Quantcast
Channel: ギャラリー酔いどれ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3231

極月(ごくづき)に

$
0
0
 画は 拙作にて

  「顕如上人像 (本願寺11世)」です。

 水彩 32cm x 40cm 紙


 顕如(けんにょ、正字体:顯如):
 天文12年 1543年 ~ 天正20年 1592年
 諱イミナは光佐(こうさ)。
 戦国時代から安土桃山時代の浄土真宗の僧。石山本願寺住職。
 長男に真宗大谷派第12代門首の教如、次男に真宗興正派第17世門主の顕尊、
 三男に浄土真宗本願寺派第12世宗主の准如がいる。
 神仏をないがしろにし武力による天下統一を狙う織田信長を仏敵とみなし、
 全国の本願寺門徒に信長打倒を呼びかけて決戦を挑んだ。
 軍事的にも経済的にも圧倒的に有利な織田軍相手に、
 調略を巡らせて信長包囲網を築き
 10年以上にわたって激しい攻防を繰り広げたことで知られる。


 ☆親鸞聖人の『教行信証』の「方便化真土文類」末尾

 「慶哉 樹心弘誓佛地 流念難思法海。

 深知如來矜哀良仰師教恩厚。慶喜彌至、至孝彌重。
 因茲鈔眞宗詮、摭淨土要。唯念佛恩深、不恥人倫嘲。
 若見聞斯書者、信順爲因、疑謗爲縁、信楽彰於願力、妙果顯於安養矣」

 「慶ばしいかな 心(しん)を弘誓の仏地に樹て 
 念(ねん)を難思の法海に流す。」

 「深く如来の矜哀(こうあい)を知りて、まことに師教の恩厚を仰ぐ。
 慶喜いよいよ至り、至考いよいよ重し。
 これによって真宗の詮を鈔し、浄土の要を摭(ひろ)ぶ。
 ただ仏恩の深きことを念ふて、人倫の嘲りを恥ぢず。
 もしこの書を見聞せんもの、信順を因とし、疑謗(ぎほう)を縁として、
 信楽に願力を彰(あらわ)し、妙果を安養に顕さんと。」


 心を弘誓の仏地に樹てるとは、自分の狭い物の見方を離れて
 生きようとする決断が表されています。

 また、念を難思の法海に流すとは、
 本願の世界に身をひたし続けようという願いが込められています。


☆雪、今日も真冬日です。

昨日はご来場、ご観覧、思いの外に多く、衷心感謝。


些細な事から始まるのですよ、

◆https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201712010000/
櫻井ジャーナル  2017.12.01
◎黒海で米軍の哨戒機が露国の国境へ近づき、
 露軍の戦闘機が緊急発進したが、背後に核戦争の危機


