画は 歌川 國芳 (くによし)
寛政九年(1797)~ 文久元年(1861)
号は一勇齋、朝櫻楼など 作
「浅草金龍山 辯天山 雪中の圖」です。
☆雪止み、晴れ。
まずは、「ロシアの声」3本、
◆http://japanese.ruvr.ru/2015_02_06/282729617/
ロシアの声 6.02.2015,
◎儀式と化した「北方領土の日」
より抜粋、
日本では2月7日は「北方領土の日」とされている。
今年、この日がなぜ特別な意味を持っているのか、
これが露日関係にどう影響するのかについて、
ラジオ「スプートニク」は著名な日本学者で
モスクワ国際関係大学のドミトリー・ストレリツォフ教授へ特別インタビューを試みた。
1855年のこの日、露日は下田市で日露和親条約を結んだ。
この条約は貿易と国境線を定めたもので、
これにより日本は北海道の北の4島を、
ロシアはクリル諸島の残りの島からカムチャッカ半島までを得、
サハリンに関しては共同利用が決まった。
1904-1905年の露日戦争の後、日本はロシアからサハリン島の半分を取り上げ、
第2次世界大戦の後、ロシア(当時のソ連)は島の南半分もクリル諸島全島も取り戻した。
日本はこのことを受け入れようとせず、南クリル諸島の4島の返還を要求している。
この要求は「北方領土の日」に繰り広げられる多数の行事で強化される。
ストレリツォフ氏は、下田条約160周年を迎える今年、
この日は特別な意味をもってくるとして、次のように語っている。
(中略)
-日本人は今、「北方領土」問題にどういう姿勢を現しているか?
「最近、日本の世論調査結果に目を通したが、4島全島を即刻一括返還しろ
という人は少数派だった。大多数は妥協することを支持している。
それに今、より重要なのはプーチン大統領の訪日を実現することで、
もちろん訪日で領土問題に突破口が開けるわけではないことは、みんな理解している。
だが、訪日という事実と訪日準備を基盤とした関係発展は非常に重要だ。
第3に、日本ではこの先どうなるのか、見通しをたてたいという気持ちがある。
欧州はどうなるのか? ロシア経済は、ルーブルは? 多くの人は今、
ロシアの周辺の地政学的、地理経済学的状況が悪化していることから、
ロシアとはこれからしばらくの間、合意に達しやすくなるとの見方を示している。
そしてこうした期待が、ある程度、日本人に抑制をかけている。」
ご参照あれ!
◆http://japanese.ruvr.ru/news/2015_02_06/282712245/
ロシアの声 6.02.2015,
◎義勇軍、米国の兵器を恐れず
米国がウクライナを武器で支援するかも知れない、
とのニュースは、義勇軍を全く不安がらせてはいない。
彼らは、それがウクライナ軍を助けるものではないということを良く知っている。
むしろ反対に、新しい兵器は義勇軍の戦利品になる可能性が高い。
また彼らは、装備よりも士気の方が遥かに重要である、と指摘している。
ドネツク市民は戦争に疲弊している。
しかし、戦闘は続いている。
政府軍とウクライナ東部の親ロシア分離派の戦闘は厳しさを増している。
ウクライナ政府は、先日の戦闘で、自陣に5人の死者、30人の負傷者が出た、
と発表している。 CCTVのドネツク特派員が伝えた。
◆http://japanese.ruvr.ru/2015_02_05/282711754/
ロシアの声 2月 5日 ,
◎合気道は日本よりもロシアで人気
ロシアでは日本の武道を学ぶロシア人が増え続けている。
1990年代初め、ロシアでは長い間禁止されていた武道が人気となり、
様々な武道クラブが発展し、年々人気が高まっていった。
空手の人気を高めたのは、1980年代にロシアの家庭に普及したホーム・ビデオだった。
映像は、多くの若者たちの心に火をつけた。
空手のクラブや団体は、「雨が降った後のキノコ」のように増えた。
指導のレベルは非常に疑わしいものがあったが、当時、
需要は供給をはるかに上回っていた。
空手はファッショナブルなものとなった。そして時の経過と共に、
「みせかけだけのもの」は消え去り、空手に真剣に取り組んでいる団体だけが残った。
ロシアに柔道が入ったのは、空手よりもずいぶん前のことだった。
ロシアにおける柔道の父はワシリー・オシェプコフ。
オシェプコフは、日本で開校された正教会の神学校の卒業生だ。
神学校では柔道が教えられ、オシェプコフは優秀な柔道家のひとりとなった。
1911年10月29日、オシェプコフは試験を受けることを許可され、
嘉納治五郎が創設した講道館に入門した。
1914年、オシェプコフは、ウラジオストクのコラベリナヤ・ナベレジナヤに
柔道クラブを開設した。今そこには太平洋艦隊のスポーツクラブがある。
ウラジオストクでは1915年、そして1917年に柔道の国際大会が開かれ、
オシェプコフの弟子と日本の小樽高等商業学校の学生たちとの試合が開かれた。
その後、柔道は禁止され、そして再び復活した。
近年の柔道人気は、ロシアのプーチン現大統領が柔道家であることと関連している。
合気道がロシアに入ってきたのは比較的最近のことだ。
ロシアにおける合気道の普及に最初に努めた人物が誰なのかは正確にはわかっていない。
しかし、ソ連初の合気道団体を設立したのがヴラジスラフ・ルカヴィシニコフだ
という信頼できる情報は存在している。
ルカヴィシニコフは若かった頃、教師として仕事のためにマリへ派遣され、
そこで合気道を知り、夢中になった。
