画は 拙作にて、
「阿彌陀如来立像」です。
水彩 32cm x 40cm 紙
☆雪、まとまって積りました、一転、銀世界です。
さて、
今日は、3.11のご命日です、 合掌
避難生活を余儀なくされておられる皆々様に、衷心よりお見舞い申し上げます。
満4年が経ちました。
表の記事ですが、「再稼働」などあってはなりません、
◆http://lite-ra.com/2015/03/post-927.html
リテラ 2015.03.09
◎【特別企画】3・11を風化させるな! 被災地で原発で何が起きているのか
福島原発事故は今も謎だらけ!
“東日本壊滅”が避けられたのもただの偶然だった …
最悪の原発事故から、もうすぐ4年が経とうとしている。
しかし、問題は何も解決していないと言ってもいい。
高濃度汚染水は今も増え続け、昨年内に終了する予定だった処理作業はトラブル続き。
海への汚染拡大も懸念されている。
また、事故原因も解明されず、責任についても誰もとってはいない。
業務上過失致死傷容疑で告発された東京電力の勝俣恒久・元会長と
当時の幹部2人に対し、東京地検は2度にわたり不起訴処分とした。
「謎が多くて何も分からない」──それが福島第一原発と事故の現在だ。
『NHKスペシャル メルトダウン』シリーズは事故以降5回に渡って放映されてきた
検証・取材番組だが、その取材班による『福島第一原発事故7つの謎』
(NHKスペシャル『メルトダウン』取材班/講談社)には、
恐るべき原発事故の内幕が描かれている。
そこで浮かんでくるのは、まさに危機の連続だった。
1号機の冷却機能喪失はなぜ見逃されたのか。 ベントはなぜ遅れたのか。
消防車が放水した水はどこに消えたのか──。
こうした謎に挑んだ本書だが、なんといっても最大の恐怖は2号機を巡る攻防だ。
吉田昌郎所長をして「東日本壊滅」「死を覚悟した」と言わしめ、
全体の4割もの放射線をまき散らした2号機。
実はこの2号機こそ、「福島第一原発事故最大の危機を迎えた主戦場」だった。
2号機の状態いかんでは“最悪の事態”が引き起こされた可能性が高かったのだ。
その裏では何が起こっていたのか。
実は水素爆発を起こした1、3号機に比べ2号機は、
3月14日夜まで冷却機能が維持されていた。
それは偶然と幸運がもたらしたものだった。
2号機の中央制御室が停電する直前、RCIC(原子炉隔離時冷却系)の操作が行われ、
冷却機能が維持された。しかし、14日正午にはRCICが動きを止める。
そのため、ベントと同時に原子炉の圧力を格納容器へ逃がすSR弁を開く作業を行うが、
双方とも失敗、2号機の操作は完全に行き詰まる。
原子炉の減圧ができず、原子炉の水位はどんどん下がっていく。
そして減圧しなければ消防車のポンプの水の圧力との関係から原子炉に水は入らない。
2号機には注水さえできなかった。吉田調書にはこのときのことが、
こう記されている。
「私自身、パニックになっていました。(中略)廊下にも協力企業だとかいて、
完全に燃料露出しているにもかかわらず、減圧もできない、水も入らない
という状態が来ましたので、私は本当にここだけは一番思い出したくないところです。
(中略)ここで本当に死んだと思ったんです」
そのタイミングは最悪のものでもあった。
このとき、既に1号機と3号機は水素爆発していたが、両機ともまがりなりにもベントは成功、
消防車による注水が行われていた。 しかし──。
「2号機のSR弁が開かず、全く水が注げないままメルトダウン、
そして格納容器破壊のシナリオになってしまった場合、
1号機と3号機に水が注げなくなってしまい、さらに使用済燃料プールへの対策が
滞ってしまうことだった。まさに福島第一原発の最悪のシナリオだ。
そしてそこから放出された放射性物質の影響で
南におよそ10キロの所にある福島第二原発もオペレーション不能になれば、
それこそ東日本全体が放射能に覆われてしまう」(同書より)
この最悪のシナリオが現実に迫ってくる。
そのため、吉田所長の調書には「東日本壊滅」「死」との言葉が出てくるのだ。
実際、2号機は最後まで原子炉格納容器の中の圧力を下げる緊急措置であるベントができず、
危機は広がっていった。
「その結果、圧力に耐えきれなくなった格納容器の配管のつなぎ目が壊れたり、
蓋の部分に隙間ができたりして、
断続的に放射性物質が漏れ出したのではないかと見られている」
こうして14日深夜、2号機から放射性物質が大量放出されたと“推測”され、
東京の渋谷でも通常の2倍もの放射線量を記録した。
だが、ベントができなかった“謎”について、実は現在でも解明されていないという。
「高い放射線量に阻まれ、現場の配管を十分に調査することができないため、
事故から3年半以上経った今も謎のままである」
さらに大きな謎がある。
放射性物質を大量放出した2号機だったが、
吉田所長が恐れた東日本壊滅という事態には至らなかったことだ。
