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早い流氷Ⅲ

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 画は 歌川 國貞 (三代豊國)

 天明6年(1786年) ~ 元治元年(1865年)

 号は、香蝶楼・一雄齋・五渡亭など                 作


  「十二月之内 師走 餅つき」です。


☆雨。

糸魚川大火 衷心よりお見舞い申し上げます。

天皇誕生日ということで、論旨全て賛成ではないが、

◆http://yoshinori-kobayashi.com/12042/
小林よしのり  2016.12.21(水)
◎木村草太氏の天皇退位への提言は見事


朝日新聞に木村草太氏の「特例法 違憲の疑い残る」
という記事が載っている。

「一代限りの特例法」では

「政権が気にくわない天皇を 特例法で
無理やり退位させる ような事態も招きかねない」

と主張していて同感である。

男系固執派が 将来の皇太子不在を解消するために、
次の天皇を「特例法」で退位に追い込み、

秋篠宮を即位させ、
悠仁さまを皇太子にするという策謀も可能になる。

これを男系派は狙っているから「特例法」なのではないか?

「憲法の中で名指しされている法律は皇室典範だけだ」

これも同意。

「特例法では違憲の疑いをぬぐえない」

まったくその通り。

「その疑いは次の天皇の即位にも及ぶ」

まことに見事!

「退位の要件を定める皇室典範の改正は可能だ」

その通り! 高森明勅氏がすでに公表しているぞ!

天皇の「人権に配慮する責任がある」

おお、激しく同意!

「天皇陛下が退位をにじませたお気持ちを表明したのは、
我々が責任を果たさなかった結果だ。

そこまで追いつめてしまったことを反省し、
陛下の問題提起に向き合うべきだ」

100%同意!

木村草太氏、よく言ってくれた。



◆http://yoshinori-kobayashi.com/12032/
小林よしのり  2016.12.20(火)
◎「お花畑」の国賊政権を糾弾する


これほど明白な日ロ領土交渉の失敗にも関わらず、
マスコミの安倍政権への批判が手ぬるい。

それはもちろんマスコミが
安倍政権に手なずけられてしまっているからだが、
この失敗を糊塗するために、安倍首相自らが
テレビに次々出演し、弁解の限りを尽くしていた。

国民は漠然とだが、四島返還どころか、二島返還もないという
ことに気づいてはいるのだろうが、
共同経済活動は評価しているようだ。

それも「特別な法制下で」など不可能であり、
「ロシアの法制下」だとすでにロシア側は言っており、

仮に北方四島での共同経済活動を進めたら、
今以上に住みやすくなった辺境の地に、

貧しいロシア人の移住が加速度的に進み、
ますます領土主権の回復はありえないことが確実になっていく。

つまりロシアの北方領土の主権を強化するための
共同経済活動なのである。

こんなものを平和条約の締結のために喜ぶ国民の感覚も、
まさに「お花畑」の平和ボケそのものである。

そもそも「四島一括返還」が「二島返還」に後退し、

さらに「平和条約締結」が「領土主権の回復」よりも優先される
事態にまで後退している。

どこまでもどこまでも後退して、「領土主権の回復」なしの
「平和条約締結」に至り、

北方領土は完全にロシアのものということになるだろう。

今回の安倍晋三の交渉は未来に禍根を残す致命的な失敗であり、

国賊の誹(そし)りを免れないほどのものであるにも関わらず、
自称保守側からは徹底批判がない。

今朝の産経新聞では袴田茂樹が
「何が領土交渉『敗北』を招いたか」と書いてはいるが、
その中で「野党は非難できるか」とか、
安倍首相の「熱意自体は評価すべき」
などと生ぬるいことを書いて、
安倍政権を擁護する温情を示している。

その安倍首相の「前のめりの熱意」こそが「敗北」を招いたのであり、
もっとロシアを追い込んで苦境に立たせるくらいの
冷徹さがあった方がいいのだ。

安倍首相のプーチンのケツなめ外交は、オバマからも、
EUからも、馬鹿にされる結果を残しただけである。

こうしてどこまで失政を積み重ねても、「野党はもっと悪かった」
で免罪する識者・マスコミの姿勢こそが
「お花畑」で「情緒的」で「ナイーブ」なものなのだ。

今回の安倍首相の失敗は、鈴木宗男や佐藤優の
「ロシアに恋した知識人」の主張の影響力があるのではないか?