11月25日にアメリカ軍は哨戒機P-8A ポセイドンを
黒海からロシアの国境に向かって高速で飛行させ、

ロシア軍のSu-30が緊急発進するという出来事があった。

公海上ではあったようだが、国境までの距離が10キロメートルを切っている。

万一、P-8Aが領空を侵犯した場合、その地域の重要性を考えると
撃墜という事態もありえただろう。

その前に対処できたのは好運だった。

言うまでもなく、黒海はロシアにとって防衛上、重要な場所。

そこでアメリカ軍は2014年、ウクライナでクーデターを成功させた後にも

艦船を使い、ロシア軍を威嚇しようとしていた。

例えば、4月10日にイージス艦のドナルド・クックをロシアの国境近くまで
航行させている。 いつでも攻撃できるというメッセージだったのだろう。

その際、ドナルド・クックの近くをロシア軍のSu-24が飛行、

その直後にドナルド・クックはルーマニアへ緊急寄港、
それ以降はロシアの領海にアメリカ軍は近づかなくなった。

ジャミングで米艦のイージス・システムを機能不全にしたと言われている。

船の場合、電子機器が機能しなくなっても浮かんでいるが、

航空機の場合は墜落する可能性があるので

ロシア軍は電子戦を仕掛けられないと考えたのかもしれない。


すでにアメリカ軍はロシアの国境線近くにミサイルを配備し、

先制攻撃の準備を進めている。

ロシア側としては、それを脅しだけだと高をくくるわけにはいかないだろう。

先制核攻撃の準備を進めることになる。

ウラジミル・プーチン露大統領が自国の大規模製造業者に対して​

戦時体制への切り替え​ができるよう、11月22日に指示したのもそのためだろう。
☆https://www.independent.co.uk/news/world/europe/vladimir-putin-russia-
 business-war-production-sochi-military-talks-a8069951.html

アメリカ/NATO軍は1991年12月にソ連が消滅して以来、部隊を東へ移動させてきた。

当然、ロシアの国境が近づいてくるわけだが、
それを西側ではロシアの好戦的な姿勢を示すと説明している。

来春からアメリカ軍は40名から50名の将校をジョージアへ派遣、
3年にわたって将兵を訓練するとしている。

最近、イタリアのメディアが2014年の​ウクライナにおけるクーデターに関する
ドキュメンタリーを伝えていた。

アメリカのネオコンを後ろ盾とするシオニストの富豪が資金を出し、
ネオ・ナチが最前線に立って
ビクトル・ヤヌコビッチ大統領を暴力的に排除したのだが、

そのクーデターの大きな節目になった広場での
狙撃に関する証言が紹介されているのだ。

このクーデターは2013年11月にはキエフのユーロマイダン(ユーロ広場、元の独立広場)
へ約2000名の反ヤヌコビッチ派が集まるところから始まった。

当初は平和的だったが、2月になってから西側の軍事訓練を受けたネオ・ナチが
前面に出始め、2月18日頃になるとチェーン、ナイフ、棍棒を手に、

石や火炎瓶を投げ、ブルドーザーなどを持ち出し、中にはピストルやライフルを
撃つ人間も出始めた。

そして22日に狙撃で市民側にも警察側にも多くの死者が出ている。

これを西側は 政府側の仕業だと宣伝していた。

しかし、事実は違った。

2月25日にキエフ入りして調査したエストニアのウルマス・パエト外相はその翌日に

キャサリン・アシュトンEU外務安全保障政策上級代表(外交部門の責任者)へ電話、

反政府側が実行したと強く示唆している:

「​全ての証拠が示していることは、スナイパーに殺された人びと、

つまり警官や街に出ていた人たち双方、そうした人びとを同じスナイパーが殺している。

同じ筆跡、同じ銃弾。

実際に何が起こったかを新連合(暫定政権)が調査したがらないほど、

本当に当惑させるものだ。スナイパーの背後にいるのは ヤヌコビッチでなく、

新連合の誰かだ というきわめて強い理解がある。​」

当時から外国のスナイパーが関与しているいう話が流れていたが、

イタリアのドキュメンタリーに登場したジョージア人は

自分たちが狙撃したと認め、任務として行ったと弁明している。

ウクライナのクーデターは、ミヘイル・サーカシビリがジョージアで実権を握った

2003年11月の「バラ革命」と同じシナリオだったとも語っている。


サーカシビリが大統領だった2008年、ジョージアは南オセチアを奇襲攻撃している。

北京オリンピックにタイミングを合わせた作戦だった。

7月10日にアメリカのコンドリーサ・ライス国務長官がジョージアを訪問、
それから1カ月足らずの8月7日にサーカシビリ大統領は

南オセチアの分離独立派に対して対話を訴え、
その約8時間後に深夜に奇襲攻撃を開始したのだ。

この軍事作戦にはアメリカ以上にイスラエルが深く関係している。

2001年からイスラエルの会社がロシアとの戦争に備えてグルジアに
武器、無人飛行機、暗視装置、対航空機装置、砲弾、ロケット、電子システム

などを提供、同時に軍事訓練を行っていた。
(Tony Karon, “What Israel Lost in the Georgia War”, TIME, August 21, 2008)

