画は ポール デルヴォー Paul Delvaux
1897年 ~ 1994年
ベルギー生まれの画家。
静寂さの中に 幻想的な世界が広がる その作風によって、
「幻想 画家」という形容もなされる。
「鉄道 オタク」でもあるw 作
「Filles au bord de l'eau 水際の女 1966」です。
☆雨模様。
長期予報によると 9月初めは 猛暑になる? とか。
潮目が 変わった、
◆https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/12489
長周新聞 2019年7月24日
◎記者座談会 れいわ新選組が こじあけた扉
反撃の 狼煙(のろし)は 上がった
☆次の衆院選に向け動き出す
参院選が終わり「自公過半数」として政治構造には
何ら変化がなかったかのような澄ました空気のなかで、
またぞろ安倍政府が 「次は 改憲」などといい始めている。
今回の選挙は れいわ新選組の台頭が物語っているように、
旧態依然とした政治構造に風穴があき、潮目が変わる瞬間となった
ことを強く印象付けるものとなった。
選挙結果は 何をあらわしているのか、
議席数だけでは推し量ることのできない変化について、
記者座談会で分析してみた。
A まず結果をどう評価するかだが、大手メディアを見ていると
「自公改選過半数」 「与党勝利 改選過半数」
「首相 改憲議論を加速 “審判下った”」等等、
まるで自民党が勝ったかのようなとりあげ方に終始している。
自民党としては改選議席67から当選者は57と10議席減らしている。
参議院の245議席のうち113議席へと減り、
単独過半数割れに逆戻りした。
比例票は前回16年の参院選から240万票減。
全有権者に占める絶対得票率は16・7%。
第二次安倍政権発足後の最低だ。
これらは明らかに自民敗北といえる数字だ。
さらに公明党の瓦解状況も顕著で、
比例票は16年の前回参院選では757万票あったのが653万票と
100万票も減っている。
それで自公に維新を足しても改憲勢力として必要な3分の2(164議席)
にも達しなかったのに、なにが 「改憲議論を 加速」かだ。
安倍晋三の 精神勝利法(阿Q正伝)的思考に
引きずりこまれているかのようだ。
にわかに「国民民主が 改憲に前向きで 安倍自民党と手を握る」
という話もとり沙汰されているが、それはそれで欺瞞的な姿を
自己暴露し、次の衆院選で審判が下されるだけだ。
選挙が終われば、あとは永田町の合従連衡(がっしょうれんこう)
の論理だけで物事を動かせるというなら、
これほど 有権者や国民を愚弄した話はない。
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▼https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2019/07/
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B 立憲民主が8議席増やして改選前の24議席から32議席に増やした
のも特徴だ。そして、無所属とはいうものの野党共闘などによって
自民現職を撃破した候補者たちも 複数が当選を果たした。
滋賀県の嘉田元知事であったり、秋田県の寺田静、山形県の芳賀道也、
岩手県の横沢高徳、新潟県の打越さく良、大分県の安達澄、
沖縄県の高良鉄美などがそうで、いわゆる野党系は議席を増やした。
沖縄はさすがというか、オール沖縄の盤石な力を見せつけた。
立憲所属ながら消費税廃止を訴えた宮城県の石垣のりこ、
格闘家からの転身となった立憲の須藤元気など、
新鮮な政治家も幾人かが選挙を勝ち抜いて登場した。
今後の政治活動が注目されるのではないか。
「自公 過半数」は確かに事実ではあるが、
大手紙はこの選挙で起こった変化や特徴を覆い隠すような表現として、
主見出しやそで見出しまで含めて紙面を構成している印象だ。
極めて巧妙な形で。
▼https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2019/07/
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C 何といってもこの選挙で台風の目になったのは、
山本太郎が立ち上げたれいわ新選組だ。
街頭から地べたを這うようにして旋風を起こした。
選挙戦略としても相当にキレている印象で、
街頭演説で引きつけていく力は洗練されていた。
よく政治家は選挙を通じて街頭で鍛えられるというが、
一つ一つの言葉への反応や空気を捉え、
聴衆と向き合っていくなかであのスタイルが確立されたのだろう。
他の候補者にしても不条理な政治によって苦しんできた
各分野の当事者たちの演説は、
気持ちも含めて伝わってくるものがあった。
見事なたたかいぶりだった。街頭演説はどこでも大群衆が集まって、
他の政党には真似できないほどの動員力を誇っていた。
現場の空気からして自民党が組織動員で集めるのとは
まるで異なっていた。熱気が違うし、
「太郎 頑張れ!」の思いを持った一般の人人が、
老若男女を問わずに 演説に聴き入っていた。 みんなが本気なのだ。
四谷本部事務所には期間中、名前を記帳してビルの中で
作業をしたボランティアスタッフだけでも3700人にのぼったという。
会社帰りにサラリーマンが手伝いに来たり、
無数の人人が彼らを押し上げようと
自分にできることを通じて支えていた。
政治に期待できるものが なにもないなかで、一つの光明のように
捉えられていた。困っている国民を 幸せにするために政治がある--。
これは本来なら当たり前の話なのに、
現実には権力者や金持ちのためだけに政治が機能し、
国権の最高機関である立法府が一部の者の飼い犬に成り下がっている。
そんなのおかしいじゃないか! と 野良犬上等で声を上げ始めた。
D ネット上では注目されていたものの、それだけでは上滑りする恐さもある。
だからリアルに人と人がつながっていくことを意識していた。
公選はがきを送ったり、実際の得票につないでいく努力を重ねた結果、
立ち上げから3カ月にして国政政党としての要件を軽軽とクリアし、
次期衆院選への有利な基盤をつくった。
1議席でも2議席でもいい。 今回の選挙は とにかく分厚い壁に
穴を開けたことに意味がある。
そして次の衆院選には 100人規模を擁立し、さらにその次の参院選
など含めて本気で政権をとりに行こうと動き出している。
寄付は4億円を突破し、その後も増え続けている。
政党交付金もないゼロからの旅立ちに対して 3万人以上が
おカネを出して支え、みんなで国政政党を立ち上げるところまでいった。
すごい力だ。 山本太郎の求心力も すごいが、
本気でやろう! という要求が鬱積していたからこその 爆発力だと思う。
何らかの旗やスローガンを振り回して
「オレがすごい! みんなついてこい!」みたいなのを
いくつも見てきたが、独りよがりで誰もついていかないケースがままある。
笑えないが 右にも左にも実に多い。
自惚れと幻想の世界を彷徨って自己の承認欲求を満たし、
他者にマウントをかけて大喜びするのを生きがいにしていたが、
気付いたら年老いて、社会の片隅で少数派として身を寄せ合っていた--とか。
そうではなくて、小難しいカバチ(屁理屈)を垂れるわけでなく、
みんなに届く言葉でもって、みんなのためにたたかうんだ
という嘘偽りのない姿勢に共感があった。
誰のために政治をするのか、誰のために自分たちは行動を開始したのか--。
みんなのためなのだ。これは理屈ではなく 性根の話だ。
このれいわ新選組旋風を黙殺して 何が報道かと思う。
彼らは明らかに地殻変動を起こしていた。
その目撃者として 読者や視聴者にあるがままを伝えられない
というのは、ジャーナリズム失格でもあるが、同時に可哀想だな
という思いしかない。開票を見守っている れいわ新選組の会場にも
たくさんのメディアが来て取材していたが、
「あなたたちはなぜ報道しなかったのか」と逆質問を浴びて困っていた。
現場の記者たちに罪はないが、大手メディアは 統一司令部の指示
でもあるのかと思うほど 黙殺に徹していた。
選挙期間中は地上波、あるいは大手紙にとりあげることで
旋風に風を送ってはならないという明確な意志を持っていたようだ。
そして開票後になって恥ずかし気もなく「台風の目でしたね!」
などと声をかける。ずるい黙殺や問題のすり替えは お家芸なのだ。
C 山本太郎及びれいわ新選組の面面は なにを発信しているのか、
本紙でも丁寧に演説内容を紹介してきたので重複は避けるが、
読者のなかでも「山本太郎、いいこといってるじゃないか」
「これまであまり良い印象がなかったが、実際の演説内容を読んで
見方が変わった」という意見も多かった。
あるいは 大西つねき氏の演説も 随分注目されていた。
経済問題への関心は高いが、動画を見るだけだと
右から左に流れてしまいがち。
文字だと何度も頭を整理しながら考えられる という側面もあったようだ。
A 困難な状況に置かれた国民のために 本気でたたかう政党になるんだ
という気迫が世論を動かしていった。
その本気度が既存政党との明確な違いであったし、
他の野党の存在感が霞むほど目立っていた。
野党側からは自分たちの基盤を食われると文句が出ていたが、
れいわ新選組としてはそのような小さな枠のなかで
支持者を奪い合うというちんけな話ではなく、
「われわれは最も可能性のある
選挙に行かない5割に支持を広げに行く」という戦略だった。
そして実際に、これまで選挙に行ったことがない層も含めて
初めの一歩を動かした。
れいわ事務所に詰めていた電話対応スタッフ曰く、
「比例票はどう書いたらいいのか?」
「投票所の前まで来たのですが、どうしたらいいのですか?」
「山本太郎と書けばいいのですか?
