画は、拙作にて
「幻想 八咫烏 やたがらす」です。
油彩 F10号
☆晴れたり曇ったり。
櫻の開花が例年より、かなり早いようで、
当地だとゴールデンウィーク頃なのですが、
月末には満開になるかもしれませんなぁ。
まずは、新年度・喫緊の重要課題です、
◆http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201503310000/
櫻井ジャーナル 2015.03.31
◎廃炉に数世紀が必要だとも言われる東電福島第一原発の状況を
気にしていない日本人が少なくない
東電福島第一原発が「過酷事故」を起こしたのは2011年。
その40年後、つまり2051年までに廃炉させることは、飛躍的な技術の進歩がない限り、
不可能かもしれないと同発電所の小野明所長は認めたという。
☆http://www.thetimes.co.uk/tto/news/world/asia/article4394978.ece
Japan faces 200-year wait for Fukushima clean-up
イギリスのタイムズ紙は200年という数字を出しているが、
数百年はかかるだろうと推測する人は少なくない。
勿論、その間に新たな大地震、台風などによって原発が破壊されて
より深刻な事態になることも考えられる。
これが世界的な見方だが、
日本では多くの人が事故のことを忘れているようにしか見えない。
事故を起こしたこの原発は今でも大量の放射性物質を環境中に放出している。
現在、その大半は汚染水として海へ流れているのだろうが、
その汚染水対策を担当しているのが昨年4月に設置された
「福島第一廃炉推進カンパニー」で、廃炉も担当している。
その最高責任者は増田尚宏元福島第二原発所長。
小野所長も副責任者として参加している。
全世界につながっている海を汚染するということは、
全世界に影響が及ぶことを意味しているわけで、福島第一原発の状況に関し、
国際的には厳しい見方が強まっている。
今でも環境を汚染し続け、すでに福島では健康への影響が出始めている可能性が高く、
太平洋の対岸、アメリカの西海岸でも汚染の兆候が出ていると考えているからだ。
そうした目もあり、放射能レベルに関する全てのデータを公表すると
東電は発表したようだが、事故直後から事故の当事者、つまり政府や東電は情報を隠し、
嘘をつき続け、そうした情報操作をマスコミは受け入れ、
その一方で事実に迫ろうとする人びとは攻撃されてきた。
特定秘密保護法も情報を隠蔽する武器になるだろう。
廃炉作業を勧める上で最大の問題は溶融した燃料がどこに、どのような状態で
存在しているかを特定することにあるだろうが、わかったとしても、
それを取り出して処分する方法はないようだ。
燃料以外にも処分しなければならない放射性廃棄物は膨大。
溶融した燃料は瓦礫を飲み込みながら下へ向かい、地中に入っている可能性もある。
それを地下水が「冷却」、汚染された水が海へ流れているとなると手の打ちようがない。
地下水を止めると別の問題が出てくる。
事故直後から官僚や東電は汚染水を環境から隔離しようとしていない。
さまざまなアイデアが出されたときも反応は鈍かった。
事故の前から汚染水は海へ流すと決めていたのだろう。
事前に行ったシミュレーションで流すしかないという結論が出ていたのかもしれない。
既に放出された放射性物質の総量も疑問を持つ人は少なくない。
チェルノブイリ原発事故の1割程度、後に約17%に相当すると発表されているが、
その算出の前提条件に問題があるというのだ。
格納容器も破損しているので、放射性物質はダイレクトに環境中へ放出されているはずだが、
そうした想定はせず、圧力抑制室(トーラス)の水で
99%の放射性物質が除去されることになっている。
しかし、今回は水が沸騰していたとみられ、
ほとんどの放射性物質が環境中に漏れ出たと考えるべき状況。
トーラスへの爆発的な噴出で水が存在していても吹き飛ばされ、
除去できないとする指摘もある。
いずれにしろ圧力容器内の放射性物質が
ストレートに外部へ出た可能性が高いと言うことであり、
原発の元技術者であるアーニー・ガンダーセンは
少なくともチェルノブイリ原発事故で漏洩した量の2~5倍の放射性物質を
福島第一原発は放出したと推測している。
(アーニー・ガンダーセン著『福島第一原発』集英社新書)
福島第一原発の事故では別の問題も注目された。
日本はアメリカ支配層の一部勢力から支援を受け、
1980年代から2011年3月11日までに70トンのプルトニウムを蓄積していたと
ジャーナリストのジョセフ・トレントは主張、
☆http://www.dcbureau.org/201204097128/national-security-news-service/