わしはロシア性善説を信用していない。

ロシアは日ソ中立条約を一方的に破棄して、8月15日・日本の敗戦後も、
武装解除した日本軍に襲い掛かった野蛮な国家である。

満州では日本女性を強姦しまくり、60万人の日本兵をシベリアに強制送還して、
地獄の強制労働で数万人の死者を出した冷血国家である。

歴史の事実を忘れ果てた馬鹿者が、ロシアと信頼関係を結べると
「お花畑」で手をつなぐ妄想に耽り、「前のめりの熱意」で再び騙されるのだ。

いいかげんにしろ!

国賊政権を 他に選択肢がないなどと甘えた言い訳で支持し続けるのはやめろ!

国を亡ぼす気か!!




浅野内匠頭長矩は勅使饗応役、伊達左京亮宗春(伊予吉田藩)は院使饗応役。

天皇からの使者は「勅使(ちょくし)」、
上皇(前に天皇だった方)からの使者を「院使(いんし)」と称した。

勅使や院使は、毎年正月に行われる将軍の「年賀の挨拶」に対する返礼や、
新しい将軍が就任した時、将軍家の慶弔などの時に、幕府(江戸城)へお越しになった。
その勅使や院使をおもてなす役が「饗応役(きょうおうやく)」と呼ばれたため、
勅使の饗応役は「勅使饗応役」、院使の饗応役は「院使饗応役」とされた。
勅使饗応役には石高3万石~10万石前後の外様大名、
院使の饗応役には石高1万石~3万石前後の外様大名が主に任命された。

お江戸の頃は、生前退位など当たり前で特別なことではなかった。
「明治簒奪政権」以降が異例、異常で、それを未だ引きずっておるのですよ。
これにこだわるのは思惑(天皇絶対制の戦前回帰)があるからさw

ソ連参戦はヤルタ密約でルーズベルトに約束したもの、偽ユダヤ同士の密約。
シベリヤ抑留は昭和天皇への戦犯追求を免れるため瀬島龍三らがソ連に画策した、
との有力説あり。



國貞、二枚目、



「風流山谷堀雪中之景 三枚続」です。 二枚欠損、惜しいですなぁ。



プロパガンダ、プロパガンダ、

◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-d978.html
マスコミに載らない海外記事  2016年12月22日 (木)
◎欧米がロシア大使暗殺者を動かした


▼http://www.strategic-culture.org/images/news/2016/12/20/or-38370.jpg

☆http://www.strategic-culture.org/news/2016/12/20/
 west-directed-killer-hand-assassination-russian-ambassador.html

Finian CUNNINGHAM  2016年12月20日


アンカラにおけるロシア大使アンドレイ・カルロフの残酷な殺害は、
世界中に衝撃波を送った。

トルコの首都にある写真画廊で講演中のカルロフを
背後から銃撃した殺し屋によるテロ行為に対し、
アメリカ政府やヨーロッパの国々が非難声明を出した。

ホワイト・ハウスは“憎むべき攻撃”と呼ぶものを非難し、
フェデリカ・モゲリーニ欧州連合外務・安全保障政策上級代表は、
殺害後、ロシアとの連帯を誓った。

ある見出しはこうだ。‘EU、アメリカ、駐トルコ・ロシア大使殺害に衝撃’。

シリア紛争を巡るアメリカやEUによる何カ月もの
執拗ないわれのないロシア中傷からして、
大使殺害に関する連中の非難を耳にすると“ワニの涙”という常套句を思い出す。

