画は 初代 歌川 豊國 (しょだい うたがわ とよくに)
明和6年〈1769年〉~ 文政8年〈1825年〉
江戸時代の浮世絵師、多くの門弟を育て、幕末に至る歌川派の興隆をもたらした。
号は一陽齋。 作
「初夢や」です。
「初夢や 親に三升の寶船 賀来」 とあり。
☆曇り、真冬日。
さて、当ブログ、年内の投稿は本日まで、とさせていただきます。
本年中の皆々様の ご来場、ご観覧、誠にありがとうございました、
来年も相変わりませず、何卒宜しく御願い申し上げます。
年明けは5日頃より、再開の予定でございます。
皆様、どーぞ よいお年を! 寒中、お風邪など召しませぬよう。
当たらぬユダ米・ミサイル、国費蕩尽の極みだ、
◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/post-8792.html
マスコミに載らない海外記事 2017年12月26日 (火)
◎アメリカのイージス・アショア弾道ミサイル防衛システム購入で
日本の安全性は低下する
☆https://www.strategic-culture.org/news/2017/12/22/
japan-purchase-us-aegis-ashore-bmd-system-may-make-less-safe.html
Andrei AKULOV 2017年12月22日 Strategic Culture Foundation
12月19日、日本の現在の二段階ミサイル防衛パトリオット能力発展型砲台と、
イージス駆逐艦とで構成されるへの追加として、
日本の内閣は二基のイージス・アショア弾道ミサイル防衛(BMD)システム
購入計画を承認した。
政府の決定は“常時、持続的に防護できるよう
我が国の弾道ミサイル防衛能力を抜本的に向上させる必要性”で説明されている。
11月29日、北朝鮮が、日本の現在のミサイル防衛網を飛び越えられると
主張する新たなより強力な弾道ミサイルを実験した。
2023年までに稼働予定の二基のイージス・アショア装置は、
先進的ミサイル迎撃機、巡航ミサイル迎撃が可能な
共同開発されたSM-3 Block IIAやSM-6を用いて、日本全土をカバーできる。
イージス戦闘システム、ミサイルの上昇段階で追尾を開始し、
イージス・アショア・サイト上空を飛行する前に、迎撃機を発射する。
システムは、短距離、中距離弾道ミサイルを最終段階で迎撃できる
バトリオット砲台と、イージスを装備した4隻の誘導ミサイル駆逐艦を補完する。
日本は長距離攻撃用空対地ミサイルも購入するが、その一つは、
攻撃が差し迫っていると見なされた際、北朝鮮の標的に対し、
F-15戦闘機や、最終的にはF-35から発射可能なアメリカ製JASSM-ERだ。
北日本の秋田と南西日本の山口にある自衛隊基地がサイト候補だ。
二基のイージス・アショア・ミサイル防衛システムの費用は
20億ドルを超える可能性がある。
最終段階高高度地域防衛システム(THAAD)という選択肢でなく、
イージス・アショアが選ばれたのは、経費の安さと多用途性が理由だ。。
日本はルーマニアとポーランドに続いて(2018年に配備予定)
システムを配備する三番目の国になる。
日本は既に大量の防衛機器をアメリカから購入している。
日本は既に次世代版のSM-3 Block IIA艦載弾道ミサイル・システム、
F-35戦闘機、V-22オスプレー・ティルト・ローター機と
AAV-7水陸両用車両の購入を決め、
アメリカ軍需産業に安定収入を保証している。
日本は長年、防衛以上の能力がある軍隊の構築努力を続けてきた。
憲法70周年の5月に、安倍晋三首相は、227,000人を擁する
日本自衛隊の“立場を明確にする”ため
改憲を計画していると初めて表明した。
日本では、もし威嚇された場合、先制攻撃を行う
より大きな能力の開発を要求する声が上がっている。
東京の国防専門家の中には、非核決議を再考し、
アメリカの核兵器を日本に配備するよう 招く時期かも知れない
という人々もいる。
昨年、安倍晋三政権は、日本国憲法には、日本の核兵器使用を
明示的に禁じるものは皆無だと述べた。
横畠裕介内閣法制局長官は、昨年、
“憲法上あらゆる種類の核兵器の使用が
およそ禁止されているとは考えてない”と述べた。
与党自由民主党の有力者、石破茂議員は平壌の核実験を受けて、
日本は 非核原則を議論する必要がある と考えている。
アメリカのトランプ大統領はこの傾向を歓迎し、
更なる共同軍事演習を呼びかけ、もっと多くの"高度な軍事備品" を
日本と韓国に売ると約束している。
昨年、ドナルド・トランプは大統領候補時代に
日本の核兵器保有を容認する考えを示してニュースになった。
最近日本の核備蓄はどうあるべきかの評価をしたアメリカ防衛専門家もいる。
北朝鮮問題が、日本がアメリカ核兵器を受け入れる可能性、
あるいは自国製のものを手に入れる可能性さえ議論を始めるのに利用された
という事実が、極めて気にかかる。
北朝鮮の脅威に対抗する通常兵器は多々あるが、
核抑止力は大きな誘惑であるように見える。
もし韓国と日本が核兵器開発計画を再開するようなことになれば、
核拡散防止条約(NPT)からの脱退を意味しよう。
他の国々も条約を葬る前例に倣い、1970年以来有効な、
素早く核保有諸国に加わる技術的可能性を持った多くの国々があるので、
瓶から精霊を出せば、野放しの核兵器開発競争が始まる。
アメリカが責任を負うようにする
アメリカの承認なしには日本は核保有国になれない。
憲法は国際紛争での武力の行使を放棄し、交戦権を認めていない。
憲法第9条は、軍隊の保持を禁じている。
歴代政権は、自衛隊に、もっぱら防衛目的だけを認めるものと解釈してきた。
2015年に、発効した歴史的変化が 限定的な集団的自衛、つまり、
攻撃を受けている同盟国支援を可能にするよう拡大された。
あらゆる改憲には国会両院の三分の二による承認、
そして更に国民投票が必要だ。
安倍首相の所属政党と連立政権のパートナー政党を合わせれば、
それだけの多数議席があり、改憲を進める時期を自由に選べるのだ。
周知の通り、イージス・アショア・ミサイル防衛システムは、
地上配備型中距離地対地巡航ミサイルも発射可能なMk-41発射装置を使っている。
中距離核戦力全廃条約(INF条約)はロシアとアメリカとの間の二国間協定だ。
日本は、アメリカのものを領土に配備するのではなく、
イージス・アショアを購入することに決めたのだ。
だから法律上、システムは日本のもので、アメリカのものではないことになり、
条約違反ではない。
しかし、システムは米日共同計画の一環だ。
条約の精神に反し、条約を骨抜きにするものだ。
日本はトマホーク長距離巡航ミサイル購入を検討している。
海上あるいは陸上配備のトマホークで、北朝鮮のみならず、
中国とロシアをも攻撃する能力を得ることになる。
防衛用イージス・アショアは 容易に攻撃用兵器に転換可能だ。
ソフトウエアを変えるだけで良いのだ。
ロシアと中国の懸念はもっともだ。
北朝鮮の脅威を口実として利用して、もし日本が核保有すると決めれば、
日本には核弾頭を装備するための稼働中の運搬手段があることになる。