united-states-circumvented-laws-to-help-japan-accumulate-tons-of-plutonium.html
平和的宇宙探査計画を高性能核兵器運搬手段を開発するための隠れ蓑にしたという。
実際、佐藤栄作首相は核兵器の開発に乗り出していたことが判明している。
そうした事実をIAEAは見て見ぬ振りをしてきたという。
IAEAはアメリカの傀儡機関であり、ありえる話だ。
事故を引き起こしたのは地震だが、
その地震が起こる3日前、つまり2011年3月8日付けのインディペンデント紙は
石原慎太郎のインタビュー記事を掲載した。
☆http://www.independent.co.uk/news/world/asia/
japan-must-develop-nuclear-weapons-warns-tokyo-governor-2235186.html
その中で石原は外交力を核兵器と結びつけている。
核兵器で威圧することが外交だというのだ。
要するにアメリカの猿まね。
アメリカの情報機関で分析官を務めた人物も日本は核兵器の開発をしていると語っていた。
そのため、CIAは日本の政府機関に
バックドア付きのコンピュータ・システムを買わせ、
プルトニウムの動きを監視している可能性が高いと語っていた。
トレントの記事と矛盾しない。
福島第一原発と核兵器の開発を結びつけて考える人も世界的に存在、
この面に関する情報の公開もする必要がある
◆http://blog.goo.ne.jp/abe-blog/e/03873d0a4b3e685d25d62afe98074eeb
阿部ブログ 2014年02月14日
◎福島第1原子力発電所・2号機、メルトアウトか 再臨界に警戒
福島第一原子力発電所の2号機がメルトアウトした可能性が高い。
東京電力は、2月12日に採取した地下水から、
①セシウム137 → 5万4000ベクレル/リットル
②セシウム134 → 2万2000ベクレル/リットル
を検出したと発表した。
セシウムのこの数値は、2月6日に観測された数値の3万倍。
これでは終わらない2月13日観測値は、
①セシウム137 → 9万3000ベクレル/リットル
②セシウム134 → 3万7000ベクレル/リットル
であり、事故後の最高値を更新した。
これはセシウム濃度が、一昼夜で1.7倍に跳ね上がった事になる。
因みにトリチウム(三重水素)は8万8000ベクレルで、
全ベータ線量も26万ベクレルだ。
このトリチウムが検出されているのは核分裂反応の存在を裏打ちしている。
この異常な数値上昇は、
福島第一原子力発電所・2号炉脇の観測井戸から採取された地下水によるもの。
この観測用井戸は、海岸線から50メートルに位置するが、
メルトダウンしたデブリを発生源とする高レベルの放射性物質が
地下水と共にジワジワと太平洋に向けて移動しているのがわかる。
特にセシウムは土に吸着し易く容易に移動しないが、
高レベルのセシウム137/134が観測されているという事は、
福島第一原発事故が終熄しているわけではなく、第2フェーズとなる
メルトアウトから再臨界に向けた事故拡大の途上にある事の証左だ。
将にチャイナシンドローム。
メルトアウトしたデブリが地下水と反応し再臨界に至った場合、
警戒区域を拡大する必要があるし、
全ての子供と40歳以下の女性は
西日本や北海道など安全な地域に移動させる事が必要だ。
東京電力発表によると、昨年7月の時点で
ストロンチウムの濃度が500万ベクレルに達していたと、
年明け2月に発表している・・・・
ここまでくると単なる隠蔽体質ではすまない。
原発を再稼働したいが為の情報操作の積もりなのだろうが愚かなり。
国民の意思を無視して原発再稼働に拙速している事が、裏目に出ている。
何れにせよ、再臨界となると事故も新たな展開を見せ、
人類初めての再臨界事故発生に直面。
国際原子力事象評価尺度(INES)の「レベル0」から「レベル7」を超えて
「レベル8」と言う異次元事故に突入か。
こうなると原発再稼働だけでなく、
東京オリンピック開催自体にも影響を与える可能性が大きい。
福島事故は終熄し、コントロールされている状況にあると明言して
東京開催を勝ち取ったからだ。
お・も・て・な・し~じゃない。
最後に、福島での大地震による 第一原子力発電所一体の
地盤/地質環境に破壊的な影響を与え、2号機だけでなく
1・3号機のメルトアウト&再臨界を複合的に誘発する状況 を心底怖れる。
この世に神がおられるなら、どうかご寛恕。
◆http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6020.html
真実を探すブログ 2015/03/31 Tue.
