画は 歌川 國芳 (くによし)
寛政九年(1797)~ 文久元年(1861)
号は一勇齋、朝櫻楼など 作
「輝若君 坂東勝次郎」 「筑前守久吉 中村歌右衛門」(四代目)
「茶屋是齋実ハ松下嘉平治 関三十郎」(三代目)
「曽呂利 しん作 市村羽左衛門」(十二代目)です。
☆曇り。
とてつもない金額w
◆http://toshiaki.exblog.jp/
古川利明の同時代ウォッチング
◎2016年 05月 10日
#『フォーラム21』最新号(16年5月号、毎月10日発行)の特集
「パナマ文書発覚=日本のタックスヘイブンと創価学会」で、
ワシも「『パナマ文書』には出てこない『創価学会=池田大作の税逃れ』を斬る」
のタイトルで書いているので、興味のある人は、ぜひ、読まれたい。
コイツは既にワシの『システムとしての創価学会=池田大作』
(第三書館、ハードカバー・259頁、1500円+税)でも書いておるんだが、
「プライベート・バンキング」と称する、富裕層(=預金額100萬ドル以上)に対する
「一任勘定」による投資サービスでは一日の長があるスイスの銀行に、
イケダモン大先生の個人資産も入金されておる。
今回のパナマ文書が流出した法律ジム所のモサック・フォンセカなんてのは、
そうしたマネーロンダリングをはじめとする複雑怪奇極まりない
「金融操作=投資システム」の一部を担っておる、最末端のブローカーの1つに過ぎん。
「そこ」を見ないと、だ。
パナマ文書が公開となった今朝(=5・10)の朝日が字にしておったんだが、
「税公正ネットワーク」っていうNGOの試算では、
タックスヘイブンに流れ込んでおるカネの総額(14年)は、
24兆ドル(約2570兆円)~35兆ドル(約3750兆円)とはじき出しておってだな、
コイツはぬあんと、ニッポンと亜米利加を合わせた14年1年分のGDPの
計22兆ドルを軽く上回っておるってんだな。
で、朝日の分析では、今回のパナマ文書に登場するホウジンの株主(企業&個人)の
主な住所地は
①香港54,065②スイス42,531③中国28,755
④英ジャージー島24,203⑤パナマ21,808⑥英国15,045
⑦英バージン諸島13,581⑧ルクセンブルク12,279……で、
ニッポンは第65位で「439件」なんだってな。
さらに、「主にどこの国のタックスヘイブンに設立したか」では、
①英バージン諸島113,648②パナマ48,360③バハマ15,915
④セーシェル15,182⑤ニウエ9,611⑥サモア5,307
⑦英アンギラ島3,253━の順なんだってな。
#「上」の続きで、朝日が掲載した内訳表だが、大事なのは、
こうやって公表された「数字の奥にあるもの」を分析することだ。
「それ」をせんかったら、ワシらブンヤの存在意義などない。
ま、「ジケンのスジ読み」みたいなもんだ。
そこで、ライブドアによる粉飾決算ジケンがはじけておった06年の「2・1」の
毎日の朝刊で、1面アタマで「同社が自社株の売却etcでゲットした
数十億円の簿外資金を、スイスの銀行に開設した複数の口座にプールしていることがわかった。
口座の名義は仮名だが、ライブドアの法人口座に加えて、
ホリエモン個人のものもあるという」っていう記事が出ておる。
で、こうした所謂、富裕層向けの大口預金口座が「プライベート・バンキング」と呼ばれ、
架空の会社やファンドの名義となっておったってんだが、
この「架空」ってのは、要するに「営業実態のない、ペーパーカンパニー」
ってことだろうな。
だから、キモは、パナマ文書の流出元となったモサック・フォンセカの取引先に
スイスUBSや英HSBCをはじめとする、世界の1万4千を超える銀行が含まれておった
ってことだ。
こうした銀行が主体となり、タックスヘイブンにペイパーカンパニーをこしらえる
ブローカーらが結託して、株や外為、金、先物といった投資っていう名の、
要は「丁半バクチ」だわなあ。
コイツにカネをグルグルと回しておるんだが、その際、ワケのわかんねえ
このテのペーパーカンパニーをいくつもかませて、
カネの塊を分割させたり、合体させたり、ウジャウジャとこねくり回すことで、
カネが洗浄されて、足が消えてしもうんだよな。
んで、ライブドアのジケンでも、「野口英昭」っていうオキナワのカプセルホテルで
ジサツしたってことになっておるんだが、ま、怪死しとるホリエモンの右腕がおったんだが、
この野口ってのが、クレディ・スイス香港でプライベート・バンキングを担当しておる
ニッポン人の行員とかと組んで、「簿外マネーの投資活動」をヤッておったよな。
そのとき、「JMAMサルベージ1号投資事業組合」とか、得体の知れん、
まさにペーパーカンパニーがウジャウジャと出てきてだな、
「そこ」にカネがグルグルと回されておったぢゃないか。
そういうことだから、今度のパナマ文書でも、こうやってペーパーカンパニーの奥に
潜り込むカタチで、実名が出てこんのは、腐るほどおるで。
誤解を恐れずに言えば、ホリエモンなんて「たかが数十億円」だわなあ。