2007年からイスラエルの専門家がグルジアの特殊部隊を訓練し、
重火器、電子兵器、戦車などを供給する計画を立てとする主張もある。
(Jerusalem Post, August 19, 2008)

ジョージアとイスラエルとの関係を象徴する人物がジョージア政府内にいた。

イスラエルに住んでいたことのある閣僚が ふたりいたのだ。

ひとりは奇襲攻撃の責任者とも言える国防大臣のダビト・ケゼラシビリであり、

もうひとりは南オセチア問題で交渉を担当しているテムル・ヤコバシビリだ。

ふたりは流暢なヘブライ語を話すことができる。

その当時、南オセチアに駐留していた平和維持部隊の軍事的能力は低く、

アメリカやイスラエルの軍事訓練を受けているジョージア軍の前に

なす術がなかった。 そこでロシア軍は戦闘車両150両を送り込むなど即座に反撃、

空爆も始めてジョージア軍を粉砕してしまったのである。

ロシア軍が出てくればこうなる。

正規軍ではロシア軍に太刀打ちできないことが明確になった。

軍事侵攻に失敗した後、8月15日にライス国務長官は再びジョージアを訪問、

サーカシビリと会談している。


本ブログでは何度か指摘したが、アングロ・シオニストは遅くとも20世紀初頭から

ロシアを侵略する戦略を始動させている。

日本もその手先として使われた可能性が高い。

第2次世界大戦後、ドイツとの死闘で疲弊したソ連を破壊するため、

アメリカの好戦派は1957年にドロップショット作戦を作成、

300発の核爆弾をソ連の100都市で使い、工業生産能力の85%を破壊しようとしていた。
(Oliver Stone & Peter Kuznick, “The Untold History of the United States,”
Gallery Books, 2012)

テキサス大学のジェームズ・ガルブレイス教授によると、

ルメイを含む好戦派は​1963年の終わりに奇襲攻撃を実行する予定​にしていた。
☆http://prospect.org/article/did-us-military-plan-nuclear-first-strike-1963

その頃になれば、先制核攻撃に必要なICBMを準備できると見通していた。

これが「核の傘」である。

この計画に強く反対し、好戦派と激しく対立したジョン・F・ケネディ大統領は
1963年11月22日に暗殺された。

ソ連消滅後、ロシアはボリス・エリツィン大統領の時代に国の資産は略奪され、

軍事力も大幅に低下した。

アメリカ支配層の内部でもそうした感覚は21世紀に入っても残っていたようで、

キール・リーバーとダリル・プレスはフォーリン・アフェアーズ誌
(CFR/外交問題評議会が発行)の2006年3/4月号で、​

ロシアと中国の長距離核兵器をアメリカの先制第1撃で破壊できると主張​している。
☆https://www.foreignaffairs.com/articles/united-states/
 2006-03-01/rise-us-nuclear-primacy

ネオコンをはじめとするアメリカの好戦派は今でも

ロシアや中国を核戦争で脅している。

米ロ、米中間で 相互に核兵器発射はしない体制を構築しているということはない。

正常な感覚の持ち主なら、この状況を知れば恐怖するだろう。




再掲ですが、拙作二枚目、



「親鸞聖人御影 冬」です。 油彩F10号



トランプは無知で粗暴です、暴発はありうる、

ティラーソン(Rex Tillerson)国務長官、更迭のようですな、

◆http://my.shadowcity.jp/2017/11/post-12259.html
ネットゲリラ  (2017年11月30日)
◎トランプ 「ごめんな、ポチ」


アメリカは、朝鮮戦争で実質的に負けてるんですね。
ロシアと中国からいくらでも湧いて来る兵隊たちに嫌気が差して、
ほうほうの体でやっと休戦に持ち込んだ。

負けたと宣言してしまえば気が楽になるんだが、負けてないぞと見栄を張って、
あくまでも「戦闘は一時的に休んでるだけ」と主張する。
だから、韓国にも日本にも基地を置き、いつでも戦争を再開できるような体制を
維持している。アメリカがそう言ってる以上、北朝鮮としても、
いつでも戦闘再開できるように準備しておかなきゃならない。