◎【厳重警戒】福島で放射線量が急上昇!
福島原発付近は線量が20倍以上に!
福島原発で何らかの異常か? 付近の住民は注意!
原子力規制委員会が公開している全国の放射能モニタリングポストで、
福島県の値が急上昇しています。
線量の急上昇が発生したのは福島原発がある福島県東部です。
国道6号線富岡町新夜ノ森地内は過去30日間の平均値の30倍
(0.127μSv/h⇒3.647μSv/h)に跳ね上がっています。
また、福島県の西部でも数週間ほど前から
局所的に線量が先月よりも高い傾向が見られました。
福島県西部の方は降雪も多かったので、雪解けの影響などがあると考えられますが、
福島県東部は雪解けの時期とは異なるタイミングで急激に上昇していることから、
福島原発由来である可能性が高いです。
他にも富岡町富岡で0.46μSv/hが3μSv/hに上昇し、
楢葉町繁岡も0.311μSv/hが6.3μSv/hとなりました。
線量上昇の詳しい原因は現在調査中ですが、
今年の中では最大の上昇幅となっているので、当面は放射能情報に注意をしてください。
特に福島近辺にお住まいの住民は、
外出時にマスクを着用しておくことをオススメします。
以下ご参照!
旧作再掲ですが、拙作二枚目、
「幻想 其壱」です。
あれこれ、
◆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158476
日刊ゲンダイ 2015年3月30日
◎「佐賀の乱」の再来も?
道知事選の“情勢変化”に焦る自民党
統一地方選の注目は、自民党が知事選で負けた「佐賀の乱」の再来があるかどうかだ。
目下の情勢では北海道、大分知事選が接戦だが、
面白くなってきたのが北海道である。
現職で4選を目指す高橋はるみ知事(61)に挑むのは、
北海道の“みのもんた”こと、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)。
佐藤には民主党北海道と市民ネットワーク北海道が支持、共産党道委員会、
新党大地、維新の党道総支部、社民党道連が支援しているが、
こうした野党連合のパワーに加えて、佐藤の演説がうまいのだ。
「政策討論会で、高橋知事は私(の主張)に『それは夢ですね』と言いました。
私は大変憤りました。夢は実現しなくてはならないのです。
夢は実現をしたら、また次の夢が生まれるのです。
心の中では『あなた(高橋知事)は、私たちに夢を与えてこなかった』と思って、
そういう言葉にしました。『12年間、夢も希望も明るさもなくなった』――
地方に行って畑に立つ人、漁業で船に乗る人が私にそうつぶやいていました」
とまあ、こんな調子で訴えるものだから、世論調査でも追い上げている。
「告示前は大きく負けていたのが、最近の数字は50対40くらいになっている。
佐賀の乱でも、最初はダブルスコアだったのに、逆転した。
同じような展開になる可能性は十分あります。
北海道は昨年の衆院選の比例票を見ると、野党が上回っているのも強み。
争点は 北海道電力泊原発再稼働の是非や TPP ですが、
高橋陣営は、応援に来た大島理森元農水相も『原発は国が決めること』とか言って、
議論から逃げている。
佐藤氏の脱原発路線は鮮明です。
TPPについては自民党支持の農政連の中でも割れています。
高橋知事の4選批判もありますから、佐藤さんに勢いがあるように見えます」
(現地で取材しているジャーナリスト・横田一氏)
自民党内からは「本来だったら横綱相撲で突き放さなければいけないの
にそうなっていない」という声も聞かれる。
地元のアナウンサーといっても、佐藤氏は65歳で清新さはない。
高橋知事の実績で蹴散らせると思っていたらしく、ここにきて焦りまくっている。
ここを落とせば、安倍政権のやりたい放題もこれまでだ。
◆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158523
日刊ゲンダイ 2015年3月31日
◎クラウンに文句 公用車次々乗りかえた石破大臣の“金銭感覚”
庶民には厳しく、自分たちには大アマな安倍内閣の金遣いが明らかになった。
30日の衆院予算委で民主党の玉木雄一郎議員が、閣僚の公用車について質問。
