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満花の砌Ⅴ  

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 画は 歌川 國芳 (くによし)

 寛政九年(1797)~ 文久元年(1861)

 号は一勇齋、朝櫻楼など                作


  「昔語稲妻帖 むかしがたりいなづまぞうし」より、

  「不波伴左衛門」 「奴やっこ岡平」 「名古屋山三郎」です。


☆雨模様。

杞憂ではないな、

◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-6b31.html
マスコミに載らない海外記事 2017年4月14日 (金)
◎ハルマゲドンが近づいているのだろうか?


☆http://www.paulcraigroberts.org/2017/04/12/
 is-that-armageddon-over-the-horizon/

Paul Craig Roberts  2017年4月12日


欧米世界の無頓着さは、驚くべきものだ

CNN、MSNBC、NPR、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストに
洗脳されるにまかせているのは、アメリカ人だけでなく、

ヨーロッパ、カナダ、オーストラリアや日本の国民も、
マスコミを装う戦争プロパガンダ装置に頼っている。
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-39573526

欧米“指導者連中”つまり、強力な私益集団と
陰の政府の糸によってあやつられている連中も、同様に無頓着だ。

トランプとアメリカ帝国中の傀儡指導者連中は、自分たちが、
ロシアと中国との戦争を引き起こしているのに気がついていないに違いない、
さもなくば連中は精神病質者だ。

ホワイト・ハウスの新阿呆が旧阿呆と入れ代わった。

新阿呆は国務長官をロシアに派遣した。 一体何のために?

最後通告を送るためだろうか?  更なるエセ非難をするためだろうか?

ウソを詫びるためだろうか?

ティラーソン国務長官の厚かましさをお考え願いたい。

モスクワ訪問前の週、彼は、アメリカが宣戦を布告していない国に軍事攻撃した、
ワシントンの明白な戦争を正当化する、

シリアのアサドが、ロシアの許可を得て、化学兵器を使用した
という途方もないウソやエセの主張を支持していた。

大統領に就任して、100日もたたないうちに、
既にトランプは他の戦争屋閣僚ともども戦犯だ。

世界中がこれを知っているが誰もそれを言わない。

それどころか、ウソと脅し満載のティラーソンが、
アサドをアメリカ単独覇権国に引き渡さなければならないと
ロシア人に言うため、厚かましくもモスクワを訪問する。

ティラーソンの任務は、ワシントンがその中で暮らしている世界の
完全かつ全くの非現実性を実証している。

ティラーソンの傲慢さをご想像願いたい。

力強い重要な人々をこき下ろし、威嚇しておいて、そういう人々の家を訪問し、
夕食をともにして、いい気持ちがするだろうか?

アメリカが支援しているISISから、シリアをロシアがほとんど解放したのだから、
ロシアはシリアをワシントンに引き渡すだろうと
ティラーソンは考えているのだろうか?

ラブロフ外務大臣に、彼が言ったロシアについてのあらゆる悪質なウソは、
心からのものではなく、シオニスト・ネオコンに言わされていたのだ
言うつもりだろうか?

彼は本当の担当ではなく、アングロ-シオニスト帝国の道具にすぎないと?

ティラーソンは、ロシアの同盟者アサドは、ヒトラーよりひどい悪だ
というホワイト・ハウス報道官ショーン・スパイサーの発言を
謝罪しに行くのだろうか?
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-39573063

ティラーソンは亡命を求め、勝ち組につくつもりなのかも知れない。

ロシアが本格的戦争を準備しているという反ロシア・プロパガンダを、
売女マスコミが本格展開しているのだと、

ロシアに精通するわずかに残されたアメリカ人の一人スティーブン・コーヘンが、
二人のCNNマスコミ売女と、戦争屋の“専門家”レイトン大佐に言った。

CNNマスコミ売女や大佐にはちんぷんかんぷんだったようだ。

連中は一体誰に雇われているのだろう?
http://www.informationclearinghouse.info/46838.htm

欧米のウソつき連中と違って、真実を語るロシア指導部は、
ロシアは、二度と自国領では戦争しないと、はっきり述べている。

ロシア人としては、これ以上、言うことはできまい。

戦争をひきおこしてみろ、我々はお前たちを、お前たちの領土で破壊してやる。

ワシントンの大統領と政権、ヨーロッパ諸国政府、
特にロンドン、カナダとオーストラリア政府の阿呆連中を見ていると、

“欧米指導部”の全くの愚かさには驚嘆する他ない。

連中は世界の終わりを請い願っているのだ。

売女マスコミは、生命の終焉に向かって活動している。

膨大な数の欧米諸国民は自らの消滅に備えさせられているが、
無頓着さのおかげで、それを自覚することか免れている。

ロシアと、ロシアの意図と行動に関する長年の真っ赤なウソで、
ワシントンが、アメリカ合州国国民と、ワシントンのとりこにされた
西欧・東欧、カナダ、オーストラリアと日本の国民を