そこで、38度線に沿って、物凄い数の長距離砲を並べて待っている。
日本のマスコミではアメリカの言い分しか聞こえて来ないんだが、
北朝鮮は、「戦争をやめて北朝鮮という国家を承認してくれれば、
核武装しなくても良い」と言ってるのだ。
北朝鮮が独立国家である以上、アタリマエの要求ですw 

それとともに、戦争は終わったんだから、米軍は韓半島と日本から出て行け、
と主張するだろう。これもアタリマエだ。
まぁ、アメリカも、それで仕方ないか、と思い始めている。

世界最強の米軍といえども、中国大陸全土に兵隊を張り付けて、
支配し続けられない。中国が混乱の極みにあって、国力が最も弱かった時代に、
日本軍が100万人の兵隊を張り付けて支配しきれなかったた連中だ。

在日米軍が4万人、在韓米軍が2万人。これを全員、動員したところで、
やっと6万人。アメリカ陸軍全員集めても、46万人。
予備役入れても100万人まで行かない。

アメリカが100万人の兵隊を中国大陸に送り込んでダラダラと
だらしないゲリラ戦続けたら、アメリカは破綻しますw 


  ☆http://toyokeizai.net/articles/-/199370?page=2
  東洋経済 2017年11月30日
  ◎中国に 北朝鮮との戦争を警告した 米国の危惧
   ミサイル発射で 再び浮上した軍事オプション

  今年10月初めに米ジョンズ・ホプキンス大の米韓研究所が
  運営するサイト「38ノース」が出した
  軍事衝突が起こったときの被害想定は、
  通常の核ミサイルがソウルや東京に落ちた場合、
  それぞれの死者は「ソウルで最大約116万人」「東京で最大約95万人」。
  北朝鮮が9月に実験したような水爆が落ちる場合の死者は、
  「ソウルで最大約203万人」「東京で最大約180万人」に達する、
  という実に恐ろしい内容だった。
  米国内ではこうした被害想定が出ているだけに、
  グラハム上院議員に対して、CNNのアンカーは、
  もし戦争になれば、韓国や日本などの北東アジア地域で
  100万人規模の犠牲が出かねないと質していた。
  これに対し、グラハム氏は、北東アジア地域と
  米国のどちらかを選ばなければならなければ、
  「トランプ大統領は、(北東アジア)地域よりも、米国を選ぶ」
  との見方を示した。


極東に火を着けたら、また、いつものように韓半島が戦場になる。
北朝鮮を潰されて、ロシアも中国も黙ってはいないw 
いよいよロシア・中国の共産連合と、アメリカの最終戦争ですw


  -----------------------
  その通りだ
  トランプは自分達(アメリカ)で関与せずに
  日本と韓国に北朝鮮と戦わせたいと思ってる
  Twitterでも「日韓に武器を売りたい」と
  その本音が出てたからな
  それが表に出始めただけ
  担ぎあげられて北朝鮮とタイマンさせられようとしてるのに
  喜んでるバカの多さに唖然としてたわ
  -----------------------
  今トランプは、支那に空爆後の陸上戦力の投入を促してる。
  それをやれば、正男のセガレを渡してやるから傀儡政権作っていいよ?
  って言ってる。しかし支那がそれを飲めば北朝鮮の復興予算を
  支那が負担しないとならない。経済がヤバい支那はそれは受けられない。
  -----------------------
  日本との距離なら数百発あるテポドンで十分
  ノドンでもいけるやろ?
  日本へ撃ち込み放題やり放題
  -----------------------
  日米安保ってなんだったの
  -----------------------
  要約