ルカヴィシニコフは1969年にロシアへ戻り、ロシア初の合気道の団体を設立した。
ルカヴィシニコフの合気道団体は、レニングラード(現サンクトペテルブルグ)にあった。
当時はまだあまり知られていなかった合気道をその時代に始めた人々の多くが今、
自分たちが設立したクラブでコーチとして活躍し続けている。
1980年代半ばから、モスクワ、ハバロフスク、ロストフ・ナ・ドヌーや、
その他の都市、地域にも合気道の団体が設立された。
そして1990年代末までには、様々な流派を継承する合気道の団体が
数十団体にまで増えた。
蛇 勢 館(だせいかん)のイリヤ・トゥマノフ館長は、
ラジオ「スプートニク」の記者に、次のように語った。
「蛇 勢 館という名は、ただ『蛇の力』を意味するだけはなく、
部隊の戦闘力について述べられている中国の古代武将である孫子の『兵法』に由来しています。
『兵法』では、尾を攻撃すれば敵に噛み付き、頭を攻撃すれば敵を尾で打ちのめし、
胴を攻撃すれば同時に噛み付き尾でたたくという蛇が例に挙げられています。
この比喩性が合気道の戦術の基盤にあります。
別の言葉で言えば、蛇 勢 館では、私たちの生徒たちがあらゆる状況において
適切に反応できるように導くことを目指しています。
練習では、自己確立をしようとしたり、自分の技術のほうが優れていることを示そう
とするのではなく、相互の関係の調和や学びあうことが大切とされています。
私たちが『敵』とは言わず、パートナーと呼ぶのには理由があります。
私たちのところへ学びに訪れる人々のモチベーションはそれぞれ異なっていますが、
時にそれが交わることがあります。
合気道はには健康増進の効果もあるとも言われているため、健康のために通う人もいます。
また特に女性の中には、自信をつけたり、体調を維持するために通う人たちもいます。
タバコをやめたいという人もいれば、ただ興味本位で始めたものの、
その後、夢中になったという人たちもいます。」
合気道は、オリンピックの競技種目でもなく、格闘技でもない。
合気道は、肉体的な向上と、精神面の強化を目的とした武道だ。
そのため合気道は、年齢、性別、体格に関係なく誰でも始めることができる。
そのためトゥマノフ館長の教え子たちには、20歳未満の若者もいれば、
50歳以上の大人もいる。教え子たちの練習の目的は異なっているかもしれない。
だが皆が一緒に喜びを感じながら練習している。
ラジオ「スプートニク」の記者は、練習の様子を見学し、蛇 勢 館に通う人々には、
スポーツ的な敵意や攻撃性が一切ないことに気づいた。
それだけではなく、館長の教え子たちの動きは滑らかで、
まるで「踊っている」ようだったという。
トゥマノフ館長はこれについて、次のように語ってくれた。
「これが合気道の本質なのです。それは、私たちがパートナーの働きかけに
力で対抗するのではなく、パートナーの力をそらすということです。
そしてそれは通常、円を描いているかのようです。
これは、対決ではなく、相手の攻撃を感じ、それに加わり、
それを自分にとって有利な軌道に向かわせようとすること…
稽古では技の掛け合いが一定の順番で行われます。
そのため、実際に踊っているように見える部分もあります。」
現在ロシアのほぼ全ての大都市に合気道のクラブがあり、
それぞれのクラブがいずれかの連盟に加入している。
そして日本人の講師たちによる講習会やマスタークラスが定期的に開かれ、
合気道の書籍やビデオなどもたくさん販売されている。
すなわち今は、合気道を学ぶ事について、いかなる障害もない。
加えて合気道は、ロシア連邦における青少年の体育教育発展のための
国家プログラムへの導入が推奨されているスポーツの種目リストにも含まれている。
またロシアでは合気道が、「ストレスのための万能薬」とも呼ばれている。
國芳、二枚目、
「尾上菊五郎」です。
2/22の東京マラソンが要注意のようです、
◆http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3369.html
カレイドスコープ万華鏡 Thu.2015.02.05
◎重要情報/マーティン・ファクラー氏のツイート
より抜粋、
マーティン・ファクラー(Martin Fackler)氏のツイートから、
海外の「目」から安倍内閣を見た場合、どのように映っているか垣間見て見よう。
-----------------------------------------------------------------------
日本語の堪能なニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏が、
今回のISIL(イスラム国)による人質殺害テロを受けて、どんなニュースを拾っているのか。
ファクラー氏は、日本のメディアが、いかに事実を報道していないか厳しく指摘し、
小沢一郎事件についても、官僚機構と一体となった日本のメディアの異常性を
突いている 日本取材歴14年のキャリアを持つ国際ジャーナリストである。
マーティン・ファクラー氏のツイートから。
●Spa! magazine printed list of likely terror targets in Tokyo
週刊SPA!についてファクラー氏がツイートした意味は、
週刊誌でも警告の記事を載せ始めたぞ、という意味だ。
白痴のネット右翼君たちは、いつものように、
都合のいいように解釈して攻撃のネタづくりをしないこと。
