画は 小原 古邨 (おはら こそん)
明治10年(1877年) ~ 昭和20年(1945年)
明治時代から昭和時代にかけての 浮世絵師、版画家。
号は 古邨、祥邨、豊邨。 作
「雪景」です。
☆雪。
ドイツは支那に突っ込みすぎてかなり危険です、
原発廃止は当然ながら、温暖化詐欺は如何なものかな?
地球は「寒冷期」に向かっておるわけで、
◆http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/interview/15/230078/121300116/
日経ビジネス 2017年12月14日(木)
◎原子力から脱却しないと 日本は二流国に陥る
メルケル首相のブレイン、 ジェレミー・リフキン氏の警鐘
カーシェアなどのシェアリングエコノミー(シェア経済)が世界中で広がっている。
米ウーバーテクノロジーズや米エアビーアンドビーの普及に代表される
シェア経済拡大の背景にあるのは、技術の進化で可能になった
「所有」から「共有」というパラダイムシフトだ。
脱原発や「インダストリー4.0」を進めるドイツのメルケル首相のブレーン
として知られ、モノのインターネット(IoT)の普及とシェア経済の拡大など
「第3次産業革命」の到来を予言してきた文明評論家のジェレミー・リフキン氏は、
同革命への日本の対応の遅れを指摘。
その理由は「原子力から脱却できないことにある」と警鐘を鳴らす。
☆世界の第3次産業革命の進展と、日本の現状をどう見ていますか。
ジェレミー・リフキン氏(以下、リフキン氏):
欧州連合(EU)はスマートヨーロッパ、中国は『インターネットプラス』
という計画を立て、第3次産業革命を起こそうとしています。
エネルギーや、クルマなどの輸送手段をインターネットにつなぎ、
効率性や生産性を極限まで高めるのが第3次産業革命です。
モノやサービスを生み出すコスト(限界費用)が限りなくゼロにつながり、
民泊やライドシェアなどに代表されるシェア経済が台頭する。
EUと中国が国家戦略として取り組むのに対し、日本はこのパラダイムシフトに対して
計画を持っていません。
この状況が続けば、長期的に壊滅的な影響をもたらし、日本は2050年までに
二流国家になってしまうと思います。
なぜそうなるのか、もうちょっと細かく全体像を示しましょう。
いまのパラダイム、つまり石油と原子力をエネルギー源とし、
内燃機関で動く輸送手段によって成り立っている第2次産業革命の成果はいま、
衰退状態にあります。
GDP(国内総生産)は世界中で落ち、生産性はもはや伸びようがないのです。
もともと第2次産業革命は米国で起き、瞬時にコミュニケーションができる
電話やラジオ、テレビが普及しました。
テキサスで採掘された安い石油がエネルギーとなり
ヘンリー・フォードが自動車を大量生産し、車やトラックが普及した。
これが第2次産業革命で20世紀まで世界が繁栄しました。
☆生産性の向上は限界
しかし、この中央集権的な通信や、原油と原子力に依拠したエネルギー、
内燃機関を使う輸送手段という第2次産業革命のインフラに接続されている限り、
生産性はもう天井を打ったと私は見ています。
さらにそれがもたらした気候変動によって、人類は危機にさらされている。
例えば、温暖化によって水の量はどんどん増えています。
生態系は水の循環によって影響を受けていて、
温度が1度上がるごとに降雨量が7%増えます。
その結果、予見できないような大きな台風や豪雪、春は洪水、夏は干ばつ、
それから山火事につながる。
この秋も、世界中で様々な場所で異常気象がありました。
生物種は4億5000万年の間に5回、大々的に絶滅しました。
今、その6回目の絶滅の危機にある。
気候変動がこのままいくと現在地球に生息している生物種の50%が、
この80年で絶滅すると言われている。
大々的に種が絶滅したら私たち人間は生き延びていけるのでしょうか。
そう考えれば、経済の新しいビジョンに重要なのは
炭素を排出しない計画ということになります。
☆EUや中国は積極的に再生可能エネルギーを導入しています。
リフキン氏:かつて半導体産業がそうであったように、再生エネの固定費はいま、
指数関数的に下がっています。太陽光や風力発電の固定費もどんどん下がってきている。
電力会社が20年などの長期的な電力の買い取り契約を結ぶようになり、
1キロワット時(kWh)当たり4セントという場合もあります。