石破茂地方創生担当相が、高級公用車を短期間で乗り換えていた事実を指摘した。
それによると、石破は内閣府が13年11月に購入した公用車のトヨタ「クラウン」を、
たった1年3カ月で“乗り捨て”。
今年2月に月39万円のレンタカー代を支払ってトヨタ「レクサスLS460」
に乗り換えた後、さらに3月、今度はワンランク上の「レクサスLS600HL」
を購入したという。
内閣府の運用ルールでは、大臣の公用車は「12年間使用か、10万キロ走行」
をメドに買い替えるのが一般的で、
わずか1年余りで乗り換えるなんて聞いたことがない。
しかも、クラウンは新車で約500万円で、レクサスはその2倍の約1100万円もする。
庶民はカツカツの生活費で暮らしているのにフザケた金銭感覚ではないか。
予算委で玉木議員に追及された菅官房長官は
「日本の技術力の高さを発信するため。購入前に運転手の習熟度を高めるため、
まずはレンタルにした」などと、意味不明な答弁を繰り返していたが、
まったく説明になっていない。
「石破さんは農相の時、トヨタの最高級車『センチュリー』が公用車だったが、
地方創生相はクラウン。そのため、『なぜセンチュリーじゃないんだ』
とダダをこねたらしい。慌てた内閣府が『LS600HL』の購入を決めたが、
石破さんは納車までの2カ月間がガマンできず、
やむを得ず『LS460』をレンタルしたようです」(永田町事情通)
あらためて玉木議員に聞くと、こう言った。
「国の借金が1000兆円を超える中、政府の要職にある人間は節制に努め、
身を正すべきです。石破大臣は認識が甘いと思います」
庶民には消費税増税や軽自動車税増税を強いておきながら、
自分たちは高級車で贅沢三昧。
公用車なんて全廃するべきだ。
◆https://twitter.com/h_hirano
平野 浩 より抜粋、
#平野 浩 @h_hirano · 17時間前
ハドソン研究所主席研究員日高義樹氏は、
安倍首相のこの時期の訪米に疑問を呈す。
現在ワシントンは米議会とオバマ大統領との対立が激化し、
日米関係どころではない。
既に任期が2年足らずのオバマ氏に
日本の指導者が会って話すメリットはない。
TPP、AIIB、プーチンの難問を突きつけられるだけ。
#平野 浩 @h_hirano · 17時間前
中国の資金は潤沢とされるが、そうではない。
中国事情に詳しい勝又壽良氏の言。
「中国は453兆円の外貨準備があるが、
20年までに240兆円の外貨が流出するといわれている。
したがって、その基盤は脆弱。
そのため中国は水面下で日本に参加を求めたが、
このリスクを日本の加盟で補う戦略である」。
#平野 浩 @h_hirano · 17時間前
中国のAIIB、このまま発足しても大きな弱点を抱えると
高橋洋一氏は指摘。それは格付け問題。
AIIBでは債券を発行するなどして融資資金を調達するが、
日米が参加しないので、ADBのようにトリプルA取得は困難。
そうなると、低い利回りで資金を集められず、資金調達コストが高くなる。
↑
手前はもちろん、反原発・反TPPの候補者に投票しますよw
勝てるのではないかな。
「幻想 八咫烏 やたがらす」です。
油彩 F10号
☆晴れたり曇ったり。
櫻の開花が例年より、かなり早いようで、
当地だとゴールデンウィーク頃なのですが、
月末には満開になるかもしれませんなぁ。
まずは、新年度・喫緊の重要課題です、
◆http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201503310000/
櫻井ジャーナル 2015.03.31
◎廃炉に数世紀が必要だとも言われる東電福島第一原発の状況を
気にしていない日本人が少なくない
東電福島第一原発が「過酷事故」を起こしたのは2011年。
その40年後、つまり2051年までに廃炉させることは、飛躍的な技術の進歩がない限り、
不可能かもしれないと同発電所の小野明所長は認めたという。
☆http://www.thetimes.co.uk/tto/news/world/asia/article4394978.ece
Japan faces 200-year wait for Fukushima clean-up