君たちネット右翼は、犯罪的な社会のゴミであるという自覚を持たなければならないのだ。
ついでに、SPA!はこんな記事も掲載している。
「ISIS支配地域に“日本人のフリ”をした中国人が押し寄せている!?」
「週刊文春」2月5日号では29歳の日本人女性がイスラム系フランス人夫と
ともに渡航したと報じており、2/3発売の週刊SPA!においても、
日本人構成員についてさらに詳しく掲載している。
だが、さらに仰天するのは「日本人を偽って」渡航する集団がいる可能性があるというのだ。
ISIS支配地域での取材を行ったジャーナリストの鈴木美優氏は、次のように語る。
日刊ゲンダイのこれだね。
「安倍政権揺るがすイスラム国入りした「40人」の不明日本人」
☆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156796
この40人のうちの何人かは「日本人の成りすまし」であって、
内部に潜入してISIL(イスラム国)の戦闘員を唆すかもしれない、ということ。
その際、日本人がやった、と言うかもしれないということね。
もちろん、尖閣を狙って。
(中略)
日本の大手新聞社は、私もまた読んでいるスポーツ・タブロイド紙に書かれているように
安倍晋三の政府に対しておとなしくなってしまった。
●イエス・キリストが今年の東京マラソンでも走ることになっている
東京マラソン大会要項 : 開催日時 2015年(平成27年)2月22日(日)
イエス・キリストそのままか、少なくとも、イエスの格好をした男が走るだろう。
何が言いたくてこのツイートを取り上げたのかというと、
テロへの警戒が必要。キリスト教徒との対立を利用してくる可能性がある。
安倍晋三が執拗に自分の権力欲のために、ISILを挑発しているため、
そういうイメージが必要になってしまったということだね。
ご参照あれ!
◆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156927
日刊ゲンダイ 2015年2月4日
◎国民全員がテロの標的に … 2・18 迫る「悪夢のXデー」
「おまえ(安倍首相)の国民を見つければ、どこにいようと大虐殺を引き起こしていく」――
安倍の不用意な“2億ドル支援演説”のせいで、
いよいよ日本は、イスラム国との“戦い”に巻き込まれてしまった。
日本国民全員がテロの標的という、終わりなき「悪夢」の幕開けだ。
「2月18日に合わせてイスラム国が動く可能性はあります」
(軍事ジャーナリスト・神浦元彰氏)
その日は米ワシントンで、テロ対策の国際会議が開催される予定だ。
安倍首相の出席も取り沙汰されている。
それを狙ってイスラム国が揺さぶりをかけてくる恐れがあるというわけだ。
いくら安倍首相が「空爆には参加しない」「後方支援もしない」と言ったところで、
今や日本は米国を中心とする有志連合と同列、つまりイスラム国の“敵”と見なされている。
「インドネシアやマレーシア、フィリピンなどでは
イスラム国を支持するグループなどが確認されています。海外在留邦人は、
中東だけで1万人近く。世界に約120万人いる日本人が“人質予備群”ともいえます。
そもそもイスラム国には、昨年11月に現地入りしたとみられる20代女性など、
まだ複数の日本人がいるという情報もある。
18日の国際会議に合わせ、新たな殺害予告動画がアップされるかもしれない。
安倍官邸もそれを恐れています」(警察庁事情通)
■22日には東京マラソン開催
間が悪いというか、国際会議直後の22日には、
3万6000人が参加する東京マラソンが開かれる。
「前回大会も、300人近い死傷者が出た13年の米ボストンマラソンの爆弾テロ事件を受け、
大幅に警備を強化して実施された。警視庁は今回、警備をさらに強化、
厳戒態勢で臨むとしています。警備などに当たる人員も前回の5500人から
6000人に増やされる。裏を返せば、それだけ国内テロの危機感が強まっているわけです」
(警察庁事情通=前出)
来年は日本でサミットが開催される。5年後には東京五輪……。
すでに全国各地の空港は対策に追われているが、日本はこの先ずっとテロの恐怖と闘う羽目になった。
「テロは許されない。それは当然ですが、安倍首相は口先だけで、
テロと戦うだけの対策がまるでできていません。
専門家から見れば、電車も地下街も、どこもかしこも隙だらけ。
日本の空港は金属探知機に頼っていますが、それだけで爆弾テロは防げない。
爆弾の成分を検出する専用の機器が必要なことは、米国では“常識”です。
丸腰のまま国民を“戦地”に追いやっているとしか思えない」(神浦元彰氏=前出)
国民全員を危険にさらしておきながら、自分は常にSPにガードされている安倍首相は
「テロの恐怖におびえ、国民の足並みが乱れたら、テロリストの思うつぼ」
と息巻くだけの“無責任男”だ。
國芳、三枚目、
「人かたまって人になる」です。
JEWの戯言ではあるがw
◆http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150205-00014427-president-bus_all
プレジデント 2月5日(木)
◎金融サイクルで判明! ジム・ロジャーズが語る
「今から日本で起きる悲劇」
「安倍首相は日本を破綻させた人物として歴史に名を残す」とまで言い切るのは、
著名投資家のジム・ロジャーズ氏。その根拠は繰り返される金融の「歴史」にある。
■2~4年以内にバブルが起こる
──アベノミクスをどのように評価していますか?
