画は 歌川 國芳 (くによし)
寛政九年(1797)~ 文久元年(1861)
号は一勇齋、朝櫻楼など 作
「初雪の戯游」です。
☆曇り。
詐欺師、のほうがまだマシかw ユダ米の落日、
◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-f759.html
マスコミに載らない海外記事 2016年12月26日 (月)
◎ゴールドマン・サックスとトランプによる壮大な取り込み詐欺
☆http://www.strategic-culture.org/news/2016/12/24/
great-goldman-sachs-trump-con-job.html
Matthew JAMISON 2016年12月24日
アメリカ政治史上、最も未熟で、知的に空虚で、邪悪なものの一つだった
2016年共和党予備選挙運動は、アイデアや政策は皆無で、
遊び場でのいじめレベルのちゃちな中傷に満ちていた。
フロリダ州上院議員マルコ・ルビオは、ドナルド・トランプを激しく攻撃し、
仲間の共和党員たちにこう懇願した。
“我々がここで相手にしているのは、皆さん、詐欺師ですよ。
そもそも、彼は彼は普通の人びとのために戦うのだというアイデアで
選挙活動をしています。
ところが、彼は全生涯を、普通の人びとをぼったくって生きてきたのです”。
トランプの言葉によれば、ワシントンDCの政治エリートやウオール街は
“アメリカを骨の髄までしゃぶった”のだ。
トランプの選挙終幕広告では、
☆http://www.salon.com/2016/11/07/watch-donald-trumps-last-campaign-ad
-is-a-fitting-end-to-an-anti-semitic-campaign/
対象の非難が、一般には気付かれないよう、賛同を得たい集団しか
理解できない表現を用いた反ユダヤ主義に満ちていた。
ゴールドマン・サックスのユダヤ人CEOロイド・ブランクファインの姿が
画面上で点滅し、語り手が単調に語りかける。
“アメリカの労働者階級を略奪し、アメリカの富を奪い取り、
その金を極少数の大企業と政治エリートの懐に押し込んだ
経済的判断の責任を負うべきは グローバルな権力構造です”。
トランプは“問題を解決する”という曖昧な約束で選挙活動をした。
“アメリカを再度偉大にする”という彼の空虚な選挙スローガンは、
アメリカ、特にオハイオ州、ペンシルヴェニア州、ミシガン州やウィスコンシン州
などのラストベルト地域州の白人労働者階級が、
ウオール街銀行家たちと結託し、国益のために尽くすより、
不正手段で私腹を肥やすことに関心がある東海岸や西海岸の知的、政治的既存支配層に
ひどく裏切られたと非難していた。
これは、トランプによる驚くべき転位行動、名人芸だった。
これは彼が生涯通じてやりとげたものの中で、おそらく最大の取り込み詐欺だ。
実際、(負債は言うまでもなく) ウオール街に、
実に多くの友人と深いつながりがあり、
労働者の利益が、自分の利益追求と一致しない場合には、
労働者を踏みにじって経歴を築きあげた億万長者が、
アメリカのブルーカラー労働者の偉大な擁護者、救世主となり、
“八百長の” DC/ウオール街制度を、普通の人びとのために機能させるようにすると、
実に多くのアメリカ人をだますことができよう
などと想像するのは困難だった。
トランプが、閣僚に選んだ連中を吟味さえすれば、
ラストベルト地域の、つらい思いをしている、大半が無学な
白人労働者階級に訴えかけるための策略に過ぎなかったことがわかる。
2008年世界的金融危機後、重心が、いささか反ウオール街側に移動し、
ホワイト・ハウスを支配している民主党が、
エリザベス・ウォーレン上院議員やバーニー・サンダース上院議員などの
反ウォール・ストリート改革者の影響を受けるようになって、
ワシントンDCでは、長年、準ペルソナノングラータだったが、
トランプ時代に、ウオール街は絶好調に戻る。
アメリカのあらゆるウオール街投資銀行の中で、
最もひどく、邪悪で、危険なのはゴールドマン・サックスだ。
色々な点で、これを銀行と呼ぶことはできまい。
酷く腐敗した犯罪的職業により近い。
マフィアだ。
ローリング・ストーン誌は、ゴールドマン・サックスの道義に反する商法を
徹底分析し、同社を巨大“吸血イカ”と命名した。
ゴールドマン・サックスの腐敗リストは膨大で、
それについて十分記述するには本が一冊必要だ。
世界金融危機と大不況を引き起こしたサブプライム抵当権スキャンダルにおける、
同社の役割は十分に実証されている。
ほとんどユーロを破壊した、ギリシャ負債危機における同社の役割も同様だ。
同社が顧客に対して行っている詐欺的行為は、日常茶飯事の高いレベルのものだ。