太陽光や風力に燃料費は要りません。
当然、原発や化石燃料はコストで競争できません。
しかも再生エネの固定費はもっと安くなる。
それを中国も欧州も分かっていて、導入を進めているのです。
☆エネルギーも分散
産業革命が起きる時にはエネルギー、輸送、情報伝達の3つの要素で
パラダイムシフトが起きると指摘しています。
リフキン氏:英国で起きた第1次産業革命は、交通が水蒸気で変わり、
蒸気で動く印刷機が生まれました。
第3次産業革命はデジタル革命です。
センサーを付け、データをモニタリングするIoTの上で、
「コミュニケーション・インターネット」 「エネルギー・インターネット」、
そして「輸送インターネット」が進展します。
デジタル化してお互いが接続し、それで社会を管理し動かしていく。
ネットワークに誰もが接続できるようになったことで、
太陽光や風力を使って自分のところで電気を作り、余剰があったら共有する。
太陽光と風力という限界費用がほとんどゼロの安いものを使えるようになるのです。
こういう社会になった時、中央集権的なエネルギーの代表である原子力は
どんな意味を持つでしょうか。
あるいは化石燃料で競争できるのでしょうか。
限界費用がほぼゼロの再生エネを使っているビジネスと、
原子力や化石燃料のエネルギーを使っているビジネスが競争できるでしょうか。
ドイツのメルケル首相は第2次産業革命のインフラを使う限り、
これ以上の成長はないという私の助言を受け入れ、
インダストリー4.0という第3次産業革命へとかじを切りました。
脱原発政策も進めています。
第3次産業革命には、新しいエネルギーのインフラが必要なのです。
第3次産業革命では生産性が上がり、環境負荷はどんどん下がり、
ライドシェアや民泊などの新しいビジネスと新しい雇用の機会を生み出します。
日本は 電気通信、ICT、自動車、電機といろいろな産業で
世界トップクラスにあり、
まさにこのインフラを構築するのに必要なものがすべてある。
それなのにまだ依然として原発に頼っている。
昔ながらの原子力から脱却できないということが、
日本が第3次産業革命を進められない最大の理由だと思います。
小原 古邨、二枚目、
「オシドリ鴛鴦 雪中」です。
有名な電文です、噛みしめる要あり かと、
◆http://my.shadowcity.jp/2017/12/post-12336.html#more
ネットゲリラ (2017年12月14日)
◎沖縄県民、かく戦えり
より抜粋、
右翼は、沖縄に対する態度を改めないと、国民の支持は得られないぞ。
太平洋戦争で唯一の国内地上戦、沖縄では、一般市民の4人に1人が死んだ。
挙句、司令官は自害して亡くなっている。
☆http://xlab.hatenablog.com/entry/2015/07/25/230809
xlab’s diary あやしい時代 2015 07 25
◎沖縄根拠地隊司令官 太田少将による
海軍次官宛「緊急電報」を読む ~
沖縄県での基地問題について、あたかも他人事のように振る舞う
が如き態度は、先の大戦で沖縄の地に散華された方々への
冒涜なのではないのか~
____________________________________
沖縄県民の実情に関しては、本来、知事より報告すべきものではありますが、
米軍の猛攻の前に、すでに県当局には通信手段が失われており、
牛島中将が指揮する第三十二軍指令部にも
かような通信のための余力が無いものと思われます。
知事から特段の依頼を受けたわけではありませんが、
沖縄の現状を見過ごすに忍びず、
知事の代理として沖縄県民の実情について緊急にご報告いたします。
米軍が沖縄への進撃を開始して以来、陸海軍とも防衛戦闘に
手一杯の状況となっており、県民の生活を顧みる余裕など殆どありませんでした。
にもかかわらず、私の知る限り、沖縄県民は
青年、壮年の全員が防衛戦闘に進んで召集に応じました。
残された老人、子供、婦女子たちは頼るべき者のないまま、
相次ぐ米軍の砲撃や爆撃により家屋を含む全財産を失っただけでなく、
我が軍の防衛戦闘の邪魔にならぬよう、狭い防空壕への避難を余儀なくされ、
辛うじて米軍の砲撃や爆撃を耐え忍ぶことはできても、
着の身着のままの状態で風雨に晒されるという
窮乏生活を甘受せざるを得ない状況にあります。
しかるに、若い婦人らは率先して我が軍に協力し、
看護婦や炊事婦はもとより、砲弾の運搬、