先に挙げた事実が、そのような可能性が排除できないことを証明している。
日本政府が決めたばかりの判断は露日関係を酷く複雑化させるだろう。
システムが形式的に、アメリカのものでなく、
日本のものだというのは重要ではない。 それは脅威がなのだ。
これは北方領土問題の解決策を見出す可能性にも、
あらゆる種類の他の問題にも 悪影響をもたらそう。
これは両国が平和条約合意に至るのをずっと困難にしよう。
予定されている配備は、あらゆる分野での協力の障害となる
恒久的な懸念材料となろう。
また、それで日本は 報復攻撃の標的となり、
日本の安全性は、今よりずっと低くなる。
豊國、二枚目、
「寛政期河原崎座内部圖」(かんせいき かわらさきざ ないぶず)より、
「御曳花 愛敬曽我 ごひいきのはな あいきょうそが」です。
元絵は仕掛絵。
鬼王 / [3代目] 大谷 鬼次 おおたに おにじ
月小夜 / [4代目] 岩井 半四郎 いわい はんしろう
曾我十郎 / [2代目] 市川 門之助 いちかわ もんのすけ
まさに「苛政は虎よりも猛なり」、PSYCHO-PASS・下痢壺政権、
◆http://www.asyura2.com/17/senkyo237/msg/571.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2017 年 12 月 25 日 kNSCqYLU
◎弱い者ほど なぶるのか 安倍政権の沖縄と庶民への仕打ち
ヤクザよりもタチが悪い(日刊ゲンダイ)
▼http://www.asyura.us/imgup/img10/4755.jpg
▼http://www.asyura.us/imgup/img10/4756.jpg
☆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/220198
日刊ゲンダイ 2017年12月25日 文字起こし
この政権の冷酷無残がよく分かる。
政府が22日に閣議決定した2018年度予算案の中身は、
もはや鬼の所業と言うほかない。
まず、沖縄関係予算。沖縄振興費は前年から140億円減の
3010億円となっている。
前年度比で実に4.4%の減額だ。
しかも、国の直轄事業は軒並み増額し、使い道の自由度が高い
一括交付金を大幅に削った。
過去最低の1188億円は前年度比で約170億円、12.6%もの大幅減。
一括交付金は、これで4年連続の減額である。
23日付の毎日新聞が「翁長氏が知事になって振興予算が目に見えて減っている、
というところを県民に見せる」という政府関係者のコメントを紹介していたが、
こうなると、嫌がらせ以外の何物でもない。
知事選を前に、米軍普天間基地の辺野古移設に反対する
沖縄県の翁長知事に予算で圧力をかけ、沖縄世論に揺さぶりをかける。
いつもながら卑劣なやり口だ。
沖縄振興と基地問題を「リンクさせない」としてきた従来の政府方針を反故にして、
予算減額で締め付けようというのである。
その一方で、米軍空母艦載機部隊の移駐を岩国基地に受け入れる
山口県への関連交付金は従来の2・5倍に引き上げるなど、
露骨に優遇してみせるのだ。
元外務省国際情報局長の孫崎享氏が言う。
「基地問題で苦しんでいる沖縄に対し、よくこんな仕打ちができるものです。
今月13日にも普天間第二小学校に 米軍ヘリのCH53Eが窓を落とす
という事故がありました。わずか6日後に米軍が同機の飛行を再開しても、
日本政府は抗議もしないで容認した。
沖縄の基地問題と正面から向き合わずに、米国の顔色をうかがって
沖縄に辺野古移設をゴリ押ししてきたのが安倍政権です。
これに反対する民意に支えられた翁長知事に対しては振興予算の大幅カットと、
札束で頬をはたくような真似をする。
誰もがカネで言うことを聞くとでも思っているのでしょうか。
米国のトランプ大統領とまったく同じ下劣な発想です」
■「金目」で圧力はトランプと同じ
国連総会は21日の緊急特別会合で、エルサレムをイスラエルの首都とする
トランプ政権の決定に対し、
撤回を求める決議案を賛成多数で採択したが、
賛成すれば経済支援を打ち切ると 事前にドーカツしていたのがトランプだ。
「数億ドル、数十億ドルも受け取っていながら
アメリカに反対票を投じる国には、そうさせればいい。
我々は大いに(支援金を)節約できる」と公言していた。
敵と味方を峻別し、カネの力で自由意思まで支配しようとする
トランプ政権のドーカツ外交については、
さすがに日本のメディアも批判的に報じているが、
「最後は金目でしょ」の安倍自民もやっていることは同じだ。
逆らう者には容赦せずカネにものをいわせて 弱者イジメに精を出す。
すべてカネ、カネで、オトモダチには大盤振る舞い。
そのシワ寄せもまた、弱者に押し付けられる。
18年度予算案では 防衛費や公共事業費が膨張し、その分、
社会保障費が圧縮された。
診療報酬の改定では、医師や薬剤師の収入増になる「本体部分」が
588億円の増額になった。
プラス改定を要求してきた日本医師会の横倉会長は安倍官邸と蜜月関係にある。
日本医師会は自民党の有力な支持団体のひとつだ。
医師の収入が増える分、健康保険料や 患者の窓口負担も 増える。
生活保護予算は食費などの生活費に充てる「生活扶助費」を
国費ベースで約160億円削減する。
ひとり親家庭に支給する「母子加算」も減額。
厚労省の推計によると、67%の世帯で支給額が減るという。
☆弱者から搾り取ってオトモダチを優遇、米国に貢ぐ
「ギリギリで暮らしている人の生活費を削って
160億円の予算をカットし、防衛費は18年度予算案で660億円も増やした。
さらには17年度補正予算案にも防衛関連費2345億円が計上されていますから、
ざっと3000億円です。
これらの予算とはまた別に、新たに導入を決めた
陸上配備型ミサイル迎撃システムのイージス・ショアは1基あたり1000億円
といわれている。
迎撃システムなんて役に立たないことが分かっているのに、
米国から2基も買うというのです。
そんな無駄遣いをするくらいなら、社会保障費に回したらどうか
と言いたくなりますが、
生活保護カットと 沖縄の振興予算カットの 本質は同じです。
弱者の面倒をしっかり見るのが成熟した民主主義国家なのに、
安倍政権は弱者をますます困窮させる。
沖縄を切り捨て、弱者を切り捨てるのです」(孫崎享氏=前出)
4年連続で過去最大を更新した防衛費の中身を見ると、
米国製の武器購入が際立っている。
安倍政権になってから、対外有償軍事援助(FMS)による
米国からの武器調達は増加の一途。
12年度は1380億円だったFMS調達が、18年度は約4800億円と
3.5倍に膨れ上がる見込みだ。
「米国製の防衛装備品の購入にはすぐに予算がつくが、
米政府への支払いが増える分、自衛隊の訓練費などが圧迫される懸念が出てきた。
防衛力の強化は、ただ装備品を増やせばいいというものではありません」
(防衛省関係者)
安倍首相の本当の目的は防衛力の強化ではないのだろう。
米国から武器を大量購入して、トランプを喜ばせたいだけなのだ。
なぜなら、安倍自身が15日の参院本会議で米国製の武器購入について、
