画は 喜多川 歌麿 (きたがわ うたまろ)
宝暦3年(1753年) ~ 文化3年(1806年) 作
「婚礼之圖 三枚続」です。
☆晴れ。
鵺ヌエが見限ったw
◆http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/681.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2017 年 7 月 07 日 kNSCqYLU
◎公明党も見切り
“死に体”安倍政権は臨時国会で行き詰まる(日刊ゲンダイ)
▼http://asyura.x0.to/imgup/d7/2969.jpg
▼http://asyura.x0.to/imgup/d7/2970.jpg
☆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/208981
日刊ゲンダイ 2017年7月7日 文字お越し
やっぱりこの政権は、そう長くなさそうだ。
完全にヤキが回っている。
都議選で23議席という歴史的な惨敗を喫した安倍自民党。
過去最低だった38議席を15議席も下回ったのだからハンパじゃない。
さすがに、これまで驕りたかぶり国民をバカにしてきた安倍首相も、
「深く反省しなければならない」と“反省”を口にしていた。
ところが、まったく“反省”していないことがハッキリした。
ふざけたことに安倍周辺は「しばらく国政選挙はないから政権は安泰だよ」と
うそぶいているという。
目を疑ったのは、財務省の佐川宣寿理財局長を国税庁長官に栄転させたことだ。
佐川局長は森友学園に国有地を9割引きで売却したことについて
「売却は適正」 「記録はない」と木で鼻をくくった国会答弁を繰り返し、
国民の反発を買った人物である。
都議選の結果を深刻に受け止めていたら、批判を恐れ、
絶対に栄転などさせなかったはずである。
国民をなめているのは明らかだ。
さらに、野党が臨時国会の開会を求めても応じず、
閉会中審査もたった1日しか行わない。
しかも、開くのは安倍首相が外遊中である。
都議選に大敗した後も、国民をバカにしたやり方は、ひとつも変わっていない。
自民党が都議選で惨敗したのは、
自民党支持者を含めて有権者が安倍首相に“お灸”を据えたからだ。
もし、安倍首相が本気で“反省”する姿を見せれば、
国民も「さすがに安倍首相も反省したか」と納得したかも知れない。
しかし、これでは「まだ分からないのか」と、怒りに油を注ぐだけだ。
「安倍首相の姿は、まさに独裁政権の末期です。
どれだけ国民の怒りが強いか分からなくなっている。
もし、感度が高かったら、都議選の翌日に稲田防衛相を更迭したはずです。
国民の怒りも少しは鎮まったでしょう。
ところが、逆なでするように、財務省の佐川局長を栄転させる人事をしている。
正常な判断力を失った安倍政権は、そう長く持たないように思います」
(政治学者・五十嵐仁氏)
■安倍首相に引導を渡した公明党
「安倍1強は終わった」――と政界も一気に動きはじめている。
6日開かれた自民党の各派閥の会合では、「都議選の敗因をきちんと総括すべきだ」と、
安倍首相の責任を問う声が噴出。
“安倍1強”が盤石だった都議選前だったら、あり得なかったことだ。
さらに“ゲタの雪”と揶揄されてきた公明党までが、安倍首相に盾つきはじめている。
山口那津男代表は5日、「憲法は政権が取り組む課題ではない」
と記者会見で明言してみせた。
「改憲」は安倍首相の悲願である。
秋の臨時国会に自民党の改憲草案を提出すると宣言している。
それが分かっていながら「憲法は政権が取り組む課題ではない」とストップをかけるのは、
安倍首相に引導を渡したも同然である。
公明党が反対したら「改憲」は一歩も進まず、その結果、
安倍首相はさらに求心力を失い、退陣に追い込まれてもおかしくないからだ。
「公明党がハッキリと改憲に反対したことは、自民党にとってインパクトが大きい。
選挙になったら、いかに公明票が頼りになるか、
多くの自民党議員が都議選で思い知らされたからです。
自公協力が成立しなかったために、自民党候補がバタバタと落選した。
この構図は国政選挙でも同じです。
それもあって、自民党の改憲推進本部では一転『慎重に進めるべきだ』
という意見が強まっている。
秋の臨時国会に自民党草案を提出するのは難しいのではないか。
安倍首相が設定した時期に提出できないとなったら、首相の求心力が低下するのは確実。
公明党の山口代表が公然と安倍首相に異を唱えたのは、
国民の支持を失った政権と心中するのはゴメンだと判断したからでしょう。
と同時に、安倍政権は長く持たないと見極めたのだと思います」
(政治評論家・森田実氏)
安倍1強だった風景は、都議選をきっかけに逆回転しはじめている。
☆秋の臨時国会で行き詰まる
この先、安倍政権はどうなるのか。
8月上旬とみられている内閣改造が終わった後、瓦解に向かうと予測されている。
人事が終わるまでは、批判を控えている自民党議員も、
組閣が終わった途端、倒閣に動く可能性が高いからだ。
はやくも“ポスト安倍”を狙う岸田外相は、
「格差といった負の側面に適切に対応することが重要だ」と
アベノミクスを批判しはじめている。
ちょうど8月末には、加計学園が申請した獣医学部の新設が認可されるかどうか
結論が出される。
認可が下りても、却下されても、再び加計学園の問題に火がつくことは間違いない。
しかも、安倍首相の側近中の側近である下村博文元文科相に、
200万円の加計マネーが闇献金として渡っていた疑惑が浮上している。
カネが渡っていた当時、下村は文科大臣だったから「贈収賄」に問われる
可能性もある。
もし、東京地検が動いたら、その瞬間、安倍政権はオシマイである。
「安倍1強が続いていたのは、安倍首相が選挙に強かったからです。
ところが、多くの自民党議員は、安倍首相では選挙に勝てないと思い始めている。
なにしろ、都議選では1回しか街頭に立てなかった。
それどころか、安倍首相は事実上、解散権を封じられている。
改憲の発議をするためには、3分の2の議席が必要ですが、
解散すると3分の2を失う可能性が高いため、解散を打てない。
安倍首相は、秋の臨時国会で、解散も打てず、改憲草案も提出できず、
行き詰まる可能性があります」(政治評論家・本澤二郎氏)
自民党の額賀派や二階派、岸田派の幹部は、岸田外相を「ポスト安倍」に想定して
頻繁に会合をもちはじめている。
■鎌倉幕府の崩壊とソックリ
都議選の歴史的な大敗が、「安倍政権の終わりのはじまり」となるのは、
ほぼ間違いない。
都議選で惨敗した安倍政権について、歴史学者の本郷和人東大教授