この惨事と同日、月曜日、わずか数時間後、ドイツの首都ベルリンで起きた、
パキスタン人亡命希望者が大型トラックを、
大勢で賑わうクリスマス・マーケットに突進させ、

少なくとも12人を殺害し、約50人を負傷させて、
二つ目のテロ攻撃らしきものが起きた。

両方あいまって、二つの出来事が、ヨーロッパ中の安全保障対策を強化させた。

ヨーロッパ諸国が暴力の種を蒔いている罪からすれば、またしてもの残酷な皮肉だ。

カルロフ(62歳)氏は40年の経験をもつ熟練外交官で、
2013年にトルコ大使となった。

シリアの都市アレッポの戦場から一般市民と戦闘員を避難させる手配とりまとめ
を狙うロシア、イランとトルコの最近の政治対話を推進すべく、
彼は舞台裏で巧妙に活躍していた。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領も、
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領も、カルロフ暗殺は、
シリア紛争の政治的解決を見出すための進行中の機微な交渉を頓挫させる“挑発”だ
と宣言した。

この交渉は、殺害の翌日、火曜日に両国とイランの外務大臣が、
モスクワで、予定通り会合して進んでいる。

アメリカと、そのヨーロッパの同盟諸国は、ロシア、イランとトルコ間の交渉から、
露骨にはずされている。

欧米諸国は、反政府戦闘員の様々な派閥に資金提供し、武器を与えている、
シリアにおけるほぼ六年間の戦争の当事者であるにもかかわらず。

クレムリンからのテレビ放映された演説で、プーチン大統領は
“殺し屋の背後に一体だれがいたのか”を見つけ出すための
カルロフ大使殺害事件捜査が必要だと述べた。

写真画廊を急襲したトルコ特殊部隊に即座に殺害された銃撃犯は、
22歳のアンカラ機動隊の非番隊員、メブリュト・メルト・アルトゥンタシュだ。

殺人事件現場に居合わせて生き残った人たちがとったビデオ映像で、
カルロフ大使が床に横たわり亡くなっている中、
殺人犯はアレッポの人々への支援を宣言し“アラー・アクバル”(“神は偉大なり”)…
“これは、アレッポの報復だ”と叫んだ。

後にトルコ当局は、銃撃犯は、先に7月のクーデター未遂を引き起こしたかどで
非難されているギュレン運動とつながっていると主張した。

この動きは、機動隊員と、シリア国内のイスラム主義テロリストとの間の、
ばつの悪いつながりであろうものを隠すはずの、
トルコ政府による陽動作戦の可能性がある。

ロシア議員の中には、カルロフ殺害は、アメリカが率いるNATO軍事同盟が
画策した可能性があるとまで主張するものもいる。

先週の、ロシア、イランとレバノン軍という同盟諸国による支援を得た
シリア軍によるアレッポ解放は、
シリアにおいて政権転覆のための秘密戦争を推進しているNATO列強の
戦略的敗北という結果になった。

週末には、NATO加盟諸国からの数人の特殊部隊要員が、
アレッポでシリア軍に捕獲されたという報道まで現れた。

おそらくは聖戦テロリストの訓練と指揮のため、
アレッポに、NATO要員がこっそり駐留していたことは、
シリア国内で戦争を遂行することでの、欧米の犯罪陰謀の確固たる証拠となろう。

カルロフ大使を撃った殺人警官が
NATO諜報機関の指示の下で動いていたのかどうかはまだわからない。

とはいえ、たとえ彼が独自に行動したにせよ、欧米諸国政府とマスコミには、
“彼の手を導いた”厄介な責任があると言えるだろう。

国連の潘基文事務総長、アメリカ、イギリス、フランスやドイツから
ほとばしりでる非難の中には、ジョン・ケリー・アメリカ国務長官や、
サマンサ・パワー・アメリカ国連大使による発言がある。

アンドレイ・カルロフ殺害のわずか数日前、欧米諸国や国連幹部連中は、
アレッポを奪還するためのシリアによる攻勢の際、
ロシアは戦争犯罪をおかしていると主張する
激しいマスコミ・キャンペーンをしかけていた。

