画は 初代 歌川豊國(しょだい うたがわ とよくに)
明和6年〈1769年〉~ 文政8年〈1825年〉
江戸時代の浮世絵師、多くの門弟を育て、幕末に至る歌川派の興隆をもたらした。
号は一陽齋。 作
「纜(トモヅナ)をとく救誓グゼイの船 浮名旅 黄泉ヨミ同行」 (死絵) です。
「沢村宗十郎」 「瀬川路考」
「作者 三馬門人 匠亭三七述」の道行文あり。
ほとけの御名みなにゑんあらば
みちびきたまへあの世へと
☆曇、蒸し暑い。
まずは、今のところ殊勲甲はNZのようですなぁ、
◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/tpp---a476.html
マスコミに載らない海外記事 2015年8月 3日 (月)
◎TPP閣僚会議まとまらず - ニュージーランド政府は撤退すべき時期
☆http://www.scoop.co.nz/stories/PO1508/S00006/
tppa-ministerial-fails-time-for-nz-govt-to-cut-losses.htm
Scoop Media ジェーン・ケルシー教授 1 August 2015
TPP閣僚会議はまとまらなかった。
キー首相とグローサー貿易大臣は撤退すべき時期だ。
オークランド大学のジェーン・ケルシー法学部教授によると
‘マウイでの環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)“最終”閣僚会合はまとまらなかった。
もう一日延長することを選ばなかったことが、
手詰まりが深刻で、解決困難な可能性があることを示しています’。
‘マウイでは全員、お互いのせいにしています’とケルシー教授は語る。
‘しかし手詰まりになった根本的原因は、
ほとんど全てのTPP参加国における国内の反対です。’
‘医薬品価格を上昇させ、各国政府が管理する権利を制限する様な協定は、
自分達の国益にはならないと人々は考えています。’
‘交渉を秘密のとばりで覆っても、政治家達は、
自国内で売り込めないような最終協定に 署名できないことは分かっています。’
グローサー貿易大臣の営業活動は今週一層困難になるだろうと、
ケルシー教授は言う。
長年拒否を続けてきた後、彼と首相は、医薬品は実際ずっと高くなること、
TPPが、外国投資に対するより厳格な制限を阻止し、
TPPの下では、外国投資家が、実際、ニュージーランドを訴え、
勝訴する可能性があると、とうとう告白した。
‘こうした告白が、TPPの政治的代償を引き上げ、
貿易大臣はうわべを飾り立てた協定を受け入れることができなくなったのです。
彼は野望を、当初の“完全自由化”から、乳製品で何か“商業的に意味のある”ものへと
引き下げたにもかかわらず、それさえ実現できなかったのです。’
ほとんど時間切れ状態だ。
アメリカのファスト・トラック法のおかげで、
アメリカが従うべき手順は複雑になっている。
アメリカの消費者団体パブリック・シチズンは、
絶対必要な最小期間は、約3ヶ月と計算している。
☆http://www.citizen.org/documents/TPP-vote-calendar.pdf
よりありそうな線表では、もし交渉が9月までにまとまらなければ、
議会が、TPPに投票するのは、最速で2016年1月で、
この時期、成立は、政治的により困難になる。
アメリカ大統領選挙の年なのだ。
選挙活動中に 政治的に面倒な協定に投票する というのは、
ヒラリー・クリントンや、他の民主党議員や、
多くの共和党議員達が一番したくないことだ。
‘今週、マスコミ報道の高まりや、ニュージーランドでの議論が、
労働党の強硬な姿勢や、ワイタンギ審判所の主張とあいまって、
政府に損切りさせ、撤退させるような十分な圧力を生み出すと良いと思います’
とケルシー教授は語っている。
‘少なくとも交渉再開前に、協定文章と、はっきり説明されたオプションを見て、
開かれた民主的な形で議論可能な 独自の包括的な費用対効果分析をする必要があります。’
‘私や他の人々は、開示を進めることを狙って、公的情報法の下で、
貿易大臣の文書公開拒否に対する 司法審査手続きを、来週早々申請します。’
----------
宗主国の盗聴に、傀儡政権は、一言も文句を言わない。
メルケル首相は、いちおうは怒った。
この一事をもってしても、この国が世界最大の属国であること証明終わりだろう。
朝刊、またしても、TPP推進論、一辺倒。
正気だろうか。他の新聞も推進論。
大昔、テレビ、新聞による
小選挙区制推進の猛烈なキャンペーンを驚きながら見ていた。
人気キャスター達もこぞって賛成した。
それまで某「ジャーナリスト」を、まともと錯覚していた自分を恥じた。
本を読んだことを恥じた。
敗戦後、A級戦犯として処刑された人々はいるが、
戦争推進の報道をした人々は、全く責任をとっていない。
むのたけじ氏のように、戦後退社した人はまれだ。
小選挙区制によって、わずかな得票で、大多数の議席を得られていることが、
今の悲惨な政治をもたらしているが、
小選挙区制推進の猛烈なキャンペーンを行ったマスコミ関係者が
頭を丸めたり、反省の弁を公表した話、ほとんど聞かない。
新聞もテレビも、自分達が推進した小選挙区制こそ、
今の悲惨な政治体制をもたらした大きな要因の一つであり、
早急に改めるべきだということは決して言わない。
とんでもない業界。
大本営広報部は、戦前も戦後も、深刻なインチキ商品を売り込んで、責任をとらない。
全く同じ洗脳プロパガンダが、またしても、TPPで、繰り返されている。
「秘密法案」、最後の段階になって、アリバイ的に反対を表明したイカサマ氏連中、
TPPが極秘で進められていることについては、全くふれない。
「秘密法案」に本当に反対であれば、TPPの秘密主義を、まず批判すべきだろう。
内容が秘密のものを、一体どうして「推進すべき」と自信をもって社説に書けるのだろう。
すると、反対を主張するケルシー教授、きがふれているのだろうか。
同様の発言をしておらロリー・ワラック女史もそうなのだろうか?
成立しても、しなくても、内容は4年間秘密だという。
一体何のために秘密にするのだろう?
国民に秘密にする条約で、国民の為になったものがあるだろうか?