「米国の経済や雇用にも貢献するものと考えている」と明言していた。
だが、米国経済の前に、まず自国民の生活が大切ではないのか。
日本国内の格差拡大、貧困問題は深刻なところにきているのに、
生活保護を削って武器を買い、他国経済を潤わせるのが為政者のやることか。
■国内の貧困対策より海外バラマキ
訪日したユニセフのレーク事務局長が13日、都内で
「世界子ども白書」を発表したが、
「日本の子どもの16%が深刻な貧困状態にある」と、
先進国でも貧困率が高いことに懸念を示していた。
翌14日に安倍が表明したのは、保健・医療に関する国際会議
「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)フォーラム」で、
あらゆる人が医療保健サービスを受けられる世界の実現に向けて、
約29億ドル(約3300億円)の支援を行うことだった。
もちろん、世界の保健・医療への貢献も大切だが、
国内にも医療サービスを満足に受けられない人はたくさんいる。
160億円の生活保護費を削って、3300億円を大盤振る舞いするのは、
どうにも違和感がある。
その1割でも、国内の困窮家庭の支援に向けられないのか。
「今回の税制改正による増税は、国税と地方税を合わせて約2800億円
とされています。その増収分を上回る3300億円もの支援金が、
安倍首相の名誉欲を満たすためだけに使われてしまう。
汗水たらして稼いだそばからカツアゲされ、
オトモダチや海外にバラまかれては、国民はたまりません。
それも取りやすいところから搾取し、弱者を痛めつけて、
足りなくなれば、また搾り取るというえげつなさ。
ドロボー猫よろしく予算を膨らませ、その一部でオトモダチを優遇し、
米国に貢いで、将来世代に莫大な負担をツケ回している。
こんな状況では、若い世代が子どもをつくることもできません。
庶民は生きていくのもままならない。
こんな人でなし政権が『人づくり革命』などと言うのは笑止千万で、
完全に倒錯している。
この悪辣ぶりはヤクザ顔負けです」(政治評論家・本澤二郎氏)
任侠の世界には義侠心というものがある。
ヘタを打てば落とし前もつける。
親分の米国には媚びへつらって、弱者をいたぶり、
何があっても責任を取らない チンピラ政府は ヤクザよりもタチが悪い。
こんな政府やデタラメ予算案を許していたら、
庶民はなぶり殺されるだけだ。
↑
「日刊ゲンダイ」には座布団だ! 今年もお世話になりましたね、
毎度ながら いい記事をありがとう。
豊國、三枚目、
「七十一翁 永寿堂日比野」 (西村屋与八)です。
「一婦じ、二鷹、色よし三なすび」
腐れ白鵬が、協会批判(親方国籍条項)を始めた、角界の積年の膿、
モンゴル八百長互助会・中盆・白鵬、始末の潮時が来たなw
手前の当初からの持論ドーリだ、
◆https://news.infoseek.co.jp/article/00fujispo1712270003/
夕刊フジ / 2017年12月27日
◎貴乃花親方、傷害共謀で白鵬告訴も
専門家 「共犯として同じ罪に問われる可能性も」
角界の激震はまだ終わらない。
平幕貴ノ岩(27)への傷害容疑で書類送検された
元横綱日馬富士(33)について、鳥取地検は年内にも起訴するかどうか
判断を下すとみられる。
日本相撲協会も貴乃花親方(45)への聴取を終え、
28日の臨時理事会で処分を下して年内決着を図るが、
貴ノ岩の被害感情は強く、貴乃花親方の怒りも収まっていない。
法律の専門家は、現場に同席し事件のきっかけを作った横綱白鵬(32)
についても「告訴や告発を受ければ、傷害の共謀共同正犯として
同じ罪に問われる可能性がある」と指摘する。
(中略)
協会側は、年内に問題を片付けて来年の初場所に臨みたい構えだが、
事件はまだ終わっていないという指摘がある。
傷害容疑に問われているのは日馬富士だけだが、事件を振り返ると、
もう1人の重要人物がいる。
鳥取市内のちゃんこ店で10月25日夜に開かれた食事会の終盤、
「だいぶえらそうだった そうじゃないか。
これからは俺たちの時代だ と言ったそうじゃないか」と
白鵬が貴ノ岩に詰め寄ったことが全ての始まりだった。
東京・錦糸町のモンゴルカラオケバーで9月に
貴ノ岩が発言したという内容を知人から聞き、
1カ月以上たって蒸し返した形だ。
「俺は1月場所で(ガチンコで)横綱にも勝っている」と貴ノ岩が言ったとも
白鵬の耳に入っていた。
10月25日午後11時過ぎからラウンジの個室で始まった2次会でも
白鵬の説教は続く。
日馬富士は1次会では貴ノ岩をかばっていたが、説教が一段落した
と思ってスマートフォンを操作した貴ノ岩に激怒、
素手やカラオケのリモコンで殴打した。
危機管理委員会の報告書は、
《白鵬、鶴竜始め 現場にいた関係者が
日馬富士の暴行を 直ちに制止しなかったことは事実》
《角界の第一人者である白鵬がいたため、同人を差し置いて
止めに入ることにためらいがあったという者もいた》と認定している。
貴ノ岩は委員会の聴取に「傷害を負わされるような理由は全くない」と明言、
「なぜ誰も止めてくれなかったのか」と同席者にも強い不信感を募らせた。
鳥取県の高校を卒業した貴ノ岩は「他の力士や地元高校の関係者らの面前で
一方的に多数回にわたり 暴行を受けたので、恥ずかしかった」と
被害者感情も吐露。
「示談に応じる気持ちになれない」と話しているという。
自ら手を下してはいないが、説教できっかけを作り、
日馬富士の暴力をすぐに制止しなかった白鵬に刑事責任はないのか。
甲南大学法科大学院の園田寿教授(刑法)が、
今回のようなケースで適用される可能性があると考えるのが
「傷害現場助勢罪」だ。
「暴行をはたらく日馬富士に、もし白鵬が『もっとやれ』などと声をかけ、
はやしたてるようなことをしていたなら、この法律の対象となり
1年以下の懲役または10万円以下の罰金もしくは科料に問われる」
一方、弁護士の高橋裕樹氏は「共謀共同正犯」が成り立つとの見方を示す。
実際に手を下していなくても、共謀をしたことで
実行犯と同じ罪に問われるという概念だ。
「白鵬は日馬富士より1つ年下だが、横綱としての格ははるかに上だ。
この人間関係を前提にすれば、白鵬の意思をくんで
日馬富士が“礼節の教育”という名の暴力に及ぶという『黙示の意思連絡』
ができていたと考えることもできる」
鳥取県警が書類送検したのは日馬富士だけだが、
白鵬を捜査対象にするには「貴ノ岩が白鵬を告訴する必要がある」と高橋氏。
ただ、貴ノ岩は、母国のモンゴルで、日馬富士を引退に追い込んだ“悪者”
のように報道されているといい、自ら白鵬まで告訴すると、
さらに風当たりが強まることも予想される。
そのため、貴乃花親方ら第三者が 告発する形もありうる。
貴乃花親方は 対モンゴル勢のカードを まだ握っていることになる。
◆https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171226-00097121-playboyz-pol
週プレNEWS 12/26(火)
◎森友学園・籠池夫妻が勾留5ヵ月 …
「年越しも拘置所」は異常すぎる!
