画は 鈴木 春信(すずき はるのぶ)
享保10年(1725年)? 〜 明和7年(1770年) 作
「三十六歌仙」 「源重之」です。
源 重之(みなもと の しげゆき):
生年未詳 - 長保2年(1000年)頃 ? 平安時代中期の歌人。
小倉百人一首:第48番
風をいたみ 岩うつ波の 己のみ
くだけて物を 思ふころかな
☆曇。
朝夕めっきり涼しくなってきました、短い夏も終わりのようです。
まずは、ロシア三題、
◆http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_15/roshia-toruko-keizai/
ロシアの声 15日 8月 2014,
◎ロシア・トルコ、食料品の統一電子認証システム創設へ
ロシアとトルコは食料品の統一電子認証システムを創設し、
獣医学的ないし植物・衛生学的検査に利用する。
アンカラで今週行われた二国間協議で合意が得られた。金曜、
ロスセリホズナドゾル(連邦農業監督庁)が発表した。
特に畜産品の統一認証システムに期待がかかる。
これが稼働すれば今後リアルタイムで対象品の移動が追跡でき、
安全性の飛躍的向上が期待できる。
また、9月15日から、トルコの複数の供給者にロシア市場を開放することも決められた。
トルコは魚・肉製品、獣畜産品、牛乳および乳製品、大小有角獣の肉および肉製品、
植物、穀類等の業者のリストを作成中とのこと。
byインターファクス
◆http://rockway.blog.shinobi.jp/
ROCKWAY EXPRESS
◎ロシアの食糧輸入禁止はヨーロッパにとっては「壊滅的」
◆8月14日
MH17便を撃墜したのはウクライナ軍であることが明白になりつつあるにも関わらず、
親ロシア派の仕業という印象が世界に定着し、
またその親ロシア派を支援しているロシアとプーチンに対する非難が継続しているため、
ヨーロッパ側はロシアに対する新たな制裁を発動したので、
ロシアも対抗措置として食糧輸入禁止措置を導入した。
ヨーロッパが生産する果物や野菜の多くがロシアへ輸出されてきたが、
ここにきてロシアが輸入禁止を発動したので、
行き場を失ったそれらの食糧品価格が下落して、それが壊滅的なことになりそうだと
懸念を表明しだしている。
ロシア側とすればヨーロッパから輸入していたそれらの食糧は
トルコや南米諸国から輸入すればよい、という事で痛くも痒くも無い。
この際ヨーロッパ連合は愚かなことは止めて、ブラックボックスの中味を正直に公表し、
マレーシア航空MH17便を撃墜したのは、ウクライナ軍である、
ないしはウクライナ軍である可能性が一番高いと発表すれば、
事態は変わり、ロシアとの関係も改善されていくはずであり、
ロシアの食糧輸入禁止措置は解除されるであろう。
もういい加減、ロシアを敵対視し追い詰め、制圧することで地球を支配しよう
という野望は捨てるべきだ。 ヨーロッパ人もアメリカ人も目覚めるべきだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
●ロシアの食糧輸入禁止はヨーロッパにとっては「壊滅的」
http://en.ria.ru/analysis/20140813/191954952/
Russian-EU-Food-Import-Ban-Catastrophe-for-Europe.html
【8月12日 RIA Novosti】
ロシアのヨーロッパ連合かのら食糧輸入禁止措置は、
ヨーロッパ側の経済制裁に対する対抗措置として実施されたものであるが、
これはヨーロッパ全体にとって壊滅的なものになりそうだ、
とオーストリア造園業組合のコーディネーターが12日語った。
「ロシアの輸入禁止はヨーロッパ全体にとって壊滅的だ」と、ルパート・グソルスが、
12日発行のオーストリア紙のザルツブルゲール・ナハリヒテン紙の中の記事で語ったという。
グソルスは果物の年間平均価格はキロ20セントは下落するだろうと心配している。
昨年はキロ40セントの利益が出ていた。この新聞によれば、
果物生産はキロ当たり35セントの利益が出る場合にのみ投資が可能だという。
今年は、ヨーロッパのリンゴの生産は1200万トンに達する見込みである。
昨年は1000から1100万トンであった。
ヨーロッパのリンゴの内300万トン以上はポーランドが生産する。
その内70万トンがロシアへ輸出されていた。
ザルツブルゲール・ナハリヒテン紙は、ロシアは果物と野菜の殆どを
トルコから輸入するであろうと指摘している。
また「ブラジルもチャンスがある」と書いている。
8月7日、ロシアはヨーロッパ連合とアメリカ、
オーストラリア、ノルウェーからの食糧輸入禁止をきめた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆http://my.shadowcity.jp/2014/08/post-5435.html
ネットゲリラ (2014年8月15日)
◎アメ 「おまえら、ロシアと仲良くすんじゃねーよ」
より抜粋、
北方領土なんだが、ロシア側には意外な弱みがあって、というのも、
南樺太と千島列島なんだが、国際法上は、「無主の地」なのだ。
かつては日本の領土だったが、敗戦で放棄。
それ以来、無主の地というのが、国際法上の道理です。
ロシアが、勝手に自分の版図に組み入れたんだが、それを他の国が正式に認めた事はない。
誰も文句を言わないので、そのままになっているだけw
まぁ、ここで言う「誰も」というのは、アメリカである事は言うまでもないがw
☆http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014081400143
時事通信 2014/08/14
◎北方領土、日本に主権=米国務省
【ワシントン時事】
米国務省のハーフ副報道官は13日の記者会見で、
ロシアが北方領土で軍事演習を行ったことに関し
「米国はこれらの島々に対する日本の主権を認めている」と述べ、
日本の領有を支持する従来の立場を改めて強調した。
記者団が演習そのものへの見解をただしたのに対しては、
「それ以上は(応答要領を)持ち合わせていない」としてコメントしなかった。
なので、そこんとこを日本が正式に認めるならば、
ロシアとしては北方四島を返還してもメリットがある。将来に渡って、
南樺太と千島列島の所有権を確保できるからだ。
もっとも、そうなるとアメリカとしてはパワーバランスが崩れる事にもなり兼ねないので、
できれば曖昧なままで日露を対立させておきたい。
アメリカとロシアは、みんな意外に気がついてないんだが、隣国です。
境界にはグレーゾーンを作っておきたい。
アメリカにとっても、千島列島にロシアの巨大ミサイル基地とか作られちゃたまんないもんねw
-----------------------
炉助と喧嘩してるから嫌がらせだろ
普段は知らんぷりの癖に
-----------------------
今更何言ってんだ!