残虐で加虐的な政権のための資金洗浄。
2015年に、2300万ドルを得た同社CEO、ロイド・ブランクファインのような強欲幹部は、
典型的な汚い金儲けをする醜い人間だ。
どのように切り分けたところで、誰も、まして銀行家が、
一年間の仕事で、それに値するわけがない。
おそらくは、医師や教師などの極めて重要な公務員だけだろうが、
そのような法外な金額を得ているのは、
既に裕福な連中や(彼ら自身)を金持ちにするために動いている連中だ。
更に、ゴールドマン・サックスとアメリカ政府の間には回転ドアがある。
多くの点で、アメリカ経済は、ゴールドマン・サックスによって動かされている。
ジョージ・W・ブッシュのハンク・ポールソン同様、
ビル・クリントンの財務長官ロバート・ルービンやラリー・サマーズは
ゴールドマン・サックス社員だった。
今や、ウオール街とゴールドマン・サックスは、
来るトランプ政権の乗っ取りを歓喜している。
トランプの首席戦略官、スティーブ・バノンは元ゴールドマン・サックス社員だ。
トランプが、アメリカ経済の世話役をつとめる財務長官に選んだ、
スティーヴン・マヌーチンなる人物は、元ゴールドマン・サックス社員だ。
ゴールドマン・サックス社長、ゲーリー・コーンが、
トランプ・ホワイト・ハウスの米国家経済会議委員長になる。
これが、ライバル、ヒラリー・クリントンやテッド・クルスを
ゴールドマン・サックスは“完全に、完全に支配している”
といったトランプその人だ。
トランプは、しばしばクリントンのゴールドマン・サックスでの講演を
引き合いに出し“アメリカの主権破壊を画策するために、国際的銀行と秘密裏に”
会っていると非難した。
しかし、トランプの元選対責任者コーリー・レヴァンドフスキはこう言っていた。
“これはメディアの問題だ。人びとは、ドナルド・トランプが言うことすべてを
額面通りに受け取っている。
”確かに、もしトランプを、ホワイト・ハウスに送り込んだ有権者たちが、
トランプが言うことは眉につばを付けて聞くべきであるのを理解さえしていれば、
これからトランプ大統領と、それがもたらす災害は、たぶん避けることができていたろう。
しかし偉大なアメリカ・テレビの登場人物、JR ユーイングが言う通りなのだ。
“アメリカ国民の愚かさを過小評価してはいけない。”
トランプに、いささかの功績を認めねばなるまい。
彼は現代で、おそらく最も偉大な詐欺師だ。
----------
「ヒラリーよりまし」と思って、記事翻訳をしていたので、
宗主国政治の展開には驚かない。
二国間FTAで、ぼったくりされるのは必定。
こういう海外記事はマスコミには載らない。
國芳、二枚目、
「牛若鞍馬修行圖」です。
『逝きし世の面影』、何度か投稿しています、
◆http://indeep.jp/the-rejection-white-culture-is-key-of-future-japan/
In Deep 2016/12/25
◎2017年は、私たち日本人が西洋文化を拒絶し
「オリジナル日本人」に戻ることができる始まりとなり得るだろうか。
それは東洋と日本の存亡に関する最後の砦のはずですが
より抜粋、
☆ほんの100年前の「元の日本」に戻ることの難しさ
以前からたまに書くことがありましたけれど、この何十年かは、
「本来の日本人に合わない西洋的価値観が生活に定着し過ぎている」
ことが、
これらの様々な日本の問題の根幹だと、少なくとも私は思っています。
モノなどの西洋文明的な物質や衣食住や生活スタイルのことではなく、
「人間の生き方に関する価値観」のことです。
なぜ、それが少子化とかにまで結びつくのかというのを説明するのは難しいですが、
私は「問題は何もかも」そこにあるとさえ思っています。
このあたりは、昨年、何度か『逝きし世の面影』という著作の中から
抜粋してご紹介していたことがありました。
*逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー) (日本語) 単行本(ソフトカバー)
– 2005/9 渡辺 京二 (著) ¥2,000
これは、江戸自体末期から明治にかけての百数十年前のころ、
日本にやってきた様々な外国人たちが見た、
「美しく素晴らしい日本人への感嘆」を膨大な資料などから、
まとめあげたものです。
「美しく素晴らしい日本」ではなく「日本人」です。
今の外国人観光客のように、富士山だとか日本の何とかの風景だとか、
日本文化とか様式美を見て喜んでいる話ではなく、
当時の生きている日本「人」の生活を見て、そして
当時の日本「人」と暮らして驚嘆している外国人たちの話です。
今の日本人とは全然違う魅力と誇らしさに満ちた、
当時の日本人の姿に関してのことです。
