると、
1981年に時点でイスラエルがサイロの中に保有していた原爆の数は
300発以上で、水爆の実験にも成功していたという。
(Seymour M. Hersh, "The Samson Option", Faber and Faber, 1991)
カーター元米大統領はイスラエルが保有する核兵器の数を150発だとしている。
(BBC, May 26, 2008)
こうした核兵器の開発や製造はネゲブ砂漠にある
原子力研究センターで行われている。
1990年代の初めにこの施設で大規模な事故があったと噂されている。
内部の様子は不明だが、外部からは炎が見えたという。
この施設は1990年から94年頃まで閉鎖されたのだが、
公的な説明はアメリカ政府からの圧力だったとされている。
バヌヌの内部告発が影響したとも考えられるが、
事故の影響だったという推測も成り立つ。
もし深刻な事故が起こったという推測が正しいなら、
核兵器の生産が困難になっている可能性がある。
そうなると、どこかで 核弾頭に使うプルトニウムやウラニウムを製造
しなけらばならない。
イギリスかフランスで作ることも考えられるが、
日本ということもありえる。
勿論、証拠があるわけではない。 単なる想像だ。
再掲ですが、拙作二枚目、
「初夏も温泉 標津町(道東) 薫別温泉」です。 水彩&パステル 32cm x 40cm 紙
無能な経営者ども、ユダ米が足を引っ張る に決まっておるわ、
◆http://biz-journal.jp/2018/08/post_24269.html
ビジネス・ジャーナル 2018.08.03
◎MRJ、納入ゼロのまま 撤退説も …
直近1年で 受注ゼロ、大量キャンセル発生、債務超過膨張
国産初のジェット旅客機、三菱リージョナルジェット(MRJ)を
開発する三菱航空機(愛知県豊山町)は7月17日、
英国で開かれた世界最大級の航空展示会
「ファンボロー 国際航空ショー2018」
で予定されていた 2回目のデモ飛行を中止した。
16日のデモ飛行後、機体にけん引車が接触し、機首の一部が損傷したからだ。
MRJは16日、性能をアピールするデモ飛行を同国際航空ショーで実施した。
約10分間飛行し、成功を収めた。
2020年半ばの 1号機納期まで あと2年。
リージョナルジェット(RJ)市場に参入するための 離陸態勢に入る。
最終日となる18日、ようやく2回目のデモ飛行にこぎ着けたが、
ファンボロー国際航空ショーの商談期間(16~20日)中、
MRJの新規受注はゼロだった。
17年のパリ航空ショーに続いて、2年連続で 新規受注はゼロに終わった。
そんなMRJを尻目に、世界の航空機市場では再編の動きが急速に進んでいる。
世界航空機2大メーカーの欧州エアバスと米ボーイングが
相次いで 小型旅客機事業に本格参入する方針 を表明。
MRJの先行きに暗い影を落とした。
エアバスは7月1日、小型機世界1位のカナダのボンバルディアの小型機、
Cシリーズ(100~150席)を手がける会社に50.01%出資し、傘下に収めた。
Cシリーズは「A220」に名称を変更した。
一方、ボーイングは7月5日、世界2位のブラジルのエンブラエルの
小型旅客機事業を買収することで合意した。
80~150席の小型機「Eジェット」を持つエンブラエルの事業を切り離し、
19年末までにボーイング主導でつくる共同出資会社に移管する。
150席以下の小型機市場では、ボンバルディアとエンブラエルが合わせて
世界シェアの8割を握ってきた。
小型機は アジアのLCC(格安航空会社)を中心に需要増が見込めるとあって、
中大型機で覇権争いを繰り広げているエアバスとボーイングが取り込みを急ぐ構図だ。
MRJのライバルである ボンバルディアとエンブラエルは、
大手の傘下に入った。
