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肴は枝豆

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 画は 歌川 國芳 (くによし)

 寛政九年(1797)~ 文久元年(1861)

 号は一勇齋、朝櫻楼など                作


  「お弓 [3代目] 尾上 栄三郎」 「直助 [5代目] 松本 幸四郎」

  「お岩・小平ぼうこん 戸板がへし 与茂七 三役早替 [3代目] 尾上 菊五郎」

  「神谷伊右ヱ門 [5代目] 市川 海老蔵」 です。



☆曇り、暑さ一服、湿度下がる。

共産支那、習近平・断末魔の悪足掻き、放置が賢明、

年内持たぬかも?

◆http://www.sankei.com/world/news/160807/wor1608070022-n1.html
産経  2016.8.8
◎尖閣で挑発繰り返す中国・習近平指導部で何が起きているのか?


【北京】

中国の漁船と公船が連日のように尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺に押し寄せ、
日本への挑発を繰り返している。

ここ数年南シナ海への外洋拡張を続けてきた中国が、
再び東シナ海にシフトし始めたことを強く印象づける。

共産党関係者は「習近平国家主席周辺が主導している。
日本との緊張関係を作り出すことが目的だ」と指摘した上で、

現在河北省の避暑地で開かれている党の重要会合、北戴河会議で
「党内の結束を訴え、反対意見を封じ込めたい思惑がある」と分析した。

この関係者によれば、共産党長老と現役指導部らが参加する北戴河会議は
7月末に始まったもようで、党長老らの習指導部に対する批判が高まることは必至だ
といわれている。

内政面では最近景気が低迷し、各地でデモが頻発。

仲裁裁判所の裁定では中国が「核心的利益」と主張する南シナ海問題で“全面敗北”し、
米軍の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の
韓国への配備が決まるなど、外交面でも失点が続いた。

党長老たちはいらだち、
李克強首相と習氏の経済政策における対立も深刻化しているという。

党内には李瑞環・元政治協商会議主席ら改革派長老を中心に、
習指導部が主導する現在の対外強硬路線を改め、日米などと協調を図るべきだ
といった意見が強まっていると証言する党幹部もいる。

これらの意見に対抗するため、習指導部は東シナ海で挑発行為をすることで
意図的に日本との緊張関係を作り、国民の危機感を高めようとしているようだ。

今回、尖閣周辺に230隻の漁船が同時に押し寄せた。

事前に綿密に準備し、ほとんどが浙江、福建省から出発したものとみられる。

両省はいずれも習氏の元勤務地で、習氏周辺や地方指導者と深い関係にある。

習氏の側近で、人民解放軍の羅援少将は数年前から、
軍の地方組織、人民武装部が民兵を訓練して漁船に乗せて海洋権益を守るべきだ
とメディアで提言している。

今回、漁船に乗っているのは新しく訓練された民兵の可能性もある。



◆http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49405
現代ビジネス  2016年08月09日(火) 近藤 大介
◎中国人民大学「ゾンビ企業レポート」が示す習近平政権の致命的な過ち
 だから中国経済は失速する!


☆国有企業会長が首吊り自殺

最近、日本であまり話題にならなくなったが、中国経済の失速が止まらない。

習近平政権が今年公約した処方箋が、「供給側構造改革」だった。

これは、計5つの改革(3つの除去と1つの下降と1つの補填)によって
V字回復を目指そうというものだったが、
中でも「改革の1丁目1番地」に掲げたのが、「生産過剰の除去」だった。

生産過剰問題が最も深刻なのは鉄鋼業で、2015年末時点での負債規模は、
当局が公表しただけで4兆3,700億元(1元≓15.2円)。負債率は66.7%に達している。