れいわ新選組と書けばいいのですか?」など
投票の仕方を尋ねる問い合わせが相当数あったという。
つまり、選挙に行ったことがないが
行ってみようと思った人たち の反応だ。
全体としては異様なる低投票率だったなかで、どれだけの人人を
動かせたのかは未知数だが、比例で228万票、
うち山本太郎の個人得票だけでも99万票という驚異的な数字
を叩き出した。99万票を得て落選 というのもすごい話というか、
選挙制度の歪(いびつ)さを映し出してもいるが、
そのような選挙制度をあざ笑っているようにも見える。
むしろ山本太郎が自分の議席にこだわっていないところが潔い。
結果的に、本命であろう次の衆院選で再び本人自身が暴れられる。
その他の仲間とともに。そして必然的に「太郎を国会へ!」の力が
より強く動くことになる。おおいに 大暴れして欲しいと思う。
☆国民のための政治へ 選挙行かぬ 5割が鍵
D 異様な低投票率が物語っているように、5割が選挙に行かず
「無関心層」などといわれている。
政治不信がすごいことになっている。
無関心というより、政治や選挙と切り離れた分断された層
のようにも見える。この国の選挙は5割が棄権するなかで
17%の自民党(今回の選挙では16%台に突入)、
公明党をあわせても支持率24~25%の勢力が
国会の大半の議席を独占し、好き勝手する状況が続いている。
選挙に行かない5割に アクセスした政治勢力こそが
もっとも伸びしろがあり、1割でも2割でも動かしたときには
巨大な山が動く。3割の支持を得たときには、
自公政権など吹っ飛ぶ。
そして新しい政治勢力が台頭していくことができる。
この巨大な山登り? 山崩し? の端緒を切り開いて、
一歩を踏み出したところに価値がある。
参院選で示された支持基盤を2倍にも3倍にも、
いやもっとスケール大きく捉えながら 拡大していけば流れは変わる。
潮目が変わると、それまでとは真反対に激流となって動き出す。
一つの突破口をつくった意義は 大きい。
C 低投票率のおかげで国会の圧倒的議席を総なめにでき、
寝た子を起こさない選挙によって政権与党の座が確保される。
情けない話ではあるが、
一強などといいながら低投票率に味をしめている。
これは自民党の足腰がかつてなく弱まっているなかで
一つの戦法になっている。 劇場型で世論を目くらましして
票をかっさらっていくか、あるいは無風状態にして、
しれっと選挙を済ませてしまうかの二刀流をくり返している。
なぜか? それほどまでに自民党が弱体化してしまっているからだ。
しかし、そうはいっても大企業や組織の動員票で17%
(今回の選挙では16%台に突入)は かつかつ組織しており、
これをこえるものがいない限り一強は続く。
従って、今の政治構造を土台からひっくり返したいという場合、
政治勢力としては万年野党で飯を食って行ければいい
というような怠慢では話にならず、選挙に行かない5割とつながって
いくことにしか未来はない。
そこに遠慮や忖度なしで思い切り挑戦し始めている。
つまり、まだまだ伸びしろがある ということだ。
A 自公に対抗して結集軸として存在する政治勢力がいないなかで、
現状では野党が細細と分散して自民党が楽勝を決め込んでいる。
政権交代が起き得るような状況の選挙ではなく、
おおよその結果はこんなものだろうというのが余計にでも幻滅させ、
有権者を投票所から遠ざけている。
5割の有権者から見て、政治に期待が持てないという意識は
現実にあるわけで、それを「無関心なのがけしからん」
と敵視したところで始まらない。
期待を抱かせ、心の底から応援したいと思える政治勢力が
選択肢として存在していないのだ。
よく「野党がだらしない」と書くと怒って文句をつけてくる人
もいるが、与党がむちゃくちゃであると同時に、
野党も 馴れ合いと予定調和で出来上がっているではないか。
法案が通過する際の「私たち反対してます」アピールの茶番でも、
申し訳ないが 嘘くささしか感じないし、学芸会みたいなものだ。
そのように本気でないことが見透かされている。
投げ与えられた議会制民主主義は既に壊死している。
れいわ新選組の台頭は、そこを乗りこえて「本気でたたかう」
ことへの共感が大きい ことを示しているのではないか。
B 民主党が 大裏切りをして下野し、野田が自爆解散によって
大政奉還して第二次安倍政府が6年続いた。
民主党になろうが自民党になろうが、どの政党が与党になっても
財界とアメリカの犬 みたいな政治が実行され、
原発政策、TPP、米軍基地問題、消費税増税など
どれをとっても国民が苦しむ方向で事が動いていく。
売国政治が止まらない。
誰のために政治が実行されているのか?
現状では誰が見ても 財界や米国のためであり、国民のためではない。
その結果、例えば21世紀のこの時代に、子ども食堂が全国で
爆発的に広まるほど、ご飯が食えない子どもたちが増え続けている。
貧困だからだ。
「北朝鮮は 核開発にお金を注ぎ込んで 国民を飢えさせている」
などというが、北の3代目ならぬこちらの3代目・安倍晋三も
大差ないではないか。トランプから武器ばかり買わされて、
この国の子どもたちは飢えている。
下関のある子ども食堂に行くと、2~3日なにも食べられずに
辛抱していて、カレーライスを3杯もおかわりする子どもがいた。
子どもたちがお腹をすかせているような状況は、
その社会を形づくってきた大人たちは 恥じないといけない話だ。
世が世であるだけに、地域で皆の力によって支え合って
生きていこうとしているが、国民を飢えさせないのは政治の責任だ。
貧困社会というが、みんなが カネがなくて貧しいのと同時に、
カネのある者の精神世界も 貧しい。
A 誰のために政治が機能しているか? 問題は単純だ。
国民生活に思いが至らない者が 国民のことなどお構いなしに
政治を司っているのだ。同じように大手メディアは
なぜ れいわ新選組を黙殺したか?