MRJは座席数88席の「MRJ90」と、76席の「MRJ70」の2つの機種で構成しているだけに、
エアバス=ボンバルディア、ボーイング=エンブラエルの 2強ともろに激突する。
ボーイングはMRJの補修部品の調達などのサービスを支援しており、
三菱航空機の親会社である三菱重工業とは民間航空機分野で提携関係にある。
ボーイングのデニス・マレンバーグ最高経営責任者(CEO)は、
ファンボロー国際航空ショーに先立ち、会場で開いた記者会見で
「MRJに対する(支援の)義務は変わりない」と述べた。
その一方で、エンブラエルの小型機事業の買収について
「ボーイングの長い歴史のなかでも 重要な出来事だ」と強調。
「(三菱重工業とは)補完的な提携で、顧客により大きな価値と
多くの選択肢を提供できる」とした。
MRJの先行きに不透明感が残る。
☆債務超過1100億円、さらに膨れる見込み
三菱航空機はMRJの開発費用の増加によって、
18年3月期末時点で 1100億円の債務超過に陥った。
債務超過額は、17年3月期末に比べて2倍以上になった。
受注は1年以上なく、1月末には 米イースタン航空が受注総数の1割にあたる
40機をキャンセルした。
MRJは08年の開発開始から、これまで5度も納期を延期している。
三菱航空機の第11期(18年3月期)決算公告によると、売上高はゼロ。
営業損益は559億円の赤字、純損益は589億円の赤字、累積赤字は2100億円に上る。
その結果、1100億円の債務超過となった。
現在の確定発注は213機。
ローンチカスタマー(1号機の納入先)の全日本空輸(ANA)への納入リミットは
20年半ばだ。
それまでの期間、毎年、赤字は500億円規模で膨れていくことになるとみられる。
親会社の三菱重工業の宮永俊一社長は5月8日の会見で、
今年度内に 三菱航空機の債務超過を解消する姿勢を示した。
三菱航空機の資本金は1000億円(資本準備金を含む)。
三菱重工業が64%の株式を持つ筆頭株主で、三菱商事とトヨタ自動車が各10%、
住友商事と三井物産が各5%保有している。
債務の株式化(DES)と増資を組み合せた資本増強策で 債務超過の解消を図る。
だが、債務超過を解消できたとしても、抜本的な解決策にはならない。
小型機市場が2強に集約された現在、MRJに勝ち目はないからだ。
経済産業省が主導した計画では、20年をメドに日本政策投資銀行が
株式の大半を買い取ったうえで 三菱航空機を清算させ、
新たに国主導で MRJの製造・販売会社を立ち上げるというものだった。
この計画も、小型機市場が2強に集約されてしまった現在となっては、
実現性は乏しい。
結局、ボーイングがエンブラエルと共同で立ち上げる会社に
MRJ事業を売却するしかないとの見方も多い。
「今、断念(撤退)したほうが傷は浅い」と言い切る財界首脳もいる。
決断の刻は迫ってきている。
果たして、三菱重工業は社運を賭けた航空機事業から撤退する
ことになるのだろうか。
(文=編集部)
↑
当ブログ既報ですが、ユダ米で製造販売しなければいい、
ユダ米の「型式証明」に拘るから うまくいかんのですよ。
全機 日航、全日空に買ってもらえばいい、YS11と同じく。
実績積んでから、ASEAN各国に売ればいい。
欲かいて 商売敵=ユダ米で うろちょろするから 潰される。
ここは辛抱して 思い切った 方向転換を!
ボーイング、エアバスへの売却は 奴らの思う壺、愚策の極みです。
再掲ですが、拙作三枚目、
「朝顔と女」です。 水彩 32cm x 40cm 紙
今からでも遅くない、すみやかに返上を、仏が 喜んでやるだろう、
◆http://lite-ra.com/2018/08/post-4168.html
リテラ 2018.08.04
◎久米宏が改めて 激烈な五輪批判!