国有の大型鉄鋼会社が集中しているのが、
遼寧省・吉林省・黒竜江省のいわゆる東北三省である。

その象徴とも言える東北特鋼集団(特鋼)が、いよいよ倒産へ向かって
カウントダウンとなってきた。
自動車用鋼材などで、中国最大規模の国有企業である。

いまから4ヵ月以上前の3月24日木曜日の午後1時20分、大連市公安局は、
通報を受けて、市内屈指の高級マンションに駆けつけた。

部屋で首を吊って息絶えていたのは、特鋼の
楊華・董事長(会長)兼党委書記(享年53)だった。

1962年遼寧省生まれの楊会長は、1990年に北京大学哲学科で修士号を取得後、
東北地方きっての有力国有企業の鞍山鋼鉄集団に就職。

グループ子会社の社長や会長を歴任した後、
昨年4月に特鋼の会長に就任したばかりだった。

この鉄鋼業界のインテリ経営者は、特鋼の将来を悲観して、
自ら命を絶ったのだった。


☆昨年9月の負債率は84.3%

特鋼の歴史は古い。

1905年、日本は日露戦争に勝利して占領した遼寧省の大連に、大連鋼鉄集団を創立。

同様に、日中戦争が起こった1937年、遼寧省撫順に撫順特鋼が、
共産党政権後の1952年、黒竜江省チチハルに北満特鋼が設立された。

3社とも大型国有企業として、毛沢東時代と鄧小平時代に、
中国の社会主義経済の屋台骨を担った。

ところが2002年、撫順特鋼が経営危機に陥り、
翌2003年には北満特鋼も、経営危機に陥った。

そのため2004年9月に、大連鋼鉄集団が撫順特鋼と北満特鋼を合併する形で、
東北特鋼集団を創立した。

遼寧省の国有資産監督管理委員会が統括し、本社は大連に置いた。

2007年、李克強首相が遼寧省党委書記(省トップ)を務めていた時期に、
特鋼は、大連の市街地から70㎞離れた金州区に、
300万㎡(東京ドーム64個分!)の巨大な新工場を建設した。
投資総額は、156億元。

これによって、巨大な鉄鋼生産が可能になり、2015年の特殊鋼生産量は800万トン、
鋼材生産量は690万トンにも上った。

同年の日本全体の特殊鋼生産量が1768万トンなので、
特鋼1社で日本の全生産量の約半分を叩き出したことになる。

ところが世界的な生産過剰と、それに伴う価格下落によって、
特鋼の負債率は悪化の一途を辿った。

昨年9月には、資産518.1億元、負債436.9億元で、
負債率は危険水域の84.3%まで上昇したのである。

今年に入ると、1月26日に瀋陽で開かれた遼寧省第12期人民代表大会第6回会議で、
陳求発省長が疲れきった表情で、
「2015年の遼寧省のGDP成長率は3.0%だった」と報告した。

これは過去23年なかった低成長で、全国31地方中、最下位である。

省内のPPI(生産者物価指数)も、43ヵ月連続で下降したという。

陳省長はここまで省内の経済が落ち込んだ理由として、こう述べた。

「企業の生産コストが上がり、一部業界と企業が経営困難に陥り、
技術革新は追いつかず、新興産業は育たず、サービス業の発展は停滞し、
地域の発展は不均衡で、財政収入は悪化し、財政支出は増え、
国有企業は経営が回復せず、民営企業は発展せず……」

陳省長が言及した「経営困難に陥った企業」の筆頭が、特鋼だった。

同じ東北三省の吉林省と黒竜江省も、経済成長率がそれぞれ全国31地方中、
28位の6.5%と29位の5.7%だった。


☆4ヵ月で7回の債務返済不履行

年に一度の全国人民代表大会(国会)開幕前日の3月4日、国営新華社通信は、
王珉前遼寧省党委書記(省トップ)を、「重大な紀律違反により調査中」と発表した。

王珉前書記は、2006年11月から2009年11月まで、吉林省党委書記を務めた。

その後、2015年5月まで遼寧省党委書記を務めた「東北地方のボス」だった。

3月6日には、遼寧省に隣接した吉林省遼源市の経済開発区トップだった
孫慶安同市政協副主席が、エレベータに乗ったところを襲われ、
メッタ刺しにされて殺害されるという事件が起きた。

そのニュースが報道されると、インターネット上には、

〈 死ね、死ね! 〉

〈 ついに奴隷たちが起ち上がったぞ! 〉

といった書き込みが相次いだのだった。

幹部の失政と汚職の犠牲になって失業した人々の怒りが炸裂したのだ。


この頃、遼寧省の省都・瀋陽に住む日本人駐在員に聞くと、次のように語った。

「瀋陽の街には失業者が溢れ、消費がまったく振るわず、
次々に工場が閉鎖されています。

最盛期には約3000社来ていた韓国企業も、
いまは撤退ラッシュで、すっかり影をひそめています。

瀋陽の企業の納税番付で、2位に3倍以上の差をつけてダントツの
BMWの工場が撤退する時が、790万瀋陽市民が路頭に迷う日と言われています。

日系企業も昨年、日野自動車の大型バス工場が撤退し、
いまや200社を切ろうとしている。

日本人駐在員同士で会っても、撤退と縮小の暗い話ばかりです」

同時期に、同じ遼寧省の大連駐在の日本人経営コンサルタントに聞いたところ、
やはりため息交じりに答えた。

「2月8日から始まった春節(旧正月)の大型連休が明けると、
700万都市の大連は、倒産ラッシュに見舞われていました。

従業員たちが工場やオフィスに戻ってきても、会社がなくなっているのです。
それで失業者たちが、市の中心街でデモを起こしたり、
浮浪者になってたむろしたりして、不穏な雰囲気が漂っています」