スポンサーである大企業を擁護して広告収入を得るためであり、
国民に真実を伝えるという本来の任務を放棄して、
食うために黙殺する。その取捨選択の基準はビジネスだ。
れいわ新選組のような勢力が拡大して政権奪取でもすれば、
スポンサーである大企業は困るので、
飼い主である大企業や財界の安寧が損なわれないように、
現状の政治構造が犯されないように機能する。
誰のためにメディアが機能しているか? これも単純だ。
恐らく 次の衆院選でも黙殺に徹することは間違いない。
しかし、そんなことは百も承知のうえで、
岩盤にドリルで穴を開けていくほかない。
小さな穴はあいたわけで、あとはみんなでゴリゴリこじ開けていく
感じだろうか。いずれにしても今回の選挙では
政党要件を満たした時点で勝利といえるわけで、
次の衆院選は俄然面白みを帯びてきた。
みんなして 薪をくべて炎上させていけば、
巨大な松明になって 暗闇を照らし出せるかもしれない。
B 今回のれいわ新選組のたたかいを支えるために、
実は本紙からも複数名の記者が東京に出向き、
20日間近く四谷事務所でボランティアスタッフとして参加してきた。
これは応援するとかの話ではなく、みんなにとって
自分自身のたたかいだという思いで参戦してきた。
小倉や広島での山本太郎本人の演説で本気さと気概を感じ、
これは同じ時代を生きる20~40代として
本気でいっしょにたたかわないといけない、
日本社会にとっての分水嶺だと思ったからだ。
くたびれた政治状況に渇を入れ、泥まみれで立ち上がっていく彼らに
全力で援護射撃しなければ と思ったのが動機だ。
金銭的には無理できないなか、可能な限り負担を少なくするべく
東京滞在中の住まいを世話して頂いたり、
読者の皆様からの物心両面の支援に支えられて実現できた。
この場をかりて感謝申し上げたい。
そしてより発信力を強めるよう努力もして、煽り続けていきたいと思う。
大手メディアのように大企業や権力に迎合せず、
飼い慣らされずに野良犬上等で自由に書き続けていくし、
なにより志を同じくする者としておおいに連帯して、
次の衆院選で爆発力が生み出せるよう頑張っていきたい。
あの2議席は反撃の狼煙(のろし)みたいなもので、
誰もなにも満足していない。
もっと大きい事を見据えて、挑戦は始まったばかりなのだ。
Paul Delvaux、二枚目、
「La-Vénus-endormie 眠るビーナス」です。
胡乱な反社=朝鮮・吉本、
◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-8c0d13.html
植草一秀の『知られざる真実』
2019年7月24日 (水)
◎露見した 吉本興業三大疑惑で 進退問題 焦点に
日本財政 最大の問題は、利権財政支出が巨大である ことだ。
一般会計、特別会計を合わせた 国の財政支出が
投融資を除いて 約230兆円ある。
そのうち、90兆円は国債費、90兆円は社会保障支出だ。
社会保障支出の財源の3分の1が 国費で
残りの大半は 保険料収入である。
年金、公的医療保険、介護保険の 保険料収入だ。
国債費、社会保障関係支出を除いた 約50兆円が国の政策支出だ。
そのうち、約20兆円は地方交付税交付金として
地方自治体に配分される。
この50兆円の政府支出に 無限の利権支出が含まれている。
財政改革とは、無駄な利権支出を切る ことである。
このことを、拙著『25%の人が 政治を私物化する国』(詩想社新書)
https://amzn.to/2WUhbEK
に記述した。
吉本興業の 企業としてのあり方が 問題になっている。
発端は、吉本興業所属タレントが 反社会勢力のイベントに参加して
ギャラを受領したことである。
問題が発覚した時点で、当該タレントがギャラの受領を否定し、
その後に肯定したことで 問題が大きくなった。
しかし、当該タレントは7月20日に記者会見して、
当初、虚偽を述べたことを謝罪するとともに、
問題発覚後、早期に事実を明らかにして 謝罪する会見を開催する
ことを吉本興業に強く求めたが、吉本興業によって抑止された事実
を明らかにした。
当初、虚偽の説明をした ことは正しくないが、
その後に 事実関係を明らかにし、謝罪したことで、
この件に関する疑惑は 相当程度解消した。
残される問題は、当該タレントと 反社会的勢力との関わりが
実際になかったのかどうかの 検証である。
仮に、タレントが述べたことが事実で、当該タレントと反社会勢力との
関わりがなかったのであれば、この問題に対する対応は変わらざるを得ない。
他方で、この問題との関連で 新たな重大問題が表面化した。
それは、吉本興業という 企業の問題である。
重大な問題が 三つある。
第一は、吉本興業の経営最高幹部による
パワハラ行為が存在した との疑惑である。
第二は、吉本興業の雇用契約のあり方 に関する問題である。
第三は、本問題の発端となった反社会勢力との関わりに関して、
吉本興業自体が反社会勢力との関わりを有していた疑い
が浮上したことだ。
本ブログ、メルマガで、この問題を取り上げるのは、
吉本興業が単なる一民間企業ではなく、
在京、在阪キー局を持つ 大手メディア企業の関連会社であり、
また、国が巨額の財政資金を投じている事実 があるからだ。
吉本興業が上場廃止する際、在京、在阪キー局を持つ大手メディア企業、
ヤフー、ソフトバンクグループなどが 吉本興業の株主=所有者になった。
したがって、吉本興業は 大手メディア企業の関連会社になっている。
これらの大手メディア企業はすべて上場企業であり、上場企業として、
関連会社の ガバナンス体制、ならびに コンプライアンス体制について、
責任を負っている。
その吉本興業が 上記の三つの重大問題を抱えているとすれば、
その問題をあいまいに処理することは許されない。
また、大規模な国民資金が投入されることに関して、
その是非が 徹底的に論議される必要がある。
当該タレントの記者会見において、問題となったイベントへの
参加を応諾した際、ギャラが高額であることに関して、
「亮くんに 話を聞いて認識したんですけど。 50万、100万だと。
そこで亮くんが「大丈夫かと。そんな大金払える とこは」
と入江くんに聞いたみたいで。 その時に入江くんが、
「僕がやる吉本の会社を通したイベントに
付いてくれているスポンサーなんで、そこは安心です」と。
そこで亮くんは、 「じゃあ大丈夫か」と」
と述べた。
発言に示されたイベントは2014年5月31日に開催されたもので、
主催者は 問題のフロント企業「CARISERA」ではなかったが、
「CARISERA」はこのイベントのスポンサーになっていた。
したがって、上記の記者会見での説明は 事実と大きく相違していない。
吉本興業はこのイベントに タレントを派遣しているが、
コンプライアンス上のチェックというのは、
タレントを派遣するイベントに 反社勢力の資金が入っているかどうかを
調べることが基本となる。
タレントの側においてはイベントの性格を十分に調査することが難しい
と推察され、上記のような説明を受けてイベント参加を決定したのであれば、
その決定の落ち度は 相当程度減殺されることになる。
第二の 下請け契約の問題については、
弁護士の郷原信郎氏が 詳細な問題指摘をされているので、
郷原氏の論考を 参照賜りたい。
https://bit.ly/2GprGu7
ヤフーニュースサイトを見ると、
吉本興業の大崎会長、岡本社長ならびに両者と極めて近い関係にある
松本人志氏を擁護する記事が 極めて目立つ。
ヤフーは 吉本興業出資企業であり、利害関係企業である。
このことを明かさずに、
ニュースサイトを編成していることに強い疑義が生じる。
上記「CARISERA」については、フジサンケイグループの企業が
ネット上で社長インタビューを掲載していた。
https://bit.ly/32R1fr8
当該タレントは記者会見で、
「飲んでいるときに、雑誌の名前は言えないですけど
「某ビジネス雑誌にも 登場している」と聞いていたので、
大丈夫かなとなったんだと思います。」
と述べている。
当初に嘘をついたことは問題だが、イベントに参加した経緯自体の非を
問うことは難しいのではないか。
局面は 完全に転換した。
社長、会長の 進退問題を軸に 吉本興業の経営体制をどう刷新するのか、
また、国民資金の吉本興業への投入是非が 論じられなければならない。
◆https://ameblo.jp/honji-789/entry-12497287484.html
honji-789 2019-07-24
◎野原善戦と 信濃町激震 <本澤二郎の「日本の風景」(3384)
<善正21万、ナツオ81万、公明653万>
消費税10%の大増税と 危機的な年金制度という、
政府与党にとって致命的な悪材料下での参院選を
圧勝したアベの自公連立政党は、いよいよ研ぎすました鋭い牙を、
平和国民に向かって襲い掛かるだろう。
表向き、例によってブレーキを踏むようなポーズのナツオだが、
それを信じ込むほど有権者は愚かではない。
ともあれ、沖縄から忽然と東京に飛び出してきた三色旗の野原善正が、
21万という大量の得票を得たことに、
自民党本部職員・国会議員秘書・大臣秘書官、
そして自ら出馬の経験のある御仁が、野原の戦果に驚愕した。
野原大善戦である。
議席は増やしたものの、公明党は757万から653万と大激減、
1771万の自民も大きく落ち込んだ。
自民の得票率はわずか17%程度。 それでいて議席は38%。
自公圧勝の中身は複雑だ。
選挙制度の恩恵を受けた 自公の議席確保である。
事前に東京ドームに10万人集会を実施したナツオにしても81万、
これは首都圏どころか全国の公明党創価学会の実力である。
公称700万世帯の化けの皮が、改めて はがされてしまった。
<新聞テレビに無視された中での 野原選挙の大ハンデ>
ナツオの方は、公明党代表として新聞テレビで宣伝することができたが、
野原は全く違った。
筆者は山本太郎信者が、You Tubeをネット送信してくれたので、
実に分かりにくい名前の「れいわ新選組」の様子を知ることができた。
こうしたことをほとんどの創価学会員は知らない。
第一、反ナツオのヨシマサのことさえ 知らない会員ばかりだった。
新聞テレビが無視した。
一部に大金を集めた山本を報道しても、そこにいる池田親衛隊の野原
のことを伝えようとしなかった。
新聞テレビは、官邸と信濃町の金力に 配慮した。
しかも、野原が口にした「人間革命」とか「師弟不二」ということも、
多くの聴衆は知らない。
「今の公明党創価学会は、池田先生の教えとは真逆のことをしている」
という野原の叫びさえも、山本集会に参加した人たちは理解できない。
「せいぜい古参のインテリ学会員は理解できるが、
人間革命を読んでいない一般の会員は 池田の教えを知らない。
そんな中での野原の選挙戦を考えると、
それでいて21万の得票は大善戦だ。 本当に驚いた」
とはオリーブの木を支援していた 選挙通の声である。
野原大健闘であろう。
平和を愛する国民は、野原の勇気に敬意を表すべきであろう。
公明党創価学会の「戦争 傾斜」に震え上がっていた大衆にとって、
実に 感動的な野原選挙だったのだ。
<池田親衛隊浮上は 幻ではなかった!>
特定秘密保護法は、戦争屋が興味を示す第一歩である。
国家主義者が狙う危険な悪法である。
以前はスパイ防止法として浮上したが、これは白川勝彦ら
自民党リベラル派によって阻止された。
まさかこんな悪法が成立するだろうか?