タブーの 電通やゼネコン利権にも 踏み込み
「五輪に反対できない この国は変」
酷暑問題であらためて東京五輪に批判の声が上がり始めているが、
そんななか、久米宏が改めて 東京五輪に反対の声をあげた。
久米といえば、多くのマスコミが五輪利権を前に沈黙し、
五輪批判がタブー化しているなか、一貫し東京五輪に反対の声を上げてきた。
復興五輪を騙って誘致しながら、五輪への人的資源や資材集中で
被災地の復興が妨害されている問題や、
予算の不透明さ、誘致をめぐる賄賂、組織委員会やJOC、さらに、
五輪そのものへの批判や 五輪に踊らされる日本人のメンタリティまでを
徹底して批判し、「最後のひとりになっても 反対する」と表明していた。
その久米がきょう、パーソナリティを務めるTBSラジオの
『久米宏 ラジオなんですけど』で、
そのダメ押しとも言える、激烈な五輪批判を展開したのだ。
番組開始早々、久米がまず切り出したのは、酷暑問題。
久米は1年以上前から酷暑での開催を批判していたが、
「いま2年後のことを考えるとゾッとする。オリンピック真っ最中なんですよね」と、
その危険性を改めて念押し。
「『日本のこのシーズンは気候温暖で スポーツには最も適している』と、
それでやることになった」と、招致委が立候補ファイルで気候について大嘘
をついていた事実にまで踏み込んで批判した。
この時点で、マスコミがほとんど触れることのできない事実を適示したのだが、
凄いのはその後だった。
番組では、リスナーからの東京五輪への賛否のメールやハガキを募集していた
のだが、総数318通の意見のうち、賛成28通、反対283通だったことが報告され、
こんな意見が次々読み上げられた。
「復興に人も予算もまわすべき」
「いまだに 原発事故収束の目処も立っていない」
「オリンピックに使うお金があったら、
学校の給食費を無料にすべき」
「スポーツの大会を開くことよりも、
一人でも多くの命を救うことのほうが先決」
「運送屋の観点からも、大反対。
期間中の物流が混乱し、零細業者は 大損」
「教員はもともと忙しいのに、学校まで五輪の啓発をやらされる」
「イベントが中止になって、売り上げが下がる」
「休日を移動させるって、関東以外は大迷惑」
「海の日を開会式前日に、山の日を閉会式翌日に移動させるって、
お盆をなんだと思ってるんだ!」
「神宮球場を資材置き場にするなんて、
ヤクルトスワローズをバカにしている!」
「文科省とスポーツ庁の 学生ボランティアしやすいようにという通知。
学生を過酷な国家行事に動員するなんて」
「人も資材も 東京五輪に集中して、北海道のゴミ焼却場の
建設費までが 膨れあがっている」
「私、東京五輪は反対です 前の五輪の最後の聖火ランナーは、
広島の方でした。 全世界に原爆から復興したんだ。
原子力を平和利用していこう という絶好のコマーシャルに
されてしまいました。
今回も福島は復興したんだ、原発事故が起きても大丈夫
というアピールに、多くの人が大好きな五輪を利用してやる
のだとしか思えません」
なかには、オフィシャルパートナー企業に勤めていて
「賛成すべきかもしれないが、反対」と言うリスナーもいた。
どれもこれも、正論と言うしかないが、
マスコミでは絶対に取り上げられることのない意見だ。
しかし、久米はこうしたリスナーの反対意見にひとつひとつ賛同の意を示しながら、
さらに踏み込んだ自分の意見を述べたのだ。
「クーベルタン男爵の意思や思いを 一番曲げたのは日本でしょうね。
くたばれクーベルタンとね。これだけメダルが好きな国いませんからね。
ほんとに五輪とメダルが 大大好き」
「だいたいロスの五輪でピーター・ユベロスというやり手がいまして、
大黒字を出したんですよ。あのあたりから五輪はビジネスだ、
金儲けになるっていうので。
今回の東京五輪招致のときにも、実は賄賂を贈った事件が
あったんですけど、これみんなで揉み潰したんですよ。
賄賂をもらった馬鹿な息子が、どこかでとんでもない買い物
をしたんですけど。どうも日本の広告代理店から出ているらしい、
とんでもない賄賂なんですけど。
これあっという間に握り潰されたんですけど。
つまり、かなりの賄賂を払って誘致してもプラスになるのが五輪だと。
金のなる木になっちゃったんですね。
もちろんいちばん儲かるのは広告代理店、ゼネコンのお祭りですから、
ゼネコンフェスティバル といわれていますから」
☆森喜朗からの感謝状に「目が腐るから焼いて処分したほうがいい」