さらには女子挺身斬込隊への志願を申し出る者すらおります。
米軍が進撃してくれば老人や子供は殺されるであろうし、
女子は米兵の毒牙にかけられるだろうからと、敢えて離別を決意し、
自分の娘を我が陣営の門に捨てる親までいる状況であります。
また、看護婦らは、軍移動に際して衛生兵が見捨てた、
頼るべき者のいない重傷者を助けるなど、その行動は極めて真摯であり、
決して一時の感情で動いているとは思われません。
さらに、我が軍において作戦上の大転換が行われたときには、
遠隔の住民地区が移転場所に指定されると、
運送手段が無くなっているのにもかかわらず、
夜半、雨に紛れて自力で移動する者までおりました。
一部に悪評があることは承知しておりますが、
陸海軍の部隊が沖縄県に進駐してより、沖縄県民は、
ただひたすらに日本人としてのご奉公の念を胸に抱きつつ、
勤労奉仕や物資提供の強要にも耐えてまいりました。
されど武運つたなく、沖縄島は草木の一本すらも残らぬほどの焦土と
化そうとしております。
残された食糧も今月末には底をつく状況にあります。
沖縄県民、かく戦えり。
絶望的状況にあっても、かくの如く戦い抜いた沖縄県民に対し、
後ほど、格別のご配慮をお願いする次第であります。
昭和二十年六月六日
沖縄根拠地隊司令官 少将 大田 実
____________________________________
戦後の復興も、繁栄も、そのすべては、沖縄の犠牲の上にある。
そして、本土から来た司令官が死に、
「日本国」がアメリカに降伏した後も、琉球人だけが米軍と戦い続けている。
普天間の問題もそうだ。
米軍の飛行場が作られてから、周辺に人が住み着いたわけじゃない。
元々、あのあたりはたくさんの人間が住んでいたところです。
☆普天間飛行場Wikipedia
第二次世界大戦中にアメリカ軍によって飛行場が建設される前の
この地域にはいくつかの泉が存在し、
それらを水源に畑作が営まれる丘陵地であった。
また本島南部の那覇や首里と北部の国頭(くにがみ)を結ぶ
交通の要衝でもあり、琉球松の並木道が続いていたという。
水や交通の要衝であったことから、
戦前は「宜野湾」、「神山」、「新城」という集落が
街道沿いに存在していた。特に旧宜野湾は宜野湾村の中心で
多くの民家が建ち並び、松並木街道沿いには郵便局、宜野湾国民学校、
役場等の公共機関や商店などもあった。
また、畑作が営まれる丘陵地には「屋取集落」と呼ばれる
旧士族が開墾のため開いた散村形態の集落も分布していた。
戦争前に住んでいた人たちが、生き残って戻ってきただけで、
何も嫌がらせのために飛行場に隣接して住み着いたわけじゃない。
コメント
*犬 | 2017年12月14日 | 返信
戦前は極限まで皇民化教育が行き渡っていて、
純粋な沖縄人はまんまと騙され、本土防衛の生贄になりました。
戦後は 昭和天皇まで加担して
首都東京や富士山麓や本土の厄介者米軍基地を 沖縄に押し付ける
ことに成功しました。
裕仁が沖縄に行けなかったのはまあ当然でしょうね。
戦後処理ちゃんとケジメつけないで死んじゃったわけで、
今の天皇がそれをみて反面教師にしてるんだと思います。
戦前は現人神だった人、人間そんな簡単に変われる訳もなく、
人間宣言して全国御幸したところで、
大日本帝国陸海軍最高指揮官として
300万の日本人を死なせた責任は免れないわけです。
*mueza | 2017年12月14日 | 返信
丁度 昨日 BSで沖縄地上戦に駆り出された少年兵
について放送してたな。
予科練からの特攻もそうだが、狂気の沙汰だよ。
本来 国家が最も守護しなければならないのが子供なのだから。
子供から全てが始まる。
ナチスのヒトラーユーゲントやソビエトの少年兵、
そして大日本帝国の有様を見て確信を持って言える。
「戦争とは血も涙もない冷酷な老人が、若者の命を利用して行う」
小原 古邨、三枚目、
「雀 雪中」です。
目前の日本の未来ですよ、
◆http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52019370.html
日本や世界や宇宙の動向 12月15日
◎アメリカの所得格差が極端に広がっています。
以下のグラフでアメリカの所得格差が極端に広がっている
のが分かりますが、これはどの国でも言えることだと思います。
日本でもアメリカほどではないにしろ、所得格差が広がっています。