大いに疑問を抱いた国民は多かった。 2013年のことである。
これが容易に成立してしまった。
原因は 公明党の国交相・太田ショウコウが、
率先して支援したからである。
(中略)
はっきりしたことは、野原の今回の勇気ある行動によって、
池田親衛隊は幻ではなかったことになる。
多くの創価大学OBやまじめな池田信者が、親衛隊を形成して、
太田ショウコウやナツオの監視を強めるだろう。
公明党創価学会の凋落は、アベの地位を弱体化させる。
参院議長人事から、内閣・党人事では、自民党の内紛が表面化するだろう。
日韓の激突、日朝関係の攻防戦と ワシントンからの農産物攻撃
がまもなく表面化する。
日本農業切り捨てが 自民党内に争いを巻き込むだろう。
10月からは、途方もない10%消費税が強行される。
日本経済は確実に沈むだろう。
総選挙では、池田親衛隊が さらなる大掛かりな隊伍を組んで、
ナツオに襲い掛かる。
総選挙では、池田親衛隊から 野原以外の勇気ある新選組が
抜刀して太田とナツオに刃を向けることになる。
戦国時代さながらの 内憂外患の日本とアジアで、
経済と年金危機は、むろん財政を窒息、破綻させてゆくだろう。
Paul Delvaux、三枚目、
「LA VOÛTE 丸天井」です。
山田太郎とやら? 自民党からの出馬 全く知らなかった、
これは 罠 罠ですよw
◆https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37874980.html
新ベンチャー革命 2019年7月24日 No.2410
◎日本において 公的選挙に 開票集計機が導入されたのは、
選挙の効率化を口実にして、実は、
米国戦争勢力の傀儡・自民党を 常に政権党にしておくため
とわれら国民は 改めて認識すべき
1.今回の参院選にて、遂に 重大な開票集計ミスが発生した。
本ブログ前号にて、日本におけるあらゆる公的選挙において、
機械集計はすべて禁止し、手作業集計に戻すべきと主張しました。
この主張の正当性を証明するかのように、今回の参院選にて、案の定、
重大な集計ミスが発見されました、
それは、山本太郎候補と 山田太郎候補の 票の束のラベル付け替えミス
が発覚したのです。
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/550.html
今回のミスがなぜ、発覚したのかと言えば、
富士宮市の参院選集計結果にて、山田太郎票がゼロだったからです。
同市には、山田太郎氏に1票投じた有権者がいて、おかしいと指摘して、
ミスが発覚したのです。
こういうミスが起こるということは、他にもミスが起きている可能性がある
ことを意味しています。 さらに言及すれば、偶発的な人的ミスのみならず、
悪意を持った集計者が居れば、故意にラベルの付け替え操作することが可能
である という不正手口が全国民に露呈したことを意味します。
2.山本太郎氏は、機械集計で発生し得る ラベル付け替えミスを
逆手にとって、機械集計の全面禁止 を主張すべき
上記のミスは、単純ミスとして、片づけてはなりません。
機械集計をやれば、必ず起こり得るミスであり、
機械集計の場合、ブラックボックスが生じるので、
悪意のある人間によって、自由自在に集計結果を操作する
ことが可能なのです。
さて、筆者個人は、過去、大学教員でしたが、
大学の教授会では 教員人事や論文審査で、頻繁に各種投票が
行われていました。そして、筆者自身も、投票立会人、開票集計作業、
開票集計結果の確認作業を 何度も、経験しています。
その経験から言えば、開票集計をブラックボックスの機械で行う
ことは絶対に認められません。
投票から開票集計確認まで、すべてのプロセスを、
第三者の立会の下に、人間が行うしか、公正さは 絶対に保てないのです。
そこで、反自民の旗頭・山本太郎氏に 最優先で取り組んでもらいたいのは、
公的選挙における機械集計の禁止と 手作業への回帰 です。
なお、民主主義の先進国・ヨーロッパでは ほとんど手作業に戻されています。
3.日本において、公的選挙に 機械集計が取り入れられたのは
アメリカの影響
米国では公的選挙に機械集計が取り入れられていますが、
不正が後を絶ちません。
米国において2000年に行われた大統領選挙は
歴史に残る 不正のオンパレードでした。
このとき、イラク戦争・イラン戦争を計画していた
米国戦争屋CIAネオコンが不正の仕掛け人でした。
彼らは戦争をやるためには 手段を選びません。
そして、今の安倍自民も、彼ら米戦争屋CIAネオコンに闇支配
されていますから、当然ながら、日本でも選挙不正が罷り通っているのです。
米国で開発された 開票集計機の技術は、
悪名高い選挙屋・ムサシに 導入されています。
以上の背景を知ると、日本の公的選挙に機械集計が取り入れられているのは、
米国戦争屋CIAネオコンの入れ知恵だとわかります。
オモテムキ、開票集計の効率化・スピードアップが、
機械集計導入の口実となっていますが、実態は逆で、
米戦争屋CIAネオコンが 傀儡化している自民党を
常に政権党にしておくために、彼らは日本に開票集計機を導入させたと、
われら国民は認識すべきです。
◆http://my.shadowcity.jp/2019/07/post-15557.html
ネットゲリラ (2019年7月25日)
◎みんな薄々 思ってること だろうけど
今度は「山本」とだけ記載された票を
「山田太郎」票に 計算してしまうというミスだそうで、
そら、どう考えたってミスじゃない。 故意です。
怪しい、怪しい。 それにしても、こうしたミスが頻発するというのは、
どこかシステム自体が オカシイ。
515票の山田太郎票を束ねて「山本太郎」と書いたという富士宮
もそうだが、そうした一連の作業を一人でやって、誰も確認しないのか?
だったら、束ねて整理する人次第で、
自由自在に 票を動かせるという事になる。
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千葉の某市とか 山田太郎票が
自民党比例トップの柘植氏の
3倍弱入り ダントツトップとか
山本太郎票とあまり変わらない票数とか、
おかしなの まだまだあるで
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この様子だと自民党は
日本中で 選挙不正をやっていそうだな
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山田太郎 前回の得票数より
24万票も増えて 自民で2位で当選してる
選管が間違えるぐらいだから、記入間違いも多そうだな
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これ山本太郎 余裕で100万票超えてるな たぶん
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山本票が 万単位で 山田に入ってるみたいだな
これ選挙結果 変わってくるぞ
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組織的に 山田太郎票 増やしてるだろうな
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これ 大問題だろ
全国の山田、山本票 全て再集計すべき
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山本太郎が 千葉で唯一、
街頭演説した 柏市のデータ 見たいのだが
なぜか政党のみで 個人得票が出ていない
千葉県は 疑惑がいっぱいだ
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マジで怪しいな 千葉
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いやこれ山田太郎が 不自然に多すぎるわ
どうなってんだ
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みんな薄々思ってることだろうけど...
山田太郎票 多すぎないか?
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↑明らかに 多過ぎる
以前は自民では無かったのに
自民でいきなり 2位だからな
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山田太郎が 話大きくしたくない
って言ってたのここら辺だろうな
自分でも 54万はおかしい と感じてるだろ
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市川市 おかしいだろ...
山田太郎と 山本太郎の得票が あまり変わらん
松戸、浦安、船橋も...