「結果的には幸運にも吉田所長が恐れたように、原子炉の核燃料全体が
一気に放出されるまでには至らなかった。2号機の格納容器の封じ込め機能は、
東日本壊滅をもたらすほど決定的には壊れなかったのである」
2号機の格納容器の破損は部分的なものだった。
そのため放射性物質漏洩は部分的なものとなった。
しかし、その理由も恐るべきものだ。
なぜ、決定的に壊れなかったかについて
「いまだによくわかっていない」というのだから──。
「東京電力の対応とはほとんど無関係に、いつしか沈静化していった」
福島原発事故にはいくつもの「謎」が存在し、その謎は解明されないままだ。
そして本書には“幸運”という言葉が随所にちりばめられる。
予期せぬ爆発を起こした4号機についても、2号機とともに“最悪のシナリオ”と
“幸運”が存在した。
定期検査中だった4号機の燃料はすべて使用済燃料プールに保管され、
もっとも高い熱量をもっていた。
「爆発によってプールの底が抜けて冷却水が漏れ出し、
核燃料がむき出しになり過熱すれば、核燃料を覆っている被覆管が溶け出す。
(中略)むき出しのプールから直接、大量の放射性物質が放出されることになる」
そうなれば2号機のケースと同様、福島第二原発も高濃度の放射性物質で汚染され、
冷却作業は不可能となり、東日本壊滅のシナリオが想定されたのだ。
しかし、原子炉建屋が原形をとどめないほど大爆発を起こしたにも関わらず、
核燃料プールは無事だった。 さらに“幸運”なことに、
定期検査のため核燃料プールには「通常の2倍近い貯水量があった」という。
事故の原因さえ分からず、様々な「謎」は何も解明されてはいない。
ただ“幸運”の連続の結果、
“皮一枚の運”で免れたのが東日本壊滅という最悪のシナリオだったのだ。
事故原因、その責任の所在は不明のまま、
汚染水は排出し続け、その処理も進んではいない。
周囲の除染もいたちごっこで、多くの住人たちは生まれ育った故郷に帰れずにいる。
にもかかわらず、安倍政権は再稼働に向け着々と動き、
今年には九州電力川内原発の再稼働が現実化しつつある。
原発事故は決して過去のものではない。
現在も続く“人災”なのだ。
いまだ謎と危険に満ちた日本の原発。 その再稼働を許してはいけない。
再掲ですが、拙作二枚目、
「勤写 親鸞聖人 十字名号」です。 水彩 32cm x 40cm 紙
核心はここ、
◆http://www.asyura2.com/14/cult13/msg/828.html
投稿者: 小沢内閣待望論 日時: 2015 年 1 月 06 日 4sIKljvd9SgGs
◎311の震源地に、ちきゅう号と共にいたシーシェパード入国拒否、
普通に考えれば、連中の飼い主が犯人です。
911が米英イによる自作自演である事は、世界の公然の秘密ですが、
311も連中の軍事行動だったという事で、
これは東大と東北大の地震研究第一人者が小泉時代にパージされ、
安全管理もイスラエルの管理会社に変更した事や
ハーレツがどや顔で犯行声明を出した事からも分かります。
また、ロシアアイススケートで、リンクに地震波形を映し出したのは、
人工地震である事を世界に知らしめるためとも言われています。
軍事技術は、日進月歩で、商売と違い特許うんぬんではありませんから、
大槻教授が現時点の公開技術では無理と強弁しても説得力がありませんが、
幽霊番組に出ている御用教授という事です。
もっと、簡単に言えば、火星探査だ 将来移住だ と騒いでいますが、
それに比べれば、人工地震や人工津波や人工寒波ぐらい起こせないようでは
火星どころではないという事で、簡単だという事で、
一番の壁は、そんな馬鹿げた事をするわけがないという常識論ですが、
我々の先祖が鬼畜米英と名付けた連中の子孫なら、やりかねないという事です。
コメント
*05. 2015年1月06日 u41ShKyHb2
事故の二日後には友達作戦とかいうワッペンを付けて
アメリカ軍が駆け付けた事は何か早すぎますし、
地球号が2月末ころ太平洋側をウロウロしていた、という話もありました、
第二次世界大戦でも、まあ戦争中とは言えアメリカはここまでするか、
と言う程 日本を破壊しています。
それなのに日本国民は未だにアメリカの言いなりに貢いだり、
恫喝されながら血税を巻き上げられています。
*06. 2015年1月06日 GeRn2qTfJw
自然地震か人工地震かは、
地震波形見れば専門家なら一発でわかる、ていうからね。
再掲ですが、拙作三枚目、
「観世音菩薩立像」です。 油彩F10号
砂上の楼閣・夜郎自大の支那、
支那と南鮮の原発が脅威です、
◆http://melma.com/backnumber_45206_6177147/
宮崎正弘の国際ニュース・早読み(人民元が米ドルを代替する??)発行日:3/10
中国の「大国幻想」が世界のメディアにファンタジー的仮説を溢れさせている
人民元は米ドルに替わる基軸通貨? 中国の金備蓄が三万トン?