ジョン・ケリーは、アレッポにおける彼が“大虐殺”と呼ぶものを非難した。

サマンサ・パワーは、国連安全保障理事会で、
ロシアは“恥を感じる能力がない”と激しく非難し、

アレッポで、女性や子供が処刑されているという無責任で、
根拠のない主張まで言いふらし、ほとんどヒステリー状態だった。

欧米諸国政府とマスコミによる、何カ月も続く非難のクレッシェンドは、
先週アレッポが最終的に、シリア軍と同盟諸国によって
とうとう奪還された際に頂点に達した。

包囲されている東アレッポを抑えている
テロ集団とつながる怪しげな情報源を引用し、欧米は、
一般市民に対する迫害者で、人類に対する犯罪をおかしていると、
ロシアを悪魔化した。

アメリカ、イギリスとフランスの外交官は、
ロシアと同盟国シリアを、ナチス・ドイツと、スペインのファシスト、
フランコによる侵略になぞらえ、歴史的類似をとんでもなく歪曲している。

シリアのロシア領事館が戦闘員のロケットの標的にされた際、
欧米諸国が、こうした甚だしい違反を非難するのを拒否したことも想起しよう。

イギリスのボリス・ジョンソン外務大臣が、ロンドンのロシア大使館前での
大衆抗議行動を促したことも想起しよう。

アレッポで、移動病院に対するテロ・ロケット攻撃で、
二人のロシア人看護婦が殺害された際、欧米諸国が、非難せずに、
沈黙をたもったことも想起しよう。

欧米諸国政府やマスコミが、無数の微妙なやり方やら、
さほど微妙でないやり方によって、
ロシアを、攻撃に値する悪党に仕立て上げたのだ。

非難のクライマックスは、先週、アメリカ政府や、アメリカの欧米同盟諸国と国連 -
全員が、疑うことをしない欧米マスコミが誇張した -

東アレッポにおける一般市民殺りくとされるもので、
ロシアを中傷して途方もない高みに達した。

アメリカ大使サマンサ・パワーは、とりわけ、シリアとロシアの軍により、
子供たちが地下で殺害されているという裏付けのない報道を引用した。

欧米のヒステリーとはうらはらに、
アレッポ一般市民の何万人もの平穏な避難が実際に進行中だ。

欧米や国連の幹部が叫び続けている、いかなる虐殺や、
人類にたいする犯罪の証拠も皆無だ。

逆に、多数の一般市民は、欧米が支援する戦闘員が四年間押しつけていた
恐怖の支配から、シリアとロシアの軍により解放された
安堵と感謝の念を表明している。

事実上、欧米公式情報筋が、アレッポ、そしてシリア戦争全般について
語り続けてきた全てが、奇っ怪なウソに見える。

アンドレイ・カルロフの死後、ロシア国会議員で外国問題委員会委員の
アレクセイ・プシコフが、アレッポにおける出来事にまつわる
欧米のヒステリーとでっち上げが、ロシアに対する異常な憎悪という
雰囲気を醸成したのだから、欧米に責任があると語ったのは正しい。

トルコ人暗殺者は、拳銃をカルロフに狙いを定めた時、
“アレッポで殺された一般市民”を追悼しての行動だと宣言した。

だが一体誰が、彼に、ロシアが“報復”の正しい標的だ
というイメージを与えたのだろう?

彼の頭を、アレッポにおける一般市民に対する殺りくと恐怖という
(偽の)イメージで一杯にしたのは一体だれだろう?

こうした疑問に誠実に答えれば、結論は、欧米諸国政府、外交官やマスコミが、
アンドレイ・カルロフ大使殺害の銃を向けさせたということになる。


----------

Sputnikに下記記事が掲載されている。

ヌスラ戦線は、欧米が財政、武器支援しているテロ集団だから、
声明が真実であれば、まさに、筆者の指摘通り。

ロシア大使殺害テロ、「ヌスラ戦線」が犯行声明
☆https://jp.sputniknews.com/politics/201612213164965/



國貞、三枚目、



「今様源氏花揃」 「寒梅や雪にもめけぬはなの艶」です。



国賊=下痢壺、

◆http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/873.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2016 年 12 月 21 日kNSCqYLU
◎支離滅裂の安倍外交
 真珠湾訪問は百害あって一利なし(日刊ゲンダイ)