豊國、二枚目、
「与右衛門女房かさね 岩井半四郎」です。
必見ですな、
◆https://www.youtube.com/watch?v=P9H9xYvY7Ew
◎8.2 NHK日曜討論 山本太郎氏
「いつまでアメリカやグローバル企業のATMを続けるのか」
現行憲法、終生ガン無視の「昭和天皇」、政治への変わらぬ容喙、
◆http://toshiaki.exblog.jp/
古川利明の同時代ウォッチング
◎2015年 08月 01日
#で、今朝(=8・2)の東京シンブンに、ニッポンの企業が、
海外の軍事企業の買収をデキるようにするため、
外為法etcの運用の際のガイドラインを、
いじくり回す方針を決めたと、出ておったな。
従来は武器輸出3原則に準じて、77年の福田赳夫による
「3原則の精神にもとるような投資は厳に抑制する」っていう首相答弁を楯に、
厳しく規制してきたんだが、
コイツを法律改正によらず、「解釈」によって変えるってんだな。
だから、今のアンポならぬ、アホ法制関連ホウアンと内実は一緒で、
まさに、「ドサクサ紛れの、なし崩しによる歯止め外し」そのものだわな。
あと、このハナシとは1本の線で繋がっておるんだが、間もなく、
来年度予算の概算要求がおっ始まるってことで、
日経に「ぼーエイ庁の要求額が過去最高を更新する見通しで、
ぼーエイ費、初の5兆円台視野」って出ておったな。
まさしく、コイツは、戦前の「臨時軍事費トクベツ会計」そのもので、
誰も手が出せん聖域と化しておるんだよな。
だから、記事に出てくる、わざと曖昧に表現しとる「他国グン」ってのは、
モロ、「米グン様」のことなんだが、
その後方支援用に空中給油機3機を盛り込んでおってだな、
アホ法制関連ホウアンと、モロ、リンクしとるんだよな。
んで、あの当たらんMD(=ミサイルぼーエイ)用のイージス船の1隻の建造費とか、
ったく、ヤリたい放題だわなあ。
ったく、亜米利加に言われるがままに、カツアゲされておるようなもんだからな(呆、怒)!
#「上」の続きっていうか、自公にセー権が戻ってきて、もうすぐ3年になるんだが、
ホンマ、この間、ぼーエイ費の突出ぶりはスンゴイからな。
ぬあんか、この期に及んで、公明トウ(=創価ガッカイ)は、いい子ちゃんぶって、
あの「法的安定性はカンケイない」って妄言を吐いた、
アベの側近の総理ホサ官の礒崎某の辞任を、思い出したように言い始めたんだが、
そもそも、連中にそんなこと言える資格があるかってんだよな。
口さえ開けば、公明トウの創立者であられるイケダモン大先生を引き合いにして、
「反戦平和」を唱えることが3度のメシより好きなフリをしておって、
実態はコレだからなあ。まさに、「口先だけの反戦平和」だが、でも、
コクミン世論は、信濃町に対して、異様に甘過ぎるわな。
相変わらず、アベは「戦争に巻き込まれることはゼッタイにない」って
のたもうておるんだが、むしろ、ワシはこの「公明トウ=創価ガッカイ」だと思う。
そういえば、最近、ラスプーチンはどないしとるんや?
去年の今ごろは、あの「集団的自衛ケン行使容認の閣議ケッテイ」に関して、
やたら、「公明トウ=創価ガッカイ」を持ち上げておってだな、
「彼らの内在的な行動原理とは、イケダモン大先生の『人間革命』における、
戦争を完全に否定しておるところの、絶対的平和主義から来ている」
とまで言い切っておったんだからな。
だったら、このタイミングでこそ、もっともっと、持ち上げてヤラなアカンやないか!
#で、今日(=8・2)の15:29upの時事電で、70年前の終戦処理を巡って、
当時、蒋介石が総統だった中国(=中華民国)が、
ニッポン敗戦色濃厚の45年6月の時点では、
「日皇裕仁」(昭和天皇)が、戦犯リストのトップだったにもかかわらず、
そのわずか3ヵ月後の同年9月には、ぬあんと、消えておったっていうハナシを
打電しておったなあ。
おそらく、コイツはまだ、全然、オモテに出ておらんハナシなんだろうな。
だいぶ長尺の原稿なんで、書いた記者の気合いを感じるな。
今までの例を見ておると、国内通信社では、だいたい共同がスッパ抜くケースがほとんどで、
時事はあんまりないんだが、このネタは、共同の鼻先をピャーッと明かすものと言えやう。
オモロイ。
首都圏紙で国内電を使うのは、東京、神奈川の両シンブンに、毎日かあ。
あと、産経も使う立場にあるんだろうが、どうせ、ネグりそうなカンジだわなあ。
ワシが整理ブだったら、目立つ扱いで、1面に持ってイクだろうな。
今日は、日曜日で猛暑で、大したジケン・ジコもなかったんだから、
端折らんで全文放り込んで欲しいわなあ。
それを読み込んだうえで、いろいろと喋ることにしやう(笑)
◆http://www.jiji.com/jc/zc?k=201507/2015073000706
時事通信 2015/07/30
◎昭和天皇「蒋介石支持を」= 国連代表権問題、佐藤首相に促す-
日米文書で判明
蒋介石総統率いる中華民国(台湾)政府が国連の代表権を失う直前の1971年6月、
佐藤栄作首相が米国のマイヤー駐日大使(共に当時)と会談した際、
昭和天皇から「日本政府がしっかりと蒋介石を支持する」よう促されたと
伝えていたことが分かった。
秘密指定解除された米国務省の外交文書で判明した。
台湾の国連代表権維持への後押しを伝えたものとみられる。
天皇の政治問題への関与発言が公になるのは極めて異例だ。
☆http://www.jiji.com/jc/zc?k=201507/2015073000753&rel=&g=&kn=1
◎「中国観」明確に示した天皇=佐藤首相、発言を利用か-「内奏」重く受け止め
この問題について、日本の外交文書にも「陛下が(中国問題を)心配しておられた」
というマイヤー大使に対する佐藤首相の発言が記載されている。
昭和天皇の発言の背景には、蒋介石が終戦直後に中国に残った日本人の引き揚げや
天皇制の尊重、対日賠償請求権の放棄など
「以徳報怨」(徳をもって恨みに報いる)と呼ばれる寛大な対日政策を取ったことに
「恩義」や「信義」を持ち続けていたことがあると思われる。
しかし、国連代表権は71年10月、毛沢東主席の中華人民共和国(中国)政府に移った。
こうした経緯は、国連の中国代表権問題を詳しく検証した
井上正也・成蹊大学法学部准教授(日本外交史)の研究で明らかになっている。
「二つの中国」で揺れ動いた戦後70年の日中関係をめぐる
「秘密折衝」の一幕が浮かび上がったが、
井上氏は「蒋介石の行く末を案じた天皇の意向は、