北方領土問題はお前らアメリカが作り出したんじゃないか!
>同年8月19日にダレスは、日本の重光葵外相とロンドン会談を行い、
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・フォスター・ダレス
>重光に対して北方領土の択捉島、国後島の領有権をソ連に対し主張するよう強く要求し、
>二島返還での妥結をするならば、沖縄の返還は無いと指摘して、
>日本側の対ソ和平工作に圧力を加え、10月の日ソ共同宣言で北方領土は返還されなかった。
-----------------------
今のところ、ロシアも千島列島には大きな軍事施設も作らないし、そもそも大きな開発もしない。
モスクワから見りゃ地の果てなので、割とどうでもいいわけです。
ウクライナで揉めているのに、これ以上、反対側の東で揉めたくないだろうしw
そら、アメリカとしても同じだろう。なので、
ロシアが日本に北方四島返還するだけでもパワーバランスが変わるので、
出来るだけ邪魔して先延ばしにさせたい。なかなか難しいね。
-----------------------
旧日本軍が最後の交戦して北海道を守ってくれた。占守島の戦い(しゅむしゅとうのたたかい)
関東軍とかいうクソは民間人を置いてきぼりにして満州から逃げた。
-----------------------
北方領土より重大なことを多くの日本人は知らない現実
日本政府は南樺太と千島列島はサンフランシスコ講和条約により日本が放棄したが、
旧ソ連はこの条約に調印をしていなかったため無効とし
国際法上の領有権はロシア連邦では無いとしています。
教科書の歴史だけで歴史を学んだと思い込んでいる馬鹿が多すぎる。
-----------------------
↑そもそも露視点でも ヤルタ会談で日本に所有権認めて置いて
ヤルタ会談破棄しないで サンフランシスコ講和条約にサインしてないから
所有権日本のままじゃないとおかしいんだが
-----------------------
もともとルーズベルトがソ連に参戦けしかけたのが原因なんだけども
-----------------------
日米同盟破棄してロシアと軍事同盟結べばすぐ返ってくるだろ
おまけで千島列島全部くれたうえに樺太も共同統治領になる
-----------------------
ロシアは、人口が少ない。アメリカの半分だ。
国土がいくら広くても、半分はシベリアです。寒くて暮らせないw
オトコはみんなアル中ですw みんな若死にw 人口は絶賛激減中w
プーチンが必死に立て直しているが、その基本は変わらない。
とはいえ、アメリカのライバルとして育ってきた国なので、
祖国防衛の軍事力だけはいまだ保持している。
アメリカとしてもシベリア出兵はしたくなかろうw
-----------------------
アメ公はいつもの二枚舌だな。
ロシアから北方領土買い取る話が出ると横から邪魔するくせに。
日本とロシアが仲いいと都合悪いんだろ。
米国債無理やり買わせるためにな。
-----------------------
ロシアが実効支配してる国後・択捉には日本の主権を認めながら
沖縄の一部として27年間占領支配し日本に返還した
尖閣諸島の主権は認めないアメリカってふざけ過ぎだろw
-----------------------
アメリカの民主党は中国が大好きです
共和党にろくな候補はいません
次は日本大嫌いのヒラリーです
日本は滅亡です
-----------------------
あとは、この陽動作戦に日本とロシアの政治家がどれだけふりまわされずに
粛々と未来を見据えた交渉ができるか、それだけなんだが、
売国自民党では期待できそうもありませんねw
↑
「シベリア抑留」につき、既報だと思うが、
☆http://kokoroniseiun.seesaa.net/article/262173030.html
2012年04月04日
◎『瀬島龍三と宅見勝「てんのうはん」の守り人』を推す(1/3)
より抜粋、
瀬島龍三は、巷間、捕虜のシベリア抑留の責任者であったと非難される。
ソ連が天皇を東京裁判にかけようとするのを阻止するために、
100万人とも言われる捕虜を天皇免責と交換に差し出したとされるのだが、
実はもっと酷い話であったことも、この本で初めて知った。
昭和45年8月22日に内閣が終戦処理会議を設置した。
このとき「在外邦人は現地にて共存」という決定をしている。
すなわち帰国させないと決定したのだ。
東久邇宮稔彦が総理であり、重光葵、近衛文麿、米内光政、
梅津美治郎、緒方竹虎、吉田茂らが関与した。
内閣は白洲次郎を使ってGHQと折衝させた。
在外邦人は満州や中国、朝鮮に定着させよ、置き去りにせよ、という方針であった。
まさに「許しがたい行為」である。
そしてヒロヒトは8月31日に閣議決定を許可している。
彼らは一部の軍人だけの復員を考え、
当時300万人は居たとされる在外の一般人や兵士を斬り捨てたのであった。
瀬島もシベリアに11年間抑留された(優遇されたようだが)から、
「斬り捨て御免になった天皇の赤子の一人」だと鬼塚氏は説く。
「敗戦国日本にあって、斬り捨て御免とされた天皇の赤子たちを救ったのは、
天皇の御心に反して立ち上がった、一般の船乗りたちだった」と鬼塚氏はしたためている。
さらに
「シベリアから帰ってきても、日本政府は彼らに補償しようとはしなかった。