<鎌倉幕府の崩壊の過程に近い>と朝日新聞(6日付)で興味深い解説をしている。
鎌倉幕府には、御家人の利益を最優先する立場と、
日本全体に責任を持つべきだと考える2つの潮流があったという。
2つの潮流の対立から内乱が起こり、御家人の利益を最優先する勢力が勝利した結果、
<幕府はいわば「御家人ファースト」の政権になってしまいました。
幕府は御家人の利益となる政策を次々と採り始めます>
<このあたりは友人や思想が近い人を優遇した疑いが持たれた
加計学園、森友学園の問題をほうふつさせます>。
結局、鎌倉幕府は
<足利尊氏が後醍醐天皇に味方して「北条政権を倒そう」と挙兵すると、
全国の武士たちが一斉に北条政権に牙をむいて、
1カ月もしないうちに政権は崩壊してしまいました>。
ホント、安倍政権にソックリである。
「国民が安倍首相に怒りを強めているのは、国政を私物化しているからです。
敵と味方を峻別し、仲間にだけ恩恵を与えている。
許しがたいのは、都議選の街頭演説の時“辞めろコール”をした有権者に向かって
『こんな人たちに負けるわけにはいかない』と毒づいたことです。
国民は主権者ですよ。
かつて福田赳夫は、良い話よりも悪い話を好んで聞き、
田中角栄は批判されると『大変勉強になった』とカネまで渡したといいます。
これが為政者の姿というものでしょう。
都民が安倍首相にノーを突きつけたのは当然です」(本澤二郎氏=前出)
絶対的な権力は絶対的に腐敗し、絶対的に崩壊するのが、歴史の法則である。
国民をなめ切っている安倍政権の終わりが近づいている。
◆http://my.shadowcity.jp/2017/07/post-11426.html#more
ネットゲリラ (2017年7月 7日)
◎征夷大将軍アベシンゾー
政治家の無知、というのは恐ろしいもんで、九州豪雨をほっぽらかして
支援者の集会に出ていたコスプレ愛人婆あのイナダは、
秘書官に「台風来てるの? 知らなかったーっ」と発言したそうで、
馬鹿にも程がある。
イナダは、今年の1月にも、マティス国防長官との電話会談を、
「時差で寝てます」と断わったそうでw
とうとう会って貰えなくなりました、というんだが、
馬鹿なのはイナダだけじゃない。
☆http://www.sankei.com/world/news/170707/wor1707070048-n1.html
産経 2017.7.7
◎「安倍大統領」とツイート トランプ氏が誤記し削除
トランプが、大統領と首相の違いを知らない、というんだが、
アベシンゾーの事だから、自分から自己紹介で「プレジデント」
と言ったんじゃないか? 立法府の長だしw
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まあアメリカからしたら日本も韓国も区別つかないんだろう。
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正確には「安倍売国奴」
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売国株式会社のぷれじでんと やでー
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反知性主義は恐ろしいねw 世界中で馬鹿比べ。
アメリカも日本も、北朝鮮と同レベルw
習近平が常識人に見えますw
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トランプが馬鹿だということを差し引いても
アメリカ人の日本に対する認識なんてこの程度
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誰か、世界地図持って行って、トランプに韓国と日本の場所を指ささせてみろw
絶対に当てられないぞw さすがにアベシンゾーですら、間違えないだろうがw
歌麿、二枚目、
「當時全盛美人揃 松葉屋内 染之助 わか木 わか葉」です。
おかしいと思いませんか?
◆http://tocana.jp/i/2016/10/post_11256_entry.html
TOCANA 2016.10.24
◎「CIAはすでに気象操作している」 ミチオ・カクがCBSで爆弾発言!
やはり「HAARP」は気象兵器なのか?
世界的に有名な物理学者であり、フューチャリストのミチオ・カク博士が、
米3大TVのひとつ「CBS」のニュース番組で
「レーザー光線による気象操作」に言及、
キャスターが大慌てで発言の訂正をせまっていたことが分かった。
■ミチオ・カクが気象操作を肯定、CIAにも言及
2013年9月、「CBS」ニュースに登場したニューヨーク市立大学教授
ミチオ・カク博士は、「レーザーによる気象操作は可能か」と聞かれると、
「もちろんです」と回答、
「科学者は長年も人工的な気象操作を研究してきた」と暴露した。
「1兆ワットのレーザー光線を上空に打ち込むことで、
降雨や稲妻を発生させることができます」(カク博士)
「水蒸気、ホコリ、氷の結晶などの雨の元となる種が集まれば雨が降ります。
レーザー光線でもこの種を作ることができるのです」(同)
懐疑的なキャスターが再度、「本当に可能なのですか?」と問うと、
カク博士は、突如ベトナム戦争に言及。
「60年代のベトナム戦争中でさえ、CIAはこの技術を使ってベトコン相手に
モンスーンを引き起こしていましたよ。 政府はずっと……」
するとここで、政府に言及しようとしたカク博士をキャスターが制止、
「『……という疑いがある(alleged)』ということ、ですね?」
と訂正を強要した。
それにしても、もしカク博士の言うことが本当ならば、
米国は何十年にも渡り気象操作を行ってきたことになる。
にわかには信じがたい話だが、実際にレーザー光線による雲の発生は
実験で確かめられている。
たとえば、ジュネーブ大学のジェローム・カスパリアン教授は、
大気中にレーザーを照射、原子から分子を引き離すことで、
人工的に雲を発生させることに成功、
ドイツで行われた野外実験でも一定の成果をあげたと
英科学誌「New Scientist」(2010年5月2日付)が報じている。
野外で大雨を降らすほどの雲を作ることは難しいというが、
技術的には不可能ではなさそうだ。
◆https://richardkoshimizu.wordpress.com/2017/07/07/
richardkoshimizu 2017年7月7日
◎いったい、いつから
「線状降水帯」なるものが出現し始めたのか?