ま、イケダモン大先生は、桁が1つ違うと思うな。
だから、「大先生」なんや(笑)
#さらに続きで、今回のパナマ文書の公開を受け、ニッポンの酷税当局は
情報収集に乗り出すってんだが、しかし、この「富裕層の税逃れ」ってのは、
ったく、トンデモねえよなあ。
だって、日米合わせた1年間のGDPを超える額のカネが、
タックスヘイブンに流れ込んでおるってんだからなあ。
最早、「節税」とかいう次元を超えておるよな。
それで、コレは矢野絢也の『乱脈経理』(講談社)にも出てくるんだが、
イケダモン大先生の右腕だった、初代第一庶務室ちょーの中西治雄が
89年にヤラかした1億7000萬円入り金庫放置ジケンを機に、
酷税のメスが信濃町に入ったんだが、そのとき、酷税が虎視眈々と狙っておったのが
「イケダモン大先生の公私混同のブブン」だったんだよな。
「それ」を逃れるため、当時の公明党の面々がどれだけ苦労したか、だわな。
92年に公明党が、突如、自衛隊の海外ハケンを認めるPKOホウアンに賛成したのも、
そうやって酷税がビシビシと締め上げたってのが、大きかったからな。
んで、99年体制で、本格的な自公路線が始まり、信濃町がセー権与党に入り込んだのも、
こうした酷税のメスからイケダモン大先生を守るのはもとより、
「宗教ホウジンの非課税特ケン」を何が何でも、死んでも守り抜くためだからな。
だって、98年夏の参院センキョで、自民党が橋龍で大惨敗し、
「参」での過半数割れがさらに拡大した当初は、
当時の公明は野党に軸足を置くフリをして、「自公連立なんて、とんでもない」って
いうポーズを取っておったんだよな。
ところが、99年4月の統一地方センキョが終わるや、豹変し、
重要ホウアンだったガイドライン関連ホウアン、盗聴ホウアン、
コクミン総背番号制(=住基ネット)構築ホウアンにことごとく賛成し、
自公連立へとなだれ込んで行くんだが、
ホンマ、アソコは酷税を使うて締め上げると、何でも言うことを聞くんで、
チョーわかりやすいよなあ。
だったら、消費税増税する前にだな、宗教ホウジンからも税金を毟り取るのはもちろんだが、
イケダモン大先生の簿外の海外預金口座からも
所得税をビシバシと取れってんだ、この糞アホンダラが!
#続きで、パナマ文書に、ソフトバンクの関連会社の名前があったってことで、
CEOの孫正義がぶっタマげてカイケンしたところでは、
子や孫を含めると、2000近いカイシャが投資しておって、
たまたま、その2つが含まれておったってんだな。
んで、投資額は2社で計2億6000萬円かあ。「そんな細かいところまで見ておらんかった」
ってんだが、孫正義にしてみりゃ、1億円、2億円なんてのは、まさに端ガネだろうなあ。
たぶん、1億円なんて、1000円札って感覚なんだろうなあ。
そこで、ワシ、興味があるのは、孫正義の個人資産が、トータルでナンボぐらいあるか
だわな。本人曰く、自分の資産ってのは「カイシャの株」だってんだが、
スイスの銀行あたりでプライベート・バンキングをヤッてそうだよなあ。
でも、ガッカイ組織を私物化しておるイケダモン大先生と、どっちが、イッパイ、
資産を持っておるんだろうなあ。
ま、宗教ホウジンの非課税特ケンがあるんで、やっぱ、イケダモン大先生の方だろうなあ。
風のウワサでは、このパナマ文書モンダイで、酷税に「特定チーム」が結成されたそうなんだが、
しかし、このテの金融操作には、
マネーロンダリング(資金洗浄)がセットで組み込まれておるから、たぶん、
どこかで追及の糸がプッツリと途切れてしまうんだろうなあ。
ま、それで言うと、三木谷や孫みたいにパナマ文書でシッポを出すようでは、まだ、
ケツが青いってことなんだろうなあ(笑)
#で、ワシ、初めて知ったんだが、
「内国税の適正な課税の確保を図るため国外送金等に係る調書の提出等に関するホウ律」
ってのがあってだな、
海外に「5000萬円超」の資産を保有しておるニッポン人は、
13年度から「国外財産ちょー書」の提出が義務づけられ、もし、未提出の場合は、
「1年以下の懲役、もしくは50萬円以下の罰金」が科せられるってんだよな。
であればだな、昨今の格差拡大の折り、富裕層がジャンジャンと出ておるんだから、
スイスの銀行の大口預金(=プライベート・バンキング)をはじめとして、
当然、皆、酷税当局に申告しとるハズだよな。
それで言えば、イケダモン大先生も対象だから、管轄の四谷税務署には、
この国外財産ちょー書は出しておるよなあ。
仮に、正確な金額を記載しておるとするなら、ナンボぐらいになっておるんだろうなあ。
それはゼッタイに知りてえよなあ。
あー、でも、マネロンに詳しい橘玲が、自身のブログで「抜け道」を紹介しとるな。
この酷税当局への「国外財産ちょー書」の提出が義務づけられておるのは、あくまで、
「個人」だってんだな。
だから、「弁護士を代理人に立てて、タックスヘイブンに『会社法人』をこしらえ、
そこに資産を移せば、一発でOK」かあ。
ん、待てよ、このカラクリこそ、まさに、今回、
暴露されたパナマ文書の根幹ブブンぢゃないか!