イギリスのタイムズ紙は200年という数字を出しているが、
数百年はかかるだろうと推測する人は少なくない。
勿論、その間に新たな大地震、台風などによって原発が破壊されて
より深刻な事態になることも考えられる。
これが世界的な見方だが、
日本では多くの人が事故のことを忘れているようにしか見えない。
事故を起こしたこの原発は今でも大量の放射性物質を環境中に放出している。
現在、その大半は汚染水として海へ流れているのだろうが、
その汚染水対策を担当しているのが昨年4月に設置された
「福島第一廃炉推進カンパニー」で、廃炉も担当している。
その最高責任者は増田尚宏元福島第二原発所長。
小野所長も副責任者として参加している。
全世界につながっている海を汚染するということは、
全世界に影響が及ぶことを意味しているわけで、福島第一原発の状況に関し、
国際的には厳しい見方が強まっている。
今でも環境を汚染し続け、すでに福島では健康への影響が出始めている可能性が高く、
太平洋の対岸、アメリカの西海岸でも汚染の兆候が出ていると考えているからだ。
そうした目もあり、放射能レベルに関する全てのデータを公表すると
東電は発表したようだが、事故直後から事故の当事者、つまり政府や東電は情報を隠し、
嘘をつき続け、そうした情報操作をマスコミは受け入れ、
その一方で事実に迫ろうとする人びとは攻撃されてきた。
特定秘密保護法も情報を隠蔽する武器になるだろう。
廃炉作業を勧める上で最大の問題は溶融した燃料がどこに、どのような状態で
存在しているかを特定することにあるだろうが、わかったとしても、
それを取り出して処分する方法はないようだ。
燃料以外にも処分しなければならない放射性廃棄物は膨大。
溶融した燃料は瓦礫を飲み込みながら下へ向かい、地中に入っている可能性もある。
それを地下水が「冷却」、汚染された水が海へ流れているとなると手の打ちようがない。
地下水を止めると別の問題が出てくる。
事故直後から官僚や東電は汚染水を環境から隔離しようとしていない。
さまざまなアイデアが出されたときも反応は鈍かった。
事故の前から汚染水は海へ流すと決めていたのだろう。
事前に行ったシミュレーションで流すしかないという結論が出ていたのかもしれない。
既に放出された放射性物質の総量も疑問を持つ人は少なくない。
チェルノブイリ原発事故の1割程度、後に約17%に相当すると発表されているが、
その算出の前提条件に問題があるというのだ。
格納容器も破損しているので、放射性物質はダイレクトに環境中へ放出されているはずだが、
そうした想定はせず、圧力抑制室(トーラス)の水で
99%の放射性物質が除去されることになっている。
しかし、今回は水が沸騰していたとみられ、
ほとんどの放射性物質が環境中に漏れ出たと考えるべき状況。
トーラスへの爆発的な噴出で水が存在していても吹き飛ばされ、
除去できないとする指摘もある。
いずれにしろ圧力容器内の放射性物質が
ストレートに外部へ出た可能性が高いと言うことであり、
原発の元技術者であるアーニー・ガンダーセンは
少なくともチェルノブイリ原発事故で漏洩した量の2~5倍の放射性物質を
福島第一原発は放出したと推測している。
(アーニー・ガンダーセン著『福島第一原発』集英社新書)
福島第一原発の事故では別の問題も注目された。
日本はアメリカ支配層の一部勢力から支援を受け、
1980年代から2011年3月11日までに70トンのプルトニウムを蓄積していたと
ジャーナリストのジョセフ・トレントは主張、
☆http://www.dcbureau.org/201204097128/national-security-news-service/
united-states-circumvented-laws-to-help-japan-accumulate-tons-of-plutonium.html
平和的宇宙探査計画を高性能核兵器運搬手段を開発するための隠れ蓑にしたという。
実際、佐藤栄作首相は核兵器の開発に乗り出していたことが判明している。
そうした事実をIAEAは見て見ぬ振りをしてきたという。
IAEAはアメリカの傀儡機関であり、ありえる話だ。
事故を引き起こしたのは地震だが、