****************************************
プラウダ(英語版)によれば、米ドルに替わって世界通貨の位置を狙う中国は、
通貨スワップ取引を通じて人民元の市場を拡大してきたが、
最近では英国が人民元建て国債を発行し、
またマクドナルドが人民元建て社債をだして話題を呼んだように、
「いよいよ米ドルに代替し、世界通貨となる事態が近い」と吠えた
(2015年3月6日付け)。
人民元取引を認めた市場は香港、シンガポールからフランクフルト、
ルクセンブルグ、ロンドンと増え続けている。
世界の基軸通貨は80-100年周期でおこり、
米ドルの基軸通貨体制の嚆矢は1921年から。
したがって「そろそろ時期的にも米ドル時代は終わり、つぎは人民元が世界通貨だ」
と中国の儚い夢の応援団をプラウダが自ら買って出た。
この幻想は【歴史の終わり】の文明観と酷似したファンタジーである。
実態はと言えば、物々交換に近い貿易を人民元と相手国通貨との交換にしているだけ、
中国国債は人民元建てだが、香港市場いがい本格的市場は成立していない。
いや、そもそも原油ガス、レアメタルから穀物相場、金銀銅マンガンに到るまで米ドル建てである。
(今のところはw)
米ドルが基軸通貨としてのサイクルの終焉が近づいている兆候さえない。
いやいや、中国の富裕層はゴミ同然の人民元を
一刻も早く米ドルかユーロなどの基軸通貨と切り替えて海外に逃がしている現状を、
プラウダは意図的に無視している。
さても面妖なるトピックはまだ続くのだ。
▼中国の金備蓄が3万トンを越えた??
世界的なゴールド・アナリストとして有名だというアラスデア・マクデルドは
「2014年度までに中国は3万トンもの金備蓄をしている」と推定した
(多維新聞網、3月6日付け)。
同紙に拠れば1882年から2003年までに中国は25000トンの金備蓄をなし、
次の11年でさらに5000トン増やして、3万トンを突破していると大胆な推測を述べた。
世界の金備蓄ランキングで中国の国家備蓄は1054トンであり、
過去十年の猛烈な民間の金が年平均500トンである。
合計しても5000トン前後と見積もられる。
仮に後者の数字が正しいにせよ、中国の備蓄量は米国、ドイツに次ぎ、日本は740トンしかない。
金備蓄が大きいと、その国の通貨の信任が得られ、
あるいは世界の通貨が金本位に復帰したときに価値が躍進する通貨となりうる。
だが、どのような資料を捜しても、中国の金備蓄が30000トンというデータはない。
人民元の世界通貨入りキャンペーンの一環として
外国人を駆使してプロパガンダではないか、と思われる。
そのうえ、中国の金の延べ棒は国際水準の99・99%(フォウナイン)ではなく、
99・9(スリーナイン)である。
つい四半世紀前までは96%で、これを「純金」として売られていたし、
民間備蓄は延べ棒ではなくアクセサリーが主力である。
まして国際的ウォッチャーの常識では、中国流の金備蓄とは
ミサイルの半分がセメントを流し込んだだけの囮であるように、
クロームに金メッキをしたシロモノが多いのではないかと推定されている。
いずれにしても中国の「大国幻像」が、面妖な仮説の洪水をもたらしているのではないか。
◆書評
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これほど辛辣な語彙を撰びながら読後感に爽快さをもたらず秘技
ますます光る高山節、日本のタブーに連続して挑戦
♪
高山正之『アメリカと中国は偉そうに嘘をつく』(徳間書店)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
この本は雑誌『正論』の巻頭に匿名で連載されたコラムを一冊に編んだ作品である。
名物コラムとなった「折節の記」は2011年12月号から2015年弐月号までの
足かけ四年分を収録していて、もちろん加筆・訂正されている。
初回、この正論コラムの筆者が匿名だというのに、文体と辛辣な形容詞を読んで、
「あ、これは高山さんだ」とすぐに気がついた読者がまわりにも何人かいた。