國芳、二枚目、
「木曾街道六十九次之内 追分 おいは 宅悦」です。
ヤル気ゼロw
◆http://richardkoshimizu.at.webry.info/201605/article_66.html
richardkoshimizu's blog 2016/05/12
◎【「パナマ文書」徹底調査
安倍官邸も国税庁も“ヤル気ゼロ”(日刊ゲンダイ)】
国税庁の主たる仕事は、裏社会にとって邪魔な人物を狙い撃ちにして調査に入り、
追徴課税等で苦しめることです。
副島先生もBF氏もターゲットにされています。
一方、裏社会のメンバーには手心を加えます。
創価企業には、事前に国税内部の情報が創価信者から入りますので、対応ができる。
調査対象から外してもらう特典もあるようです。
だから、何の信仰もない経営者が創価企業となる道を選んだりします。
今回のパナマ文書に出てくる企業や資産家は、概ね、裏社会に与する連中です、
よって、国税庁は、上の方からの声でダンマリを決め込みます。
本格的な調査に乗り出すなど考えてもいません。
ただし、今後は大衆からの批判が国税庁に向かいますので、
スケープゴートを選んで若干の調査をするかもしれない。
そして、脱税はなかったとの結論で事態の収拾を図るかもしれない。
世界中で追及がなされても日本だけは、無風状態となる。
国が腐りきっているさまがはっきり見えてくると思います。
そして、メディアはなかったことのようにパナマ文書をニュースにしない。
今頃、電通から、きついお達しがメディア各社に伝達されていることでしょう。
日刊ゲンダイ以外には。
special thanks 2016/5/12
【「パナマ文書」徹底調査 安倍官邸も国税庁も
“ヤル気ゼロ”(日刊ゲンダイ)】
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/181082
全容が公開された「パナマ文書」。
名前が挙がった日本人230人や企業20社の中には、政府関係者も含まれている。
本来、租税回避をやめさせる立場にある人物が、
逆にタックスヘイブンを使っていた“疑惑”があるなら、
政府として調査するのは当たり前。だが、安倍政権はやる気ゼロだ。
11日行われた衆院財務金融委員会。加藤勝信1億総活躍相の義姉で、
内閣官房参与の加藤康子氏が代表を務める会社名が、
パナマ文書に記載されていたことについて、内閣府の牧島かれん政務官は
「報道については承知しているが、文書の具体的な中身は承知していない」とスットボけた。
(中略) 「国税庁からは全くやる気を感じられなかった。
もし調査しないのであれば、パナマ文書を公開した人たちの意に反することになります。
怪しいからこそ、全世界でニュースになっているわけですから。
このままでは諸外国から笑われますよ」(民進党の山井和則国対委員長代理)
安倍政権は5月末の伊勢志摩サミットで、
課税逃れ対策などの行動計画を発表する方針だというが、
自国の暗部にはメスを入れないパフォーマンス。
こんな政府に怒りもせず黙っていたら、損をして、笑いものになるのは日本国民だ。
◆http://richardkoshimizu.at.webry.info/201605/article_52.html
richardkoshimizu's blog 2016/05/11
◎米欧日のナショナリスト台頭
米欧のナショナリストの台頭は、米国1%シオニスト支配者には悪夢なんですね。
フランスのナショナリストはフランス人。
イギリスのナショナリストはイギリス人。
ドイツのナショナリストはドイツ人。
米国のナショナリストは米国人。 ユダヤ人ではありませんから。
金融ユダヤ人だけのための政治などに、賛同するわけがありませんから。
世界のナショナリストの台頭が、世界を変革します。
日本も朝鮮部落マイノリティー似非右翼ではなく、
本物の日本人ナショナリストの台頭が望まれます。
現時点ではRK独立党員くらいしかいませんが。
とくお 2016/5/11
[FT]トランプ氏が変えた世界 5つの潮流でみる
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXMZO02109800Q6A510C1000000/
多くのリベラル派の米国人はまだトランプ現象を、悪夢として
(11月にそこから目を覚ましたいと思って)扱う傾向がある。
だが、それはあり得ないように思える。
トランプ氏は今や、自らが推進する思想の政治的な威力を十分に実証してみせた。
台頭するナショナリストの世代は、米国と欧州で、