森友学園の幼稚園が、不正に補助金を得ていたとして8月に
「詐欺罪」で逮捕された理事長夫妻は、今も大阪拘置所の中にいる。
いまだ公判は始まらず、実の子供との面会も許されぬままに …。
森友問題を最も深く取材してきた菅野完(すがの・たもつ)氏が、
この異常さを解説する。
■会計検査院は財務省を断罪したが
私の手元に、3人の中年男女が仲良く写った一枚の写真があります。
撮影されたのは今からおよそ3年前。
場所は学校法人森友学園が小学校建設を予定していた
大阪府豊中市の国有地の前です。
写真の人物は森友学園の理事長だった籠池泰典(やすのり)氏と
その妻・諄子(じゅんこ)氏。
このふたりに挟まれて、我が国のファーストレディー・安倍昭恵さんが
笑みをたたえてカメラを見据えているという構図の写真です。
11月27日から審議が始まった衆院予算委員会では
野党から政府に対し連日厳しい追及が続きました。
話題の中心はやはり、森友問題。
あの写真が撮られた国有地こそがこの問題の舞台です。
選挙が終わり自民党が圧勝したというのに、
今になっても国会で森友問題が議論されるのにはわけがあります。
なにせつい先日、会計検査院が、森友学園への国有地売却が
適正であったかどうかを検証する報告書を発表したばかり。
この報告書の中で会計検査院は
「(国有地を)売払い前提の定期借地とする特例処理を行った事例は
本件以外に見受けられなかった」
「(財務省の判断は)慎重な検討を欠いていたと認められる」等々と
筆を尽くして書き連ね、あの国有地払い下げが異例ずくめであり
かつまた財務省があまりにも杜撰(ずさん)にすぎた
ことを明確に指摘しています。
つまり、この報告書で会計検査院は、財務省の佐川理財局長(当時)が
選挙前の国会で連発していた「問題ない」 「全て適正」という答弁は
ことごとく嘘であったと言っているわけです。
この報告書がある以上、野党の皆さんが
政府を引き続き厳しく追及するのは当然と言えるでしょう。
しかしここまで会計検査院に断罪されながらも、
政府は以前の答弁を維持する と言って憚(はばか)りません。
佐川さんの後任として現在財務省理財局長を務める太田さんなどは、
もはや獅子奮迅の働きぶりで
「これまでの政府の答弁に間違いはなかった」との主張を繰り返しています。
とはいうもののその答弁内容はいささか滑稽。
森友学園側と財務省の職員が売却価格について交渉していた様子を記録した
録音データに関する答弁などその代表例でしょう。
これまで録音データの存在そのものを認めなかったのに、
なぜか急転直下あの録音データが本物であると認めたうえで
「確かにあの会話では金額の話はでているが価格の話ではない」という、
そこらへんの小学生が宿題を忘れた時のいいわけ
のような答弁を繰り返しています。
いやぁ国会中継でここまで面白いものがみられるとは思いもしませんでした。
こうして苦しい答弁に終始する政府要員の姿をみせつけられているからか、
安倍総理の答弁もだんだんと荒っぽいものとなってきました。
「丁寧に真摯(しんし)に説明する」という前置きはどこへやら、
ここ数日は野党議員を鼻で笑ったり声を荒らげて答弁するなど「昔の悪い癖」
がだんだんと頭をもたげている様子です。
しかし不思議なのは、安倍昭恵さんの存在です。
彼女は国会で夫である安倍晋三氏が窮地に立たされれば立たされるほど
嬉しいのでしょうか、この予算委員会直前にFacebookを突然更新し、
自身が経営する居酒屋の盛大な5周年記念パーティーの様子を公開したのです。
いやー。空気の読めなさっぷりもここまでくれば大したもの。
もはや豪傑の態度ですな。
■冷暖房のない部屋と窓のない部屋で
昭恵夫人が能天気にもFBに公開したパーティーの写真をみながら、
私はどうしても森友学園前理事長籠池泰典氏とその妻・諄子氏の
身の上を考えずにいられませんでした。
あの夫妻が大阪地検特捜部に逮捕されてからそろそろ4ヵ月。
この間、籠池夫妻が置かれた環境は
過酷という言葉さえ生ぬるい極めて劣悪なものです。
夫妻が勾留されている大阪拘置所には、新館と旧館のふたつの建物があります。
このうち妻の諄子氏がいるのは旧館で、その名の通り古い建物。
むき出しのコンクリートの壁に小さな窓が一つ付いているだけで
冷暖房さえない環境です。
8月の勾留開始直後の灼熱(しゃくねつ)の夏も、
この冬の凍(い)てつく寒さも彼女はこの小部屋で耐え忍び続けています。
一方、籠池前理事長が勾留されている新館は建物が新しく
冷暖房完備とはいうものの、窓が一切ありません。
昼夜の区別がつくのは天井に張り付いた蛍光灯のオンオフだけという環境。
全く別の事件で大阪拘置所新館に勾留された経験のある人物に話を聞いた
ことがありますが、「季節の変化も当然わからん。
蛍光灯だけが頼りやけども、それさえ看守が操作してるわけで信用ならん。
あらゆる時間の感覚が止まる。一瞬が永遠に感じられる」と言います。
さらに信じられないことに、この5ヵ月間、
あの夫妻には接見禁止措置が施行され続けており、
弁護士以外、実の子供たちでさえ面会できない状態が続いているのです。
もうここまでいけば人権蹂躙(じゅうりん)と言っても過言ではないでしょう。
とはいうものの、あのふたりの逮捕容疑は 詐欺。
詐欺は重罪です。
しかもふたりとも黙秘を続けていますから、勾留期間が長期化することも
当然とはいえるかもしれません。
しかしこうして「確かに酷いけども、長期勾留もやむなしだよなぁ」
と考えてしまうことがなによりも怖いのです。
籠池夫妻の事例だけでなく「起訴事実を否認する被疑者の勾留が 長期化する」
という事例は数多く存在します。
そうしたことを根拠に「夫妻の勾留長期化やむなし」と考えてしまいがちなのですが、
「否認あるいは黙秘するから 勾留を長期化させる」なんて
慣行があるのは先進国でおそらく日本だけ。
とうてい「当然だ」だの 「やむなしだ」などと 言えるような措置ではありません。
国連拷問禁止委員会をはじめとするさまざまな国際機関から
日本の司法制度が「人質司法」と繰り返し批判されているのはこのためです。
籠池夫妻は諸外国から「中世レベル」とまで揶揄(やゆ)される
日本の司法制度の闇に陥ってしまったのです。
逮捕の直前、籠池夫妻は冒頭で紹介した写真に写る昭恵さんの顔を指さしながら
「恨んでるかって? とんでもない。この写真の頃も その後も、
昭恵さんは親身に親切にしてくれた。
今も感謝してるねんで。ほんまに」と私に語ってくれました。
籠池夫妻は拘置所でどんな年末を迎えるのでしょうか。
昭恵さんはまた大晦日に盛大なパーティーでもやるのでしょうか。
私は今、手元のこの写真を破り捨てたい衝動に駆られています。
●文/菅野完(すがの・たもつ)
著書『日本会議の研究』(扶桑社新書)で今年度の
大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞読者賞を受賞。
今年上半期に森友学園報道が過熱した際、
テレビでは「籠池の代理人」のようなとらえられ方をしたが、
その立場は一貫して「籠池vs園児・保護者なら園児・保護者の味方。
籠池vs国なら籠池の味方」。
10月より始まった会員限定メルマガが大好評。
↑
以前、YouTubeで見たのだが、籠池夫婦は「幼児虐待」の常習犯ですよ。
田圃かなんかで幼児を突き飛ばしておった映像を見てビックリした。
「教育勅語」を斉唱させる、というのも一種の拷問ですよ、幼児だよ、幼児に。
「因果はめぐる風車」、罰を受けておる、とも言えるわなぁ。
ま、今年のキーマンだったわな、歴史に残ったよ。
悪党だが、憎めぬキャラだもなw
もうすぐ出てこれるだろ、そろそろ陰険な隔離も限界だ。
来年はモリカケで大きく動くよ、通常国会から。
なにか大きな事件がありましたら、随時投稿します。
繰り返しですが、 皆様、どうか良いお年を!