いったい、いつから「線状降水帯」なるものが出現し始めたのか?
過去にはなかった「豪雨の原因」が、なぜ、
いまになって突如出現し、50年に一度の雨を降らせるのか?
なぜ、同一地点ばかり、雨が線状に降り続けるのか?
そのメカニズムを気象学者の誰も解析できていないが。
突如出現したものは、人工的なものと考えるべきではないのか?
「九州大の西山浩司助教(気象工学)は
『気象庁のレーダーによると 線状降水帯は9時間以上停滞した。
これほど狭い範囲に長時間停滞するのは驚きだ』と話す。」
驚くだけでは真実には到達できない。 思考を柔軟に。
「これほど狭い範囲に長時間停滞する」のは、停滞させている原因があるからだ。
極東の宇宙空間に浮かんでいる 無数の50-100メートルある
巨大人工衛星を 日本人天文研究者が発見したと聞いたが、
それらの機能は? 国籍は? 気象改変兵器ではないのか?
窮地の安倍でくのぼう晋三を支援する1%オリガーキ特製の気象改変兵器?
あのー、大雨を降らせると、安倍一味の対応の悪さに
国民が怒りを増幅させる結果に終わります。なにしろ、
大雨のさなかに外遊して、何ら、対策をとらずに現場に任せっきりにする安倍一味です。
現地で「政府が救援に動いている」のが見えてこない。
何でも自衛隊や消防に任せっきりの朝鮮悪政権。
災害の対応でも安倍一味は、歴代最低です。
*酢味噌
【動画解説】九州北部 さらなる大雨のおそれ 7日にかけて厳重警戒
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170706-00010001-wmapv-soci
歌麿、三枚目、
「當世踊子揃 鷺娘」です。
共産支那、最大のアキレス腱、以前より当ブログ既報ですが、
◆http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/---5.php
Newsweek 2017年7月3日(月)
◎中国「三峡ダム」危機 --
最悪の場合、上海の都市機能が麻痺する
▼http://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2017/07/
tan170703-thumb-720xauto.jpg
<四川省で起きた大規模な山崩れは、本当に大雨だけが原因なのか。
世界最大の三峡ダムが一帯で大地震を頻発させているという指摘があり、
さらには砂礫により、ダムそのものも機能不全に陥っている>
6月24日、中国・四川省で大規模な山崩れが発生した。
中国メディアによれば、住宅62戸が土砂に埋まり、
120人以上が生き埋めになったという。
山崩れの現場は、四川大地震と同じ場所であり、ここ数日、
大雨が降りつづいて地盤が緩んでいたことが原因だとされる。
だが原因はそれほど単純なものではないだろう。
2008年5月に発生した四川大地震はマグニチュード7.9を記録し、
甚大な被害をもたらした。
震源地近くでは地表に7メートルの段差が現れ、
破壊力は阪神・淡路大震災の約30倍であった。
専門家は、四川盆地の北西の端にかかる約300キロにわたる
龍門山断層帯の一部がずれたために起きたと分析し、
これによって地質変動が起こり、龍門山断層帯は
新たな活動期に入ったと指摘している。
今後、さらに大規模な地震が発生する可能性が高いのである。
四川盆地はもともと標高5000メートル級の山々がつらなるチベット高原から
急勾配で下った場所に位置する標高500メートル程度の盆地で、
ユーラシア・プレートと揚子江プレートの境界線の上にあり、
大小さまざまな断層帯が複雑に入り組む地震の多発地帯である。
それに加えて、最近の中国の研究では、
地震発生の原因のひとつは「三峡ダム」の巨大な水圧ではないかとの指摘がある。
ダムの貯水池にためた水の重圧と、地面から地下に沁みこんだ水が
断層に達することで、断層がずれやすくなったという分析である。
建設中から数々の難題、天気や地震にまで悪影響
三峡ダムは、中国政府が「百年の大計」として鳴り物入りで建設した
世界最大のダムである。
16年の歳月を費やして、四川省重慶市から湖北省宜昌市にいたる
長江の中流域の中でも、とくに水流が激しい「三峡」と呼ばれる場所に建設された。
竣工は2009年だ。
ダムは70万キロワットの発電機32台を擁し、総発電量2250万キロワットを誇り、
当初の計画では、湖北、河南、湖南、上海、広東など主要な大都市に
電力が供給され、全中国の年間消費エネルギーの1割を供給でき、
慢性的な電力不足の解消に役立つはずだった。
だが、建設中から数々の難題が生じた。
まず「汚職の温床」と化した。
総工費2000億元のうち34億元が汚職や賄賂に消えた。 国民の多大な犠牲も強いた。
はじめに地域住民約110万人が立ち退きを迫られ、
強制的に荒地へ移住させられて貧困化し、10万人が流民になった。
李白、杜甫、白楽天などの詩に歌われた1000カ所以上もの文化財と
美しい景観が水没し、魚類の生態系が破壊され、
希少動物の河イルカ(ヨウコウイルカ)が絶滅したことは、
中国内外で議論の的になった。
そればかりではない。四川大地震が発生した同じ2008年、
竣工を目前に控えた三峡ダムで試験的に貯水が開始されると、
下流域でがけ崩れと地滑りが頻発した。
この年の9月までに発生したがけ崩れと地滑りは、合計32カ所、
総距離33キロに達し、崩れた土砂の量は約2億立方メートルにのぼった。
その後の調査で、地盤の変形などが合計5286カ所見つかり、
大きなひずみが生じていることが判明した。
ダムの構造物や防水壁には約1万カ所の亀裂が見つかり、補修に奔走した。
そして2009年、三峡ダムが完成すると、今度は気候不順が起きた。
貯水池にためた膨大な量の水が蒸発して大気中にとどまり、
濃霧、長雨、豪雨などが発生するようになったのだ。