トランプ氏の躍進から利益を得ることになるだろう。
三枚目は画像で(合成しました)、
「大和守源秀國」です。
初見の刀工ですが、
◆http://www.asahi.com/articles/ASJ4Q4GY5J4QPLZB00K.html?ref=goonews
朝日新聞 2016年4月27日
◎これが「鬼の副長」の愛刀 土方歳三の刀、京都で公開へ
新選組副長として幕末の京都で治安維持にあたり、
「鬼の副長」と恐れられた土方歳三(1835~69)が
戊辰戦争で用いたという愛刀
「大和守(やまとのかみ)源秀國(みなもとのひでくに)」を、
京都市東山区の霊山(りょうぜん)歴史館が入手した。
土方の刀は数本しか伝わっておらず、29日からの常設展示は注目されそうだ。
刀は長さ68・7センチ。
刀身の根元に「幕府侍 土方義豊戦刀(いくさがたな)」と
土方の諱(いみな)(本名)が彫られている。
鞘(さや)には螺鈿(らでん)が施され、
縁金(ふちがね)には土方が愛したという梅も描かれている。
歴史館によると、会津藩主、松平容保(かたもり)が京都守護職として上洛(じょうらく)
した際に同行したお抱えの刀工、秀國が1866年8月、京都で作った。
細身でやや短く、刃文(はもん)がまっすぐな戦闘用の実用刀で、
戊辰戦争の鳥羽伏見の戦いなどで実際に使われたとみられるという。
刀は宇都宮や会津で土方とともに戦った会津藩士、秋月種明に贈られた。
その後、複数人を経て、東京都内の個人研究家が所蔵していた。
木村武仁学芸課長は「よく切れる刀を選んだところに
土方の合理的な人柄がうかがわれる。土方の刀の常時公開は初めて。
多くの人に見てほしい」と話す。
◆http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20160421000175/print
京都新聞 2016年04月21日
◎土方歳三の愛刀公開へ 京都、しゃれた実戦派ほうふつ
霊山歴史館(京都市東山区)は21日、新選組の副長土方歳三が愛用したとされる刀
「大和守源秀國(やまとのかみみなもとのひでくに)」が新たに収蔵品に加わったと発表した。
しゃれた細工ながら実戦を重んじた土方の性格を感じさせる刀で、29日から一般公開する。
刀は慶応2(1866)年8月の制作。
長さ約69センチで「大和守源秀國 秋月種明懇望帯之」と銘打たれ、
裏に「幕府侍 土方義豊 戦刀いくさがたな 慶応二年八月日 秋月君譲請高橋忠守帯之」と
土方の名前がある。
後に刻まれたとみられる。
鞘(さや)にはきらめく螺鈿(らでん)が施されていた。
同館によると、刀は戊辰戦争の中で、土方が宇都宮や会津で共に戦った
会津藩士・秋月種明に贈った。
縁金(ふちがね)には土方が好んだ梅の花などの凝ったこしらえがあり、
会津藩に従って入洛した刀工・秀國にオーダーメードした可能性が高い。
土方の縁者・粕谷家には、土方の刀として
明治時代に当時の所有者による譲渡の記録が残る。
昭和60年代から刀の存在は知られ、展示されたこともある。
今回は同館が東京都の所有者から購入した。
木村武仁学芸課長は「土方の愛刀は『和泉守兼定』が有名だが、
刀は複数持っていた。刀身はやや短くて片手でも戦いやすい。
鳥羽伏見などの戦場で使ったかもしれない
実用刀ならではの機能美を見てほしい」と話している。
↑
刀はまずは、姿が第一、といはれます。
反り浅く、猪首切先(いくびきっさき)、ふくら付く(切先のカーブしている部分)、
地肌(じはだ)はわかりませんが、いかにも戦刀(いくさがたな)ですねえ。
土方の和泉守兼定(ノ定ではなく会津兼定)、
近藤の長曽祢興里入道虎徹(ニセ銘、新々刀の源清麿の偽銘らしい)、
沖田の菊一文字則宗(司馬遼のフィクション)、らしいですな。
ま、「大業物」は戦闘用ではなく大名保存ですから。
寛政九年(1797)~ 文久元年(1861)
号は一勇齋、朝櫻楼など 作
「輝若君 坂東勝次郎」 「筑前守久吉 中村歌右衛門」(四代目)
「茶屋是齋実ハ松下嘉平治 関三十郎」(三代目)
「曽呂利 しん作 市村羽左衛門」(十二代目)です。
☆曇り。
とてつもない金額w
◆http://toshiaki.exblog.jp/
古川利明の同時代ウォッチング
◎2016年 05月 10日
#『フォーラム21』最新号(16年5月号、毎月10日発行)の特集
「パナマ文書発覚=日本のタックスヘイブンと創価学会」で、
ワシも「『パナマ文書』には出てこない『創価学会=池田大作の税逃れ』を斬る」
のタイトルで書いているので、興味のある人は、ぜひ、読まれたい。
コイツは既にワシの『システムとしての創価学会=池田大作』