久米は、大手マスコミでは五輪タブーと電通タブーで完全に封殺されている、
招致時の賄賂問題、そして、
大手広告代理店やゼネコンの利権の問題にまで触れたのである。
内容だけではない、その物言いも過激そのものだった。
たとえば、五輪のマスコットキャラクターを選ぶ 小学生の投票の取りまとめ
をした教員の「五輪委員会が投票活動や五輪についての授業の仕方の
学習指導案をHPにあげていて驚きました。
子どもたちの心を 五輪洗脳するかのごとくです。
学校の子どもたちの思いを投票に込めてネット投票して結果が出てしばらく、
森喜朗の名前が書いてある感謝状が送られてきました」
というメールが読み上げられると、久米はこうコメントした。
「その感謝状は目が腐りますから、火で焼いて処分
したほうがよろしいかと思います」
また、番組は少ないながらも届いた賛成派、久米批判の意見を紹介していたが、
久米はそうした意見にもまったく怯まず、逐一反論していた。
たとえば「マイナス面だけ あげつらってプラス面を言わないのはなぜでしょうか。
無責任に聞こえます」という意見には、
「僕は プラス面言ってます。儲かるんですよ、ゼネコンが。
広告代理店もめちゃくちゃ儲かります、大プラスです」
と皮肉交じりに返したほどだった。
この久米の振る舞いは、あえてのものだろう。
五輪をめぐって語られがちな「いい話」を過激に否定し、
あらゆる賛成意見に徹底的に反対することで、
五輪賛成一色に染まる世論や 反対意見を封じる空気に抗い続けるという、
強い意志をはっきり示そうとしたのだ。
実際、あるリスナーから「私は最後の2人になっても反対します」
というメールが紹介されると、久米はこうコメントした。
「最後の2人ってわかりますか。もうひとりは僕です」
最後のひとりになっても五輪に反対し続けると、あらためて意思を鮮明にしたのだ。
☆久米が語った五輪批判の理由
「勝手に決めたことを 押し付けでいいのか」
しかし、久米はなぜ、ここまで必死で五輪に反対するのか。
実は、そのことについても、今回の番組で、改めてきちんと説明していた。
「暑いから 反対」という意見が多かったことについてふれるかたちで、
こう語ったのだ。
「暑いから反対って方がわりと多いんですけどね、
そんなことかって思うんです。 僕が言ってるのは、誰が決めたんだって。
東京五輪を招致するのを。 石原慎太郎氏が思いつきで言っただけで、
都民がこれに対して投票したことがあるか、
東京都議会が本当に招致しようかどうか 議論したことがあるか。
東京都民が決めたんじゃないんですよ。
勝手に決めたのを 上から押し付けていいのか ってこと。
福島の復興のためだって言ってますけど、福島の人はよろこんでいるのか、
東京での五輪を。 福島でやるんじゃないんですよ。
福島から聖火ランナーがスタートするだけ、福島の人は何も喜んじゃいない。
そのことを僕は申し上げていて」
ようするに、久米は五輪そのものに反対しているだけでなく、
上が決めたことを押し付け、国民がその決定に唯々諾々と従う、
この国のあり方に NOの声をあげているのだ。
そういえば、今日の放送で久米が最も反応したのは、
ある反対派のリスナーのこんな自己紹介だった。
「大変失礼ではありますが、公務員ゆえに 匿名でお願いします」
反対だが 公務員だから実名は名乗れない。
このリスナーの声に久米はこう反応した。
「公務員ゆえに匿名って、それどういう意味?
公務員って『反対』って言えないの? 日本では。
日本はそういう国なのね」
「さきほどからものすごくひっかかってるんですけど、
『公務員なので 五輪反対とは表立って言えませんが』って。
公務員って五輪反対って言えないの? それってものすごく変でしょ。
これ財務省の役人が書類改ざんするのとほとんど同じですよ。
つまり国の方針には忖度を与えなきゃいけない。
国が決めたことは絶対反対できない。
そうじゃないでしょ。公務員は国民に奉仕する人たちでしょ。
五輪に公務員は反対できないなんて、絶対この国は、変です」
これは公務員だけの問題ではない。
国=政府がやると決めたことに反対してはいけない。
反対する者を「非国民」「反日」と封じ込める。
この同調圧力に抗えるか否かは、いま、
私たちがあらゆる場面で迫られている問題だ。
本サイトも最 後まで、東京五輪に反対、批判し続けたい。
(編集部)
↑
日本に もう余裕はない、「災害復旧」に回すべきです。
タカリヤどもで 溢れかえっておる日本、醜悪な日本、です。