その地震が起こる3日前、つまり2011年3月8日付けのインディペンデント紙は
石原慎太郎のインタビュー記事を掲載した。
☆http://www.independent.co.uk/news/world/asia/
japan-must-develop-nuclear-weapons-warns-tokyo-governor-2235186.html
その中で石原は外交力を核兵器と結びつけている。
核兵器で威圧することが外交だというのだ。
要するにアメリカの猿まね。
アメリカの情報機関で分析官を務めた人物も日本は核兵器の開発をしていると語っていた。
そのため、CIAは日本の政府機関に
バックドア付きのコンピュータ・システムを買わせ、
プルトニウムの動きを監視している可能性が高いと語っていた。
トレントの記事と矛盾しない。
福島第一原発と核兵器の開発を結びつけて考える人も世界的に存在、
この面に関する情報の公開もする必要がある
◆http://blog.goo.ne.jp/abe-blog/e/03873d0a4b3e685d25d62afe98074eeb
阿部ブログ 2014年02月14日
◎福島第1原子力発電所・2号機、メルトアウトか 再臨界に警戒
福島第一原子力発電所の2号機がメルトアウトした可能性が高い。
東京電力は、2月12日に採取した地下水から、
①セシウム137 → 5万4000ベクレル/リットル
②セシウム134 → 2万2000ベクレル/リットル
を検出したと発表した。
セシウムのこの数値は、2月6日に観測された数値の3万倍。
これでは終わらない2月13日観測値は、
①セシウム137 → 9万3000ベクレル/リットル
②セシウム134 → 3万7000ベクレル/リットル
であり、事故後の最高値を更新した。
これはセシウム濃度が、一昼夜で1.7倍に跳ね上がった事になる。
因みにトリチウム(三重水素)は8万8000ベクレルで、
全ベータ線量も26万ベクレルだ。
このトリチウムが検出されているのは核分裂反応の存在を裏打ちしている。
この異常な数値上昇は、
福島第一原子力発電所・2号炉脇の観測井戸から採取された地下水によるもの。
この観測用井戸は、海岸線から50メートルに位置するが、
メルトダウンしたデブリを発生源とする高レベルの放射性物質が
地下水と共にジワジワと太平洋に向けて移動しているのがわかる。
特にセシウムは土に吸着し易く容易に移動しないが、
高レベルのセシウム137/134が観測されているという事は、
福島第一原発事故が終熄しているわけではなく、第2フェーズとなる
メルトアウトから再臨界に向けた事故拡大の途上にある事の証左だ。
将にチャイナシンドローム。
メルトアウトしたデブリが地下水と反応し再臨界に至った場合、
警戒区域を拡大する必要があるし、
全ての子供と40歳以下の女性は
西日本や北海道など安全な地域に移動させる事が必要だ。
東京電力発表によると、昨年7月の時点で
ストロンチウムの濃度が500万ベクレルに達していたと、
年明け2月に発表している・・・・
ここまでくると単なる隠蔽体質ではすまない。
原発を再稼働したいが為の情報操作の積もりなのだろうが愚かなり。
国民の意思を無視して原発再稼働に拙速している事が、裏目に出ている。
何れにせよ、再臨界となると事故も新たな展開を見せ、
人類初めての再臨界事故発生に直面。
国際原子力事象評価尺度(INES)の「レベル0」から「レベル7」を超えて
「レベル8」と言う異次元事故に突入か。
こうなると原発再稼働だけでなく、
東京オリンピック開催自体にも影響を与える可能性が大きい。
福島事故は終熄し、コントロールされている状況にあると明言して
東京開催を勝ち取ったからだ。
お・も・て・な・し~じゃない。
最後に、福島での大地震による 第一原子力発電所一体の
地盤/地質環境に破壊的な影響を与え、2号機だけでなく
1・3号機のメルトアウト&再臨界を複合的に誘発する状況 を心底怖れる。
この世に神がおられるなら、どうかご寛恕。
◆http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6020.html
真実を探すブログ 2015/03/31 Tue.