(第三書館、ハードカバー・259頁、1500円+税)でも書いておるんだが、
「プライベート・バンキング」と称する、富裕層(=預金額100萬ドル以上)に対する
「一任勘定」による投資サービスでは一日の長があるスイスの銀行に、
イケダモン大先生の個人資産も入金されておる。
今回のパナマ文書が流出した法律ジム所のモサック・フォンセカなんてのは、
そうしたマネーロンダリングをはじめとする複雑怪奇極まりない
「金融操作=投資システム」の一部を担っておる、最末端のブローカーの1つに過ぎん。
「そこ」を見ないと、だ。
パナマ文書が公開となった今朝(=5・10)の朝日が字にしておったんだが、
「税公正ネットワーク」っていうNGOの試算では、
タックスヘイブンに流れ込んでおるカネの総額(14年)は、
24兆ドル(約2570兆円)~35兆ドル(約3750兆円)とはじき出しておってだな、
コイツはぬあんと、ニッポンと亜米利加を合わせた14年1年分のGDPの
計22兆ドルを軽く上回っておるってんだな。
で、朝日の分析では、今回のパナマ文書に登場するホウジンの株主(企業&個人)の
主な住所地は
①香港54,065②スイス42,531③中国28,755
④英ジャージー島24,203⑤パナマ21,808⑥英国15,045
⑦英バージン諸島13,581⑧ルクセンブルク12,279……で、
ニッポンは第65位で「439件」なんだってな。
さらに、「主にどこの国のタックスヘイブンに設立したか」では、
①英バージン諸島113,648②パナマ48,360③バハマ15,915
④セーシェル15,182⑤ニウエ9,611⑥サモア5,307
⑦英アンギラ島3,253━の順なんだってな。
#「上」の続きで、朝日が掲載した内訳表だが、大事なのは、
こうやって公表された「数字の奥にあるもの」を分析することだ。
「それ」をせんかったら、ワシらブンヤの存在意義などない。
ま、「ジケンのスジ読み」みたいなもんだ。
そこで、ライブドアによる粉飾決算ジケンがはじけておった06年の「2・1」の
毎日の朝刊で、1面アタマで「同社が自社株の売却etcでゲットした
数十億円の簿外資金を、スイスの銀行に開設した複数の口座にプールしていることがわかった。
口座の名義は仮名だが、ライブドアの法人口座に加えて、
ホリエモン個人のものもあるという」っていう記事が出ておる。
で、こうした所謂、富裕層向けの大口預金口座が「プライベート・バンキング」と呼ばれ、
架空の会社やファンドの名義となっておったってんだが、
この「架空」ってのは、要するに「営業実態のない、ペーパーカンパニー」
ってことだろうな。
だから、キモは、パナマ文書の流出元となったモサック・フォンセカの取引先に
スイスUBSや英HSBCをはじめとする、世界の1万4千を超える銀行が含まれておった
ってことだ。
こうした銀行が主体となり、タックスヘイブンにペイパーカンパニーをこしらえる
ブローカーらが結託して、株や外為、金、先物といった投資っていう名の、
要は「丁半バクチ」だわなあ。
コイツにカネをグルグルと回しておるんだが、その際、ワケのわかんねえ
このテのペーパーカンパニーをいくつもかませて、
カネの塊を分割させたり、合体させたり、ウジャウジャとこねくり回すことで、
カネが洗浄されて、足が消えてしもうんだよな。
んで、ライブドアのジケンでも、「野口英昭」っていうオキナワのカプセルホテルで
ジサツしたってことになっておるんだが、ま、怪死しとるホリエモンの右腕がおったんだが、
この野口ってのが、クレディ・スイス香港でプライベート・バンキングを担当しておる
ニッポン人の行員とかと組んで、「簿外マネーの投資活動」をヤッておったよな。
そのとき、「JMAMサルベージ1号投資事業組合」とか、得体の知れん、
まさにペーパーカンパニーがウジャウジャと出てきてだな、
「そこ」にカネがグルグルと回されておったぢゃないか。
そういうことだから、今度のパナマ文書でも、こうやってペーパーカンパニーの奥に
潜り込むカタチで、実名が出てこんのは、腐るほどおるで。
誤解を恐れずに言えば、ホリエモンなんて「たかが数十億円」だわなあ。
ま、イケダモン大先生は、桁が1つ違うと思うな。
だから、「大先生」なんや(笑)
#さらに続きで、今回のパナマ文書の公開を受け、ニッポンの酷税当局は
情報収集に乗り出すってんだが、しかし、この「富裕層の税逃れ」ってのは、
ったく、トンデモねえよなあ。
だって、日米合わせた1年間のGDPを超える額のカネが、
タックスヘイブンに流れ込んでおるってんだからなあ。