【ジム・ロジャーズ】安倍晋三首相は最後に放った矢が
自分の背中に突き刺さって命取りとなり、日本を破綻させた人物として歴史に名を残す
ことになるでしょう。
自国通貨の価値を下げるなんて、狂気の沙汰としか思えません。
円はここ数年で45~50%も下落していますが、
これは先進国の通貨の動きとしては異常です。
このようなことが起きると国家は崩壊し、時には戦争に発展します。
これまで英国、ドイツ、フランス、イタリア、アルゼンチン、エクアドル、
ジンバブエなど多くの国がこの手法を試みましたが、
成功例は皆無です。米国は2度も失敗しました。
一度目はアメリカ独立革命のとき、大陸会議が
「コンチネンタル」という紙幣を発行したのですが、暴落して紙屑同然になった。
ところが、南北戦争で同じ過ちが繰り返されます。
財政難に陥った南部連合は紙幣を大量に刷りますが、ひどいインフレが起きました。
救済策として綿花で保障しようとしましたが、
大戦に勝利した北軍兵に綿花を焼き払われてしまう。
北軍も、やはり同じ失敗をしています。いわゆる「グリーンバック」という
裏が緑色の紙幣を大量に発行しましたが、価値が大幅に下がってしまった。
──2014年10月31日、日銀の黒田東彦総裁は追加金融緩和策を決定しました。
これを評価する声もありますが。
【ジム・ロジャーズ】短期的には株が上がりますから、投資家にとっては喜ばしいことです。
私も日本株を持っていて、黒田総裁の発表直後にも買い足しました。
底を打ったときと比べると、株価は倍になっています。今後3倍にまで上がるかもしれない。
安倍政権がバブルを起こそうとしているかどうかはわかりませんが、
このままお金を刷り続けるのなら、潜在的には2~4年以内にバブルが起こりうる。
しかし、インフレは国のためにならないことは歴史が証明しています。
「少しくらいは大丈夫」とインフレを容認した結果、どの国も失敗しています。
制御不能なほど勢いづいたインフレを止めるのは非常に難しい。
■外国人、金融関係者、メディアが標的に
──インフレは社会にどのような影響をもたらしますか。
【ジム・ロジャーズ】政府はやがて年金をカットするなどの過酷な政策を実施せざるをえず、
国民を苦しめることになります。歴史を紐解けば、インフレは生活費を上昇させ、
真面目に働いて貯蓄に励む人たちの暮らしを破壊することは明らかです。
そして、彼らの怒りが高まると、深刻な社会不安を招きます。
モラルが低下した人々は安易な解決策を求め、白馬に乗った女性が現れて
「私があなたがたを救う。私に従ってください」と言ってくれるのを待つようになる。
真っ先に非難の矛先が向かうのは外国人です。
「体臭がきつい。食べ物まで臭い」などと言われ始め、それが戦争へとつながっていく。
次のターゲットは銀行で、悪の権化のように言われます。
聖書には、激高したイエスがテーブルをひっくり返して
神殿から両替商を追い出す場面が出てきます。
いつの時代も、生活が悪化すると金融関係者は嫌われる。
メディアも敵視され、「ろくでなしの記者たちが煽るから問題が発生した」と言われ、
これが検閲につながるのです。
インフレで苦しめられた国民がこの3者を責めるという図式は、いつの世にも当てはまります。
──日本が崩壊するシナリオが現実になるのを防ぐには、なにをすべきでしょうか。
【ジム・ロジャーズ】増税ではなく、減税です。
財政支出も大幅に削減しなければダメです。
日本は先進国のなかでも突出して借金を多く抱えています。
しかも少子高齢化で人口は減少している。
このような状況ですべきことは少子化対策か移民の受け入れですが、
日本はそれもやろうとしない。
もし私が日本の若者だったら、外国語を習得して日本脱出に備えます。
もしくは、カラシニコフ銃を手に立ち上がり、革命を起こそうとするかもしれません(笑)。
───簡単に国外へ脱出することのできない人々が実践できる自己防衛策はありますか。
【ジム・ロジャーズ】日本株と外貨を購入すべきです。
私だったら米ドル、香港ドル、人民元を買います。
そして海外に銀行口座を開設すること。
個人も法人も、ある程度の資産を保険として海外で保有したほうがいい。
若い人は絶対に中国語を勉強すべきです。
日本に骨を埋めるつもりなら、農地を買ってトラクターを運転できるようにもなってください。
これからは農業の担い手が不足するので、食糧を生産できる人の将来は安泰です。
かなりのお金儲けが期待できます。中国語の勉強と同じで
、ライバルが少ないうちに始めれば、15年後に農家として大成功したあなたのもとに
「ここで働かせてください」と言ってくる人が現れますよ。
----------
Jim Rogers(ジム・ロジャーズ)
米国アラバマ州出身。イェール大学卒、オックスフォード大学ベリオールカレッジ修了。
ジョージ・ソロスと投資会社クォンタム・ファンドを設立し、驚異的なリターンを上げる。
37歳で引退し、世界を旅する。2007年、一家でシンガポールへ移住。
著書に『中国の時代』『ストリート・スマート』がある。
↑
海外では、安倍と黒田は「狂気のコンビ」といはれておるとかw
隷米売国・国富蕩尽政策の極みが「アホノミクス」ですから。
こいつら、日本人ではないのでは?