アメリカの対ロシア先制核攻撃に備えさせていると、ロシアに確信させたことを、
傲慢で思い上がりに血迷うワシントンは理解できないのだ。

公表されたアメリカの対中国戦争計画が、中国にも同じことを確信させている。

もし戦争のためでないのなら、アメリカの戦争ドクトリンの変更は
一体何のためだろう?

ジョージ・W・ブッシュは、核兵器の安定化機能を放棄し、核兵器を、
報復機能から、核先制攻撃用に格上げした。

彼は更に、リチャード・ニクソン大統領が締結した
弾道弾迎撃ミサイル条約から脱退した。

今やアメリカ・ミサイル・サイトがロシア国境に配備されている。

我々はロシア人に、ミサイルは、ヨーロッパに対するイランの核ICBM攻撃を防ぐ
ためだとウソを言った。

イランは核もICBMも保有していないという、
議論の余地のない既知の事実にかかわらず、このウソが語られ、

ヨーロッパの傀儡連中は受け入れた。

だが、ロシア人は、それを信じてはいない。

彼らはそれがワシントンのもう一つのウソであることを知っている。

こうした目に余る露骨であからさまなウソを聞いて、
ワシントンが対ロシア先制核攻撃を意図しているのをロシアは理解している。

中国も同じ結論に到達している。

だからこういう状況なのだ。

核兵力を持った二国が、欧米を支配する狂気の阿呆連中が、
この二国を核兵器で攻撃しようとしていることを予想しているのだ。

ロシアと中国は一体何をしているのだろう?

両国は慈悲を請うているのだろうか?

そうではない。

両国は、世界がこれまで経験したことのないような悪の欧米、
ウソつきと戦犯の集団を破壊する準備をしている。

慈悲を請う必要があるのは、アフガニスタンで、
数千人の軽武装タリバンを16年たっても打ち負かすことができない“単一覇権国”
という用済みジョークのアメリカだ。

アメリカ政府や売女マスコミや、NATOやワシントンの属国諸国の間での
無謀で無責任な戦争談義は即座に止めるべきだ。

生命は極めて危うい状況にある。

プーチンは、ワシントンのウソと挑発に対し、驚異的忍耐を示しているが、
彼は誰も信じることができないワシントンを信じて、
ロシアを危険にさらす訳にはゆかない。

アメリカ人も、ロシアも、他の誰も。

陰の政府のプロパガンダ馬車に飛び乗って、
リベラル/進歩派/左翼は、ハルマゲドンに向かう行進に共謀している。



國芳、二枚目、



「源氏雲浮世画合(げんじくもうきよゑあハせ) 早蕨さわらび 正岡 千松」です。



CIAネオコンに乗っ取られたということは、

CIAの噛ませ犬=北鮮への「斬首作戦」はない?

◆https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/36652534.html
新ベンチャー革命 2017年4月14日 No.1656
◎米国トランプ政権は米国戦争勢力・CIAネオコン(イスラエル・ネオコン含む)
 に完全に乗っ取られた:彼らの本命はシリア・アサド政権打倒、
 北朝鮮・キムジョンウンは代替ターゲットに過ぎない


1.米国トランプ政権は瞬く間に、米国戦争屋に乗っ取られ、暴走が始まった

2017 年4月14日の報道によれば、米国は唐突にアフガニスタンで
非核最強爆弾を初使用しています。

このような動きは、オバマ政権のときにはなかったものです。

米政府はこの爆弾投下はIS(イスラム国)掃討のためと発表していますが、
ISそのものが、米戦争屋CIAネオコンの敵役傀儡武装集団であることは今や、
世界の常識となっていますから、この爆弾投下は米軍の自作自演そのものです。