瀬島はその生涯にわたって、日本国家が元シベリア抑留兵士たちに補償する必要はないと言い張った。
もし、国家が彼らに補償すれば、天皇の犯罪が問われることになるからである。
しかし、昭和天皇と瀬島龍三があの世へと旅立ってやっとのこと、
元シベリア抑留兵士たちが補償金を貰えるようになった。」
とある。
その特別給付金は、なんとたった「25万円〜150万円」でしかなかった(平成24年3月末までに請求)。
しかも国家がではなく独立行政法人が投げやろうとしたのだった。
生存している人の平均年齢が88歳であった。
「日本人よ、ソ連の横暴を説く前に、瀬島龍三の非人間的行動を説く前に、
天皇をはじめとする終戦処理会議の首相、大臣らの非人間的行動を非難せよ」
こういう事実を、売文歴史家どもはなぜ書かないのか。
鬼塚氏は秦郁彦、半藤一利、保坂正康らが「天皇無罪論」と「軍人悪人説」を展開しつづけるのを非難しているが、
そのとおりだ。 ヒロヒトに最も責任はある。
春信、二枚目、
「蝉取り」です。
今年も蝉の声無き夏です、
◆http://takedanet.com/2014/08/stap_83cc.html
武田邦彦 (平成26年8月10日)
◎STAPの悲劇を作った人たち(3) 2番目は学問より政治が好きな学者たち
☆http://takedanet.com/files/nhk_3__201408101625.mp3
先回の記事にまとめたように、理研の調査報告書ほど奇妙なものはありませんでしたが、
1)論文は複数の著者で書いていて、故笹井さんが中心になって執筆したとされているのに
小保方さんだけを研究不正の調査対象にしたこと
(筆頭著者が責任を持つというのは特定の学会の掟に過ぎない)、
2)不正とされた写真2枚はすでに調査委員会が調査を始める前に自主的に
小保方さんから提出されているのに其れに触れずに不正としたこと、
3)写真を正しいものに入れ替えても論文の結論や成立性は変わらないこと、
4)理研の規則には「悪意のないときには不正にはならない」と定めているのに
「悪意がなくても悪意とする」としたこと、などが特に奇妙でした。
そして、調査結果に対して不服があれば再調査するとしておきながら、再調査はしないとしたり、
調査委員長がSTAP論文と同じミスをしていたのに 辞任だけで研究不正とはしなかったことなど、
実に不誠実な経過をたどったのです。
しかし、その後の展開もさらに奇妙なものになったのです。
2014年5月にSTAP事件に関する理研の最終報告書がでると、
メディアは「論文の不正が確定した」と報道し、
さらに論文が取り下げられると「これですべてゼロになった」としたのです。
つまりメディアと理研で、研究者を不正として非難を展開し、
論文を取り下げざるを得ないようにし、2014年7月2日にSTAP事件は、
論文が取り下げられたことによって、
1)不正が確定し、
2)もともと何もなかったことになった。
のです。
しかし、その後、さらに社会は奇妙な方向に進みます。それは
3)STAP細胞の再現性が得られれば良い、
4)STAP論文にさらに別の不正がある、
と言い始めたのです。
この奇妙な仕掛けをした人はまだ特定できませんが、もともとこの事件はSTAP論文にあり、
その論文が取り下げられたことで「ゼロになった」としたのですから、
STAP細胞があるかどうか、つまり研究が成功したかどうかも問題ではありません。
(もちろん、「再現実験」などは科学的にあまり意味のないことで、
価値のある研究ほど論文の再現性には時間がかかりますし、
再現性があるかどうかは科学的価値とは無関係です。)
ですから、日本社会が正常なら、STAP研究は社会の目から遠く離れて、
また2013年までのように「理研内で静かに研究ができる」という環境に戻ったのです。
今頃、笹井さんも小保方さんも通常の生活に帰り、
理研かあるいは別の場所で研究を続けていたでしょう。
小保方さんは研究は順調で、論文にケアレスミスはあったけれど、
ウソやダマシはないと言っていましたし、笹井さんも記者会見や取材で
「自分のチェックが甘く論文に欠陥があったことは責任があるが、研究は順調だ。
論文に示された4本のビデオからも研究が有望であることがわかる」
ということを言っておられました。
ところが、この経過の中で再び火の手が上がったのです。それが、若山さん、
メディアの登場していた研究不正に関する専門家と言われる人たち、
そして分子生物学会を中心とする学者や日本学術会議でした。
私はメディアに登場する専門家の方の論文を調べてみましたが、
暗闇の中で苦しく創造的な研究の経験のある人 はおられませんでした。
その中で、若山さんは何が目的であったかはっきりしませんが、
共同研究者でなければわからないような日常的で小さなことを何回かにわたって
メディアに暴露を繰り返しました。
特に「マウスが違っていた」とか、
「小保方さんがポケットにマウスを入れて研究室に入ることができる」など、
研究内容より人格攻撃と思われることを言われたのにはびっくりしました。
私は研究者が身内をかばう方が良いと言っているのではなく、犯罪も被害者もなく、
論文も取り下げたのですから、研究の内部の人だけが知っている
細かいことを言う必要がないのです。特にマウスの問題は若山さんのほうが間違っていました。
次に、研究不正の専門家ですが、理研内部の人、
東大東工大グループと称する匿名の人、京都大学の人、それに医学部出身者を中心にして、