気候不順は年々激しくなり、2013年までに、
南雪災害、西南干ばつなどの災害が相次いだ。
2016年にも豪雨による洪水が発生。
エルニーニョ現象が原因だとされたが、死者、行方不明者は128人にのぼり、
中下流域で130万人が避難を余儀なくされた。
大地震が次々に起きた。
2008年の四川大地震以外にも、汶川大地震、青海省大地震など、
毎年のように大小の地震が発生した。
2014年には、三峡ダムから約30キロ上流にある湖北省で
マグニチュード4.7の地震が連続して2度起きている。
総じてみれば、人工物である三峡ダムが天気や地震にまで影響を及ぼすとは、
まるで信じられないような話ではある。
☆水が流れず、貯水できず、解決策も見いだせない
だが、三峡ダムにとって、さらに深刻な事態がもちあがっている。
長江上流から流れて来る砂礫で、ダムがほぼ機能不全に陥り、
危機的状況にあることだ。
怒涛のように押し寄せる大量の砂礫で貯水池が埋まり、
アオコが発生してヘドロ状態になっている。
ヘドロは雑草や発泡スチロールなどのゴミと一体になり、
ダムの水門を詰まらせた。
ゴミの堆積物は5万平方メートル、高さ60センチに達し、
水面にたまったゴミの上を歩ける場所があるほどだという。
地元では環境団体などが毎日3000トンのゴミを掻き出しているが、
お手上げ状態だとされる。
重慶市でも、押し寄せる砂礫で長江の水深が浅くなった。
水底から取り除いた砂礫は50メートルも積みあがった。
重慶大橋付近の川幅はもともと420メートルあったが、
橋脚が砂礫に埋もれて砂州となり、
今では川幅が約半分の240メートルに狭まっている。
大型船舶の航行にも著しい支障をきたしている。
水が流れず、貯水できないダムなど何の役にも立たないが、
三峡ダムが周囲に及ぼす悪影響は、この先、
増えることはあっても減ることはないだろう。
中国政府も技術者も根本的な解決策を見いだせず、すでに
匙を投げてしまっているからだ。
だれも責任を取ろうとする者がいないまま、今も三峡ダムは放置されている。
☆著名な水利学者の遺言「ダムは10年もたない」
もし三峡ダムが地震の原因のひとつであるなら、
今後さらに四川大地震のような大規模な地震が起きる可能性があるだろう。
そして大地震が発生したとき、原因を作った「瀕死」の三峡ダムは、
果たして持ち堪えられるだろうか?
万一、ダムが決壊するようなことがあれば、長江流域の広大な土地が
洪水に見舞われ、穀倉地帯は壊滅して、数千万人の犠牲者が出るだろう。
長江の河口部にある上海では都市機能が完全に麻痺し、
市民の飲み水すら枯渇してしまう。そんな事態は想像するだけでも恐ろしい。
三峡ダムが建設された当初、中国政府は「千年はもつ」と豪語したが、
数々の難題が発覚して、わずか数年で「百年もつ」とトーンダウンした。
今日、巷では「10年もつのか」と危ぶむ声がある。
「10年」と区切るのは、かつて三峡ダムの建設に反対した著名な水利学者、
清華大学の故・黄万里教授の言葉に由来している。
戦前、アメリカのイリノイ大学で博士号を取得した黄教授は、
建国間もない中国で黄河ダム建設の計画が進められたときに強く反対し、
毛沢東から「右派」の烙印を押されて22年間の強制労働に追われた。
1980年代に名誉回復した後、長江の三峡ダム建設が国家の議題にのぼると、
中国政府に6度も上申書を提出して反対したが、
鄧小平と李鵬首相(当時)に無視された。
黄教授が反対した理由は、21世紀の今日、私たちが直面している危機的状況を
言い当てたからにほかならない。
そして「もしダムを強硬に建設したら、10年もたないだろう」と警告した。
2001年8月、黄教授は病床で家族に向かって三峡ダムを見守りつづけるようにと告げ、
「どうにも立ち行かなくなったら、破壊するより方法はない」と遺言を残した。
享年90。中国の「水利事業の良心」と称えられる伝説的な人物である。
もし「10年もたない」とすれば、期限は2019年だ。
あと2年で三峡ダムは決壊するかもしれないのだ。
タイムリミットは刻一刻と近づきつつあ
唯一の解決策は、黄教授の遺言通り、人間の手で破壊することだけなのだろうか。
[執筆者]
譚璐美(タン・ロミ)作家。東京生まれ、慶應義塾大学卒業、ニューヨーク在住。
↑
上空から大型爆弾投下、あるいは、
上海沖から巡航ミサイルで破壊されたら最終地点・上海が水没する。
流域含めて何億死ぬかわかりません。
ユダ米、ロシアにとって支那は脅威ではないのですよ。
在留邦人はここに思いを致し、撤退を急ぐべきです。
宝暦3年(1753年) ~ 文化3年(1806年) 作
「婚礼之圖 三枚続」です。
☆晴れ。
鵺ヌエが見限ったw
◆http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/681.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2017 年 7 月 07 日 kNSCqYLU
◎公明党も見切り
“死に体”安倍政権は臨時国会で行き詰まる(日刊ゲンダイ)
▼http://asyura.x0.to/imgup/d7/2969.jpg
▼http://asyura.x0.to/imgup/d7/2970.jpg
☆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/208981
日刊ゲンダイ 2017年7月7日 文字お越し
やっぱりこの政権は、そう長くなさそうだ。
完全にヤキが回っている。
都議選で23議席という歴史的な惨敗を喫した安倍自民党。
過去最低だった38議席を15議席も下回ったのだからハンパじゃない。
さすがに、これまで驕りたかぶり国民をバカにしてきた安倍首相も、
「深く反省しなければならない」と“反省”を口にしていた。
ところが、まったく“反省”していないことがハッキリした。