台湾擁護にこだわった佐藤の姿勢に少なからず影響を与えたのではないか」と解説する。
米外交文書によると、71年6月2日にマイヤー大使と会談した佐藤首相は
「天皇は建前上、政治問題に関心を持たないのだが、
(蒋介石)総統が過去において日本のために多くのことをやってくれたと述べた」
とした上で、天皇による「蒋介石支持」の意向を大使に伝えた。
日本側外交文書はこれほど明確ではないが、佐藤首相が大使に天皇の「心配」を伝え、
「日本政府としては蒋介石総統に対する信義の問題ということもあり、
本問題については慎重検討中である」と説明。
「まず台湾の国連における議席を確保する要がある」と訴えた。
一方、秘密指定が解除された「佐藤首相・マイヤー大使会談」記録を保管する
日本外務省の外交史料館(東京)では、
「実は先刻陛下に御報告の際、通常陛下は政治問題には直接関与されないことになっているが、
特にこの問題については心配しておられた」という佐藤首相の発言を黒塗りにして公開された。
外務省は、天皇の政治関与発言が公になることに神経をとがらせているとみられる。
97年に発行された「佐藤栄作日記」によると、佐藤首相はマイヤー大使との会談に先立ち、
宮中に参内し、「中国台湾問題」を奏上したと記している。
◆http://www.jiji.com/jc/zc?k=201508/2015080200070
時事通信 2015/08/02
◎戦犯リストから消えた「天皇」=
米国追随と共産化防止 - 蒋介石が早期決定・中国
▼http://www.jiji.com/news/kiji_photos/0150802at18_p.jpg
1945年6月に中華民国・国民政府が作成した
日本人戦犯リスト。 トップに「日皇裕仁」(昭和天皇)と記載されている。
日本との戦争最終局面の1945年6月、当時中国を統治した中華民国・国民政府が作成した
日本人戦犯リストのトップに「日皇裕仁」(昭和天皇)が掲げられたが、
終戦直後の9月のリストからは消えていたことが分かった。
蒋介石主席の意向で決まったもので、連合国・米国に追随する方針のほか、
共産主義の拡大防止という背景があった。
米スタンフォード大学に保管される「蒋介石日記」でも同年10月下旬、
「日本戦争犯罪人を既に裁定した」と記されており、
終戦後の早い段階で「天皇免訴」が決定していた。
時事通信が中華民国の外交文書を公開する台湾の「国史館」や
国民党史料を所蔵した「党史館」で入手した複数の戦犯リストや内部文書のほか、
「蒋介石日記」の記述で判明した。
国民政府は終戦前から、戦犯リスト策定に着手しており、
45年6月に軍令部が「侵戦(侵略戦争)以来敵国主要罪犯(犯罪人)調査票」を作成。
戦犯トップに「陸海空軍大元帥」として「日皇裕仁」を掲げ、
「侵略戦争の主犯・元凶」と明記した。
日本の軍国主義による侵略の根源が天皇にあるとの見方は中国で根強く、
議会に相当する民意機関「国民参政会」も7月17日、
「天皇を戦争犯罪人に指名する」決議を可決した。
これに対して蒋介石は「日記」で9月21日、「当面の急務」として
「戦争犯罪人(決定)」を挙げ、10月8日には「外交急務」として
「日本軍戦争犯罪人の決定」と記した。
同月14日に東条英機(元首相)ら12人を「特務工作の悪事を尽くした」として戦犯指定した。
「日記」からは蒋介石の意向が選定に反映されていたことが分かり、
9月の戦犯リストから天皇の名前は除外されていた。
蒋介石が「戦争犯罪人決定」を「急務」とした10月8日、
国民参政会の決議に対し、戦犯問題を調査した司法行政部と外交部は
天皇の戦犯認定について
「蒋主席とトルーマン米大統領が、日皇の運命は
日本の民意が自ら選択すべきであると共に表明した」と否定的な方向に傾いた。
また当初、天皇を戦犯リストに掲げた軍令部は
「皇室は将来的に日本の侵略国策を復活させる源泉だ」としつつ、
「同盟国(連合国)によるポツダム宣言の円滑な命令執行と、
共産主義勢力拡大の防止」のため、天皇免訴が必要だと方向転換した。
最終的には蒋介石の統括する国防最高委員会が45年12月28日、
「日本問題処理の意見書」を決定。
「同盟国の誤解と日本人の反感を回避」するため、
「天皇と天皇制存廃の問題は、原則として同盟国の共同意見に従い処理する」
との方針を確定した。
蒋介石政権は46年5月からの極東国際軍事裁判(東京裁判)に向け、
東条ら計32人の戦犯リストを2回に分けて連合国軍総司令部(GHQ)に提出した。
◇中国が指定した日本人戦犯
【第1次(1945年10月)】
▽土肥原賢二(奉天特務機関長)★ ▽谷寿夫(第6師団長) ▽橋本欣五郎(陸軍大佐)★
▽板垣征四郎(陸相)★ ▽畑俊六(中国派遣軍総司令官)★ ▽東条英機(陸相・首相)★
▽影佐禎昭(中国派遣軍総司令部付) ▽酒井隆(第23軍司令官)ら11人
【第2次(46年1月)】
▽南次郎(陸相)★ ▽荒木貞夫(陸相・文相)★ ▽平沼騏一郎(首相)★
▽阿部信行(首相) ▽米内光政(海相・首相) ▽小磯国昭(首相)★ ▽嶋田繁太郎(海相)★
▽広田弘毅(外相・首相)★ ▽松岡洋右(外相)★ ▽東郷茂徳(外相)★
▽梅津美治郎(関東軍総司令官)★ ▽松井石根(上海派遣軍司令官)★ ▽寺内寿一(陸相)
▽牟田口廉也(第18師団長)ら21人
(注)★は極東国際軍事裁判でA級戦犯として起訴。
豊國、三枚目、
「伊達競阿国戯場 だてくらべおくにかぶき」より、
「羽生村与右衛門 松本幸四郎」 「女房かさね 岩井半四郎」です。
連載中ですが、深い闇がある、
◆http://electronic-journal.seesaa.net/article/423434991.html
(EJ第4089号) 2015年08月03日
◎「笹井氏の自殺には多くの謎がある」
ネット上では、笹井芳樹氏の死は他殺ではないかという記事が多くあります。
いずれも憶測に過ぎないものですが、その可能性についても考えてみます。
『自殺の9割は他殺である』(カンゼン刊)という本があります。
まさか!と思いますが、著者は2万体の「死体」を検視した
元監察医・上野正彦氏ですから、事実であると思われます。
上野氏によると、首つり自殺の場合、
絞首刑のように足が届かない高い所に
ロープを張ってぶら下がる場合は別として、
便所のドアにロープをかけるとか、
ホテルの浴槽の金具や水道管などにロープを渡すとか、
階段の手すりにロープを張るとか、
こういう足が地に着くかたちの場合は、他殺の可能性が高いのです。
笹井氏の場合は、