そして前述のように、全国人民代表大会が閉幕した後の3月24日、
特鋼の楊華会長が自殺した。

その5日後からは、特鋼の債務返済の遅滞が始まった。

特鋼はそこからわずか4ヵ月で7回、計47.7億元もの債務返済不履行を行ったのである。

そのため特鋼には、「違約王」というニックネームがついた。

特鋼側は、緊急の転換社債を発行して、急場を凌ごうとした。

だが、国有企業の借金を国民に負わせるということには、異論も多い。

そもそも高リスクの社債を買う投資家がいるのかという問題もある。


☆遼寧省の破綻までが視野に

5月9日には、中国共産党中央機関紙の『人民日報』が、「権威人士」の話として、
次のような見解を掲載した。

「従業員は保護するが、企業は保護しない。

勇気をもって『ゾンビ企業』の処置にあたるのだ。

救いようのない企業、閉鎖すべき企業は、閉鎖を決断すべきだ。
破産すべきは、法に基づいて破産させるべきだ。
やれ転換社債だ、合併だなどと言うべきではない。

そんなことをすれば、さらに高いコストがかかり、早晩、大荷物となってしまう」

この「5・9人民日報インタビュー」は、中国で大きな反響を巻き起こした。

「権威人士」とは、習近平主席が最も信頼をおく経済ブレーンの
劉鶴・中央財経指導小グループ弁公室主任だというのが定説になっている。

ゾンビ企業については後述する。

特鋼は、遼寧省国有資産監督管理委員会が統括する国有企業
(全株式の68.81%を保有)なので、この雪だるま式の負債増加に、遼寧省が蒼くなった。

特鋼の倒産と、遼寧省の破綻が、視野に入ってきたからである。

そんな中、7月に入って、特鋼に融資している国家開発銀行、渤海銀行、中国農業銀行
の三行が極秘の会議を開いて、今後は遼寧省政府と遼寧省の企業には融資をしない
と決めたという噂が広まった。

これに対して、国家開発銀行は7月18日、次のような声明を発表して、
火消しに躍起となった。

〈 最近、一部メディアは、「国家開発銀行が三行会議を開いて
遼寧省政府と遼寧省の企業への融資を一時ストップしようと提案した」と報道したが、
これは事実ではない。

特鋼が何度も債務返済不履行を行った後、国家開発銀行は、主要融資銀行として、
他の融資銀行とともに、監督部門の要求に厳格に基づいて、
債券保有者会議などの方法を通じて、債券保有者たちの提案を収集・整理し、
主管部門に報告するよう求めてきた。

国家開発銀行は仲介役であり、そのような提案を行う職能も権限も有していない。

長年にわたり、国家開発銀行は国家の東北振興戦略の方針を、積極的に貫徹してきた。
多くの方法で遼寧省の企業にも融資やサービスを提供してきたし、
遼寧省の経済発展の後押しをしてきた。

今後も国家開発銀行は、これまでと同様に、開発のための融資を行い、
遼寧省及び東北地方の経済発展を支持していく。

同時に国家開発銀行は、特鋼の主要債権主の一角として、特鋼に債務履行を求めていく。
そして債権の投資者の合法的利益を、最大限に保障できるよう努力し、
地域の金融安定化の維持に努めていく 〉


こうして国家開発銀行が声明を出した後も、ネット上には、
様々な真偽不明の意見が飛び交った。

〈 国家開発銀行は、7月18日の声明の後、再び裏の声明を作って、
関係銀行に配ったようだ。そこにはやはり、
遼寧省への融資停止提案が書かれているというぞ 〉

〈 遼寧省の経済は、完全に破綻したんだから、それを素直に認めたらどうだ。
遼寧省の老人に聞いたら、張作霖の軍閥時代は、
毎日牛肉と水餃子を大皿で食べていたという。