ふざけたことに安倍周辺は「しばらく国政選挙はないから政権は安泰だよ」と
うそぶいているという。
目を疑ったのは、財務省の佐川宣寿理財局長を国税庁長官に栄転させたことだ。
佐川局長は森友学園に国有地を9割引きで売却したことについて
「売却は適正」 「記録はない」と木で鼻をくくった国会答弁を繰り返し、
国民の反発を買った人物である。
都議選の結果を深刻に受け止めていたら、批判を恐れ、
絶対に栄転などさせなかったはずである。
国民をなめているのは明らかだ。
さらに、野党が臨時国会の開会を求めても応じず、
閉会中審査もたった1日しか行わない。
しかも、開くのは安倍首相が外遊中である。
都議選に大敗した後も、国民をバカにしたやり方は、ひとつも変わっていない。
自民党が都議選で惨敗したのは、
自民党支持者を含めて有権者が安倍首相に“お灸”を据えたからだ。
もし、安倍首相が本気で“反省”する姿を見せれば、
国民も「さすがに安倍首相も反省したか」と納得したかも知れない。
しかし、これでは「まだ分からないのか」と、怒りに油を注ぐだけだ。
「安倍首相の姿は、まさに独裁政権の末期です。
どれだけ国民の怒りが強いか分からなくなっている。
もし、感度が高かったら、都議選の翌日に稲田防衛相を更迭したはずです。
国民の怒りも少しは鎮まったでしょう。
ところが、逆なでするように、財務省の佐川局長を栄転させる人事をしている。
正常な判断力を失った安倍政権は、そう長く持たないように思います」
(政治学者・五十嵐仁氏)
■安倍首相に引導を渡した公明党
「安倍1強は終わった」――と政界も一気に動きはじめている。
6日開かれた自民党の各派閥の会合では、「都議選の敗因をきちんと総括すべきだ」と、
安倍首相の責任を問う声が噴出。
“安倍1強”が盤石だった都議選前だったら、あり得なかったことだ。
さらに“ゲタの雪”と揶揄されてきた公明党までが、安倍首相に盾つきはじめている。
山口那津男代表は5日、「憲法は政権が取り組む課題ではない」
と記者会見で明言してみせた。
「改憲」は安倍首相の悲願である。
秋の臨時国会に自民党の改憲草案を提出すると宣言している。
それが分かっていながら「憲法は政権が取り組む課題ではない」とストップをかけるのは、
安倍首相に引導を渡したも同然である。
公明党が反対したら「改憲」は一歩も進まず、その結果、
安倍首相はさらに求心力を失い、退陣に追い込まれてもおかしくないからだ。
「公明党がハッキリと改憲に反対したことは、自民党にとってインパクトが大きい。
選挙になったら、いかに公明票が頼りになるか、
多くの自民党議員が都議選で思い知らされたからです。
自公協力が成立しなかったために、自民党候補がバタバタと落選した。
この構図は国政選挙でも同じです。
それもあって、自民党の改憲推進本部では一転『慎重に進めるべきだ』
という意見が強まっている。
秋の臨時国会に自民党草案を提出するのは難しいのではないか。
安倍首相が設定した時期に提出できないとなったら、首相の求心力が低下するのは確実。
公明党の山口代表が公然と安倍首相に異を唱えたのは、
国民の支持を失った政権と心中するのはゴメンだと判断したからでしょう。
と同時に、安倍政権は長く持たないと見極めたのだと思います」
(政治評論家・森田実氏)
安倍1強だった風景は、都議選をきっかけに逆回転しはじめている。
☆秋の臨時国会で行き詰まる
この先、安倍政権はどうなるのか。
8月上旬とみられている内閣改造が終わった後、瓦解に向かうと予測されている。
人事が終わるまでは、批判を控えている自民党議員も、
組閣が終わった途端、倒閣に動く可能性が高いからだ。
はやくも“ポスト安倍”を狙う岸田外相は、
「格差といった負の側面に適切に対応することが重要だ」と
アベノミクスを批判しはじめている。
ちょうど8月末には、加計学園が申請した獣医学部の新設が認可されるかどうか
結論が出される。
認可が下りても、却下されても、再び加計学園の問題に火がつくことは間違いない。
しかも、安倍首相の側近中の側近である下村博文元文科相に、
200万円の加計マネーが闇献金として渡っていた疑惑が浮上している。
カネが渡っていた当時、下村は文科大臣だったから「贈収賄」に問われる
可能性もある。
もし、東京地検が動いたら、その瞬間、安倍政権はオシマイである。
「安倍1強が続いていたのは、安倍首相が選挙に強かったからです。
ところが、多くの自民党議員は、安倍首相では選挙に勝てないと思い始めている。
なにしろ、都議選では1回しか街頭に立てなかった。
それどころか、安倍首相は事実上、解散権を封じられている。
改憲の発議をするためには、3分の2の議席が必要ですが、
解散すると3分の2を失う可能性が高いため、解散を打てない。
安倍首相は、秋の臨時国会で、解散も打てず、改憲草案も提出できず、
行き詰まる可能性があります」(政治評論家・本澤二郎氏)
自民党の額賀派や二階派、岸田派の幹部は、岸田外相を「ポスト安倍」に想定して
頻繁に会合をもちはじめている。
■鎌倉幕府の崩壊とソックリ
都議選の歴史的な大敗が、「安倍政権の終わりのはじまり」となるのは、
ほぼ間違いない。
都議選で惨敗した安倍政権について、歴史学者の本郷和人東大教授
<鎌倉幕府の崩壊の過程に近い>と朝日新聞(6日付)で興味深い解説をしている。
鎌倉幕府には、御家人の利益を最優先する立場と、
日本全体に責任を持つべきだと考える2つの潮流があったという。
2つの潮流の対立から内乱が起こり、御家人の利益を最優先する勢力が勝利した結果、
<幕府はいわば「御家人ファースト」の政権になってしまいました。
幕府は御家人の利益となる政策を次々と採り始めます>
<このあたりは友人や思想が近い人を優遇した疑いが持たれた
加計学園、森友学園の問題をほうふつさせます>。
結局、鎌倉幕府は
<足利尊氏が後醍醐天皇に味方して「北条政権を倒そう」と挙兵すると、