きわめて厳しいコメントが続きました。
すでに理研の調査が終わり、「不正が確定した」とし(わたしはそう思わないが)、
論文が取り下げられ、もしくは取り下げの手続きが進んでいるのですから、
その論文の欠陥をさらに追及したところでまったく意味がありません。
また、論文を執筆したのは最初は小保方さんと錯覚されていましたが、
すでに3月ごろには笹井さんが中心になって書き直したことがわかっていましたし、
若山さんの力では論文が通らないので、笹井さんの知識をもって論文をまとめた
こともわかっていたのです。
研究不正の専門家は研究不正という点では知識があると思いますが、
研究そのものについてははるかに笹井さんのほうが力があると考えられますから、
普通の学者なら「私より力のある人が書いたものだから」と遠慮するのが普通です。
それに加えて分子生物学会が学会としての声明を出しました。
3月11日の理事長声明をはじめとして、7月4日の第3次声明が続き、
論文が撤回された後も、「不正の追及」をするように理研に求めました。
この声明に答えて、学会幹部も声明を出しました。
たとえば大阪大学教授が理事長声明を支持することを社会に向かって表明し、
「STAP論文はネッシーだ」という趣旨の発言もあったと伝えられています。
学問というのは「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」というような不合理を排するものですし、
STAP論文で指摘されているのは(ネットの匿名を除いて)、
「写真2枚のミスと1枚の加工」だけであり、
「その裏に理研の腐敗体質がある」かどうかは不明なのです。
理事長声明はSTAP論文に関する研究に大きな不正があったとして、
理研にその返答を求めていますが、
学会が伝聞によってある特定の研究者や研究機関を批判するのは、好ましくないことです。
学会は学問的に間違っていることを明らかにすることはその役目の一つですが、
組織の運営や研究者個人の人生にも活動を及ぼすものではありません。
普通なら笹井さん、若山さん、小保方さんの発表を聞きに行って、
自分が疑問に思うことを質問するとか、学会単位なら、研究者を丁寧に研究会にお呼びして、
ご足労をお詫びし、疑問点を質問するということをします。
このような活動は「学者は学問的なことに興味がある人」だからで、
「運営、管理、虚偽などには興味がなく、
また自分の研究時間を犠牲にしてそんなものに関係する時間も惜しい」のが普通です。
私は、ネットの人、理研内部の人、研究不正の専門家という人たち、
それに分子生物学会の学者の方は学問には興味がなく、
管理運営などにご興味があるということなら、学会から去っていただき、
別の仕事をされたらよいと思うのです。
学問は比較的簡単で、人を批判しなくても自分でよい仕事をすれば、
みんなは評価してくれるからです。
「学者なのに いやに政治家のようだな。 自然より人間に興味があるのかな?」
というのが私の感想です。
この人たちがSTAPの悲劇に加担することになりました。
春信、三枚目、
「茶摘み」です。
既報ですが、
◆http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2014/05/1812.html
自然の摂理から環境を考える 2014-05-01
◎【GW特別企画】るいネット秀作紹介3
「千島学説との関連性は? 鳥取大、癌は容易に正常細胞へ変換できることを発見」
より抜粋、
医療業界で最も注目されている研究テーマの一つである再生医療。
再生医療では
「胎児期にしか形成されない人体の組織が欠損した場合に
その機能を回復する」ことを目的としていますが、
手法としてクローン技術、臓器培養、iPS細胞、
そして最近注目されているSTAP細胞などが存在します。
STAP細胞はニュースでも取り上げられ、
その真偽は今だにはっきりしていませんが、
「生物は外圧適応態である」という原理を通して見ると
至極真っ当な発想に基いた仮説であるということができます。
STAP細胞は、「細胞外刺激による細胞ストレス」によって、
短期間に効率よく万能細胞を作成する方法ですが、
全ての細胞は細胞が飢餓状態になったら各細胞から赤血球へと逆戻りする
という千島学説と類似性があります。
千島学説によれば、赤血球がすべての細胞の起源であり、
条件により分化も後戻りもする。
それは、正常細胞が血液の汚染で癌細胞と化し、食事療法などで血液を正常化すると
癌細胞も正常細胞に戻るというものです。
実際この方法で癌が治った事例は数多く存在するし、
最近の癌の自然療法は、意識しているかどうかは別にして、
殆どこの理論が下敷きになっています。
千島学説を根拠付ける、
「癌が容易に正常細胞や良性細胞へ変換できることが発見された」
という記事を紹介します。
☆http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=288306
るいネット 14/03/14
◎千島学説との関連性は? 鳥取大、癌は容易に正常細胞へ変換できることを発見
(中略)
■まとめ
?悪性腫瘍と言われるがん細胞も外部環境が変化すれば、正常化する。
?正常化するにはマイクロRNAの作動状況や 作動しやすい環境を追求する必要がある。
?体内を循環している血液についての理解を深めることで、
がんに対する根本的な予防or治療対策が可能となる。
ご参照あれ!