さて、本ブログは、日本を乗っ取る米国戦争屋のウォッチをメインテーマ
としていますが、ポスト・オバマ政権として誕生した米トランプ新政権は早くも、
米戦争屋に乗っ取られました。

上記の、唐突な爆弾投下から、トランプ政権は完全に、
米戦争屋に乗っ取られたと思われます。

そして彼らの暴走が始まったのです。

ちなみに、上記、米戦争屋は今、旧・戦争屋から新・戦争屋に移行しつつある
と本ブログでは観ています。

なお、今回、トランプ政権を乗っ取ったのは、新・米戦争屋から距離を置く
旧・米戦争屋CIAネオコン(好戦派)と思われます。

トランプ政権は経済政策や金融政策では新・戦争屋の意向に影響を受けるでしょうが、
軍事面や安全保障面では、新・米戦争屋ではなく、
旧・米戦争屋CIAネオコンに乗っ取られてしまったのです。

これはトランプを支持した米国民への重大な裏切りです。


2.旧・米戦争屋CIAネオコンによる非核最強爆弾の実験は近未来、戦争を始めるため

今、アフガンは戦争状態とは言えませんが、唐突に非核最強爆弾の実験場に利用した
ということは、近未来、CIAネオコンは戦争を始めるつもりでしょう。

そして、トランプ政権を乗っ取ったので、CIAネオコンの始める戦争に関して、
トランプは主導権をもたず、単に、CIAネオコンの戦略を追認するだけでしょう。

まさに、CIAネオコンはもうやりたい放題となったのです、ヤレヤレ。


3.CIAネオコンの本命はシリア・アサド政権の打倒、北朝鮮は代替戦略ターゲット

旧・米戦争屋CIAネオコン(イスラエル・ネオコン含む)は、戦争を始めるとき、
必ず、本命ターゲットの他に、代替ターゲットを設定、

兵器の大量生産を行った後、本命ターゲットを攻撃、
もし、本命戦争が中止された場合、生産した兵器の在庫処分のため、
今度は代替ターゲットを攻撃します。

今回の、CIAネオコンの本命ターゲットはシリア・アサド政権打倒です。

そして、代替ターゲットが北朝鮮のキムジョンウン政権打倒と思われます。

トランプ政権のティラーソン国務長官はいろいろ言っていますが、
CIAネオコンはもうトランプはもちろん、ティラーソンの言うことも聞かないでしょう。

CIAネオコンは勝手に戦争を始め、トランプには強制的に、署名させます、
言うことを聞かなければ、ケネディやニクソンやレーガンのように暗殺されるか、
辞任させられるだけです。

オバマのときは、ケリー国務長官がCIAネオコンを押さえ込んできたのですが、
ティラーソンにはその力はないでしょう。


4.CIAネオコンの最優先課題は、露プーチンを押さえ込むこと

CIAネオコンのアサド政権打倒作戦の障害となっているのは、唯一、
露プーチンの動きです。

露プーチンもアサド支援をどの程度までやるかを考慮中でしょうが、
CIAネオコンとどこかで妥協するのではないでしょうか、

さもなければ、CIAネオコンは今後も、ロシアで偽旗テロを頻発させるはずです。

いずれにしても、アサド政権はCIAネオコンによって近未来、崩壊させられるでしょう。

アサド政権がCIAネオコンに打倒されれば、
CIAネオコンの敵役傀儡国家・北朝鮮への先制攻撃はありません。

北朝鮮は、CIAネオコンのミサイル・核実験場として今後も巧妙に利用されるだけです。


國芳、三枚目、



「忠考名誉奇人傳 梶女」です。


だが、トランプも金正恩も強欲でイカれたところあり、何が起こるか?

◆http://www.dailyshincho.jp/article/2017/04130800/?all=1
週刊新潮 2017年4月20日号 2017/4/13発売
◎金正恩「斬首作戦」 実行ならば日本経済も打ち首に