  「日本や韓国が滅亡しても知ったことではない。
  アメリカの盾となり滅びるなら本望だろう」

  日米安保とは幻想だったな。
  核の傘に守られてると思いきや
  実は盾だったんだよ日本は
  -----------------------
  なんでトランプのような一風変わった人物が
  大統領になったのか考えれば
  北朝鮮や中国と戦争になってもトランプという変人のせいであって
  共和党は関係ないという論理にして軍事オプションも取れるトランプ

  戦後の道義的責任もトランプ一人に背負わせるための
  巧妙な戦略だったんじゃないの
  共和党にせよ民主党にせよ普通の大統領だったら
  軍事オプションは難しかったのかもしれないけど トランプならやるよ
  トランプ個人に責任を押し付けるために生まれたような特殊な大統領だ
  トランプは時代の私生児だ
  -----------------------


北朝鮮にミサイルを売ったのは誰か? 
ウクライナから流出したというのは判っている。
ウクライナからといえば、ウクライナ・マフィアw 
CIAの手羽先となって、戦争を煽ってますねw 

ロシアの方が圧倒的に強いので、なかなか本格的な戦争にならないんだがw 
ちなみに部品の9割は「日本製」だというんだがw


  -----------------------
  第一次世界大戦と第二次世界大戦は
  ヨーロッパで戦争してアメリカは無傷で大儲け
  戦争で儲けるのうまいからなアメリカは
  -----------------------
  どこの馬の骨かもわからんような奴等に
  政治の中枢を乗っ取られて
  国民は戦争に向かわされるなんて日本人は惨めすぎる
  -----------------------
  少し前の平和なときシリアに行ったけど、
  歴史のある良いとこだったわ。
  それが今ではあんな瓦礫の山で、数百万人も死んでるからな。
  韓国や日本がああなっても驚かんよ。
  侵略者は平和なんて平気で壊す。
  -----------------------
  北朝鮮だって米国と戦争して勝てるとは思ってないし
  する気もない
  侵略されないように武装してるだけ
  米国のわがままで日本がまきぞえ食ってもいいのか
  要は米国は自分の思う通りにならない国が気に入らないだけ
  自国防衛の為に武装するなんて当たり前であり、
  米国や中国も核武装してる
  -----------------------


戦争が始まったら、靖国神社のすぐ裏にある朝鮮総連ビルの地下から
大量の武装兵が沸いて来て、まず、靖国神社を占領して、前線基地にします。

市ヶ谷から来る自衛隊をVXガスとサリン撒いて靖国神社で食い止めながら、
国会議事堂と首相官邸を占拠して、アベシンゾーと国会議員全員を吊るすw 
と、まぁ、そんな筋書きになっております。
とっとと、朝鮮総連ビルを接収しろよw



再掲ですが、拙作三枚目、



「蓮如上人像 (本願寺8世)」です。 油彩F8号



黒幕は「白鵬」、ようやく皆さん わかってきたようで、

責任は 興行=金を優先し、さんざんぱら甘やかしてきた協会とNHKにある、

所詮 モンゴル中卒、語るに落ちる もいいとこですなw

◆https://news.infoseek.co.jp/topics/20171130_yol_oyt1t50092
読売新聞 / 2017年11月30日
◎「白鵬、思い上がっている」伊吹元衆院議長


自民党の伊吹文明・元衆院議長は30日、所属する二階派の会合で、

横綱白鵬関について「大横綱だからなんでもできると

思い上がっているんじゃないか」などと痛烈に批判した。

伊吹氏は九州場所千秋楽の優勝インタビューで

「日馬富士関と貴ノ岩関を再び、この土俵に上げてあげたい」

と述べたことについて、「矩(のり)(守るべき事柄)をこえている」と指摘。

観客に万歳を要求したことも「TPO(時と場所、場合)がよく分かっていない」

と苦言を呈した。

さらに伊吹氏は、三権分立を引き合いに

「内閣は内閣の、国会は国会の矩をこえないという気持ちを持っていないと

謙虚さを失ったと言われる」とも述べ、

横綱批判は返す刀で居並ぶ議員への講釈にもなった。



◆https://news.infoseek.co.jp/article/businessjournal_393881/
Business Journal / 2017年11月29日
◎【日馬富士暴行】白鵬と横審は 大相撲を侮辱、
 「正しい貴乃花親方」への批判は間違い