たとえば、逝きし世の面影を解説しているサイトに以下のようにあります。
☆http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/Yukishiyo.html
この本の内容をひとくちに言えば、
「幕末・維新の時代に訪れた外国人が見た古きよき日本の姿」
と言うことができます。しかし、それは単に近代化される前の
遅れた社会に見られる素朴さということではなく、
世界的にも著しく文化の発達した国家、
国民が作り上げた希有な文明と呼ぶべきものなのです。
当時の日本の社会が、いかに世界の目から見て異質のものであり、
また汚れのない美しいものであったかが忍ばれる内容となっています。
その文明は、明治維新後の西欧化の荒波によって、
いまや完全に崩壊させられ、まさに過去の幻影となってしまいましたが、
私たちはこの国がかつて有していた
素晴らしい社会の姿を胸に焼き付けておく必要があります。
この中に、
> その文明は、明治維新後の西欧化の荒波によって、
いまや完全に崩壊させられ、まさに過去の幻影となってしまいました
とは、私も思っています。
崩壊「させられた」かどうかはともかく、この本を読む限り、
今は当時の「日本人の感覚と価値観」の面影は、ほとんど残っていない
ように思います。つまり、もう私たちは「違う日本人」なのだと。
そして、そこに戻らない限り、あるいは、この西洋化から脱せない限り、
おそらく、そんなに長くない時間の中で、
日本社会と文化は滅亡すると思っています。
「西洋化」というのは「形」のことではないです。 価値観の問題です。
かつて、奴隷制度を何の疑問もなくおこなっていた人たちがもっていた価値観です。
「主人と僕」という概念が普通だった人たちの価値観です。
日本にも「主人と僕」の価値観はあっただろうと思われるかもしれないですが、
それは(武士にはあっても、庶民には)なかったのです。
とはいえ、個人的には、もう昔のオリジナル日本人への回帰の路線は、
おおかた難しいと考えていますが、もしかすると、
可能性は「ゼロではない」かもしれないという思いもないではないです。
こういうような話は、昨年のいくつかの記事にもありますので、
ご参照いただければ幸いです。
ちなみに、このような「大転換」は、
他人(政治家など)によってなされるものではありません。
すべては自分ひとりから始まることで、そういう意味では
他人を巻き込むものでもないですし、徒党を組むようなものでもありません。
「人から学ばない」ということも大事だと思っています。
意味がよくわからないかもしれないですが、
「学んでばかりいると、自分で考えるという概念を忘れてしまう」からです。
これは、幼少時に自閉症と診断されながら、10歳過ぎには
数学・物理学の第一人者になったアメリカのジェイコブ・バーネットさんと
いう方の TED の講演を聴いて激しく納得して以来、そう思っています。
そのジェイコブ・バーネットさんの講演は
日本語に起こしてアップしていますので、興味のある方は、
・「学ぶのをやめて考えなさい」 –
人間自身の無限の能力を語るジェイコブ・バーネット師 TED講演 全語録
2015/06/17
☆http://oka-jp.seesaa.net/article/420843488.html
をご覧下さい。
さて、ちなみに、さきほど、「可能性はゼロではない」
というようなことを書きましたが、その一縷の希望は、
現実の中にもあるかもしれないですが、神秘学の歴史の中にもあります。
たとえぱ、今から約 100年前の 1915年におこなわれた
ルドルフ・シュタイナーの講演の中で、彼は、
「東洋が西洋文化を拒絶し始めることから新しい文明時代に入る」
ことを意味することを述べています。
次のようなものです。
☆1915年2月のシュタイナーの講演『第一次世界大戦の霊的背景』より
第六文明期の課題は、物質的周囲における精神認識を用意することです。
それは、精神を純粋に元素的な生命において認識する
古い先祖返り的な力が蓄えられていないと、達成困難になります。
しかし、激しい戦いが生じるでしょう。
白人は、精神をますます深く自らの存在のなかに受け取る途上にいます。
黄色人種は、精神が身体から離れていた時代、
精神が人体の外に探究された時代を保っています。
そのため、白人がさまざまな地域の有色人類と激しく戦うことで、
第五文明期から第六文明気への移行がなされます。
白人と有色人類とのあいだでなされるこの戦いに先行するものが、
白人と有色人類とのあいだの大きな戦いの決着がつくまで
歴史を動かしていくでしょう。
重要なことは、このシュタイナーの言葉の中に、
> 黄色人種は、精神が身体から離れていた時代を保っています
というようにあることです。