国内の目が「森友学園」に注がれている間、東アジアには、深刻な危機が訪れていた。

核とミサイルをおもちゃにした「お坊ちゃま」の暴走に、トランプ大統領は怒髪天。

「金正恩」斬首作戦が実行されれば、

日本経済も「打ち首」寸前で、逆風の大嵐が吹き荒れるというのだ。

 ***

4月26日未明の平壌。小雨の空模様に加え、この日は新月。

辺りは墨を流したような闇が広がるだけだ。

前夜から、米韓空軍は平壌を大規模空爆。

防空レーダーと防衛隊に壊滅的な打撃を与えていた。

この闇と噴煙の中を縫うように、数台のヘリコプターが進んでいく。

いくつかは地上部隊をおろし、平壌の制圧に走らせるが、
いくつかは意思を持ったように別の“標的”に急進していくのだ。

ブラックホーク。

幾多の戦場で活躍した米軍のヘリは“目標”の建物の前に降りると、
次々と隊員たちを吐き出した。

米海軍の特殊部隊・シールズ。

韓国の「北派工作員」。 先導するのは軍用犬だ。

「精鋭部隊」は建物を取り囲むと、意を決したように四方八方から侵入を開始。

数十分後、漆黒の闇に銃声、続けて歓声が響いた。

「彼をやったぞ!」――。

あとひと月も経たないうちにこうした光景が見られるとは
にわかには信じがたいけれど、絵空事とは一笑に付せないほど、
北朝鮮とアメリカの対立は深刻さを増している。

「オバマ政権の末期から、アメリカは北朝鮮への対応を変えてきました」

と言うのは、産経新聞ワシントン駐在客員特派員の古森義久氏。

「それまでのオバマは“戦略的忍耐”の政策で、

北の核やミサイル開発を事実上、放置してきた。

その間に、北の脅威は飛躍的に高まってしまったのです」

核実験は5回を数え、ミサイル発射は日常茶飯事。

軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏が言う。

「技術の進展スピードには目を見張るものがあり、核弾頭は、

ミサイルに搭載可能なほど、小型化に成功していると思われます。

ミサイルについても、昨年6月に中距離弾道ミサイル『ムスダン』の発射実験に成功。

グアムは既に射程に入っています」

今年の正月、金正恩は、「(アメリカ本土に届く)大陸間弾道ミサイル(ICBM)

の開発は最終段階に入った」と声明を出した。これはハッタリとしても、

「早晩、米本土に届くミサイルが開発され、そこに核弾頭を搭載することも可能」
(黒井氏)

2月には、マレーシアの空港で兄・金正男を化学兵器VXで暗殺したとされ、
同月、翌月に日本海へ立て続けにミサイルを発射した。

これに激怒したのが、他方のトランプだ。

3月、中国が猛反発していた韓国へのTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備を実行。

有事への体制を整えた。

「その後、ティラーソン国務長官は、“北朝鮮にあらゆる選択肢を検討している”

と述べた。これは北朝鮮に対する軍事行動も含まれる。

他の高官も同じようなことを口にしています」(古森氏)

こうした発言はこれまで決してなく、
明らかに米国の“変化”をあらわしていると見られるのだ。

実際、この4月には気になるタイミングがあるといわれている。

「4月、北朝鮮では、金日成生誕105周年や、軍創設85周年などの記念日がある。

得てして北はこうした時にアメリカに挑発的な軍事行動を起こしがち。

さらに、5月頭には韓国で親北政権が誕生する見込みです。

トランプが事を起こすなら、その前の方が障害は少ない」(政治部デスク)