寛政九年(1797)~ 文久元年(1861)
号は一勇齋、朝櫻楼など 作
「浅草金龍山 辯天山 雪中の圖」です。
☆雪止み、晴れ。
まずは、「ロシアの声」3本、
◆http://japanese.ruvr.ru/2015_02_06/282729617/
ロシアの声 6.02.2015,
◎儀式と化した「北方領土の日」
より抜粋、
日本では2月7日は「北方領土の日」とされている。
今年、この日がなぜ特別な意味を持っているのか、
これが露日関係にどう影響するのかについて、
ラジオ「スプートニク」は著名な日本学者で
モスクワ国際関係大学のドミトリー・ストレリツォフ教授へ特別インタビューを試みた。
1855年のこの日、露日は下田市で日露和親条約を結んだ。
この条約は貿易と国境線を定めたもので、
これにより日本は北海道の北の4島を、
ロシアはクリル諸島の残りの島からカムチャッカ半島までを得、
サハリンに関しては共同利用が決まった。
1904-1905年の露日戦争の後、日本はロシアからサハリン島の半分を取り上げ、
第2次世界大戦の後、ロシア(当時のソ連)は島の南半分もクリル諸島全島も取り戻した。
日本はこのことを受け入れようとせず、南クリル諸島の4島の返還を要求している。
この要求は「北方領土の日」に繰り広げられる多数の行事で強化される。
ストレリツォフ氏は、下田条約160周年を迎える今年、
この日は特別な意味をもってくるとして、次のように語っている。
(中略)
-日本人は今、「北方領土」問題にどういう姿勢を現しているか?
「最近、日本の世論調査結果に目を通したが、4島全島を即刻一括返還しろ
という人は少数派だった。大多数は妥協することを支持している。
それに今、より重要なのはプーチン大統領の訪日を実現することで、
もちろん訪日で領土問題に突破口が開けるわけではないことは、みんな理解している。
だが、訪日という事実と訪日準備を基盤とした関係発展は非常に重要だ。
第3に、日本ではこの先どうなるのか、見通しをたてたいという気持ちがある。
欧州はどうなるのか? ロシア経済は、ルーブルは? 多くの人は今、
ロシアの周辺の地政学的、地理経済学的状況が悪化していることから、
ロシアとはこれからしばらくの間、合意に達しやすくなるとの見方を示している。
そしてこうした期待が、ある程度、日本人に抑制をかけている。」
ご参照あれ!
◆http://japanese.ruvr.ru/news/2015_02_06/282712245/
ロシアの声 6.02.2015,
◎義勇軍、米国の兵器を恐れず
米国がウクライナを武器で支援するかも知れない、
とのニュースは、義勇軍を全く不安がらせてはいない。
彼らは、それがウクライナ軍を助けるものではないということを良く知っている。
むしろ反対に、新しい兵器は義勇軍の戦利品になる可能性が高い。
また彼らは、装備よりも士気の方が遥かに重要である、と指摘している。
ドネツク市民は戦争に疲弊している。
しかし、戦闘は続いている。
政府軍とウクライナ東部の親ロシア分離派の戦闘は厳しさを増している。
ウクライナ政府は、先日の戦闘で、自陣に5人の死者、30人の負傷者が出た、
と発表している。 CCTVのドネツク特派員が伝えた。
◆http://japanese.ruvr.ru/2015_02_05/282711754/
ロシアの声 2月 5日 ,
◎合気道は日本よりもロシアで人気
ロシアでは日本の武道を学ぶロシア人が増え続けている。
1990年代初め、ロシアでは長い間禁止されていた武道が人気となり、
様々な武道クラブが発展し、年々人気が高まっていった。
空手の人気を高めたのは、1980年代にロシアの家庭に普及したホーム・ビデオだった。
映像は、多くの若者たちの心に火をつけた。
空手のクラブや団体は、「雨が降った後のキノコ」のように増えた。
指導のレベルは非常に疑わしいものがあったが、当時、
需要は供給をはるかに上回っていた。
空手はファッショナブルなものとなった。そして時の経過と共に、
「みせかけだけのもの」は消え去り、空手に真剣に取り組んでいる団体だけが残った。
ロシアに柔道が入ったのは、空手よりもずいぶん前のことだった。
ロシアにおける柔道の父はワシリー・オシェプコフ。
オシェプコフは、日本で開校された正教会の神学校の卒業生だ。
神学校では柔道が教えられ、オシェプコフは優秀な柔道家のひとりとなった。
1911年10月29日、オシェプコフは試験を受けることを許可され、
嘉納治五郎が創設した講道館に入門した。
1914年、オシェプコフは、ウラジオストクのコラベリナヤ・ナベレジナヤに
柔道クラブを開設した。今そこには太平洋艦隊のスポーツクラブがある。
ウラジオストクでは1915年、そして1917年に柔道の国際大会が開かれ、
オシェプコフの弟子と日本の小樽高等商業学校の学生たちとの試合が開かれた。
その後、柔道は禁止され、そして再び復活した。
近年の柔道人気は、ロシアのプーチン現大統領が柔道家であることと関連している。
合気道がロシアに入ってきたのは比較的最近のことだ。
ロシアにおける合気道の普及に最初に努めた人物が誰なのかは正確にはわかっていない。
しかし、ソ連初の合気道団体を設立したのがヴラジスラフ・ルカヴィシニコフだ
という信頼できる情報は存在している。
ルカヴィシニコフは若かった頃、教師として仕事のためにマリへ派遣され、
そこで合気道を知り、夢中になった。