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山本しか 書いてないのに
山田の票になる というのはミスではなく 不正。
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二階の地元和歌山と、安倍の地元山口では
山本票が 極端に少ないんだよね。
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山田ってアホだよね
当選してるんだから 黙ってればいいのに、
ブーメランになってるだろw
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自民は姑息な手ばかり使って
恥ずかしくないのか(´・ω・`)
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これ全国規模で 起こってるだろ
山田太郎の異常な得票数の多さ から見てもw
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前回の山田太郎は29万票で、
今回の53万票との差分の 少なくない票は
山本太郎のつもりで入れた票が
相当数入ってるだろう。
前回比で 倍近い得票って、自民がミスリードのつもりで
山田太郎を立てた ってのが票数見た限りの所感だな。
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安倍になってから常態化してるんだろう。
何故自民が大勝するのか 不思議だもん。
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事前投票がどんどん増えて、
しかし投票率そのものは毎回、下がって行く
というのも不思議なんだが、野党に入れられた事前投票の票が
まとめてドカッと捨てられているとか。
事前投票の箱なんか、誰も監視してないので、疑えばキリがない。
コメント
*井の中の茹で蛙 | 2019年7月25日 | 返信
最近は、先ず結果があって、
それに数字を合わせるのが 行政のお仕事。
それを隠すのが 報道のお仕事。
*犬 | 2019年7月25日| 返信
やはり 藪蛇に なってしまったなw
↑
色々 出てきますねぇ、山田太郎とは? 初見で 知りませんよw
自民党も 姑息に過ぎる わなぁ。
1897年 ~ 1994年
ベルギー生まれの画家。
静寂さの中に 幻想的な世界が広がる その作風によって、
「幻想 画家」という形容もなされる。
「鉄道 オタク」でもあるw 作
「Filles au bord de l'eau 水際の女 1966」です。
☆雨模様。
長期予報によると 9月初めは 猛暑になる? とか。
潮目が 変わった、
◆https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/12489
長周新聞 2019年7月24日
◎記者座談会 れいわ新選組が こじあけた扉
反撃の 狼煙(のろし)は 上がった
☆次の衆院選に向け動き出す
参院選が終わり「自公過半数」として政治構造には
何ら変化がなかったかのような澄ました空気のなかで、
またぞろ安倍政府が 「次は 改憲」などといい始めている。
今回の選挙は れいわ新選組の台頭が物語っているように、
旧態依然とした政治構造に風穴があき、潮目が変わる瞬間となった
ことを強く印象付けるものとなった。
選挙結果は 何をあらわしているのか、
議席数だけでは推し量ることのできない変化について、
記者座談会で分析してみた。
A まず結果をどう評価するかだが、大手メディアを見ていると
「自公改選過半数」 「与党勝利 改選過半数」
「首相 改憲議論を加速 “審判下った”」等等、
まるで自民党が勝ったかのようなとりあげ方に終始している。
自民党としては改選議席67から当選者は57と10議席減らしている。
参議院の245議席のうち113議席へと減り、
単独過半数割れに逆戻りした。
比例票は前回16年の参院選から240万票減。
全有権者に占める絶対得票率は16・7%。
第二次安倍政権発足後の最低だ。
これらは明らかに自民敗北といえる数字だ。
さらに公明党の瓦解状況も顕著で、
比例票は16年の前回参院選では757万票あったのが653万票と
100万票も減っている。
それで自公に維新を足しても改憲勢力として必要な3分の2(164議席)
にも達しなかったのに、なにが 「改憲議論を 加速」かだ。
安倍晋三の 精神勝利法(阿Q正伝)的思考に
引きずりこまれているかのようだ。
にわかに「国民民主が 改憲に前向きで 安倍自民党と手を握る」
という話もとり沙汰されているが、それはそれで欺瞞的な姿を
自己暴露し、次の衆院選で審判が下されるだけだ。
選挙が終われば、あとは永田町の合従連衡(がっしょうれんこう)
の論理だけで物事を動かせるというなら、
これほど 有権者や国民を愚弄した話はない。
▼https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2019/07/
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▼https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2019/07/
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B 立憲民主が8議席増やして改選前の24議席から32議席に増やした
のも特徴だ。そして、無所属とはいうものの野党共闘などによって
自民現職を撃破した候補者たちも 複数が当選を果たした。
滋賀県の嘉田元知事であったり、秋田県の寺田静、山形県の芳賀道也、
岩手県の横沢高徳、新潟県の打越さく良、大分県の安達澄、
沖縄県の高良鉄美などがそうで、いわゆる野党系は議席を増やした。
沖縄はさすがというか、オール沖縄の盤石な力を見せつけた。
立憲所属ながら消費税廃止を訴えた宮城県の石垣のりこ、
格闘家からの転身となった立憲の須藤元気など、
新鮮な政治家も幾人かが選挙を勝ち抜いて登場した。
今後の政治活動が注目されるのではないか。
「自公 過半数」は確かに事実ではあるが、
大手紙はこの選挙で起こった変化や特徴を覆い隠すような表現として、
主見出しやそで見出しまで含めて紙面を構成している印象だ。
極めて巧妙な形で。
▼https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2019/07/
262c8ff77585bce767da5cd6c140c293-400x364.jpg
C 何といってもこの選挙で台風の目になったのは、
山本太郎が立ち上げたれいわ新選組だ。
街頭から地べたを這うようにして旋風を起こした。
選挙戦略としても相当にキレている印象で、
街頭演説で引きつけていく力は洗練されていた。
よく政治家は選挙を通じて街頭で鍛えられるというが、
一つ一つの言葉への反応や空気を捉え、
聴衆と向き合っていくなかであのスタイルが確立されたのだろう。
他の候補者にしても不条理な政治によって苦しんできた
各分野の当事者たちの演説は、
気持ちも含めて伝わってくるものがあった。
見事なたたかいぶりだった。街頭演説はどこでも大群衆が集まって、
他の政党には真似できないほどの動員力を誇っていた。
現場の空気からして自民党が組織動員で集めるのとは
まるで異なっていた。熱気が違うし、
「太郎 頑張れ!」の思いを持った一般の人人が、
老若男女を問わずに 演説に聴き入っていた。 みんなが本気なのだ。
四谷本部事務所には期間中、名前を記帳してビルの中で
作業をしたボランティアスタッフだけでも3700人にのぼったという。
会社帰りにサラリーマンが手伝いに来たり、
無数の人人が彼らを押し上げようと
自分にできることを通じて支えていた。
政治に期待できるものが なにもないなかで、一つの光明のように
捉えられていた。困っている国民を 幸せにするために政治がある--。
これは本来なら当たり前の話なのに、
現実には権力者や金持ちのためだけに政治が機能し、
国権の最高機関である立法府が一部の者の飼い犬に成り下がっている。
そんなのおかしいじゃないか! と 野良犬上等で声を上げ始めた。
D ネット上では注目されていたものの、それだけでは上滑りする恐さもある。
だからリアルに人と人がつながっていくことを意識していた。
公選はがきを送ったり、実際の得票につないでいく努力を重ねた結果、
立ち上げから3カ月にして国政政党としての要件を軽軽とクリアし、
次期衆院選への有利な基盤をつくった。
1議席でも2議席でもいい。 今回の選挙は とにかく分厚い壁に
穴を開けたことに意味がある。
そして次の衆院選には 100人規模を擁立し、さらにその次の参院選
など含めて本気で政権をとりに行こうと動き出している。
寄付は4億円を突破し、その後も増え続けている。
政党交付金もないゼロからの旅立ちに対して 3万人以上が
おカネを出して支え、みんなで国政政党を立ち上げるところまでいった。
すごい力だ。 山本太郎の求心力も すごいが、
本気でやろう! という要求が鬱積していたからこその 爆発力だと思う。
何らかの旗やスローガンを振り回して
「オレがすごい! みんなついてこい!」みたいなのを
いくつも見てきたが、独りよがりで誰もついていかないケースがままある。
笑えないが 右にも左にも実に多い。
自惚れと幻想の世界を彷徨って自己の承認欲求を満たし、
他者にマウントをかけて大喜びするのを生きがいにしていたが、
気付いたら年老いて、社会の片隅で少数派として身を寄せ合っていた--とか。
そうではなくて、小難しいカバチ(屁理屈)を垂れるわけでなく、
みんなに届く言葉でもって、みんなのためにたたかうんだ
という嘘偽りのない姿勢に共感があった。
誰のために政治をするのか、誰のために自分たちは行動を開始したのか--。
みんなのためなのだ。これは理屈ではなく 性根の話だ。
このれいわ新選組旋風を黙殺して 何が報道かと思う。
彼らは明らかに地殻変動を起こしていた。
その目撃者として 読者や視聴者にあるがままを伝えられない
というのは、ジャーナリズム失格でもあるが、同時に可哀想だな
という思いしかない。開票を見守っている れいわ新選組の会場にも
たくさんのメディアが来て取材していたが、
「あなたたちはなぜ報道しなかったのか」と逆質問を浴びて困っていた。
現場の記者たちに罪はないが、大手メディアは 統一司令部の指示
でもあるのかと思うほど 黙殺に徹していた。
選挙期間中は地上波、あるいは大手紙にとりあげることで
旋風に風を送ってはならないという明確な意志を持っていたようだ。
そして開票後になって恥ずかし気もなく「台風の目でしたね!」
などと声をかける。ずるい黙殺や問題のすり替えは お家芸なのだ。
C 山本太郎及びれいわ新選組の面面は なにを発信しているのか、
本紙でも丁寧に演説内容を紹介してきたので重複は避けるが、
読者のなかでも「山本太郎、いいこといってるじゃないか」
「これまであまり良い印象がなかったが、実際の演説内容を読んで
見方が変わった」という意見も多かった。
あるいは 大西つねき氏の演説も 随分注目されていた。
経済問題への関心は高いが、動画を見るだけだと
右から左に流れてしまいがち。
文字だと何度も頭を整理しながら考えられる という側面もあったようだ。
A 困難な状況に置かれた国民のために 本気でたたかう政党になるんだ
という気迫が世論を動かしていった。
その本気度が既存政党との明確な違いであったし、
他の野党の存在感が霞むほど目立っていた。
野党側からは自分たちの基盤を食われると文句が出ていたが、
れいわ新選組としてはそのような小さな枠のなかで
支持者を奪い合うというちんけな話ではなく、
「われわれは最も可能性のある
選挙に行かない5割に支持を広げに行く」という戦略だった。
そして実際に、これまで選挙に行ったことがない層も含めて
初めの一歩を動かした。
れいわ事務所に詰めていた電話対応スタッフ曰く、
「比例票はどう書いたらいいのか?」
「投票所の前まで来たのですが、どうしたらいいのですか?」
「山本太郎と書けばいいのですか?