より抜粋、

本事件について相撲協会内で調査を担当しているのが、危機管理委員会である。

不祥事の予防や発生した場合の適切な対応などを目的として、

相撲協会が2012年に設置した。

高野利雄 外部理事(元名古屋高検検事長)が委員長を務め、

力士出身者では尾車(元大関琴風)、鏡山(元関脇多賀竜)、

春日野(元関脇栃乃和歌)が理事に名を連ねる。

この危機管理委員会の聴取に対して、日馬富士は暴行の事実を認めている。

そして、事件は警察に対して被害届が出された、立派な刑事事件である。

傷害事件なのは、現段階で明らかだ。

警察による調査は続いており、11月28日には事件の発端となったとされる

横綱・白鵬への聴取が行われるという。

横綱の一人が刑事被告人となる可能性があり、もう一人の平成の大横綱が聴取される。

横綱の品格という前に、大相撲そのものの価値が地に堕ちているのだ。

この一大危機に横審は迅速に対応し、結論を出していかなければならない責務がある。


具体的には、現時点で日馬富士への引退勧告を出すことだ。

それによって、現役横綱が書類送検されたり逮捕されるなど、

大相撲を愛好する日本人に対する悪夢のような出来事だけは見ずにすむ。


●貴乃花親方の対処は正しかった

本事件で、貴乃花親方が事情説明をしない、あるいは相撲協会の調査に協力しない、

という批判がある。

しかし、警察沙汰とした時点から 貴乃花親方の対処は正しかった。

いろいろな経緯が報道されているが、事件を単純化すると その本質は

成人による他人への暴行傷害事件である。

重症度などについて2つの診断書の内容が異なると指摘されているが、

いずれの診断書でも傷害があったことは明記されている。

被害者は暴行により 場所出場という勤務を妨げられた。

10針以上縫う重症で、その後も後遺症で入院に至っている。

これは、稽古での「かわいがり」などではない。

日馬富士は激昂してカラオケのリモコンで殴打したとも伝えられ、

それは否定されていない。

これだけの被害があれば、警察に駆け込むのが市民常識であり、

私たちは法治国家に暮らしているのだ。

そして、ひとたび刑事事件として捜査が始まったのなら、

関係者は粛々としてその捜査結果と立件への判断を待つべきなのだ。


危機管理委員会の調査などは、刑事立件に対しては 非公式、内的な調査となり、

何より本件の場合は力士出身の委員が多数を占めていることから、

むしろ利害関係者による不公正、あるいは不十分な調査

(揉み消し、矮小化、喧嘩両成敗など)によって

“協会への利益誘導”がなされる可能性もある。

相撲協会の下部組織であるからには、組織防衛的に動く可能性は大きい。

刑事沙汰となった以上、危機管理委員会での調査は慎む、つまり中止すべきだろう。

司直の裁断を待つべきだ。

そして、捜査が警察に預けられた以上、貴乃花親方は相撲協会の調査には応じず、

マスコミにも話さない、さらに被害者である貴ノ岩に対する働きかけを避けるため、

姿を現さないという措置を取った。

貴乃花親方のこれらの対応は首尾一貫しており、支持できる。

親方が本件に関してコメントを出さないなどと、マスコミでは非難の論調があるが、

親方は被害者側であり、事態は警察に預けられたのだ。

そんな単純な構図で状況を見るべきだ。


●白鵬もその品格が疑われている

貴乃花に比べ、平成の大横綱である白鵬の対応はいかなるものか。

白鵬は千秋楽の後、土俵際のインタビューで

「場所後に真実を話し、膿を出し切って、日馬富士関と貴ノ岩関が再び、

この土俵に上げてあげたいと思います」と、異例のコメントをした。


これは、私に言わせればまことに白々しい言い草である。

事件は、いわゆるモンゴル力士会なる親睦会の酒席で起きた。

平素はこの会に距離を置いていた貴ノ岩に対して、