ルカヴィシニコフは1969年にロシアへ戻り、ロシア初の合気道の団体を設立した。
ルカヴィシニコフの合気道団体は、レニングラード(現サンクトペテルブルグ)にあった。
当時はまだあまり知られていなかった合気道をその時代に始めた人々の多くが今、
自分たちが設立したクラブでコーチとして活躍し続けている。
1980年代半ばから、モスクワ、ハバロフスク、ロストフ・ナ・ドヌーや、
その他の都市、地域にも合気道の団体が設立された。
そして1990年代末までには、様々な流派を継承する合気道の団体が
数十団体にまで増えた。
蛇 勢 館(だせいかん)のイリヤ・トゥマノフ館長は、
ラジオ「スプートニク」の記者に、次のように語った。
「蛇 勢 館という名は、ただ『蛇の力』を意味するだけはなく、
部隊の戦闘力について述べられている中国の古代武将である孫子の『兵法』に由来しています。
『兵法』では、尾を攻撃すれば敵に噛み付き、頭を攻撃すれば敵を尾で打ちのめし、
胴を攻撃すれば同時に噛み付き尾でたたくという蛇が例に挙げられています。
この比喩性が合気道の戦術の基盤にあります。
別の言葉で言えば、蛇 勢 館では、私たちの生徒たちがあらゆる状況において
適切に反応できるように導くことを目指しています。
練習では、自己確立をしようとしたり、自分の技術のほうが優れていることを示そう
とするのではなく、相互の関係の調和や学びあうことが大切とされています。
私たちが『敵』とは言わず、パートナーと呼ぶのには理由があります。
私たちのところへ学びに訪れる人々のモチベーションはそれぞれ異なっていますが、
時にそれが交わることがあります。
合気道はには健康増進の効果もあるとも言われているため、健康のために通う人もいます。
また特に女性の中には、自信をつけたり、体調を維持するために通う人たちもいます。
タバコをやめたいという人もいれば、ただ興味本位で始めたものの、
その後、夢中になったという人たちもいます。」
合気道は、オリンピックの競技種目でもなく、格闘技でもない。
合気道は、肉体的な向上と、精神面の強化を目的とした武道だ。
そのため合気道は、年齢、性別、体格に関係なく誰でも始めることができる。
そのためトゥマノフ館長の教え子たちには、20歳未満の若者もいれば、
50歳以上の大人もいる。教え子たちの練習の目的は異なっているかもしれない。
だが皆が一緒に喜びを感じながら練習している。
ラジオ「スプートニク」の記者は、練習の様子を見学し、蛇 勢 館に通う人々には、
スポーツ的な敵意や攻撃性が一切ないことに気づいた。
それだけではなく、館長の教え子たちの動きは滑らかで、
まるで「踊っている」ようだったという。
トゥマノフ館長はこれについて、次のように語ってくれた。
「これが合気道の本質なのです。それは、私たちがパートナーの働きかけに
力で対抗するのではなく、パートナーの力をそらすということです。
そしてそれは通常、円を描いているかのようです。
これは、対決ではなく、相手の攻撃を感じ、それに加わり、
それを自分にとって有利な軌道に向かわせようとすること…
稽古では技の掛け合いが一定の順番で行われます。
そのため、実際に踊っているように見える部分もあります。」
現在ロシアのほぼ全ての大都市に合気道のクラブがあり、
それぞれのクラブがいずれかの連盟に加入している。
そして日本人の講師たちによる講習会やマスタークラスが定期的に開かれ、
合気道の書籍やビデオなどもたくさん販売されている。
すなわち今は、合気道を学ぶ事について、いかなる障害もない。
加えて合気道は、ロシア連邦における青少年の体育教育発展のための
国家プログラムへの導入が推奨されているスポーツの種目リストにも含まれている。
またロシアでは合気道が、「ストレスのための万能薬」とも呼ばれている。
國芳、二枚目、
「尾上菊五郎」です。
2/22の東京マラソンが要注意のようです、
◆http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3369.html
カレイドスコープ万華鏡 Thu.2015.02.05
◎重要情報/マーティン・ファクラー氏のツイート
より抜粋、
マーティン・ファクラー(Martin Fackler)氏のツイートから、
海外の「目」から安倍内閣を見た場合、どのように映っているか垣間見て見よう。
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日本語の堪能なニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏が、
今回のISIL(イスラム国)による人質殺害テロを受けて、どんなニュースを拾っているのか。
ファクラー氏は、日本のメディアが、いかに事実を報道していないか厳しく指摘し、
小沢一郎事件についても、官僚機構と一体となった日本のメディアの異常性を
突いている 日本取材歴14年のキャリアを持つ国際ジャーナリストである。
マーティン・ファクラー氏のツイートから。
●Spa! magazine printed list of likely terror targets in Tokyo
週刊SPA!についてファクラー氏がツイートした意味は、
週刊誌でも警告の記事を載せ始めたぞ、という意味だ。
白痴のネット右翼君たちは、いつものように、
都合のいいように解釈して攻撃のネタづくりをしないこと。
君たちネット右翼は、犯罪的な社会のゴミであるという自覚を持たなければならないのだ。