▼http://asyura.x0.to/imgup/d6/476.jpg

☆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196273
日刊ゲンダイ 2016年12月21日 文字お越し

日本は本当に独立国なのか。

オスプレイの墜落事故から6日。 まだ、機体の回収も終わっていないのに、
米軍が19日、オスプレイの飛行を全面再開させた。

米軍は「安全が確認された」などと、当然のようにオスプレイを飛ばしているが、
日本をバカにするにも程がある。

フライトレコーダーも検分せず、大破したプロペラや給油管が
海に散乱したままなのに、どうやって安全を確認したのか。

ロクな調査もせず、飛行再開を強行したのは明らかだ。

軍事評論家の前田哲男氏が言う。

「事故が起きた場合、まず原因を解明し、責任を追及し、
再発防止策を確定するのが手順です。

ところが今回、原因調査の中間報告もなく、再発防止策も決まっていない。
米軍は『機体に問題はなかった』と強調していますが、
正常な機体で事故が起こったとしたらなおさら問題です。

しかも、オスプレイが墜落した当日、
もう1機、胴体着陸する事故を起こしている。

日本に配備されている24機のうち、2機が事故を起こしているのですよ。
どう考えても異常でしょう。

もともとオスプレイに対しては、事故が多いという不安が根強くある。
しっかりした調査もせず、飛行を再開したら、また重大事故を起こしますよ」

悪びれもせず、たった数日で飛行を全面再開させたのは、
米軍が日本をなめている証拠だ。

実際、在沖海兵隊のトップは事故直後、謝罪するどころか
「パイロットは住民に被害を与えなかった。沖縄県民は感謝しろ」
と言い放っている。

これって〈日本人には被害を与えても仕方がなかったのに、
与えなかったのだから感謝しろ〉ってことだろう。

腹の底では、日本人には何をしても構わないと考えているとしか思えない。

「植民地意識」丸出しである。


■国民の声を代弁せず、米軍の利益を代弁

どうかしているのは、米軍の説明を「はい、分かりました」と
全く抵抗せず、飛行再開を受け入れた安倍政権である。

稲田防衛大臣は「飛行再開は理解できる」とお墨付きを与えているのだから
信じられない。

防衛省は事故機を見てもいないのに、なぜ「理解できる」のか理解不能だ。

安倍政権は「沖縄県民は感謝しろ」と暴言を吐いた海兵隊トップに対しても、
抗議一つしない。

本来、日本のトップは日本国民の声を代弁して米軍に注文をつける立場なのに、
米軍の利益を代弁して沖縄県民にガマンを強いているのだから、
アベコベもいいところだ。

これでは、米軍が増長するのも当然である。

安倍首相は最初から、12月19日の飛行再開を決めていたフシがある。

「過去に起きた米軍機の事故と比べても、6日後の再開というのは
異例の早さです。安倍官邸が外交日程を逆算したのは間違いないでしょう。

20日には普天間移設をめぐる最高裁判決、
22日にはオスプレイ反対の県民大会と、米軍基地がらみのイベントが続きます。

オスプレイ反対の声が大きくなる前に、決着させようとしたのだと思う。

何より気にしたのは、27日に控えている日米首脳会談でしょう。

真珠湾でオバマ大統領と会う前にケリをつけようとした。

日本国民の安全よりも、自分の都合を優先させたのは明らかだと思います」
(前田哲男氏=前出)