れいわ新選組と書けばいいのですか?」など
投票の仕方を尋ねる問い合わせが相当数あったという。
つまり、選挙に行ったことがないが
行ってみようと思った人たち の反応だ。
全体としては異様なる低投票率だったなかで、どれだけの人人を
動かせたのかは未知数だが、比例で228万票、
うち山本太郎の個人得票だけでも99万票という驚異的な数字
を叩き出した。99万票を得て落選 というのもすごい話というか、
選挙制度の歪(いびつ)さを映し出してもいるが、
そのような選挙制度をあざ笑っているようにも見える。
むしろ山本太郎が自分の議席にこだわっていないところが潔い。
結果的に、本命であろう次の衆院選で再び本人自身が暴れられる。
その他の仲間とともに。そして必然的に「太郎を国会へ!」の力が
より強く動くことになる。おおいに 大暴れして欲しいと思う。
☆国民のための政治へ 選挙行かぬ 5割が鍵
D 異様な低投票率が物語っているように、5割が選挙に行かず
「無関心層」などといわれている。
政治不信がすごいことになっている。
無関心というより、政治や選挙と切り離れた分断された層
のようにも見える。この国の選挙は5割が棄権するなかで
17%の自民党(今回の選挙では16%台に突入)、
公明党をあわせても支持率24~25%の勢力が
国会の大半の議席を独占し、好き勝手する状況が続いている。
選挙に行かない5割に アクセスした政治勢力こそが
もっとも伸びしろがあり、1割でも2割でも動かしたときには
巨大な山が動く。3割の支持を得たときには、
自公政権など吹っ飛ぶ。
そして新しい政治勢力が台頭していくことができる。
この巨大な山登り? 山崩し? の端緒を切り開いて、
一歩を踏み出したところに価値がある。
参院選で示された支持基盤を2倍にも3倍にも、
いやもっとスケール大きく捉えながら 拡大していけば流れは変わる。
潮目が変わると、それまでとは真反対に激流となって動き出す。
一つの突破口をつくった意義は 大きい。
C 低投票率のおかげで国会の圧倒的議席を総なめにでき、
寝た子を起こさない選挙によって政権与党の座が確保される。
情けない話ではあるが、
一強などといいながら低投票率に味をしめている。
これは自民党の足腰がかつてなく弱まっているなかで
一つの戦法になっている。 劇場型で世論を目くらましして
票をかっさらっていくか、あるいは無風状態にして、
しれっと選挙を済ませてしまうかの二刀流をくり返している。
なぜか? それほどまでに自民党が弱体化してしまっているからだ。
しかし、そうはいっても大企業や組織の動員票で17%
(今回の選挙では16%台に突入)は かつかつ組織しており、
これをこえるものがいない限り一強は続く。
従って、今の政治構造を土台からひっくり返したいという場合、
政治勢力としては万年野党で飯を食って行ければいい
というような怠慢では話にならず、選挙に行かない5割とつながって
いくことにしか未来はない。
そこに遠慮や忖度なしで思い切り挑戦し始めている。
つまり、まだまだ伸びしろがある ということだ。
A 自公に対抗して結集軸として存在する政治勢力がいないなかで、
現状では野党が細細と分散して自民党が楽勝を決め込んでいる。
政権交代が起き得るような状況の選挙ではなく、
おおよその結果はこんなものだろうというのが余計にでも幻滅させ、
有権者を投票所から遠ざけている。
5割の有権者から見て、政治に期待が持てないという意識は
現実にあるわけで、それを「無関心なのがけしからん」
と敵視したところで始まらない。
期待を抱かせ、心の底から応援したいと思える政治勢力が
選択肢として存在していないのだ。
よく「野党がだらしない」と書くと怒って文句をつけてくる人
もいるが、与党がむちゃくちゃであると同時に、
野党も 馴れ合いと予定調和で出来上がっているではないか。
法案が通過する際の「私たち反対してます」アピールの茶番でも、
申し訳ないが 嘘くささしか感じないし、学芸会みたいなものだ。
そのように本気でないことが見透かされている。
投げ与えられた議会制民主主義は既に壊死している。
れいわ新選組の台頭は、そこを乗りこえて「本気でたたかう」
ことへの共感が大きい ことを示しているのではないか。
B 民主党が 大裏切りをして下野し、野田が自爆解散によって
大政奉還して第二次安倍政府が6年続いた。
民主党になろうが自民党になろうが、どの政党が与党になっても
財界とアメリカの犬 みたいな政治が実行され、
原発政策、TPP、米軍基地問題、消費税増税など
どれをとっても国民が苦しむ方向で事が動いていく。
売国政治が止まらない。
誰のために政治が実行されているのか?
現状では誰が見ても 財界や米国のためであり、国民のためではない。
その結果、例えば21世紀のこの時代に、子ども食堂が全国で
爆発的に広まるほど、ご飯が食えない子どもたちが増え続けている。
貧困だからだ。
「北朝鮮は 核開発にお金を注ぎ込んで 国民を飢えさせている」
などというが、北の3代目ならぬこちらの3代目・安倍晋三も
大差ないではないか。トランプから武器ばかり買わされて、
この国の子どもたちは飢えている。
下関のある子ども食堂に行くと、2~3日なにも食べられずに
辛抱していて、カレーライスを3杯もおかわりする子どもがいた。
子どもたちがお腹をすかせているような状況は、
その社会を形づくってきた大人たちは 恥じないといけない話だ。
世が世であるだけに、地域で皆の力によって支え合って
生きていこうとしているが、国民を飢えさせないのは政治の責任だ。
貧困社会というが、みんなが カネがなくて貧しいのと同時に、
カネのある者の精神世界も 貧しい。
A 誰のために政治が機能しているか? 問題は単純だ。
国民生活に思いが至らない者が 国民のことなどお構いなしに
政治を司っているのだ。同じように大手メディアは
なぜ れいわ新選組を黙殺したか?