ついでに、SPA!はこんな記事も掲載している。
「ISIS支配地域に“日本人のフリ”をした中国人が押し寄せている!?」
「週刊文春」2月5日号では29歳の日本人女性がイスラム系フランス人夫と
ともに渡航したと報じており、2/3発売の週刊SPA!においても、
日本人構成員についてさらに詳しく掲載している。
だが、さらに仰天するのは「日本人を偽って」渡航する集団がいる可能性があるというのだ。
ISIS支配地域での取材を行ったジャーナリストの鈴木美優氏は、次のように語る。
日刊ゲンダイのこれだね。
「安倍政権揺るがすイスラム国入りした「40人」の不明日本人」
☆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156796
この40人のうちの何人かは「日本人の成りすまし」であって、
内部に潜入してISIL(イスラム国)の戦闘員を唆すかもしれない、ということ。
その際、日本人がやった、と言うかもしれないということね。
もちろん、尖閣を狙って。
(中略)
日本の大手新聞社は、私もまた読んでいるスポーツ・タブロイド紙に書かれているように
安倍晋三の政府に対しておとなしくなってしまった。
●イエス・キリストが今年の東京マラソンでも走ることになっている
東京マラソン大会要項 : 開催日時 2015年(平成27年)2月22日(日)
イエス・キリストそのままか、少なくとも、イエスの格好をした男が走るだろう。
何が言いたくてこのツイートを取り上げたのかというと、
テロへの警戒が必要。キリスト教徒との対立を利用してくる可能性がある。
安倍晋三が執拗に自分の権力欲のために、ISILを挑発しているため、
そういうイメージが必要になってしまったということだね。
ご参照あれ!
◆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156927
日刊ゲンダイ 2015年2月4日
◎国民全員がテロの標的に … 2・18 迫る「悪夢のXデー」
「おまえ(安倍首相)の国民を見つければ、どこにいようと大虐殺を引き起こしていく」――
安倍の不用意な“2億ドル支援演説”のせいで、
いよいよ日本は、イスラム国との“戦い”に巻き込まれてしまった。
日本国民全員がテロの標的という、終わりなき「悪夢」の幕開けだ。
「2月18日に合わせてイスラム国が動く可能性はあります」
(軍事ジャーナリスト・神浦元彰氏)
その日は米ワシントンで、テロ対策の国際会議が開催される予定だ。
安倍首相の出席も取り沙汰されている。
それを狙ってイスラム国が揺さぶりをかけてくる恐れがあるというわけだ。
いくら安倍首相が「空爆には参加しない」「後方支援もしない」と言ったところで、
今や日本は米国を中心とする有志連合と同列、つまりイスラム国の“敵”と見なされている。
「インドネシアやマレーシア、フィリピンなどでは
イスラム国を支持するグループなどが確認されています。海外在留邦人は、
中東だけで1万人近く。世界に約120万人いる日本人が“人質予備群”ともいえます。
そもそもイスラム国には、昨年11月に現地入りしたとみられる20代女性など、
まだ複数の日本人がいるという情報もある。
18日の国際会議に合わせ、新たな殺害予告動画がアップされるかもしれない。
安倍官邸もそれを恐れています」(警察庁事情通)
■22日には東京マラソン開催
間が悪いというか、国際会議直後の22日には、
3万6000人が参加する東京マラソンが開かれる。
「前回大会も、300人近い死傷者が出た13年の米ボストンマラソンの爆弾テロ事件を受け、
大幅に警備を強化して実施された。警視庁は今回、警備をさらに強化、
厳戒態勢で臨むとしています。警備などに当たる人員も前回の5500人から
6000人に増やされる。裏を返せば、それだけ国内テロの危機感が強まっているわけです」
(警察庁事情通=前出)
来年は日本でサミットが開催される。5年後には東京五輪……。
すでに全国各地の空港は対策に追われているが、日本はこの先ずっとテロの恐怖と闘う羽目になった。
「テロは許されない。それは当然ですが、安倍首相は口先だけで、
テロと戦うだけの対策がまるでできていません。
専門家から見れば、電車も地下街も、どこもかしこも隙だらけ。
日本の空港は金属探知機に頼っていますが、それだけで爆弾テロは防げない。
爆弾の成分を検出する専用の機器が必要なことは、米国では“常識”です。
丸腰のまま国民を“戦地”に追いやっているとしか思えない」(神浦元彰氏=前出)
国民全員を危険にさらしておきながら、自分は常にSPにガードされている安倍首相は
「テロの恐怖におびえ、国民の足並みが乱れたら、テロリストの思うつぼ」
と息巻くだけの“無責任男”だ。
國芳、三枚目、
「人かたまって人になる」です。
JEWの戯言ではあるがw
◆http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150205-00014427-president-bus_all
プレジデント 2月5日(木)
◎金融サイクルで判明! ジム・ロジャーズが語る
「今から日本で起きる悲劇」
「安倍首相は日本を破綻させた人物として歴史に名を残す」とまで言い切るのは、
著名投資家のジム・ロジャーズ氏。その根拠は繰り返される金融の「歴史」にある。
■2~4年以内にバブルが起こる
──アベノミクスをどのように評価していますか?