日本でも低所得者層が増えており、その上、
全体的に物価が高騰しているため、庶民の生活が益々厳しくなっています。
先進国では一握りの富裕層だけが富を増やし、
これまでの中産階級の人々が低所得者層に仲間入りしています。
これもみなグローバリズムのなせる業です。
世界の国境を取っ払い 世界中をかき混ぜながら
大富豪だけがもうかる仕組みが 出来上がってしまいました。
このままでは格差は益々広がり、多くの人々が餓死する一方、
一握りの富裕層は、彼等の特権(権力)を享受しながら
豊かな人生を謳歌し地球上で欲しいものは全て手にはいる
彼等の天国になるのでしょうね。
グローバリズムがいかに危険かということがわかります。
http://investmentwatchblog.com/boingboing-americans-have-no-savings-
with-good-reason-housing-education-and-health-care-costs-are-o
ut-of-control-wages-are-stagnant-and-the-fed-has-suppressed-interest-
rates-basically-your/
(概要)
12月14日付け
アメリカ人は貯金がありません。
住宅、教育、医療に お金がかかりすぎるからです。
一方、賃金は一向に上昇しません。 FRBは金利を抑えてきました。
基本的に アメリカ人は無一文で死ね ということです。
(中略)
World Inequality Reportによると:
1980年から、世界の大富豪たち(世界人口の0.1%)は
益々富を増やし、最貧困層の収入は半減しています。
イギリスの大富豪(5万人)は
1984年からイギリス国内で富を2倍に増やしました。
一部の国では 富裕層と貧困層の格差が 極端に広がっています。
各国政府が協調的行動を行い
富裕層に増税をしないと 格差の問題は益々悪化します。
↑
まず、如何なる手段を用いても、
PSYCHO-PASS・下痢壺を引き摺り下ろすこと。
「呪詛で狂い死に」させることですな、今上も恨んでおるようだし。
明治10年(1877年) ~ 昭和20年(1945年)
明治時代から昭和時代にかけての 浮世絵師、版画家。
号は 古邨、祥邨、豊邨。 作
「雪景」です。
☆雪。
ドイツは支那に突っ込みすぎてかなり危険です、
原発廃止は当然ながら、温暖化詐欺は如何なものかな?
地球は「寒冷期」に向かっておるわけで、
◆http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/interview/15/230078/121300116/
日経ビジネス 2017年12月14日(木)
◎原子力から脱却しないと 日本は二流国に陥る
メルケル首相のブレイン、 ジェレミー・リフキン氏の警鐘
カーシェアなどのシェアリングエコノミー(シェア経済)が世界中で広がっている。
米ウーバーテクノロジーズや米エアビーアンドビーの普及に代表される
シェア経済拡大の背景にあるのは、技術の進化で可能になった
「所有」から「共有」というパラダイムシフトだ。
脱原発や「インダストリー4.0」を進めるドイツのメルケル首相のブレーン
として知られ、モノのインターネット(IoT)の普及とシェア経済の拡大など
「第3次産業革命」の到来を予言してきた文明評論家のジェレミー・リフキン氏は、
同革命への日本の対応の遅れを指摘。
その理由は「原子力から脱却できないことにある」と警鐘を鳴らす。
☆世界の第3次産業革命の進展と、日本の現状をどう見ていますか。
ジェレミー・リフキン氏(以下、リフキン氏):
欧州連合(EU)はスマートヨーロッパ、中国は『インターネットプラス』
という計画を立て、第3次産業革命を起こそうとしています。
エネルギーや、クルマなどの輸送手段をインターネットにつなぎ、
効率性や生産性を極限まで高めるのが第3次産業革命です。
モノやサービスを生み出すコスト(限界費用)が限りなくゼロにつながり、
民泊やライドシェアなどに代表されるシェア経済が台頭する。
EUと中国が国家戦略として取り組むのに対し、日本はこのパラダイムシフトに対して
計画を持っていません。
この状況が続けば、長期的に壊滅的な影響をもたらし、日本は2050年までに
二流国家になってしまうと思います。