『諸君!』の巻頭コラム(紳士淑女諸君)を書いていた徳岡孝夫氏は、
なかなか本名がばれなかったが、
徳岡氏には翻訳が多くても時局論が少なかったからだろうと推測できる。
『正論』の連載は継続中だが、四月号以降は、本名で書かれている。
高山氏は筋金入りの愛国者であり、
米・中・韓国ばかりか、どのような国でも指導者でも誤りがあれば、辛辣に批判する。
そのためイランなどいまも入国禁止である。
高山節は理性をオブラートで包んではいるが、決して感情的ではなく、
文明的倫理的な批判であるからファンが多いのも当然、
そのうえ読者には『週刊新潮』の巻末コラムにも親しんだ、
知性の高い知識と教養がある人が多い。
いや、知性が水準以上でないと、これらの議論にはついていけない。
GHQに洗脳され「アメリカのポチ」になった朝日新聞の読者には、
この本は理解不能であろう。
山崎豊子は『大地の子』が当たってベストセラー作家となったが、
後年の作品群は噴飯もの、偽の正義を書きつづった、と高山氏は言う。
日航に潜り込んだ左翼活動家あがりの小倉某は、まんまと労組委員長に納まった。
日航の躓きの始まりだった。「ストを連発し、欠航が続き、日光は赤字に転落した」が、
結局、デモを煽られた社員等は小倉の「残忍な素顔を始めて知った」、
「居場所を失って海外勤務に自らでた」のに、左遷されたと山崎は小説で嘘を綴る。
「小倉を糞をカレー味にして」、「英雄に仕立てた」と高山氏は言う。
西山太吉を「権力と闘う新聞記者」だと山崎豊子は嘘を書いた。
西山は女性をたぶらかして外務省の機密文書を入手したが、
それを記事にしないで社会党にまわし、政局にした。
つまり「ブンヤでなく総会屋」だった。
ところが山崎豊子の小説に騙された岡田克也は「破廉恥な西山に謝罪した(中略)、
この男は政治家よりイオンで客の呼び込みをやっているのが一番似合う」と
辛辣さのオクターブが上がる。
とまぁ、こんな調子で全編が辛辣きわまりない、
しかし読後感がじつに爽やかな文明批評に仕上がるのは
小説も書いている高山氏のレトリックの秘技的工夫であり、
高山節の顕著な特色なのである。
♪
(読者の声2)
大阪在住のビジネスマンです。
国際貿易に携わっており、しょっちゅう中国に出張しています。
先般、空港の書店で、機内で読む本をさがしていたら、
貴著『中国大破綻』(PHP研究書)が目にとまり、さっそく購入しました。
機内で食事も忘れて読みふけりましたが、
まったくもって宮崎さんの辛辣だが客観的な中国経済の崩壊予測に同感です。
じっさいに彼らと接して、その日常生活に於ける嘘つき、
出世欲より金銭欲の貪欲さを見せつけられ、辟易です。
なぜわたしは社命とはいえ、こういう連中と商売しなければいけないのか、
運命を呪ったりしますが、そうなんですね。
嘘つきが体質であるという前提の認識さえあれば、
中国人とは嘘をつきあって付き合えばよい のか、
日本では日本人らしく、中国へいけば「郷にいれば郷に従え」の格言通りでいいわけだ、
と得心がいきました。
次回作の『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる』を楽しみにしております。
月末に上海へ行きますので、また機内で読むことになりそうです。
(TY生、大阪)
↑
偏西風に乗って支那&南鮮の放射能が飛来するわけです。
支那は実は地震の巣、南鮮はケンチャナヨ~原発、
まさにありうる危機、疫病神そのものです。
「阿彌陀如来立像」です。
水彩 32cm x 40cm 紙
☆雪、まとまって積りました、一転、銀世界です。
さて、
今日は、3.11のご命日です、 合掌
避難生活を余儀なくされておられる皆々様に、衷心よりお見舞い申し上げます。
満4年が経ちました。
表の記事ですが、「再稼働」などあってはなりません、
◆http://lite-ra.com/2015/03/post-927.html
リテラ 2015.03.09
◎【特別企画】3・11を風化させるな! 被災地で原発で何が起きているのか
福島原発事故は今も謎だらけ!