管理人 拝
明和6年〈1769年〉~ 文政8年〈1825年〉
江戸時代の浮世絵師、多くの門弟を育て、幕末に至る歌川派の興隆をもたらした。
号は一陽齋。 作
「初夢や」です。
「初夢や 親に三升の寶船 賀来」 とあり。
☆曇り、真冬日。
さて、当ブログ、年内の投稿は本日まで、とさせていただきます。
本年中の皆々様の ご来場、ご観覧、誠にありがとうございました、
来年も相変わりませず、何卒宜しく御願い申し上げます。
年明けは5日頃より、再開の予定でございます。
皆様、どーぞ よいお年を! 寒中、お風邪など召しませぬよう。
当たらぬユダ米・ミサイル、国費蕩尽の極みだ、
◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/post-8792.html
マスコミに載らない海外記事 2017年12月26日 (火)
◎アメリカのイージス・アショア弾道ミサイル防衛システム購入で
日本の安全性は低下する
☆https://www.strategic-culture.org/news/2017/12/22/
japan-purchase-us-aegis-ashore-bmd-system-may-make-less-safe.html
Andrei AKULOV 2017年12月22日 Strategic Culture Foundation
12月19日、日本の現在の二段階ミサイル防衛パトリオット能力発展型砲台と、
イージス駆逐艦とで構成されるへの追加として、
日本の内閣は二基のイージス・アショア弾道ミサイル防衛(BMD)システム
購入計画を承認した。
政府の決定は“常時、持続的に防護できるよう
我が国の弾道ミサイル防衛能力を抜本的に向上させる必要性”で説明されている。
11月29日、北朝鮮が、日本の現在のミサイル防衛網を飛び越えられると
主張する新たなより強力な弾道ミサイルを実験した。
2023年までに稼働予定の二基のイージス・アショア装置は、
先進的ミサイル迎撃機、巡航ミサイル迎撃が可能な
共同開発されたSM-3 Block IIAやSM-6を用いて、日本全土をカバーできる。
イージス戦闘システム、ミサイルの上昇段階で追尾を開始し、
イージス・アショア・サイト上空を飛行する前に、迎撃機を発射する。
システムは、短距離、中距離弾道ミサイルを最終段階で迎撃できる
バトリオット砲台と、イージスを装備した4隻の誘導ミサイル駆逐艦を補完する。
日本は長距離攻撃用空対地ミサイルも購入するが、その一つは、
攻撃が差し迫っていると見なされた際、北朝鮮の標的に対し、
F-15戦闘機や、最終的にはF-35から発射可能なアメリカ製JASSM-ERだ。
北日本の秋田と南西日本の山口にある自衛隊基地がサイト候補だ。
二基のイージス・アショア・ミサイル防衛システムの費用は
20億ドルを超える可能性がある。
最終段階高高度地域防衛システム(THAAD)という選択肢でなく、
イージス・アショアが選ばれたのは、経費の安さと多用途性が理由だ。。
日本はルーマニアとポーランドに続いて(2018年に配備予定)
システムを配備する三番目の国になる。
日本は既に大量の防衛機器をアメリカから購入している。
日本は既に次世代版のSM-3 Block IIA艦載弾道ミサイル・システム、
F-35戦闘機、V-22オスプレー・ティルト・ローター機と
AAV-7水陸両用車両の購入を決め、
アメリカ軍需産業に安定収入を保証している。
日本は長年、防衛以上の能力がある軍隊の構築努力を続けてきた。
憲法70周年の5月に、安倍晋三首相は、227,000人を擁する
日本自衛隊の“立場を明確にする”ため
改憲を計画していると初めて表明した。
日本では、もし威嚇された場合、先制攻撃を行う
より大きな能力の開発を要求する声が上がっている。
東京の国防専門家の中には、非核決議を再考し、
アメリカの核兵器を日本に配備するよう 招く時期かも知れない
という人々もいる。
昨年、安倍晋三政権は、日本国憲法には、日本の核兵器使用を
明示的に禁じるものは皆無だと述べた。
横畠裕介内閣法制局長官は、昨年、
“憲法上あらゆる種類の核兵器の使用が
およそ禁止されているとは考えてない”と述べた。
与党自由民主党の有力者、石破茂議員は平壌の核実験を受けて、
日本は 非核原則を議論する必要がある と考えている。
アメリカのトランプ大統領はこの傾向を歓迎し、
更なる共同軍事演習を呼びかけ、もっと多くの"高度な軍事備品" を
日本と韓国に売ると約束している。
昨年、ドナルド・トランプは大統領候補時代に
日本の核兵器保有を容認する考えを示してニュースになった。
最近日本の核備蓄はどうあるべきかの評価をしたアメリカ防衛専門家もいる。
北朝鮮問題が、日本がアメリカ核兵器を受け入れる可能性、
あるいは自国製のものを手に入れる可能性さえ議論を始めるのに利用された
という事実が、極めて気にかかる。
北朝鮮の脅威に対抗する通常兵器は多々あるが、
核抑止力は大きな誘惑であるように見える。
もし韓国と日本が核兵器開発計画を再開するようなことになれば、
核拡散防止条約(NPT)からの脱退を意味しよう。
他の国々も条約を葬る前例に倣い、1970年以来有効な、
素早く核保有諸国に加わる技術的可能性を持った多くの国々があるので、
瓶から精霊を出せば、野放しの核兵器開発競争が始まる。
アメリカが責任を負うようにする
アメリカの承認なしには日本は核保有国になれない。
憲法は国際紛争での武力の行使を放棄し、交戦権を認めていない。
憲法第9条は、軍隊の保持を禁じている。
歴代政権は、自衛隊に、もっぱら防衛目的だけを認めるものと解釈してきた。
2015年に、発効した歴史的変化が 限定的な集団的自衛、つまり、
攻撃を受けている同盟国支援を可能にするよう拡大された。
あらゆる改憲には国会両院の三分の二による承認、
そして更に国民投票が必要だ。
安倍首相の所属政党と連立政権のパートナー政党を合わせれば、
それだけの多数議席があり、改憲を進める時期を自由に選べるのだ。
周知の通り、イージス・アショア・ミサイル防衛システムは、
地上配備型中距離地対地巡航ミサイルも発射可能なMk-41発射装置を使っている。
中距離核戦力全廃条約(INF条約)はロシアとアメリカとの間の二国間協定だ。
日本は、アメリカのものを領土に配備するのではなく、
イージス・アショアを購入することに決めたのだ。
だから法律上、システムは日本のもので、アメリカのものではないことになり、
条約違反ではない。
しかし、システムは米日共同計画の一環だ。
条約の精神に反し、条約を骨抜きにするものだ。
日本はトマホーク長距離巡航ミサイル購入を検討している。
海上あるいは陸上配備のトマホークで、北朝鮮のみならず、
中国とロシアをも攻撃する能力を得ることになる。
防衛用イージス・アショアは 容易に攻撃用兵器に転換可能だ。
ソフトウエアを変えるだけで良いのだ。
ロシアと中国の懸念はもっともだ。
北朝鮮の脅威を口実として利用して、もし日本が核保有すると決めれば、
日本には核弾頭を装備するための稼働中の運搬手段があることになる。