なぜそうなるのか、もうちょっと細かく全体像を示しましょう。
いまのパラダイム、つまり石油と原子力をエネルギー源とし、
内燃機関で動く輸送手段によって成り立っている第2次産業革命の成果はいま、
衰退状態にあります。
GDP(国内総生産)は世界中で落ち、生産性はもはや伸びようがないのです。
もともと第2次産業革命は米国で起き、瞬時にコミュニケーションができる
電話やラジオ、テレビが普及しました。
テキサスで採掘された安い石油がエネルギーとなり
ヘンリー・フォードが自動車を大量生産し、車やトラックが普及した。
これが第2次産業革命で20世紀まで世界が繁栄しました。
☆生産性の向上は限界
しかし、この中央集権的な通信や、原油と原子力に依拠したエネルギー、
内燃機関を使う輸送手段という第2次産業革命のインフラに接続されている限り、
生産性はもう天井を打ったと私は見ています。
さらにそれがもたらした気候変動によって、人類は危機にさらされている。
例えば、温暖化によって水の量はどんどん増えています。
生態系は水の循環によって影響を受けていて、
温度が1度上がるごとに降雨量が7%増えます。
その結果、予見できないような大きな台風や豪雪、春は洪水、夏は干ばつ、
それから山火事につながる。
この秋も、世界中で様々な場所で異常気象がありました。
生物種は4億5000万年の間に5回、大々的に絶滅しました。
今、その6回目の絶滅の危機にある。
気候変動がこのままいくと現在地球に生息している生物種の50%が、
この80年で絶滅すると言われている。
大々的に種が絶滅したら私たち人間は生き延びていけるのでしょうか。
そう考えれば、経済の新しいビジョンに重要なのは
炭素を排出しない計画ということになります。
☆EUや中国は積極的に再生可能エネルギーを導入しています。
リフキン氏:かつて半導体産業がそうであったように、再生エネの固定費はいま、
指数関数的に下がっています。太陽光や風力発電の固定費もどんどん下がってきている。
電力会社が20年などの長期的な電力の買い取り契約を結ぶようになり、
1キロワット時(kWh)当たり4セントという場合もあります。
太陽光や風力に燃料費は要りません。
当然、原発や化石燃料はコストで競争できません。
しかも再生エネの固定費はもっと安くなる。
それを中国も欧州も分かっていて、導入を進めているのです。
☆エネルギーも分散
産業革命が起きる時にはエネルギー、輸送、情報伝達の3つの要素で
パラダイムシフトが起きると指摘しています。
リフキン氏:英国で起きた第1次産業革命は、交通が水蒸気で変わり、
蒸気で動く印刷機が生まれました。
第3次産業革命はデジタル革命です。
センサーを付け、データをモニタリングするIoTの上で、
「コミュニケーション・インターネット」 「エネルギー・インターネット」、
そして「輸送インターネット」が進展します。
デジタル化してお互いが接続し、それで社会を管理し動かしていく。
ネットワークに誰もが接続できるようになったことで、
太陽光や風力を使って自分のところで電気を作り、余剰があったら共有する。
太陽光と風力という限界費用がほとんどゼロの安いものを使えるようになるのです。
こういう社会になった時、中央集権的なエネルギーの代表である原子力は
どんな意味を持つでしょうか。
あるいは化石燃料で競争できるのでしょうか。
限界費用がほぼゼロの再生エネを使っているビジネスと、
原子力や化石燃料のエネルギーを使っているビジネスが競争できるでしょうか。
ドイツのメルケル首相は第2次産業革命のインフラを使う限り、
これ以上の成長はないという私の助言を受け入れ、
インダストリー4.0という第3次産業革命へとかじを切りました。
脱原発政策も進めています。
第3次産業革命には、新しいエネルギーのインフラが必要なのです。
第3次産業革命では生産性が上がり、環境負荷はどんどん下がり、
ライドシェアや民泊などの新しいビジネスと新しい雇用の機会を生み出します。
日本は 電気通信、ICT、自動車、電機といろいろな産業で
世界トップクラスにあり、
まさにこのインフラを構築するのに必要なものがすべてある。
それなのにまだ依然として原発に頼っている。
昔ながらの原子力から脱却できないということが、
日本が第3次産業革命を進められない最大の理由だと思います。
小原 古邨、二枚目、
「オシドリ鴛鴦 雪中」です。
有名な電文です、噛みしめる要あり かと、