“東日本壊滅”が避けられたのもただの偶然だった …
最悪の原発事故から、もうすぐ4年が経とうとしている。
しかし、問題は何も解決していないと言ってもいい。
高濃度汚染水は今も増え続け、昨年内に終了する予定だった処理作業はトラブル続き。
海への汚染拡大も懸念されている。
また、事故原因も解明されず、責任についても誰もとってはいない。
業務上過失致死傷容疑で告発された東京電力の勝俣恒久・元会長と
当時の幹部2人に対し、東京地検は2度にわたり不起訴処分とした。
「謎が多くて何も分からない」──それが福島第一原発と事故の現在だ。
『NHKスペシャル メルトダウン』シリーズは事故以降5回に渡って放映されてきた
検証・取材番組だが、その取材班による『福島第一原発事故7つの謎』
(NHKスペシャル『メルトダウン』取材班/講談社)には、
恐るべき原発事故の内幕が描かれている。
そこで浮かんでくるのは、まさに危機の連続だった。
1号機の冷却機能喪失はなぜ見逃されたのか。 ベントはなぜ遅れたのか。
消防車が放水した水はどこに消えたのか──。
こうした謎に挑んだ本書だが、なんといっても最大の恐怖は2号機を巡る攻防だ。
吉田昌郎所長をして「東日本壊滅」「死を覚悟した」と言わしめ、
全体の4割もの放射線をまき散らした2号機。
実はこの2号機こそ、「福島第一原発事故最大の危機を迎えた主戦場」だった。
2号機の状態いかんでは“最悪の事態”が引き起こされた可能性が高かったのだ。
その裏では何が起こっていたのか。
実は水素爆発を起こした1、3号機に比べ2号機は、
3月14日夜まで冷却機能が維持されていた。
それは偶然と幸運がもたらしたものだった。
2号機の中央制御室が停電する直前、RCIC(原子炉隔離時冷却系)の操作が行われ、
冷却機能が維持された。しかし、14日正午にはRCICが動きを止める。
そのため、ベントと同時に原子炉の圧力を格納容器へ逃がすSR弁を開く作業を行うが、
双方とも失敗、2号機の操作は完全に行き詰まる。
原子炉の減圧ができず、原子炉の水位はどんどん下がっていく。
そして減圧しなければ消防車のポンプの水の圧力との関係から原子炉に水は入らない。
2号機には注水さえできなかった。吉田調書にはこのときのことが、
こう記されている。
「私自身、パニックになっていました。(中略)廊下にも協力企業だとかいて、
完全に燃料露出しているにもかかわらず、減圧もできない、水も入らない
という状態が来ましたので、私は本当にここだけは一番思い出したくないところです。
(中略)ここで本当に死んだと思ったんです」
そのタイミングは最悪のものでもあった。
このとき、既に1号機と3号機は水素爆発していたが、両機ともまがりなりにもベントは成功、
消防車による注水が行われていた。 しかし──。
「2号機のSR弁が開かず、全く水が注げないままメルトダウン、
そして格納容器破壊のシナリオになってしまった場合、
1号機と3号機に水が注げなくなってしまい、さらに使用済燃料プールへの対策が
滞ってしまうことだった。まさに福島第一原発の最悪のシナリオだ。
そしてそこから放出された放射性物質の影響で
南におよそ10キロの所にある福島第二原発もオペレーション不能になれば、
それこそ東日本全体が放射能に覆われてしまう」(同書より)
この最悪のシナリオが現実に迫ってくる。
そのため、吉田所長の調書には「東日本壊滅」「死」との言葉が出てくるのだ。
実際、2号機は最後まで原子炉格納容器の中の圧力を下げる緊急措置であるベントができず、
危機は広がっていった。
「その結果、圧力に耐えきれなくなった格納容器の配管のつなぎ目が壊れたり、
蓋の部分に隙間ができたりして、
断続的に放射性物質が漏れ出したのではないかと見られている」
こうして14日深夜、2号機から放射性物質が大量放出されたと“推測”され、
東京の渋谷でも通常の2倍もの放射線量を記録した。
だが、ベントができなかった“謎”について、実は現在でも解明されていないという。
「高い放射線量に阻まれ、現場の配管を十分に調査することができないため、
事故から3年半以上経った今も謎のままである」
さらに大きな謎がある。
放射性物質を大量放出した2号機だったが、
吉田所長が恐れた東日本壊滅という事態には至らなかったことだ。
「結果的には幸運にも吉田所長が恐れたように、原子炉の核燃料全体が
一気に放出されるまでには至らなかった。2号機の格納容器の封じ込め機能は、
東日本壊滅をもたらすほど決定的には壊れなかったのである」
2号機の格納容器の破損は部分的なものだった。
そのため放射性物質漏洩は部分的なものとなった。