最早、「節税」とかいう次元を超えておるよな。
それで、コレは矢野絢也の『乱脈経理』(講談社)にも出てくるんだが、
イケダモン大先生の右腕だった、初代第一庶務室ちょーの中西治雄が
89年にヤラかした1億7000萬円入り金庫放置ジケンを機に、
酷税のメスが信濃町に入ったんだが、そのとき、酷税が虎視眈々と狙っておったのが
「イケダモン大先生の公私混同のブブン」だったんだよな。
「それ」を逃れるため、当時の公明党の面々がどれだけ苦労したか、だわな。
92年に公明党が、突如、自衛隊の海外ハケンを認めるPKOホウアンに賛成したのも、
そうやって酷税がビシビシと締め上げたってのが、大きかったからな。
んで、99年体制で、本格的な自公路線が始まり、信濃町がセー権与党に入り込んだのも、
こうした酷税のメスからイケダモン大先生を守るのはもとより、
「宗教ホウジンの非課税特ケン」を何が何でも、死んでも守り抜くためだからな。
だって、98年夏の参院センキョで、自民党が橋龍で大惨敗し、
「参」での過半数割れがさらに拡大した当初は、
当時の公明は野党に軸足を置くフリをして、「自公連立なんて、とんでもない」って
いうポーズを取っておったんだよな。
ところが、99年4月の統一地方センキョが終わるや、豹変し、
重要ホウアンだったガイドライン関連ホウアン、盗聴ホウアン、
コクミン総背番号制(=住基ネット)構築ホウアンにことごとく賛成し、
自公連立へとなだれ込んで行くんだが、
ホンマ、アソコは酷税を使うて締め上げると、何でも言うことを聞くんで、
チョーわかりやすいよなあ。
だったら、消費税増税する前にだな、宗教ホウジンからも税金を毟り取るのはもちろんだが、
イケダモン大先生の簿外の海外預金口座からも
所得税をビシバシと取れってんだ、この糞アホンダラが!
#続きで、パナマ文書に、ソフトバンクの関連会社の名前があったってことで、
CEOの孫正義がぶっタマげてカイケンしたところでは、
子や孫を含めると、2000近いカイシャが投資しておって、
たまたま、その2つが含まれておったってんだな。
んで、投資額は2社で計2億6000萬円かあ。「そんな細かいところまで見ておらんかった」
ってんだが、孫正義にしてみりゃ、1億円、2億円なんてのは、まさに端ガネだろうなあ。
たぶん、1億円なんて、1000円札って感覚なんだろうなあ。
そこで、ワシ、興味があるのは、孫正義の個人資産が、トータルでナンボぐらいあるか
だわな。本人曰く、自分の資産ってのは「カイシャの株」だってんだが、
スイスの銀行あたりでプライベート・バンキングをヤッてそうだよなあ。
でも、ガッカイ組織を私物化しておるイケダモン大先生と、どっちが、イッパイ、
資産を持っておるんだろうなあ。
ま、宗教ホウジンの非課税特ケンがあるんで、やっぱ、イケダモン大先生の方だろうなあ。
風のウワサでは、このパナマ文書モンダイで、酷税に「特定チーム」が結成されたそうなんだが、
しかし、このテの金融操作には、
マネーロンダリング(資金洗浄)がセットで組み込まれておるから、たぶん、
どこかで追及の糸がプッツリと途切れてしまうんだろうなあ。
ま、それで言うと、三木谷や孫みたいにパナマ文書でシッポを出すようでは、まだ、
ケツが青いってことなんだろうなあ(笑)
#で、ワシ、初めて知ったんだが、
「内国税の適正な課税の確保を図るため国外送金等に係る調書の提出等に関するホウ律」
ってのがあってだな、
海外に「5000萬円超」の資産を保有しておるニッポン人は、
13年度から「国外財産ちょー書」の提出が義務づけられ、もし、未提出の場合は、
「1年以下の懲役、もしくは50萬円以下の罰金」が科せられるってんだよな。
であればだな、昨今の格差拡大の折り、富裕層がジャンジャンと出ておるんだから、
スイスの銀行の大口預金(=プライベート・バンキング)をはじめとして、
当然、皆、酷税当局に申告しとるハズだよな。
それで言えば、イケダモン大先生も対象だから、管轄の四谷税務署には、
この国外財産ちょー書は出しておるよなあ。
仮に、正確な金額を記載しておるとするなら、ナンボぐらいになっておるんだろうなあ。
それはゼッタイに知りてえよなあ。
あー、でも、マネロンに詳しい橘玲が、自身のブログで「抜け道」を紹介しとるな。
この酷税当局への「国外財産ちょー書」の提出が義務づけられておるのは、あくまで、
「個人」だってんだな。
だから、「弁護士を代理人に立てて、タックスヘイブンに『会社法人』をこしらえ、
そこに資産を移せば、一発でOK」かあ。
ん、待てよ、このカラクリこそ、まさに、今回、
暴露されたパナマ文書の根幹ブブンぢゃないか!