つまり、私たち黄色人種たちは「精神が身体から離れていた時代」を
自分自身の中に持ちつつ生きていたと考え方が、
少なくとも 100年前の西洋の神秘主義思想の中にはあったということになります。
江戸時代の庶民たちの生き方、あるいは、武士もまあ多少そうかもしれないですが、
そこには確かに、今の私たち(精神と肉体が同じだと考えている時代の人たち)
と違う精神性があったことは理解できるようには思います。
いずれにしても、この「白人文明との我らの闘争」という図式が
はっきりと出現してくる時が、
ほんの少しの将来への希望の時ということになりますが、
現時点ではまるで見えていないですし、
そういう図式が日本で見える時がくるのかな、とは正直思います。
しかし、それがなければ、現在の
人口比率や国家の経済状態や人々の「心」を見る限り、
最短であと3年ほどで日本は滅すると思います。
何度も書くようですが、政治だとか宗教だとか偉人だとかに期待しているうちは
何も始まらないです(政治や宗教や偉人を否定しているのではなく、
自分が変化することは自分でしか、なしえないということです)。
なんだかんだとタイムリミットは近づいています。
↑
手前の持論、「脱米」&「排特亜」に通底するものがあり。
黄色人種と言っても「特亜」は格別に「特殊」、除外しましょう。
國芳、三枚目、
「福禄寿」です。
維新の機嫌取りさ、阿呆らしい、
◆http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/194.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2016 年 12 月 25 日 kNSCqYLU
◎海外では斜陽産業 経済成長のエンジンどころか地域破壊も
日本もこうなる カジノ現場報告 (日刊ゲンダイ)
▼http://asyura.x0.to/imgup/d6/640.jpg
☆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196381
日刊ゲンダイ 2016年12月22日 横田一 文字お越し
「成長戦略の目玉」と安倍首相が強調するカジノを含む
IR(統合型リゾート)が、海外で斜陽産業になりつつある。
成功例と称賛されたマカオとシンガポールでさえ業績が悪化。
中国政府がマネーロンダリングの取り締まり強化を始めると、
中国人富裕層が最大の上客だったマカオの収益は大幅に減少、
シンガポールでも売り上げが頭打ちになっているのだ。
トランプ次期大統領がカジノ経営に失敗した米国でも倒産が続出。
ニュージャージー州アトランティックシティーでは
去年までに4つのカジノが潰れ、今年も1つ倒産した。
世界のカジノ市場動向をウオッチする
静岡大学教授の鳥畑与一氏はこう断言する。
「アジアでも過当競争状態のところに、
周回遅れで日本が参入しても成功するはずがない」
IRはカジノの収益で施設内のホテルやレストランなどの
値引きサービスをして客を囲い込む。
その結果、周辺の商業施設が衰退する“地域経済破壊現象”も報告されている。
アトランティックシティーを現地調査した鳥畑教授は、
寒々とした光景に驚いた。
IR周辺の街中に潰れたホテルやレストランの跡地がいくつもあったからだ。
「地元の人は『コミュニティーが破壊された』と嘆いていました。
イタリア系住民街のレストランが潰れ、アイリッシュ系住民街で1軒だけ
残っているパブに行くと、周りは全部空き地。
カジノの儲けで値引きサービスをするIRとまともに競争ができず、
地元で有名だったレストランやホテルが次々と潰れていました」
(鳥畑与一氏)
年間3000万人の観光客が訪れるアトランティックシティー(1978年開業)
だが、街の貧困率は30%以上でニュージャージー州平均の3倍。
経済成長のエンジンどころか、地域破壊をもたらした“疫病神”だった。
これは、米国型カジノが上陸する日本の近未来図でもある。
「IR第1号か」と有力視される候補地が「夢洲」(大阪湾の人工島)。
安倍政権が維新と二人三脚で推進する「2025年大阪万博」候補地でもあり、
「万博の遺産(レガシー)がIR」という関係なのだ。
「夢洲の構想では、年間6600万人の来場、
うち82%を日本人と想定していますが、大阪周辺から観光客がIRに吸い込まれ、
アトランティックシティーと同様、地域経済が衰退することになるでしょう」
(鳥畑与一氏)
斜陽産業を成長戦略と勘違いする安倍首相と菅官房長官は、
「大阪万博兼IR誘致」が悲願の松井大阪府知事と橋下前大阪市長と
24日に面談予定。
国富流出と地域破壊を招く“売国奴4人組”と批判されても仕方がない。
↑
こいつらの命脈もさほど長くはない、皆、気が付きだしたw