では、彼が視野に入れているのはどんな行動だろうか。

「現在のアメリカは、北朝鮮に対し、『5015』という作戦を立案し、

米韓合同演習などの場で訓練を続けています」

とは、元航空自衛官でジャーナリストの潮匡人氏である。

「『50』は太平洋地域を指します。これが以前の作戦と異なるのは、

それまでは北からの攻撃を前提とし、それに反撃するものだったのが、

『5015』は北の攻撃の兆候に対し、先手を打って攻めていく作戦である点です」

作戦の主軸は2つ。

ひとつは、核ミサイルなどの大量破壊兵器の制圧。

もうひとつは、「斬首作戦」と言われる、
金正恩はじめ最高指導部の拘束、または暗殺だという。

元陸上自衛隊北部方面総監の志方俊之氏は言う。

「大量破壊兵器については、特にアメリカに脅威となる核開発施設や

長距離ミサイルの基地に限定し、集中して一気に空爆を行うでしょう。

同時に、そのスイッチを押す金正恩の排除も狙う。

普通なら、立ち回り先と見られる箇所をピンポイントで空爆する
のが一番良いのですが、アメリカはリビアのカダフィ大佐を目標として爆撃を行い、
失敗している。

より確実な方法として、特殊部隊を空から投入し、
地上戦で確保するということもありえます」

そのシナリオのひとつが冒頭の場面だ。

シールズは、ビンラディンの暗殺を担った部隊であり、
韓国の「北派工作員」は映画「シルミド」でも話題になった特殊部隊。

作戦は闇に乗じるが、4月で最もそれが濃くなるのは新月の26日。

おおいに気になる日となるのである。


■難民と死者の数は…

朝鮮半島有事と言えば、参照したいのは、70年近く前の朝鮮戦争である。

この戦争で起きた特需が日本の復興の足掛かりとなった。

「有事のドル買い」という言葉もある。

これまでもミサイル発射など、半島が不安定になると、

必ず円安、株高に振れてきたものだが、

「このタイミングで朝鮮半島有事が起きれば、余程のことがない限り、

円高が起こるでしょう」

と言うのは、第一生命経済研究所首席エコノミストの永濱利廣氏。

「昨年のブレグジットの時がそうだったように、最近は世界的なリスクが起こると、

その回避のために円が買われる傾向にあるのです。

日本が大被害を受けた東日本大震災の時ですら円高になりました。

今回の場合は、最悪100円を割ることも考えられます」

シグマ・キャピタル株式会社のチーフエコノミスト・田代秀敏氏も同様で、

「円高になるのはほぼ確実で、そうなれば、株価も自動的に下がることになる。

暴落と言ってよいレベルかもしれません。

国債も外国人投資家から売り浴びせられ、金利が急騰し……」

経済的に苦境に立たされるのだという。

それ以上に、作戦が成功し、金王朝が崩壊しても、政情不安は否めず

「少なく見積もって5万人、最大で20万人」(前出・志方氏)と言われる難民が

日本海を渡って押し寄せ、その財政リスク、治安リスクは未曾有のものとなる。

何より、大量破壊兵器の限定攻撃が完遂しなかったケースが最大の問題で、

先の潮氏は言う。

「北は必ず報復のミサイル攻撃をしかけてくる。

韓国だけでなく、日本にも及ぶ可能性は十分です。

今の北朝鮮は複数のミサイルを同時に同じ場所に撃ち込むことができる。

しかし日本の迎撃システムで撃ち落とせる確率は1発につき80〜90%。

もし北が20発のミサイルを撃ってきたら、

中のどれかが日本に落ちる可能性は極めて高いのです」

2003年、著書『ウォー・シミュレイション』の中で、

経済産業研究所のマイケル・ユー氏らはヘリテージ財団のデータを基に、

北朝鮮が東京に核ミサイルを落とした時の被害を試算。

それによれば、死者は最大42万人――。

アメリカが狙う金正恩の首。

その成否は、実は日本そのものの生殺与奪を握っているワケなのである。



◆http://indeep.jp/kim-jong-un-orders-evacuation-and-2017-predictions-of-north-korea/
In Deep 2017/04/13
◎「平壌で市民への即時の避難命令」が出されたとされる北朝鮮の住民たちの間で
 2016年に広がっていた北朝鮮のババ・バンガによる予言
 「2017年は北朝鮮の大地に血があふれる」


より抜粋、

☆http://www.pravdareport.com/hotspots/conflicts/12-04-2017/137480-pyongyang_evacuation-0/
Kim Jong-un orders evacuation of Pyongyang


粛正し過ぎて、今や有能な政治家や軍人がどれだけ残っているのか
よくわからないですが、しかし、北朝鮮には、

先代の指導者まで何十年もかけて築いてきた「いろいろなもの」がある
のもまた事実です。

たとえば、過去記事に記したことがありますが、

韓国の首都ソウルを壊滅させるには

「北朝鮮国内でダムを破壊するだけでいい」のです。

それでソウル市内はほぼ完全に水没します。

4年前の記事、

☆http://oka-jp.seesaa.net/article/353301199.html
開戦前夜: 北朝鮮が米韓との戦争に勝つ可能性があるとすると? を考えてみる