他のモンゴル力士たちは含むところがあり、

白鵬がお説教を垂れ出したとも報じられている。

もし仮にこれが事実であれば、お互いに独立競技者としてあるべき者を

抱き込もうとしたことにほかならない。

そして、その説教中に鳴ったスマートフォンに貴ノ岩が反応したことに

激怒した日馬富士が、ひどい暴行を加えてしまったという。

白鵬は止めに入ったともされるが、この事件構図において、

白鵬は立場的にその酒席のトップだったということは、重要な点だ。

白鵬は今場所14日目の関脇・嘉風との一戦で敗退するや、

審判員に抗議をするなど横綱らしからぬ醜態をさらした。

大相撲の歴史上、こんなみっともないことをした横綱はいたのだろうか。

大相撲には過去、実力はあるが
大相撲の伝統、歴史、品格を理解していない横綱も散見された。

稀勢の里が横綱に昇格したとき、あれほどまでに熱狂されたのは、

多くの人が現在の大相撲に対して感じているところがあったのではないか。

(文=山田修/ビジネス評論家、経営コンサルタント)




鳥取県警は白鵬を殺人未遂の共謀共同正犯で逮捕すべきです。

余罪の「相撲賭博」も立件してもらいたいね。

これで馬鹿な連中も少しは目が覚めるでしょう。

ここは日本だ、モンゴル力士に地位協定w などないわ。



追:11:00AM

植草さんの正論、

◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-929d.html
植草一秀の『知られざる真実』
2017年11月30日 (木)
◎貴ノ岩への謝罪なく「正しい行動」と強弁する日馬富士


横綱日馬富士が引退届を提出し、引退会見を行った。

極めて意義深い会見になった。

「意義深い」という意味は、今回の傷害暴行事件の本質を
多くの面で明らかにする会見になったという意味である。

この会見で明らかになった重要論点を三つあげておこう。


第一は、日馬富士も伊勢ヶ濱親方も、2007年の傷害致死事件を反省し、
    その教訓を全く生かしていないことである。

第二は、日馬富士からも伊勢ヶ濱親方からも、貴ノ岩および貴乃花親方に対する
    謝罪が一切なかったことである。


第三は、日馬富士が暴行を行ったことに対して「正しいことをした」と説明し、
    その経緯を説明しておきながら、記者からの質問で詳しい経緯を聞かれると
    「捜査中であると」として、詳しい説明を拒絶したことだ。


完全なる「矛盾」である。

この「矛盾」によって会見は完全に崩壊したと言えるだろう。

今回事案の本質は、現役横綱による暴行傷害事件である。

被害届が提出され、警察が捜査を進めている、れっきとした刑事事件である。

刑事事件の捜査は警察が行う。

相撲協会が行うものではない。


貴乃花親方が協会による調査に非協力的で、警察の捜査にすべてを委ねているのは、
相撲協会が強い隠蔽体質を有しており、適正な調査が行われる可能性が低い
ことを踏まえたものであると考えられる。

相撲協会は11月2日に警察からの連絡で事件概要を把握しておきながら、
問題を公表せず、日馬富士の九州場所出場を認めていた。

隠蔽体質を示すこれ以上の証左はない。

この事実を踏まえて貴乃花親方は協会の調査には協力せず、
警察捜査にすべてを委ねたのだと考えられる。


2007年に相撲協会は暴行傷害致死事件を引き起こしている。

その教訓を踏まえれば、「暴力根絶」が根本におかれていなければおかしい。

ところが、今回、日馬富士はカラオケ入力装置という凶器を用いて、
頭部裂傷という重傷を負わせた。

犯行態様によるが、「殺人未遂」と判断されておかしくない
重大な刑事事件である。

日馬富士は自己の行動を正当化し、引退会見でも「正しい行動」と言い放ったが、
このことが、2007年の傷害致死事件の教訓を
まったく踏まえていないことを明白に物語っている。