◆http://my.shadowcity.jp/2017/12/post-12336.html#more
ネットゲリラ (2017年12月14日)
◎沖縄県民、かく戦えり
より抜粋、
右翼は、沖縄に対する態度を改めないと、国民の支持は得られないぞ。
太平洋戦争で唯一の国内地上戦、沖縄では、一般市民の4人に1人が死んだ。
挙句、司令官は自害して亡くなっている。
☆http://xlab.hatenablog.com/entry/2015/07/25/230809
xlab’s diary あやしい時代 2015 07 25
◎沖縄根拠地隊司令官 太田少将による
海軍次官宛「緊急電報」を読む ~
沖縄県での基地問題について、あたかも他人事のように振る舞う
が如き態度は、先の大戦で沖縄の地に散華された方々への
冒涜なのではないのか~
____________________________________
沖縄県民の実情に関しては、本来、知事より報告すべきものではありますが、
米軍の猛攻の前に、すでに県当局には通信手段が失われており、
牛島中将が指揮する第三十二軍指令部にも
かような通信のための余力が無いものと思われます。
知事から特段の依頼を受けたわけではありませんが、
沖縄の現状を見過ごすに忍びず、
知事の代理として沖縄県民の実情について緊急にご報告いたします。
米軍が沖縄への進撃を開始して以来、陸海軍とも防衛戦闘に
手一杯の状況となっており、県民の生活を顧みる余裕など殆どありませんでした。
にもかかわらず、私の知る限り、沖縄県民は
青年、壮年の全員が防衛戦闘に進んで召集に応じました。
残された老人、子供、婦女子たちは頼るべき者のないまま、
相次ぐ米軍の砲撃や爆撃により家屋を含む全財産を失っただけでなく、
我が軍の防衛戦闘の邪魔にならぬよう、狭い防空壕への避難を余儀なくされ、
辛うじて米軍の砲撃や爆撃を耐え忍ぶことはできても、
着の身着のままの状態で風雨に晒されるという
窮乏生活を甘受せざるを得ない状況にあります。
しかるに、若い婦人らは率先して我が軍に協力し、
看護婦や炊事婦はもとより、砲弾の運搬、
さらには女子挺身斬込隊への志願を申し出る者すらおります。
米軍が進撃してくれば老人や子供は殺されるであろうし、
女子は米兵の毒牙にかけられるだろうからと、敢えて離別を決意し、
自分の娘を我が陣営の門に捨てる親までいる状況であります。
また、看護婦らは、軍移動に際して衛生兵が見捨てた、
頼るべき者のいない重傷者を助けるなど、その行動は極めて真摯であり、
決して一時の感情で動いているとは思われません。
さらに、我が軍において作戦上の大転換が行われたときには、
遠隔の住民地区が移転場所に指定されると、
運送手段が無くなっているのにもかかわらず、
夜半、雨に紛れて自力で移動する者までおりました。
一部に悪評があることは承知しておりますが、
陸海軍の部隊が沖縄県に進駐してより、沖縄県民は、
ただひたすらに日本人としてのご奉公の念を胸に抱きつつ、
勤労奉仕や物資提供の強要にも耐えてまいりました。
されど武運つたなく、沖縄島は草木の一本すらも残らぬほどの焦土と
化そうとしております。
残された食糧も今月末には底をつく状況にあります。
沖縄県民、かく戦えり。
絶望的状況にあっても、かくの如く戦い抜いた沖縄県民に対し、
後ほど、格別のご配慮をお願いする次第であります。
昭和二十年六月六日
沖縄根拠地隊司令官 少将 大田 実
____________________________________
戦後の復興も、繁栄も、そのすべては、沖縄の犠牲の上にある。
そして、本土から来た司令官が死に、
「日本国」がアメリカに降伏した後も、琉球人だけが米軍と戦い続けている。
普天間の問題もそうだ。
米軍の飛行場が作られてから、周辺に人が住み着いたわけじゃない。
元々、あのあたりはたくさんの人間が住んでいたところです。
☆普天間飛行場Wikipedia
第二次世界大戦中にアメリカ軍によって飛行場が建設される前の
この地域にはいくつかの泉が存在し、
それらを水源に畑作が営まれる丘陵地であった。
また本島南部の那覇や首里と北部の国頭(くにがみ)を結ぶ
交通の要衝でもあり、琉球松の並木道が続いていたという。
水や交通の要衝であったことから、
戦前は「宜野湾」、「神山」、「新城」という集落が
街道沿いに存在していた。特に旧宜野湾は宜野湾村の中心で