◎【厳重警戒】福島で放射線量が急上昇!
福島原発付近は線量が20倍以上に!
福島原発で何らかの異常か? 付近の住民は注意!
原子力規制委員会が公開している全国の放射能モニタリングポストで、
福島県の値が急上昇しています。
線量の急上昇が発生したのは福島原発がある福島県東部です。
国道6号線富岡町新夜ノ森地内は過去30日間の平均値の30倍
(0.127μSv/h⇒3.647μSv/h)に跳ね上がっています。
また、福島県の西部でも数週間ほど前から
局所的に線量が先月よりも高い傾向が見られました。
福島県西部の方は降雪も多かったので、雪解けの影響などがあると考えられますが、
福島県東部は雪解けの時期とは異なるタイミングで急激に上昇していることから、
福島原発由来である可能性が高いです。
他にも富岡町富岡で0.46μSv/hが3μSv/hに上昇し、
楢葉町繁岡も0.311μSv/hが6.3μSv/hとなりました。
線量上昇の詳しい原因は現在調査中ですが、
今年の中では最大の上昇幅となっているので、当面は放射能情報に注意をしてください。
特に福島近辺にお住まいの住民は、
外出時にマスクを着用しておくことをオススメします。
以下ご参照!
旧作再掲ですが、拙作二枚目、
「幻想 其壱」です。
あれこれ、
◆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158476
日刊ゲンダイ 2015年3月30日
◎「佐賀の乱」の再来も?
道知事選の“情勢変化”に焦る自民党
統一地方選の注目は、自民党が知事選で負けた「佐賀の乱」の再来があるかどうかだ。
目下の情勢では北海道、大分知事選が接戦だが、
面白くなってきたのが北海道である。
現職で4選を目指す高橋はるみ知事(61)に挑むのは、
北海道の“みのもんた”こと、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)。
佐藤には民主党北海道と市民ネットワーク北海道が支持、共産党道委員会、
新党大地、維新の党道総支部、社民党道連が支援しているが、
こうした野党連合のパワーに加えて、佐藤の演説がうまいのだ。
「政策討論会で、高橋知事は私(の主張)に『それは夢ですね』と言いました。
私は大変憤りました。夢は実現しなくてはならないのです。
夢は実現をしたら、また次の夢が生まれるのです。
心の中では『あなた(高橋知事)は、私たちに夢を与えてこなかった』と思って、
そういう言葉にしました。『12年間、夢も希望も明るさもなくなった』――
地方に行って畑に立つ人、漁業で船に乗る人が私にそうつぶやいていました」
とまあ、こんな調子で訴えるものだから、世論調査でも追い上げている。
「告示前は大きく負けていたのが、最近の数字は50対40くらいになっている。
佐賀の乱でも、最初はダブルスコアだったのに、逆転した。
同じような展開になる可能性は十分あります。
北海道は昨年の衆院選の比例票を見ると、野党が上回っているのも強み。
争点は 北海道電力泊原発再稼働の是非や TPP ですが、
高橋陣営は、応援に来た大島理森元農水相も『原発は国が決めること』とか言って、
議論から逃げている。
佐藤氏の脱原発路線は鮮明です。
TPPについては自民党支持の農政連の中でも割れています。
高橋知事の4選批判もありますから、佐藤さんに勢いがあるように見えます」
(現地で取材しているジャーナリスト・横田一氏)
自民党内からは「本来だったら横綱相撲で突き放さなければいけないの
にそうなっていない」という声も聞かれる。
地元のアナウンサーといっても、佐藤氏は65歳で清新さはない。
高橋知事の実績で蹴散らせると思っていたらしく、ここにきて焦りまくっている。