↑
やはり、「STAP細胞」は有望なのでは?
享保10年(1725年)? 〜 明和7年(1770年) 作
「三十六歌仙」 「源重之」です。
源 重之(みなもと の しげゆき):
生年未詳 - 長保2年(1000年)頃 ? 平安時代中期の歌人。
小倉百人一首:第48番
風をいたみ 岩うつ波の 己のみ
くだけて物を 思ふころかな
☆曇。
朝夕めっきり涼しくなってきました、短い夏も終わりのようです。
まずは、ロシア三題、
◆http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_15/roshia-toruko-keizai/
ロシアの声 15日 8月 2014,
◎ロシア・トルコ、食料品の統一電子認証システム創設へ
ロシアとトルコは食料品の統一電子認証システムを創設し、
獣医学的ないし植物・衛生学的検査に利用する。
アンカラで今週行われた二国間協議で合意が得られた。金曜、
ロスセリホズナドゾル(連邦農業監督庁)が発表した。
特に畜産品の統一認証システムに期待がかかる。
これが稼働すれば今後リアルタイムで対象品の移動が追跡でき、
安全性の飛躍的向上が期待できる。
また、9月15日から、トルコの複数の供給者にロシア市場を開放することも決められた。
トルコは魚・肉製品、獣畜産品、牛乳および乳製品、大小有角獣の肉および肉製品、
植物、穀類等の業者のリストを作成中とのこと。
byインターファクス
◆http://rockway.blog.shinobi.jp/
ROCKWAY EXPRESS
◎ロシアの食糧輸入禁止はヨーロッパにとっては「壊滅的」
◆8月14日
MH17便を撃墜したのはウクライナ軍であることが明白になりつつあるにも関わらず、
親ロシア派の仕業という印象が世界に定着し、
またその親ロシア派を支援しているロシアとプーチンに対する非難が継続しているため、
ヨーロッパ側はロシアに対する新たな制裁を発動したので、
ロシアも対抗措置として食糧輸入禁止措置を導入した。
ヨーロッパが生産する果物や野菜の多くがロシアへ輸出されてきたが、
ここにきてロシアが輸入禁止を発動したので、
行き場を失ったそれらの食糧品価格が下落して、それが壊滅的なことになりそうだと
懸念を表明しだしている。
ロシア側とすればヨーロッパから輸入していたそれらの食糧は
トルコや南米諸国から輸入すればよい、という事で痛くも痒くも無い。
この際ヨーロッパ連合は愚かなことは止めて、ブラックボックスの中味を正直に公表し、
マレーシア航空MH17便を撃墜したのは、ウクライナ軍である、
ないしはウクライナ軍である可能性が一番高いと発表すれば、
事態は変わり、ロシアとの関係も改善されていくはずであり、
ロシアの食糧輸入禁止措置は解除されるであろう。
もういい加減、ロシアを敵対視し追い詰め、制圧することで地球を支配しよう
という野望は捨てるべきだ。 ヨーロッパ人もアメリカ人も目覚めるべきだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
●ロシアの食糧輸入禁止はヨーロッパにとっては「壊滅的」
http://en.ria.ru/analysis/20140813/191954952/
Russian-EU-Food-Import-Ban-Catastrophe-for-Europe.html
【8月12日 RIA Novosti】
ロシアのヨーロッパ連合かのら食糧輸入禁止措置は、
ヨーロッパ側の経済制裁に対する対抗措置として実施されたものであるが、
これはヨーロッパ全体にとって壊滅的なものになりそうだ、
とオーストリア造園業組合のコーディネーターが12日語った。
「ロシアの輸入禁止はヨーロッパ全体にとって壊滅的だ」と、ルパート・グソルスが、
12日発行のオーストリア紙のザルツブルゲール・ナハリヒテン紙の中の記事で語ったという。
グソルスは果物の年間平均価格はキロ20セントは下落するだろうと心配している。
昨年はキロ40セントの利益が出ていた。この新聞によれば、
果物生産はキロ当たり35セントの利益が出る場合にのみ投資が可能だという。
今年は、ヨーロッパのリンゴの生産は1200万トンに達する見込みである。
昨年は1000から1100万トンであった。
ヨーロッパのリンゴの内300万トン以上はポーランドが生産する。
その内70万トンがロシアへ輸出されていた。
ザルツブルゲール・ナハリヒテン紙は、ロシアは果物と野菜の殆どを
トルコから輸入するであろうと指摘している。
また「ブラジルもチャンスがある」と書いている。
8月7日、ロシアはヨーロッパ連合とアメリカ、
オーストラリア、ノルウェーからの食糧輸入禁止をきめた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆http://my.shadowcity.jp/2014/08/post-5435.html
ネットゲリラ (2014年8月15日)
◎アメ 「おまえら、ロシアと仲良くすんじゃねーよ」
より抜粋、
北方領土なんだが、ロシア側には意外な弱みがあって、というのも、
南樺太と千島列島なんだが、国際法上は、「無主の地」なのだ。
かつては日本の領土だったが、敗戦で放棄。
それ以来、無主の地というのが、国際法上の道理です。
ロシアが、勝手に自分の版図に組み入れたんだが、それを他の国が正式に認めた事はない。
誰も文句を言わないので、そのままになっているだけw
まぁ、ここで言う「誰も」というのは、アメリカである事は言うまでもないがw
☆http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014081400143
時事通信 2014/08/14
◎北方領土、日本に主権=米国務省
【ワシントン時事】
米国務省のハーフ副報道官は13日の記者会見で、
ロシアが北方領土で軍事演習を行ったことに関し
「米国はこれらの島々に対する日本の主権を認めている」と述べ、
日本の領有を支持する従来の立場を改めて強調した。
記者団が演習そのものへの見解をただしたのに対しては、
「それ以上は(応答要領を)持ち合わせていない」としてコメントしなかった。
なので、そこんとこを日本が正式に認めるならば、
ロシアとしては北方四島を返還してもメリットがある。将来に渡って、
南樺太と千島列島の所有権を確保できるからだ。
もっとも、そうなるとアメリカとしてはパワーバランスが崩れる事にもなり兼ねないので、
できれば曖昧なままで日露を対立させておきたい。
アメリカとロシアは、みんな意外に気がついてないんだが、隣国です。
境界にはグレーゾーンを作っておきたい。
アメリカにとっても、千島列島にロシアの巨大ミサイル基地とか作られちゃたまんないもんねw
-----------------------
炉助と喧嘩してるから嫌がらせだろ
普段は知らんぷりの癖に
-----------------------
今更何言ってんだ!