の「北朝鮮が着々と作り上げてきた『ソウルを 100メートルの水深の洪水』

で沈められるダムの存在」というセクションに、

  ・北朝鮮には、金剛山ダムというダムがある

  ・決壊した場合、すべて北漢江を通じ休戦ラインを超えて韓国に流れ込む

  ・その水の量は、金剛山ダムの崩壊だけで 200億トン

  ・その場合、ソウル中心部の水深は「120メートル」に達する

  ・これは池袋のサンシャイン60が半分まで水没するレベル

というようなことを資料と共に記していますが、
こういうことが事実としてあるようなのですね。

まあしかし、これがなくても、2004年に、アメリカ軍と韓国軍が合同でおこなった
シミュレーションでの結果では、

「戦争勃発から 24時間以内に韓国の人命被害は 230万人に達する」

と試算されたこともあります。

これについては、

☆http://oka-jp.seesaa.net/article/348639393.html
朝鮮半島で全面戦争が勃発すると開戦から 24時間で
230万人の韓国人が死亡すると試算


ですので、このあまりにも被害の大きすぎる予測のある「戦争」
という選択は現実的な選択ではないのですけれど、

現職のアメリカ大統領の行動などを見ていると、
よくわからない というようなことになっているのかもしれません。


ということで、「平壌に即時の避難命令が出された」ということを中心に
書いてきましたが、ふと、昨年、北朝鮮で「噂」として拡散した、

「北朝鮮の占い師たちによる2017年の災害予言」

の話を思い出しました。

タイトルに書きました「北朝鮮のババ・バンガ」というのは
いい加減な比喩でしたが、しかし、非常に有名な占い師が木太町にはいる
のだそうで、その人を含めて、北朝鮮の複数の占い師たちが
「 2017年は北朝鮮の大地に血があふれる」と昨年述べていたそうです。

この数年の北朝鮮では、占い、あるいは予言がとてもはやっているようで、
当局者の幹部なども占い師の話を聞いていたりするそうです。
末法の世にはよくある話ではありますが、基本的に予言や占いは「当たらない」
として対応する生き方が賢明ですが、しかし、そういうものを
「気にしてしまう世の情勢」というものが、今は存在しているのかもしれません。


☆北朝鮮の占い師による2017年の災害予測が拡散

最近、北朝鮮では大規模な洪水による大きな被害があったばかりだが、
毎年この 10月の時期になると、北朝鮮では、

住民たちを不安にさせる「翌年の占い」と称するデマが流れる。

そして、今年も来年 2017年の予測が占い師から出されているが、
例年よりもいっそう不吉な予言だとされている。

両江道の消息筋によると、昨年(2015年)、占い師が

「 2016年の北朝鮮は、大きな自然災害と人命被害が止む日がないだろう」

としたが、今回、北朝鮮で起きた大規模な洪水被害を受けて、

この言葉を思い出した向きもあるという。

住民たちは、「占い師の言葉を迷信だと、むやみに排斥する理由はない」として、

その言葉に注意して生活することに越したことはないと述べているという。

そして、今年 2016年は、占い師が「すでに 2017年の不安な予言を出した」という。

その 50代後半の占い師は、両江道の恵山市に住み、

北朝鮮当局の幹部たちも並んで待機するほど有名だが、

この占い師が出した 2017年の予言の内容がとても不安なものなのだという。

しかし、今回、住民たちのに広がっている予言は、この予言者のものだけではなく、

各地に住む複数の占い師たちによって出されているとのことで、

それによれば、

「赤い酉の年(2017年)、北朝鮮には血があふれるだろう」

というものなのだという。

2017年は、北朝鮮は核戦争や超大型の自然災害、あるいは、白頭山の火山噴火や、

金正恩の暗殺のような予測不可能な出来事が起き続け、

亡くなった人を埋葬する土地が足りないくらい多くの遺体が積まれると
多くの占い師たちが述べているのだという。

人命被害と共に、金正恩の権力の座も不安になり、また、
周辺国から支援を受けられなくなり、
むしろ周辺国は金正恩の権力消失を促すことになるだろう
というのが北朝鮮の占い師たちの見方だというのだ。

この内容は、北朝鮮の多くの地域の住民たちの間に拡散しているという。

しかし、このような占い師たちの 2017年の予言について
疑問を提起する住民も多いと消息筋は説明する。

なぜなら、北朝鮮の占い師たちは、2015年に核戦争が起こると予測し、
住民の不安をあおったことがあるからだ。

しかし、占い師の予言に反発しながらも、最近数年間は、北朝鮮当局の幹部や、
大きなビジネスを行う人たちも占い師の言葉に完全に頼っている流れとなっていて、

今や北朝鮮で占い師の言葉を無視することはできないと消息筋は説明する。




まさに「疫病神」そのものです。



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