全国の武士たちが一斉に北条政権に牙をむいて、
1カ月もしないうちに政権は崩壊してしまいました>。
ホント、安倍政権にソックリである。
「国民が安倍首相に怒りを強めているのは、国政を私物化しているからです。
敵と味方を峻別し、仲間にだけ恩恵を与えている。
許しがたいのは、都議選の街頭演説の時“辞めろコール”をした有権者に向かって
『こんな人たちに負けるわけにはいかない』と毒づいたことです。
国民は主権者ですよ。
かつて福田赳夫は、良い話よりも悪い話を好んで聞き、
田中角栄は批判されると『大変勉強になった』とカネまで渡したといいます。
これが為政者の姿というものでしょう。
都民が安倍首相にノーを突きつけたのは当然です」(本澤二郎氏=前出)
絶対的な権力は絶対的に腐敗し、絶対的に崩壊するのが、歴史の法則である。
国民をなめ切っている安倍政権の終わりが近づいている。
◆http://my.shadowcity.jp/2017/07/post-11426.html#more
ネットゲリラ (2017年7月 7日)
◎征夷大将軍アベシンゾー
政治家の無知、というのは恐ろしいもんで、九州豪雨をほっぽらかして
支援者の集会に出ていたコスプレ愛人婆あのイナダは、
秘書官に「台風来てるの? 知らなかったーっ」と発言したそうで、
馬鹿にも程がある。
イナダは、今年の1月にも、マティス国防長官との電話会談を、
「時差で寝てます」と断わったそうでw
とうとう会って貰えなくなりました、というんだが、
馬鹿なのはイナダだけじゃない。
☆http://www.sankei.com/world/news/170707/wor1707070048-n1.html
産経 2017.7.7
◎「安倍大統領」とツイート トランプ氏が誤記し削除
トランプが、大統領と首相の違いを知らない、というんだが、
アベシンゾーの事だから、自分から自己紹介で「プレジデント」
と言ったんじゃないか? 立法府の長だしw
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まあアメリカからしたら日本も韓国も区別つかないんだろう。
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正確には「安倍売国奴」
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売国株式会社のぷれじでんと やでー
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反知性主義は恐ろしいねw 世界中で馬鹿比べ。
アメリカも日本も、北朝鮮と同レベルw
習近平が常識人に見えますw
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トランプが馬鹿だということを差し引いても
アメリカ人の日本に対する認識なんてこの程度
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誰か、世界地図持って行って、トランプに韓国と日本の場所を指ささせてみろw
絶対に当てられないぞw さすがにアベシンゾーですら、間違えないだろうがw
歌麿、二枚目、
「當時全盛美人揃 松葉屋内 染之助 わか木 わか葉」です。
おかしいと思いませんか?
◆http://tocana.jp/i/2016/10/post_11256_entry.html
TOCANA 2016.10.24
◎「CIAはすでに気象操作している」 ミチオ・カクがCBSで爆弾発言!
やはり「HAARP」は気象兵器なのか?
世界的に有名な物理学者であり、フューチャリストのミチオ・カク博士が、
米3大TVのひとつ「CBS」のニュース番組で
「レーザー光線による気象操作」に言及、
キャスターが大慌てで発言の訂正をせまっていたことが分かった。
■ミチオ・カクが気象操作を肯定、CIAにも言及
2013年9月、「CBS」ニュースに登場したニューヨーク市立大学教授
ミチオ・カク博士は、「レーザーによる気象操作は可能か」と聞かれると、
「もちろんです」と回答、
「科学者は長年も人工的な気象操作を研究してきた」と暴露した。
「1兆ワットのレーザー光線を上空に打ち込むことで、
降雨や稲妻を発生させることができます」(カク博士)
「水蒸気、ホコリ、氷の結晶などの雨の元となる種が集まれば雨が降ります。
レーザー光線でもこの種を作ることができるのです」(同)
懐疑的なキャスターが再度、「本当に可能なのですか?」と問うと、
カク博士は、突如ベトナム戦争に言及。
「60年代のベトナム戦争中でさえ、CIAはこの技術を使ってベトコン相手に
モンスーンを引き起こしていましたよ。 政府はずっと……」
するとここで、政府に言及しようとしたカク博士をキャスターが制止、
「『……という疑いがある(alleged)』ということ、ですね?」
と訂正を強要した。
それにしても、もしカク博士の言うことが本当ならば、
米国は何十年にも渡り気象操作を行ってきたことになる。
にわかには信じがたい話だが、実際にレーザー光線による雲の発生は
実験で確かめられている。
たとえば、ジュネーブ大学のジェローム・カスパリアン教授は、
大気中にレーザーを照射、原子から分子を引き離すことで、
人工的に雲を発生させることに成功、
ドイツで行われた野外実験でも一定の成果をあげたと
英科学誌「New Scientist」(2010年5月2日付)が報じている。
野外で大雨を降らすほどの雲を作ることは難しいというが、
技術的には不可能ではなさそうだ。
◆https://richardkoshimizu.wordpress.com/2017/07/07/
richardkoshimizu 2017年7月7日
◎いったい、いつから
「線状降水帯」なるものが出現し始めたのか?