亡くなっていた状況に諸説があるので明確ではありませんが、
階段の手すりにロープをかけていたという点で、
本来であれば司法解剖をすべき事案であったと思われます。
ところが司法解剖は行われていないのです。
笹井氏の自殺と状況が似ているのは、第1次安倍政権のときの
松岡利勝農水相の首つり自殺です。
これなどは完全に他殺を疑ってもよい事案であると思います。
これについては、立花隆氏が次のように書いています。
─────────────────────────────
◎立花隆:「謎の自殺」を遂げた松岡農水相/安倍政権の抱える「闇の正体」
毎日新聞の世論調査と日本経済新聞の世論調査で、
「安倍内閣の支持率が急落」
(──日経新聞では41%に、毎日新聞では実に32%にと劇的な急落)
という記事を読んでいるところに
「松岡農水相が首吊り自殺」という衝撃的なニュースが入ってきた。
松岡農水相を巡る黒いウワサ/ニュースの速報的特別番組では
例の光熱水道費問題(ウソ報告とボトル1本5000円のナントカ還元水の問題)
などをとりあげていたが、
もちろん松岡農水相はそんなことで自殺するようなタマではない。
そんなことで自殺するくらい気弱な男なら、
とっくの昔に農水大臣を辞職するなりなんなりして、
最近急激に風圧を増していた世論の批判をやりすごしていただろう。
☆http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/f3a93e595307f07ebcc712609c0855a1
─────────────────────────────
しかし、笹井氏の場合、ワープロ書きとはいえ、
封筒に入った6通の遺書が残されていたのです。
そのうち研究室の自分のテーブルの上に2通、
秘書のデスクの上に1通、自殺の現場に置いてあった
カバンの中に3通入っていたようです。
つまり、笹井氏はそれだけの準備をして自殺をしているので、
衝動的な自殺ではなく、覚悟の自殺と思われます。
自殺をした8月5日の朝、笹井氏はいつものようにCDBに出社して、
遺書を置き、そのうえで自殺をしています。
しかし、笹井氏の自殺については、おかしなこともたくさんあるのです。
以下、それらを4つにまとめて説明します。
─────────────────────────────
1.笹井氏の亡くなったときの状況には諸説があって、
どれが本当か明確ではないことである。
2.6通あるといわれる遺書のうち、
小保方氏宛の遺書だけが内容が公開されてしまっている。
3.NHKスペシャルで、笹井氏と小保方氏とのメールの
やり取りが公開されてしまっている。
4.笹井氏の死は、STAP細胞の存在を否定し、
潰すきわめて効果的な効果を発揮すること。
─────────────────────────────
「1」は笹井氏が亡くなったときの状況です。
メディアは「センター(CDB)に隣接する施設との間にある
階段の踊り場で、首をつった状態で発見」となっていますが、
研究室内に倒れていたという説もあるのです。
メディアの報道では、午前10時20分に
「死亡した状況で発見」となっていますが、
10時27分に産経が「生きている? 延命処置」という報道も流れ、
助かるのかなと思ったものです。
こういう場合は、現場で亡くなっていても病院に搬送し、
病院で死亡の確認を取ることになります。
このケースは司法解剖されることはないのです。
しかし、CDBの隣の施設である先端医療センターには医師がおり、
それらの医師が死亡を確認すれば、
わざわざ病院に搬送する必要はないはずです。
「2」は6通ある遺書──メディアの表現では
「遺書のようなもの」になっている──のうち、
小保方氏宛の内容だけが、14時15分に明らかにされたのです。
「あなたのせいではない。STAP細胞は必ず再現してください」
がその内容です。
しかし、この時点では遺書はまだ小保方氏には届いていないと
三木弁護士はいっています。
ということは、遺書を管理している兵庫県警が
小保方氏の遺書だけマスコミに流したことになるのです。
遺書は「親書」であり、
警察といえども正当な理由なく開封してはならないものなのです。
ましてやマスコミに公表するなどはもってのほかです。
同じことが「3」のNHKスペシャル「不正の深層」において
NHKは笹井氏と小保方氏とのプライベートなメールのやり取りを
公表していますが、これもやってはならないことです。
おそらくこのメールは、CDB内部で笹井氏と小保方氏に反感を持つ人物が
NHKに提供したものと思われます。
取材で得たものとはいえ、NHKの電波に乗せて公表すれば、
笹井・小保方両氏のプライバシーの侵害になるのではないでしょうか。
笹井氏は、このようなかたちで死にのぞんでもSTAP細胞の存在を信じています。
「STAP細胞は必ず再現してください」がそれを意味しています。
しかし、STAP細胞が存在すると困る側から見ると、
笹井氏の死はSTAP細胞を完全に潰すのに
きわめて都合のよい状況になったといえます。
これが「4」でありその後の理研の対応を見ると、
「死人に口なし」を利用してSTAP細胞を葬っています。
── [STAP細胞事件/062]
≪関連情報≫
●笹井芳樹氏の遺書公表は「行き過ぎ」と弁護士が解説
───────────────────────────
2014年8月7日放送の「デイ・キャッチ」/TBSラジオで、
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)の
副センター長・笹井芳樹氏の遺書をめぐって、
遺書の内容が報道されていることについて弁護士が解説した。
番組では笹井氏の自殺に関して研究員への聞き取り調査が
始まったことを取り上げた。その中で、
小保方晴子氏の代理人を務める三木秀夫弁護士が笹井氏が
小保方氏に宛てた遺書がまだ
小保方氏の手に渡ってないと公表したことも伝えた。
笹井氏の遺書は小保方氏宛てだけではなく、竹市雅俊センター長や
理研の川合真紀理事宛の3通があり、
笹井氏のデスクの上に理研の課長2人にあてた遺書も見つかっており
「疲れた」「残念だ」といった趣旨の内容だったという。
このニュースに対しメインパーソナリティの荒川強啓氏は
小保方氏の手に渡っていないが、
遺書の内容が6日から報じられていることを指摘。
番組では、元東京地検検事で弁護士の若狭勝氏に電話を繋ぎ、
今回の遺書の件の解説を求めた。
荒川氏は、なぜ小保方氏に遺書が届いていないのか?