しかし、その理由も恐るべきものだ。
なぜ、決定的に壊れなかったかについて
「いまだによくわかっていない」というのだから──。
「東京電力の対応とはほとんど無関係に、いつしか沈静化していった」
福島原発事故にはいくつもの「謎」が存在し、その謎は解明されないままだ。
そして本書には“幸運”という言葉が随所にちりばめられる。
予期せぬ爆発を起こした4号機についても、2号機とともに“最悪のシナリオ”と
“幸運”が存在した。
定期検査中だった4号機の燃料はすべて使用済燃料プールに保管され、
もっとも高い熱量をもっていた。
「爆発によってプールの底が抜けて冷却水が漏れ出し、
核燃料がむき出しになり過熱すれば、核燃料を覆っている被覆管が溶け出す。
(中略)むき出しのプールから直接、大量の放射性物質が放出されることになる」
そうなれば2号機のケースと同様、福島第二原発も高濃度の放射性物質で汚染され、
冷却作業は不可能となり、東日本壊滅のシナリオが想定されたのだ。
しかし、原子炉建屋が原形をとどめないほど大爆発を起こしたにも関わらず、
核燃料プールは無事だった。 さらに“幸運”なことに、
定期検査のため核燃料プールには「通常の2倍近い貯水量があった」という。
事故の原因さえ分からず、様々な「謎」は何も解明されてはいない。
ただ“幸運”の連続の結果、
“皮一枚の運”で免れたのが東日本壊滅という最悪のシナリオだったのだ。
事故原因、その責任の所在は不明のまま、
汚染水は排出し続け、その処理も進んではいない。
周囲の除染もいたちごっこで、多くの住人たちは生まれ育った故郷に帰れずにいる。
にもかかわらず、安倍政権は再稼働に向け着々と動き、
今年には九州電力川内原発の再稼働が現実化しつつある。
原発事故は決して過去のものではない。
現在も続く“人災”なのだ。
いまだ謎と危険に満ちた日本の原発。 その再稼働を許してはいけない。
再掲ですが、拙作二枚目、
「勤写 親鸞聖人 十字名号」です。 水彩 32cm x 40cm 紙
核心はここ、
◆http://www.asyura2.com/14/cult13/msg/828.html
投稿者: 小沢内閣待望論 日時: 2015 年 1 月 06 日 4sIKljvd9SgGs
◎311の震源地に、ちきゅう号と共にいたシーシェパード入国拒否、
普通に考えれば、連中の飼い主が犯人です。
911が米英イによる自作自演である事は、世界の公然の秘密ですが、
311も連中の軍事行動だったという事で、
これは東大と東北大の地震研究第一人者が小泉時代にパージされ、
安全管理もイスラエルの管理会社に変更した事や
ハーレツがどや顔で犯行声明を出した事からも分かります。
また、ロシアアイススケートで、リンクに地震波形を映し出したのは、
人工地震である事を世界に知らしめるためとも言われています。
軍事技術は、日進月歩で、商売と違い特許うんぬんではありませんから、
大槻教授が現時点の公開技術では無理と強弁しても説得力がありませんが、
幽霊番組に出ている御用教授という事です。
もっと、簡単に言えば、火星探査だ 将来移住だ と騒いでいますが、
それに比べれば、人工地震や人工津波や人工寒波ぐらい起こせないようでは
火星どころではないという事で、簡単だという事で、
一番の壁は、そんな馬鹿げた事をするわけがないという常識論ですが、
我々の先祖が鬼畜米英と名付けた連中の子孫なら、やりかねないという事です。
コメント
*05. 2015年1月06日 u41ShKyHb2
事故の二日後には友達作戦とかいうワッペンを付けて
アメリカ軍が駆け付けた事は何か早すぎますし、
地球号が2月末ころ太平洋側をウロウロしていた、という話もありました、
第二次世界大戦でも、まあ戦争中とは言えアメリカはここまでするか、
と言う程 日本を破壊しています。
それなのに日本国民は未だにアメリカの言いなりに貢いだり、
恫喝されながら血税を巻き上げられています。
*06. 2015年1月06日 GeRn2qTfJw
自然地震か人工地震かは、
地震波形見れば専門家なら一発でわかる、ていうからね。
再掲ですが、拙作三枚目、
「観世音菩薩立像」です。 油彩F10号
砂上の楼閣・夜郎自大の支那、
支那と南鮮の原発が脅威です、
◆http://melma.com/backnumber_45206_6177147/
宮崎正弘の国際ニュース・早読み(人民元が米ドルを代替する??)発行日:3/10
中国の「大国幻想」が世界のメディアにファンタジー的仮説を溢れさせている
人民元は米ドルに替わる基軸通貨? 中国の金備蓄が三万トン?