しかし、国民の安全よりも外交日程を優先させるとは、本末転倒もいいところだ。

オバマ大統領との会談を成功させるために国民を犠牲にするなど許されない。

 
☆「私を信じて欲しい」のプーチンの一言にコロリ

安倍は一体、誰のために外交をやっているのか。

そもそも「地球儀を俯瞰する外交だ」などと、エラソーなことを口にしているが、
この4年間、安倍外交は失敗の連続、何一つ成果を挙げていない。

惨憺たる結果に終わった「日ロ首脳会談」が典型である。

北方領土の返還は「ゼロ回答」に終わり、3000億円の経済支援だけ
食い逃げされたのだからバカ丸出し。

最後までプーチン大統領に手玉に取られた。

決定的だったのは、9月に行われたウラジオストクでの首脳会談だ。

さすがに心配になったのか、安倍も
「日本には経済協力だけ先食いされるとの懸念は強い」と迫ったが、

プーチンから「私を信じて欲しい」と目を見て強く言われると、
コロッと信じ込んでしまったという。

会談直後、頬を紅潮させて「結構いけそうだ」と周囲に語り、
記者団にも「手応えを強く感じ取ることができた。

交渉を進めていく道筋が見えた」と胸を張ってみせたのだから、マンガである。

プーチンは大笑いしたに違いない。

政治学者の五十嵐仁氏がこう言う。

「安倍外交の最大の特徴は、本人はその場、その場でうまく立ち回っている
と思っているのでしょうが、結局、支離滅裂に陥り、失敗に終わっていることです。

たとえば、サミットの議長国としてロシアへの“経済制裁”を宣言しながら、
日ロ首脳会談ではロシアへの“経済支援”を決めている。

一体、何をやりたいのかサッパリ分からない。

結果的に国際社会から信用を失っている。

27日に真珠湾まで飛んでいくのも、大統領就任前に
トランプと会談したことに激怒したオバマ大統領のご機嫌を取るためでしょう。

矛盾が生じるたびに、ツケを払っている。

安倍首相が動くたびに国益を損なっている状況です」

プーチンに散々、コケにされながら、安倍は来年早期にロシアを訪問し、
17回目の会談を行うというのだから、処置なしである。


■外交成果は初めから求めていない

このまま安倍に支離滅裂な外交を続けさせたら、

日本は世界中からカネをむしり取られ、国際社会の鼻つまみ者になるだけだ。

すでに日本は、欧米社会から白眼視され始めている。

現在、欧米メディアの最大のニュースは、シリア内戦の最大の激戦地アレッポ
で行われている市民虐殺である。

シリアのアサド政権が、女性や子どもを大量虐殺している。

そのバックにロシアが存在することは、国際社会の常識である。

ロシアに対する国際的な批判が日増しに強まっている。

ところが安倍は、プーチンとの首脳会談で、
シリア問題で立場を一致させたというのだ。

ロシアの外相が、テレビカメラの前で明言している。

恐らく、首脳会談を成功させるために、いつものようにテキトーなことを
口にしたのだろうが、欧米のリーダーは、
信じられない思いで安倍を見ているはずである。

立正大教授の金子勝氏(憲法)が言う。

「安倍首相にとって大事なのは、世界の大国と渡り合うことであって、
外交成果は関係ないのだと思う。

プーチン大統領と16回もサシで会ったとか、
トランプ次期大統領と一番最初に会ったといった、表面的なことを重視している
とでも考えない限り、安倍外交はつじつまが合いません。

毎月のように外遊しては、成果もないのにカネをばらまいている。

外国の首脳にとって、安倍首相ほど扱いやすいタイプはいないでしょう。

それなりに接遇していれば、いくらでもカネを出すからです。

世界のリーダーは、安倍首相を軽蔑しているはずです」

12月27日に真珠湾でオバマと会う安倍は、
来年1月27日にはトランプ大統領と会談する予定だ。

高い要求を突きつけられるのは目に見えている。

自分の虚栄心のために国を売り続ける安倍。

本当に、この男を真珠湾に行かせていいのか。


▼http://asyura.x0.to/imgup/d6/477.jpg




書きましたが、MBSの「ちちんぷいぷい」は痛快ですなw

昨日は、オリンピック分担金問題で、桂南光が、

「オリンピックなんて やめりゃあ ええんゃ」とずばり、

一昨日は、石田英司が「アベノミクスは完全失敗」w とずばりだ。

ごくアタリマエのことをアタリマエに言える番組がない。

貴重な番組になりつつあり、北海道、鹿児島にも中継がある。

同時間帯は、宮根誠司、安藤優子の売国放送だw





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