画は 拙作にて
「伝・巨勢金岡より地蔵菩薩坐像」です。
水彩 32cm x 40cm 紙
☆地蔵菩薩(じぞうぼさつ):
仏教の信仰対象である菩薩の一尊。
サンスクリット語ではクシティガルバ(क्षितिघर्भ [Kṣitigarbha])と言う。
クシティは「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」の意味で、
意訳して「地蔵」としている。
大地が全ての命を育む力を蔵するように、
苦悩の人々を、その無限の大慈悲の心で包み込み、救う
所から名付けられたとされる。
☆巨勢金岡(こせ の かなおか、生没年未詳):
平安時代前期の宮廷画家。
日本画独自の様式を追求・深化させ、唐絵の影響を脱した大和絵
の様式を確立させた功労者とされる。
またその子孫は、後世において巨勢派と称される画家集団を形成、
宮廷画や仏画の分野において多大な影響力を発揮した。
しかし、その作品は一切現存してはいない。
☆曇り。
人品、風体、物言い、「同和」系らしいね、
◆http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/420.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2017 年 4 月 01 日 kNSCqYLU
◎森友への調査は“犯罪ネタ”探し
松井知事の呆れた政治感覚(日刊ゲンダイ)
▼http://asyura.x0.to/imgup/d6/6594.jpg
☆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/202704
日刊ゲンダイ 2017年4月1日
大阪府と大阪市は31日、森友学園の認可や補助金の問題をめぐり、
籠池泰典前理事長の立ち会いのもと、
府内の塚本幼稚園などへの立ち入り調査を行った。
この実施について、松井一郎府知事は行政機関の長として、
あるまじき発言を繰り返している。
松井知事は調査の2日前に「調査して虚偽があれば補助金詐欺になる。
これはもう刑事事件だ」と言ってのけたが、
「行政調査」と「犯罪捜査」をはき違えていないか。
「行政調査の結果、犯罪事実が見つかってから、
告発するのは問題ありませんが、松井知事の言動はアベコベですよ。
立ち入り検査の始まる前から、刑事告発をほのめかしていた。
これでは、犯罪のネタを発見するための行政調査になってしまう。
黙秘権侵害など適正手続きに反する違法行為にあたります」
(元特捜検事の郷原信郎弁護士)
■「忖度」の主体を部下に押し付け
松井知事の知事として、あってはならない言動はこれだけじゃない。
就任早々に私立小の設置基準を緩和したうえ、
まだ認可権限を保持していた頃に森友学園が設置を目指した小学校を
「認可適当」と判断。
まさにハシゴをかけた当事者のクセに、森友問題の発覚直後は
「認可権者は教育長」と事実誤認に基づく反論。
かと思えば、問題が拡大してくると、権限を委譲した教育長をさしおき、
「認可は困難」と口先介入の越権行為だ。
「府の私学課に認可をせかしたのは近畿財務局だ」と暴露した時も、
「国は親切やなあと思いました」と国に責任をなすりつけ、
「(府の)職員の皆さんがおもんぱかったんでしょう」と
忖度の主体はちゃっかり部下に押し付ける。
まるで、火の粉を払うゲームを楽しんでいるようだ。
今や知事というより、お好み焼きをつっつきながらベラベラと言い訳する、
その辺のオッサンにしか見えない。
再掲ですが、拙作二枚目、
「土佐光信『十王圖』より、亡者を救う地蔵菩薩」です。 水彩 32cm x 40cm 紙
昔は「日共民青」といって対立しておったのだが、
◆https://twitter.com/knamekata/status/848043526243745793/photo/1
knamekata @knamekata
中島岳志氏が赤旗日曜版に初登場。
「いま私のような保守の立場の人が〝困っている〟ことがある。
政策から政党を選ぶというインターネットのシュミレーションをやると、
何回やっても共産党を選んでしまう。
一番遠いのが自民と維新。
この現象を深く考えるべきだが、同時に面白い現象だと思う」 確かに!
◆http://ameblo.jp/takumiuna/entry-12260954716.html
かばさわ洋平・千葉市議会議員 March 30, 2017
◎「本当の保守主義を貫くと共産党と共鳴する時代」
東工大教授 中島岳志さん
本当の保守主義貫くと共産党と共鳴する時代!