また日本の支配時代には、中国全土の工業生産の9割を占めていたという。
ところがいまや、こんな様になってしまった。 一体誰のせいだ? 〉

8月1日には、特鋼側と債権者側の話し合いが持たれた。

債権者: 「特鋼は、転換社債などで債務から逃げないと書面で約束せよ」

特鋼: 「何度も申し上げているが、わが社は大型国有企業であり、
     全身全霊、社会的責任を果たしていく。債務から逃げたりもしない」

だが、特鋼の倒産という激震が遼寧省に走る時は、もうそこまで迫っている。


☆中国人民大学の「ゾンビ企業レポート」

特鋼のような企業を、中国では「ゾンビ企業」(僵屍企業)と呼んでいる。

7月28日に、中国人民大学国家発展・戦略研究院が中国で初めて、

『中国のゾンビ企業研究報告――現状、原因と対策』と題した
52ページからなるレポートを発表し、中国国内で大きな話題を呼んでいる。

まず、ゾンビ企業の定義としては、
「連続3年赤字企業」または
「市場の最低金利以下の金利で銀行から融資を受けている企業」だという。

ゾンビ企業の比率が高い業種は、鉄鋼業51.43%、不動産業44.53%、
建築装飾業31.76%、商業貿易業28.89%、公用事業20.49%。

逆に低い業種は、銀行業0.00%、メディア4.12%、非銀行系金融業4.65%、
コンピュータ産業5.23%、レジャーサービス業5.88%となっている。

また地方別では、ゾンビ企業が多い地域は、寧夏回族自治区17.06%、
山西省15.31%、甘粛省15.09%、雲南省14.80%、北京市13.95%。

逆に少ない地域は、チベット自治区3.61%、河南省4.23%、山東省4.29%、
湖南省4.44%、福建省4.68%となっている。

次に、創業5年以内の企業の中でゾンビ企業は、約3%しかない。

逆に創業30年以上の企業は、約23%がゾンビ企業と認定された。

中国では民間企業が認められ始めたのは、主に1990年代以降なので、
創業30年以上の企業とは、すなわち国有企業のことに他ならない。

つまり、すでに国有企業中、4社に1社はゾンビ企業と化しているということになる。

この報告書でも、次のように記されている。

〈 この結果が暗示しているのは、多くのゾンビ企業が老舗企業であり、
すなわち国有企業であり、規模が大きい企業だということだ。

そしてゾンビ企業の処置には、多くの挑戦が伴うということだ 〉


続いて、ゾンビ企業が生まれる原因については、次のように分析している。

①地方自治体と企業の謀議
 政治の集権と経済の分権という大きな背景のもとで、
 GDPが主要な地方政府幹部の出世の旗印となっているため、
 中央政府、地方自治体、企業の三者がつるんで、生産過多に陥ってしまった。

②地方自治体同士と国有企業同士の競争の悪循環
 1994年の国税と地方税の税制分離改革によって、
 地方自治体同士のGDP競争が激しくなった。これによって、
 各地方が経済発展すると同時に、各地方が保護主義に走り、生産過剰に陥った。

③大規模な刺激策の後遺症
 2008年11月、世界的な金融危機を受けて、中国政府は計4兆元
 (当時の為替レートで約58兆円)の経済刺激策を実施した。
 この過度の投資によって、企業が生産を、盲目的に拡張していった。

④外部の需要の調整
 2008年の世界的な金融危機によって、需要が減少し、
 主要貿易品の価格が下落した。それによって中国の輸出に大きな影響が出た。
 商務部の統計によれば、2008年7月の輸出の伸び(前年同月比)が26.9%
 だったのに対し、2009年6月は-21.4%と、大幅に減少した。

⑤銀行のギクシャクした貸出
 民営企業は国有企業よりも、生産コストが高い。
 その上、銀行は民営企業に対して、「晴天に傘を貸し、雨天に傘を引き取る」
 ようなことをする。
 逆に国有企業に対しては、中央政府や地方自治体というバックボーンがあるので、
 低リスクと見て、どんどん貸し出す。
 こうしたギクシャクした融資が、生産過剰を生んだ。


☆ゾンビ企業を減らすために必要なこと

このレポートはおしまいに、ゾンビ企業を減らすための5つの対策を提言している。

①政府の企業に対する干渉を減らす。特に産業政策は慎重にする
 そもそも正常で完備した市場経済のもとでは、ゾンビ企業など存在しない。
 債務がかさんで損失が長期に及べば、自然に淘汰される(倒産する)からだ。
 だから地方自治体は企業に対する干渉を減らすべきだ。
 そうした企業に干渉して生き残らせれば、一時的に税収は入るかもしれないが、
 長期的に見ればさらに多くの税金を投入する羽目になる。

②国有資産監督管理委員会の国有企業に対する評価ポイントを整備し、
 「強く優れて大きい国有企業」を全面的に理解する
 「強く優れて大きい国有企業」の育成が政府の方針だが、
 何をもって「強い」「優れている」「大きい」とするのか明確な指標を作るべきだ。