ここを落とせば、安倍政権のやりたい放題もこれまでだ。
◆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158523
日刊ゲンダイ 2015年3月31日
◎クラウンに文句 公用車次々乗りかえた石破大臣の“金銭感覚”
庶民には厳しく、自分たちには大アマな安倍内閣の金遣いが明らかになった。
30日の衆院予算委で民主党の玉木雄一郎議員が、閣僚の公用車について質問。
石破茂地方創生担当相が、高級公用車を短期間で乗り換えていた事実を指摘した。
それによると、石破は内閣府が13年11月に購入した公用車のトヨタ「クラウン」を、
たった1年3カ月で“乗り捨て”。
今年2月に月39万円のレンタカー代を支払ってトヨタ「レクサスLS460」
に乗り換えた後、さらに3月、今度はワンランク上の「レクサスLS600HL」
を購入したという。
内閣府の運用ルールでは、大臣の公用車は「12年間使用か、10万キロ走行」
をメドに買い替えるのが一般的で、
わずか1年余りで乗り換えるなんて聞いたことがない。
しかも、クラウンは新車で約500万円で、レクサスはその2倍の約1100万円もする。
庶民はカツカツの生活費で暮らしているのにフザケた金銭感覚ではないか。
予算委で玉木議員に追及された菅官房長官は
「日本の技術力の高さを発信するため。購入前に運転手の習熟度を高めるため、
まずはレンタルにした」などと、意味不明な答弁を繰り返していたが、
まったく説明になっていない。
「石破さんは農相の時、トヨタの最高級車『センチュリー』が公用車だったが、
地方創生相はクラウン。そのため、『なぜセンチュリーじゃないんだ』
とダダをこねたらしい。慌てた内閣府が『LS600HL』の購入を決めたが、
石破さんは納車までの2カ月間がガマンできず、
やむを得ず『LS460』をレンタルしたようです」(永田町事情通)
あらためて玉木議員に聞くと、こう言った。
「国の借金が1000兆円を超える中、政府の要職にある人間は節制に努め、
身を正すべきです。石破大臣は認識が甘いと思います」
庶民には消費税増税や軽自動車税増税を強いておきながら、
自分たちは高級車で贅沢三昧。
公用車なんて全廃するべきだ。
◆https://twitter.com/h_hirano
平野 浩 より抜粋、
#平野 浩 @h_hirano · 17時間前
ハドソン研究所主席研究員日高義樹氏は、
安倍首相のこの時期の訪米に疑問を呈す。
現在ワシントンは米議会とオバマ大統領との対立が激化し、
日米関係どころではない。
既に任期が2年足らずのオバマ氏に
日本の指導者が会って話すメリットはない。
TPP、AIIB、プーチンの難問を突きつけられるだけ。
#平野 浩 @h_hirano · 17時間前
中国の資金は潤沢とされるが、そうではない。
中国事情に詳しい勝又壽良氏の言。
「中国は453兆円の外貨準備があるが、
20年までに240兆円の外貨が流出するといわれている。
したがって、その基盤は脆弱。
そのため中国は水面下で日本に参加を求めたが、
このリスクを日本の加盟で補う戦略である」。
#平野 浩 @h_hirano · 17時間前
中国のAIIB、このまま発足しても大きな弱点を抱えると
高橋洋一氏は指摘。それは格付け問題。
AIIBでは債券を発行するなどして融資資金を調達するが、
日米が参加しないので、ADBのようにトリプルA取得は困難。
そうなると、低い利回りで資金を集められず、資金調達コストが高くなる。
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手前はもちろん、反原発・反TPPの候補者に投票しますよw
勝てるのではないかな。