テレ朝の「報道ステーション」のコメンテーターでもお馴染みの、
東工大教授で政治学者の中島岳志さんが赤旗日曜版に登場して
「本当の保守主義を貫くと共産党と共鳴する時代」
「私は政策的には共産党とだいたい同じ」と語っています。
また究極の理念があってこそ現実を動かせる、
現実を動かすために野党共闘は大賛成と評価しています。
かなり深い見立てもあり必読な中身です。
私のもとにも、保守だけど共産党しかないという激励を
多くいただくようになっています。保守革新という枠組みにとらわれず、
誰が本当に国民のために国会や議会で質問をし、
現場の相談に対応し、汗を流している政党かどうか示していきたいと思います
▼http://stat.ameba.jp/user_images/20170330/11/takumiuna/
2b/71/j/o0480036913901648782.jpg?caw=800
赤旗日曜版 4/2
対立軸は「リベラルVS保守」だよとよくいわれます。
しかし、本来の保守思想は、フランス革命のような急進改革を批判し、
リベラルや自由主義を目指すものです。
しかも、保守主義者は「議論」を重視し、
自分以外の「他者」の言い分や叡智を尊重して合意形成をはかる。
だから、リベラルと保守というのは実は、相性がいいのです。
しかし、今保守を標榜しているひとたちは、本来の保守やリベラルとは真逆です。
とくに安倍政権は、議論を完全に軽視し、議会を信頼せず、
単に法案の通過機関ぐらいにしか考えていません。
そのことは安保法制や共謀罪法案の審議の仕方を見ればわかります。
詭弁をろうし、自分たちの力に対する過信が強い。
保守本流の私たちは、安倍政権に批判的にならざるを得ません。
いま私のような保守の立場の人たちが”困っている”ことがあります。
政策から政党を選ぶというインターネットのシミュレーションをやると、
何回やっても共産党を選んでしまう(笑い)。
一番遠いのが自民党と維新。
保守の私としては、この現象を深く考えるべきですが、
同時に面白い現象だな、と思っています。
自民党が本来の保守でなくなる大きな転換点になったのは、
1982年に誕生した中曽根内閣です。
アメリカでレーガン大統領、イギリスでサッチャー首相が台頭した時期です。
ラディカルな市場主儀、小さな政府、官から民への規制緩和。
こういう新自由主義路線が「保守」のマスクをかぶりだし、
財界を含めこれが「保守」だと思いこんだ。
それが安倍政権で極に達した感があります。
本来の保守からいえば、資本主義には一定の歯止めが必要です。
国家が一定の再配分を行い、秩序を安定させないといけないのに、
市場の倫理がすべてに優先されます。
大きくみると、この20年間で世界の中で
アメリカのプレゼンスは圧倒的に下がってきました。
世界はスーパーパワーなき多極化へと変容している。
それに日本がどう対応するかが問われています。
日本の隣には中国やロシアがあります。
安全保障から考えると、やはり日本はアジア諸国と良好な関係を保ちながら、
できる限り軍拡をせずに 平和と安全を担保する「アライアンス」(同盟)
の方向に斬新的に進んでいくべきです。
中国敵視の安倍政権は、そういう次のリアリズムに踏み出すことができていません。
日米安保の堅持・拡大はリアリズムではない。
古い自分たちの思い出にすがっていると、時代に追い越される。
いい加減大きな転換点を読み解くべきです。
直近の視点で見ると、取引の人であるトランプ氏は、
アメリカの利益を最優先する考えです。
大統領中、日本に二択を迫ってきました。
米軍の駐留費負担を増額するか、日本から米軍が撤退するかです。
米軍撤退を選んだ場合、「防衛に穴」があくので日本は軍事費を増大させる。
武器の購入先はアメリカしかありません。
どっちにしてもアメリカは取引に成功するのです。
日本はそろそろこういう日米安保から次のことを考えるべきです。
私自身は、政策的には共産党とだいたい同じではないかと思っています。
たとえば、憲法9条の関係でも、共産党は自衛隊の存在は暫定的には認める、と。
将来の問題としては、軍事的なものがない社会をつくりたい。
そういう大きなビジョンを持っているわけですね。
いくら不可能なことであっても、絶対的な理想を掲げることは重要です。