③銀行の融資に対する監督管理を強化する
 銀行がゾンビ企業に融資し続けるのを断ち切るためにも、
 政府の銀行融資に対する監督管理を強化する。

④多くの方法を用いて生産過剰を減らすようにし、社会のセーフティネットを整備する
 現在、深刻な業界では、約2割の生産過剰を抱えていて、
 約1割のゾンビ企業を抱えている。総じて言えば、まだコントロールできる範囲内だ。
 鉄鋼、セメント、ガラスなどの生産過剰は、貧困地区のインフラ整備に使うとか、
 中央政府や地方自治体が債権を発行して債務を肩代わりするなどして解決を図る。
 時短や失業に備えて、社会保障も充実させないといけない。

⑤国有企業改革を加速し、国有企業の定位を明確にする
 国有企業の重要性は言うまでもないが、
 中央政府も国有企業改革を非常に重視していて、多くの国有企業改革に関する
 重要文件を発布してきた。だがそれらの文件は、根本的な問題を回避している。
 それは、国有企業とはつまるところ、純粋な市場化された企業なのか、
 それとも政治と社会の役割を背負う特殊な企業なのかという問題だ。
 もしも国有企業の定位が後者だというのなら、その数を減らすべきだ。


国有企業を、地方の就業を保障したり、安定した税収をもたらすことを優先する存在だ
とみなすならば、そして経済効率とか生産率などは二の次とするならば、
最終的には多くの国有企業がゾンビ企業と化す苦難を、
根本的に解決することはできないだろう。

われわれが建議したいのは、政治的社会的役割を担う国有企業と、
市場化していく国有企業に、明確に分類していくことだ。

前者の国有企業は数を制限し、特殊な企業として扱う。

後者の国有企業は市場化を加速させ、強く優れた企業を目指すよう促すのである。

以上が、中国人民大学のゾンビ企業レポートである。


このコラムで何度も述べていることだが、2013年に李克強首相ら経済改革派が
行おうとした国有企業の「三歩走」、
すなわち「市場化→多元化→民営化」という改革を進めていれば、

多くの国有企業が民営企業に着地し、
中国経済はダイナミックで持続可能な経済成長が期待できたのだ。

それを習近平主席ら中国共産党の保守派は、
国有企業を政治的利権の道具にしようとした。

そのため昨年9月に、国有企業の「二歩走」、
すなわち「淘汰→党中央の管理強化」という「改悪」を
国有企業改革の骨子に定めてしまった。

この「誤作動」を改めない限り、ゾンビ企業の退治、
ひいては中国経済の復活はおぼつかないように思う。


<付記>

今週は、遼寧省のゾンビ企業を例に取って、国有企業改革の困難さについて述べました。
その背景にある習近平政権の本質について論述した新著です。
どうぞご高覧ください!

 『パックス・チャイナ 中華帝国の野望』
  著者: 近藤大介
 (講談社現代新書、税込み918円)
  南沙諸島や尖閣諸島を巡る強硬な外交で、
  周辺国やアメリカと軋轢を生んでいる習近平政権。
  「海の万里の長城」を築き、
  大海洋国家を目指す習近平の野望ははたして実現するのか!?




國芳、二枚目、



「見立俳優八犬士」 三代目 尾上菊五郎の犬塚信乃  四代目中村歌右衛門の犬飼現八 です。




NHK御用達w

◆http://hiroaki1959.at.webry.info/201112/article_26.html
希典のひとりごとのブログ 2011/12/26
◎所功を糺す


「所 功(ところ いさお、1941年(昭和16年) - )を糺す」

所功 京都産業大学教授は、柔和な物腰と、丁寧な語り口、
皇學館大学助教授だった経歴、その如何にも皇室を尊崇しているかのような
言動によって、尊皇の士だと思っていたが、

それが大きな間違いであったことが、雑誌「WiLL」での連載で
はっきり分かった。

所は尊皇どころか、皇統の断絶と国体の破壊を希求している、逆賊である。

そのことに長い間気付かなかった不明を恥じると共に、
中川八洋氏の慧眼に改めて感心した次第である。

中川氏は、ずいぶん前から、所が尊皇の仮面をかぶった共産主義者である
ことを指摘されていた。

実は、過去にも所の言動に不審を抱いたことがあった。

それは、平成17年に「皇室典範に関する有識者会議」が纏めた、
女系天皇を認める報告書を、所が「良く纏められている」と評価した時だ。

その時、所は「男系で皇位を継承するのが理想であるが、
それがどうしても無理なら女系も已むを得ない」
との主旨の発言をしていたと記憶するが、

伏見宮系皇族(昭和22年10月に皇籍離脱を余儀なくされた11宮家)が
皇籍に復帰することには否定的であった。

この時に、所の真意に気付くべきであったが、
「女系天皇は認めないが、紳士的な所先生は、有識者会議に配慮して、
報告書を全面的に否定することは遠慮したのだろう」と変に気を回してしまったのだ。