先に挙げた事実が、そのような可能性が排除できないことを証明している。
日本政府が決めたばかりの判断は露日関係を酷く複雑化させるだろう。
システムが形式的に、アメリカのものでなく、
日本のものだというのは重要ではない。 それは脅威がなのだ。
これは北方領土問題の解決策を見出す可能性にも、
あらゆる種類の他の問題にも 悪影響をもたらそう。
これは両国が平和条約合意に至るのをずっと困難にしよう。
予定されている配備は、あらゆる分野での協力の障害となる
恒久的な懸念材料となろう。
また、それで日本は 報復攻撃の標的となり、
日本の安全性は、今よりずっと低くなる。
豊國、二枚目、
「寛政期河原崎座内部圖」(かんせいき かわらさきざ ないぶず)より、
「御曳花 愛敬曽我 ごひいきのはな あいきょうそが」です。
元絵は仕掛絵。
鬼王 / [3代目] 大谷 鬼次 おおたに おにじ
月小夜 / [4代目] 岩井 半四郎 いわい はんしろう
曾我十郎 / [2代目] 市川 門之助 いちかわ もんのすけ
まさに「苛政は虎よりも猛なり」、PSYCHO-PASS・下痢壺政権、
◆http://www.asyura2.com/17/senkyo237/msg/571.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2017 年 12 月 25 日 kNSCqYLU
◎弱い者ほど なぶるのか 安倍政権の沖縄と庶民への仕打ち
ヤクザよりもタチが悪い(日刊ゲンダイ)
▼http://www.asyura.us/imgup/img10/4755.jpg
▼http://www.asyura.us/imgup/img10/4756.jpg
☆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/220198
日刊ゲンダイ 2017年12月25日 文字起こし
この政権の冷酷無残がよく分かる。
政府が22日に閣議決定した2018年度予算案の中身は、
もはや鬼の所業と言うほかない。
まず、沖縄関係予算。沖縄振興費は前年から140億円減の
3010億円となっている。
前年度比で実に4.4%の減額だ。
しかも、国の直轄事業は軒並み増額し、使い道の自由度が高い
一括交付金を大幅に削った。
過去最低の1188億円は前年度比で約170億円、12.6%もの大幅減。
一括交付金は、これで4年連続の減額である。
23日付の毎日新聞が「翁長氏が知事になって振興予算が目に見えて減っている、
というところを県民に見せる」という政府関係者のコメントを紹介していたが、
こうなると、嫌がらせ以外の何物でもない。
知事選を前に、米軍普天間基地の辺野古移設に反対する
沖縄県の翁長知事に予算で圧力をかけ、沖縄世論に揺さぶりをかける。
いつもながら卑劣なやり口だ。
沖縄振興と基地問題を「リンクさせない」としてきた従来の政府方針を反故にして、
予算減額で締め付けようというのである。
その一方で、米軍空母艦載機部隊の移駐を岩国基地に受け入れる
山口県への関連交付金は従来の2・5倍に引き上げるなど、
露骨に優遇してみせるのだ。
元外務省国際情報局長の孫崎享氏が言う。
「基地問題で苦しんでいる沖縄に対し、よくこんな仕打ちができるものです。
今月13日にも普天間第二小学校に 米軍ヘリのCH53Eが窓を落とす
という事故がありました。わずか6日後に米軍が同機の飛行を再開しても、
日本政府は抗議もしないで容認した。
沖縄の基地問題と正面から向き合わずに、米国の顔色をうかがって
沖縄に辺野古移設をゴリ押ししてきたのが安倍政権です。
これに反対する民意に支えられた翁長知事に対しては振興予算の大幅カットと、
札束で頬をはたくような真似をする。
誰もがカネで言うことを聞くとでも思っているのでしょうか。
米国のトランプ大統領とまったく同じ下劣な発想です」
■「金目」で圧力はトランプと同じ
国連総会は21日の緊急特別会合で、エルサレムをイスラエルの首都とする
トランプ政権の決定に対し、
撤回を求める決議案を賛成多数で採択したが、
賛成すれば経済支援を打ち切ると 事前にドーカツしていたのがトランプだ。
「数億ドル、数十億ドルも受け取っていながら
アメリカに反対票を投じる国には、そうさせればいい。
我々は大いに(支援金を)節約できる」と公言していた。
敵と味方を峻別し、カネの力で自由意思まで支配しようとする
トランプ政権のドーカツ外交については、
さすがに日本のメディアも批判的に報じているが、
「最後は金目でしょ」の安倍自民もやっていることは同じだ。
逆らう者には容赦せずカネにものをいわせて 弱者イジメに精を出す。
すべてカネ、カネで、オトモダチには大盤振る舞い。
そのシワ寄せもまた、弱者に押し付けられる。
18年度予算案では 防衛費や公共事業費が膨張し、その分、
社会保障費が圧縮された。
診療報酬の改定では、医師や薬剤師の収入増になる「本体部分」が
588億円の増額になった。
プラス改定を要求してきた日本医師会の横倉会長は安倍官邸と蜜月関係にある。
日本医師会は自民党の有力な支持団体のひとつだ。
医師の収入が増える分、健康保険料や 患者の窓口負担も 増える。
生活保護予算は食費などの生活費に充てる「生活扶助費」を
国費ベースで約160億円削減する。
ひとり親家庭に支給する「母子加算」も減額。
厚労省の推計によると、67%の世帯で支給額が減るという。
☆弱者から搾り取ってオトモダチを優遇、米国に貢ぐ
「ギリギリで暮らしている人の生活費を削って
160億円の予算をカットし、防衛費は18年度予算案で660億円も増やした。
さらには17年度補正予算案にも防衛関連費2345億円が計上されていますから、
ざっと3000億円です。
これらの予算とはまた別に、新たに導入を決めた
陸上配備型ミサイル迎撃システムのイージス・ショアは1基あたり1000億円
といわれている。
迎撃システムなんて役に立たないことが分かっているのに、
米国から2基も買うというのです。
そんな無駄遣いをするくらいなら、社会保障費に回したらどうか
と言いたくなりますが、
生活保護カットと 沖縄の振興予算カットの 本質は同じです。
弱者の面倒をしっかり見るのが成熟した民主主義国家なのに、
安倍政権は弱者をますます困窮させる。
沖縄を切り捨て、弱者を切り捨てるのです」(孫崎享氏=前出)
4年連続で過去最大を更新した防衛費の中身を見ると、
米国製の武器購入が際立っている。
安倍政権になってから、対外有償軍事援助(FMS)による
米国からの武器調達は増加の一途。
12年度は1380億円だったFMS調達が、18年度は約4800億円と
3.5倍に膨れ上がる見込みだ。
「米国製の防衛装備品の購入にはすぐに予算がつくが、
米政府への支払いが増える分、自衛隊の訓練費などが圧迫される懸念が出てきた。
防衛力の強化は、ただ装備品を増やせばいいというものではありません」
(防衛省関係者)
安倍首相の本当の目的は防衛力の強化ではないのだろう。
米国から武器を大量購入して、トランプを喜ばせたいだけなのだ。
なぜなら、安倍自身が15日の参院本会議で米国製の武器購入について、