寛政九年(1797)~ 文久元年(1861)
号は一勇齋、朝櫻楼など 作
「初雪の戯游」です。
☆曇り。
詐欺師、のほうがまだマシかw ユダ米の落日、
◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-f759.html
マスコミに載らない海外記事 2016年12月26日 (月)
◎ゴールドマン・サックスとトランプによる壮大な取り込み詐欺
☆http://www.strategic-culture.org/news/2016/12/24/
great-goldman-sachs-trump-con-job.html
Matthew JAMISON 2016年12月24日
アメリカ政治史上、最も未熟で、知的に空虚で、邪悪なものの一つだった
2016年共和党予備選挙運動は、アイデアや政策は皆無で、
遊び場でのいじめレベルのちゃちな中傷に満ちていた。
フロリダ州上院議員マルコ・ルビオは、ドナルド・トランプを激しく攻撃し、
仲間の共和党員たちにこう懇願した。
“我々がここで相手にしているのは、皆さん、詐欺師ですよ。
そもそも、彼は彼は普通の人びとのために戦うのだというアイデアで
選挙活動をしています。
ところが、彼は全生涯を、普通の人びとをぼったくって生きてきたのです”。
トランプの言葉によれば、ワシントンDCの政治エリートやウオール街は
“アメリカを骨の髄までしゃぶった”のだ。
トランプの選挙終幕広告では、
☆http://www.salon.com/2016/11/07/watch-donald-trumps-last-campaign-ad
-is-a-fitting-end-to-an-anti-semitic-campaign/
対象の非難が、一般には気付かれないよう、賛同を得たい集団しか
理解できない表現を用いた反ユダヤ主義に満ちていた。
ゴールドマン・サックスのユダヤ人CEOロイド・ブランクファインの姿が
画面上で点滅し、語り手が単調に語りかける。
“アメリカの労働者階級を略奪し、アメリカの富を奪い取り、
その金を極少数の大企業と政治エリートの懐に押し込んだ
経済的判断の責任を負うべきは グローバルな権力構造です”。
トランプは“問題を解決する”という曖昧な約束で選挙活動をした。
“アメリカを再度偉大にする”という彼の空虚な選挙スローガンは、
アメリカ、特にオハイオ州、ペンシルヴェニア州、ミシガン州やウィスコンシン州
などのラストベルト地域州の白人労働者階級が、
ウオール街銀行家たちと結託し、国益のために尽くすより、
不正手段で私腹を肥やすことに関心がある東海岸や西海岸の知的、政治的既存支配層に
ひどく裏切られたと非難していた。
これは、トランプによる驚くべき転位行動、名人芸だった。
これは彼が生涯通じてやりとげたものの中で、おそらく最大の取り込み詐欺だ。
実際、(負債は言うまでもなく) ウオール街に、
実に多くの友人と深いつながりがあり、
労働者の利益が、自分の利益追求と一致しない場合には、
労働者を踏みにじって経歴を築きあげた億万長者が、
アメリカのブルーカラー労働者の偉大な擁護者、救世主となり、
“八百長の” DC/ウオール街制度を、普通の人びとのために機能させるようにすると、
実に多くのアメリカ人をだますことができよう
などと想像するのは困難だった。
トランプが、閣僚に選んだ連中を吟味さえすれば、
ラストベルト地域の、つらい思いをしている、大半が無学な
白人労働者階級に訴えかけるための策略に過ぎなかったことがわかる。
2008年世界的金融危機後、重心が、いささか反ウオール街側に移動し、
ホワイト・ハウスを支配している民主党が、
エリザベス・ウォーレン上院議員やバーニー・サンダース上院議員などの
反ウォール・ストリート改革者の影響を受けるようになって、
ワシントンDCでは、長年、準ペルソナノングラータだったが、
トランプ時代に、ウオール街は絶好調に戻る。
アメリカのあらゆるウオール街投資銀行の中で、
最もひどく、邪悪で、危険なのはゴールドマン・サックスだ。
色々な点で、これを銀行と呼ぶことはできまい。
酷く腐敗した犯罪的職業により近い。
マフィアだ。
ローリング・ストーン誌は、ゴールドマン・サックスの道義に反する商法を
徹底分析し、同社を巨大“吸血イカ”と命名した。
ゴールドマン・サックスの腐敗リストは膨大で、
それについて十分記述するには本が一冊必要だ。
世界金融危機と大不況を引き起こしたサブプライム抵当権スキャンダルにおける、
同社の役割は十分に実証されている。
ほとんどユーロを破壊した、ギリシャ負債危機における同社の役割も同様だ。
同社が顧客に対して行っている詐欺的行為は、日常茶飯事の高いレベルのものだ。