多くの民家が建ち並び、松並木街道沿いには郵便局、宜野湾国民学校、
役場等の公共機関や商店などもあった。
また、畑作が営まれる丘陵地には「屋取集落」と呼ばれる
旧士族が開墾のため開いた散村形態の集落も分布していた。
戦争前に住んでいた人たちが、生き残って戻ってきただけで、
何も嫌がらせのために飛行場に隣接して住み着いたわけじゃない。
コメント
*犬 | 2017年12月14日 | 返信
戦前は極限まで皇民化教育が行き渡っていて、
純粋な沖縄人はまんまと騙され、本土防衛の生贄になりました。
戦後は 昭和天皇まで加担して
首都東京や富士山麓や本土の厄介者米軍基地を 沖縄に押し付ける
ことに成功しました。
裕仁が沖縄に行けなかったのはまあ当然でしょうね。
戦後処理ちゃんとケジメつけないで死んじゃったわけで、
今の天皇がそれをみて反面教師にしてるんだと思います。
戦前は現人神だった人、人間そんな簡単に変われる訳もなく、
人間宣言して全国御幸したところで、
大日本帝国陸海軍最高指揮官として
300万の日本人を死なせた責任は免れないわけです。
*mueza | 2017年12月14日 | 返信
丁度 昨日 BSで沖縄地上戦に駆り出された少年兵
について放送してたな。
予科練からの特攻もそうだが、狂気の沙汰だよ。
本来 国家が最も守護しなければならないのが子供なのだから。
子供から全てが始まる。
ナチスのヒトラーユーゲントやソビエトの少年兵、
そして大日本帝国の有様を見て確信を持って言える。
「戦争とは血も涙もない冷酷な老人が、若者の命を利用して行う」
小原 古邨、三枚目、
「雀 雪中」です。
目前の日本の未来ですよ、
◆http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52019370.html
日本や世界や宇宙の動向 12月15日
◎アメリカの所得格差が極端に広がっています。
以下のグラフでアメリカの所得格差が極端に広がっている
のが分かりますが、これはどの国でも言えることだと思います。
日本でもアメリカほどではないにしろ、所得格差が広がっています。
日本でも低所得者層が増えており、その上、
全体的に物価が高騰しているため、庶民の生活が益々厳しくなっています。
先進国では一握りの富裕層だけが富を増やし、
これまでの中産階級の人々が低所得者層に仲間入りしています。
これもみなグローバリズムのなせる業です。
世界の国境を取っ払い 世界中をかき混ぜながら
大富豪だけがもうかる仕組みが 出来上がってしまいました。
このままでは格差は益々広がり、多くの人々が餓死する一方、
一握りの富裕層は、彼等の特権(権力)を享受しながら
豊かな人生を謳歌し地球上で欲しいものは全て手にはいる
彼等の天国になるのでしょうね。
グローバリズムがいかに危険かということがわかります。
http://investmentwatchblog.com/boingboing-americans-have-no-savings-
with-good-reason-housing-education-and-health-care-costs-are-o
ut-of-control-wages-are-stagnant-and-the-fed-has-suppressed-interest-
rates-basically-your/
(概要)
12月14日付け
アメリカ人は貯金がありません。
住宅、教育、医療に お金がかかりすぎるからです。
一方、賃金は一向に上昇しません。 FRBは金利を抑えてきました。
基本的に アメリカ人は無一文で死ね ということです。
(中略)
World Inequality Reportによると:
1980年から、世界の大富豪たち(世界人口の0.1%)は
益々富を増やし、最貧困層の収入は半減しています。
イギリスの大富豪(5万人)は
1984年からイギリス国内で富を2倍に増やしました。
一部の国では 富裕層と貧困層の格差が 極端に広がっています。
各国政府が協調的行動を行い
富裕層に増税をしないと 格差の問題は益々悪化します。
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まず、如何なる手段を用いても、
PSYCHO-PASS・下痢壺を引き摺り下ろすこと。
「呪詛で狂い死に」させることですな、今上も恨んでおるようだし。