スポンサーである大企業を擁護して広告収入を得るためであり、
国民に真実を伝えるという本来の任務を放棄して、
食うために黙殺する。その取捨選択の基準はビジネスだ。
れいわ新選組のような勢力が拡大して政権奪取でもすれば、
スポンサーである大企業は困るので、
飼い主である大企業や財界の安寧が損なわれないように、
現状の政治構造が犯されないように機能する。
誰のためにメディアが機能しているか? これも単純だ。
恐らく 次の衆院選でも黙殺に徹することは間違いない。
しかし、そんなことは百も承知のうえで、
岩盤にドリルで穴を開けていくほかない。
小さな穴はあいたわけで、あとはみんなでゴリゴリこじ開けていく
感じだろうか。いずれにしても今回の選挙では
政党要件を満たした時点で勝利といえるわけで、
次の衆院選は俄然面白みを帯びてきた。
みんなして 薪をくべて炎上させていけば、
巨大な松明になって 暗闇を照らし出せるかもしれない。
B 今回のれいわ新選組のたたかいを支えるために、
実は本紙からも複数名の記者が東京に出向き、
20日間近く四谷事務所でボランティアスタッフとして参加してきた。
これは応援するとかの話ではなく、みんなにとって
自分自身のたたかいだという思いで参戦してきた。
小倉や広島での山本太郎本人の演説で本気さと気概を感じ、
これは同じ時代を生きる20~40代として
本気でいっしょにたたかわないといけない、
日本社会にとっての分水嶺だと思ったからだ。
くたびれた政治状況に渇を入れ、泥まみれで立ち上がっていく彼らに
全力で援護射撃しなければ と思ったのが動機だ。
金銭的には無理できないなか、可能な限り負担を少なくするべく
東京滞在中の住まいを世話して頂いたり、
読者の皆様からの物心両面の支援に支えられて実現できた。
この場をかりて感謝申し上げたい。
そしてより発信力を強めるよう努力もして、煽り続けていきたいと思う。
大手メディアのように大企業や権力に迎合せず、
飼い慣らされずに野良犬上等で自由に書き続けていくし、
なにより志を同じくする者としておおいに連帯して、
次の衆院選で爆発力が生み出せるよう頑張っていきたい。
あの2議席は反撃の狼煙(のろし)みたいなもので、
誰もなにも満足していない。
もっと大きい事を見据えて、挑戦は始まったばかりなのだ。
Paul Delvaux、二枚目、
「La-Vénus-endormie 眠るビーナス」です。
胡乱な反社=朝鮮・吉本、
◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-8c0d13.html
植草一秀の『知られざる真実』
2019年7月24日 (水)
◎露見した 吉本興業三大疑惑で 進退問題 焦点に
日本財政 最大の問題は、利権財政支出が巨大である ことだ。
一般会計、特別会計を合わせた 国の財政支出が
投融資を除いて 約230兆円ある。
そのうち、90兆円は国債費、90兆円は社会保障支出だ。
社会保障支出の財源の3分の1が 国費で
残りの大半は 保険料収入である。
年金、公的医療保険、介護保険の 保険料収入だ。
国債費、社会保障関係支出を除いた 約50兆円が国の政策支出だ。
そのうち、約20兆円は地方交付税交付金として
地方自治体に配分される。
この50兆円の政府支出に 無限の利権支出が含まれている。
財政改革とは、無駄な利権支出を切る ことである。
このことを、拙著『25%の人が 政治を私物化する国』(詩想社新書)
https://amzn.to/2WUhbEK
に記述した。
吉本興業の 企業としてのあり方が 問題になっている。
発端は、吉本興業所属タレントが 反社会勢力のイベントに参加して
ギャラを受領したことである。
問題が発覚した時点で、当該タレントがギャラの受領を否定し、
その後に肯定したことで 問題が大きくなった。
しかし、当該タレントは7月20日に記者会見して、
当初、虚偽を述べたことを謝罪するとともに、
問題発覚後、早期に事実を明らかにして 謝罪する会見を開催する
ことを吉本興業に強く求めたが、吉本興業によって抑止された事実
を明らかにした。
当初、虚偽の説明をした ことは正しくないが、
その後に 事実関係を明らかにし、謝罪したことで、
この件に関する疑惑は 相当程度解消した。
残される問題は、当該タレントと 反社会的勢力との関わりが
実際になかったのかどうかの 検証である。
仮に、タレントが述べたことが事実で、当該タレントと反社会勢力との
関わりがなかったのであれば、この問題に対する対応は変わらざるを得ない。
他方で、この問題との関連で 新たな重大問題が表面化した。
それは、吉本興業という 企業の問題である。
重大な問題が 三つある。
第一は、吉本興業の経営最高幹部による
パワハラ行為が存在した との疑惑である。
第二は、吉本興業の雇用契約のあり方 に関する問題である。
第三は、本問題の発端となった反社会勢力との関わりに関して、
吉本興業自体が反社会勢力との関わりを有していた疑い
が浮上したことだ。
本ブログ、メルマガで、この問題を取り上げるのは、
吉本興業が単なる一民間企業ではなく、
在京、在阪キー局を持つ 大手メディア企業の関連会社であり、
また、国が巨額の財政資金を投じている事実 があるからだ。
吉本興業が上場廃止する際、在京、在阪キー局を持つ大手メディア企業、
ヤフー、ソフトバンクグループなどが 吉本興業の株主=所有者になった。
したがって、吉本興業は 大手メディア企業の関連会社になっている。
これらの大手メディア企業はすべて上場企業であり、上場企業として、
関連会社の ガバナンス体制、ならびに コンプライアンス体制について、
責任を負っている。
その吉本興業が 上記の三つの重大問題を抱えているとすれば、
その問題をあいまいに処理することは許されない。
また、大規模な国民資金が投入されることに関して、
その是非が 徹底的に論議される必要がある。
当該タレントの記者会見において、問題となったイベントへの
参加を応諾した際、ギャラが高額であることに関して、
「亮くんに 話を聞いて認識したんですけど。 50万、100万だと。
そこで亮くんが「大丈夫かと。そんな大金払える とこは」
と入江くんに聞いたみたいで。 その時に入江くんが、
「僕がやる吉本の会社を通したイベントに
付いてくれているスポンサーなんで、そこは安心です」と。
そこで亮くんは、 「じゃあ大丈夫か」と」
と述べた。
発言に示されたイベントは2014年5月31日に開催されたもので、
主催者は 問題のフロント企業「CARISERA」ではなかったが、
「CARISERA」はこのイベントのスポンサーになっていた。
したがって、上記の記者会見での説明は 事実と大きく相違していない。
吉本興業はこのイベントに タレントを派遣しているが、
コンプライアンス上のチェックというのは、
タレントを派遣するイベントに 反社勢力の資金が入っているかどうかを
調べることが基本となる。
タレントの側においてはイベントの性格を十分に調査することが難しい
と推察され、上記のような説明を受けてイベント参加を決定したのであれば、
その決定の落ち度は 相当程度減殺されることになる。
第二の 下請け契約の問題については、
弁護士の郷原信郎氏が 詳細な問題指摘をされているので、
郷原氏の論考を 参照賜りたい。
https://bit.ly/2GprGu7
ヤフーニュースサイトを見ると、
吉本興業の大崎会長、岡本社長ならびに両者と極めて近い関係にある
松本人志氏を擁護する記事が 極めて目立つ。
ヤフーは 吉本興業出資企業であり、利害関係企業である。
このことを明かさずに、
ニュースサイトを編成していることに強い疑義が生じる。
上記「CARISERA」については、フジサンケイグループの企業が
ネット上で社長インタビューを掲載していた。
https://bit.ly/32R1fr8
当該タレントは記者会見で、
「飲んでいるときに、雑誌の名前は言えないですけど
「某ビジネス雑誌にも 登場している」と聞いていたので、
大丈夫かなとなったんだと思います。」
と述べている。
当初に嘘をついたことは問題だが、イベントに参加した経緯自体の非を
問うことは難しいのではないか。
局面は 完全に転換した。
社長、会長の 進退問題を軸に 吉本興業の経営体制をどう刷新するのか、
また、国民資金の吉本興業への投入是非が 論じられなければならない。
◆https://ameblo.jp/honji-789/entry-12497287484.html
honji-789 2019-07-24
◎野原善戦と 信濃町激震 <本澤二郎の「日本の風景」(3384)
<善正21万、ナツオ81万、公明653万>
消費税10%の大増税と 危機的な年金制度という、
政府与党にとって致命的な悪材料下での参院選を
圧勝したアベの自公連立政党は、いよいよ研ぎすました鋭い牙を、
平和国民に向かって襲い掛かるだろう。
表向き、例によってブレーキを踏むようなポーズのナツオだが、
それを信じ込むほど有権者は愚かではない。
ともあれ、沖縄から忽然と東京に飛び出してきた三色旗の野原善正が、
21万という大量の得票を得たことに、
自民党本部職員・国会議員秘書・大臣秘書官、
そして自ら出馬の経験のある御仁が、野原の戦果に驚愕した。
野原大善戦である。
議席は増やしたものの、公明党は757万から653万と大激減、
1771万の自民も大きく落ち込んだ。
自民の得票率はわずか17%程度。 それでいて議席は38%。
自公圧勝の中身は複雑だ。
選挙制度の恩恵を受けた 自公の議席確保である。
事前に東京ドームに10万人集会を実施したナツオにしても81万、
これは首都圏どころか全国の公明党創価学会の実力である。
公称700万世帯の化けの皮が、改めて はがされてしまった。
<新聞テレビに無視された中での 野原選挙の大ハンデ>
ナツオの方は、公明党代表として新聞テレビで宣伝することができたが、
野原は全く違った。
筆者は山本太郎信者が、You Tubeをネット送信してくれたので、
実に分かりにくい名前の「れいわ新選組」の様子を知ることができた。
こうしたことをほとんどの創価学会員は知らない。
第一、反ナツオのヨシマサのことさえ 知らない会員ばかりだった。
新聞テレビが無視した。
一部に大金を集めた山本を報道しても、そこにいる池田親衛隊の野原
のことを伝えようとしなかった。
新聞テレビは、官邸と信濃町の金力に 配慮した。
しかも、野原が口にした「人間革命」とか「師弟不二」ということも、
多くの聴衆は知らない。
「今の公明党創価学会は、池田先生の教えとは真逆のことをしている」
という野原の叫びさえも、山本集会に参加した人たちは理解できない。
「せいぜい古参のインテリ学会員は理解できるが、
人間革命を読んでいない一般の会員は 池田の教えを知らない。
そんな中での野原の選挙戦を考えると、
それでいて21万の得票は大善戦だ。 本当に驚いた」
とはオリーブの木を支援していた 選挙通の声である。
野原大健闘であろう。
平和を愛する国民は、野原の勇気に敬意を表すべきであろう。
公明党創価学会の「戦争 傾斜」に震え上がっていた大衆にとって、
実に 感動的な野原選挙だったのだ。
<池田親衛隊浮上は 幻ではなかった!>
特定秘密保護法は、戦争屋が興味を示す第一歩である。
国家主義者が狙う危険な悪法である。
以前はスパイ防止法として浮上したが、これは白川勝彦ら
自民党リベラル派によって阻止された。
まさかこんな悪法が成立するだろうか?