****************************************
プラウダ(英語版)によれば、米ドルに替わって世界通貨の位置を狙う中国は、
通貨スワップ取引を通じて人民元の市場を拡大してきたが、
最近では英国が人民元建て国債を発行し、
またマクドナルドが人民元建て社債をだして話題を呼んだように、
「いよいよ米ドルに代替し、世界通貨となる事態が近い」と吠えた
(2015年3月6日付け)。
人民元取引を認めた市場は香港、シンガポールからフランクフルト、
ルクセンブルグ、ロンドンと増え続けている。
世界の基軸通貨は80-100年周期でおこり、
米ドルの基軸通貨体制の嚆矢は1921年から。
したがって「そろそろ時期的にも米ドル時代は終わり、つぎは人民元が世界通貨だ」
と中国の儚い夢の応援団をプラウダが自ら買って出た。
この幻想は【歴史の終わり】の文明観と酷似したファンタジーである。
実態はと言えば、物々交換に近い貿易を人民元と相手国通貨との交換にしているだけ、
中国国債は人民元建てだが、香港市場いがい本格的市場は成立していない。
いや、そもそも原油ガス、レアメタルから穀物相場、金銀銅マンガンに到るまで米ドル建てである。
(今のところはw)
米ドルが基軸通貨としてのサイクルの終焉が近づいている兆候さえない。
いやいや、中国の富裕層はゴミ同然の人民元を
一刻も早く米ドルかユーロなどの基軸通貨と切り替えて海外に逃がしている現状を、
プラウダは意図的に無視している。
さても面妖なるトピックはまだ続くのだ。
▼中国の金備蓄が3万トンを越えた??
世界的なゴールド・アナリストとして有名だというアラスデア・マクデルドは
「2014年度までに中国は3万トンもの金備蓄をしている」と推定した
(多維新聞網、3月6日付け)。
同紙に拠れば1882年から2003年までに中国は25000トンの金備蓄をなし、
次の11年でさらに5000トン増やして、3万トンを突破していると大胆な推測を述べた。
世界の金備蓄ランキングで中国の国家備蓄は1054トンであり、
過去十年の猛烈な民間の金が年平均500トンである。
合計しても5000トン前後と見積もられる。
仮に後者の数字が正しいにせよ、中国の備蓄量は米国、ドイツに次ぎ、日本は740トンしかない。
金備蓄が大きいと、その国の通貨の信任が得られ、
あるいは世界の通貨が金本位に復帰したときに価値が躍進する通貨となりうる。
だが、どのような資料を捜しても、中国の金備蓄が30000トンというデータはない。
人民元の世界通貨入りキャンペーンの一環として
外国人を駆使してプロパガンダではないか、と思われる。
そのうえ、中国の金の延べ棒は国際水準の99・99%(フォウナイン)ではなく、
99・9(スリーナイン)である。
つい四半世紀前までは96%で、これを「純金」として売られていたし、
民間備蓄は延べ棒ではなくアクセサリーが主力である。
まして国際的ウォッチャーの常識では、中国流の金備蓄とは
ミサイルの半分がセメントを流し込んだだけの囮であるように、
クロームに金メッキをしたシロモノが多いのではないかと推定されている。
いずれにしても中国の「大国幻像」が、面妖な仮説の洪水をもたらしているのではないか。
◆書評
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これほど辛辣な語彙を撰びながら読後感に爽快さをもたらず秘技
ますます光る高山節、日本のタブーに連続して挑戦
♪
高山正之『アメリカと中国は偉そうに嘘をつく』(徳間書店)
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この本は雑誌『正論』の巻頭に匿名で連載されたコラムを一冊に編んだ作品である。
名物コラムとなった「折節の記」は2011年12月号から2015年弐月号までの