いったい、いつから「線状降水帯」なるものが出現し始めたのか?
過去にはなかった「豪雨の原因」が、なぜ、
いまになって突如出現し、50年に一度の雨を降らせるのか?
なぜ、同一地点ばかり、雨が線状に降り続けるのか?
そのメカニズムを気象学者の誰も解析できていないが。
突如出現したものは、人工的なものと考えるべきではないのか?
「九州大の西山浩司助教(気象工学)は
『気象庁のレーダーによると 線状降水帯は9時間以上停滞した。
これほど狭い範囲に長時間停滞するのは驚きだ』と話す。」
驚くだけでは真実には到達できない。 思考を柔軟に。
「これほど狭い範囲に長時間停滞する」のは、停滞させている原因があるからだ。
極東の宇宙空間に浮かんでいる 無数の50-100メートルある
巨大人工衛星を 日本人天文研究者が発見したと聞いたが、
それらの機能は? 国籍は? 気象改変兵器ではないのか?
窮地の安倍でくのぼう晋三を支援する1%オリガーキ特製の気象改変兵器?
あのー、大雨を降らせると、安倍一味の対応の悪さに
国民が怒りを増幅させる結果に終わります。なにしろ、
大雨のさなかに外遊して、何ら、対策をとらずに現場に任せっきりにする安倍一味です。
現地で「政府が救援に動いている」のが見えてこない。
何でも自衛隊や消防に任せっきりの朝鮮悪政権。
災害の対応でも安倍一味は、歴代最低です。
*酢味噌
【動画解説】九州北部 さらなる大雨のおそれ 7日にかけて厳重警戒
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170706-00010001-wmapv-soci
歌麿、三枚目、
「當世踊子揃 鷺娘」です。
共産支那、最大のアキレス腱、以前より当ブログ既報ですが、
◆http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/---5.php
Newsweek 2017年7月3日(月)
◎中国「三峡ダム」危機 --
最悪の場合、上海の都市機能が麻痺する
▼http://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2017/07/
tan170703-thumb-720xauto.jpg
<四川省で起きた大規模な山崩れは、本当に大雨だけが原因なのか。
世界最大の三峡ダムが一帯で大地震を頻発させているという指摘があり、
さらには砂礫により、ダムそのものも機能不全に陥っている>
6月24日、中国・四川省で大規模な山崩れが発生した。
中国メディアによれば、住宅62戸が土砂に埋まり、
120人以上が生き埋めになったという。
山崩れの現場は、四川大地震と同じ場所であり、ここ数日、
大雨が降りつづいて地盤が緩んでいたことが原因だとされる。
だが原因はそれほど単純なものではないだろう。
2008年5月に発生した四川大地震はマグニチュード7.9を記録し、
甚大な被害をもたらした。
震源地近くでは地表に7メートルの段差が現れ、
破壊力は阪神・淡路大震災の約30倍であった。
専門家は、四川盆地の北西の端にかかる約300キロにわたる
龍門山断層帯の一部がずれたために起きたと分析し、
これによって地質変動が起こり、龍門山断層帯は
新たな活動期に入ったと指摘している。
今後、さらに大規模な地震が発生する可能性が高いのである。
四川盆地はもともと標高5000メートル級の山々がつらなるチベット高原から
急勾配で下った場所に位置する標高500メートル程度の盆地で、
ユーラシア・プレートと揚子江プレートの境界線の上にあり、
大小さまざまな断層帯が複雑に入り組む地震の多発地帯である。
それに加えて、最近の中国の研究では、
地震発生の原因のひとつは「三峡ダム」の巨大な水圧ではないかとの指摘がある。
ダムの貯水池にためた水の重圧と、地面から地下に沁みこんだ水が
断層に達することで、断層がずれやすくなったという分析である。
建設中から数々の難題、天気や地震にまで悪影響
三峡ダムは、中国政府が「百年の大計」として鳴り物入りで建設した
世界最大のダムである。
16年の歳月を費やして、四川省重慶市から湖北省宜昌市にいたる
長江の中流域の中でも、とくに水流が激しい「三峡」と呼ばれる場所に建設された。
竣工は2009年だ。
ダムは70万キロワットの発電機32台を擁し、総発電量2250万キロワットを誇り、
当初の計画では、湖北、河南、湖南、上海、広東など主要な大都市に
電力が供給され、全中国の年間消費エネルギーの1割を供給でき、
慢性的な電力不足の解消に役立つはずだった。
だが、建設中から数々の難題が生じた。
まず「汚職の温床」と化した。
総工費2000億元のうち34億元が汚職や賄賂に消えた。 国民の多大な犠牲も強いた。
はじめに地域住民約110万人が立ち退きを迫られ、
強制的に荒地へ移住させられて貧困化し、10万人が流民になった。
李白、杜甫、白楽天などの詩に歌われた1000カ所以上もの文化財と
美しい景観が水没し、魚類の生態系が破壊され、
希少動物の河イルカ(ヨウコウイルカ)が絶滅したことは、
中国内外で議論の的になった。
そればかりではない。四川大地震が発生した同じ2008年、