残虐で加虐的な政権のための資金洗浄。
2015年に、2300万ドルを得た同社CEO、ロイド・ブランクファインのような強欲幹部は、
典型的な汚い金儲けをする醜い人間だ。
どのように切り分けたところで、誰も、まして銀行家が、
一年間の仕事で、それに値するわけがない。
おそらくは、医師や教師などの極めて重要な公務員だけだろうが、
そのような法外な金額を得ているのは、
既に裕福な連中や(彼ら自身)を金持ちにするために動いている連中だ。
更に、ゴールドマン・サックスとアメリカ政府の間には回転ドアがある。
多くの点で、アメリカ経済は、ゴールドマン・サックスによって動かされている。
ジョージ・W・ブッシュのハンク・ポールソン同様、
ビル・クリントンの財務長官ロバート・ルービンやラリー・サマーズは
ゴールドマン・サックス社員だった。
今や、ウオール街とゴールドマン・サックスは、
来るトランプ政権の乗っ取りを歓喜している。
トランプの首席戦略官、スティーブ・バノンは元ゴールドマン・サックス社員だ。
トランプが、アメリカ経済の世話役をつとめる財務長官に選んだ、
スティーヴン・マヌーチンなる人物は、元ゴールドマン・サックス社員だ。
ゴールドマン・サックス社長、ゲーリー・コーンが、
トランプ・ホワイト・ハウスの米国家経済会議委員長になる。
これが、ライバル、ヒラリー・クリントンやテッド・クルスを
ゴールドマン・サックスは“完全に、完全に支配している”
といったトランプその人だ。
トランプは、しばしばクリントンのゴールドマン・サックスでの講演を
引き合いに出し“アメリカの主権破壊を画策するために、国際的銀行と秘密裏に”
会っていると非難した。
しかし、トランプの元選対責任者コーリー・レヴァンドフスキはこう言っていた。
“これはメディアの問題だ。人びとは、ドナルド・トランプが言うことすべてを
額面通りに受け取っている。
”確かに、もしトランプを、ホワイト・ハウスに送り込んだ有権者たちが、
トランプが言うことは眉につばを付けて聞くべきであるのを理解さえしていれば、
これからトランプ大統領と、それがもたらす災害は、たぶん避けることができていたろう。
しかし偉大なアメリカ・テレビの登場人物、JR ユーイングが言う通りなのだ。
“アメリカ国民の愚かさを過小評価してはいけない。”
トランプに、いささかの功績を認めねばなるまい。
彼は現代で、おそらく最も偉大な詐欺師だ。
----------
「ヒラリーよりまし」と思って、記事翻訳をしていたので、
宗主国政治の展開には驚かない。
二国間FTAで、ぼったくりされるのは必定。
こういう海外記事はマスコミには載らない。
國芳、二枚目、
「牛若鞍馬修行圖」です。
『逝きし世の面影』、何度か投稿しています、
◆http://indeep.jp/the-rejection-white-culture-is-key-of-future-japan/
In Deep 2016/12/25
◎2017年は、私たち日本人が西洋文化を拒絶し
「オリジナル日本人」に戻ることができる始まりとなり得るだろうか。
それは東洋と日本の存亡に関する最後の砦のはずですが
より抜粋、
☆ほんの100年前の「元の日本」に戻ることの難しさ
以前からたまに書くことがありましたけれど、この何十年かは、
「本来の日本人に合わない西洋的価値観が生活に定着し過ぎている」
ことが、
これらの様々な日本の問題の根幹だと、少なくとも私は思っています。
モノなどの西洋文明的な物質や衣食住や生活スタイルのことではなく、
「人間の生き方に関する価値観」のことです。
なぜ、それが少子化とかにまで結びつくのかというのを説明するのは難しいですが、
私は「問題は何もかも」そこにあるとさえ思っています。
このあたりは、昨年、何度か『逝きし世の面影』という著作の中から
抜粋してご紹介していたことがありました。
*逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー) (日本語) 単行本(ソフトカバー)
– 2005/9 渡辺 京二 (著) ¥2,000
これは、江戸自体末期から明治にかけての百数十年前のころ、
日本にやってきた様々な外国人たちが見た、
「美しく素晴らしい日本人への感嘆」を膨大な資料などから、
まとめあげたものです。
「美しく素晴らしい日本」ではなく「日本人」です。
今の外国人観光客のように、富士山だとか日本の何とかの風景だとか、
日本文化とか様式美を見て喜んでいる話ではなく、
当時の生きている日本「人」の生活を見て、そして
当時の日本「人」と暮らして驚嘆している外国人たちの話です。
今の日本人とは全然違う魅力と誇らしさに満ちた、
当時の日本人の姿に関してのことです。