という質問をすると若狭氏は、
警察は笹井氏が自殺かどうかをきちんと調べるために
遺書を預かっている節はあると説明。
そのうえで、自殺であることが明白であれば、
速やかに小保方氏に渡すべきと若狭氏が答えると、
木曜日のデイキャッチャーを担当する山田五郎氏は
「警察が事件性がないと発表しているようですが、
それはつまり自殺と断定したということではないんですか?」と訊ねると、
若狭氏は「そうですね」とし、
遺書は速やかに小保方氏側に渡さなければいけないと指摘した。
☆http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/798.html
───────────────────────────
↑
笹井氏は心労から抗鬱剤を服用しておったらしい。
それを利用されて殺された? という説もあったかと。
明和6年〈1769年〉~ 文政8年〈1825年〉
江戸時代の浮世絵師、多くの門弟を育て、幕末に至る歌川派の興隆をもたらした。
号は一陽齋。 作
「纜(トモヅナ)をとく救誓グゼイの船 浮名旅 黄泉ヨミ同行」 (死絵) です。
「沢村宗十郎」 「瀬川路考」
「作者 三馬門人 匠亭三七述」の道行文あり。
ほとけの御名みなにゑんあらば
みちびきたまへあの世へと
☆曇、蒸し暑い。
まずは、今のところ殊勲甲はNZのようですなぁ、
◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/tpp---a476.html
マスコミに載らない海外記事 2015年8月 3日 (月)
◎TPP閣僚会議まとまらず - ニュージーランド政府は撤退すべき時期
☆http://www.scoop.co.nz/stories/PO1508/S00006/
tppa-ministerial-fails-time-for-nz-govt-to-cut-losses.htm
Scoop Media ジェーン・ケルシー教授 1 August 2015
TPP閣僚会議はまとまらなかった。
キー首相とグローサー貿易大臣は撤退すべき時期だ。
オークランド大学のジェーン・ケルシー法学部教授によると
‘マウイでの環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)“最終”閣僚会合はまとまらなかった。
もう一日延長することを選ばなかったことが、
手詰まりが深刻で、解決困難な可能性があることを示しています’。
‘マウイでは全員、お互いのせいにしています’とケルシー教授は語る。
‘しかし手詰まりになった根本的原因は、
ほとんど全てのTPP参加国における国内の反対です。’
‘医薬品価格を上昇させ、各国政府が管理する権利を制限する様な協定は、
自分達の国益にはならないと人々は考えています。’
‘交渉を秘密のとばりで覆っても、政治家達は、
自国内で売り込めないような最終協定に 署名できないことは分かっています。’
グローサー貿易大臣の営業活動は今週一層困難になるだろうと、
ケルシー教授は言う。
長年拒否を続けてきた後、彼と首相は、医薬品は実際ずっと高くなること、
TPPが、外国投資に対するより厳格な制限を阻止し、
TPPの下では、外国投資家が、実際、ニュージーランドを訴え、
勝訴する可能性があると、とうとう告白した。
‘こうした告白が、TPPの政治的代償を引き上げ、
貿易大臣はうわべを飾り立てた協定を受け入れることができなくなったのです。
彼は野望を、当初の“完全自由化”から、乳製品で何か“商業的に意味のある”ものへと
引き下げたにもかかわらず、それさえ実現できなかったのです。’
ほとんど時間切れ状態だ。
アメリカのファスト・トラック法のおかげで、
アメリカが従うべき手順は複雑になっている。
アメリカの消費者団体パブリック・シチズンは、
絶対必要な最小期間は、約3ヶ月と計算している。
☆http://www.citizen.org/documents/TPP-vote-calendar.pdf
よりありそうな線表では、もし交渉が9月までにまとまらなければ、
議会が、TPPに投票するのは、最速で2016年1月で、
この時期、成立は、政治的により困難になる。
アメリカ大統領選挙の年なのだ。
選挙活動中に 政治的に面倒な協定に投票する というのは、
ヒラリー・クリントンや、他の民主党議員や、
多くの共和党議員達が一番したくないことだ。
‘今週、マスコミ報道の高まりや、ニュージーランドでの議論が、
労働党の強硬な姿勢や、ワイタンギ審判所の主張とあいまって、
政府に損切りさせ、撤退させるような十分な圧力を生み出すと良いと思います’
とケルシー教授は語っている。
‘少なくとも交渉再開前に、協定文章と、はっきり説明されたオプションを見て、
開かれた民主的な形で議論可能な 独自の包括的な費用対効果分析をする必要があります。’
‘私や他の人々は、開示を進めることを狙って、公的情報法の下で、
貿易大臣の文書公開拒否に対する 司法審査手続きを、来週早々申請します。’
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宗主国の盗聴に、傀儡政権は、一言も文句を言わない。
メルケル首相は、いちおうは怒った。
この一事をもってしても、この国が世界最大の属国であること証明終わりだろう。
朝刊、またしても、TPP推進論、一辺倒。
正気だろうか。他の新聞も推進論。
大昔、テレビ、新聞による
小選挙区制推進の猛烈なキャンペーンを驚きながら見ていた。
人気キャスター達もこぞって賛成した。
それまで某「ジャーナリスト」を、まともと錯覚していた自分を恥じた。
本を読んだことを恥じた。
敗戦後、A級戦犯として処刑された人々はいるが、
戦争推進の報道をした人々は、全く責任をとっていない。
むのたけじ氏のように、戦後退社した人はまれだ。
小選挙区制によって、わずかな得票で、大多数の議席を得られていることが、
今の悲惨な政治をもたらしているが、
小選挙区制推進の猛烈なキャンペーンを行ったマスコミ関係者が
頭を丸めたり、反省の弁を公表した話、ほとんど聞かない。
新聞もテレビも、自分達が推進した小選挙区制こそ、
今の悲惨な政治体制をもたらした大きな要因の一つであり、
早急に改めるべきだということは決して言わない。
とんでもない業界。
大本営広報部は、戦前も戦後も、深刻なインチキ商品を売り込んで、責任をとらない。
全く同じ洗脳プロパガンダが、またしても、TPPで、繰り返されている。
「秘密法案」、最後の段階になって、アリバイ的に反対を表明したイカサマ氏連中、
TPPが極秘で進められていることについては、全くふれない。
「秘密法案」に本当に反対であれば、TPPの秘密主義を、まず批判すべきだろう。
内容が秘密のものを、一体どうして「推進すべき」と自信をもって社説に書けるのだろう。
すると、反対を主張するケルシー教授、きがふれているのだろうか。
同様の発言をしておらロリー・ワラック女史もそうなのだろうか?
成立しても、しなくても、内容は4年間秘密だという。
一体何のために秘密にするのだろう?
国民に秘密にする条約で、国民の為になったものがあるだろうか?