大いに疑問を抱いた国民は多かった。 2013年のことである。
これが容易に成立してしまった。
原因は 公明党の国交相・太田ショウコウが、
率先して支援したからである。
(中略)
はっきりしたことは、野原の今回の勇気ある行動によって、
池田親衛隊は幻ではなかったことになる。
多くの創価大学OBやまじめな池田信者が、親衛隊を形成して、
太田ショウコウやナツオの監視を強めるだろう。
公明党創価学会の凋落は、アベの地位を弱体化させる。
参院議長人事から、内閣・党人事では、自民党の内紛が表面化するだろう。
日韓の激突、日朝関係の攻防戦と ワシントンからの農産物攻撃
がまもなく表面化する。
日本農業切り捨てが 自民党内に争いを巻き込むだろう。
10月からは、途方もない10%消費税が強行される。
日本経済は確実に沈むだろう。
総選挙では、池田親衛隊が さらなる大掛かりな隊伍を組んで、
ナツオに襲い掛かる。
総選挙では、池田親衛隊から 野原以外の勇気ある新選組が
抜刀して太田とナツオに刃を向けることになる。
戦国時代さながらの 内憂外患の日本とアジアで、
経済と年金危機は、むろん財政を窒息、破綻させてゆくだろう。
Paul Delvaux、三枚目、
「LA VOÛTE 丸天井」です。
山田太郎とやら? 自民党からの出馬 全く知らなかった、
これは 罠 罠ですよw
◆https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37874980.html
新ベンチャー革命 2019年7月24日 No.2410
◎日本において 公的選挙に 開票集計機が導入されたのは、
選挙の効率化を口実にして、実は、
米国戦争勢力の傀儡・自民党を 常に政権党にしておくため
とわれら国民は 改めて認識すべき
1.今回の参院選にて、遂に 重大な開票集計ミスが発生した。
本ブログ前号にて、日本におけるあらゆる公的選挙において、
機械集計はすべて禁止し、手作業集計に戻すべきと主張しました。
この主張の正当性を証明するかのように、今回の参院選にて、案の定、
重大な集計ミスが発見されました、
それは、山本太郎候補と 山田太郎候補の 票の束のラベル付け替えミス
が発覚したのです。
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/550.html
今回のミスがなぜ、発覚したのかと言えば、
富士宮市の参院選集計結果にて、山田太郎票がゼロだったからです。
同市には、山田太郎氏に1票投じた有権者がいて、おかしいと指摘して、
ミスが発覚したのです。
こういうミスが起こるということは、他にもミスが起きている可能性がある
ことを意味しています。 さらに言及すれば、偶発的な人的ミスのみならず、
悪意を持った集計者が居れば、故意にラベルの付け替え操作することが可能
である という不正手口が全国民に露呈したことを意味します。
2.山本太郎氏は、機械集計で発生し得る ラベル付け替えミスを
逆手にとって、機械集計の全面禁止 を主張すべき
上記のミスは、単純ミスとして、片づけてはなりません。
機械集計をやれば、必ず起こり得るミスであり、
機械集計の場合、ブラックボックスが生じるので、
悪意のある人間によって、自由自在に集計結果を操作する
ことが可能なのです。
さて、筆者個人は、過去、大学教員でしたが、
大学の教授会では 教員人事や論文審査で、頻繁に各種投票が
行われていました。そして、筆者自身も、投票立会人、開票集計作業、
開票集計結果の確認作業を 何度も、経験しています。
その経験から言えば、開票集計をブラックボックスの機械で行う
ことは絶対に認められません。
投票から開票集計確認まで、すべてのプロセスを、
第三者の立会の下に、人間が行うしか、公正さは 絶対に保てないのです。
そこで、反自民の旗頭・山本太郎氏に 最優先で取り組んでもらいたいのは、
公的選挙における機械集計の禁止と 手作業への回帰 です。
なお、民主主義の先進国・ヨーロッパでは ほとんど手作業に戻されています。
3.日本において、公的選挙に 機械集計が取り入れられたのは
アメリカの影響
米国では公的選挙に機械集計が取り入れられていますが、
不正が後を絶ちません。
米国において2000年に行われた大統領選挙は
歴史に残る 不正のオンパレードでした。
このとき、イラク戦争・イラン戦争を計画していた
米国戦争屋CIAネオコンが不正の仕掛け人でした。
彼らは戦争をやるためには 手段を選びません。
そして、今の安倍自民も、彼ら米戦争屋CIAネオコンに闇支配
されていますから、当然ながら、日本でも選挙不正が罷り通っているのです。
米国で開発された 開票集計機の技術は、
悪名高い選挙屋・ムサシに 導入されています。
以上の背景を知ると、日本の公的選挙に機械集計が取り入れられているのは、
米国戦争屋CIAネオコンの入れ知恵だとわかります。
オモテムキ、開票集計の効率化・スピードアップが、
機械集計導入の口実となっていますが、実態は逆で、
米戦争屋CIAネオコンが 傀儡化している自民党を
常に政権党にしておくために、彼らは日本に開票集計機を導入させたと、
われら国民は認識すべきです。
◆http://my.shadowcity.jp/2019/07/post-15557.html
ネットゲリラ (2019年7月25日)
◎みんな薄々 思ってること だろうけど
今度は「山本」とだけ記載された票を
「山田太郎」票に 計算してしまうというミスだそうで、
そら、どう考えたってミスじゃない。 故意です。
怪しい、怪しい。 それにしても、こうしたミスが頻発するというのは、
どこかシステム自体が オカシイ。
515票の山田太郎票を束ねて「山本太郎」と書いたという富士宮
もそうだが、そうした一連の作業を一人でやって、誰も確認しないのか?
だったら、束ねて整理する人次第で、
自由自在に 票を動かせるという事になる。
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千葉の某市とか 山田太郎票が
自民党比例トップの柘植氏の
3倍弱入り ダントツトップとか
山本太郎票とあまり変わらない票数とか、
おかしなの まだまだあるで
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この様子だと自民党は
日本中で 選挙不正をやっていそうだな
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山田太郎 前回の得票数より
24万票も増えて 自民で2位で当選してる
選管が間違えるぐらいだから、記入間違いも多そうだな
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これ山本太郎 余裕で100万票超えてるな たぶん
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山本票が 万単位で 山田に入ってるみたいだな
これ選挙結果 変わってくるぞ
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組織的に 山田太郎票 増やしてるだろうな
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これ 大問題だろ
全国の山田、山本票 全て再集計すべき
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山本太郎が 千葉で唯一、
街頭演説した 柏市のデータ 見たいのだが
なぜか政党のみで 個人得票が出ていない
千葉県は 疑惑がいっぱいだ
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マジで怪しいな 千葉
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いやこれ山田太郎が 不自然に多すぎるわ
どうなってんだ
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みんな薄々思ってることだろうけど...
山田太郎票 多すぎないか?
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↑明らかに 多過ぎる
以前は自民では無かったのに
自民でいきなり 2位だからな
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山田太郎が 話大きくしたくない
って言ってたのここら辺だろうな
自分でも 54万はおかしい と感じてるだろ
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市川市 おかしいだろ...
山田太郎と 山本太郎の得票が あまり変わらん
松戸、浦安、船橋も...
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山本しか 書いてないのに
山田の票になる というのはミスではなく 不正。
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二階の地元和歌山と、安倍の地元山口では
山本票が 極端に少ないんだよね。
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山田ってアホだよね
当選してるんだから 黙ってればいいのに、
ブーメランになってるだろw
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自民は姑息な手ばかり使って
恥ずかしくないのか(´・ω・`)
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これ全国規模で 起こってるだろ
山田太郎の異常な得票数の多さ から見てもw
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前回の山田太郎は29万票で、
今回の53万票との差分の 少なくない票は
山本太郎のつもりで入れた票が
相当数入ってるだろう。
前回比で 倍近い得票って、自民がミスリードのつもりで
山田太郎を立てた ってのが票数見た限りの所感だな。
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安倍になってから常態化してるんだろう。
何故自民が大勝するのか 不思議だもん。
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事前投票がどんどん増えて、
しかし投票率そのものは毎回、下がって行く
というのも不思議なんだが、野党に入れられた事前投票の票が
まとめてドカッと捨てられているとか。
事前投票の箱なんか、誰も監視してないので、疑えばキリがない。
コメント
*井の中の茹で蛙 | 2019年7月25日 | 返信
最近は、先ず結果があって、
それに数字を合わせるのが 行政のお仕事。
それを隠すのが 報道のお仕事。
*犬 | 2019年7月25日| 返信
やはり 藪蛇に なってしまったなw
↑
色々 出てきますねぇ、山田太郎とは? 初見で 知りませんよw
自民党も 姑息に過ぎる わなぁ。