「有識者会議」の真の目的は、伏見宮系皇族の皇籍復帰を阻止し、
男系継承者を無くして(この時はまだ悠仁親王殿下はお生まれになっていなかった)、
皇統を断絶させ、国体を消滅させることにあった。

そして、所の真意もそこにあったのだが、狡猾な所は、
そのことをストレートに訴えても保守層に受け入れられないと分かっていたので、
「女系天皇は駄目」と云って(絶対駄目とは云っていない)
尊皇保守の味方と見せかけて、
本当の狙いである伏見宮系皇族の皇籍復帰阻止の企図を隠していたのだ。

そのことにようやく気付いたのは、所が「WiLL」の10月、11月、12月号と
2月号(2012年)の誌上において、
女性宮家創設を強く訴えていたからだ。

女性宮家が認められれば、女系天皇も認めようとなるのは必定で、
所の狙いもそこにあると見て間違いない。

その証拠に、ここでも所は、伏見宮系皇族の皇籍復帰は明確に否定している。

しかも、「(伏見宮系皇族の皇籍復帰は)おそらく到底、無理だと判断せざるをえない」
としているだけで、否定する理由は一切述べていない。

皇位の安定的継承のためには、なにより男系男子で皇位を継承しなければならず、
そのためには、伏見宮系皇族の皇籍復帰以外に道はないことは明らかなのだから、
その実現のために最大限努力するのが当然なのに、それをせずに、
あっさり「無理」の一言でかたずけているのは、語るに落ちたと云うべきだろう。

ちなみに、前記の「有識者会議」の報告書が、
伏見宮系皇族の皇籍復帰を否定する理由についてどう述べているかと云うと、

「国民の理解と支持、安定性、伝統のいずれの視点から見ても問題点がある」とした上で、
概要以下の理由を挙げている。

 ①旧皇族(伏見宮系皇族)は、既に60年近く(当時)一般国民として過ごしている。

 ②今上天皇との血筋が遠い。

 ③国民が皇族として受け入れるか懸念される。

 ④皇籍への復帰には当事者の意思を尊重する必要がある。

 ⑤いったん皇族の身分を離れた者が再度皇族となった例は少なく、
  さらに皇位に即いたのは二例しかいない。
    
 ⑥皇族と国民の身分を厳格に峻別することが伝統である。


すでに何度も述べているように、日本が占領中に制定された
法律、政令、その他決定は総て無効である。

もしそれが有効であるとするなら、国家主権とは一体何なのかと云うことになる。

従って、伏見宮系皇族の皇籍離脱の決定も無効であり、
同皇族は法的には一度も皇族の身分を離れたことはないことになる。

ゆえに、上記の理由に反論する必要はないのだが、
敢えて反論を加えるとすれば、以下の通りである。

 ①については、皇族か否かは血筋で決まるのであって、
  生活状況で決まるのではない、よって①の理由は無意味である。

 ②については、江戸時代まであった世襲親王家とは、
  当代の天皇と血筋が遠い近いは無関係であり、それは正に⑥の云う伝統である。

 ③については、伏見宮系皇族が即位されることはないし
  (悠仁親王殿下の子孫が皇統を継がれるから)、仮にあったとしても、
  常識的には70年以上先のことであるから、その間に国民に親しまれるであろう。
  従って、懸念は全くない。

 ④は、全く意味不明である。皇族は生まれながらのものである。

 ⑤は、その通りであるが、それを云うなら女系天皇は一例も無い。

 ⑥こそ最も重要なことで、だから女性宮家も女系天皇も絶対に認められない。
  皇位を男系男子で継承して来たのは、女子を排除するためではなく、
  皇統に他家の男子の血筋を入れないためのものであり、
  正に皇族と国民の身分を厳格に峻別するためのものである。

以上述べて来たように、「有識者会議」は、皇統に
皇族以外の男子の血を入れることによって、不安定化し、
最終的に国体を消滅させることを目的として作られたものであり、

そのメンバーは、神武天皇が高御座に即かせられて以来
比肩する者の無い大逆賊である。 そして、所功もその一味のひとりである。
 



手前の持論は北朝系天皇を再興し、京都で「祭祀を専らにする」、

つまり、お江戸の昔に帰ること、です。




國芳、三枚目、



「かさね菊絹川染 かさねきくきぬがわぞめ」 「かさねぼうこん 尾上菊五郎」です。



北朝天皇家の菩提寺は御寺(みてら)・泉湧寺=真言宗泉湧寺派ですよ、

◆http://my.shadowcity.jp/2016/08/post-9769.html#more
ネットゲリラ  (2016年8月 9日)
◎ゾンビ化した先帝を倒すまでが弔いの儀式