國芳、二枚目、
「木曾街道六十九次之内 追分 おいは 宅悦」です。
ヤル気ゼロw
◆http://richardkoshimizu.at.webry.info/201605/article_66.html
richardkoshimizu's blog 2016/05/12
◎【「パナマ文書」徹底調査
安倍官邸も国税庁も“ヤル気ゼロ”(日刊ゲンダイ)】
国税庁の主たる仕事は、裏社会にとって邪魔な人物を狙い撃ちにして調査に入り、
追徴課税等で苦しめることです。
副島先生もBF氏もターゲットにされています。
一方、裏社会のメンバーには手心を加えます。
創価企業には、事前に国税内部の情報が創価信者から入りますので、対応ができる。
調査対象から外してもらう特典もあるようです。
だから、何の信仰もない経営者が創価企業となる道を選んだりします。
今回のパナマ文書に出てくる企業や資産家は、概ね、裏社会に与する連中です、
よって、国税庁は、上の方からの声でダンマリを決め込みます。
本格的な調査に乗り出すなど考えてもいません。
ただし、今後は大衆からの批判が国税庁に向かいますので、
スケープゴートを選んで若干の調査をするかもしれない。
そして、脱税はなかったとの結論で事態の収拾を図るかもしれない。
世界中で追及がなされても日本だけは、無風状態となる。
国が腐りきっているさまがはっきり見えてくると思います。
そして、メディアはなかったことのようにパナマ文書をニュースにしない。
今頃、電通から、きついお達しがメディア各社に伝達されていることでしょう。
日刊ゲンダイ以外には。
special thanks 2016/5/12
【「パナマ文書」徹底調査 安倍官邸も国税庁も
“ヤル気ゼロ”(日刊ゲンダイ)】
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/181082
全容が公開された「パナマ文書」。
名前が挙がった日本人230人や企業20社の中には、政府関係者も含まれている。
本来、租税回避をやめさせる立場にある人物が、
逆にタックスヘイブンを使っていた“疑惑”があるなら、
政府として調査するのは当たり前。だが、安倍政権はやる気ゼロだ。
11日行われた衆院財務金融委員会。加藤勝信1億総活躍相の義姉で、
内閣官房参与の加藤康子氏が代表を務める会社名が、
パナマ文書に記載されていたことについて、内閣府の牧島かれん政務官は
「報道については承知しているが、文書の具体的な中身は承知していない」とスットボけた。
(中略) 「国税庁からは全くやる気を感じられなかった。
もし調査しないのであれば、パナマ文書を公開した人たちの意に反することになります。
怪しいからこそ、全世界でニュースになっているわけですから。
このままでは諸外国から笑われますよ」(民進党の山井和則国対委員長代理)
安倍政権は5月末の伊勢志摩サミットで、
課税逃れ対策などの行動計画を発表する方針だというが、
自国の暗部にはメスを入れないパフォーマンス。
こんな政府に怒りもせず黙っていたら、損をして、笑いものになるのは日本国民だ。
◆http://richardkoshimizu.at.webry.info/201605/article_52.html
richardkoshimizu's blog 2016/05/11
◎米欧日のナショナリスト台頭
米欧のナショナリストの台頭は、米国1%シオニスト支配者には悪夢なんですね。
フランスのナショナリストはフランス人。
イギリスのナショナリストはイギリス人。
ドイツのナショナリストはドイツ人。
米国のナショナリストは米国人。 ユダヤ人ではありませんから。
金融ユダヤ人だけのための政治などに、賛同するわけがありませんから。
世界のナショナリストの台頭が、世界を変革します。
日本も朝鮮部落マイノリティー似非右翼ではなく、
本物の日本人ナショナリストの台頭が望まれます。
現時点ではRK独立党員くらいしかいませんが。
とくお 2016/5/11
[FT]トランプ氏が変えた世界 5つの潮流でみる
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXMZO02109800Q6A510C1000000/