たとえば、逝きし世の面影を解説しているサイトに以下のようにあります。
☆http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/Yukishiyo.html
この本の内容をひとくちに言えば、
「幕末・維新の時代に訪れた外国人が見た古きよき日本の姿」
と言うことができます。しかし、それは単に近代化される前の
遅れた社会に見られる素朴さということではなく、
世界的にも著しく文化の発達した国家、
国民が作り上げた希有な文明と呼ぶべきものなのです。
当時の日本の社会が、いかに世界の目から見て異質のものであり、
また汚れのない美しいものであったかが忍ばれる内容となっています。
その文明は、明治維新後の西欧化の荒波によって、
いまや完全に崩壊させられ、まさに過去の幻影となってしまいましたが、
私たちはこの国がかつて有していた
素晴らしい社会の姿を胸に焼き付けておく必要があります。
この中に、
> その文明は、明治維新後の西欧化の荒波によって、
いまや完全に崩壊させられ、まさに過去の幻影となってしまいました
とは、私も思っています。
崩壊「させられた」かどうかはともかく、この本を読む限り、
今は当時の「日本人の感覚と価値観」の面影は、ほとんど残っていない
ように思います。つまり、もう私たちは「違う日本人」なのだと。
そして、そこに戻らない限り、あるいは、この西洋化から脱せない限り、
おそらく、そんなに長くない時間の中で、
日本社会と文化は滅亡すると思っています。
「西洋化」というのは「形」のことではないです。 価値観の問題です。
かつて、奴隷制度を何の疑問もなくおこなっていた人たちがもっていた価値観です。
「主人と僕」という概念が普通だった人たちの価値観です。
日本にも「主人と僕」の価値観はあっただろうと思われるかもしれないですが、
それは(武士にはあっても、庶民には)なかったのです。
とはいえ、個人的には、もう昔のオリジナル日本人への回帰の路線は、
おおかた難しいと考えていますが、もしかすると、
可能性は「ゼロではない」かもしれないという思いもないではないです。
こういうような話は、昨年のいくつかの記事にもありますので、
ご参照いただければ幸いです。
ちなみに、このような「大転換」は、
他人(政治家など)によってなされるものではありません。
すべては自分ひとりから始まることで、そういう意味では
他人を巻き込むものでもないですし、徒党を組むようなものでもありません。
「人から学ばない」ということも大事だと思っています。
意味がよくわからないかもしれないですが、
「学んでばかりいると、自分で考えるという概念を忘れてしまう」からです。
これは、幼少時に自閉症と診断されながら、10歳過ぎには
数学・物理学の第一人者になったアメリカのジェイコブ・バーネットさんと
いう方の TED の講演を聴いて激しく納得して以来、そう思っています。
そのジェイコブ・バーネットさんの講演は
日本語に起こしてアップしていますので、興味のある方は、
・「学ぶのをやめて考えなさい」 –
人間自身の無限の能力を語るジェイコブ・バーネット師 TED講演 全語録
2015/06/17
☆http://oka-jp.seesaa.net/article/420843488.html
をご覧下さい。
さて、ちなみに、さきほど、「可能性はゼロではない」
というようなことを書きましたが、その一縷の希望は、
現実の中にもあるかもしれないですが、神秘学の歴史の中にもあります。
たとえぱ、今から約 100年前の 1915年におこなわれた
ルドルフ・シュタイナーの講演の中で、彼は、
「東洋が西洋文化を拒絶し始めることから新しい文明時代に入る」
ことを意味することを述べています。
次のようなものです。
☆1915年2月のシュタイナーの講演『第一次世界大戦の霊的背景』より
第六文明期の課題は、物質的周囲における精神認識を用意することです。
それは、精神を純粋に元素的な生命において認識する
古い先祖返り的な力が蓄えられていないと、達成困難になります。
しかし、激しい戦いが生じるでしょう。
白人は、精神をますます深く自らの存在のなかに受け取る途上にいます。
黄色人種は、精神が身体から離れていた時代、
精神が人体の外に探究された時代を保っています。
そのため、白人がさまざまな地域の有色人類と激しく戦うことで、
第五文明期から第六文明気への移行がなされます。
白人と有色人類とのあいだでなされるこの戦いに先行するものが、
白人と有色人類とのあいだの大きな戦いの決着がつくまで
歴史を動かしていくでしょう。
重要なことは、このシュタイナーの言葉の中に、
> 黄色人種は、精神が身体から離れていた時代を保っています
というようにあることです。