竣工を目前に控えた三峡ダムで試験的に貯水が開始されると、
下流域でがけ崩れと地滑りが頻発した。
この年の9月までに発生したがけ崩れと地滑りは、合計32カ所、
総距離33キロに達し、崩れた土砂の量は約2億立方メートルにのぼった。
その後の調査で、地盤の変形などが合計5286カ所見つかり、
大きなひずみが生じていることが判明した。
ダムの構造物や防水壁には約1万カ所の亀裂が見つかり、補修に奔走した。
そして2009年、三峡ダムが完成すると、今度は気候不順が起きた。
貯水池にためた膨大な量の水が蒸発して大気中にとどまり、
濃霧、長雨、豪雨などが発生するようになったのだ。
気候不順は年々激しくなり、2013年までに、
南雪災害、西南干ばつなどの災害が相次いだ。
2016年にも豪雨による洪水が発生。
エルニーニョ現象が原因だとされたが、死者、行方不明者は128人にのぼり、
中下流域で130万人が避難を余儀なくされた。
大地震が次々に起きた。
2008年の四川大地震以外にも、汶川大地震、青海省大地震など、
毎年のように大小の地震が発生した。
2014年には、三峡ダムから約30キロ上流にある湖北省で
マグニチュード4.7の地震が連続して2度起きている。
総じてみれば、人工物である三峡ダムが天気や地震にまで影響を及ぼすとは、
まるで信じられないような話ではある。
☆水が流れず、貯水できず、解決策も見いだせない
だが、三峡ダムにとって、さらに深刻な事態がもちあがっている。
長江上流から流れて来る砂礫で、ダムがほぼ機能不全に陥り、
危機的状況にあることだ。
怒涛のように押し寄せる大量の砂礫で貯水池が埋まり、
アオコが発生してヘドロ状態になっている。
ヘドロは雑草や発泡スチロールなどのゴミと一体になり、
ダムの水門を詰まらせた。
ゴミの堆積物は5万平方メートル、高さ60センチに達し、
水面にたまったゴミの上を歩ける場所があるほどだという。
地元では環境団体などが毎日3000トンのゴミを掻き出しているが、
お手上げ状態だとされる。
重慶市でも、押し寄せる砂礫で長江の水深が浅くなった。
水底から取り除いた砂礫は50メートルも積みあがった。
重慶大橋付近の川幅はもともと420メートルあったが、
橋脚が砂礫に埋もれて砂州となり、
今では川幅が約半分の240メートルに狭まっている。
大型船舶の航行にも著しい支障をきたしている。
水が流れず、貯水できないダムなど何の役にも立たないが、
三峡ダムが周囲に及ぼす悪影響は、この先、
増えることはあっても減ることはないだろう。
中国政府も技術者も根本的な解決策を見いだせず、すでに
匙を投げてしまっているからだ。
だれも責任を取ろうとする者がいないまま、今も三峡ダムは放置されている。
☆著名な水利学者の遺言「ダムは10年もたない」
もし三峡ダムが地震の原因のひとつであるなら、
今後さらに四川大地震のような大規模な地震が起きる可能性があるだろう。
そして大地震が発生したとき、原因を作った「瀕死」の三峡ダムは、
果たして持ち堪えられるだろうか?
万一、ダムが決壊するようなことがあれば、長江流域の広大な土地が
洪水に見舞われ、穀倉地帯は壊滅して、数千万人の犠牲者が出るだろう。
長江の河口部にある上海では都市機能が完全に麻痺し、
市民の飲み水すら枯渇してしまう。そんな事態は想像するだけでも恐ろしい。
三峡ダムが建設された当初、中国政府は「千年はもつ」と豪語したが、
数々の難題が発覚して、わずか数年で「百年もつ」とトーンダウンした。
今日、巷では「10年もつのか」と危ぶむ声がある。
「10年」と区切るのは、かつて三峡ダムの建設に反対した著名な水利学者、
清華大学の故・黄万里教授の言葉に由来している。
戦前、アメリカのイリノイ大学で博士号を取得した黄教授は、
建国間もない中国で黄河ダム建設の計画が進められたときに強く反対し、
毛沢東から「右派」の烙印を押されて22年間の強制労働に追われた。
1980年代に名誉回復した後、長江の三峡ダム建設が国家の議題にのぼると、
中国政府に6度も上申書を提出して反対したが、
鄧小平と李鵬首相(当時)に無視された。
黄教授が反対した理由は、21世紀の今日、私たちが直面している危機的状況を
言い当てたからにほかならない。
そして「もしダムを強硬に建設したら、10年もたないだろう」と警告した。
2001年8月、黄教授は病床で家族に向かって三峡ダムを見守りつづけるようにと告げ、
「どうにも立ち行かなくなったら、破壊するより方法はない」と遺言を残した。
享年90。中国の「水利事業の良心」と称えられる伝説的な人物である。
もし「10年もたない」とすれば、期限は2019年だ。
あと2年で三峡ダムは決壊するかもしれないのだ。
タイムリミットは刻一刻と近づきつつあ
唯一の解決策は、黄教授の遺言通り、人間の手で破壊することだけなのだろうか。
[執筆者]
譚璐美(タン・ロミ)作家。東京生まれ、慶應義塾大学卒業、ニューヨーク在住。
↑
上空から大型爆弾投下、あるいは、
上海沖から巡航ミサイルで破壊されたら最終地点・上海が水没する。
流域含めて何億死ぬかわかりません。
ユダ米、ロシアにとって支那は脅威ではないのですよ。
在留邦人はここに思いを致し、撤退を急ぐべきです。