「米国の経済や雇用にも貢献するものと考えている」と明言していた。
だが、米国経済の前に、まず自国民の生活が大切ではないのか。
日本国内の格差拡大、貧困問題は深刻なところにきているのに、
生活保護を削って武器を買い、他国経済を潤わせるのが為政者のやることか。
■国内の貧困対策より海外バラマキ
訪日したユニセフのレーク事務局長が13日、都内で
「世界子ども白書」を発表したが、
「日本の子どもの16%が深刻な貧困状態にある」と、
先進国でも貧困率が高いことに懸念を示していた。
翌14日に安倍が表明したのは、保健・医療に関する国際会議
「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)フォーラム」で、
あらゆる人が医療保健サービスを受けられる世界の実現に向けて、
約29億ドル(約3300億円)の支援を行うことだった。
もちろん、世界の保健・医療への貢献も大切だが、
国内にも医療サービスを満足に受けられない人はたくさんいる。
160億円の生活保護費を削って、3300億円を大盤振る舞いするのは、
どうにも違和感がある。
その1割でも、国内の困窮家庭の支援に向けられないのか。
「今回の税制改正による増税は、国税と地方税を合わせて約2800億円
とされています。その増収分を上回る3300億円もの支援金が、
安倍首相の名誉欲を満たすためだけに使われてしまう。
汗水たらして稼いだそばからカツアゲされ、
オトモダチや海外にバラまかれては、国民はたまりません。
それも取りやすいところから搾取し、弱者を痛めつけて、
足りなくなれば、また搾り取るというえげつなさ。
ドロボー猫よろしく予算を膨らませ、その一部でオトモダチを優遇し、
米国に貢いで、将来世代に莫大な負担をツケ回している。
こんな状況では、若い世代が子どもをつくることもできません。
庶民は生きていくのもままならない。
こんな人でなし政権が『人づくり革命』などと言うのは笑止千万で、
完全に倒錯している。
この悪辣ぶりはヤクザ顔負けです」(政治評論家・本澤二郎氏)
任侠の世界には義侠心というものがある。
ヘタを打てば落とし前もつける。
親分の米国には媚びへつらって、弱者をいたぶり、
何があっても責任を取らない チンピラ政府は ヤクザよりもタチが悪い。
こんな政府やデタラメ予算案を許していたら、
庶民はなぶり殺されるだけだ。
↑
「日刊ゲンダイ」には座布団だ! 今年もお世話になりましたね、
毎度ながら いい記事をありがとう。
豊國、三枚目、
「七十一翁 永寿堂日比野」 (西村屋与八)です。
「一婦じ、二鷹、色よし三なすび」
腐れ白鵬が、協会批判(親方国籍条項)を始めた、角界の積年の膿、
モンゴル八百長互助会・中盆・白鵬、始末の潮時が来たなw
手前の当初からの持論ドーリだ、
◆https://news.infoseek.co.jp/article/00fujispo1712270003/
夕刊フジ / 2017年12月27日
◎貴乃花親方、傷害共謀で白鵬告訴も
専門家 「共犯として同じ罪に問われる可能性も」
角界の激震はまだ終わらない。
平幕貴ノ岩(27)への傷害容疑で書類送検された
元横綱日馬富士(33)について、鳥取地検は年内にも起訴するかどうか
判断を下すとみられる。
日本相撲協会も貴乃花親方(45)への聴取を終え、
28日の臨時理事会で処分を下して年内決着を図るが、
貴ノ岩の被害感情は強く、貴乃花親方の怒りも収まっていない。
法律の専門家は、現場に同席し事件のきっかけを作った横綱白鵬(32)
についても「告訴や告発を受ければ、傷害の共謀共同正犯として
同じ罪に問われる可能性がある」と指摘する。
(中略)
協会側は、年内に問題を片付けて来年の初場所に臨みたい構えだが、
事件はまだ終わっていないという指摘がある。
傷害容疑に問われているのは日馬富士だけだが、事件を振り返ると、
もう1人の重要人物がいる。
鳥取市内のちゃんこ店で10月25日夜に開かれた食事会の終盤、
「だいぶえらそうだった そうじゃないか。
これからは俺たちの時代だ と言ったそうじゃないか」と
白鵬が貴ノ岩に詰め寄ったことが全ての始まりだった。
東京・錦糸町のモンゴルカラオケバーで9月に
貴ノ岩が発言したという内容を知人から聞き、
1カ月以上たって蒸し返した形だ。
「俺は1月場所で(ガチンコで)横綱にも勝っている」と貴ノ岩が言ったとも
白鵬の耳に入っていた。
10月25日午後11時過ぎからラウンジの個室で始まった2次会でも
白鵬の説教は続く。
日馬富士は1次会では貴ノ岩をかばっていたが、説教が一段落した
と思ってスマートフォンを操作した貴ノ岩に激怒、
素手やカラオケのリモコンで殴打した。
危機管理委員会の報告書は、
《白鵬、鶴竜始め 現場にいた関係者が
日馬富士の暴行を 直ちに制止しなかったことは事実》
《角界の第一人者である白鵬がいたため、同人を差し置いて
止めに入ることにためらいがあったという者もいた》と認定している。
貴ノ岩は委員会の聴取に「傷害を負わされるような理由は全くない」と明言、
「なぜ誰も止めてくれなかったのか」と同席者にも強い不信感を募らせた。
鳥取県の高校を卒業した貴ノ岩は「他の力士や地元高校の関係者らの面前で
一方的に多数回にわたり 暴行を受けたので、恥ずかしかった」と
被害者感情も吐露。
「示談に応じる気持ちになれない」と話しているという。
自ら手を下してはいないが、説教できっかけを作り、
日馬富士の暴力をすぐに制止しなかった白鵬に刑事責任はないのか。
甲南大学法科大学院の園田寿教授(刑法)が、
今回のようなケースで適用される可能性があると考えるのが
「傷害現場助勢罪」だ。
「暴行をはたらく日馬富士に、もし白鵬が『もっとやれ』などと声をかけ、
はやしたてるようなことをしていたなら、この法律の対象となり
1年以下の懲役または10万円以下の罰金もしくは科料に問われる」
一方、弁護士の高橋裕樹氏は「共謀共同正犯」が成り立つとの見方を示す。
実際に手を下していなくても、共謀をしたことで
実行犯と同じ罪に問われるという概念だ。
「白鵬は日馬富士より1つ年下だが、横綱としての格ははるかに上だ。
この人間関係を前提にすれば、白鵬の意思をくんで
日馬富士が“礼節の教育”という名の暴力に及ぶという『黙示の意思連絡』
ができていたと考えることもできる」
鳥取県警が書類送検したのは日馬富士だけだが、
白鵬を捜査対象にするには「貴ノ岩が白鵬を告訴する必要がある」と高橋氏。
ただ、貴ノ岩は、母国のモンゴルで、日馬富士を引退に追い込んだ“悪者”
のように報道されているといい、自ら白鵬まで告訴すると、
さらに風当たりが強まることも予想される。
そのため、貴乃花親方ら第三者が 告発する形もありうる。
貴乃花親方は 対モンゴル勢のカードを まだ握っていることになる。
◆https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171226-00097121-playboyz-pol
週プレNEWS 12/26(火)
◎森友学園・籠池夫妻が勾留5ヵ月 …
「年越しも拘置所」は異常すぎる!