つまり、私たち黄色人種たちは「精神が身体から離れていた時代」を
自分自身の中に持ちつつ生きていたと考え方が、
少なくとも 100年前の西洋の神秘主義思想の中にはあったということになります。
江戸時代の庶民たちの生き方、あるいは、武士もまあ多少そうかもしれないですが、
そこには確かに、今の私たち(精神と肉体が同じだと考えている時代の人たち)
と違う精神性があったことは理解できるようには思います。
いずれにしても、この「白人文明との我らの闘争」という図式が
はっきりと出現してくる時が、
ほんの少しの将来への希望の時ということになりますが、
現時点ではまるで見えていないですし、
そういう図式が日本で見える時がくるのかな、とは正直思います。
しかし、それがなければ、現在の
人口比率や国家の経済状態や人々の「心」を見る限り、
最短であと3年ほどで日本は滅すると思います。
何度も書くようですが、政治だとか宗教だとか偉人だとかに期待しているうちは
何も始まらないです(政治や宗教や偉人を否定しているのではなく、
自分が変化することは自分でしか、なしえないということです)。
なんだかんだとタイムリミットは近づいています。
↑
手前の持論、「脱米」&「排特亜」に通底するものがあり。
黄色人種と言っても「特亜」は格別に「特殊」、除外しましょう。
國芳、三枚目、
「福禄寿」です。
維新の機嫌取りさ、阿呆らしい、
◆http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/194.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2016 年 12 月 25 日 kNSCqYLU
◎海外では斜陽産業 経済成長のエンジンどころか地域破壊も
日本もこうなる カジノ現場報告 (日刊ゲンダイ)
▼http://asyura.x0.to/imgup/d6/640.jpg
☆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196381
日刊ゲンダイ 2016年12月22日 横田一 文字お越し
「成長戦略の目玉」と安倍首相が強調するカジノを含む
IR(統合型リゾート)が、海外で斜陽産業になりつつある。
成功例と称賛されたマカオとシンガポールでさえ業績が悪化。
中国政府がマネーロンダリングの取り締まり強化を始めると、
中国人富裕層が最大の上客だったマカオの収益は大幅に減少、
シンガポールでも売り上げが頭打ちになっているのだ。
トランプ次期大統領がカジノ経営に失敗した米国でも倒産が続出。
ニュージャージー州アトランティックシティーでは
去年までに4つのカジノが潰れ、今年も1つ倒産した。
世界のカジノ市場動向をウオッチする
静岡大学教授の鳥畑与一氏はこう断言する。
「アジアでも過当競争状態のところに、
周回遅れで日本が参入しても成功するはずがない」
IRはカジノの収益で施設内のホテルやレストランなどの
値引きサービスをして客を囲い込む。
その結果、周辺の商業施設が衰退する“地域経済破壊現象”も報告されている。
アトランティックシティーを現地調査した鳥畑教授は、
寒々とした光景に驚いた。
IR周辺の街中に潰れたホテルやレストランの跡地がいくつもあったからだ。
「地元の人は『コミュニティーが破壊された』と嘆いていました。
イタリア系住民街のレストランが潰れ、アイリッシュ系住民街で1軒だけ
残っているパブに行くと、周りは全部空き地。
カジノの儲けで値引きサービスをするIRとまともに競争ができず、
地元で有名だったレストランやホテルが次々と潰れていました」
(鳥畑与一氏)
年間3000万人の観光客が訪れるアトランティックシティー(1978年開業)
だが、街の貧困率は30%以上でニュージャージー州平均の3倍。
経済成長のエンジンどころか、地域破壊をもたらした“疫病神”だった。
これは、米国型カジノが上陸する日本の近未来図でもある。
「IR第1号か」と有力視される候補地が「夢洲」(大阪湾の人工島)。
安倍政権が維新と二人三脚で推進する「2025年大阪万博」候補地でもあり、
「万博の遺産(レガシー)がIR」という関係なのだ。
「夢洲の構想では、年間6600万人の来場、
うち82%を日本人と想定していますが、大阪周辺から観光客がIRに吸い込まれ、
アトランティックシティーと同様、地域経済が衰退することになるでしょう」
(鳥畑与一氏)
斜陽産業を成長戦略と勘違いする安倍首相と菅官房長官は、
「大阪万博兼IR誘致」が悲願の松井大阪府知事と橋下前大阪市長と
24日に面談予定。
国富流出と地域破壊を招く“売国奴4人組”と批判されても仕方がない。
↑
こいつらの命脈もさほど長くはない、皆、気が付きだしたw