【ジム・ロジャーズ】安倍晋三首相は最後に放った矢が
自分の背中に突き刺さって命取りとなり、日本を破綻させた人物として歴史に名を残す
ことになるでしょう。
自国通貨の価値を下げるなんて、狂気の沙汰としか思えません。
円はここ数年で45~50%も下落していますが、
これは先進国の通貨の動きとしては異常です。
このようなことが起きると国家は崩壊し、時には戦争に発展します。
これまで英国、ドイツ、フランス、イタリア、アルゼンチン、エクアドル、
ジンバブエなど多くの国がこの手法を試みましたが、
成功例は皆無です。米国は2度も失敗しました。
一度目はアメリカ独立革命のとき、大陸会議が
「コンチネンタル」という紙幣を発行したのですが、暴落して紙屑同然になった。
ところが、南北戦争で同じ過ちが繰り返されます。
財政難に陥った南部連合は紙幣を大量に刷りますが、ひどいインフレが起きました。
救済策として綿花で保障しようとしましたが、
大戦に勝利した北軍兵に綿花を焼き払われてしまう。
北軍も、やはり同じ失敗をしています。いわゆる「グリーンバック」という
裏が緑色の紙幣を大量に発行しましたが、価値が大幅に下がってしまった。
──2014年10月31日、日銀の黒田東彦総裁は追加金融緩和策を決定しました。
これを評価する声もありますが。
【ジム・ロジャーズ】短期的には株が上がりますから、投資家にとっては喜ばしいことです。
私も日本株を持っていて、黒田総裁の発表直後にも買い足しました。
底を打ったときと比べると、株価は倍になっています。今後3倍にまで上がるかもしれない。
安倍政権がバブルを起こそうとしているかどうかはわかりませんが、
このままお金を刷り続けるのなら、潜在的には2~4年以内にバブルが起こりうる。
しかし、インフレは国のためにならないことは歴史が証明しています。
「少しくらいは大丈夫」とインフレを容認した結果、どの国も失敗しています。
制御不能なほど勢いづいたインフレを止めるのは非常に難しい。
■外国人、金融関係者、メディアが標的に
──インフレは社会にどのような影響をもたらしますか。
【ジム・ロジャーズ】政府はやがて年金をカットするなどの過酷な政策を実施せざるをえず、
国民を苦しめることになります。歴史を紐解けば、インフレは生活費を上昇させ、
真面目に働いて貯蓄に励む人たちの暮らしを破壊することは明らかです。
そして、彼らの怒りが高まると、深刻な社会不安を招きます。
モラルが低下した人々は安易な解決策を求め、白馬に乗った女性が現れて
「私があなたがたを救う。私に従ってください」と言ってくれるのを待つようになる。
真っ先に非難の矛先が向かうのは外国人です。
「体臭がきつい。食べ物まで臭い」などと言われ始め、それが戦争へとつながっていく。
次のターゲットは銀行で、悪の権化のように言われます。
聖書には、激高したイエスがテーブルをひっくり返して
神殿から両替商を追い出す場面が出てきます。
いつの時代も、生活が悪化すると金融関係者は嫌われる。
メディアも敵視され、「ろくでなしの記者たちが煽るから問題が発生した」と言われ、
これが検閲につながるのです。
インフレで苦しめられた国民がこの3者を責めるという図式は、いつの世にも当てはまります。
──日本が崩壊するシナリオが現実になるのを防ぐには、なにをすべきでしょうか。
【ジム・ロジャーズ】増税ではなく、減税です。
財政支出も大幅に削減しなければダメです。
日本は先進国のなかでも突出して借金を多く抱えています。
しかも少子高齢化で人口は減少している。
このような状況ですべきことは少子化対策か移民の受け入れですが、
日本はそれもやろうとしない。
もし私が日本の若者だったら、外国語を習得して日本脱出に備えます。
もしくは、カラシニコフ銃を手に立ち上がり、革命を起こそうとするかもしれません(笑)。
───簡単に国外へ脱出することのできない人々が実践できる自己防衛策はありますか。
【ジム・ロジャーズ】日本株と外貨を購入すべきです。
私だったら米ドル、香港ドル、人民元を買います。
そして海外に銀行口座を開設すること。
個人も法人も、ある程度の資産を保険として海外で保有したほうがいい。
若い人は絶対に中国語を勉強すべきです。
日本に骨を埋めるつもりなら、農地を買ってトラクターを運転できるようにもなってください。
これからは農業の担い手が不足するので、食糧を生産できる人の将来は安泰です。
かなりのお金儲けが期待できます。中国語の勉強と同じで
、ライバルが少ないうちに始めれば、15年後に農家として大成功したあなたのもとに
「ここで働かせてください」と言ってくる人が現れますよ。
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Jim Rogers(ジム・ロジャーズ)
米国アラバマ州出身。イェール大学卒、オックスフォード大学ベリオールカレッジ修了。
ジョージ・ソロスと投資会社クォンタム・ファンドを設立し、驚異的なリターンを上げる。
37歳で引退し、世界を旅する。2007年、一家でシンガポールへ移住。
著書に『中国の時代』『ストリート・スマート』がある。
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海外では、安倍と黒田は「狂気のコンビ」といはれておるとかw
隷米売国・国富蕩尽政策の極みが「アホノミクス」ですから。
こいつら、日本人ではないのでは?