多くのリベラル派の米国人はまだトランプ現象を、悪夢として
(11月にそこから目を覚ましたいと思って)扱う傾向がある。
だが、それはあり得ないように思える。
トランプ氏は今や、自らが推進する思想の政治的な威力を十分に実証してみせた。
台頭するナショナリストの世代は、米国と欧州で、
トランプ氏の躍進から利益を得ることになるだろう。
三枚目は画像で(合成しました)、
「大和守源秀國」です。
初見の刀工ですが、
◆http://www.asahi.com/articles/ASJ4Q4GY5J4QPLZB00K.html?ref=goonews
朝日新聞 2016年4月27日
◎これが「鬼の副長」の愛刀 土方歳三の刀、京都で公開へ
新選組副長として幕末の京都で治安維持にあたり、
「鬼の副長」と恐れられた土方歳三(1835~69)が
戊辰戦争で用いたという愛刀
「大和守(やまとのかみ)源秀國(みなもとのひでくに)」を、
京都市東山区の霊山(りょうぜん)歴史館が入手した。
土方の刀は数本しか伝わっておらず、29日からの常設展示は注目されそうだ。
刀は長さ68・7センチ。
刀身の根元に「幕府侍 土方義豊戦刀(いくさがたな)」と
土方の諱(いみな)(本名)が彫られている。
鞘(さや)には螺鈿(らでん)が施され、
縁金(ふちがね)には土方が愛したという梅も描かれている。
歴史館によると、会津藩主、松平容保(かたもり)が京都守護職として上洛(じょうらく)
した際に同行したお抱えの刀工、秀國が1866年8月、京都で作った。
細身でやや短く、刃文(はもん)がまっすぐな戦闘用の実用刀で、
戊辰戦争の鳥羽伏見の戦いなどで実際に使われたとみられるという。
刀は宇都宮や会津で土方とともに戦った会津藩士、秋月種明に贈られた。
その後、複数人を経て、東京都内の個人研究家が所蔵していた。
木村武仁学芸課長は「よく切れる刀を選んだところに
土方の合理的な人柄がうかがわれる。土方の刀の常時公開は初めて。
多くの人に見てほしい」と話す。
◆http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20160421000175/print
京都新聞 2016年04月21日
◎土方歳三の愛刀公開へ 京都、しゃれた実戦派ほうふつ
霊山歴史館(京都市東山区)は21日、新選組の副長土方歳三が愛用したとされる刀
「大和守源秀國(やまとのかみみなもとのひでくに)」が新たに収蔵品に加わったと発表した。
しゃれた細工ながら実戦を重んじた土方の性格を感じさせる刀で、29日から一般公開する。
刀は慶応2(1866)年8月の制作。
長さ約69センチで「大和守源秀國 秋月種明懇望帯之」と銘打たれ、
裏に「幕府侍 土方義豊 戦刀いくさがたな 慶応二年八月日 秋月君譲請高橋忠守帯之」と
土方の名前がある。
後に刻まれたとみられる。
鞘(さや)にはきらめく螺鈿(らでん)が施されていた。
同館によると、刀は戊辰戦争の中で、土方が宇都宮や会津で共に戦った
会津藩士・秋月種明に贈った。
縁金(ふちがね)には土方が好んだ梅の花などの凝ったこしらえがあり、
会津藩に従って入洛した刀工・秀國にオーダーメードした可能性が高い。
土方の縁者・粕谷家には、土方の刀として
明治時代に当時の所有者による譲渡の記録が残る。
昭和60年代から刀の存在は知られ、展示されたこともある。
今回は同館が東京都の所有者から購入した。
木村武仁学芸課長は「土方の愛刀は『和泉守兼定』が有名だが、
刀は複数持っていた。刀身はやや短くて片手でも戦いやすい。
鳥羽伏見などの戦場で使ったかもしれない
実用刀ならではの機能美を見てほしい」と話している。
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刀はまずは、姿が第一、といはれます。
反り浅く、猪首切先(いくびきっさき)、ふくら付く(切先のカーブしている部分)、
地肌(じはだ)はわかりませんが、いかにも戦刀(いくさがたな)ですねえ。
土方の和泉守兼定(ノ定ではなく会津兼定)、
近藤の長曽祢興里入道虎徹(ニセ銘、新々刀の源清麿の偽銘らしい)、
沖田の菊一文字則宗(司馬遼のフィクション)、らしいですな。
ま、「大業物」は戦闘用ではなく大名保存ですから。