カント哲学でも、恒久的平和という大きな方向性があるからこそ、
ひとつひとつ現実の平和的政策、軍縮があるということがいわれています。
保守も基本的には同じで、究極の理念がなければこの現実は動きません。
現実を動かすために、野党が共闘していくことは大賛成です。
民進党は共産党と組むべきです。世界の国はどこでも連立政権です。
「共産党と組むと保守票が逃げる」という人もいますが
地方に行けば真逆です。
TPPに反対している農家の人たちは
「共産党しか自分たちの言いたいことを代弁してくれない」といいます。
本来の保守的な政策を共産党が担保している以上、
民進党はそちらにある程度ひっぱられる方が
リベラルな保守になっていくのではないでしょうか。
↑
日共は「民主集中制」といって、党内民主主義がない。
ま、それもTOP次第か? 昔のミヤケンに比べれば 今の志位は、
ボーっとした風貌で官僚臭がなく得をしておると思うw
再掲ですが、拙作三枚目、
「幻想 賽の河原」です。 水彩&パステル 32cm x 40cm 紙
小池の婆ぁさん待望なんだよな、ユダ米は、
◆http://jp.wsj.com/articles/SB11885338817628184768404583055403489061948
WSJ 2017 年 3 月 31 日
【社説】失速する日本の安倍首相
政治スキャンダルが安定政権を脅かす
向かうところ敵なしだった安倍晋三首相が、わずか6週間の間に
弱みを見せるようになった。
安倍内閣は読売新聞の2月の世論調査では支持率66%を付けるなど、
野党にも自民党内にも、これといった脅威は見当たらなかった。
しかし、超国家主義的な人物との関係をめぐるスキャンダルが
安倍氏の人気に影を落とし、市場も動揺を見せている。
スキャンダルの中心にいるのは、大阪の学校法人「森友学園」
理事長を務める籠池泰典氏。
同氏は民間政治団体「日本会議」の一員とされる。
安倍氏や安倍内閣の閣僚の半数以上も日本会議を支援する議員連盟に所属する。
籠池氏は衆参両院の予算委員会で行われた証人喚問で、
安倍昭恵首相夫人から首相名義で100万円の寄付を受け取ったと語った。
首相夫妻は寄付を否定している。
スキャンダルが発生したのは今年2月。
森友学園に対し、国有地が大幅に値下げした価格で下げられた
ことが発覚したのが発端だった。
今回のスキャンダルで安倍首相が失脚することはないだろうが、
政治的目標を設定するうえでの力には影響するだろう。
安倍氏は、規制緩和や正社員の雇用と解雇を容易にする労働市場改革など、
必要不可欠な経済改革を先延ばしにしてきた。
今となっては、仮に首相がそれを望んだとしても、
国会で関連法案を通過できるか疑わしい。
これまでのアベノミクスは金融政策が大部分を占め、
資産価値の上昇には貢献したものの、デフレは克服できていない。
安倍氏は2012年と2014年の選挙で得た有権者からの支持を追い風に、
集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更など、
安全保障面の課題に集中して取り組んだ。
これら改革は価値があったが、経済より優先させるのは間違いだった。
日本国民はアベノミクスにますます懐疑的になっているが、
代わりとなるリーダーがいないという理由で安倍氏の人気は高く維持されていた。
しかし、それは変わるかもしれない。
第1次安倍政権で2007年に防衛大臣を務めた小池百合子東京都知事は、
7月に行われる都議選で勝利するとみられている。
同氏がいずれ国政に復帰し、首相の座を狙うとの憶測も出ている。
安倍氏が日本会議とは距離を置き、経済再生に集中するのなら、
このような挑戦者の登場は歓迎すべきことだろう。
だが今回のスキャンダルは、政治力 はかなく、
それゆえに浪費してはいけないことを再認識させてくれる。
↑
小池の婆ぁさんは東京のハシゲですよ。 碌な事なしだw
使命は東京都政の大掃除まででしょう、それ以上はユダ米の犬、危険です。
「伝・巨勢金岡より地蔵菩薩坐像」です。
水彩 32cm x 40cm 紙
☆地蔵菩薩(じぞうぼさつ):
仏教の信仰対象である菩薩の一尊。
サンスクリット語ではクシティガルバ(क्षितिघर्भ [Kṣitigarbha])と言う。