北方領土問題はお前らアメリカが作り出したんじゃないか!
>同年8月19日にダレスは、日本の重光葵外相とロンドン会談を行い、
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・フォスター・ダレス
>重光に対して北方領土の択捉島、国後島の領有権をソ連に対し主張するよう強く要求し、
>二島返還での妥結をするならば、沖縄の返還は無いと指摘して、
>日本側の対ソ和平工作に圧力を加え、10月の日ソ共同宣言で北方領土は返還されなかった。
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今のところ、ロシアも千島列島には大きな軍事施設も作らないし、そもそも大きな開発もしない。
モスクワから見りゃ地の果てなので、割とどうでもいいわけです。
ウクライナで揉めているのに、これ以上、反対側の東で揉めたくないだろうしw
そら、アメリカとしても同じだろう。なので、
ロシアが日本に北方四島返還するだけでもパワーバランスが変わるので、
出来るだけ邪魔して先延ばしにさせたい。なかなか難しいね。
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旧日本軍が最後の交戦して北海道を守ってくれた。占守島の戦い(しゅむしゅとうのたたかい)
関東軍とかいうクソは民間人を置いてきぼりにして満州から逃げた。
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北方領土より重大なことを多くの日本人は知らない現実
日本政府は南樺太と千島列島はサンフランシスコ講和条約により日本が放棄したが、
旧ソ連はこの条約に調印をしていなかったため無効とし
国際法上の領有権はロシア連邦では無いとしています。
教科書の歴史だけで歴史を学んだと思い込んでいる馬鹿が多すぎる。
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↑そもそも露視点でも ヤルタ会談で日本に所有権認めて置いて
ヤルタ会談破棄しないで サンフランシスコ講和条約にサインしてないから
所有権日本のままじゃないとおかしいんだが
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もともとルーズベルトがソ連に参戦けしかけたのが原因なんだけども
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日米同盟破棄してロシアと軍事同盟結べばすぐ返ってくるだろ
おまけで千島列島全部くれたうえに樺太も共同統治領になる
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ロシアは、人口が少ない。アメリカの半分だ。
国土がいくら広くても、半分はシベリアです。寒くて暮らせないw
オトコはみんなアル中ですw みんな若死にw 人口は絶賛激減中w
プーチンが必死に立て直しているが、その基本は変わらない。
とはいえ、アメリカのライバルとして育ってきた国なので、
祖国防衛の軍事力だけはいまだ保持している。
アメリカとしてもシベリア出兵はしたくなかろうw
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アメ公はいつもの二枚舌だな。
ロシアから北方領土買い取る話が出ると横から邪魔するくせに。
日本とロシアが仲いいと都合悪いんだろ。
米国債無理やり買わせるためにな。
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ロシアが実効支配してる国後・択捉には日本の主権を認めながら
沖縄の一部として27年間占領支配し日本に返還した
尖閣諸島の主権は認めないアメリカってふざけ過ぎだろw
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アメリカの民主党は中国が大好きです
共和党にろくな候補はいません
次は日本大嫌いのヒラリーです
日本は滅亡です
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あとは、この陽動作戦に日本とロシアの政治家がどれだけふりまわされずに
粛々と未来を見据えた交渉ができるか、それだけなんだが、
売国自民党では期待できそうもありませんねw
↑
「シベリア抑留」につき、既報だと思うが、
☆http://kokoroniseiun.seesaa.net/article/262173030.html
2012年04月04日
◎『瀬島龍三と宅見勝「てんのうはん」の守り人』を推す(1/3)
より抜粋、
瀬島龍三は、巷間、捕虜のシベリア抑留の責任者であったと非難される。
ソ連が天皇を東京裁判にかけようとするのを阻止するために、
100万人とも言われる捕虜を天皇免責と交換に差し出したとされるのだが、
実はもっと酷い話であったことも、この本で初めて知った。
昭和45年8月22日に内閣が終戦処理会議を設置した。
このとき「在外邦人は現地にて共存」という決定をしている。
すなわち帰国させないと決定したのだ。
東久邇宮稔彦が総理であり、重光葵、近衛文麿、米内光政、
梅津美治郎、緒方竹虎、吉田茂らが関与した。
内閣は白洲次郎を使ってGHQと折衝させた。
在外邦人は満州や中国、朝鮮に定着させよ、置き去りにせよ、という方針であった。
まさに「許しがたい行為」である。
そしてヒロヒトは8月31日に閣議決定を許可している。
彼らは一部の軍人だけの復員を考え、
当時300万人は居たとされる在外の一般人や兵士を斬り捨てたのであった。