天皇陛下の突然の玉音放送なんだが、宮内庁では最初、真っ青になって、
「ナニを言い出すか判らない、ヤバい、録画にしろ」と騒いだんだが、

どうやら真意は、「殯(もがり)の行事をさせない」というところにあるらしい。

もがりというのは日本の古い風習で、大化の改新で廃れたというんだが、
天皇家にだけはいまだに伝わっているわけです。


  殯(もがり)とは、日本の古代に行われていた葬儀儀礼で、
  死者を本葬するまでのかなり長い期間、棺に遺体を仮安置し、
  別れを惜しみ、死者の霊魂を畏れ、かつ慰め、
  死者の復活を願いつつも遺体の腐敗・白骨化などの物理的変化を確認する
  ことにより、死者の最終的な「死」を確認すること。
  その棺を安置する場所をも指すことがある。
  殯の期間に遺体を安置した建物を「殯宮」(「もがりのみや」、
  『万葉集』では「あらきのみや」)という。


ドグラ・マグラにあったよね。元は中国の風習です。


  殯宮は「もがりのみや」という名で天皇の大喪の礼に、
  また「ひんきゅう」という名で皇后・皇太后・太皇太后の斂葬の儀までの間、
  皇居宮殿内に仮設される遺体安置所の名として使用されることになっており、
  戦後に於いては昭和天皇や貞明皇后、香淳皇后の崩御の際に設置されている
  (ただし、太皇太后は現在の皇室典範にも定められているものの、
  実際には平安時代末期以降、現れていない)。

  崩御後13日目に遺体を収めた棺は御所から宮殿内の殯宮に移御され、
  崩御後45日目を目処に行われる大喪の礼や斂葬の儀までの間、
  殯宮拝礼の儀を始めとする諸儀式が行われる。


いまでも「腐って行くのを観察」してるのか、遠くから拝礼するだけなのか、
そのあたりは我々、下々の者には知るよしもないが、確かに昭和天皇は土葬です。
それで、今上天皇におかれましては、自分が死ぬ前に退位する事によって、
殯(もがり)の行事をさせないつもりなのではないか?


  ☆http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160808/k10010626811000.html
  NHK NEWSWEB  8月8日
  ◎天皇陛下がお気持ちを表明(全文)

  天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、
  これまでにも見られたように、社会が停滞し、
  国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。
  更にこれまでの皇室のしきたりとして、天皇の終焉に当たっては、
  重い殯(もがり)の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き、
  その後喪儀に関連する行事が、1年間続きます。
  その様々な行事と、新時代に関わる諸行事が同時に進行することから、
  行事に関わる人々、とりわけ残される家族は、
  非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。
  こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、
  胸に去来することもあります。

  殯
  殯(もがり)とは、日本の古代に行われていた葬儀儀礼で、
  死者を本葬するまでのかなり長い期間、棺に遺体を仮安置し、
  別れを惜しみ、死者の霊魂を畏れ、かつ慰め、死者の復活を願いつつも
  遺体の腐敗・白骨化などの物理的変化を確認することにより、
  死者の最終的な「死」を確認すること。
  その棺を安置する場所をも指すことがある。
  殯の期間に遺体を安置した建物を「殯宮」(「もがりのみや」、
   『万葉集』では「あらきのみや」)という。
  ↑
  これが二ヶ月続く


確かに、死体が腐って行くのを2か月付き合わされたらたまんないよねw 
元々狂ってるマサコなんてどうなっちゃうかw


  -----------------------
  ドグラマグラでこんなんあったな
  肉欲に溺れる皇帝を諌めるために
  女の死体が腐って白骨化してくのを見せる
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  昭和天皇のときには話題にもならなかったぞ
  嘘つけマスゴミ
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  ↑うろ覚えだが、今上天皇は昭和天皇の葬儀に
  違和感を持った、という記事を読んだことがある。
  まさしく、これに一致するんじゃないか?
  しかも自分は火葬にしてほしいと何年か前に意思表示されている。
  火葬の本意はこのもがりをやりたくないからなんじゃないの。
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  殯で白骨化するのがだいたい49日、
  今は仏教に吸収されたけど四十九日はそこから来てる
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天皇が死ぬから「殯」をしなきゃならないので、
引退してから死ねば、もっと簡素な葬式で良い。
それが生前退位の理由です。