クシティは「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」の意味で、
意訳して「地蔵」としている。
大地が全ての命を育む力を蔵するように、
苦悩の人々を、その無限の大慈悲の心で包み込み、救う
所から名付けられたとされる。
☆巨勢金岡(こせ の かなおか、生没年未詳):
平安時代前期の宮廷画家。
日本画独自の様式を追求・深化させ、唐絵の影響を脱した大和絵
の様式を確立させた功労者とされる。
またその子孫は、後世において巨勢派と称される画家集団を形成、
宮廷画や仏画の分野において多大な影響力を発揮した。
しかし、その作品は一切現存してはいない。
☆曇り。
人品、風体、物言い、「同和」系らしいね、
◆http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/420.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2017 年 4 月 01 日 kNSCqYLU
◎森友への調査は“犯罪ネタ”探し
松井知事の呆れた政治感覚(日刊ゲンダイ)
▼http://asyura.x0.to/imgup/d6/6594.jpg
☆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/202704
日刊ゲンダイ 2017年4月1日
大阪府と大阪市は31日、森友学園の認可や補助金の問題をめぐり、
籠池泰典前理事長の立ち会いのもと、
府内の塚本幼稚園などへの立ち入り調査を行った。
この実施について、松井一郎府知事は行政機関の長として、
あるまじき発言を繰り返している。
松井知事は調査の2日前に「調査して虚偽があれば補助金詐欺になる。
これはもう刑事事件だ」と言ってのけたが、
「行政調査」と「犯罪捜査」をはき違えていないか。
「行政調査の結果、犯罪事実が見つかってから、
告発するのは問題ありませんが、松井知事の言動はアベコベですよ。
立ち入り検査の始まる前から、刑事告発をほのめかしていた。
これでは、犯罪のネタを発見するための行政調査になってしまう。
黙秘権侵害など適正手続きに反する違法行為にあたります」
(元特捜検事の郷原信郎弁護士)
■「忖度」の主体を部下に押し付け
松井知事の知事として、あってはならない言動はこれだけじゃない。
就任早々に私立小の設置基準を緩和したうえ、
まだ認可権限を保持していた頃に森友学園が設置を目指した小学校を
「認可適当」と判断。
まさにハシゴをかけた当事者のクセに、森友問題の発覚直後は
「認可権者は教育長」と事実誤認に基づく反論。
かと思えば、問題が拡大してくると、権限を委譲した教育長をさしおき、
「認可は困難」と口先介入の越権行為だ。
「府の私学課に認可をせかしたのは近畿財務局だ」と暴露した時も、
「国は親切やなあと思いました」と国に責任をなすりつけ、
「(府の)職員の皆さんがおもんぱかったんでしょう」と
忖度の主体はちゃっかり部下に押し付ける。
まるで、火の粉を払うゲームを楽しんでいるようだ。
今や知事というより、お好み焼きをつっつきながらベラベラと言い訳する、
その辺のオッサンにしか見えない。
再掲ですが、拙作二枚目、
「土佐光信『十王圖』より、亡者を救う地蔵菩薩」です。 水彩 32cm x 40cm 紙
昔は「日共民青」といって対立しておったのだが、
◆https://twitter.com/knamekata/status/848043526243745793/photo/1
knamekata @knamekata
中島岳志氏が赤旗日曜版に初登場。
「いま私のような保守の立場の人が〝困っている〟ことがある。
政策から政党を選ぶというインターネットのシュミレーションをやると、
何回やっても共産党を選んでしまう。
一番遠いのが自民と維新。
この現象を深く考えるべきだが、同時に面白い現象だと思う」 確かに!
◆http://ameblo.jp/takumiuna/entry-12260954716.html
かばさわ洋平・千葉市議会議員 March 30, 2017
◎「本当の保守主義を貫くと共産党と共鳴する時代」
東工大教授 中島岳志さん
本当の保守主義貫くと共産党と共鳴する時代!