森友学園の幼稚園が、不正に補助金を得ていたとして8月に
「詐欺罪」で逮捕された理事長夫妻は、今も大阪拘置所の中にいる。
いまだ公判は始まらず、実の子供との面会も許されぬままに …。
森友問題を最も深く取材してきた菅野完(すがの・たもつ)氏が、
この異常さを解説する。
■会計検査院は財務省を断罪したが
私の手元に、3人の中年男女が仲良く写った一枚の写真があります。
撮影されたのは今からおよそ3年前。
場所は学校法人森友学園が小学校建設を予定していた
大阪府豊中市の国有地の前です。
写真の人物は森友学園の理事長だった籠池泰典(やすのり)氏と
その妻・諄子(じゅんこ)氏。
このふたりに挟まれて、我が国のファーストレディー・安倍昭恵さんが
笑みをたたえてカメラを見据えているという構図の写真です。
11月27日から審議が始まった衆院予算委員会では
野党から政府に対し連日厳しい追及が続きました。
話題の中心はやはり、森友問題。
あの写真が撮られた国有地こそがこの問題の舞台です。
選挙が終わり自民党が圧勝したというのに、
今になっても国会で森友問題が議論されるのにはわけがあります。
なにせつい先日、会計検査院が、森友学園への国有地売却が
適正であったかどうかを検証する報告書を発表したばかり。
この報告書の中で会計検査院は
「(国有地を)売払い前提の定期借地とする特例処理を行った事例は
本件以外に見受けられなかった」
「(財務省の判断は)慎重な検討を欠いていたと認められる」等々と
筆を尽くして書き連ね、あの国有地払い下げが異例ずくめであり
かつまた財務省があまりにも杜撰(ずさん)にすぎた
ことを明確に指摘しています。
つまり、この報告書で会計検査院は、財務省の佐川理財局長(当時)が
選挙前の国会で連発していた「問題ない」 「全て適正」という答弁は
ことごとく嘘であったと言っているわけです。
この報告書がある以上、野党の皆さんが
政府を引き続き厳しく追及するのは当然と言えるでしょう。
しかしここまで会計検査院に断罪されながらも、
政府は以前の答弁を維持する と言って憚(はばか)りません。
佐川さんの後任として現在財務省理財局長を務める太田さんなどは、
もはや獅子奮迅の働きぶりで
「これまでの政府の答弁に間違いはなかった」との主張を繰り返しています。
とはいうもののその答弁内容はいささか滑稽。
森友学園側と財務省の職員が売却価格について交渉していた様子を記録した
録音データに関する答弁などその代表例でしょう。
これまで録音データの存在そのものを認めなかったのに、
なぜか急転直下あの録音データが本物であると認めたうえで
「確かにあの会話では金額の話はでているが価格の話ではない」という、
そこらへんの小学生が宿題を忘れた時のいいわけ
のような答弁を繰り返しています。
いやぁ国会中継でここまで面白いものがみられるとは思いもしませんでした。
こうして苦しい答弁に終始する政府要員の姿をみせつけられているからか、
安倍総理の答弁もだんだんと荒っぽいものとなってきました。
「丁寧に真摯(しんし)に説明する」という前置きはどこへやら、
ここ数日は野党議員を鼻で笑ったり声を荒らげて答弁するなど「昔の悪い癖」
がだんだんと頭をもたげている様子です。
しかし不思議なのは、安倍昭恵さんの存在です。
彼女は国会で夫である安倍晋三氏が窮地に立たされれば立たされるほど
嬉しいのでしょうか、この予算委員会直前にFacebookを突然更新し、
自身が経営する居酒屋の盛大な5周年記念パーティーの様子を公開したのです。
いやー。空気の読めなさっぷりもここまでくれば大したもの。
もはや豪傑の態度ですな。
■冷暖房のない部屋と窓のない部屋で
昭恵夫人が能天気にもFBに公開したパーティーの写真をみながら、
私はどうしても森友学園前理事長籠池泰典氏とその妻・諄子氏の
身の上を考えずにいられませんでした。
あの夫妻が大阪地検特捜部に逮捕されてからそろそろ4ヵ月。
この間、籠池夫妻が置かれた環境は
過酷という言葉さえ生ぬるい極めて劣悪なものです。
夫妻が勾留されている大阪拘置所には、新館と旧館のふたつの建物があります。
このうち妻の諄子氏がいるのは旧館で、その名の通り古い建物。
むき出しのコンクリートの壁に小さな窓が一つ付いているだけで
冷暖房さえない環境です。
8月の勾留開始直後の灼熱(しゃくねつ)の夏も、
この冬の凍(い)てつく寒さも彼女はこの小部屋で耐え忍び続けています。
一方、籠池前理事長が勾留されている新館は建物が新しく
冷暖房完備とはいうものの、窓が一切ありません。
昼夜の区別がつくのは天井に張り付いた蛍光灯のオンオフだけという環境。
全く別の事件で大阪拘置所新館に勾留された経験のある人物に話を聞いた
ことがありますが、「季節の変化も当然わからん。
蛍光灯だけが頼りやけども、それさえ看守が操作してるわけで信用ならん。
あらゆる時間の感覚が止まる。一瞬が永遠に感じられる」と言います。
さらに信じられないことに、この5ヵ月間、
あの夫妻には接見禁止措置が施行され続けており、
弁護士以外、実の子供たちでさえ面会できない状態が続いているのです。
もうここまでいけば人権蹂躙(じゅうりん)と言っても過言ではないでしょう。
とはいうものの、あのふたりの逮捕容疑は 詐欺。
詐欺は重罪です。
しかもふたりとも黙秘を続けていますから、勾留期間が長期化することも
当然とはいえるかもしれません。
しかしこうして「確かに酷いけども、長期勾留もやむなしだよなぁ」
と考えてしまうことがなによりも怖いのです。
籠池夫妻の事例だけでなく「起訴事実を否認する被疑者の勾留が 長期化する」
という事例は数多く存在します。
そうしたことを根拠に「夫妻の勾留長期化やむなし」と考えてしまいがちなのですが、
「否認あるいは黙秘するから 勾留を長期化させる」なんて
慣行があるのは先進国でおそらく日本だけ。
とうてい「当然だ」だの 「やむなしだ」などと 言えるような措置ではありません。
国連拷問禁止委員会をはじめとするさまざまな国際機関から
日本の司法制度が「人質司法」と繰り返し批判されているのはこのためです。
籠池夫妻は諸外国から「中世レベル」とまで揶揄(やゆ)される
日本の司法制度の闇に陥ってしまったのです。
逮捕の直前、籠池夫妻は冒頭で紹介した写真に写る昭恵さんの顔を指さしながら
「恨んでるかって? とんでもない。この写真の頃も その後も、
昭恵さんは親身に親切にしてくれた。
今も感謝してるねんで。ほんまに」と私に語ってくれました。
籠池夫妻は拘置所でどんな年末を迎えるのでしょうか。
昭恵さんはまた大晦日に盛大なパーティーでもやるのでしょうか。
私は今、手元のこの写真を破り捨てたい衝動に駆られています。
●文/菅野完(すがの・たもつ)
著書『日本会議の研究』(扶桑社新書)で今年度の
大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞読者賞を受賞。
今年上半期に森友学園報道が過熱した際、
テレビでは「籠池の代理人」のようなとらえられ方をしたが、
その立場は一貫して「籠池vs園児・保護者なら園児・保護者の味方。
籠池vs国なら籠池の味方」。
10月より始まった会員限定メルマガが大好評。
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以前、YouTubeで見たのだが、籠池夫婦は「幼児虐待」の常習犯ですよ。
田圃かなんかで幼児を突き飛ばしておった映像を見てビックリした。
「教育勅語」を斉唱させる、というのも一種の拷問ですよ、幼児だよ、幼児に。
「因果はめぐる風車」、罰を受けておる、とも言えるわなぁ。
ま、今年のキーマンだったわな、歴史に残ったよ。
悪党だが、憎めぬキャラだもなw
もうすぐ出てこれるだろ、そろそろ陰険な隔離も限界だ。
来年はモリカケで大きく動くよ、通常国会から。
なにか大きな事件がありましたら、随時投稿します。
繰り返しですが、 皆様、どうか良いお年を!
管理人 拝