足かけ四年分を収録していて、もちろん加筆・訂正されている。
初回、この正論コラムの筆者が匿名だというのに、文体と辛辣な形容詞を読んで、
「あ、これは高山さんだ」とすぐに気がついた読者がまわりにも何人かいた。
『諸君!』の巻頭コラム(紳士淑女諸君)を書いていた徳岡孝夫氏は、
なかなか本名がばれなかったが、
徳岡氏には翻訳が多くても時局論が少なかったからだろうと推測できる。
『正論』の連載は継続中だが、四月号以降は、本名で書かれている。
高山氏は筋金入りの愛国者であり、
米・中・韓国ばかりか、どのような国でも指導者でも誤りがあれば、辛辣に批判する。
そのためイランなどいまも入国禁止である。
高山節は理性をオブラートで包んではいるが、決して感情的ではなく、
文明的倫理的な批判であるからファンが多いのも当然、
そのうえ読者には『週刊新潮』の巻末コラムにも親しんだ、
知性の高い知識と教養がある人が多い。
いや、知性が水準以上でないと、これらの議論にはついていけない。
GHQに洗脳され「アメリカのポチ」になった朝日新聞の読者には、
この本は理解不能であろう。
山崎豊子は『大地の子』が当たってベストセラー作家となったが、
後年の作品群は噴飯もの、偽の正義を書きつづった、と高山氏は言う。
日航に潜り込んだ左翼活動家あがりの小倉某は、まんまと労組委員長に納まった。
日航の躓きの始まりだった。「ストを連発し、欠航が続き、日光は赤字に転落した」が、
結局、デモを煽られた社員等は小倉の「残忍な素顔を始めて知った」、
「居場所を失って海外勤務に自らでた」のに、左遷されたと山崎は小説で嘘を綴る。
「小倉を糞をカレー味にして」、「英雄に仕立てた」と高山氏は言う。
西山太吉を「権力と闘う新聞記者」だと山崎豊子は嘘を書いた。
西山は女性をたぶらかして外務省の機密文書を入手したが、
それを記事にしないで社会党にまわし、政局にした。
つまり「ブンヤでなく総会屋」だった。
ところが山崎豊子の小説に騙された岡田克也は「破廉恥な西山に謝罪した(中略)、
この男は政治家よりイオンで客の呼び込みをやっているのが一番似合う」と
辛辣さのオクターブが上がる。
とまぁ、こんな調子で全編が辛辣きわまりない、
しかし読後感がじつに爽やかな文明批評に仕上がるのは
小説も書いている高山氏のレトリックの秘技的工夫であり、
高山節の顕著な特色なのである。
♪
(読者の声2)
大阪在住のビジネスマンです。
国際貿易に携わっており、しょっちゅう中国に出張しています。
先般、空港の書店で、機内で読む本をさがしていたら、
貴著『中国大破綻』(PHP研究書)が目にとまり、さっそく購入しました。
機内で食事も忘れて読みふけりましたが、
まったくもって宮崎さんの辛辣だが客観的な中国経済の崩壊予測に同感です。
じっさいに彼らと接して、その日常生活に於ける嘘つき、
出世欲より金銭欲の貪欲さを見せつけられ、辟易です。
なぜわたしは社命とはいえ、こういう連中と商売しなければいけないのか、
運命を呪ったりしますが、そうなんですね。
嘘つきが体質であるという前提の認識さえあれば、
中国人とは嘘をつきあって付き合えばよい のか、
日本では日本人らしく、中国へいけば「郷にいれば郷に従え」の格言通りでいいわけだ、
と得心がいきました。
次回作の『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる』を楽しみにしております。
月末に上海へ行きますので、また機内で読むことになりそうです。
(TY生、大阪)
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偏西風に乗って支那&南鮮の放射能が飛来するわけです。
支那は実は地震の巣、南鮮はケンチャナヨ~原発、
まさにありうる危機、疫病神そのものです。