  -----------------------
  お前ら 「天皇と葬儀」 日本人の死生観 (新潮選書) 
  くらい読んどけよな
  昔から天皇って言っても色んな葬儀の仕方があったんだぜ
  山に散骨した天皇もいるくらい。この本読んどけよ
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宮内庁には、こうした時代遅れの怪奇な風習がたくさんあるんだが、
職員の飯の種なので、なかなか簡素化させて貰えないw 
こういう「儀典」というのは、複雑で、
式次第を把握している人が少なければ少ないほど、飯の種としては有効ですw


コメント


*tanuki | 2016年8月 9日 | 返信

  有職故実というのですが、まあ膨大な前例踏襲学です。

  ただ殯にも一定の合理性があって、人間は割としょっちゅう
  仮死状態から蘇生することがあり その場合
  大変な穢れを世にまき散らすことになる。まあゾンビ伝説の元はこれでしょう。
  とくに埋めてから墓場から出てこられると困るので腐敗の確認するんでしょう。

  さて、かつては天皇も退位後は出家されたりしていたわけで
  (院政の院は出家後の号ですからね)、
  まぎれもなく聖徳太子以後は日本は仏教国家なのです。
  篤く三宝(佛、法、僧)を敬えです。

  それをひっくり返したのが明治の逆維新で国家神道という
  物部氏以前の扶余系アミニスムを国教としてから
  どうも雲行きがおかしくなった。
  廃仏毀釈し天皇制本来の形とは違った天皇制になっているわけです。
  モガリなんて気色の悪い儀式も復活してしまう所以です。

  もし本来の天皇制に戻すのならば
  江戸時代以前に戻す必要があるわけですが、

  国家神道というカルトに染まった今の日本では難しいと思いますね。
  昭和天皇が靖国参拝しなかった理由について
  国民は改めてよく考える必要があります。

  万世一系をやめて女帝を立てるか、
  万世一系で春宮(皇太子の別称)には退いてもらうか どちらかになるでしょうが、
  日本は古来弟が勝つという歴史があります。
  どうなるでしょうね。



*ぽち | 2016年8月 9日 | 返信

  京都泉涌寺(真言宗)には歴代天皇の位牌が安置されてますが、
  天皇が古代からずっと神道一辺倒だったわけでなく、
  普通に仏教徒でもあったから仏式の火葬も多かったはず。
  その辺は緩かったのかも。
  狭い京都でいちいち土葬なんかにして
  古墳みたいな墓作ったら土地が足りないしw
  幕末から明治の神道原理主義のキ印が
  古代の蛮風を復活させたのが
  そもそもの間違いだったんでしょう。



*仕事人 | 2016年8月 9日 | 返信

  >神道なんて明治以前にあったのか?

  つっかかってくる馬鹿いると思うけどw
  正しい言い方だと思うよw
  教祖もいないしなw
  自然崇拝だし、その代理人もいないしなw
  その代理人を無理やり天皇にしたのが
  儒教国学野郎と長州馬鹿だろw
  あと武器輸出と間接統治イギリス馬鹿だろw

  日本会議気持ち悪いw



*ゲリラ志願 | 2016年8月10日 | 返信

  天皇やめたら法皇になればよい
  頭丸めて出家するのが日本の伝統
  キチガイ長州の足軽どもがこの優雅な道筋をぶちこわした
  今の日本会議のクズ共もその系列
  天皇よ国家神道の呪縛から解放されなよ



*弦巻町 | 2016年8月10日| 返信

  日本会議の連中が陛下の平成玉音放送に逆ギレしてるらしい。

  日本会議が「生前退位」の最大障壁となる可能性
  ☆http://www.news-postseven.com/archives/20160725_432403.html

  「日本会議は国賊集団である」

  「日本会議は自分たちの方が天皇陛下より偉いと思っている!」

  「日本会議は天皇陛下を奴隷と思っているのか?
  これほどまでに「尊皇心」をなくすとは、極左以上!
  日本会議は国賊集団である!」

  ☆http://blogos.com/article/185975/

  ・・共産党の志位党首は「陛下の御意のままに」なんだそうで、
  連中が共産党以下であることは間違いないw

  「高齢によって象徴としての責任を果たすことが難しくなる
  のではないかと案じているというお気持ちはよく理解できます。
  政治の責任として生前退位について真剣な検討が必要だと思います。」
  ☆http://www.sankei.com/politics/news/160808/plt1608080042-n1.html

  ・・これは、両方ともサンケイに紹介された記事なわけで、
  サンケイですら日本会議には呆れてるよう




稲田朋美とか西田昌司とか「主権が国民にあるなどとんでもない!」

=「日本会議」の言い分どーりw  キ印の極みさw



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