豊國、二枚目、
「与右衛門女房かさね 岩井半四郎」です。
必見ですな、
◆https://www.youtube.com/watch?v=P9H9xYvY7Ew
◎8.2 NHK日曜討論 山本太郎氏
「いつまでアメリカやグローバル企業のATMを続けるのか」
現行憲法、終生ガン無視の「昭和天皇」、政治への変わらぬ容喙、
◆http://toshiaki.exblog.jp/
古川利明の同時代ウォッチング
◎2015年 08月 01日
#で、今朝(=8・2)の東京シンブンに、ニッポンの企業が、
海外の軍事企業の買収をデキるようにするため、
外為法etcの運用の際のガイドラインを、
いじくり回す方針を決めたと、出ておったな。
従来は武器輸出3原則に準じて、77年の福田赳夫による
「3原則の精神にもとるような投資は厳に抑制する」っていう首相答弁を楯に、
厳しく規制してきたんだが、
コイツを法律改正によらず、「解釈」によって変えるってんだな。
だから、今のアンポならぬ、アホ法制関連ホウアンと内実は一緒で、
まさに、「ドサクサ紛れの、なし崩しによる歯止め外し」そのものだわな。
あと、このハナシとは1本の線で繋がっておるんだが、間もなく、
来年度予算の概算要求がおっ始まるってことで、
日経に「ぼーエイ庁の要求額が過去最高を更新する見通しで、
ぼーエイ費、初の5兆円台視野」って出ておったな。
まさしく、コイツは、戦前の「臨時軍事費トクベツ会計」そのもので、
誰も手が出せん聖域と化しておるんだよな。
だから、記事に出てくる、わざと曖昧に表現しとる「他国グン」ってのは、
モロ、「米グン様」のことなんだが、
その後方支援用に空中給油機3機を盛り込んでおってだな、
アホ法制関連ホウアンと、モロ、リンクしとるんだよな。
んで、あの当たらんMD(=ミサイルぼーエイ)用のイージス船の1隻の建造費とか、
ったく、ヤリたい放題だわなあ。
ったく、亜米利加に言われるがままに、カツアゲされておるようなもんだからな(呆、怒)!
#「上」の続きっていうか、自公にセー権が戻ってきて、もうすぐ3年になるんだが、
ホンマ、この間、ぼーエイ費の突出ぶりはスンゴイからな。
ぬあんか、この期に及んで、公明トウ(=創価ガッカイ)は、いい子ちゃんぶって、
あの「法的安定性はカンケイない」って妄言を吐いた、
アベの側近の総理ホサ官の礒崎某の辞任を、思い出したように言い始めたんだが、
そもそも、連中にそんなこと言える資格があるかってんだよな。
口さえ開けば、公明トウの創立者であられるイケダモン大先生を引き合いにして、
「反戦平和」を唱えることが3度のメシより好きなフリをしておって、
実態はコレだからなあ。まさに、「口先だけの反戦平和」だが、でも、
コクミン世論は、信濃町に対して、異様に甘過ぎるわな。
相変わらず、アベは「戦争に巻き込まれることはゼッタイにない」って
のたもうておるんだが、むしろ、ワシはこの「公明トウ=創価ガッカイ」だと思う。
そういえば、最近、ラスプーチンはどないしとるんや?
去年の今ごろは、あの「集団的自衛ケン行使容認の閣議ケッテイ」に関して、
やたら、「公明トウ=創価ガッカイ」を持ち上げておってだな、
「彼らの内在的な行動原理とは、イケダモン大先生の『人間革命』における、
戦争を完全に否定しておるところの、絶対的平和主義から来ている」
とまで言い切っておったんだからな。
だったら、このタイミングでこそ、もっともっと、持ち上げてヤラなアカンやないか!
#で、今日(=8・2)の15:29upの時事電で、70年前の終戦処理を巡って、
当時、蒋介石が総統だった中国(=中華民国)が、
ニッポン敗戦色濃厚の45年6月の時点では、
「日皇裕仁」(昭和天皇)が、戦犯リストのトップだったにもかかわらず、
そのわずか3ヵ月後の同年9月には、ぬあんと、消えておったっていうハナシを
打電しておったなあ。
おそらく、コイツはまだ、全然、オモテに出ておらんハナシなんだろうな。
だいぶ長尺の原稿なんで、書いた記者の気合いを感じるな。
今までの例を見ておると、国内通信社では、だいたい共同がスッパ抜くケースがほとんどで、
時事はあんまりないんだが、このネタは、共同の鼻先をピャーッと明かすものと言えやう。
オモロイ。
首都圏紙で国内電を使うのは、東京、神奈川の両シンブンに、毎日かあ。
あと、産経も使う立場にあるんだろうが、どうせ、ネグりそうなカンジだわなあ。
ワシが整理ブだったら、目立つ扱いで、1面に持ってイクだろうな。
今日は、日曜日で猛暑で、大したジケン・ジコもなかったんだから、
端折らんで全文放り込んで欲しいわなあ。
それを読み込んだうえで、いろいろと喋ることにしやう(笑)
◆http://www.jiji.com/jc/zc?k=201507/2015073000706
時事通信 2015/07/30
◎昭和天皇「蒋介石支持を」= 国連代表権問題、佐藤首相に促す-
日米文書で判明
蒋介石総統率いる中華民国(台湾)政府が国連の代表権を失う直前の1971年6月、
佐藤栄作首相が米国のマイヤー駐日大使(共に当時)と会談した際、
昭和天皇から「日本政府がしっかりと蒋介石を支持する」よう促されたと
伝えていたことが分かった。
秘密指定解除された米国務省の外交文書で判明した。
台湾の国連代表権維持への後押しを伝えたものとみられる。
天皇の政治問題への関与発言が公になるのは極めて異例だ。
☆http://www.jiji.com/jc/zc?k=201507/2015073000753&rel=&g=&kn=1
◎「中国観」明確に示した天皇=佐藤首相、発言を利用か-「内奏」重く受け止め
この問題について、日本の外交文書にも「陛下が(中国問題を)心配しておられた」
というマイヤー大使に対する佐藤首相の発言が記載されている。
昭和天皇の発言の背景には、蒋介石が終戦直後に中国に残った日本人の引き揚げや
天皇制の尊重、対日賠償請求権の放棄など
「以徳報怨」(徳をもって恨みに報いる)と呼ばれる寛大な対日政策を取ったことに
「恩義」や「信義」を持ち続けていたことがあると思われる。
しかし、国連代表権は71年10月、毛沢東主席の中華人民共和国(中国)政府に移った。
こうした経緯は、国連の中国代表権問題を詳しく検証した
井上正也・成蹊大学法学部准教授(日本外交史)の研究で明らかになっている。
「二つの中国」で揺れ動いた戦後70年の日中関係をめぐる
「秘密折衝」の一幕が浮かび上がったが、
井上氏は「蒋介石の行く末を案じた天皇の意向は、
台湾擁護にこだわった佐藤の姿勢に少なからず影響を与えたのではないか」と解説する。
米外交文書によると、71年6月2日にマイヤー大使と会談した佐藤首相は
「天皇は建前上、政治問題に関心を持たないのだが、
(蒋介石)総統が過去において日本のために多くのことをやってくれたと述べた」