日馬富士は貴ノ岩の「礼儀・礼節」がなっていないとして、
凶器を使った暴行傷害を正当化しているが、

「礼儀・礼節」を諭すために暴行傷害を行うことが

「礼儀・礼節」に根本的に反する行動である。

事実関係はまだ明らかでないが、これまでに報じられている情報を総合すると、
日馬富士が貴ノ岩に呼びかけたが、
酒席の騒音のために貴ノ岩には日馬富士の声が聞こえなかった。

その際に、貴ノ岩が携帯電話を操作していた。

これに激昂して日馬富士が一方的に暴行、傷害に及んだ。

このような事実経過だったのではないか。

現場にいた関係者の中の日馬富士サイドのメンバーが口裏合わせをしている可能性もあるため、
捜査でどこまで事実が明らかにされるか不透明であるが、
日馬富士が一方的に暴行・傷害を行ったことははっきりしていると見られる。

「礼儀・礼節に反すると判断すれば、暴力を用いてよい」

との考え方が、「礼儀・礼節」からもっともかけ離れた暴挙である。


日馬富士はこんなことすら理解できていないようであり、
これこそ横綱の品格を欠いていることの証左であると言える。


11月29日の会見では、貴ノ岩と貴乃花親方に対する謝罪が一切なかった。

伊勢ヶ濱親方は、「どうしてこんなことになったか不思議でしょうがない」と発言したが、
横綱が凶器を用いて一方的に暴行・傷害に及び、頭部裂傷の重傷を負わせたのだから、
日馬富士の横綱資格剥奪は当然以外の何者でもない。

相撲協会の対応が遅すぎたと言える。

また、警察も一般人の暴行傷害事件であれば、当然のことながら逮捕・勾留している事案だろう。

逮捕もされず、早々に「書類送検」の情報が流布されていること自体が極めて不当である。

メディアは通常の刑事事件に際して、「厳罰化」と「被害者感情」を徹底的に強調している。

ところが、今回刑事事件事案については、「厳罰化」も「被害者感情の尊重」も一切主張しない。

完全なるダブルスタンダードである。

貴ノ岩、貴乃花親方サイドは、11月29日の日馬富士および伊勢ヶ濱親方による記者会見で、
対応姿勢を一段と硬化させることになるだろう。

この会見では当然の結果である。

日馬富士はこう述べた。

「この度、貴ノ岩関にケガを負わせた事に関し、横綱として責任を感じ、本日をもち引退する。

国民、ファン、相撲協会、講演会、親方、おかみさんに迷惑をかけ、心から深くお詫び申し上げる。」

「先輩横綱として、弟弟子の礼儀と礼節がっていない時に、それを正して、直して、

教えてあげるのは先輩の義務。

弟弟子を思って叱ったことが彼を傷つけ、世間を騒がせ、

相撲ファン、相撲協会、後援会に迷惑をかける事になってしまった。」

「貴ノ岩関にケガを負わせて、心も傷つけていると思う。

これから礼儀と礼節を忘れず、ちゃんとした生き方をしてがんばっていただきたい。」

自己正当化のオンパレードで、暴行・傷害に対する「罪の意識」、「謝罪の姿勢」がかけらもない。


さらに、被害者の貴ノ岩に対して上から目線で

「これから礼儀と礼節を忘れず、ちゃんとした生き方をしてほしい」

と説教までしているのである。

開いた口が塞がらないとはこのことを言うのだろう。


警察・検察当局は、事案の重大性を正しく認識して、

刑事事件として公判請求するべきである。






Viewing all articles
Browse latest Browse all 3231

Trending Articles