テレ朝の「報道ステーション」のコメンテーターでもお馴染みの、
東工大教授で政治学者の中島岳志さんが赤旗日曜版に登場して
「本当の保守主義を貫くと共産党と共鳴する時代」
「私は政策的には共産党とだいたい同じ」と語っています。
また究極の理念があってこそ現実を動かせる、
現実を動かすために野党共闘は大賛成と評価しています。
かなり深い見立てもあり必読な中身です。
私のもとにも、保守だけど共産党しかないという激励を
多くいただくようになっています。保守革新という枠組みにとらわれず、
誰が本当に国民のために国会や議会で質問をし、
現場の相談に対応し、汗を流している政党かどうか示していきたいと思います
▼http://stat.ameba.jp/user_images/20170330/11/takumiuna/
2b/71/j/o0480036913901648782.jpg?caw=800
赤旗日曜版 4/2
対立軸は「リベラルVS保守」だよとよくいわれます。
しかし、本来の保守思想は、フランス革命のような急進改革を批判し、
リベラルや自由主義を目指すものです。
しかも、保守主義者は「議論」を重視し、
自分以外の「他者」の言い分や叡智を尊重して合意形成をはかる。
だから、リベラルと保守というのは実は、相性がいいのです。
しかし、今保守を標榜しているひとたちは、本来の保守やリベラルとは真逆です。
とくに安倍政権は、議論を完全に軽視し、議会を信頼せず、
単に法案の通過機関ぐらいにしか考えていません。
そのことは安保法制や共謀罪法案の審議の仕方を見ればわかります。
詭弁をろうし、自分たちの力に対する過信が強い。
保守本流の私たちは、安倍政権に批判的にならざるを得ません。
いま私のような保守の立場の人たちが”困っている”ことがあります。
政策から政党を選ぶというインターネットのシミュレーションをやると、
何回やっても共産党を選んでしまう(笑い)。
一番遠いのが自民党と維新。
保守の私としては、この現象を深く考えるべきですが、
同時に面白い現象だな、と思っています。
自民党が本来の保守でなくなる大きな転換点になったのは、
1982年に誕生した中曽根内閣です。
アメリカでレーガン大統領、イギリスでサッチャー首相が台頭した時期です。
ラディカルな市場主儀、小さな政府、官から民への規制緩和。
こういう新自由主義路線が「保守」のマスクをかぶりだし、
財界を含めこれが「保守」だと思いこんだ。
それが安倍政権で極に達した感があります。
本来の保守からいえば、資本主義には一定の歯止めが必要です。
国家が一定の再配分を行い、秩序を安定させないといけないのに、
市場の倫理がすべてに優先されます。
大きくみると、この20年間で世界の中で
アメリカのプレゼンスは圧倒的に下がってきました。
世界はスーパーパワーなき多極化へと変容している。
それに日本がどう対応するかが問われています。
日本の隣には中国やロシアがあります。
安全保障から考えると、やはり日本はアジア諸国と良好な関係を保ちながら、
できる限り軍拡をせずに 平和と安全を担保する「アライアンス」(同盟)
の方向に斬新的に進んでいくべきです。
中国敵視の安倍政権は、そういう次のリアリズムに踏み出すことができていません。
日米安保の堅持・拡大はリアリズムではない。
古い自分たちの思い出にすがっていると、時代に追い越される。
いい加減大きな転換点を読み解くべきです。
直近の視点で見ると、取引の人であるトランプ氏は、
アメリカの利益を最優先する考えです。
大統領中、日本に二択を迫ってきました。
米軍の駐留費負担を増額するか、日本から米軍が撤退するかです。
米軍撤退を選んだ場合、「防衛に穴」があくので日本は軍事費を増大させる。
武器の購入先はアメリカしかありません。
どっちにしてもアメリカは取引に成功するのです。
日本はそろそろこういう日米安保から次のことを考えるべきです。
私自身は、政策的には共産党とだいたい同じではないかと思っています。
たとえば、憲法9条の関係でも、共産党は自衛隊の存在は暫定的には認める、と。
将来の問題としては、軍事的なものがない社会をつくりたい。