とした上で、天皇による「蒋介石支持」の意向を大使に伝えた。
日本側外交文書はこれほど明確ではないが、佐藤首相が大使に天皇の「心配」を伝え、
「日本政府としては蒋介石総統に対する信義の問題ということもあり、
本問題については慎重検討中である」と説明。
「まず台湾の国連における議席を確保する要がある」と訴えた。
一方、秘密指定が解除された「佐藤首相・マイヤー大使会談」記録を保管する
日本外務省の外交史料館(東京)では、
「実は先刻陛下に御報告の際、通常陛下は政治問題には直接関与されないことになっているが、
特にこの問題については心配しておられた」という佐藤首相の発言を黒塗りにして公開された。
外務省は、天皇の政治関与発言が公になることに神経をとがらせているとみられる。
97年に発行された「佐藤栄作日記」によると、佐藤首相はマイヤー大使との会談に先立ち、
宮中に参内し、「中国台湾問題」を奏上したと記している。
◆http://www.jiji.com/jc/zc?k=201508/2015080200070
時事通信 2015/08/02
◎戦犯リストから消えた「天皇」=
米国追随と共産化防止 - 蒋介石が早期決定・中国
▼http://www.jiji.com/news/kiji_photos/0150802at18_p.jpg
1945年6月に中華民国・国民政府が作成した
日本人戦犯リスト。 トップに「日皇裕仁」(昭和天皇)と記載されている。
日本との戦争最終局面の1945年6月、当時中国を統治した中華民国・国民政府が作成した
日本人戦犯リストのトップに「日皇裕仁」(昭和天皇)が掲げられたが、
終戦直後の9月のリストからは消えていたことが分かった。
蒋介石主席の意向で決まったもので、連合国・米国に追随する方針のほか、
共産主義の拡大防止という背景があった。
米スタンフォード大学に保管される「蒋介石日記」でも同年10月下旬、
「日本戦争犯罪人を既に裁定した」と記されており、
終戦後の早い段階で「天皇免訴」が決定していた。
時事通信が中華民国の外交文書を公開する台湾の「国史館」や
国民党史料を所蔵した「党史館」で入手した複数の戦犯リストや内部文書のほか、
「蒋介石日記」の記述で判明した。
国民政府は終戦前から、戦犯リスト策定に着手しており、
45年6月に軍令部が「侵戦(侵略戦争)以来敵国主要罪犯(犯罪人)調査票」を作成。
戦犯トップに「陸海空軍大元帥」として「日皇裕仁」を掲げ、
「侵略戦争の主犯・元凶」と明記した。
日本の軍国主義による侵略の根源が天皇にあるとの見方は中国で根強く、
議会に相当する民意機関「国民参政会」も7月17日、
「天皇を戦争犯罪人に指名する」決議を可決した。
これに対して蒋介石は「日記」で9月21日、「当面の急務」として
「戦争犯罪人(決定)」を挙げ、10月8日には「外交急務」として
「日本軍戦争犯罪人の決定」と記した。
同月14日に東条英機(元首相)ら12人を「特務工作の悪事を尽くした」として戦犯指定した。
「日記」からは蒋介石の意向が選定に反映されていたことが分かり、
9月の戦犯リストから天皇の名前は除外されていた。
蒋介石が「戦争犯罪人決定」を「急務」とした10月8日、
国民参政会の決議に対し、戦犯問題を調査した司法行政部と外交部は
天皇の戦犯認定について
「蒋主席とトルーマン米大統領が、日皇の運命は
日本の民意が自ら選択すべきであると共に表明した」と否定的な方向に傾いた。
また当初、天皇を戦犯リストに掲げた軍令部は
「皇室は将来的に日本の侵略国策を復活させる源泉だ」としつつ、
「同盟国(連合国)によるポツダム宣言の円滑な命令執行と、
共産主義勢力拡大の防止」のため、天皇免訴が必要だと方向転換した。
最終的には蒋介石の統括する国防最高委員会が45年12月28日、
「日本問題処理の意見書」を決定。
「同盟国の誤解と日本人の反感を回避」するため、
「天皇と天皇制存廃の問題は、原則として同盟国の共同意見に従い処理する」
との方針を確定した。
蒋介石政権は46年5月からの極東国際軍事裁判(東京裁判)に向け、
東条ら計32人の戦犯リストを2回に分けて連合国軍総司令部(GHQ)に提出した。
◇中国が指定した日本人戦犯
【第1次(1945年10月)】
▽土肥原賢二(奉天特務機関長)★ ▽谷寿夫(第6師団長) ▽橋本欣五郎(陸軍大佐)★
▽板垣征四郎(陸相)★ ▽畑俊六(中国派遣軍総司令官)★ ▽東条英機(陸相・首相)★
▽影佐禎昭(中国派遣軍総司令部付) ▽酒井隆(第23軍司令官)ら11人
【第2次(46年1月)】
▽南次郎(陸相)★ ▽荒木貞夫(陸相・文相)★ ▽平沼騏一郎(首相)★
▽阿部信行(首相) ▽米内光政(海相・首相) ▽小磯国昭(首相)★ ▽嶋田繁太郎(海相)★
▽広田弘毅(外相・首相)★ ▽松岡洋右(外相)★ ▽東郷茂徳(外相)★
▽梅津美治郎(関東軍総司令官)★ ▽松井石根(上海派遣軍司令官)★ ▽寺内寿一(陸相)
▽牟田口廉也(第18師団長)ら21人
(注)★は極東国際軍事裁判でA級戦犯として起訴。
豊國、三枚目、
「伊達競阿国戯場 だてくらべおくにかぶき」より、
「羽生村与右衛門 松本幸四郎」 「女房かさね 岩井半四郎」です。
連載中ですが、深い闇がある、
◆http://electronic-journal.seesaa.net/article/423434991.html
(EJ第4089号) 2015年08月03日
◎「笹井氏の自殺には多くの謎がある」
ネット上では、笹井芳樹氏の死は他殺ではないかという記事が多くあります。
いずれも憶測に過ぎないものですが、その可能性についても考えてみます。
『自殺の9割は他殺である』(カンゼン刊)という本があります。
まさか!と思いますが、著者は2万体の「死体」を検視した
元監察医・上野正彦氏ですから、事実であると思われます。
上野氏によると、首つり自殺の場合、
絞首刑のように足が届かない高い所に
ロープを張ってぶら下がる場合は別として、
便所のドアにロープをかけるとか、
ホテルの浴槽の金具や水道管などにロープを渡すとか、
階段の手すりにロープを張るとか、
こういう足が地に着くかたちの場合は、他殺の可能性が高いのです。
笹井氏の場合は、
亡くなっていた状況に諸説があるので明確ではありませんが、
階段の手すりにロープをかけていたという点で、
本来であれば司法解剖をすべき事案であったと思われます。
ところが司法解剖は行われていないのです。
笹井氏の自殺と状況が似ているのは、第1次安倍政権のときの
松岡利勝農水相の首つり自殺です。
これなどは完全に他殺を疑ってもよい事案であると思います。
これについては、立花隆氏が次のように書いています。
─────────────────────────────
◎立花隆:「謎の自殺」を遂げた松岡農水相/安倍政権の抱える「闇の正体」