瀬島もシベリアに11年間抑留された(優遇されたようだが)から、
「斬り捨て御免になった天皇の赤子の一人」だと鬼塚氏は説く。
「敗戦国日本にあって、斬り捨て御免とされた天皇の赤子たちを救ったのは、
天皇の御心に反して立ち上がった、一般の船乗りたちだった」と鬼塚氏はしたためている。
さらに
「シベリアから帰ってきても、日本政府は彼らに補償しようとはしなかった。
瀬島はその生涯にわたって、日本国家が元シベリア抑留兵士たちに補償する必要はないと言い張った。
もし、国家が彼らに補償すれば、天皇の犯罪が問われることになるからである。
しかし、昭和天皇と瀬島龍三があの世へと旅立ってやっとのこと、
元シベリア抑留兵士たちが補償金を貰えるようになった。」
とある。
その特別給付金は、なんとたった「25万円〜150万円」でしかなかった(平成24年3月末までに請求)。
しかも国家がではなく独立行政法人が投げやろうとしたのだった。
生存している人の平均年齢が88歳であった。
「日本人よ、ソ連の横暴を説く前に、瀬島龍三の非人間的行動を説く前に、
天皇をはじめとする終戦処理会議の首相、大臣らの非人間的行動を非難せよ」
こういう事実を、売文歴史家どもはなぜ書かないのか。
鬼塚氏は秦郁彦、半藤一利、保坂正康らが「天皇無罪論」と「軍人悪人説」を展開しつづけるのを非難しているが、
そのとおりだ。 ヒロヒトに最も責任はある。
春信、二枚目、
「蝉取り」です。
今年も蝉の声無き夏です、
◆http://takedanet.com/2014/08/stap_83cc.html
武田邦彦 (平成26年8月10日)
◎STAPの悲劇を作った人たち(3) 2番目は学問より政治が好きな学者たち
☆http://takedanet.com/files/nhk_3__201408101625.mp3
先回の記事にまとめたように、理研の調査報告書ほど奇妙なものはありませんでしたが、
1)論文は複数の著者で書いていて、故笹井さんが中心になって執筆したとされているのに
小保方さんだけを研究不正の調査対象にしたこと
(筆頭著者が責任を持つというのは特定の学会の掟に過ぎない)、
2)不正とされた写真2枚はすでに調査委員会が調査を始める前に自主的に
小保方さんから提出されているのに其れに触れずに不正としたこと、
3)写真を正しいものに入れ替えても論文の結論や成立性は変わらないこと、
4)理研の規則には「悪意のないときには不正にはならない」と定めているのに
「悪意がなくても悪意とする」としたこと、などが特に奇妙でした。
そして、調査結果に対して不服があれば再調査するとしておきながら、再調査はしないとしたり、
調査委員長がSTAP論文と同じミスをしていたのに 辞任だけで研究不正とはしなかったことなど、
実に不誠実な経過をたどったのです。
しかし、その後の展開もさらに奇妙なものになったのです。
2014年5月にSTAP事件に関する理研の最終報告書がでると、
メディアは「論文の不正が確定した」と報道し、
さらに論文が取り下げられると「これですべてゼロになった」としたのです。
つまりメディアと理研で、研究者を不正として非難を展開し、
論文を取り下げざるを得ないようにし、2014年7月2日にSTAP事件は、
論文が取り下げられたことによって、
1)不正が確定し、
2)もともと何もなかったことになった。
のです。
しかし、その後、さらに社会は奇妙な方向に進みます。それは
3)STAP細胞の再現性が得られれば良い、
4)STAP論文にさらに別の不正がある、
と言い始めたのです。
この奇妙な仕掛けをした人はまだ特定できませんが、もともとこの事件はSTAP論文にあり、
その論文が取り下げられたことで「ゼロになった」としたのですから、
STAP細胞があるかどうか、つまり研究が成功したかどうかも問題ではありません。
(もちろん、「再現実験」などは科学的にあまり意味のないことで、
価値のある研究ほど論文の再現性には時間がかかりますし、
再現性があるかどうかは科学的価値とは無関係です。)
ですから、日本社会が正常なら、STAP研究は社会の目から遠く離れて、
また2013年までのように「理研内で静かに研究ができる」という環境に戻ったのです。
今頃、笹井さんも小保方さんも通常の生活に帰り、
理研かあるいは別の場所で研究を続けていたでしょう。
小保方さんは研究は順調で、論文にケアレスミスはあったけれど、
ウソやダマシはないと言っていましたし、笹井さんも記者会見や取材で
「自分のチェックが甘く論文に欠陥があったことは責任があるが、研究は順調だ。
論文に示された4本のビデオからも研究が有望であることがわかる」
ということを言っておられました。
ところが、この経過の中で再び火の手が上がったのです。それが、若山さん、
メディアの登場していた研究不正に関する専門家と言われる人たち、
そして分子生物学会を中心とする学者や日本学術会議でした。
私はメディアに登場する専門家の方の論文を調べてみましたが、
暗闇の中で苦しく創造的な研究の経験のある人 はおられませんでした。
その中で、若山さんは何が目的であったかはっきりしませんが、
共同研究者でなければわからないような日常的で小さなことを何回かにわたって
メディアに暴露を繰り返しました。
特に「マウスが違っていた」とか、
「小保方さんがポケットにマウスを入れて研究室に入ることができる」など、
研究内容より人格攻撃と思われることを言われたのにはびっくりしました。
私は研究者が身内をかばう方が良いと言っているのではなく、犯罪も被害者もなく、
論文も取り下げたのですから、研究の内部の人だけが知っている
細かいことを言う必要がないのです。特にマウスの問題は若山さんのほうが間違っていました。