そういう大きなビジョンを持っているわけですね。
いくら不可能なことであっても、絶対的な理想を掲げることは重要です。
カント哲学でも、恒久的平和という大きな方向性があるからこそ、
ひとつひとつ現実の平和的政策、軍縮があるということがいわれています。
保守も基本的には同じで、究極の理念がなければこの現実は動きません。
現実を動かすために、野党が共闘していくことは大賛成です。
民進党は共産党と組むべきです。世界の国はどこでも連立政権です。
「共産党と組むと保守票が逃げる」という人もいますが
地方に行けば真逆です。
TPPに反対している農家の人たちは
「共産党しか自分たちの言いたいことを代弁してくれない」といいます。
本来の保守的な政策を共産党が担保している以上、
民進党はそちらにある程度ひっぱられる方が
リベラルな保守になっていくのではないでしょうか。
↑
日共は「民主集中制」といって、党内民主主義がない。
ま、それもTOP次第か? 昔のミヤケンに比べれば 今の志位は、
ボーっとした風貌で官僚臭がなく得をしておると思うw
再掲ですが、拙作三枚目、
「幻想 賽の河原」です。 水彩&パステル 32cm x 40cm 紙
小池の婆ぁさん待望なんだよな、ユダ米は、
◆http://jp.wsj.com/articles/SB11885338817628184768404583055403489061948
WSJ 2017 年 3 月 31 日
【社説】失速する日本の安倍首相
政治スキャンダルが安定政権を脅かす
向かうところ敵なしだった安倍晋三首相が、わずか6週間の間に
弱みを見せるようになった。
安倍内閣は読売新聞の2月の世論調査では支持率66%を付けるなど、
野党にも自民党内にも、これといった脅威は見当たらなかった。
しかし、超国家主義的な人物との関係をめぐるスキャンダルが
安倍氏の人気に影を落とし、市場も動揺を見せている。
スキャンダルの中心にいるのは、大阪の学校法人「森友学園」
理事長を務める籠池泰典氏。
同氏は民間政治団体「日本会議」の一員とされる。
安倍氏や安倍内閣の閣僚の半数以上も日本会議を支援する議員連盟に所属する。
籠池氏は衆参両院の予算委員会で行われた証人喚問で、
安倍昭恵首相夫人から首相名義で100万円の寄付を受け取ったと語った。
首相夫妻は寄付を否定している。
スキャンダルが発生したのは今年2月。
森友学園に対し、国有地が大幅に値下げした価格で下げられた
ことが発覚したのが発端だった。
今回のスキャンダルで安倍首相が失脚することはないだろうが、
政治的目標を設定するうえでの力には影響するだろう。
安倍氏は、規制緩和や正社員の雇用と解雇を容易にする労働市場改革など、
必要不可欠な経済改革を先延ばしにしてきた。
今となっては、仮に首相がそれを望んだとしても、
国会で関連法案を通過できるか疑わしい。
これまでのアベノミクスは金融政策が大部分を占め、
資産価値の上昇には貢献したものの、デフレは克服できていない。
安倍氏は2012年と2014年の選挙で得た有権者からの支持を追い風に、
集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更など、
安全保障面の課題に集中して取り組んだ。
これら改革は価値があったが、経済より優先させるのは間違いだった。
日本国民はアベノミクスにますます懐疑的になっているが、
代わりとなるリーダーがいないという理由で安倍氏の人気は高く維持されていた。
しかし、それは変わるかもしれない。
第1次安倍政権で2007年に防衛大臣を務めた小池百合子東京都知事は、
7月に行われる都議選で勝利するとみられている。
同氏がいずれ国政に復帰し、首相の座を狙うとの憶測も出ている。
安倍氏が日本会議とは距離を置き、経済再生に集中するのなら、
このような挑戦者の登場は歓迎すべきことだろう。
だが今回のスキャンダルは、政治力 はかなく、
それゆえに浪費してはいけないことを再認識させてくれる。
↑
小池の婆ぁさんは東京のハシゲですよ。 碌な事なしだw
使命は東京都政の大掃除まででしょう、それ以上はユダ米の犬、危険です。