毎日新聞の世論調査と日本経済新聞の世論調査で、
「安倍内閣の支持率が急落」
(──日経新聞では41%に、毎日新聞では実に32%にと劇的な急落)
という記事を読んでいるところに
「松岡農水相が首吊り自殺」という衝撃的なニュースが入ってきた。
松岡農水相を巡る黒いウワサ/ニュースの速報的特別番組では
例の光熱水道費問題(ウソ報告とボトル1本5000円のナントカ還元水の問題)
などをとりあげていたが、
もちろん松岡農水相はそんなことで自殺するようなタマではない。
そんなことで自殺するくらい気弱な男なら、
とっくの昔に農水大臣を辞職するなりなんなりして、
最近急激に風圧を増していた世論の批判をやりすごしていただろう。
☆http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/f3a93e595307f07ebcc712609c0855a1
─────────────────────────────
しかし、笹井氏の場合、ワープロ書きとはいえ、
封筒に入った6通の遺書が残されていたのです。
そのうち研究室の自分のテーブルの上に2通、
秘書のデスクの上に1通、自殺の現場に置いてあった
カバンの中に3通入っていたようです。
つまり、笹井氏はそれだけの準備をして自殺をしているので、
衝動的な自殺ではなく、覚悟の自殺と思われます。
自殺をした8月5日の朝、笹井氏はいつものようにCDBに出社して、
遺書を置き、そのうえで自殺をしています。
しかし、笹井氏の自殺については、おかしなこともたくさんあるのです。
以下、それらを4つにまとめて説明します。
─────────────────────────────
1.笹井氏の亡くなったときの状況には諸説があって、
どれが本当か明確ではないことである。
2.6通あるといわれる遺書のうち、
小保方氏宛の遺書だけが内容が公開されてしまっている。
3.NHKスペシャルで、笹井氏と小保方氏とのメールの
やり取りが公開されてしまっている。
4.笹井氏の死は、STAP細胞の存在を否定し、
潰すきわめて効果的な効果を発揮すること。
─────────────────────────────
「1」は笹井氏が亡くなったときの状況です。
メディアは「センター(CDB)に隣接する施設との間にある
階段の踊り場で、首をつった状態で発見」となっていますが、
研究室内に倒れていたという説もあるのです。
メディアの報道では、午前10時20分に
「死亡した状況で発見」となっていますが、
10時27分に産経が「生きている? 延命処置」という報道も流れ、
助かるのかなと思ったものです。
こういう場合は、現場で亡くなっていても病院に搬送し、
病院で死亡の確認を取ることになります。
このケースは司法解剖されることはないのです。
しかし、CDBの隣の施設である先端医療センターには医師がおり、
それらの医師が死亡を確認すれば、
わざわざ病院に搬送する必要はないはずです。
「2」は6通ある遺書──メディアの表現では
「遺書のようなもの」になっている──のうち、
小保方氏宛の内容だけが、14時15分に明らかにされたのです。
「あなたのせいではない。STAP細胞は必ず再現してください」
がその内容です。
しかし、この時点では遺書はまだ小保方氏には届いていないと
三木弁護士はいっています。
ということは、遺書を管理している兵庫県警が
小保方氏の遺書だけマスコミに流したことになるのです。
遺書は「親書」であり、
警察といえども正当な理由なく開封してはならないものなのです。
ましてやマスコミに公表するなどはもってのほかです。
同じことが「3」のNHKスペシャル「不正の深層」において
NHKは笹井氏と小保方氏とのプライベートなメールのやり取りを
公表していますが、これもやってはならないことです。
おそらくこのメールは、CDB内部で笹井氏と小保方氏に反感を持つ人物が
NHKに提供したものと思われます。
取材で得たものとはいえ、NHKの電波に乗せて公表すれば、
笹井・小保方両氏のプライバシーの侵害になるのではないでしょうか。
笹井氏は、このようなかたちで死にのぞんでもSTAP細胞の存在を信じています。
「STAP細胞は必ず再現してください」がそれを意味しています。
しかし、STAP細胞が存在すると困る側から見ると、
笹井氏の死はSTAP細胞を完全に潰すのに
きわめて都合のよい状況になったといえます。
これが「4」でありその後の理研の対応を見ると、
「死人に口なし」を利用してSTAP細胞を葬っています。
── [STAP細胞事件/062]
≪関連情報≫
●笹井芳樹氏の遺書公表は「行き過ぎ」と弁護士が解説
───────────────────────────
2014年8月7日放送の「デイ・キャッチ」/TBSラジオで、
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)の
副センター長・笹井芳樹氏の遺書をめぐって、
遺書の内容が報道されていることについて弁護士が解説した。
番組では笹井氏の自殺に関して研究員への聞き取り調査が
始まったことを取り上げた。その中で、
小保方晴子氏の代理人を務める三木秀夫弁護士が笹井氏が
小保方氏に宛てた遺書がまだ
小保方氏の手に渡ってないと公表したことも伝えた。
笹井氏の遺書は小保方氏宛てだけではなく、竹市雅俊センター長や
理研の川合真紀理事宛の3通があり、
笹井氏のデスクの上に理研の課長2人にあてた遺書も見つかっており
「疲れた」「残念だ」といった趣旨の内容だったという。
このニュースに対しメインパーソナリティの荒川強啓氏は
小保方氏の手に渡っていないが、
遺書の内容が6日から報じられていることを指摘。
番組では、元東京地検検事で弁護士の若狭勝氏に電話を繋ぎ、
今回の遺書の件の解説を求めた。
荒川氏は、なぜ小保方氏に遺書が届いていないのか?
という質問をすると若狭氏は、
警察は笹井氏が自殺かどうかをきちんと調べるために
遺書を預かっている節はあると説明。
そのうえで、自殺であることが明白であれば、
速やかに小保方氏に渡すべきと若狭氏が答えると、
木曜日のデイキャッチャーを担当する山田五郎氏は
「警察が事件性がないと発表しているようですが、
それはつまり自殺と断定したということではないんですか?」と訊ねると、
若狭氏は「そうですね」とし、
遺書は速やかに小保方氏側に渡さなければいけないと指摘した。
☆http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/798.html
───────────────────────────
↑
笹井氏は心労から抗鬱剤を服用しておったらしい。
それを利用されて殺された? という説もあったかと。