次に、研究不正の専門家ですが、理研内部の人、
東大東工大グループと称する匿名の人、京都大学の人、それに医学部出身者を中心にして、
きわめて厳しいコメントが続きました。
すでに理研の調査が終わり、「不正が確定した」とし(わたしはそう思わないが)、
論文が取り下げられ、もしくは取り下げの手続きが進んでいるのですから、
その論文の欠陥をさらに追及したところでまったく意味がありません。
また、論文を執筆したのは最初は小保方さんと錯覚されていましたが、
すでに3月ごろには笹井さんが中心になって書き直したことがわかっていましたし、
若山さんの力では論文が通らないので、笹井さんの知識をもって論文をまとめた
こともわかっていたのです。
研究不正の専門家は研究不正という点では知識があると思いますが、
研究そのものについてははるかに笹井さんのほうが力があると考えられますから、
普通の学者なら「私より力のある人が書いたものだから」と遠慮するのが普通です。
それに加えて分子生物学会が学会としての声明を出しました。
3月11日の理事長声明をはじめとして、7月4日の第3次声明が続き、
論文が撤回された後も、「不正の追及」をするように理研に求めました。
この声明に答えて、学会幹部も声明を出しました。
たとえば大阪大学教授が理事長声明を支持することを社会に向かって表明し、
「STAP論文はネッシーだ」という趣旨の発言もあったと伝えられています。
学問というのは「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」というような不合理を排するものですし、
STAP論文で指摘されているのは(ネットの匿名を除いて)、
「写真2枚のミスと1枚の加工」だけであり、
「その裏に理研の腐敗体質がある」かどうかは不明なのです。
理事長声明はSTAP論文に関する研究に大きな不正があったとして、
理研にその返答を求めていますが、
学会が伝聞によってある特定の研究者や研究機関を批判するのは、好ましくないことです。
学会は学問的に間違っていることを明らかにすることはその役目の一つですが、
組織の運営や研究者個人の人生にも活動を及ぼすものではありません。
普通なら笹井さん、若山さん、小保方さんの発表を聞きに行って、
自分が疑問に思うことを質問するとか、学会単位なら、研究者を丁寧に研究会にお呼びして、
ご足労をお詫びし、疑問点を質問するということをします。
このような活動は「学者は学問的なことに興味がある人」だからで、
「運営、管理、虚偽などには興味がなく、
また自分の研究時間を犠牲にしてそんなものに関係する時間も惜しい」のが普通です。
私は、ネットの人、理研内部の人、研究不正の専門家という人たち、
それに分子生物学会の学者の方は学問には興味がなく、
管理運営などにご興味があるということなら、学会から去っていただき、
別の仕事をされたらよいと思うのです。
学問は比較的簡単で、人を批判しなくても自分でよい仕事をすれば、
みんなは評価してくれるからです。
「学者なのに いやに政治家のようだな。 自然より人間に興味があるのかな?」
というのが私の感想です。
この人たちがSTAPの悲劇に加担することになりました。
春信、三枚目、
「茶摘み」です。
既報ですが、
◆http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2014/05/1812.html
自然の摂理から環境を考える 2014-05-01
◎【GW特別企画】るいネット秀作紹介3
「千島学説との関連性は? 鳥取大、癌は容易に正常細胞へ変換できることを発見」
より抜粋、
医療業界で最も注目されている研究テーマの一つである再生医療。
再生医療では
「胎児期にしか形成されない人体の組織が欠損した場合に
その機能を回復する」ことを目的としていますが、
手法としてクローン技術、臓器培養、iPS細胞、
そして最近注目されているSTAP細胞などが存在します。
STAP細胞はニュースでも取り上げられ、
その真偽は今だにはっきりしていませんが、
「生物は外圧適応態である」という原理を通して見ると
至極真っ当な発想に基いた仮説であるということができます。
STAP細胞は、「細胞外刺激による細胞ストレス」によって、
短期間に効率よく万能細胞を作成する方法ですが、
全ての細胞は細胞が飢餓状態になったら各細胞から赤血球へと逆戻りする
という千島学説と類似性があります。
千島学説によれば、赤血球がすべての細胞の起源であり、
条件により分化も後戻りもする。
それは、正常細胞が血液の汚染で癌細胞と化し、食事療法などで血液を正常化すると
癌細胞も正常細胞に戻るというものです。
実際この方法で癌が治った事例は数多く存在するし、
最近の癌の自然療法は、意識しているかどうかは別にして、
殆どこの理論が下敷きになっています。
千島学説を根拠付ける、
「癌が容易に正常細胞や良性細胞へ変換できることが発見された」
という記事を紹介します。
☆http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=288306
るいネット 14/03/14
◎千島学説との関連性は? 鳥取大、癌は容易に正常細胞へ変換できることを発見
(中略)
■まとめ
?悪性腫瘍と言われるがん細胞も外部環境が変化すれば、正常化する。
?正常化するにはマイクロRNAの作動状況や 作動しやすい環境を追求する必要がある。
?体内を循環している血液についての理解を深めることで、
がんに対する根本的な予防or治療対策が可能となる。
ご参照あれ!
↑
やはり、「STAP細胞」は有望なのでは?